1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 20:21:45.42 ID:IfjKJ7o80
①今更ながらAB!のSSです
②キャラ崩壊があるかもしれません
③更新速度はたぶん遅いです
④初の作品となるので時々、残念な文章になると思われます
⑤時系列はぐちゃぐちゃです(例 ユイと岩沢が同時に存在する)
↑の事柄をお読みして「あ、ダメだこれ」と思った方は申し訳ありません、すみやかにバック推奨です
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1362914505
②キャラ崩壊があるかもしれません
③更新速度はたぶん遅いです
④初の作品となるので時々、残念な文章になると思われます
⑤時系列はぐちゃぐちゃです(例 ユイと岩沢が同時に存在する)
↑の事柄をお読みして「あ、ダメだこれ」と思った方は申し訳ありません、すみやかにバック推奨です
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1362914505
引用元: ・ゆり「悪いけど、大山君呼んできてくれる?」遊佐「了解しました」
Angel Beats! -1st beat- 【予約特典:ガルデモ未公開シングルCD「Million Star」/Na-Ga描き下ろし色紙 + Amazon.co.jp限定特典(A3タペストリー)付き】
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2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 20:22:18.72 ID:IfjKJ7o80
ゆり「悪いけど、大山君呼んできてくれる?」遊佐「了解しました」
遊佐「でもなんで大山さんを?」
ゆり「急用があるのよ……くっそあのディアブロスの野郎」
遊佐「え?」
ゆり「あ、いえ。なんでもないわ。だから急いで連れてきてくれる?」
遊佐「はい、では行ってきます」
遊佐「でもなんで大山さんを?」
ゆり「急用があるのよ……くっそあのディアブロスの野郎」
遊佐「え?」
ゆり「あ、いえ。なんでもないわ。だから急いで連れてきてくれる?」
遊佐「はい、では行ってきます」
3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 20:23:42.21 ID:IfjKJ7o80
―――男子寮―――
遊佐「大山さん……いつもならこの時間は男子寮で日向さんとゲームしているはず……」
遊佐「すみません、少しよろしいでしょうか」コンコン
日向「へいへい今開けま、って遊佐?!」ガチャ
遊佐「こんばんは日向さん。ちょっと大山さんをお呼びしたいのですが……」
日向「その前にここ男子寮だよね?!何平然と入ってきちゃってるの?!」
遊佐「大山さん……いつもならこの時間は男子寮で日向さんとゲームしているはず……」
遊佐「すみません、少しよろしいでしょうか」コンコン
日向「へいへい今開けま、って遊佐?!」ガチャ
遊佐「こんばんは日向さん。ちょっと大山さんをお呼びしたいのですが……」
日向「その前にここ男子寮だよね?!何平然と入ってきちゃってるの?!」
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 20:24:39.28 ID:IfjKJ7o80
遊佐「たまに他のメンバーも入ってますし気にしないでもいいでしょう」
日向「他のメンバーも?!俺らのプライバシーって一体……」
遊佐「私もたまに盗ちょ……いえ、野暮用のためにこのように男子寮には来ますし」
日向「今盗聴って言おうとしたよね?!たまにいなくなると思ったら何してんのお前?!」
遊佐「ゆりっぺさんの命令ですので」
日向「ああもうアイツは本当に自分が面白そうって思ったらすぐ実行するのな!……はぁ。で、大山だっけ?」
遊佐「ええ、なんでもゆりさん曰く、緊急の用事だとか……」
日向「あいつならいねぇぞ?」
遊佐「え?」
日向「他のメンバーも?!俺らのプライバシーって一体……」
遊佐「私もたまに盗ちょ……いえ、野暮用のためにこのように男子寮には来ますし」
日向「今盗聴って言おうとしたよね?!たまにいなくなると思ったら何してんのお前?!」
遊佐「ゆりっぺさんの命令ですので」
日向「ああもうアイツは本当に自分が面白そうって思ったらすぐ実行するのな!……はぁ。で、大山だっけ?」
遊佐「ええ、なんでもゆりさん曰く、緊急の用事だとか……」
日向「あいつならいねぇぞ?」
遊佐「え?」
5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 20:25:34.88 ID:IfjKJ7o80
日向「いや、最近アイツ門限ギリギリに帰ってくる上、何やってんのか教えてくれねぇんだ」
遊佐「珍しいですね、普通が取り柄の大山さんが規則ギリギリの行動を起こすなんて」
日向「今お前サラリと酷い事言ったな。まぁそういうわけで俺もアイツの場所は知らん」
遊佐「了解しました、では失礼いたします」
日向「あ!待て待て」
遊佐「?」
遊佐「珍しいですね、普通が取り柄の大山さんが規則ギリギリの行動を起こすなんて」
日向「今お前サラリと酷い事言ったな。まぁそういうわけで俺もアイツの場所は知らん」
遊佐「了解しました、では失礼いたします」
日向「あ!待て待て」
遊佐「?」
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 20:26:37.72 ID:IfjKJ7o80
日向「ちなみに他のメンバーって主に……」
遊佐「岩沢さんとかが主ですね。なんでも音無さんの部屋によく行ってるとか」
日向「へぇ、岩沢が……珍しいこともあるもんだ」
遊佐「ちなみに今も部屋にいるみたいですよ」
日向「ふーん……ってなんで分かんの?!」
遊佐「今もこのインカムから盗聴した音声が聞こえてきてるので」
日向「今言った!こいつ盗聴って言ったよ!」
遊佐「……ん?なんか聞こえますね……『岩沢、出すぞ?』」
日向「」
遊佐「岩沢さんとかが主ですね。なんでも音無さんの部屋によく行ってるとか」
日向「へぇ、岩沢が……珍しいこともあるもんだ」
遊佐「ちなみに今も部屋にいるみたいですよ」
日向「ふーん……ってなんで分かんの?!」
遊佐「今もこのインカムから盗聴した音声が聞こえてきてるので」
日向「今言った!こいつ盗聴って言ったよ!」
遊佐「……ん?なんか聞こえますね……『岩沢、出すぞ?』」
日向「」
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 20:27:12.78 ID:IfjKJ7o80
遊佐「『本当か?……前より沢山出るといいな』?」
日向「うおおおおおお!!音無のやろおおおおおおお!!!」ダッダッダッダ
遊佐「あ、日向さん」
遊佐「日向さんはなぜか音無さんの部屋に行ってしまいましたし……私一人で探しましょうか」
日向「うおおおおおお!!音無のやろおおおおおおお!!!」ダッダッダッダ
遊佐「あ、日向さん」
遊佐「日向さんはなぜか音無さんの部屋に行ってしまいましたし……私一人で探しましょうか」
8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/10(日) 20:27:54.53 ID:IfjKJ7o80
藤巻「……ん、遊佐じゃねぇか」
遊佐「藤巻さん。大山さんを知りませんか?」
藤巻「大山?そういや校舎に残るって言ってたな……」
遊佐「そうですか。ありがとうございます」
藤巻「いやいや。まぁ夜だし、遊佐だって女子だし、気をつけろよ」
遊佐「ご心配ありがとうございます。では」タッタッ
藤巻「それより……遊佐が大山をねぇ」
藤巻「……それよりアイツ、なんで男子寮に普通にいたんだ?」
遊佐「藤巻さん。大山さんを知りませんか?」
藤巻「大山?そういや校舎に残るって言ってたな……」
遊佐「そうですか。ありがとうございます」
藤巻「いやいや。まぁ夜だし、遊佐だって女子だし、気をつけろよ」
遊佐「ご心配ありがとうございます。では」タッタッ
藤巻「それより……遊佐が大山をねぇ」
藤巻「……それよりアイツ、なんで男子寮に普通にいたんだ?」
12: 1 2013/03/10(日) 21:02:58.90 ID:IfjKJ7o80
―――校舎外―――
遊佐「校舎内にはいないみたいですね……おや?」
???「……!」ガオンッ!
遊佐「……校舎裏から銃声?」
???「ハッ、ハッ……そこだっ!!」ガオンッ!
遊佐「(……もしや天使との戦闘中?!)」サッ
???「あーっ!また外しちゃったぁ……ダメだなぁ、僕」
遊佐「(違うみたいですね、しかし誰がこんな……)」コソコソ
大山「うーん、もうちょっと右寄りかぁ……」
遊佐「(大山さん?なぜ地面に這いつくばって……それにあの穴が空いた空き缶の山は一体……?)」
遊佐「校舎内にはいないみたいですね……おや?」
???「……!」ガオンッ!
遊佐「……校舎裏から銃声?」
???「ハッ、ハッ……そこだっ!!」ガオンッ!
遊佐「(……もしや天使との戦闘中?!)」サッ
???「あーっ!また外しちゃったぁ……ダメだなぁ、僕」
遊佐「(違うみたいですね、しかし誰がこんな……)」コソコソ
大山「うーん、もうちょっと右寄りかぁ……」
遊佐「(大山さん?なぜ地面に這いつくばって……それにあの穴が空いた空き缶の山は一体……?)」
13: 1 2013/03/10(日) 21:03:54.97 ID:IfjKJ7o80
大山「もうちょっと左……いんや、ここだっ!!」ガオンッ!
大山「やった!初めて印に当たったよ!もっともっと練習しn」
遊佐「あの、大山さん」ヒョコッ
大山「うひゃあっ?!」ビクッ
遊佐「驚かせているつもりはないのですが……」
大山「ゆゆゆゆ遊佐さん?!なんでここに?!」
遊佐「ゆりさんから大山さんに対して緊急の招集があるらしいので探していたのですが……」チラッ
大山「あ……」
遊佐「これは……この前支給されたスナイパーライフル?」
大山「やった!初めて印に当たったよ!もっともっと練習しn」
遊佐「あの、大山さん」ヒョコッ
大山「うひゃあっ?!」ビクッ
遊佐「驚かせているつもりはないのですが……」
大山「ゆゆゆゆ遊佐さん?!なんでここに?!」
遊佐「ゆりさんから大山さんに対して緊急の招集があるらしいので探していたのですが……」チラッ
大山「あ……」
遊佐「これは……この前支給されたスナイパーライフル?」
14: 1 2013/03/10(日) 21:05:29.25 ID:IfjKJ7o80
大山「見られちゃったか……あはは、みんなに隠れてこっそり練習してたんだ」
遊佐「なぜそんなことを?」
大山「ほら、僕って地味だからさ。こういう時に沢山練習してないと、オペレーションや戦闘の時になかなか活躍できないんだ」
遊佐「なるほど。普通な大山さんらしい、普通の理由ですね」
大山「ひどっ?!確かに僕は普通だけどさぁ……」
遊佐「なぜそんなことを?」
大山「ほら、僕って地味だからさ。こういう時に沢山練習してないと、オペレーションや戦闘の時になかなか活躍できないんだ」
遊佐「なるほど。普通な大山さんらしい、普通の理由ですね」
大山「ひどっ?!確かに僕は普通だけどさぁ……」
15: 1 2013/03/10(日) 21:07:41.36 ID:IfjKJ7o80
遊佐「それでこの空き缶の山は……」
大山「ああそれ?それに印をつけて、いつでも狙った場所を打てるようにって」
遊佐「そう、ですか……」
大山「ってそうだ!ゆりっぺに呼ばれてんだったね!?ごめん、片付けてから行くって伝えておいて!!」
遊佐「……私も」
大山「え?」
大山「ああそれ?それに印をつけて、いつでも狙った場所を打てるようにって」
遊佐「そう、ですか……」
大山「ってそうだ!ゆりっぺに呼ばれてんだったね!?ごめん、片付けてから行くって伝えておいて!!」
遊佐「……私も」
大山「え?」
16: 1 2013/03/10(日) 21:08:24.73 ID:IfjKJ7o80
遊佐「私も手伝いますよ。片付け。遅れた理由には私が見つけるのに時間がかかった、とでも言えばいいでしょう」
大山「えっ、えっ?いやでも遊佐さん……」
遊佐「皆さんをサポートするのが、オペレーターの仕事です。違いますか?」
大山「いや確かにそうだけど……女の子にこんな仕事させるわけには」
遊佐「男女差別ですか」
大山「違うよ?!」
大山「えっ、えっ?いやでも遊佐さん……」
遊佐「皆さんをサポートするのが、オペレーターの仕事です。違いますか?」
大山「いや確かにそうだけど……女の子にこんな仕事させるわけには」
遊佐「男女差別ですか」
大山「違うよ?!」
17: 1 2013/03/10(日) 21:09:29.40 ID:IfjKJ7o80
遊佐「ならばこうしましょう。一人で片付けるより、二人で片付けたほうが効率的。ですよね?」
大山「うーん……分かった、じゃあよろしくお願いするよ」
遊佐「了解しました」
―――翌日―――
日向「いやホントすまん音無!」
音無「いや別に勘違いが解けたならいいよ……そもそもなんでお前が俺らの会話内容知ってんだ?」
日向「べ、別になんでもいいじゃねぇか」
音無「(怪しい……)」
大山「うーん……分かった、じゃあよろしくお願いするよ」
遊佐「了解しました」
―――翌日―――
日向「いやホントすまん音無!」
音無「いや別に勘違いが解けたならいいよ……そもそもなんでお前が俺らの会話内容知ってんだ?」
日向「べ、別になんでもいいじゃねぇか」
音無「(怪しい……)」
18: 1 2013/03/10(日) 21:10:27.14 ID:IfjKJ7o80
直井「おい愚民、まさかお前……聖域である音無さんの部屋を盗聴してるんじゃないだろうな?!そんな羨まし……いやそのような愚行、僕が許さん!!」
日向「そ、そそそ、そんなわけねぇじゃねぇか」
音無&直井「(ますます怪しい……)」
大山「ふぁーあ……」
日向「あ、あれ?大山!なんか眠そうだな!」
音無&直井「(話をそらした……)」
日向「そ、そそそ、そんなわけねぇじゃねぇか」
音無&直井「(ますます怪しい……)」
大山「ふぁーあ……」
日向「あ、あれ?大山!なんか眠そうだな!」
音無&直井「(話をそらした……)」
19: 1 2013/03/10(日) 21:11:45.92 ID:IfjKJ7o80
大山「うん……昨日、一晩中ゆりっぺの相手をさせられたからね……寝不足だよ」
音無「一晩中……」
日向「ゆりの相手……?!」
大山「うん、このボスに勝てない、あの素材が足りない、って散々だったよ……」
音無「あ、ああ。なんだゲームの話か」
日向「そ、そうだよなゲームの話だよな」
直井「お前はどんな下賎で卑しい事を想像していたのだ……ああ!高貴で純潔な音無さんは別ですよ?!」
日向「ほんと、お前はブレないね……」
音無「一晩中……」
日向「ゆりの相手……?!」
大山「うん、このボスに勝てない、あの素材が足りない、って散々だったよ……」
音無「あ、ああ。なんだゲームの話か」
日向「そ、そうだよなゲームの話だよな」
直井「お前はどんな下賎で卑しい事を想像していたのだ……ああ!高貴で純潔な音無さんは別ですよ?!」
日向「ほんと、お前はブレないね……」
20: 1 2013/03/10(日) 21:12:59.98 ID:IfjKJ7o80
―――昼休み―――
ピーンポーンパーンポーン
音無「うっ……放送か……最近、ゆりの呼び出しがなかったからなぁ」
日向「きっと今日もNPCの呼び出しに決まってる。……きっと」
ゆり『SSSのメンバーとガルデモメンバーに告ぐ!今日の放課後、いつもの場所に集合!!』
日向「……」
直井「残念だったな愚民……いや本当に」
音無「なんか嫌な感じがすると思ったらこれだよ……」
ピーンポーンパーンポーン
音無「うっ……放送か……最近、ゆりの呼び出しがなかったからなぁ」
日向「きっと今日もNPCの呼び出しに決まってる。……きっと」
ゆり『SSSのメンバーとガルデモメンバーに告ぐ!今日の放課後、いつもの場所に集合!!』
日向「……」
直井「残念だったな愚民……いや本当に」
音無「なんか嫌な感じがすると思ったらこれだよ……」
21: 1 2013/03/10(日) 21:14:17.08 ID:IfjKJ7o80
―――放課後―――
ゆり「全員揃ったわね!じゃあ始めるわよ!」
藤巻「久しぶりに嫌な予感がするぜ……」
野田「あぁん?!貴様久々のゆりっぺの呼び出しだ!感謝しないか!!」
高松「今日の放課後は読書をしようと思っていましたのに……」
日向「ん?高松が読書……何読むんだ?」
ゆり「全員揃ったわね!じゃあ始めるわよ!」
藤巻「久しぶりに嫌な予感がするぜ……」
野田「あぁん?!貴様久々のゆりっぺの呼び出しだ!感謝しないか!!」
高松「今日の放課後は読書をしようと思っていましたのに……」
日向「ん?高松が読書……何読むんだ?」
22: 1 2013/03/10(日) 21:15:36.07 ID:IfjKJ7o80
高松「この『筋肉革命 ―今宵も筋肉旋風(センセーション)が吹き荒れる!― 著:井ノ原真人』を」サッ
日向「そんなことだろうと思ったよ!本当に筋肉の事しか頭にないのな!!」
高松「そう褒めないでください、照れます」ヌギヌギ
日向「褒めてねぇよ?!それに急に脱ぎ出すな!!」
ゆり「はいはい静かにー」パンパン
椎名「……浅はかなり」
TK「So,Let's cool down……」
日向「そんなことだろうと思ったよ!本当に筋肉の事しか頭にないのな!!」
高松「そう褒めないでください、照れます」ヌギヌギ
日向「褒めてねぇよ?!それに急に脱ぎ出すな!!」
ゆり「はいはい静かにー」パンパン
椎名「……浅はかなり」
TK「So,Let's cool down……」
23: 1 2013/03/10(日) 21:16:59.13 ID:IfjKJ7o80
ひさ子「そもそもあたし達ガルデモのメンバーまで呼ばれたのはどういう了見だい?」
岩沢「帰ってギター弾きたい……」カタカタカタカタ
ひさ子「岩沢。怖いから手を震えさせるな。麻薬中毒か」
松下「まぁそこもゆりっぺの思惑あってのことだろう。黙ってゆりっぺの話を聞こうではないか」
岩沢「帰ってギター弾きたい……」カタカタカタカタ
ひさ子「岩沢。怖いから手を震えさせるな。麻薬中毒か」
松下「まぁそこもゆりっぺの思惑あってのことだろう。黙ってゆりっぺの話を聞こうではないか」
24: 1 2013/03/10(日) 21:17:50.24 ID:IfjKJ7o80
ゆり「ごほん、では今日はね新しい作戦を考えたのよ」
ユイ「あっ、サーセーン。ちょっと用事思い出したんで帰りますねー」ガタッ
日向「あ、俺も俺も。今日見たいアニメがあってさ」ガタッ
ゆり「まぁまぁ待ちなさい」ガシッ
ユイ「あっ、サーセーン。ちょっと用事思い出したんで帰りますねー」ガタッ
日向「あ、俺も俺も。今日見たいアニメがあってさ」ガタッ
ゆり「まぁまぁ待ちなさい」ガシッ
25: 1 2013/03/10(日) 21:18:55.73 ID:IfjKJ7o80
ユイ「嫌ですー!まだお嫁に行かないうちから死ぬのは嫌ですー!!」
音無「いや、もう死んでるけどな?」
日向「いや俺はリトバs」
ゆり「日向君?」
日向「クドを愛でなくちゃいけn」
ユイ「クドなんて!先輩の裏切り者ー!このロリコン鬼畜やろー!」
日向「なんだとコラ!」
ゆり「いいから座りなさい」ニコッ
日向&ユイ「はい」ストッ
音無「いや、もう死んでるけどな?」
日向「いや俺はリトバs」
ゆり「日向君?」
日向「クドを愛でなくちゃいけn」
ユイ「クドなんて!先輩の裏切り者ー!このロリコン鬼畜やろー!」
日向「なんだとコラ!」
ゆり「いいから座りなさい」ニコッ
日向&ユイ「はい」ストッ
26: 1 2013/03/10(日) 21:20:20.90 ID:IfjKJ7o80
ゆり「じゃあそれでは発表するわ作戦名は……【オペレーション・ツインサイクロン】よ!」ドヤァァァオトナシィィィ
音無「ツイン……サイクロン……?」
ゆり「竹山君、例の物を」
竹山「分かりました。ですが僕のことはクライスt」
ゆり「今見てもらったプリントの通り、基本的にはトルネードと一緒よ。最近、保有してる食券の数が少なくなってきたからね」
岩沢「ギターが弾けるならなんでもいい」カタカタカタカタ
ユイ「うっす!がんばりまっす!」
音無「ツイン……サイクロン……?」
ゆり「竹山君、例の物を」
竹山「分かりました。ですが僕のことはクライスt」
ゆり「今見てもらったプリントの通り、基本的にはトルネードと一緒よ。最近、保有してる食券の数が少なくなってきたからね」
岩沢「ギターが弾けるならなんでもいい」カタカタカタカタ
ユイ「うっす!がんばりまっす!」
27: 1 2013/03/10(日) 21:21:20.91 ID:IfjKJ7o80
ゆり「ただトルネードと違うのは……戦闘部隊を二つに分けるわ」
日向「二つに?だがそれだと……」
ゆり「正確には二分じゃないわね。一部、闇討ち部隊として動いて欲しいの」
大山「だからツイン?」
ゆり「そうよ。今までこうした作戦はやったことないから、きっと天使の意表を突けるはず」
日向「二つに?だがそれだと……」
ゆり「正確には二分じゃないわね。一部、闇討ち部隊として動いて欲しいの」
大山「だからツイン?」
ゆり「そうよ。今までこうした作戦はやったことないから、きっと天使の意表を突けるはず」
28: 1 2013/03/10(日) 21:23:07.97 ID:IfjKJ7o80
日向「確かに一度も挟み撃ちとかはしたことねぇな……」
ユイ「さすがゆり先輩!その作戦、すげぇ悪役っぽいっすね!」
ゆり「何か言った?」ギロッ
ユイ「い、いえいえナンニモイッテマセンヨー」
ゆり「というわけで、プリントの通り大山君、藤巻君、あと椎名さんは闇討ち部隊お願い」
藤巻「了解した。頼むぜ、大山、椎名」
大山「う、うん」
椎名「浅はかなり……」
ユイ「さすがゆり先輩!その作戦、すげぇ悪役っぽいっすね!」
ゆり「何か言った?」ギロッ
ユイ「い、いえいえナンニモイッテマセンヨー」
ゆり「というわけで、プリントの通り大山君、藤巻君、あと椎名さんは闇討ち部隊お願い」
藤巻「了解した。頼むぜ、大山、椎名」
大山「う、うん」
椎名「浅はかなり……」
29: 1 2013/03/10(日) 21:24:34.87 ID:IfjKJ7o80
ゆり「あ、今回遊佐さんは闇討ち部隊のサポートを重点的にお願い」
遊佐「了解しました」
ゆり「その他のメンバーも各自準備!作戦決行は今日の6時半頃から!それじゃ……」
ゆり「ミッションスタートよ!」バン!
日向「それ違う!」
ゆり「一度言ってみたかったのよ」
遊佐「了解しました」
ゆり「その他のメンバーも各自準備!作戦決行は今日の6時半頃から!それじゃ……」
ゆり「ミッションスタートよ!」バン!
日向「それ違う!」
ゆり「一度言ってみたかったのよ」
30: 1 2013/03/10(日) 21:26:14.61 ID:IfjKJ7o80
―――6時20分 食堂近くの茂み―――
遊佐「そろそろ作戦開始ですね」
大山「遊佐さんも所定の位置に行ったほうが……」
遊佐「まだ時間までは少しありますので。作戦の最終確認を」
大山「律儀だね……あ、藤巻君。これ」
藤巻「おう、いつもセンキュな」
遊佐「……?それは?」
遊佐「そろそろ作戦開始ですね」
大山「遊佐さんも所定の位置に行ったほうが……」
遊佐「まだ時間までは少しありますので。作戦の最終確認を」
大山「律儀だね……あ、藤巻君。これ」
藤巻「おう、いつもセンキュな」
遊佐「……?それは?」
31: 1 2013/03/10(日) 21:27:29.05 ID:IfjKJ7o80
大山「藤巻君の長ドス。ちゃんと管理しないとすぐ錆びちゃうからね」
藤巻「いやぁ、大山に頼むのが癖になっちまってな」
椎名「……浅はかなり」
遊佐「大山さんが管理を?」
大山「うん、僕あんま戦闘で活躍できないから……みんなの武器のメンテナンスみたいなことしてるんだ」
藤巻「たまにだがゆりっぺの銃、それに日向の銃やごく稀にだがハルバードのメンテも頼まれるんだっけか」
大山「ま、まぁね……いくら死なないとはいえ、刃物研ぐのは緊張するけど」
藤巻「いやぁ、大山に頼むのが癖になっちまってな」
椎名「……浅はかなり」
遊佐「大山さんが管理を?」
大山「うん、僕あんま戦闘で活躍できないから……みんなの武器のメンテナンスみたいなことしてるんだ」
藤巻「たまにだがゆりっぺの銃、それに日向の銃やごく稀にだがハルバードのメンテも頼まれるんだっけか」
大山「ま、まぁね……いくら死なないとはいえ、刃物研ぐのは緊張するけど」
32: 1 2013/03/10(日) 21:28:41.98 ID:IfjKJ7o80
遊佐「……」
大山「あれ、どうしたの遊佐さん?」
遊佐「いえ、律儀、とは貴方も人のことを言えないですね、と」
大山「いやいや僕なんて……」
椎名「……そろそろ時間だ」
藤巻「うおっ?!椎名が喋った!?」
大山「あれ、どうしたの遊佐さん?」
遊佐「いえ、律儀、とは貴方も人のことを言えないですね、と」
大山「いやいや僕なんて……」
椎名「……そろそろ時間だ」
藤巻「うおっ?!椎名が喋った!?」
33: 1 2013/03/10(日) 21:29:36.87 ID:IfjKJ7o80
遊佐「では、私はこれで」
大山「あ……最終確認できなかったね。ごめん、遊佐さん」
遊佐「いえ、気になさらないでください。オペレート中に指示できますから」スタスタ
大山「あ、そっか……」
大山「(……あれ?じゃあなんで最終確認なんかのためにわざわざこっちに?)」
大山「あ……最終確認できなかったね。ごめん、遊佐さん」
遊佐「いえ、気になさらないでください。オペレート中に指示できますから」スタスタ
大山「あ、そっか……」
大山「(……あれ?じゃあなんで最終確認なんかのためにわざわざこっちに?)」
36: 1 2013/03/10(日) 22:30:39.50 ID:IfjKJ7o80
―――6時半―――
藤巻「始まったみたいだな……」ガサガサ
大山「う、うん」ガサガサ
椎名「……」ガサガサ
藤巻「ところで大山、なんでお前そんなでけぇもん持ち歩いてんだ?」
大山「えっと……今日はこれ使ってみたくて」
藤巻「ふーん……まぁ、たまにはいいか」
藤巻「始まったみたいだな……」ガサガサ
大山「う、うん」ガサガサ
椎名「……」ガサガサ
藤巻「ところで大山、なんでお前そんなでけぇもん持ち歩いてんだ?」
大山「えっと……今日はこれ使ってみたくて」
藤巻「ふーん……まぁ、たまにはいいか」
37: 1 2013/03/10(日) 22:31:20.73 ID:IfjKJ7o80
藤巻「ん、通信か」
遊佐『聞こえますか?』
大山「大丈夫、聞こえてるよ」
遊佐『天使は真っ直ぐ食堂に向かって行進中。そろそろ戦闘部隊と接触します』
藤巻「オーケイ。そろそろってわけか」スラッ
椎名「……」チャッ
大山「え、えっと。ここをこう組み立てて……!」ガチャッ
遊佐『聞こえますか?』
大山「大丈夫、聞こえてるよ」
遊佐『天使は真っ直ぐ食堂に向かって行進中。そろそろ戦闘部隊と接触します』
藤巻「オーケイ。そろそろってわけか」スラッ
椎名「……」チャッ
大山「え、えっと。ここをこう組み立てて……!」ガチャッ
38: 1 2013/03/10(日) 22:32:08.83 ID:IfjKJ7o80
遊佐『戦闘部隊と接触。私の合図で攻撃お願いします』
遊佐『3』
藤巻「……」
遊佐『2』
椎名「……!」
遊佐『1』
大山「見えた!ロックオン……!」
遊佐『0』
遊佐『3』
藤巻「……」
遊佐『2』
椎名「……!」
遊佐『1』
大山「見えた!ロックオン……!」
遊佐『0』
39: 1 2013/03/10(日) 22:33:07.93 ID:IfjKJ7o80
―――屋上―――
大山「……ふぅ」
大山「結局、活躍できなかったなぁ……」
大山「やっぱ僕は地味で普通で……何やってもダメなのかな」
遊佐「そんなことないと思いますよ」
大山「ゆゆゆ遊佐さん?!どうしてここに?!」
大山「……ふぅ」
大山「結局、活躍できなかったなぁ……」
大山「やっぱ僕は地味で普通で……何やってもダメなのかな」
遊佐「そんなことないと思いますよ」
大山「ゆゆゆ遊佐さん?!どうしてここに?!」
40: 1 2013/03/10(日) 22:34:10.03 ID:IfjKJ7o80
遊佐「……そこまで驚かれるとなんだか私が幽霊みたいですね」
大山「そ、そういうわけじゃなくて!」
遊佐「冗談です」
大山「真顔で冗談言うのやめてよ……はぁ……」
遊佐「ため息なんて、どうかしましたか?」
大山「うん……ほら、今日の作戦」
遊佐「ツインサイクロンですか?」
大山「そ、そういうわけじゃなくて!」
遊佐「冗談です」
大山「真顔で冗談言うのやめてよ……はぁ……」
遊佐「ため息なんて、どうかしましたか?」
大山「うん……ほら、今日の作戦」
遊佐「ツインサイクロンですか?」
41: 1 2013/03/10(日) 22:34:57.10 ID:IfjKJ7o80
大山「うん、また活躍できなかったなって」
遊佐「……」
大山「僕って毎回こうなんだよね……あれだけ必死に練習してもさ」
大山「今日みたいに大事な時にその成果が出せないんだ」
大山「いつもいつも、ダメダメで……」
大山「たまに思うんだ。僕って、SSSに必要なのかなって……」
遊佐「……」
大山「僕って毎回こうなんだよね……あれだけ必死に練習してもさ」
大山「今日みたいに大事な時にその成果が出せないんだ」
大山「いつもいつも、ダメダメで……」
大山「たまに思うんだ。僕って、SSSに必要なのかなって……」
42: 1 2013/03/10(日) 22:36:02.62 ID:IfjKJ7o80
遊佐「……」
大山「なんか愚痴みたいになっちゃってごめんね。ここがいいなら場所変えるから……」
遊佐「大山さんは」
大山「え?」
遊佐「大山さんは……SSSに必要な方だと、思います」
大山「なんか愚痴みたいになっちゃってごめんね。ここがいいなら場所変えるから……」
遊佐「大山さんは」
大山「え?」
遊佐「大山さんは……SSSに必要な方だと、思います」
43: 1 2013/03/10(日) 22:40:20.03 ID:IfjKJ7o80
大山「ど、どうして?」
遊佐「今日の作戦開始前……大山さん、弾幕庫に行ってましたよね?」
大山「え、なんで知ってるの?!」
遊佐「そこで大山さんは残っている弾の数の確認や、予備のマガジンの補給……をしてました」
大山「……」
遊佐「今日の作戦開始前……大山さん、弾幕庫に行ってましたよね?」
大山「え、なんで知ってるの?!」
遊佐「そこで大山さんは残っている弾の数の確認や、予備のマガジンの補給……をしてました」
大山「……」
44: 1 2013/03/10(日) 22:41:09.11 ID:IfjKJ7o80
遊佐「それだけじゃないです。前は誰もやりたがらない校長室の掃除、それにみんなで食べる分のお菓子の補給」
遊佐「誰も見てないようなところで、誰もやりたがらない、気づかないような事を」
遊佐「大山さんは誰にも悟られないでやってくださっている……」ストッ
大山「えっ?!遊佐さん?!な、なんで背中合わせになんか座って……」
遊佐「いいんです。聞いてください、大山さん」
遊佐「誰も見てないようなところで、誰もやりたがらない、気づかないような事を」
遊佐「大山さんは誰にも悟られないでやってくださっている……」ストッ
大山「えっ?!遊佐さん?!な、なんで背中合わせになんか座って……」
遊佐「いいんです。聞いてください、大山さん」
45: 1 2013/03/10(日) 22:42:13.19 ID:IfjKJ7o80
遊佐「誰にも褒められているわけじゃないのに、誰にも言われてないのに」
遊佐「そんなことを率先的にすることはきっと……私にはできません」
大山「そんなの買いかぶりだよ……誰か気づいたらやるさ」
遊佐「でも、貴方はそれでも自分から率先してやっている」
遊佐「そんなことを率先的にすることはきっと……私にはできません」
大山「そんなの買いかぶりだよ……誰か気づいたらやるさ」
遊佐「でも、貴方はそれでも自分から率先してやっている」
46: 1 2013/03/10(日) 22:43:12.49 ID:IfjKJ7o80
遊佐「それは確かに地味かもしれないです。活躍とも言えないかもしれません」
遊佐「でも、私は見ていました。ずっと一人で頑張る大山さんの姿を」
遊佐「むしろ地味なのは私の方です……」
大山「そっ、そんなことないよ!」
遊佐「大山さん?」
遊佐「でも、私は見ていました。ずっと一人で頑張る大山さんの姿を」
遊佐「むしろ地味なのは私の方です……」
大山「そっ、そんなことないよ!」
遊佐「大山さん?」
47: 1 2013/03/10(日) 22:44:15.95 ID:IfjKJ7o80
大山「地味なんかじゃない!オペレーターなんて誰にでも出来ることじゃないし、みんなの役に立ってる!」
大山「今日だって遊佐さんの指示がなかったら、僕はきっともっと混乱してた……と思う」
大山「それに闇討ち部隊に指示を飛ばしながら、戦闘部隊や陽動部隊にも指示を出すなんて、僕には出来ないよ」
大山「そんな遊佐さんだからきっと……ゆりっぺも重要な役目を任せてるんだよ」
遊佐「……ふふっ」
大山「(……遊佐さんの笑った顔、初めて見た)」
大山「今日だって遊佐さんの指示がなかったら、僕はきっともっと混乱してた……と思う」
大山「それに闇討ち部隊に指示を飛ばしながら、戦闘部隊や陽動部隊にも指示を出すなんて、僕には出来ないよ」
大山「そんな遊佐さんだからきっと……ゆりっぺも重要な役目を任せてるんだよ」
遊佐「……ふふっ」
大山「(……遊佐さんの笑った顔、初めて見た)」
48: 1 2013/03/10(日) 22:45:23.77 ID:IfjKJ7o80
遊佐「私が言った事と同じこと言ってますよ。大山さん」
大山「え?」
遊佐「同じこと言ってます。自分にはきっと出来ない、他の人にもきっと出来ない。地味じゃない」
大山「あ……」
遊佐「みんな同じですよ。誰にでも出来ない、自分だけが出来ることをみんなやってるんです」
遊佐「だから、SSSに必要ない人なんていないんです」
遊佐「大山さんも私も……SSSには必要なんです
大山「え?」
遊佐「同じこと言ってます。自分にはきっと出来ない、他の人にもきっと出来ない。地味じゃない」
大山「あ……」
遊佐「みんな同じですよ。誰にでも出来ない、自分だけが出来ることをみんなやってるんです」
遊佐「だから、SSSに必要ない人なんていないんです」
遊佐「大山さんも私も……SSSには必要なんです
50: 1 2013/03/10(日) 22:47:15.52 ID:IfjKJ7o80
大山「遊佐さん……」
大山「そっ……か……」
遊佐「それと大山さん。私は……」スッ
大山「えっ、ゆ、ゆゆゆ遊佐さん?!なんで後ろから抱きついて……」
遊佐「そんな大山さんをずっと見てました。ひたむきに、頑張っている姿を」
大山「えっ……」
大山「そっ……か……」
遊佐「それと大山さん。私は……」スッ
大山「えっ、ゆ、ゆゆゆ遊佐さん?!なんで後ろから抱きついて……」
遊佐「そんな大山さんをずっと見てました。ひたむきに、頑張っている姿を」
大山「えっ……」
51: 1 2013/03/10(日) 22:48:12.14 ID:IfjKJ7o80
遊佐「そうしたら、いつの間にかあなたから目が離せなくなっていました」
遊佐「マイク越しでも、話すとドキドキしました」
遊佐「きっと、これが【好き】という感情なんでしょう……」
遊佐「大山さん、私はきっと……いえ、私はあなたが、好き……です///」
大山「……」
遊佐「マイク越しでも、話すとドキドキしました」
遊佐「きっと、これが【好き】という感情なんでしょう……」
遊佐「大山さん、私はきっと……いえ、私はあなたが、好き……です///」
大山「……」
52: 1 2013/03/10(日) 22:49:39.68 ID:IfjKJ7o80
遊佐「……お、大山さん?」
大山「い、いや。そんなこと言われたの人生で初めてで……」
遊佐「人生って……もう死んでますよ。私達」フフッ
大山「そ、そうだったね……」
大山「え、えっと。本当に僕?人違いじゃない?」
遊佐「人違いじゃ……ないです」
大山「……そっか。嬉しい、すっごく嬉しいよ。遊佐さん」
大山「い、いや。そんなこと言われたの人生で初めてで……」
遊佐「人生って……もう死んでますよ。私達」フフッ
大山「そ、そうだったね……」
大山「え、えっと。本当に僕?人違いじゃない?」
遊佐「人違いじゃ……ないです」
大山「……そっか。嬉しい、すっごく嬉しいよ。遊佐さん」
53: 1 2013/03/10(日) 22:50:30.10 ID:IfjKJ7o80
大山「僕も……遊佐さんのことが好きだ。好きなんだ」
遊佐「大山さん……」
大山「ははっ、誰かが見たら地味な恋って思うかな?」
遊佐「それでもいいじゃないですか。地味だったとしても、派手だったとしても」
遊佐「私が恋したのは、大山さんですから……」
遊佐「大山さん……」
大山「ははっ、誰かが見たら地味な恋って思うかな?」
遊佐「それでもいいじゃないですか。地味だったとしても、派手だったとしても」
遊佐「私が恋したのは、大山さんですから……」
54: 1 2013/03/10(日) 22:51:59.82 ID:IfjKJ7o80
―――エピローグ―――
遊佐「大山さん、よければ昼食を一緒に取りませんか?」
大山「えっ?大丈夫なの?仕事とかあるんじゃ……」
遊佐「ゆりっぺさんに今日一日、お休みをもらってきましたから大丈夫です」
大山「そっか!じゃあ一緒に学食に……」
遊佐「あ、いえ、あの……今日は中庭で食べませんか?」
遊佐「大山さん、よければ昼食を一緒に取りませんか?」
大山「えっ?大丈夫なの?仕事とかあるんじゃ……」
遊佐「ゆりっぺさんに今日一日、お休みをもらってきましたから大丈夫です」
大山「そっか!じゃあ一緒に学食に……」
遊佐「あ、いえ、あの……今日は中庭で食べませんか?」
55: 1 2013/03/10(日) 22:52:41.06 ID:IfjKJ7o80
大山「え?なんで?」
遊佐「お弁当……作ってきたので」
大山「本当?!すっごい嬉しいよ!」
遊佐「喜んでもらえて私も嬉しいです……///」
遊佐「お弁当……作ってきたので」
大山「本当?!すっごい嬉しいよ!」
遊佐「喜んでもらえて私も嬉しいです……///」
56: 1 2013/03/10(日) 22:53:49.78 ID:IfjKJ7o80
日向「……なぁ」
音無「何?」
日向「遊佐と大山って……あんなだったっけ。特に遊佐」
音無「意外といえば意外な組み合わせだが……まぁ、お似合いじゃないか?」
日向「あーあ。俺も彼女欲しいなぁー!」
音無「何?」
日向「遊佐と大山って……あんなだったっけ。特に遊佐」
音無「意外といえば意外な組み合わせだが……まぁ、お似合いじゃないか?」
日向「あーあ。俺も彼女欲しいなぁー!」
57: 1 2013/03/10(日) 22:54:27.21 ID:IfjKJ7o80
音無「まぁ、確かにあれ見てると幸せそうでいいなとは思うな」
直井「音無さん!僕でよければ、毎日でもお弁当作ってきますよ!!」
音無「お、おう……」
日向「めげないね……お前も」
直井「音無さん!僕でよければ、毎日でもお弁当作ってきますよ!!」
音無「お、おう……」
日向「めげないね……お前も」
58: 1 2013/03/10(日) 22:55:31.38 ID:IfjKJ7o80
藤巻「大山~……ってあれ」
藤巻「なんだ。自慢の彼女と一緒かい。なら邪魔しちゃ悪いな」
藤巻「じゃあ今日は一人寂しく食堂かねぇ……」
ひさ子「ん、何やってんのさ藤巻」
藤巻「いんや、飯食う友達を自慢の彼女とやらに取られちまってな」
ひさ子「ふーん……なら一人なのか?」
藤巻「まぁな。だから高松か松下五段辺りを誘おうかなぁ~と」
ひさ子「……なぁ」
藤巻「なんだ。自慢の彼女と一緒かい。なら邪魔しちゃ悪いな」
藤巻「じゃあ今日は一人寂しく食堂かねぇ……」
ひさ子「ん、何やってんのさ藤巻」
藤巻「いんや、飯食う友達を自慢の彼女とやらに取られちまってな」
ひさ子「ふーん……なら一人なのか?」
藤巻「まぁな。だから高松か松下五段辺りを誘おうかなぁ~と」
ひさ子「……なぁ」
59: 1 2013/03/10(日) 22:56:22.03 ID:IfjKJ7o80
藤巻「なんだ?」
ひさ子「お前がいいんなら、今日一緒に食わないか?」
藤巻「いいのか?お前、ガルデモのメンバーは……」
ひさ子「今日はガルデモは休み。だからあたしも暇なんだ」
藤巻「そうか、じゃあ食おうぜ。最近の大山についての愚痴を誰かに語りたかったんだ!」
ひさ子「お、おう」
ひさ子「お前がいいんなら、今日一緒に食わないか?」
藤巻「いいのか?お前、ガルデモのメンバーは……」
ひさ子「今日はガルデモは休み。だからあたしも暇なんだ」
藤巻「そうか、じゃあ食おうぜ。最近の大山についての愚痴を誰かに語りたかったんだ!」
ひさ子「お、おう」
60: 1 2013/03/10(日) 22:57:19.07 ID:IfjKJ7o80
今日も世界は変わらない。
地味でも、派手でも、普通でも、異常でも。
不必要な人なんて、この世界にはいないんだ―――
ゆり「ってまとめてみたけどどう?かっこよく決まったかしら」
ユイ「いや、先輩。台無しになってやがります」
おわり
地味でも、派手でも、普通でも、異常でも。
不必要な人なんて、この世界にはいないんだ―――
ゆり「ってまとめてみたけどどう?かっこよく決まったかしら」
ユイ「いや、先輩。台無しになってやがります」
おわり
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