1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/21(木) 17:46:12.56 ID:6z0/4MBDO
アスカ「何それ?」

シンジ「作って置くと色々便利なんだよ」コトコト…

アスカ「ふ~ん、そうなんだ」クンクン

アスカ Σ「てゆーか、くっさいわよそれ」パタパタ!

シンジ「ははは、仕方がないよ、スルメとかホタテ貝柱とか入ってるからね」コトコト…

アスカ「美味しいのそれ?」

シンジ「もちろんだよ」

シンジ「炒め物とかスープとか色々使えるんだ」

アスカ「ふ~ん…ま、美味しければ何でもいいけど…」

アスカ「ご飯出来たら呼んでよね、あたしゲームしてるから」スタスタ

シンジ「わかったよ」バサバサグルグル

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1361436372

引用元: アスカ「あんた、何作ってんのよ?」 シンジ「えと、塩ダレだよ」 

 

2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/21(木) 18:01:12.78 ID:6z0/4MBDO
シンジ「後はキレイに濾してっと…」ジャー…

シンジ「よし!タレは出来た!」

シンジ「残ったダシ殻は刻んで佃煮にしよう、
     ミサトさんのおつまみになるし、
     ご飯や弁当のおかずにもなるしね」トントン

━━━数10分後━━━

シンジ「アスカ~ご飯だよ~!」

アスカ「ア~イ…」ピコピコ…

プシュー タッダイマァ~! ピシャー

シンジ「あ、ミサトさんお帰りなさい」カチャカチャ

ミサト「わぉ~良い匂~い!今夜のご飯はなんじゃらほいっ♪」

4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/21(木) 18:38:02.98 ID:6z0/4MBDO
シンジ「今夜はレバニラ炒めとワカメと卵のスープ、海老焼売とちょっとした佃煮です」

ミサト「おおー!レバニラ炒め大好きよん♪」


アスカ スタスタ「お腹減った~!」ガタッ

アスカ Σ「なっ!?」ビクッ!

ミサト「ん?どしたのアスカ」

アスカ「レ・レバー・・・・」ピクピク

ミサト「あら~もしかして、レバー嫌いなの?」

アスカ「う、うん…」コクン

アスカ「あの臭いとモッサリとした食感…口の中全体にまとわりつく感じが…無理…」ピクピク

ミサト「えぇ~!美味しいわよ~、あたしは好きだけどね~」

シンジ「大丈夫だよアスカ、絶対食べれるよ」ニコッ

アスカ「うう~…」タジッ

ミサト「さ!食べましょ!お腹ペコペコだし♪」

イタダキマース!


5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/21(木) 18:51:41.23 ID:6z0/4MBDO
ミサト「どれ、まずはレバニラ炒めを…」アング…モグモグ

ミサト「ひょえぇぇぇ!!すんごく美味しいじゃない!!」ヒョイパクヒョイパク!モグモグ!

ミサト「シンちゃん!ビールビール!」

シンジ「あ、すみません!出すの忘れてました!」ガチャ コトッ

ミサト カシュッ!ングッ!ングッ!ダン!!「ぷはぁぁぁ~!くぅぅぅ~~!」グイッ

ミサト「絶品レバニラ炒めにビールと来りゃ堪らない組み合わせねぇぇぇ~♪」

シンジ「ありがとうございます」ニコッ

ミサト「ほんとシンちゃん天才よぉ~♪」

アスカ「むぅ~…」

6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/21(木) 19:03:53.07 ID:6z0/4MBDO
シンジ「さ、アスカも食べてごらんよ」

アスカ「うっ…」タジタジ

シンジ「大丈夫だからさ」ニコニコ

アスカ「あんたのその笑顔、悪魔の微笑みに見えるわ…」

ミサト「食べてみなさいよアスカ!ほんと美味しいからっ♪」

アスカ「うう~…」

シンジ・ミサト「「ほら、さぁ~」」


アスカ「~~~~~!わかったわ!食べるわ!食べればいいんでしょ!!」

アスカ「うう~~…」オソルオソル…

パクッ………サク…プリッ…トロッ…ホアァァン…モグ…モグ…モグモグ…ゴクン…

アスカ「なにこれ…………」

シンジ「ふふっ」ニコニコ

アスカ「あんたあたしをバカにしてるんでしょ!!これレバーじゃないわよ!!」

シンジ「正真正銘、本物の豚レバーだよ」ニコニコ

7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/21(木) 19:18:10.26 ID:6z0/4MBDO
アスカ「ウソ!!ウソに決まってるわ!!」ヒョイパクヒョイパクモグモグ

アスカ「全然臭くないし、モサモサしてないし、サクプリでジューシーじゃない!!」ガツガツムシャムシャ

シンジ「どうだい?美味しかったでしょ?」ニコニコ



アスカ「………いわよ…」ボソ

シンジ「ん?」

アスカ「美味しいって言ってんの!!文句ある!?」ダン!

アスカ「バカシンジのクセにふざけんじゃないわよ!なんでこんなに料理が上手いのよ!」ムシャムシャガツガツ

ミサト「うふふ♪素直なのか素直じゃないのか分かんないわね~」ケラケラ

アスカ「うっさいわね~ミサトは黙って飲んでなさいよ!」ムー


10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/21(木) 19:30:38.88 ID:6z0/4MBDO
ミサト「海老焼売も美味しいわね~♪」

シンジ「あ、それは冷凍です」

ミサト「あらっ」ガクッ

アスカ「このスープも美味いじゃないの」ズズッ

シンジ「それは、鶏ガラでダシを取った後に、
     さっき作った塩ダレを使ったんだよ、
     レバニラの味付けもそれだよ」

アスカ「へぇ~ほんとに色々使えるのね~」カンシン

ミサト「この佃煮良い味してるわね~」モグモググビグビ

シンジ「それは塩ダレを作った時に出たダシ殻を使ったんですよ」

シンジ「旨味がまだ残ってますからね、捨てるのは勿体無いですし」

ミサト「さすがね~、お嫁に欲しいわ♪」

シンジ ブッ「意味わかんない事言わないでくださいよ」

12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/21(木) 19:52:45.21 ID:6z0/4MBDO
ゴチソーサマデシタ!

アスカ「はぁ~わらわは満腹じゃ♪」ポンポン

シンジ「苦手なレバー克服出来たね」ニコニコ

アスカ「そうね、あんなに美味しいなんて信じられなかったわ~」

シンジ「鮮度が悪いと臭みが出るし、食感も悪くなるんだよ、
     アスカが過去に食べたのは多分それだね」

シンジ「僕はお肉屋さんに、落としたての良い物を頼んでたからさ、
     入荷したら連絡貰えるようにしてたんだ」

アスカ「シンジってマメねぇ~」

ミサト ベロン「シ~ンぢゃんっ!あいじでるわょぉ~~♪」ギュ~~

シンジ「うわっ!!ミサトさん飲み過ぎですよ!!」ジタバタ!

アスカ「ちょっ!?ミサト!!は~な~れ~な~さい!!」グイグイ!

ミサト「あ~~!アスカのケチんぼ~~!いいじゃな~い、
     少しぐらいわけてくれたってぇ~~」ベロベロ

シンジ「いいから早くお風呂に入ってください!」

ミサト スクッ!「了解!葛城ミサト!お風呂に入るでありま~す!」ビシッ!

フラフラ~

ミサト クルッ「やっぱ寝る」ガラッ ピシャ ドタン!

アスカ「しよーがないわね~酔っぱらいは~」

15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/21(木) 20:48:01.39 ID:6z0/4MBDO
シンジ「大人は色々大変なんだよ…」

アスカ「あたしらだって大変じゃん!」

シンジ「あはは、それもそうだね」

アタシオフロハイッテクルワ~
ボクハカタヅケ~カチャカチャ




━━━お風呂━━━

チャポ~ン

アスカ「ふ~…シンジって主夫の鏡みたいだわ…」チャポッ

アスカ「掃除洗濯炊事…かなりの高レベルでこなすし…」

アスカ「…割と顔も良いし、優しいし……バカだけど…」ブクブク…

アスカ(結婚とかしたら、あたしがバリバリ稼いで、シンジが家を守る形になるのかな~…)

アスカ ザバッ!!「結婚!!あたしは何を考えてんのよ!?///」

アスカ ザブン!ブクブク…(そんなの…あるわけないじゃない…)

18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/21(木) 23:29:43.46 ID:6z0/4MBDO
アスカ「シンジ……あたしの事、どう思ってるのかな……」チャポン





━━━リビング━━━

アスカ「ふあぁ~~…のぼせたぁぁ~…」パタパタ

シンジ「あんまり長風呂するからだよ~」パタパタ

アスカ「シンジ~~いつもの~~」

シンジ「ほらこれ、飲みなよ」カラン…

アスカ「ありがと…」チュ~~…

アスカ「ぷはぁ~~♪生き返ったわ~♪」カラン

シンジ「しよーがないなぁもう…」





今日はここまでです(*_ _)ペコリ


21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/22(金) 11:05:53.82 ID:4+emBwKDO
アスカ「ねぇシンジ…」

シンジ「何?」



アスカ「…呼んで見ただけ」

シンジ「何だよそれww」



シンジ「テレビつまんないね」

アスカ「そーね、ゲームしよ」カチャカチャ

シンジ「やだよ、アスカ自分が勝てるゲームしかやんないし、
     たまに僕が勝つと怒るし…だからやんない」

アスカ「え~つまんない!つまんない!」バタバタ

シンジ「ごめんアスカ…僕、宿題やんなきゃ…」

アスカ「ぶぅ~~…いいわよ1人で遊ぶから」プィッ

~~~~~~~~~~~~~~

ショーリューケン!!バシシ!!アゥッアゥアゥアゥ…ユーウイン!!


アスカ「…………飽きた」

アスカ「暇だわ……」

22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/22(金) 11:30:48.85 ID:4+emBwKDO
スタスタ…ピタ……ススス…|д・)ジー…

シンジ「…」カリカリ…

アスカ(むっふ…超~集中してるわww)ソロ~リ…

アスカ(……)ソロ~リ ソロ~リ

シンジ「………」カリカリ

アスカ すぅ~…「わっ!!」バッ!

シンジ「うわあああああ!!」ガタッガタッ!

アスカ「きゃーっはっはっはっ!wwwwww」バンバン!

アスカ「大成功よ!ふっくひひwwwwww」バンバン!

シンジ「ひどいやアスカ!!心臓が止まるかと思ったよ!!」ドキドキドキドキ

シンジ「自分が暇だからって、僕を脅かしに来るなんて!」プンプン

アスカ「ごめんごめんwwもうしないから、許してよ~ww」ハァ~オナカイタイww

シンジ「邪魔しないで部屋に行ってよ!」ガタッ カリカリ…

アスカ「は~い……」

23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/22(金) 11:54:14.21 ID:4+emBwKDO
シンジ「……」カリカリ

アスカ「……」

シンジ「……」カリカリ

アスカ「……」ファ~…

シンジ「……」カリカリ

アスカ「((ノ`ェヾ))モチョモチョ」

シンジ「……」カリカリ

アスカ「……」トサッ…zzzzz…

25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/22(金) 13:16:04.38 ID:4+emBwKDO
━━━翌朝━━━

アスカ「ふぁ…ああ~っ…ふぇ~~」ムニャ…

アスカ「あ~よく寝た…」ゴシゴシ…

アスカ「……ん?」キョロキョロ…

アスカ「なっ!?」ガバッ!!



シンジ「♪~」トントン…コトコト…

アスカ「……おはよ…//」

シンジ「あ、おはようアスカ、もう少しで朝ごはん出来るから、待っててよ」

アスカ「あの…シンジごめん…布団占領しちゃって…///」モジモジ…

アスカ「起こしてくれたら良かったのに…//」

シンジ「気にしないでよ、僕はリビングで寝たからww」

アスカ「そうだったんだ…(一緒に寝てくれたら良かったのに…///)」

シンジ「あんまり気持ち良さそうに寝てたから、起こせなかったよww」


30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/22(金) 15:10:21.29 ID:4+emBwKDO
シンジ「そうだ、ミサトさん起こしてよ、ご飯だから」カチャカチャ

アスカ「わかったー」スタスタ

アスカ ガラッ「ミサト!起きなさいよ!朝ごはんよ!」



アスカ「 」ピシャ…スタスタ

アスカ「ムリだって」

シンジ「また二日酔いだよ…まあ休みだからいいけど…」

アスカ「食べましょ!お腹空いたわ!」

シンジ「そうしようか」

31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/22(金) 15:23:58.94 ID:4+emBwKDO
━━━食後━━━

アスカ ズズ…「ふ~」コト

アスカ「和の食事の後はほうじ茶に限るわね~」

シンジ「うん」ニコ


シンジ「さて今日は何しようかな~」

シンジ「普段出来ない所の掃除を徹底的にやるかな」

アスカ「……あんたちょっと、せっかくの日曜日よ?」

アスカ「掃除を徹底的にとか、中学生の発想じゃないわよ!」

アスカ「…暇があるなら、あたしに付き合いなさいよ…//」

シンジ「う、うん…いいけど…」

シンジ「どこ行くのさ?」

アスカ「それはその、あれよ!映画とか買い物とか食事とかよ!」

シンジ「はは、まるでデートみたいだね」

アスカ「~~~~~!///」

アスカ「な、なんでもいいから、行くわよ!!///」

シンジ「わかったよ、じゃ着替えようか」ニコ

アスカ「う、うん…///」

32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/22(金) 16:58:25.46 ID:4+emBwKDO
━━━市内 某ファミレス━━━

シンジ「映画、面白かったな~」

アスカ「そうね~」

シンジ「そうだ、何食べる?」

アスカ「あたしハンバーグ!」

シンジ「アスカはハンバーグがホント好きだな~、じゃ僕カルボナーラにしよ…」

カチャカチャ モグモグ…

アスカ「あんまり美味しくないわね…」モグモグ

シンジ「ファミレスはこんなものだよww」クルクル、パク

アスカ(シンジのハンバーグの方がよっぽど美味しいわ…)モグモグ




━━━ショッピングモール━━━

アスカ「あ、これ可愛いかも…」

アスカ「ちょっと試着してみる!」



アスカ「どうよ?」クルリン♪

シンジ「いいね!似合うと思うよ!(ヤバイ!可愛すぎる!///)」

アスカ「ホント!?じゃこれ買う!///」

~~~~~~~~~

アスカ「ん?このサングラス、司令のに似てるわねww」

シンジ「どれどれ…」スチャッ

シンジ「問題ない…」クイッ

アスカ「ぶ~~!ww似てないわよ!wwww」ケラケラ


33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/22(金) 17:01:27.56 ID:4+emBwKDO
~~~~~~~~~

アスカ「おお…新作ゲームが出てるわ!」ワクテカ

シンジ「少しは僕でも出来そうなゲーム無いかな~?」

アスカ「あんた、鈍いもんね~パイロットのクセにww」

シンジ「エヴァとゲームは勝手が違うよ!」

~~~~~~~~~

アスカ「あら?あれ使徒のぬいぐるみじゃない?」

シンジ「ホントだ…」

アスカ「本物は凄く嫌な感じなのに、ぬいぐるみにすると可愛いわね~、何この四角いの?」マジマジ…ポチッ

◇ <ファー… ファー…

アスカ「これ、しゃべるんだww」

シンジ「こいつには釜茹でにされた思い出が…」ガクガク…

アスカ「そうなの?あんまり強そうに見えないけど…」

シンジ「僕が相手した中では最強の火力だったかも…」

アスカ「ふ~ん…ま、あたしだったら秒殺ね!」フン!

シンジ「ムリだよwwこいつの射程に足を踏み入れたら、速攻で加粒子砲の餌食だよwwしかも百発百中ww」

シンジ「近接戦闘が得意なアスカには、一番相性が悪いねww」

アスカ「げっ…」

34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/22(金) 17:12:42.93 ID:4+emBwKDO
~~~~~~~~~
シンジ「結構歩いたね、喉乾かない?」

アスカ「そろそろお茶しましょうか」

アスカ「あそこにしましょ!」

━━━某喫茶店━━━

アスカ「あたしアイスティー!」

シンジ「僕はジンジャーエールにしよう」

〈雰囲気の良いクラシック音楽が流れてる〉

シンジ「ふ~落ち着いたね」

アスカ「うん…」チュ~

アスカ(なんか今日は自然体でいれる…なぜかしら)ズズッ…

シンジ(今日のアスカは楽しそうだな…フフッ)

35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/22(金) 17:24:56.13 ID:4+emBwKDO
シンジ「アスカはホントに可愛いなぁ…」ボソッ

アスカ Σ「ぶーーーっ!?」

アスカ「な!な!いきなり何言うのよ!?///」ドキドキ

シンジ Σ「ええっ!?ぼ、僕何か言った!?」ビクッ!

アスカ「……ゎ…って……//」ボソボソ

シンジ「え?」

アスカ「あたしの事がカワイイって言った……///」カァッ

シンジ(うわっ!しまった~つい声に出して…///)


アスカ「ほ、ホントにそう思う?……///」ドキドキ

シンジ「…………ウン…思うよ……///」テレッ

アスカ「///」

シンジ「///」


アスカ「アリガト…シンジもカッコイイわよ…///」テレッ

シンジ「アリガトウ…///」


36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/22(金) 17:44:53.29 ID:4+emBwKDO
マリ「あれぇ~、あそこで真っ赤になって固まってる二人…」

レイ「碇くんと二番目の人……」

マリ「ちょっとからかってくるにゃ♪」グイッ

マリ Σ「なっ、なんで止めるにゃ~」ジタバタ

レイ「やめて……」

レイ「二番目の人……ぽかぽかしてるから…」

レイ「碇くんも……ぽかぽかしてるから…」

マリ「…レイちゃん……」

レイ「行きましょ…」テクテク

マリ「へ~い(レイちゃん、寂しそうだにゃぁ…)」テクテク


37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/22(金) 17:55:11.37 ID:4+emBwKDO
マリ(わんこ君、罪作りな男だにゃ…)

マリ(これで姫まで泣かせたら…あたしが〆ちゃる!)メラッ!


シンジ Σ「ひっ!?」ゾクッ!

アスカ「ん?どうしたのよ?」

シンジ「いや、なんか寒気が…」

アスカ「熱でも出たの?」オデコピトッ

シンジ「あっ!!///」

アスカ「あっ…///」バッ!

シンジ「べ、別な意味で熱が出そうだよ…///」

アスカ「~~~///」

38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/22(金) 18:15:42.87 ID:4+emBwKDO
~~~~~~~~~

シンジ「さぁ、そろそろ帰ろうか?」

アスカ「そうね、今頃ミサトが飢え死にしてるかもだしww」

シンジ「食材の買い物しながら帰ろう!」

アスカ「うん♪」




━━━某スーパーマーケット━━━

シンジ「え~と、これとこれ…」ヒョイヒョイ

アスカ「あとこれも~!」バラバラバラ!

シンジ「あー!そんなにお菓子はダメだよ!」

アスカ「え~!いいじゃない別に~!」ソデツカミブンブン カラノ~

アスカ「ね?」ウワメツカイ

シンジ「うっ!(カ、カワイイ…///)」

シンジ「わ、わかったよ~もう…(負けた…)」

アスカ「やった!(勝った♪)」ルンルン

39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/22(金) 18:38:12.98 ID:4+emBwKDO
━━━おうち━━━

二人「「ただいま~」」

ペンペン「くわっくわ~!」バタバタ

シンジ「ペンペンただいま♪お腹すいただろ?」

ペンペン「くわっ!!」バタバタ

シンジ「ははっ、わかったわかった、今あげるよ」

アスカ「あたしお風呂準備しとくわ~」パタパタ

シンジ「よろしく~」

シンジ「ほらペンペン、新鮮なイワシだよ~」

ペンペン「くわわっ!!」パクッ!ゴクン

ペンペン「くわ~♪」バタバタ

ミサト「シンチャ~ン……」

シンジ「ミサトさん?」

ミサト「オナカスイタ~……」ゲソ…

シンジ「ミサトさん、何も食べて無かったんですか!?」

ミサト「ダッテ~…サッキマデネテタンダモン…」

シンジ「と、とりあえず水分取って座っててください!今作りますから!」

ミサト「ヨロシク~…」

40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/22(金) 18:45:45.73 ID:4+emBwKDO
アスカ「お風呂はOKよ」

シンジ「ありがとアスカ」トントン

アスカ「何作るの~?」

シンジ「出来上がってからのお楽しみだよ~」

アスカ「じゃあたし新しいゲームやってる~」パタパタ

ミサト「ゴクゴクゴク…ぷは~」タン!

ミサト「あ゛~生き返ったわ~」

ミサト「お水がこんなに美味いとは思わなかったわ」

シンジ「それ、毎回言ってないですか?」

ミサト「い~じゃないのよ~」

41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/22(金) 19:03:09.21 ID:4+emBwKDO
━━━お食事タイム━━━
シンジ「さあ出来たよ!」

アスカ・ミサト「「わーい♪」」

ドン!

シンジ「特製しじみラーメンだよ!」

ミサト「おお…」

アスカ「め、珍しいわね…」

シンジ「僕たちは外食したからアッサリしたのが良いと思ったし、
     ミサトさんは弱った肝臓の為にしじみエキスが良いと思ったんだ」

シンジ「延びないうちに食べてよ!」ニコッ

イタダキマース!

ズズズッ…ズズズッ…

アスカ「美味しいわこれ…」ホワァ~

ミサト「くぅぅ~!五臓六腑に染み渡るわぁ~~♪」ホワァ~

シンジ「ちょっとミサトさん、お酒じゃないんですからww」

アスカ「アッサリしてて、いくらでも食べれそうよ!」ズズズッ

ミサト「ホントね~♪」ズズズッ

シンジ「昨日作った塩ダレが効いてるのさ、動物系のスープじゃなくても、
     しじみのダシとの相乗効果で旨味が増すんだよ」

アスカ「感動したわ…」ズズズッ

ミサト「なんかシンちゃん、某料理マンガの某キャラみたいww」ズズズッ


42: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/22(金) 19:19:49.41 ID:4+emBwKDO
ゴチソーサマー!

ミサト「はぁ~♪家でこんなラーメン食べれると思わなかったわ~♪」

アスカ「そうね~♪」


ピャラワワワワ♪ピャラワワワワ♪

ミサト「あら、本部から電話だわ…」ピッ

ミサト「はい葛城でーす」

ミサト「あらリツコ、何?…ふんふん……ええ~!マジでぇ~?」

ミサト「わかった、今から向かうわ~」ピッ


シンジ「何かあったんですか?」

ミサト「ちょっち事件があったみたいなのよ~」イソイソ

ミサト「ま、あなたたちには関係無いから、ゆっくりしてなさい」パチッ♪

パタパタ!

ミサト「あ、二人きりだからって、変なことしちゃダメよ~ん」ウシシ~

二人「しませんよ!!「わよ!!」///

ミサト「うふふ~、じゃ~ね~ん♪」フリフリ~

プシュー ピシャー

アスカ「も~!バカミサト!!」プリッ

シンジ「事件が有ったのに、なんであそこまで能天気なんだろ…」ハァ…

43: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/22(金) 19:33:03.86 ID:4+emBwKDO
シンジ「アスカ、先お風呂入っちゃってよ、僕片付けがあるから」カチャカチャ

アスカ「………ねぇシンジ…」

シンジ「ん?なんだい?」カチャカチャ

アスカ「……一緒にお風呂入らない?///」

シンジ Σ「えええ!!!?」ガチャン!

シンジ「あわわわ…割っちゃったよ~」アセアセ!

アスカ「ちょ!大丈夫!?ケガしてない?」タタタ!

シンジ「大丈夫だよ…ありがと…」ドキッ

シンジ(いきなり変なこと言うし、でも変に優しいし……惚れてまうやろ~///) ←すっかり惚れてる

アスカ(勢いで変なこと言っちゃった…どうしよう///)

アスカ(なんか、めちゃくちゃシンジがカッコ良く見えるよ~///) ←ガチで惚れてる

44: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/22(金) 19:40:26.79 ID:4+emBwKDO
シンジ・アスカ「「あの!」」

アスカ「な、何よ…///」

シンジ「アスカこそ何だよ…///」


アスカ(言え!!言うのよアスカ!!このタイミングで言わないでいつ言うの!? 今でしょ!!)バクバク!

シンジ(言え!!言うんだシンジ!!このタイミングで言わないでいつ言うんだ!? 今でしょ!!)バクバク!


46: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/22(金) 22:51:09.07 ID:4+emBwKDO
シンジ「アスカ!!」グッ!

アスカ「な、何よ…」ドキッ…

シンジ「僕…僕は!」

シンジ「アスカが好きなんだ!!(言った!言っちゃった!)」カァッ

シンジ(あ、アスカの反応が怖い~ドキドキ…)チラッ



ポロ…

シンジ Σ「!?」

アスカ「うぅ……」ポロポロ…

シンジ(な、泣いちゃったよ…どうしよう…)オロオロ

アスカ「バカで…情けなくて…弱っちくて…でも優しくて……なんでよ…」ヒグッ…

アスカ「……ウレシイ……」ポロポロ…

シンジ「えっ!?」

アスカ「…ウレシイ…ッテ…イッタノヨ…バカシンジィ…」グスッ…

シンジ キュゥ…「~~~~~!アスカ!!」ダキッ!!

アスカ「あたしも好きよ!!シンジぃー!!」ギュ~!


シンジ「アスカ!!アスカ!!アスカ!!」ギュ~!!

アスカ「シンジ!!シンジ!!シンジ!!」ギュ~!!


二人「「~~~~~~!!」」





数年後

47: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/02/22(金) 23:05:47.89 ID:4+emBwKDO
ミサト「これから寂しくなるわ~…」

リツコ「ミサトは保護者の筈なのに、逆にお世話になってたみたいだしね」

ミサト「うっさいわね~そこは言わないでよね!」

ミサト「にしても…あの二人がね~♪」

リツコ「幸せになれるかしら?」

ミサト「あったりまえでしょ~、あたしの子供たちよ!」

リツコ「ちがうわ」


リツコ「私達みんなの子供達よ」フフッ

ミサト「そのうちもっと増えるわよ~♪」クスッ





カラ~ン カラ~ン カラ~ン♪