1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 06:51:02.50 ID:GZuH5xb20
杏「お布団ゴロゴロー」

杏「ゴロゴロー」

杏「ゴロゴロ…」

杏「ゴロ…ふぅ」

杏「…」

杏「…」

杏「…」

杏「暇だなあ…」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1362865862

引用元: 杏「休日」 

 

2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 06:51:34.97 ID:GZuH5xb20



杏「…」

杏「…」

杏「なんか面白い事ないかなあ…」

杏「…」

杏「…」

杏「…」

prrr prrr

杏「…」

prrr prrr

杏「…」

3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 06:52:25.24 ID:GZuH5xb20

prr

杏「もしもし」

杏「…なんだあべさんじゅうななさいか」

杏「え?だからあべさんじゅうななさいでしょ?」

杏「なにが?杏間違ってないよね?」

杏「あべさんじゅうななさいはあべさんじゅうななさいじゃん」

杏「いやだからさ…」

杏「ごめんごめん、冗談だよ。それで何のよう?」

杏「…うん」

杏「…うん、うん」

杏「ああ、今日仕事だったんだ」

杏「それで愚痴る為にわざわざ電話したんだ…十七歳の乙女に」

4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 06:53:00.70 ID:GZuH5xb20

杏「いや暇じゃないよ、杏超忙しかったよ」

杏「いやいや、本当だって」

杏「十七歳の乙女が暇な訳ないでしょ?菜々ちゃんも同い年なんだし分かるでしょ?」

杏「えっ?まさか菜々ちゃん同い年じゃ無かったり…?」

杏「そうだよねー、だから杏の忙しさも分かるよねー十七歳だもんねー」

杏「それじゃあもう切るね、また今度お話聞いてあげるから」

杏「うん、じゃあねあべさんじゅうななさい」プツッ ツーツーツー


5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 06:53:42.29 ID:GZuH5xb20

杏「…はあ」

杏「実際早苗さんと菜々さんって年齢わかんないよね」

杏「早苗さんは制服着てるからまだしも菜々さんはなぁ…」

杏「あの人アイドルの前なにやってたんだろ…?」

杏「…まあどうでもいいか」

杏「…」

杏「…」

6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 06:54:13.82 ID:GZuH5xb20

杏「…」

杏「ゲームでもやろうかな…」

杏「…あ、電池切れてる」

杏「充電器…どこだろ」

杏「…まあいいか、お布団ごろごろー」

杏「…」

杏「…」

杏「…」

7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 06:54:56.25 ID:GZuH5xb20

杏「シッブシッブリーン★」

杏「えっへへ~、みんなのアイドル渋谷凛ちゃんなりよ~★」

杏「…」

杏「…」

杏「無いな」

杏「…」

杏「ウッサウッサミーン★」

杏「…むしろマシになっちゃうな」

杏「…」

8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 06:55:22.98 ID:GZuH5xb20

杏「…」

杏「豆乳を投入…」

杏「豆腐とうふふ」

杏「大豆だいずき」

杏「…」

杏「…」

杏「なにが面白いんだろう…」

9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 06:55:48.80 ID:GZuH5xb20

杏「しりとり、り」

杏「リンパ腺」

杏「…」

杏「…」

杏「ンジャメナ」

杏「…」

杏「那須高原」

杏「…」

杏「…」


10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 06:56:14.34 ID:GZuH5xb20

杏「…」

杏「…」

prrr prrr

杏「…」

prrr prrr

杏「…」

prrr prrr

杏「…」

11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 06:56:52.82 ID:GZuH5xb20

prrr prrr

杏「…はい」

杏「ん、どうしたの?」

杏「はいはい、はぴはぴ」

杏「うん、うん」

杏「そりゃお疲れ様、楽しかった?」

杏「ふーん、今度ゆっくり話聞かせてよ」

杏「今はちょっと疲れてるからさ」

杏「ちょっと寝すぎちゃってさ、頭回ってないんだ」

杏「ん?ああ気にしないでよ、杏が悪いんだし」

杏「うん、うん、それじゃバイバイ」

杏「うん、はぴはぴー」プツッ ツーツーツー

12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 06:57:30.40 ID:GZuH5xb20

杏「…」

杏「気使わせちゃったかな」

杏「…」

杏「まあ嘘ついたわけじゃないし、いいかな」

杏「…」

杏「聞く、聞くが…今回 まだその時と場所の指定まではしていない」

杏「つまり私がその気になれば話を聞くのは十年、二十年後ということも可能だ…」

杏「…」

杏「…」

杏「まあ次あった時に聞くんだけどさ」

13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 06:58:08.18 ID:GZuH5xb20

杏「…そういや麻雀した事ないな…」

杏「アカギみたいに勝てるんだったらそっちの道もありかな…」

杏「…」

杏「あ、さっきの利根川だからカイジか」

杏「…」

杏「指切られたり強制労働はやだな…」

杏「…」

14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 06:59:13.99 ID:GZuH5xb20

杏「…」

杏「…」

杏「てーのひらをーたいようにーかざしてみーれーばー」

杏「まーっかーにほにゃーららーぼくのちーしーおー」

杏「ほにゃにゃだーって、ふにゃにゃだーって」

杏「みじんこだーってー」

杏「みんなみんな、いきているんだともだちなーんーだー」

杏「…」

杏「…」

杏「みじんこと友達かぁ…」

杏「できれば哺乳類がいいなあ」

15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 07:00:01.18 ID:GZuH5xb20

杏「…」

杏「…」

杏「あ、でも菌類よりは意思疎通が量れるのかな」

杏「…いや、どっちもどっちか」

杏「…」

杏「ポンズーフタバアンズーボッチーズー♪」

杏「…」

杏「…まあぼっちじゃないけどさ」

杏「ポン酢にも関心ないし…」

杏「…」

16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 07:00:33.11 ID:GZuH5xb20

杏「…」

杏「杏、この仕事が終わったら働かないんだ…」

杏「…」

杏「いや、この仕事もしたくないって言うな杏なら」

杏「…」

杏「…」

杏「何言ってんだろ…」

17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 07:01:02.70 ID:GZuH5xb20

杏「…」

杏「…」グゥー

杏「…」

杏「寝てるだけなのにお腹が減るのはおかしいよね、気のせい気のせい」グゥー

杏「…」

杏「…」グゥー

杏「…」

杏「…」グゥー

杏「なんか無かったっけ…」

18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 07:01:41.93 ID:GZuH5xb20

杏「…」

杏「めんつゆとパンツしかない…」

杏「…」

杏「買い物…」

杏「いや、出前でいいか」

杏「ケータイケータイっと」

杏「…」prrr prrr

杏「あ、もしもプツッ ツーツーツー

杏「…え?職務放棄?」

杏「なんだよー、こっちはお得意さんだぞー」

杏「もう頼んでやらないぞー」

杏「…あ、電池切れてた」

杏「…」

19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 07:02:15.89 ID:GZuH5xb20

杏「充電器充電器…」

杏「…」

杏「また後でいいか…」

杏「…」

杏「…」グゥー

杏「…」

杏「植物人間って光合成できるのかな…」

杏「…」

杏「…」

杏「むぅーりぃー」

杏「…」

杏「乃々さんってちょっと杏とキャラ被ってる…?」

杏「…」

20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 07:02:44.53 ID:GZuH5xb20

杏「…」

杏「…あ、そしたら杏の仕事を乃々さんが持ってくれるからいいのか」

杏「…」

杏「…」

杏「…それだとお金入んないか…」

杏「…」

杏「…」

21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 07:03:16.43 ID:GZuH5xb20

杏「…」

杏「プロデューサーぁ…」

杏「なんで…なんでぇ…」

杏「杏の事真人間にするって、印税だけで食って行けるようにしてやるって…」

杏「言ってたじゃん、それなのに…」

杏「どうして一人で先に…うぇぇぇ…」

杏「…」

杏「…」

杏「まあ生きてるんですけどね」

22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 07:03:47.07 ID:GZuH5xb20


杏「杏ちゃんが悲恋が似合うという風潮」

杏「大切な人を失ってから真面目に働き出すという」

杏「なんだろう、杏はアホの子だと思われているのだろうか」

杏「ならさっさと働いとけっちゅうに」

杏「…」

23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 07:04:21.63 ID:GZuH5xb20

杏「そもそも私は(プロデューサーが)死んでも働かないって言ってるのに」

杏「っていうか今でも十分働いてるし」

杏「最近ではアへ顔サービスまでしたっていうのに」

杏「むしろ一部の娘達の倍以上働いてると思う」

杏「…」

杏「…」

杏「…まあここで言っても仕方ないんだけどさ」

杏「…」

杏「…」

杏「…」zzz







……


24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 07:05:02.73 ID:GZuH5xb20


杏「…」グゥー

杏「あ…」

杏「寝ちゃってたのか…」

杏「…もう天辺回ってるし」

杏「…出前終わっちゃった」

杏「あ゛ぁ、頭重い…」

杏「…」

杏「結局何も食べてないな…」

杏「…」

杏「…」

杏「…」zzz








……


25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 07:05:28.88 ID:GZuH5xb20


杏「ふぁ…」

杏「…」

杏「九時とな」

杏「…」グゥー

杏「…」

杏「…」

杏「…もう一回寝よ…」

杏「…」

杏「…」zzz



おわり