1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/05(水) 22:56:23.88 ID:F/Cu3Gav0
舞弥「愛を・・・忘れ去るのですか?」 切嗣「・・・僕は」 

本スレは上記の新章開幕となります。
(第5次聖杯戦争が舞台)


※このスレは安価スレです。
しかし、モードがデス級に設定されている為にヘタな安価を振ると即死する可能性がありあますのでご注意を。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1346853383

引用元: イリヤ「お母さん・・・」 舞弥「私はアナタの母ではありません」 

 

3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/05(水) 23:17:43.96 ID:F/Cu3Gav0

―第4次聖杯戦争終了・・・次の日―



雁夜「・・・そんな・・」



イリヤ「嘘・・・だ・・・ぁ・・」ポロポロ


イリヤ「・・ひぐっ・・・ぁ・・うぁあ゙あ゙あ゙ぁ!!!!」


イリヤ「キリツグぅ・・!!・・・・キリツ・・グは・・戻って・・・くるもん!!!!」

イリヤ「約束したもん!!!」



舞弥「泣き止みなさい!!」


イリヤ「ひっ!・・・ぅ・・・グスン・・・・」


舞弥「泣いても・・・切嗣は帰って来ません・・・」

イリヤ「・・っ・・・ぅうっ・・」


舞弥「ですが・・・切嗣を取り戻す策はあります」

イリヤ「えっ!?」


舞弥「保険のために・・・令呪を二画残してもらった・・・」


雁夜「・・・」

雁夜「確かに、どうしようもなかったからな・・・あの状況じゃ・・・」


舞弥「令呪を使って、私の身体老化を防ぐ」


舞弥「効果の程は解りませんが、次の戦争に活かすならこれしかない」


雁夜「・・・」


舞弥「雁夜さんは付き合う必要はありません・・・」

舞弥「ただ・・・」


雁夜「付き合うよ」


雁夜「ここまで協力してもらった・・・」

雁夜「それに、魔術師殺しの弟子にしてもらうつもりだったからさ」


舞弥「感謝します・・・!」

舞弥「これで救助出来る確率が格段に上がりました」


舞弥「あとは、イリヤスフィール」


イリヤ「・・・はい」


舞弥「アナタ次第です」

7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/05(水) 23:41:31.07 ID:F/Cu3Gav0

―3年後―


舞弥「・・・――遅いッ!」ビュッ!!

イリヤ「ぁがっ!!?」ズドン!!


舞弥「なんですか・・・その動きは・・・」

舞弥「殺意を込めなさい!!だから動きが鈍いのです!!」

イリヤ「ひっ・・・ぐ・・!」


イリヤ「怪我してるんだから・・・仕方ないじゃ――・・・」

舞弥「そんなことだから戦場でも被弾する!」シュッ!

イリヤ「ッ!!」ドガッ!


舞弥「甘えを消しなさい。さもなければ死ぬだけです」

舞弥「切嗣を救う前に・・・」


イリヤ「~~っ!!」


イリヤ「もう一本!手合わせお願いします!!」

舞弥「死合いと思いなさい!!」



・ ・ ・ ・ ・

・ ・ ・

・ ・



雁夜「こんにちは、イリヤちゃん」ガチャッ


イリヤ「雁夜おじさん!」

雁夜(ハハ・・・見た目は歳食ってないはずなんだけどなぁ・・・)


雁夜「報告に来たんだけど・・・舞弥さんは?」

イリヤ「今シャワー浴びてるよ。珈琲飲む?」


雁夜「そっか、じゃあ待たせてもらおうかな―――・・・・ん?」


雁夜「その包み・・・もしかしてプレゼント?」


イリヤ「えへへ・・・今日は母の日だから内緒で買っちゃった・・・」


雁夜「僕もさっき桜ちゃんから貰ってね。舞弥さんも喜んでくれるよ」


イリヤ「だよね!今珈琲いれますっ!」


10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/05(水) 23:55:18.90 ID:F/Cu3Gav0

舞弥「あら雁夜さん」カチャ


雁夜「ども、お邪魔してます」グビッ


雁夜「遠坂家についての報告なんですけど――・・・」


舞弥「まぁ、ケーキでも食べながら話ましょう」

イリヤ「じゃあ持ってくるね!」

舞弥「ええ、お願いします」







雁夜「・・・――って感じでさぁ、やっぱり葵さんは話すら受け付けてくれないよ」

舞弥「凛ちゃんの獲得は難しそうですね・・・」モグモグ


雁夜「桜ちゃんは連絡を取り合える仲だから大丈夫だとは思うけど」

舞弥「出来る限りマスター候補は抑えておきたいのですが・・・仕方ないでしょうか」


雁夜「ナタリアさんの動きは大丈夫なのか?」

舞弥「あれ以来・・・日本に現れることはありませんから、恐らくは」


雁夜「・・・まだ戦争開始は先だろうからね」

雁夜「ゆっくり進めて行きましょう」


舞弥「ええ・・・」



12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/06(木) 00:16:11.92 ID:crdkKbfT0
イリヤ「・・・」モグモグ


イリヤ「・・・舞弥!」

舞弥「どうしたのですか?」


イリヤ「こっ・・コレ・・・」スッ

舞弥「・・・プレゼントですか?」


イリヤ「うん・・・今日は母の日だから」



舞弥「受取れません」



イリヤ「えっ?」


舞弥「私は・・・アナタの母などではない」

イリヤ「・・・」


雁夜「おい!アンタなぁ!!」ガタッ


舞弥「黙ってなさい」

雁夜「・・・ッ!」


舞弥「・・・行き過ぎた行為ですよ、イリヤ」

イリヤ「なんで・・・」


舞弥「アナタは私と、家族のような団欒を感じているのですか?」

舞弥「私は、そのような付き合いをしているつもりはない」


舞弥「捨ててきなさい。そのようなモノ」


イリヤ「ッ!!・・・ぅ・・・!」


イリヤ「グスッ・・ぅ・・・舞弥のばかっ!!」ガチャッ!! タタタタタ…!




舞弥「・・・」


雁夜「何のつもりだ・・・アンタ」

舞弥「・・・」


舞弥「あのような優しい子では・・・誰かを見捨てるなんて出来ない・・・」

雁夜「・・・」


舞弥「今度の戦争は、そのような時が必ず来る」

舞弥「甘さを枷に・・・死なせるわけには、いかないのです」


雁夜「全部が終わったら・・・」


舞弥「・・・ええ・・・思いっきり、抱きしめます」

16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/06(木) 00:36:24.61 ID:crdkKbfT0

―約7年後―



雁夜(あれから長い年月が経った)


雁夜(三人で戦場に出たり、魔術師狩りで仕事をすることが多かったな)



雁夜(イリヤちゃんと舞弥さんの関係だが、やっぱり舞弥さんが壁を作っている感じは否めない)


雁夜(だが、俺がイリヤちゃんに本当のことをそれとなく伝えているせいか、仲は良いと思える)


雁夜(イリヤちゃんはだいぶ大人っぽくなったけど、戦場に出しているせいもあってか少し目が死に気味だ)


雁夜(・・・切嗣さんに似たんだろう)



雁夜(俺と舞弥さんの見た目は10年前と大して変わらない。令呪ってスゲーわ)


雁夜(まぁ・・・俺は白髪のまんまだから歳相応かもな)



雁夜(そして今日・・・雪が降る12月)



雁夜(俺たち三人に、令呪が宿った)


22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/06(木) 01:05:24.10 ID:crdkKbfT0

―12月24日・新アジト―


イリヤ「武器は全部降ろしたよ!」


舞弥「了解です。遠坂家との連絡は!?」

雁夜「桜ちゃんと話が出来た!」


雁夜「桜ちゃんと凛ちゃん二人とも宿ったそうだ!」


舞弥「そうですか・・・」


舞弥「わかりました。召喚の儀を先に行いましょう」








―同時刻・時計塔―


ウェイバー(ロード・エルメロイ)「痛ッ!!・・・令呪!!?」


エルメロイ「おいおい・・・マジかよ」

エルメロイ(こんな尚早に現れるなんて・・・!)



ケイネス「失礼するぞ!!」ガチャッ


エルメロイ「先生・・・まさかアンタも・・・」

ケイネス「その・・・まさかだ」







―同時刻・遠坂邸―


桜「私は・・・お姉ちゃんと争いたくない」


凛「桜・・・」


葵「・・・」

葵「あの人の意思を継げるのは・・・アナタ達だけなのよ」



桜「・・・」





33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/06(木) 01:20:26.22 ID:crdkKbfT0

―召喚の儀―




エルメロイ「閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)」



ケイネス「繰り返すに五度。ただ満たされる時を破却する」




凛「素に銀と鉄。礎に石と契約の大公。祖には我が大師シュバインオーグ」



桜「降り立つ風には壁を。四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ」





雁夜「――――告げる」



舞弥「汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に」



イリヤ「聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ!」






※サーヴァントを決定してください。
エルメロイ>>36 
ケイネス>>37 
凛>>38 
桜>>39 
雁夜>>40 
舞弥>>41 
イリヤ>>42 


サバが被ったら最安価も出来るのでご安心を

84: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/09/06(木) 15:43:17.05 ID:rAkEy8/y0
ネロ・カオス

89: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/06(木) 16:11:54.36 ID:VczuCn1Z0


※参考までに

石馬戒厳(いしま かいげん)・・・「刃鳴散す」に登場した女性。軍人。
日本古来の文化思想を尊ぶ女性。
流派:陸軍戸山流 / 武具:孫六兼元
http://www.nitroplus.co.jp/pc/lineup/into_14/chara09.html
http://www.nicovideo.jp/watch/sm875729


孔濤羅(コン・タオロー)・・・「鬼哭街」に登場した主人公。
電磁発勁の使いこなす殺し屋。生身にも関わらず戦車を刀でまっぷたつにしたりする。
妹が仲間にレイープ+魂を5つに分断されたことにより、仇討ち&魂を回収し妹を復活させようとする復讐鬼。
その結果、今の切嗣と同じ状態になってしまったかわいそうな人。
流派:戴天流剣法 / 武具:その辺のチンピラから奪ったポン刀
http://www.youtube.com/watch?v=jSg2B4C43LA



114: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/06(木) 16:46:44.77 ID:VczuCn1Z0

ウェイバー/アルトリア→セイバー

ケイネス/石馬戒厳(いしま かいげん)→ライダー

凛/ネコアルク→キャスター

桜/ミハイル・ロア・バルダムヨォン→アーチャー

雁夜/孔濤羅(コン・タオロー)→バーサーカー

舞弥/ネロ・カオス→アサシン

イリヤ/ギルガメッシュ→ランサー



クラス決めは以上となりました。

161: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/06(木) 18:38:56.15 ID:X+M7ZMNt0
一応投下しときます。


ミハイル
筋力A+ 魔力A+ 耐久D  敏捷A+ 幸運A+


石馬戒厳
筋力C 魔力B 耐久A+  敏捷C  幸運D


ネロ
筋力A+ 魔力C 耐久E  敏捷A+ 幸運B


アルトリア
筋力A 魔力A+ 耐久A+  敏捷A+ 幸運A+


タオロー
筋力B 魔力A+ 耐久B  敏捷A  幸運B


ギルガメッシュ
筋力A+ 魔力A+ 耐久A+ 敏捷A+ 幸運A+


ネコアルク
筋力A+ 魔力E  耐久C  敏捷B 幸運E


ギルとアルトリアがやべぇ・・・間違いじゃないよなこれ。
そしてネコアルク終了のお知らせ。

230: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/07(金) 20:19:20.16 ID:QI9yUHiS0

桜/ミハイル・ロア・バルダムヨォン(アーチャー)
筋力A+ 魔力A+ 耐久D  敏捷A+ 幸運A+

【スキル】
・戦闘続行 A(決定的な致命傷を受けない限り生き延びる) 
・呪術A (地位や財産を得る法)
・破壊工作A(トラップを仕掛けることが簡略化出来る)


【宝具】
・空洞航路・十七転生(オーバーロード・ゲマトリア)  レンジ1 最大補足1
掴んだ相手を異空間へ共に引き連り込む。

・転生無限者の派閥  レンジ‐ 
ロアが築き上げた派閥に属する死徒・吸血鬼を召喚する。




ケイネス/石馬戒厳(ライダー)
筋力C 魔力B 耐久A+  敏捷C  幸運D

【スキル】
・軍略A(戦闘における戦術的直感能力。対軍宝具行使及び対軍宝具への対処に+の補正がかかる)
・勇猛A (威圧、混乱、幻惑といった精神干渉を無効化する。また、格闘ダメージを向上させる)
・カリスマB(大軍団を指揮する才能。ランクBもあれば一国を統治するには十分といえる)

【宝具】
・石馬戒厳ビッグボディ(バカキ・エルドグラ) レンジ99 最大補足10
宇宙に存在する無数の戒厳がビッグボディ。

・銃砲火器類所持絶対禁止法 (イシマ・イデオロギー) レンジ99  最大補足99
発動させると、レンジ内に銃器やそれに関係する物は稼働不可となる。





舞弥/ネロ・カオス ※フォアブロ・ロワイン (アサシン)
筋力A+ 魔力C 耐久E  敏捷A+ 幸運B

【スキル】
・気配遮断A(自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となる)
・自己改造A(自身の肉体に別の肉体を付属・融合させる )
・蔵知の司書A+(多重人格による記憶の分散処理。明確な記憶が可能)

【宝具】
・獣王の巣(ネロ・カオス)  レンジ‐ 
666の生命の因子が混濁し渦を巻く混沌の世界 。ネロ=使い魔、という存在にもなっており、体内の獣たちが常に全方向を見張っているような状態にあるため死角というものが存在しない。

・螺湮城教本(プレラーティーズ・スペルブック)  レンジ99 最大補足99
同生命の因子を体外に排出する教本。その他として海魔を召喚可能。






ウェイバー/アルトリア(セイバー)
筋力A 魔力A+ 耐久A+  敏捷A+ 幸運A+

【スキル】
・直感A(つねに自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力)
・信仰の加護A(加護とはいっても最高存在からの恩恵ではなく、自己の信心から生まれる精神・肉体の絶対性 。正し、人格異変を来す)
・精霊の加護A(武勲を立てうる戦場に限り、精霊の加護によって危機的局面において幸運を呼び寄せることのできる能力)

【宝具】
・約束された勝利の剣(エクスカリバー) 
神霊レベルの魔術行使を可能とし、所有者の魔力を光に変換、集束・加速させることで運動量を増大させ、光の断層による「究極の斬撃」として放つ

・風王結界(インビジブル・エア)
セイバーの剣を覆う、風で出来た第二の鞘。厳密には宝具というより魔術に該当する。




231: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/07(金) 20:22:09.48 ID:QI9yUHiS0


雁夜/孔濤羅(バーサーカー)
筋力B 魔力A+ 耐久B  敏捷A 幸運B

【スキル】
・無窮の武練A(いついかなる状況においても体得した武の技術は劣化しない)
・狂化B(理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル)
・反骨の相B(一つの場所に留まらず、また、一つの主君を抱かぬ気性)

【宝具】
・騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)  レンジ1 最大補足30
手にしたものを自身の宝具として扱う宝具能力。由来は、扱う得物が敵から奪ったモノであることから。

・紫電掌  レンジ1 最大補足2
生前より由来した電磁発勁奥義の対魔版。触れた魔術体を一瞬にて破壊する。






イリヤ/ギルガメッシュ(ランサー)
筋力A+ 魔力A+耐久A+  敏捷A+ 幸運A+

【スキル】
・皇帝特権A(本来持ち得ないスキルを、本人が主張することで短期間だけ獲得できるというもの。該当するのは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略のみ)
・黄金率A(人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命を指す)
・カリスマA+(大軍団を指揮する才能。ランクBもあれば一国を統治するには十分といえる)

【宝具】
・天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ) レンジ:1~99 最大捕捉:1000
かつて混沌とした世界から天地を分けた究極の一撃。無銘にして究極の剣から放たれる空間切断。風の断層は擬似的な時空断層までも生み出す。
 
・王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)  レンジ‐ 
バビロニアの宝物庫とそれに繋がる鍵剣。射出可能。






凛/ネコアルク(キャスター)
筋力A+ 魔力E 耐久C  敏捷B 幸運E

【スキル】
・原初の一 ‐(敵対相手に対し下回るステータスがワンランク上昇する)
・精神汚染:A+ (精神が錯乱しているため、他の精神干渉系魔術をシャットアウトできる。ただし意思疎通が不可)
・星の開拓者‐(難航な状況に於かれても気持ち程度マシな補正がかかる)

【宝具】
・型月マスコット(ニャー・ニャー) レンジ‐ 
特に意味はない。

・私の最高の友猫 (マイ・ブラニャー)  レンジ‐
ネコアルクカオスを召喚できる。性能は己と同等。


233: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/07(金) 21:10:53.73 ID:QI9yUHiS0

桜「汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ――・・・天秤の守り手よ!」ゴゴゴ…!!



ロア「・・・・・」バシュゥウウ…



ロア「問うぜ、お嬢ちゃんが俺のマスターかい?」


桜「ええ・・そうです」


ロア「ふーん・・・願いごとでもあるってか?」


桜「・・・」


桜「助けたい人達がいます」



ロア「助けたいねぇ・・・まぁいいや、俺はミハイル・ロア・バルダムヨォン」


ロア「クラスはアーチャーだ・・・好きに呼べや。宜しくな」



桜「ロアは聖杯に何を望むのですか?」


ロア「>>235」


235: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) 2012/09/07(金) 21:12:50.64 ID:S7+EciOPo
平和

238: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/07(金) 21:30:23.83 ID:QI9yUHiS0

ロア「平和かな・・・」


ロア「こうやって現界出来たわけだしよぉ、受肉して平和に過ごすってのが願いだわな」

桜(思いの外良い人そうね・・・)


ロア「時空を遡行してムカツク奴らに復讐ってのもアリだが、もう殺人は卒業してもいいかなぁーってさぁ」

桜(そうでもなかった・・・)


ロア「んで・・・どうすんだい?」

桜「他のマスター達を手助けすることが私の目標ですから、そのアジトへ移動したいのですが・・・」

桜「先ずはこの家を無事に出ることが問題です」


ロア「・・・?」


ロア「どーいうこった?」



・・・・・・

・・・・

・・・



ロア「姉妹で争えとねぇ・・・」


桜「私は争いたくない・・・姉さんは解りませんが」

ロア「殺さない程度に抑えればいいんだろ?任せとけって」


桜「ええ、頼みますよ。アーチャー」


240: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/07(金) 21:39:54.28 ID:QI9yUHiS0

凛「汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ――・・・天秤の守り手よ!」ゴゴゴ…!!


ネコアルク「・・・」バシュゥウウ…



凛「何コレ!?可愛い!!・・・って、サーヴァントなのコレ?」


ネコアルク「汝がネコのマスターかにゃ!!?にゃにゃ!??」

凛「ええ・・・そうだけど」


凛「てかアンタ、サーヴァントなのよね?」

ネコアルク「ネコはネコだにゃ!!うにゃにゃにゃ!!!」


凛(ダメだコイツ・・・精神汚染でもついてるのかしら・・・・)


凛(この戦争負けた・・・・・・いや、諦めちゃだめよ凛!私がしっかりすれば勝ち残れるかもしれないし!)


凛「・・・私は凛よ。出来る限り頑張ってもらうからね」


ネコアルク「凛かにゃ!お前は聖杯に何を望むのにゃ!?」


凛「・・・>>242」




242: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/09/07(金) 21:42:59.15 ID:rZT46GeC0
別に……ただ聖杯戦争に勝利することが遠坂の悲願だから。まぁ貰えるものは貰っておくけどね。

244: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/07(金) 21:53:22.64 ID:QI9yUHiS0
凛「・・・別に・・・」


凛「聖杯戦争に勝利することが遠坂の悲願だから・・・まぁ貰えるものは貰っておくけどね」


ネコアルク「その理由つまんにゃ!お前つまらんにゃー!」

凛(やっぱり殺そうかしらコイツ)




桜「・・・」ガチャッ


凛「あ・・・桜」


ロア「あんま似てねぇな姉妹だっての――――・・・・・・・」

桜「・・・アーチャー?」


凛「ふーん・・・それが桜のサーヴァントね」


ネコアルク「・・・」ゴロゴロ

ロア「おい」


ネコアルク「なんだにゃ?」ゴロゴロ

ロア「お前、アルクェイドだな?」

ロア「ふざけた姿してやがるが・・・この感じ・・・間違いねぇ!!」


凛「ちょっと、何よアンタ!」


桜「知り合いなのアーチャー?」

ロア「そんなマトモな間柄じゃねぇよ・・・なァ゙!!?」


ネコアルク「>>246」




245: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/09/07(金) 21:54:31.82 ID:rZT46GeC0
ソウル・ブラザー? いいにゃシスター? まぁそこんところは、おいおいと。

246: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) 2012/09/07(金) 21:54:53.35 ID:p9qMaKKAO
うえ

250: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/07(金) 22:22:39.70 ID:z6Ozcraa0


ネコアルク「強いて言うならソウルブラザー的な感じかにゃ?寧ろシスター?」


ネコアルク「まぁソコんところはおいおいと―――・・・かふっ!!?」グサッ!!


凛「!!?」



     茶化した発言を放つと同時・・・ロアの得物であるナイフが、ネコアルクの胴体に突き込まれていた――・・




ロア「早死にがご希望みてぇだなぁ・・・オィ・・・」


ロア「桜ァ・・・さっきの平和っつーのは一時撤回させてもらうぜ」グリグリ!


ネコアルク「あ゙・・・にゃぁぁ゙あ゙あ゙ぁあ゙!!!?」ブシュゥウ!!!



桜「ッ!!・・・」



ロア「テメェ本当にアルクェイドか?脆いったらありゃしねぇ・・・まぁなんでもいいけどよ」


ネコアルク「っ・・!・・・が!・・ぁあ゙・」



ロア「死ね」ポイッ



ロア「四つの福音を以って汝を聖別す―――・・・嘆かわしき哉、この地に神道成る時は無しッ!!」ゴゴゴ…!


ロア「天の!!崩雷ッ!!!!」バチバヂヂチ!!!!




     ナイフごと宙に投げ捨てられたネコアルクを、四つの魔方陣が縛る―――・・・・


        詠唱を下した直後、十字の雷によって焼き祓われた――・・・残ったものは、消し炭だけであった。





ネコアルク「ッ゙!!?――――!!―――!――・・・――・・・・」




凛「・・・・」

桜「・・・・」


ロア「悪ぃな、家壊しちまった」




              ―ネコアルク死亡・キャスター組脱落――



275: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/07(金) 23:04:17.97 ID:z6Ozcraa0
ウェイバー「汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ――・・・天秤の守り手よ!」ゴゴゴ…!!


アルトリア「・・・」バシュゥウウ…


アルトリア「問おう、貴方が私のマス――・・」


ウェイバー「・・・って!またお前かよ!!」



アルトリア「・・・?」

アルトリア「私は貴方と初対面のはずだが・・・」


ウェイバー「僕だよ。ウェイバー・ベルベッドだ」


アルトリア「!?」


アルトリア「えぇ・・・?」



ウェイバー「いやもういいわ。時間が無ない」

ウェイバー「お前は・・・何を望む?」


セイバー「・・・聖杯は壊れているのでは」


ウェイバー「10年前の戦争・・・聖杯は願いを叶えた」

セイバー「っ!?本当ですか!!?」




・・・・・・・

・・・・・

・・・



セイバー「ナタリアの願いを・・・」


ウェイバー「舞弥さん達からそう聞かされた・・・実際、衛宮切嗣は姿を消した」

セイバー「・・・」


ウェイバー「歪んだ形の願いしか叶えないのかもな・・・遡行の件、全てを殺し尽くすってのもそうだ」


ウェイバー「だが、希望がゼロとは限らない」

セイバー「・・・そうですか」


ウェイバー「お前はどうしたいんだ?」


セイバー「>>274」





276: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/07(金) 23:04:47.69 ID:z6Ozcraa0
再安価>>279

279: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/09/07(金) 23:09:26.56 ID:rZT46GeC0
もう祖国などどうでもいい。騎士道も王道も捨て我欲のままに全てを喰らう暴君となろう。と言ってオルタ化する。

288: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/07(金) 23:23:55.20 ID:z6Ozcraa0

セイバー「もう祖国などどうでもいい・・・騎士道も王道も捨て、我欲のままに全てを喰らう暴君になる」


ウェイバー「・・・」

セイバー「ということでウェイバー、私のために勝利を目指せ」


ウェイバー「まぁ・・・お前が好きにするのは構わないんだがな・・・」

ウェイバー「『欲』って具体的に何をしたいんだ?」


セイバー「>>291」







291: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/09/07(金) 23:26:05.95 ID:UQmR30hH0
主に切嗣や切嗣の関係者に復讐、それが終わり次第聖杯の泥で受肉し新たな国を作る

295: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/07(金) 23:43:21.51 ID:z6Ozcraa0

セイバー「主に切嗣や切嗣の関係者に復讐。それが終われば次第聖杯の泥で受肉し新たな国を作る」


セイバー「これが私の目的だ」


ウェイバー「・・・・・・・・・・」


セイバー「・・・なんだ」






ウェイバー「令呪を以って命ずる。自害しろアルトリア」








セイバー「えっ?え・・ちょっ!!?」シャキンッ!ググッ…!!


セイバー「おい!!ふざけるな!!!令呪でコレを解け!!!」



ウェイバー「ギアス・・・って覚えてるか?」


セイバー「あっ・・・」



ウェイバー「あの戦争が終わった直後、再度協力を求められた」


ウェイバー「『次の戦争のマスターとなった場合、サーヴァントが協力的になる可能性が高いと判断したなら引き渡せ』」

ウェイバー「『害になると判断したら殺せ』との命令済みさ・・・」



セイバー「やっ・・!・・・さっきのは冗談だ・・だから!!ぎあっ!!!??」ググ…ズブッ!


ウェイバー「残念だよ・・・本当に・・・」



セイバー「ぎっ!!ぎぃいい゙いっ!!!!」グググ…!!


ウェイバー「しぶといな・・・・令呪を重ねて命ずる、自害しろアルトリア」



セイバー「んぶっ!!・・・・か!・・・がぁ・・・・――!・・・―・・」ブシュゥウ!!!!





ウェイバー「残った令呪を渡しに行かなくっちゃな・・・」


300: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/08(土) 00:06:15.87 ID:fiq9astO0


ケイネス「汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ――・・・天秤の守り手よ」ゴゴゴ…!!



戒厳「・・・」バシュゥゥウウ…


ケイネス(日本の軍人か?・・・珍しいサーヴァントだな)



戒厳「問うぞ、お前が臣(わたし)の支配者――・・・・」


ケイネス「・・・?」



戒厳「貴様、異国の者だな?」シャキンッ…!


ケイネス「ちょっ!!?何故刀を抜く!?」


戒厳「我が大日本帝国を穢した航来の畜生が・・・臣を呼び出すなどとッ!地獄で詫びよ!!」



ケイネス「おい!私が死んだら貴様も死ぬぞ!!?」


ケイネス「悲願は無いのか!?」


戒厳「・・・」


戒厳「>>302」




302: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) 2012/09/08(土) 00:09:55.22 ID:3btdM2RM0
大日本国を未来永劫続く不死の国にする大義が私にはある!

305: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/08(土) 00:21:12.26 ID:fiq9astO0

戒厳「大日本帝国を、未来永劫続く不死の国にする大義が臣にはある・・・!」


戒厳「癪だが・・・貴様と組んでやる」スッ



ケイネス(落ち着きはしたが・・・大丈夫かこの女・・・?)

ケイネス(祖国以外のモノを嫌ってる風でもある・・・使えないと判断すべきか・・・?)


ケイネス「・・・」


戒厳「なんだ?」


ケイネス「私の目的はだな。日本人である他のマスターに助力することだ」

戒厳「そうなのか!それなら早く言えばよかろうに!」パァアアア


ケイネス「だがな、一つ言っておくぞ?」

ケイネス「日本という国は既に平和だ。多国と協定も結んでおり治安の良い国と言える」


ケイネス「お前が成さずとも、既に成されたと言っても過言ではなかろう」


戒厳「・・・」


ケイネス「そのあたりを含めて・・・今後どうしたいのか聞かせてもらえるか?」


戒厳「>>307」

307: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/09/08(土) 00:22:44.35 ID:PchH71ZC0
話してみて良く分かった。貴様は気に入らん。やはりお前の首を切る。消えろ!

319: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/08(土) 00:52:47.47 ID:fiq9astO0

戒厳「話してみて良く分かった。貴様は気に入らん。やはりお前の首を切る」


戒厳「死ねッ!!」ヒュッ!!



ケイネス「・・・」ギンッ!!



戒厳「!!?」


戒厳(何だこの液体は・・・剣撃を防いだ!!?)






ケイネス「切腹せよ」キィィイイ!!




戒厳「なっ!!?」ググッ…!




ケイネス「鍛え抜いた『月霊髄液―ヴォーメルン・ハイドラグラム―』を舐めるな・・・小娘」


ケイネス(まぁ、性能の低いサーヴァントでもあったのだろうがな・・・運が良い)




戒厳「んぎっ!!・・・・ぎがぁああ゙あ゙あ!!?」ズズズッ!!




ケイネス「どうした?日本人らしく潔く逝かぬのか?」




戒厳「ん゙っ!?かはぁ゙っ!!!―――・・!・・・・―・・・・・・」バシュゥッ!!!!




ケイネス「・・・屑めが」


329: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/08(土) 18:38:51.34 ID:fiq9astO0

雁夜「・・・――汝、狂乱の檻に囚われし者。我はその鎖を手繰る者――!」


雁夜「汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ!!」ゴゴゴ…!



タオロー「・・・・・」バシュゥウウ…


タオロー「問う・・・お前が、俺のマスターか?」



雁夜「ああ・・・そうだ。俺は間桐雁夜」


タオロー「・・・俺は孔濤羅。クラスはバーサーカー」


雁夜(この感じ・・・間違いなくバーサーカーだ・・・)

雁夜(しかし・・・狂化してないよな・・・?)


雁夜「なぁ、お前なんで理性があるんだ?」


タオロー「話せば長くなるが・・・いいか?」


雁夜「構わないが・・・」




タオロー「http://wiki.livedoor.jp/luc001/d/%B5%B4%D3%AD%B3%B9


タオロー「・・・――そんなわけで・・・俺の精神は、廃人も同然の状態になった」


タオロー「狂化してないのはマイナスとマイナスが合わさった結果だろう」
※strange fake のバーサーカーみたいな感じ※


タオロー「現界したこと、感謝する他ない・・・」

雁夜「悲惨なんてレベルじゃないな・・・」


タオロー「俺はこの戦いに勝ち残り・・・3人で笑っていた日からやり直す」

タオロー「幸せな未来など無いのかもしれないが・・・それでも」


タオロー「ルイリーの内にだけは・・・・絶対に還りたくない・・・」ガクガク


雁夜「是非買ってくれと言いたいところだが・・・」


雁夜「こっちも少し複雑でな」


タオロー「・・・どういうことだ?」


332: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/08(土) 19:51:30.10 ID:fiq9astO0

雁夜「・・・――ということなんだ」



タオロー「協力し合い、ナタリア・カミンスキーを半死半生に留めろと・・・」


雁夜「その通りだ」



タオロー「しかし・・・切嗣とやらも難義だな・・・」


雁夜「タオローも同じだろ」


タオロー「・・・ナタリアはそこまで強いのか?」


雁夜「強い・・・お前が剣の達人なら、ナタリアさんは銃の達人」


雁夜「正直、前回の戦争でマトモに殺り合っても勝ち残ったと思う」



タオロー「まぁ殺す分には俺一人でも問題ではないだろう。だが・・・『適度に』という条件が難しくはある」


タオロー「俺に気の利いた技はないからな・・・」



雁夜「さっきも言った通りだが、今回のマスターは全員解りきっている」


雁夜「協力関係となるサーヴァント達にだって、恐らくは願いがあるから・・・」



雁夜「最後は・・・尋常に殺し合ってほしい」


タオロー「・・・・・・」



雁夜「俺は・・・お前に勝ってほしいのが本心だがな」


雁夜「状況が状況だからさ・・・」


タオロー「>>335」


335: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/09/08(土) 19:53:59.91 ID:PchH71ZC0
だが断る

337: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/08(土) 20:29:10.41 ID:fiq9astO0

タオロー「だが・・・断る」



雁夜「・・・」


雁夜「お前は殺し屋だし、『尋常に』なんて柄じゃないんだろう。俺も殺し屋だから解る」



雁夜「タオローが必ず勝たなければならないってことは理解してるんだ」


雁夜「勝たないと・・・お前に未来は無いから・・・」


タオロー「解ってくれるか・・・」



雁夜「だが・・・悲願を成就するには、マスター在りきでの事だってのは解るよな?」


タオロー「・・・」



雁夜「脅しみたいになってしまうのは悪いと思っている・・・本当に」



雁夜「条件を達成することが出来たのなら、俺はお前に加勢する・・・周りに何と言われようとも」


雁夜「だから協力してくれ!頼む!!」


タオロー「・・・>>339」

339: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/09/08(土) 20:35:20.50 ID:lcumuts7o
おk

341: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/08(土) 20:51:50.98 ID:fiq9astO0

タオロー「・・・いいだろう」



タオロー「条件なぞ即時達成してやる」


タオロー「その時は頼むぞ・・・マスター」スッ


雁夜「ああ!必ず勝たせる!!」ガシッ





舞弥「召喚は終わりましたか?」ガチャ


イリヤ「あれ?この人がサーヴァントなの?」


雁夜「少し特殊だがバーサーカーだ。協力的で助かるよ」



雁夜「かなり強いサーヴァン――・・・・」


タオロー「・・・・」ガクガク


雁夜「・・・どうした?」



タオロー「・・ぁ・あ・・・■・ぅ・・ゔわぁあ゙あ■■■―■■■――■■!!!!!」ガガガガ!!


雁夜「ぐっ!!?・・が!ぁ・・・おい!落ち着け!!」


タオロー「■■■!――・・■・・・・ぁ・・・ぅ・・・ゔ・・・・」ビクビク



雁夜「なんで狂化したんだお前・・・」



タオロー「っ・・!・・・・そ・・その娘・・・・・」ガクガク


イリヤ「?」



雁夜「・・・」


タオロー「・・・」ビクビク


雁夜「いや、妹属性とかねーから。イリヤちゃんは一人っ子だぞ」


タオロー「・・・そう・・なのか?」



雁夜(大丈夫かコイツ・・・)






346: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/08(土) 21:31:29.62 ID:fiq9astO0

舞弥「汝三大の言霊を纏う七天・・・抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ――!」ゴゴゴ…!



ネロ「・・・・・」バシュゥウウ…


舞弥「!!?」



ネロ「問う・・・お前が、私のマスターか?」


舞弥「ええ・・・」


ネロ「・・・クラスはアサシンだ」


ネロ「その様子だと・・・私が誰か知っているな?」


舞弥「ネロ・・・カオス」

舞弥「魔術に精通した者で、貴方の名を知らないとは有り得ないでしょう」


ネロ「それもそうか・・・」


舞弥「・・・」


舞弥「貴方は・・・聖杯に何を望むのですか?」


ネロ「>>348」

348: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/09/08(土) 21:32:55.72 ID:PchH71ZC0
令呪を使われないよう高速で四肢切断してから「四肢憮然として意識は蒙昧と化す。貴様を喰らうはすでに貴様となった私だ。自らの足を食み、自らの脳漿を呑むがよい」

358: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/08(土) 22:06:13.90 ID:fiq9astO0
ネロ「・・・」


ネロ「・・・」ビシュッ!!



舞弥「・・・――い゙っ!!?」ズパパッ!!



    不意を突かれた―――・・・甲殻種のような黒いナニカが舞弥の腕を切断する。

 
      状況を理解した時には、足までもが両断された―――・・・



舞弥「は・・?・・っ!!・・・がぁあ゙ああ゙あ゙ッ!!!!」ジタバタ



ネロ「四肢憮然として意識は蒙昧と化――・・」グチョグチョ…



ネロ「・・・――っあ゙!??」シュパッ!!


タオロー「見た目よりも・・・ずいぶんと脆いな」ズドッ!!


ネロ「んぐっ!!!」ブシュゥウウ!!!


     
    命令により、霊体化し潜んでいた濤羅が一閃を放っていた。

    
    胴体が寸でのところで繋がっているネロの首に刀身を突き込む―――・・・!




雁夜「どうした!!?」ガチャッ!


イリヤ「・・ぁ・・・舞弥っ!!」



雁夜(クソ!!・・・想定内ではあるが・・・!)


雁夜「処置を!!令呪を使ってもいい!!」


イリヤ「っ!・・・わかった!!」タタッ!


舞弥「・・・ぁ・・・・」ガクガク




タオロー「殺して良かったのだな?」チャキッ…!


雁夜「・・・ああ・・・よくやっ―――・・・・後ろ!!!」


タオロー「ッ!?」ヒュッ! シュタッ!



ネロ「脆いとは言われようだな・・・小僧」ググッ…



361: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/08(土) 22:30:34.19 ID:fiq9astO0
タオロー(生きているだと・・・?)チャキッ…!


タオロー「確実に仕留めたはずだが・・・」

雁夜「・・・恐らくは宝具の類と考えるべきだろう」


タオロー「なるほど・・・」



ネロ「・・・」


ネロ「獣王の巣・・・」グチャァ…


雁夜「!!?」



ネロ「666の因子・・・もとい生命が、私の宝具だ」


ネロ「さっきので2つ死んだから664だがな・・・」



雁夜(厄介だな・・・)

雁夜「タオロー・・・勝機は・・・?」


タオロー「千だろうと万だろうと・・・2秒で十分だ」





イリヤ「舞弥!しっかりして!!」キィイイイ!!

舞弥「っ!・・・ふっ!・・・ぅ・・・・」


舞弥「もう大丈夫・・・動けますよ」


雁夜「舞弥さん!外に避難してくれ!!」

舞弥「・・・!」


舞弥「出ますよ!イリヤ!!」

イリヤ「・・・わかった!」





ネロ「若造が・・・調子に乗るな・・・」


タオロー「御託はいい・・・掛かってこい」


ネロ「>>363」


1、攻撃 (攻撃方法も)
2、出方を見る
3、本気で詫びる
※安価は上記3つから選んでね。

363: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/09/08(土) 22:34:32.61 ID:tfEGEDcSO
ネロ側の安価ぢゃ…

安価なら1、ライトニングジャンピング土下座をかます

366: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/08(土) 22:42:44.94 ID:fiq9astO0
今後の為に言っておくけど・・・


【紫電掌】
タオローの必殺技兼タオローの2つ名。戴天流気功術奥義。
電磁発頸によって生み出された電磁パルスを掌を通して直接相手に送り込む技。超強力なスタンガン・・・ってもんでもないらしい。
これをやられたサイボーグは、電子部品の全てを電磁誘導により一つの例外もなく破壊され、100%確実なる死を迎える。
http://homepage3.nifty.com/tempest/kikokugai_dictionary_sa.htmより抜粋


これの対魔版です。
触れられようものなら中の生命ごと逝くでしょう。

368: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/08(土) 23:00:01.44 ID:fiq9astO0
補正は掛かってませんよ。掛けてるつもりも無いかな。

あんま言いたくないんだけどね・・・相性ってモンを考えてほしいです。
ステ確認してって言ったじゃん!


今現在召喚された(というか生き残った)サーヴァントだけで考えると、面白いくらいにバランスが取れてます。

ネロは【獣王の巣】による無数の生命(12の試練の666ver)
タオローは【紫電掌】による、「触れたら」完全破壊
ロアは雷系遠距離魔術+【空洞航路・十七転生】


タオローはネロに対して相性が良いですが、遠距離を得意とするロアは苦手でしょう。
ネロは生命が多い分突っ込める利点からロアに対して相性が良い。接近戦闘一撃型のタオローは苦手。
ロアはタオローに対して遠距離攻撃で有利。生命が多いネロは苦手。
ネロ>>ロア>>>タオロー>>>ネロ

という図が成り立ってると思うんですよね。

376: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/08(土) 23:38:20.03 ID:fiq9astO0

タオロー「御託はいい・・・掛かってこい」


ネロ「らァァァ゙ァ゙ッ!!」 ダッ




ネロ「すんませんでしたァ――っ!!!!」ドゲザ-



タオロー「・・・」


雁夜「・・・」




ネロ「マジすんま――・・・・」ガシッ


タオロー「御託はいい・・・・と、言ったはずだが?」グイッ


ネロ「いや・・・何というかだな・・・」



タオロー「雁夜、殺していいか?」


雁夜「・・・一応だが、弁明させてやれよ」


ネロ「あざーっす!」


タオロー「早く言え」


ネロ「>>378」

378: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/09/08(土) 23:41:39.77 ID:PchH71ZC0
「実は……」と話しながら、一瞬の思考の空白をついて雁夜と舞弥の頭部を破壊

387: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/08(土) 23:55:31.35 ID:fiq9astO0

ネロ「・・・」



ネロ「実は・・・・――・・―・・・・」


ネロ(プレラ――・・)


タオロー「・・・」バヂバヂ!!


ネロ「ぁああああ゙ああ゙ああ゙!!!!?」ビグビグッ!!




     掌より、紫が眩く光る―――・・・・・



タオロー「遊びは・・・終わりだ」バヂバヂヂヂヂヂ゙バヂ!!!!


ネロ「い゙ぁああああ゙ああ゙ああ゙!!・・・ぁ!・・・―ッ!・・・――・・・!・・・」


タオロー「・・・」バヂバヂヂヂヂヂ゙バヂ!!!!


ネロ「・・・・・―・・・・――・――・・・・・・・・」ビクッ…ビクッ


ネロ「・・・・」シュゥウウ…




タオロー「・・・ふん」


雁夜「・・・まぁ・・・勝利に近づいて良かったじゃないか」


タオロー「それもそうだな」

390: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/09(日) 00:15:27.17 ID:+Wszxp1N0

イリヤ「汝三大の言霊を纏う七天・・・抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ――!」ゴゴゴ…!



ギルガメッシュ「・・・」バシュゥウウ…


ギルガメッシュ「問うぞ小娘・・・お前が、我のm―――・・・・・あっ!??」



舞弥「イリヤ」


イリヤ「自害しなさい」キィイイイ!!



ギルガメッシュ「なっ!??おい!!貴様っ―――・・・!!!」ブゥゥン…チャキッ!!


タオロー「殺っていいのだな?」スタスタ


雁夜「殺ってくれ」



ギルガメッシュ「きっ・・・さま!らァ゙ァ゙!!!」グググ…!


ギルガメッシュ「は・・・なし・・・くら・・い・・!」



タオロー「・・・」


ギルガメッシュ「なん・・の用だ・・!・・・んぎっ!!?・」ズプ!



タオロー「・・・――疾ッ!!!」…―ヒュンッ!!


ギルガメッシュ「あ゙・・っ・・・ぴっ!!!?」ズパンッ!! ブシュゥウウ!!!





        召喚から10秒足らずにして、首が・・・・・飛んだ―――・・・・





タオロー(案外簡単に勝てるのではないか?この戦争)


雁夜(良かったな・・・敵が減って)





395: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/09(日) 00:26:04.60 ID:+Wszxp1N0


【死亡者まとめ】

ネコアルク(キャスター)→ロアに刺されて雷で消し炭に。

アルトリア(セイバー)→使えないと判断され令呪にて自害命令。

石島戒厳(ライダー)→愛国心にトチ狂ってが令呪にて切腹命令。

ネロ・カオス(アサシン)→マスターを殺そうとしたところ、タオローのに斬られ紫電掌で抹殺。

ギルガメッシュ(ランサー)→召喚と同時、令呪にて自害命令。


計5体が死にました。俺も予想外の死にっぷりです。
因みにこれは召喚より1時間経たないうちに起きた出来事です。




407: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/09(日) 00:53:02.83 ID:+Wszxp1N0

というかさ、元の設定なんだけど・・・


ナタリアは日本以外の国に拠点を於いて、魔術師狩りや切嗣の意向をなるべく行使していた。
勿論、5次戦争で舞弥が聖杯に願い切嗣を救出するだろうと予想し、教会関係者に情報を流すよう手配済み。
(舞弥を4次直後に殺さなかったのは、切嗣が限界に達して壊れてしまうと理解してるから)

令呪が現出した12月のとある日・・・葵が、桜と凛の参加について教会へ通達。今回の戦争情報も訊く。

これと数時間遅れでナタリアの耳に入る。

冬木に到着するにはどんなに早くても1日遅れになる。

※聖杯については、葵の連絡直後に教会連中が龍洞寺に設置したってことで。



ただね、ギルのサヴァ3体分ってのが本当ならコレクリアじゃね・・・?っていう。

それだとツマンナイからどうしようか考えてる・・・

424: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/09(日) 20:13:16.78 ID:70CSgPgA0

イリヤ「舞弥ーっ、ケイネスから電話なんだけど」ピッ


舞弥「内容は?」

イリヤ「二人ともサーヴァントを自害させたみたい。ライダーとセイバークラスを」


イリヤ「それで今から二人ともコッチへ向かうって言ってたよ。令呪を渡すって」


舞弥「・・・そうですか。まだ出発しないよう言伝を」

イリヤ「うん。伝えておくね」







桜「失礼します」ガチャ


イリヤ「桜!」


雁夜「桜ちゃん!無事に出られたのか・・・!」

桜「はい。少し争いましたが・・・」


ロア「邪魔するぜ」スッ


舞弥「お久しぶりですね、桜」

舞弥「その方が・・・サーヴァントですか?」


桜「はい。クラスはアーチャーで、名を――・・・」


舞弥「ミハエル・ロア・バルダムヨォンですね。死徒二十七祖の烙印を押された大魔術師・・・」


ロア「ん・・・流石に知ってるか」

桜(知らなかった・・・)



ロア「それよりよぉ、桜から協力を頼まれたんだが・・・・聞かせてもらえるかい?」


舞弥「掛けてください。お茶でも飲みますか?」

428: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/09(日) 21:27:48.88 ID:70CSgPgA0
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

・ ・ ・ ・ ・

・ ・ ・ 


ロア「へぇ・・・旦那を殺ったか。中々やるじゃねぇの」




タオロー「・・・・・」



ロア「怖い顔すんなよ兄ちゃん。俺はマスターの意に沿うぜ」


タオロー「・・・俺も、その点に関しては同じだ」



ロア「ま・・・因子を取り込み過ぎて自我が崩壊してたのかもな」


ロア「土下座はねぇだろ・・・」


雁夜「アレは引いた」



ロア「つーかよ・・・残ってんの俺とバーサーカーだけ?」


舞弥「ええ」



ロア「そんなら、ナタリアっつー前回の生き残りを半殺しにして・・・」


ロア「俺らが・・・殺り合うだけかい」


タオロー「ここまで来ると、一周回ってシンプルでいい」




431: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/09(日) 21:44:00.63 ID:70CSgPgA0

雁夜「なぁアーチャー・・・聖杯に何を願うのか聞かせてくれるか?」



ロア「そうだな・・・桜には話したが・・・」


ロア「・・・バーサーカーの願いを、先に聞かせてもらいてぇ」



雁夜「タオローの願いは―――・・・」



タオロー「雁夜」



雁夜「・・・なんだ?」


タオロー「話す必要は無い」


雁夜「話し合いで決まるなら、それに越したことはないんじゃ――・・・」



タオロー「ロアだったか・・・悲願があるなら、貫けばいい」



ロア「・・・・・・」


ロア「・・・桜」


桜「はい」



ロア「お前はどう思う?」


桜「アーチャーを応援しますよ」


ロア「ハハハッ!即答か!」



ロア(なんとなーく・・・事情が在るのは解るんだがよぉ)


ロア「マスターの期待に応えるしか、ねぇなぁ?」


タオロー「ふっ・・・上等だ」


雁夜「お前なぁ・・・」




桜「雁夜さん、ごめんなさい・・・事情があるんですよね?」


桜「でも、ロアは悪い人じゃないから・・・」


雁夜「ん・・・タオローが決めた事だし・・」


雁夜「それに・・・コイツは強いからな」

436: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/09(日) 22:51:45.47 ID:70CSgPgA0

舞弥「それに関してですが、少し事情が変わるかもしれません」


タオロー「・・・?」

ロア「ん?」


舞弥「先ほど話したギルガメッシュの件・・・彼の魂は英霊三体分に相当するとの情報を聞いたことがあります」


雁夜「・・・てことは」

イリヤ「もう聖杯が起動してるかもってこと?」


舞弥「ええ、桜の情報によると龍洞寺に配置されている」


舞弥「それが既に起動し、マスターの脱落を待つだけの状態にあるのかもしれません」


タオロー「ナタリア・カミンスキーがこの地に立つのは、早くても明日だったか?」

舞弥「そうです」

イリヤ「それなら、ナタリアが来る前に願いをしちゃえば・・・」



舞弥「・・・兎に角は龍洞寺に向い、それを確認すべきでしょう」


舞弥「一応、ケイネス達にこちらへ向かうよう指示を」

イリヤ「了解っ!」タタタッ


雁夜「ナタリアさんがまだ来る可能性は低いだろうけど・・・戦闘準備は?」

舞弥「完全武装の準備を」



桜「アーチャーの権限はどうしましょう・・・?」

舞弥「桜を前線に向かわせるなど有り得ません。このアジトで待機してください・・・安全ですから」


舞弥「権限は私に譲渡をお願いします」


桜「姉さんの分の令呪も有るから使ってください」スッ

ロア(ほぼ強制的に奪ったけどな)


舞弥「助かります・・・桜」


桜「私は、舞弥さんに恩を返したいだけですよ」


448: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/10(月) 00:24:49.02 ID:KX7BjSvP0

舞弥「これで・・・権限は以降されました」



ロア「ふぅん・・・久宇だったか。短い間だろうが宜しくな」


雁夜(なんで上で読む?)


舞弥「ええ、命呪もあることですから全力でお願いします」※令呪の状況:舞弥6雁夜6




桜「ロア・・・頑張ってください」


ロア「言われるまでもねぇさ」


桜「帰ってきたら、ご飯作りますからね!」


ロア「ハッ・・・・平和の第一歩としては最高じゃねぇの」




タオロー「?・・・・・お前の望みは、現界することなのか?」


ロア「あっ」


ロア「まぁ、そうけどよ・・・文句でもあるってか?」


タオロー「いや・・・・・・無いさ・・・」



タオロー(平和か・・・望むことは、同じだからな)


450: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/10(月) 00:35:07.96 ID:KX7BjSvP0

イリヤ「準備出来たよ、舞弥!」ガチャッ


舞弥「・・・」

雁夜「・・・」


舞弥「イリヤ、あなたは桜の護衛をお願いします」



イリヤ「・・・えっ?」


舞弥「聞こえなかったのですか?」


イリヤ「なんで・・・」


舞弥「魔術師との戦闘ならいざ知らず・・・ナタリアとの戦闘では戦力にならない」

舞弥「違いますか?」


イリヤ「・・・・・でも!!」


舞弥「仮に・・・この場に3体のサーヴァントが揃っていたとしましょう」

舞弥「それならイリヤが参戦する意味は多いに或る・・・被弾対象を分散出来ますから」


舞弥「しかし現状は2体。分散どころか足でまといにしか―――・・・」


イリヤ「それなら!私がバーサーカーと契約する!」


イリヤ「言い方は悪いかもしれないけど・・・魔力なら雁夜おじさんより私が強いでしょ!?」

イリヤ「大体!雁夜おじさんを巻き込むこと自体が間違いじゃないの!?」


イリヤ「キリツグは私のお父さんだから――・・・」



舞弥「身の程を弁えなさい!!!」


イリヤ「ッ!!・・・」


舞弥「前回の戦争を経験した者と、そうでない者」

舞弥「それでも、アナタの実力が上と言えますか?」


イリヤ「・・・・・それは・・・」

舞弥「この10年を見ての意見ですが、状況判断と銃器の扱いは雁夜さんに分がある」


舞弥「イリヤが・・・自ら救出に出たいという気持ちは解ります」

舞弥「だから、理解し――・・・」


イリヤ「もういい」


雁夜「・・・」

舞弥「・・・」

イリヤ「護衛の準備・・・してくるから・・・」スッ

456: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/10(月) 01:43:26.13 ID:KX7BjSvP0

―時計塔―


ナタリア「近くに居たことが幸いしたが・・・」



ナタリア「イレギュラー過ぎだ・・・この状況ッ!!」ドガッ!!


切嗣<もう・・・やめてくれ・・・・・・ナタリア>



ケイネス「・・・っ・―!・・―・・・・・―!―・・・・ァ゙・・・・・・」ビグッ…ビグッ…



ナタリア「ここまで吐かないとなると・・・舞弥のギアス・・・!」


切嗣<解ってるならやめてくれ・・・・・・・殺すな・・・>



ナタリア「殺すわけないじゃないかぁ・・・・・・坊やぁ・・・」



ナタリア「時間が無いんだから・・・さ」


切嗣<・・・・・・・>



457: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/10(月) 01:46:21.17 ID:KX7BjSvP0

ナタリア(だが・・・どう出るべきか・・・)



ナタリア(ウェイバーもケイネスも吐かず・・・サーヴァントすら居ない)


ナタリア(召喚陣と減った令呪)



ナタリア「・・・・・・・・」




ナタリア(残る五人にのうち二人は遠坂の娘・・・・この情報は間違い無いはず・・・)


ナタリア(三人の予想が的中なら・・・もう間に合わない!?)



ナタリア「くそっ!!!・・・・チクショォオ゙オ゙ッ!!!」


切嗣<聞いてくれ、ナタリア>



ナタリア「今・・・話を聞いてる余裕は・・・」



切嗣<僕が元に戻っても一緒に暮らせる・・・・だから・・・>



ナタリア「嫌だッ!!!!」



ナタリア「元に戻ったら・・・っ!!」


ナタリア「アタシを・・・遠ざけるだろう・・・?」


ナタリア「それだけは・・・・ぜったい・に・・・・嫌だ・・・・」


切嗣<ずっと一緒だ!!僕はナタリアを・・・!>


ナタリア「ダメだよ・・・永遠に一緒じゃないと!!」



ナタリア「坊やが居ないと・・・アタシは・・・」


462: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/10(月) 02:31:24.12 ID:KX7BjSvP0

切嗣<僕を・・・信じてくれないのか・・・>



ナタリア「・・・あ゙?」


ナタリア「なん・・・だっ・て・・・?坊やぁ・・・」


切嗣<・・・何をされても・・・僕はナタリアが好きだ>


切嗣<何をされてもいい・・・だから、ナタリアも僕を信じ――・・・>




ナタリア「・・・  飢餓虚空・魔王星 ―ブラックホール・フェアリーズ―  ・・・」




    切嗣の魂に、闇が取り巻いた――・・・そこは何も無い暗黒の世界――・・・


    ナタリアが発現した、固有結界である心象風景―――・・・全てを呑み込む無尽の暗黒――・・・


    切嗣の体が具現化され、ナタリアと唯一対面出来る場所―――・・・・互いの体に触れ合える場所。



        二人は対面した。   いつものように。  


        だが、今は愛を営まないのだろうと・・・切嗣は解っていた。





ナタリア『・・・もう一度・・・言ってごらん・・?』


切嗣『・・・・信じて・・・ほしい』



ナタリア『あァ゙ッ!!?』ヒュゴッ!!


切嗣『んッ!!?』ドスッ!!



ナタリア『何だ!?アタシが坊やを信じてないってかい!!?』


切嗣『うぶっ!!・・・がっ!?・・・!・・――!・・・・っ!・・・』ドッ! ガスッ!! ズドッ!!


ナタリア『なんで!アタシを信じない!?坊やを愛してるのにッ!!!』


ナタリア『アタシは坊やをしんじてる!!なのにッ!そんな!言葉を!!よくもッ!!!』


切嗣『っ・・!・・・ぎ・・・!・・――・・・―!・・・・ぃ゙!!?・・・―・・・』ドズッ! ガッ!! ドッ!!




    容赦ない、一歩的な愛が、切嗣を襲った―――・・・・・


        誰も幸せになれることは無いであろう愛が・・・傷を増やしていく・・・・


466: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/10(月) 17:56:45.19 ID:J5PfupoH0

ナタリア『ふっ!・・・はぁッ!・・・・・・――・・・クソッ゙!!!』


切嗣『・・っ・・・・!―・・――・・・・・ぐっ・・・・・』



ナタリア『どうすればいい?・・・アタシはどうすれば・・・』



切嗣『・・・もう間に合うわけがない・・・どんな移動手段を使おうとも』


切嗣『マッハを超える戦闘機でもあれば別かもしれないが、ここはロンドンだ』


ナタリア『ッ~~!!・・・・・・!・・・』



切嗣『わかっているんだろう?ナタリア・・・』


切嗣『奇跡でも無い限り・・・聖杯の起動までに間に合うことはない』


ナタリア『・・・・・・奇跡・・・なんて・・・』


ナタリア『・・・・・・・・・』



ナタリア『奇跡・・・?』




ナタリア『・・・・っ!!?それだ!!!』


ナタリア『在る!奇跡があるじゃないか!!』



切嗣『そんなもの何処に・・・』



ナタリア『ハッ・・・ハハハ!!坊やのおかげさ!坊やの愛が!アタシに味方したッ!!』



ナタリア『間に合う!確実に間に合うッ!!」


ナタリア「くひっ・・きひ!・・・・ヒィ゙ッヒャハハッハハァァ゙ア゙ア!!!!』



ナタリア『愛は存在したんだ!!・・・アタシ達の愛が・・・!』



切嗣『何を・・・するつもりなんだ・・・?』



ナタリア『坊やは、眺めていればいいさ・・・』



ナタリア『奪って・・・殺すだけだからねぇ・・・!』




468: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/10(月) 20:49:24.96 ID:J5PfupoH0

タオロー「このまま真っ直ぐでいいのか?」ブロロロ…


雁夜「ああ、暫く進んでくれ」



舞弥「・・・・」


雁夜「・・・・」



舞弥「・・・私の判断は・・・間違っていましたか?」


雁夜「戦況を確実なものにするなら、彼女は必須だったろう」


雁夜「魔術を戦闘に取り入れたイリヤちゃんは俺達より強い。応用も効くし強度も桁外れだ」


舞弥「申し訳ありません・・・」



雁夜「けれど・・・イリヤちゃんを、前線に出したくないのは俺も同じだな」


雁夜「間違いなんかじゃない」


舞弥「・・・・」



雁夜「・・・終わったらさ、気持ちを伝えてやりなよ」



舞弥「ええ・・・必ず・・・」




469: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/10(月) 21:12:56.35 ID:J5PfupoH0
―アジト―


イリヤ「・・・・・・」チキッチキッチキッ


桜「イリヤ・・・その・・・」

桜「銃を手持ち無沙汰に弄るのやめようよ・・・」

イリヤ「あっ・・・・・ごめんごめん!」


イリヤ「待機してるのもアレでさ・・・つい」


桜「・・・行きたかったんだよね?」

イリヤ「・・・」


イリヤ「そんなことないよ、舞弥の判断は正しいから・・・」

桜「・・・本当は、解っているんでしょ?」


イリヤ「・・・・・うん」


イリヤ「舞弥が私を想ってくれていること、ちゃんと解ってる・・・」


イリヤ「このアジトは割れてないし、ナタリアが現れるなら間違いなく龍洞寺だもん」


桜「ふふっ・・・舞弥さんって、嘘ヘタだよね」

イリヤ「そうなんだよ!舞弥ってばいつもあんな感じでさ、強がってばっかり!」


イリヤ「・・・・・」


イリヤ「でもね・・・本当に私が足でまといになったら、桜に迷惑かけちゃうし・・・」


桜「気にしないよ」

桜「イリヤは強いんでしょ?私は信じてるよ」

イリヤ「桜・・・」


桜「それに、もしも舞弥さん達の身に何かあったら・・・私はそれに責任を感じてしまうから」


桜「お願い・・・みんなの力になってあげて・・・」


イリヤ「・・・!・・・」



イリヤ「うん・・・戦うよ、私!」



桜「ふふっ、今のイリヤなら誰にも負けないわね」



イリヤ「負けるわけないじゃない・・・・舞弥の家族なんだからっ!」ジャキッ!



桜「じゃあ台所借りるね」スッ



イリヤ「おっけー!デザートもよろしくっ!」タタタタ…!

471: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/10(月) 21:57:13.83 ID:J5PfupoH0

―龍洞寺―


ネロ「おい、社の中でなんか光ってんじゃねぇか?」


タオロー「そのようだな・・・」


舞弥「ナタリアは・・・居ませんね」

雁夜「兎に角行ってみよう!」




社の扉を開くと、そこには・・・赤黒い液体がなみなみと溢れ、聖杯から漏れ出していた。


            聖杯は眩く輝きを放ち続けている―――・・・




舞弥「・・・答えなさい」


舞弥「私の願いは・・・叶うのですか?」



アンリマユ<衛宮切嗣の体は、こちらで保管していた>

アンリマユ<その体に魂を戻し、通常通りに生還させることは可能だ>


雁夜「やった!やったじゃないか!」


舞弥「ええ・・・10年間堪えた甲斐があった・・・!」



タオロー「アンリマユ・・・聞きたいことがある」


タオロー「俺とアーチャーはまだ現界している状態だが・・・この状況でもマスターの悲願は叶うのか?」



アンリマユ「・・・・>>473」




473: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/09/10(月) 22:05:38.73 ID:kAfy0P2A0
願いは叶えられる。だが既に間桐慎二の「魔術回路が100万本とサイヤ人並みの肉体が欲しい」という願いを叶えてしまったのでもう願いを叶える魔翌力が残ってない。まぁ切嗣を戻す分くらいは残ってるが……

477: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/10(月) 22:38:27.86 ID:J5PfupoH0
アンリマユ「・・・この状態でも、マスターの願いは叶う」

タオロー「そうか・・・」



ロア「・・・そんじゃ俺からも聞かせてもらおうか」


ロア「当たり前かもしれねぇけどよ・・・バーサーカーと俺の二人分の願いも叶えてもらうってーのは・・・」

ロア「流石に都合が良すぎるかい?」


アンリマユ「>>478」

478: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/09/10(月) 22:43:00.06 ID:kAfy0P2A0
無理

480: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/10(月) 23:09:06.51 ID:J5PfupoH0
アンリマユ「それは無理だ」


アンリマユ「マスター一人と、英霊一人分の願いしか叶えるつもりはない」



ロア「ま・・・そうだよなぁ」


タオロー「・・・」



舞弥「二人共」


ロア「ん?」



舞弥「私はもう願いを叶えますが、貴方方にはまだ待機して頂きたい」



タオロー「・・・ナタリアか」


ロア「つってもよ・・・半殺しに留める必要は無くなったな?」



舞弥「・・・ええ」


雁夜「・・・」


ロア「ナタリアが到着するのは明日以降だろ?」


ロア「それなら一旦アジトで飯でも食わねぇか?桜が作ってんだろうしよ」


雁夜「ああ、そうしよう」


タオロー「それなら車を回して・・・・」





     「 待つ必要なんて、無いさ    此処で―――・・・終わりだからねぇ 」





舞弥・雁夜「!!!!???」ゾクッ…




       空間が歪んだ。  無理矢理こじ開けるかのような破壊音が鳴る―――・・・

       

       その歪から現れた彼女の面持ちは、狂気じみているほどに歪んでいた―――・・・

       




ナタリア「久しぶりだねぇ・・・舞弥」



483: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/10(月) 23:45:44.37 ID:J5PfupoH0

ナタリア「舞弥・・・切嗣を肉体に戻そうなんて」


ナタリア「馬鹿な真似は止めてほしいんだけどねぇ」

ナタリア「・・・動くんじゃないよ」チャキッ


舞弥「・・っ!・・」


タオロー「コイツか」

ロア「みてぇだな・・・」


ナタリア「んん・・・ソッチのは英霊か」



ナタリア「しかしアンタら、歳食ってないんじゃないのかい?」

舞弥「・・・あの戦争の最後・・・・・雁夜さんの令呪を余らせ―――・・・・・!!?」


舞弥「まさか・・・」


ナタリア「ハハッ!察しがいいじゃないか!!」

ナタリア「そう、無色の魔力・・・令呪で空間転移したってだけだ」


ナタリア「本当に・・・絶望しかけたよ・・・」


ナタリア「協会からの情報を得て、辺りを探ってみりゃ・・・展開速度が異常だったからさぁ」

ナタリア「おまけにケイネス達にはギアスまで掛けてるときたもんだ」


ナタリア「だが・・・詰めが甘かったねぇ。令呪が手に残ってるとはさ」


雁夜「・・・殺したのか・・・?」


ナタリア「いーや、殺しちゃいないよ」

ナタリア「ただ、令呪は無理矢理引き剥がしたから・・・」


ナタリア「アイツらは廃人も同然だけど・・・さ」


舞弥(ッ!!・・・ナタリアの言う通り・・・)


舞弥(詰めが甘かった・・・・!)



ナタリア「舞弥も酷いことするねぇ・・・」

ナタリア「ギアスの束縛で任意の『譲渡』は出来ない」


ナタリア「仕方なく、本当に仕方なく、無理矢理引き剥がすことにしたんだが・・・」


ナタリア「地獄のような悲鳴を奏でてくれたよ・・・!」




雁夜「そこまでやるのか・・・アンタ」

484: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/11(火) 00:31:21.61 ID:zmivDsFv0

ナタリア「別にいいじゃないか・・・」



ナタリア「切嗣が壊れないんなら、それでいい・・・」


雁夜「狂ってるよアンタ・・・」



ナタリア「アタシの意図を汲んじゃくれないのかい?」


ナタリア「出来れば、切嗣が壊れそうな対象は殺りたくなくてねぇ・・・」


雁夜「・・・・」



ナタリア「・・・・・・答えは出てるんだろう?」


舞弥「はい」


ナタリア「聞かせな」


舞弥「切嗣を救います」



ナタリア「じゃあ死ねッ!!!」――パァアン!!!




     互いの間隔は約10メートル    乾いた破裂音と共に、ナタリアの愛銃から凶弾が見舞う


     引き金を掛けると同時に、濤羅が舞弥の前へと出るが――・・・・その弾が直進することは無かった。



     舞弥から3メートル前方にて、本来なら有り得ない方向に火花を散らしながら逸れる。





ナタリア「!!?」



舞弥「これは・・・!!」


ナタリア「・・・ッ!?・・・・魔術・・・?」



485: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/11(火) 00:52:18.59 ID:zmivDsFv0


ロア「へぇ・・・・・やるじゃねぇの」




   目を凝らすことで視認出来るほどの、繊細な魔力の鋼糸・・・この細さに於いても桁外れな強度を誇る魔術



   その糸が無限に交差し、一枚の強靭な壁となっている


   火花が散ることで、その壁が斜めに形成されていると解った―――・・・・
    



        「 Shape ist Leben ―――・・・・形骸よ、生命を宿せ 」



         甲冑の騎士、バーサカーが、鋼糸により形成される―――・・・!




イリヤ「舞弥に・・・銃を向けるなッ!!!」


舞弥「イリヤ!!」



ナタリア「ハハッ・・・懐かしいねぇ・・・その魔術!!」


ナタリア「アンタの母親のより!よっぽどマシじゃないかい!!?」



イリヤ「・・・!・・・・・!!」


イリヤ「お前は!・・・・ゆる・・さな・・・いッ!!!」




    騎士の掌に・・・・火花が漏れ出す―――・・・・


    斜めに逸れた凶弾は、軌道を形骸の中へ取り込むように誘導されていたのだ



    その掌にて円を描くように廻り続る・・速度が落ちるどころか、イリヤの魔力によって加速を増していく―――・・・!!!



      加速――加速――加速ッ!!   真っ赤に鋼糸が染まった!!   掌から射出される―――・・・!!





イリヤ「死ィィッ!!・・・ねェェェ゙ェァアア゙ッ゙!!!」……――ボシュッ!!!!





493: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/11(火) 20:49:56.19 ID:vq9P+C3S0

雁夜「!!」


舞弥「イリヤ!!待っ――・・・・!」




    迸る火花が放出されようとも、ナタリアは微動だにしない。


    音速を越えたその一撃は、ナタリアの遥か後方で凄まじい威力を伴い爆発―――・・・!

    

    ナタリアは避ける気すら無かった・・・・にも関わらず、頬を掠めるだけという結果で終わる。




イリヤ「っ・・・・・クソッ!!!」



雁夜(・・・!・・・冷静だったか・・・)




ナタリア「・・・一見シンプルに思えるが、かなり複雑な構成を経た魔術行使」


ナタリア「元の威力を維持することが可能・・・そこから更に増幅」


ナタリア「この芸当は、魔術の域で応対出来る幅を越えかけている・・・」


ナタリア「うん・・・素晴らしい威力」


ナタリア「・・・・・・・って、切嗣が言ってるよぉ?」



イリヤ「うるさいッ!!」


イリヤ「アンタが・・・キリツグを語るな!!!」



ナタリア「ハハッ!・・・しかし、殺すつもりが無いのは頂けないよ」


ナタリア「『殺せない』ってのは厄介だねぇ?」



雁夜「!!・・・舞弥さん!早く願いを!!」


イリヤ「えっ?もう出来るの!?」



ナタリア「!?」


ナタリア(英霊はまだ二体いるが・・・・もうその状態に或るってか・・・?)



舞弥「アンリマユ!!願いを叶えなさい!!」



495: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/11(火) 21:28:45.10 ID:vq9P+C3S0

ナタリア「させると思っ――――・・・」ゾクッ…!



      数  秘  紋 ―――― 積  雷  分  離



ロア「余所見してんじゃねぇぞッ!!!」



ナタリア「チィッ!!!」ヒュンッ!!



        ナタリアは直感の赴くままに、回避行動へ移した。


        正解だった―――さっきまで己が居た場所の頭上より、稲光が迸る――・・・!




        その折を見たロアは、得物であるナイフに受刻を一瞬で施す―――




ロア「ハッ!スキルってのは便利だなオイ!!」



ロア「不浄を清め賜え・・・!」ゴゴゴ…!


ロア「火葬式ッ!!!」ボボボボッ!!!








舞弥「早く!願いを!!」


アンリマユ「・・・・」


舞弥「どうしたのですか!?」



アンリマユ「『魂を戻すことは可能』と伝えたが・・・」


アンリマユ「今の器である、ナタリア・カミンスキー本体を破壊してからの話だ」



舞弥「・・・!」


雁夜「・・・仕方ない」



舞弥「・・・・・・・」


舞弥「ええ、元より・・・」




舞弥「そのつもりでしたから・・・・・」

501: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/11(火) 22:23:07.66 ID:vq9P+C3S0

ロア「おい!魂は戻したか!?」


雁夜「まだだ!ナタリアさんを破壊する必要がある!!」

タオロー「殺していいんだな?」


雁夜「・・・・構わない!」





ロア「オーケーオーケー・・・どのみち!同じことだからよォ!!」


タオロー「同感だ・・・」チャキッ…





イリヤ「それなら、私も戦――・・・・!」


舞弥「イリヤ」


イリヤ「あっ・・・・・舞弥・・・・・・命令を破って・・・」

舞弥「状況を見誤るようでは足でまといです」

イリヤ「・・・?・・・」


舞弥「この状況ならバーサーカーとアーチャーで事足りる」

舞弥「今危惧すべきは、ナタリアによる聖杯の破壊」



舞弥「早く鋼糸で結界を張りなさい」


イリヤ「・・・!・・・・了解っ!!」ヒュヒュッ!



イリヤ「でも・・・・ごめんなさい!」

イリヤ「命令に背いたのは事実だから・・・」


雁夜「大方、桜ちゃんが身を案じたんだろ?」


イリヤ「・・・違う、私が決めたの」


舞弥「弟子としては失格ですよ、イリヤ」

イリヤ「はい・・・」



舞弥「でも・・・私は嬉しかった」



イリヤ「・・・っ!・・・・・・まい・・や・・!!」



舞弥「ほら、ボサッとしてないで強度を上げる」



イリヤ「うん!」

502: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/11(火) 23:38:29.18 ID:vq9P+C3S0
タオロー「炎撃はもう撃つな・・・砂埃が邪魔だ」

タオロー「少しは考えろ」


ロア「るっせぇな・・・」



ナタリア「調子コイてんじゃ・・・」ガチャッ…

ナタリア「・・・ねぇよ」



      煙幕の奥に、銃機関銃を構えたナタリアがうっすらと見えた―――・・・・



ナタリア「死ねァ゙!!!!」ガガガガガ!!!!


ロア(マズッ―――!?)

タオロー「・・・」ヒュッ!
   



             躊躇することなく、濤羅はロアの眼前に立つ



   ――六十四套路(ロクジュウヨントウロ)・・・六塵散魂無縫剣(リクジンサンコンムホウケン)――

        
    一秒で二十発近い弾が降り注ぐにも関わらず、濤羅は刀一本でそれらを捌き斬る――・・・!


    刃先と弾頭が触れる度に散る火花―――明け方を迎え寸前のこの闇夜では、紅の彼岸花が咲くにも見えた




ナタリア「!!?」


ナタリア(NATO弾をハジくだと!?化け物かコイツ!!!)ガガガガ!!!


タオロー(ぐっ!重いが・・・受け切れるッ!!)ギキキキンッ!!


タオロー「アーチャー!!」



ロア「四つの福音を以って汝を聖別す――!」


ロア「怒号を以って!神意を示せ!!」ゴゴゴ…!



ナタリア「なっ!?」ビギギッ…!



      四つの魔方陣がナタリアを縛り―――・・・・



ロア「天の崩雷ッ!!!!」


ナタリア「ぎッ!!??がぁぁ゙あ゙あ゙あアア゙!!!!」バチッ!バヂヂチ!!!!



      轟音と共に、紫の稲光が十字に重なり合った―――・・・・!

505: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/12(水) 00:29:00.83 ID:zMMMMWZb0
ロア「縛ったままだ!殺れッ!!」

タオロー「疾ィ゙ッ!!」ゴゥッ!!!


ナタリア(マズ!・・・・イ・・・!)


     意識こそ保ったっまだが、ロアの魔方陣に因って縛られている

     体も反応する―――しかし、抜身の白刃が傍まで迫っていた――――・・・・!



ナタリア(二人相手が・・・ここまで厄介だとはねぇ・・・・)

ナタリア(いや・・・二人じゃない・・・・・・・・・五人か)


ナタリア(独りじゃ・・・キツイなぁ・・・・)



      ナ タ リ ア は ・ ・ ・ ・ ・ ひ と り な ん か じ ゃ な い 



ナタリア(独りじゃ・・・・・ない・・・?)

     
      眼前に在る白刃はまだ到達しない

      走馬灯によるスローな世界と思っていたが・・・・・・それだけはなかった



           固有時制御・三倍停滞―トリプルスタグネイト―


ナタリア「!!!!」


切嗣<解除の合図は、僕の魂で感じ取れ・・・ナタリア>


ナタリア(なんで・・・・・)

切嗣<理由なんているのかい・・・?>

ナタリア(・・・!・・・・そう・・だね)


切嗣<解除と同時にナイフを使え。増幅で最大強度まで高めるんだ>


切嗣<いくぞ・・・!>

ナタリア(感じるよ・・・切嗣の愛を!!)




切嗣『固有時制御―タイム・アルター―』


ナタリア『四重加速―スクウェア・アクセルッ―!!!!』




タオロー「!!!?」ギッ!!


ナタリア「らぁ゙あ゙あアア゙ッ!!!」ガギンッ!!


タオロー(なんだ・・・今の動き・・・?)


ナタリア「悪いが・・・まだ死ねなくてねぇ・・・」

512: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/12(水) 17:51:51.93 ID:+Fx7JB/V0

舞弥(今の動き・・・まさか!)



ナタリア「・・・・・・・」


ナタリア「舞弥」


舞弥「・・・!・・・・・ナタリア!?」



    ナタリアの目は、遠きあの日に見た時と同じ光りを宿していた


    見間違うはずも無い・・・一緒に笑っていた頃と同じ光りが、其処に在る





ナタリア「少しだけ・・・少しだけでいい」


ナタリア「この時間を・・・・もう少しだけ・・・」



舞弥「ナタリア!!戻ったのなら――・・・!」




ナタリア「・・・アタシを壊さないと、ダメなんだろう?」


ナタリア「弟子ってんなら・・・本気で殺りにきな」


舞弥「ッ!・・・嫌!!・・・絶対に嫌です!!!」


舞弥「アンリマユ!!私の願いを叶えなさい!!!」


アンリマユ<そんなことは・・・出来るはずもない・・・>



舞弥「くそ・・!・・・・ふざけるなッ!!」


舞弥「お前は歪んでいるだけ!!叶えるつもりなど無いのでしょう!!?」






切嗣<ナタリア・・・>


ナタリア「シケた面してんじゃないよ、全く・・・」


ナタリア「アタシは今、心地良いんだ」


ナタリア「あと少しだけ・・・身を委ねさせてくれないか?」



切嗣<・・・っ!!・・・・・・・わかっ・・た・・・>



513: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/12(水) 18:00:01.71 ID:+Fx7JB/V0

ナタリア「しっかし切嗣と一緒に戦うなんて、何年ぶりかねぇ・・・」



切嗣<今や一心同体・・・合わせるに苦は無いだろう?>


ナタリア「当然さ、討ち破って見せる・・・!」



     体を斜めに逸らし被弾面積を減らす、利き手に掴んだナイフを前方に構え、踏み込む体勢に入った


     かつて弟子二人に教えた独自の暗殺剣――――切嗣も、その構えに魂を呼応させる――・・・!





タオロー「・・・」ジリッ…


タオロー(動きが数段上がったと見るべき・・・)


タオロー「雁夜!令呪を!!」



雁夜(どう・・・すれば・・・・・)


タオロー「急げ!!」



雁夜(・・・コイツだって・・・囚われているんだ!)


雁夜「わかった!強化に二つ回す!」キィィイイン!!




ロア「バーサーカー!!少し距離を置け!!」


ロア「詰められたらテメェも巻き込むぞ!!」


タオロー「援護は要らん・・・」



ロア「いいから俺を信じろ!!刀を鞘に戻せ!!」


ロア「射程内に『入った瞬間』殺れッ!!」



タオロー「!!?」



    いつの間にか、濤羅が帯刀していた鞘に受刻が刻まれていた


    ロアの魔術による電磁パルスが、バチバチと鞘全体を帯電し駆け巡る――・・・!





タオロー「そういうことか・・・・・信じようッ!!!」


515: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/12(水) 19:13:01.69 ID:+Fx7JB/V0


ナタリア「名を訊かせな・・・」


タオロー「・・・」



     互いに、構える    ナタリアは攻撃体勢に    濤羅は迎撃体勢に





タオロー「我は、この一刀に賭ける修羅―――孔濤羅」


タオロー「貴様は・・・戴天流剣法(たいてんりゅうけんぽう)の前に、斃れると知れ」




ナタリア「なら・・・アンタは、愛の前に跪けッ!!」


切嗣『固有時制御―タイム・アルター―!!!』


ナタリア『四重加速―スクウェア・アクセルッ―!!!!!』 ヒュィンッ――!!!!



      ナタリアは切嗣の固有時制御により、斬り込みが音速を超える・・・切先は最早光速に達していた


      増幅にて白輝の魔力を帯びたナイフは、軌道に真空を造るほど――・・・!







ロア「らァあ゙あ゙あッ!!!!ブチかませッ!!!」バチバヂヂ!!


タオロー「戴天流剣法・居合電磁抜刀――――鳳凰吼鳴ッ!!!!!」キィンッ―!!!!


      
      濤羅の刀はロアの魔術により、電磁抜刀(レールガン)の状態に或る


      抜かれた白刃は紫電に輝く電磁パルスを帯び、空間すら斬り裂く勢い――・・・!





ナタリア(間合いに入った!!殺れるッ!!!)


タオロー(得物ごと!!斬り裂くッ!!!)





                    瞬間、刃が重なる



      斬り終え互いに背を向けた二人と、紫電と白輝が尾を引いた二つ刃の軌跡が、明方に映える



518: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/12(水) 20:49:49.23 ID:+Fx7JB/V0

ナタリア「・・・・」


タオロー「・・・・」




舞弥「・・・!・・・・」




      斬り終えたこの空間―――・・・時間が止まったかのようにも思えた。





ナタリア「っあ゙!!!?」ブシュゥウ!!!!



タオロー「ぐ!・・・ぅッ!!!?」パシュゥ!!




      ナタリアは腿が大きく裂け―――濤羅は左脇の助骨及び腕が斬り裂かれていた―――・・・!





ナタリア「ッヅ!!ゔ!!!」ガクッ…


切嗣<ナタリア!!!>





雁夜「タオロー!!使え!!」キィイイン!!!


タオロー「かっ・・・!・・・ふぅッ!・・・・・・・すまない・・・助かった」シュゥウウウ…




ロア(今の内にトドメを―――・・・・!)




舞弥「もういい!!止めなさい!!!」



519: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/12(水) 20:55:24.70 ID:+Fx7JB/V0

ナタリア「馬鹿だね・・・舞弥」


ナタリア「アタシを殺らないと・・・切嗣は・・・」




舞弥「そんな歪んだ結果なんて・・・・・私が!!変えてみせます!!!」



   力強く言い放った―――――舞弥はベレッタの弾倉を落とし、弾を一発取り出す。







舞弥「令呪よ!この弾に・・・聖杯の歪みを!!消し去る力を!!!」キィィィイイイ…!!



舞弥「私達が幸せに!!或るための力をッ!!!」ィィイイン!!!



   残る令呪を全て使い、その弾丸に想いと願いを込める―――ベレッタのスライドを引き、薬室に弾を込める。


   そして、力強い眼差しで銃口を聖杯に向けた―――・・・・






アンリマユ<例に無い試みだな・・・・>


舞弥「在ろうと無かろうと・・・私は変えてみせる・・・!!」



アンリマユ<・・・やってみるがいい>




舞弥「叶えなさい・・・!!!」グクッ…!



    引き金が僅かな音を立てると同時、それは銃口から放たれる


    弾丸が聖杯に触れると、願いを叶えるかのように―――・・・淡い緑の輝きが力強く解き放たれた
    




雁夜「!!!」


イリヤ「!!!」


舞弥「!!!」



ナタリア「ッ―――!!!!」


切嗣「―――!!!?」


520: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/12(水) 21:44:53.65 ID:+Fx7JB/V0

アンリマユ<・・・・・>




舞弥「・・・・・願いを・・・叶えなさい」



アンリマユ<・・・叶うわけがなかろう>




舞弥「・・・・・け・・るな・・・」


舞弥「ふざけるなッ!!!!」


舞弥「何が願望器だ!!お前は!!!お前は・・・・ッ!!!」



ナタリア「・・・舞弥」



舞弥「ナタリア・・・!・・・ごめんなさい!!ごめんなさい!!!」


舞弥「私の力が!及ばなかったせいで・・・!!」



ナタリア「馬鹿だねぇ・・・・・どう考えたってアタシのせいじゃないか・・・」


ナタリア「間の抜けたこと言ってないで・・・しっかりしな」



舞弥「嫌!・・・嫌だよ・・・・ナタリアぁ・・・・・・」



ナタリア「看取ってもらえるなら、アタシは・・・幸せさ」


舞弥「やめて!・・・そんなこと!!言わないで・・・!」



ナタリア「もう・・・修羅の、道を・・歩むことはしなくていい・・・」


ナタリア「けど・・・まだ、歩むなら」



ナタリア「使いな・・・」ヒュッ




舞弥「・・・・・コルト・・・」




         ナタリアは、愛する弟子に愛銃を託した―――・・・





521: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/12(水) 21:55:24.32 ID:+Fx7JB/V0

ナタリア「それを使う道を・・・選ぶなら・・・」



ナタリア「アタシを・・・殺れ・・・」


舞弥「ッ!!!」




切嗣<やめろ!!やめるんだナタリア!!!>




ナタリア「守る人がいるなら・・・アタシが、最後に出来る教えさ・・・・」


舞弥「ぁ・・・ゔ・・!・・・・・・ッ!!!」チャキッ!


ナタリア「アタシは、舞弥を・・・弱く・・・・育てた覚えはな・・い」



切嗣<見せるな!・・・・見せないで・・くれ・・・!!!>





切嗣<まだ方法があるはずだ!!だからナタリア!!!させるな!!!>


ナタリア(無いさ・・・方法なんて・・・・)


ナタリア(アタシが、狂わない保証は・・・無い・・・)


切嗣<頼む!・・・・頼むから・・・・!!>



ナタリア(切嗣・・・・アタシを忘れなくてもいい・・・)


ナタリア(それでも、幸せに・・・絶対に幸せになると・・・・・・誓ってくれ・・・)




舞弥「はっ・・・はぁッ!・・・・・ぅ゙・・う・・・っ!!」カタカタ…



ナタリア「それでこそ・・・・アタシ・・の・・・弟子だ・・よ・・・・舞弥」




切嗣<やめろっ・・・!・・やめろぉ゙おお゙ぉ゙ぉお゙おッ!!!!>




舞弥「うっ!・・・ゔ・・ぁああ゙ぁ゙ぁああ゙あぁあ゙ああ゙ぁ゙!!!!!」ググッ…!




      慣れない引き金に指を掛け、心臓に銃口をあてる――――銃声が鳴り響いた―――・・・


      血に塗れた――――ナタリアは幸せそうな顔なのに、口元から血が溢れる―――・・・   


522: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/12(水) 22:12:43.47 ID:+Fx7JB/V0

舞弥「・・・・・ぁ・・・・・ナタ・・リア・・・」



雁夜「・・・・・っ・・・」




    聖杯の真下に―――光りが灯る―――・・・



    光りの中より、衛宮切嗣が――――現れた―――・・・






切嗣「・・・みんな」




イリヤ「キリツグ!!?」



舞弥「切嗣・・・・・・・私・・は・・・」




切嗣「お墓を・・・作ろう・・・」


切嗣「ナタリアのお墓を・・・」




舞弥「私は・・・!私は!!!」


切嗣「気に病むな・・・舞弥」




切嗣「最後は・・・・幸せそうだった・・・」




切嗣「ナタリアの魂が、そう言ってたんだ・・・」



523: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/12(水) 22:47:06.12 ID:+Fx7JB/V0
―翌日―

イリヤ「キリツグ・・・・」


切嗣「・・・昨日は、すまなかったねイリヤ」

イリヤ「ううん!謝らないで!」


切嗣「少し・・・落ち着いたよ」


切嗣「・・・・・」

切嗣「大きくなったね・・・・本当に・・・」


切嗣「本当に・・・!・・・・・また会えて・・・良かった・・・!」ギュッ…!


イリヤ「・・・!・・・・・きりつぐっ!」キュッ…





舞弥「・・・・」


雁夜「ん?入らないのか?」


舞弥「家族水要らずの時です・・・」

舞弥「二人にしてあげるべき―――」


雁夜「・・・行けっ!」

舞弥「え、ちょっと!」ガチャッ!



切嗣「・・・・」

イリヤ「・・・・」


舞弥「・・・・あ」

舞弥「その・・・・・すいません・・・・」


イリヤ「まいやっ!」ダキッ!

舞弥「イリヤ!?」


切嗣「ははっ、すっかりお母さんじゃないか」

舞弥「いえ・・・そんなことは・・・・」

イリヤ「・・・違うの?」


舞弥「え・・・?・・・・・・私が母親などと・・」


イリヤ「・・・・」

舞弥「その・・・イリヤがそれでいいのなら・・・・」


イリヤ「えへへっ!」ギューッ!


舞弥「・・・ふふっ」ナデナデ


524: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/12(水) 23:05:52.97 ID:+Fx7JB/V0

雁夜「失礼しまーす」ガチャッ



イリヤ「雁夜おじさん!」


切嗣「雁夜君、本当に・・・有難う」


雁夜「いや!俺は特に何かしたわけでもないからさ!」



切嗣「舞弥とイリヤから聞いたよ。ずっと手助けしてくれてたんだろう?」


雁夜「まぁ・・・どっちかってーと弟子入りって感じですよ」


切嗣「僕は鈍ってるだろうからね・・・負けないようにしないとな」



イリヤ「雁夜おじさんも珈琲飲むー?」


雁夜「ああ、すまないね」



・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

・ ・ ・ ・ ・ ・
 
・ ・ ・ ・



舞弥「ナタリアは・・・本当に幸せだったのですね」


切嗣「最後に何故心境の変化があったかはわからないが・・・」



切嗣「皆で、幸せになってくれと願っていた・・・」




切嗣「どんな道を歩もうとも、幸せになれってね」


舞弥「・・・わかりました」



切嗣「だから僕も、幸せで在ろうと思う」



切嗣「でも、皆が居るから・・・僕はもう幸せだ」


イリヤ「~~♪」ギュッ!


切嗣「これからも、宜しく頼むよ」



舞弥「ええ、私こそ・・・・切嗣」



525: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/12(水) 23:22:02.91 ID:+Fx7JB/V0

―1ヶ月後・・・何処かの海―



切嗣「いつも、夜眠る時に言ってくれてたね・・・『おやすみ』って・・・」


切嗣「ずっと・・・毎日、僕に言ってくれてた」




切嗣「ナタリアは幸せになれって言ったけど・・・僕には、無理だった・・・」




切嗣「聞こえないんだ・・・おやすみって」


切嗣「・・・ナタリアの声が・・・・聞こえない・・・・!」


切嗣「夜になっても、聞こえないんだ・・・・」




切嗣「でも、胸に銃を当てると・・・・少し聞こえる・・・」




切嗣「ナタリア」


切嗣「また・・・聞かせてくれないか・・・?」





切嗣「この引き金を引けば・・・・また聞かせてくれるよね・・・?」




切嗣「・・・・・」グクッ…!




切嗣「・・・聞こえるんだろうな・・・・・・・きっと・・・」…――パァン!!!!




切嗣「・・・・っ―――・・・・――・・・―・・・・・・・・・・・・」





    おやすみ・・・・・・・・坊や・・・





切嗣(ほら・・・・聞こえた・・・・)







        ・・・・――Fate―――StayNight――・・・・

531: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/12(水) 23:47:36.53 ID:+Fx7JB/V0

ナタリア「これが本当のStayNight―ステイ・ナイト―(夜を、待って)」


ナタリア「・・・・・―――って感じなんだけどさぁ、この小説売れると思うだろ!?」



切嗣「・・・・・」

舞弥「・・・・・」

イリヤ「・・・・」

雁夜「・・・・・」



ナタリア「・・・何その反応」




舞弥「馬鹿なんですか?ナタリア?」


ナタリア「えっ!?」



雁夜「脳ミソねじ曲がってるだろ・・・本当に」


ナタリア「オチとしては最高じゃないか!!」



切嗣「悪趣味過ぎるよ・・・ナタリア」


ナタリア「いや・・・読者の気持ちを鷲掴みにしようとだね・・・」



イリヤ「家から出ていって」


ナタリア「ちょっ!アタシは家計の足しに稼ごうと思って――・・・」








雁夜(何処からがこう導かれたのか、俺が説明しよう)




雁夜(簡単に言ってしまえば、舞弥さんの願いを込めた令呪が効果を発揮し、アンリマユは正常に願いを叶えた)


雁夜(アンリマユは軽く一言返事で、ナタリアさんから切嗣さんの魂を排出。すぐに復活)




雁夜(ナタリアさんは『正常な精神に戻った』わけじゃなく、切嗣さんのおかげで『正常な精神に変化した』のであった)



雁夜(当然ながら、ナタリアさんが罪滅ぼしで殺してくれと言い出したが、切嗣さんと舞弥さんが必死で止める)



雁夜(概要を軽く説明すると、こんな感じだな)


545: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/13(木) 20:43:53.70 ID:oI4nCXRx0

―遡ること・・・龍洞寺の決戦後―


切嗣「折角令呪を使って治療したんだ・・・もう死なせろなんて、言わないでくれよ?」


ナタリア「・・・わかったよ」


ナタリア「アタシだって・・・みんなと居たいさ」

舞弥「素直じゃないんですから、ナタリアは・・・」


ナタリア「・・・」


ナタリア「みんな」


舞弥「?」


ナタリア「・・・有難う」ペコッ


雁夜「・・・うぷっ」

舞弥「ふふっ」


ナタリア「・・・笑うことないじゃないか」


切嗣「ははっ、笑うのも無理は無いさ・・・照れくさそうな顔してるナタリアなんてレアだろう?」


ナタリア「ったく・・・」





ナタリア「アンタらにも感謝してるよ」


タオロー「・・・」

ロア「殺しあった相手に感謝ね・・・どんな心境の変化だそりゃ」


ナタリア「この因果は、この戦いがあってこそだと思うのさ」


ナタリア「縛られて目の前に白刃が迫った瞬間・・・何かが変わった気がするんだ」

ナタリア「切嗣の固有結界がアタシを変えたってのは間違いないんだが・・・それだけじゃない・・・」

タオロー「死の淵に迫った時・・・そういったこともあるんだろう」


タオロー「久しく、良い死合いだった」

ナタリア「アタシゃ二度と殺り合いたくないよ。アンタら二人じゃ相性悪すぎるっての」


ロア「ま・・・初戦にしちゃ上出来な連携だったからな。主にコイツが合わせた感じだが」

タオロー「合わせたのは貴様だろうが」


ナタリア「ハハッ!どっちだっていいさ」

546: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/13(木) 21:08:47.84 ID:oI4nCXRx0
切嗣「イリヤ・・・おいで」


イリヤ「キリツグ!!」タタタッ!


切嗣「10年か・・・本当に成長したな・・・」ギュッ


イリヤ「うん・・・切嗣は昔のままだね・・・」


切嗣「あの魔術の基礎はアイリ譲りみたいだが・・・改良は舞弥かい?」


イリヤ「そうなの!戦場なら敵無しだよっ!」



切嗣「やるじゃないかイリヤ。お父さん負けちゃうかもな」ナデ


イリヤ「へへっ」スリスリ




ナタリア「・・・」



ナタリア「イリヤスフィール」


イリヤ「・・・!・・・」



ナタリア「水差しちまって悪いんだが・・・」


切嗣「ナタリア・・・」


イリヤ「・・・」


ナタリア「アンタに・・・詫びることなんて―――」


イリヤ「いつか、私はナタリアを倒す」


切嗣「・・・」


イリヤ「舞弥を越えて、切嗣も越えた時・・・貴女を越える」


イリヤ「実力で切嗣も舞弥も奪うから」


舞弥「・・・」



ナタリア「ハッ!・・・いつでも掛かってきな」


ナタリア「アタシは負けないけどねぇー」ギュッ


切嗣「ちょっ、ナタリア!」グイッ


イリヤ「こんの!ババァ!!!!」


ナタリア「あ゙っ!?もっぺん言ってみろコラァ゙!!!!」

548: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/13(木) 21:41:41.04 ID:oI4nCXRx0
ナタリア「生意気なガキだね・・・ホントに・・・」


ナタリア「・・・そういやアンタらはどうすんだい?」


タオロー「・・・」

ロア「・・・」


雁夜「決着つけなくちゃ・・・だな」

ロア「いや、どうかね?」

タオロー「?」


ロア「ナタリアは受肉したわけじゃねぇんだろ?」

ナタリア「まぁ、最近まで魔術師の魂喰ったりしてたけどさ・・・」

ナタリア「今後も切嗣からの魔力供給があるし、普通に現界出来るかな」


ロア「ってことさ」


雁夜「舞弥さんを依代にするのか?」

ロア「いや、桜だ」


雁夜「はっ!??」


ロア「ありゃ相当な魔力を保持してるじゃねぇか。姉貴も中々だしな」

雁夜「いや!何考えてんだお前!?」



ロア「ほれ、とっとと行っちまえ」


タオロー「それでいいのか?」

ロア「俺は現界出来りゃそれで構わねぇからな」

ロア「別に受肉する必要はねぇさ」


タオロー「・・・恩に着るぞ」

ロア「要らねえよんなもん」

ロア「テメェの心配しとけ」


タオロー「そうだな・・・」

タオロー「俺はまだ戦いが続く」


タオロー「雁夜・・・・・・世話になった」

雁夜「待て!まだ決まってない!!」


タオロー「俺は・・・行く・・・」シュゥウウ…

雁夜「あっ!ちょっ!!」

ロア「あばよ、タオロー・・・・・・・・・・さってと、桜んトコ行くか。飯食おうぜ」


雁夜「ふざけんな!!俺が許すわけねぇだろ!!!!」

552: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/13(木) 23:57:16.34 ID:oI4nCXRx0

雁夜「・・・令呪が二個余ってるしコレでどうにかならないか?」


ロア「んー・・・当分の足しにはなるだろうが、結果的に依代は必要だな」


雁夜「じゃあその期間中に別の依代を探して―――・・」



ナタリア「あっ」



雁夜「どうしたんだ?ナタリアさん」


ナタリア「そういやさ、ウェイバーとケイネスの魔術回路ボロボロにしちゃったじゃん?令呪引き剥がした時に」


ナタリア「その令呪使って心霊治療してやりたいんけど・・・」



ロア「あー残念だったな。やっぱ桜に頼るわ」


雁夜「クッソ・・・!・・・マジかよ・・・」


ロア「取って食うわけじゃねぇんだ。心配するな」



雁夜「・・・絶対手ェ出すなよ」









雁夜(ってことがあったワケさ・・・)


雁夜(桜ちゃん・・・おじさんはいつも心配してます・・・)



553: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/14(金) 00:19:42.40 ID:CRu6AXoC0

―時は現在に戻る―


ナタリア「ちっくしょ・・・・・絶対売れると思うんだけどねぇ」


ナタリア「『殺し屋が著者!ノンフィクション魔術系スタイリッシュアクション!』なんて書いとけば馬鹿売れだよ?」


イリヤ「魔術協会から差止め食らうこと間違い無しだね」

舞弥「そもそも最後を加筆してるからノンフィクションでは無いかと・・・」

雁夜「アクションはほぼ一瞬じゃないか。それ以外は一方的にサーヴァント殺害しただけだし」

切嗣「『殺し屋が著者』って時点でアウトだ」



ナタリア「はいはい!どーせアタシにゃ小説なんて向いてないっつーこった!」


ナタリア「あー傷ついた、スゲー傷ついたわ」


ナタリア「きりつぐぅ・・・癒してくれるかい?」ギュッ…


切嗣「ナタリア、そういったことは夜にだね・・・」




イリヤ「ふんッ!!!」ヒュッ!


切嗣「ごぉっ!!?」ズドン!!!



イリヤ「・・・」スタスタ


切嗣「かっ・・!・・ぁ・・・・・イリヤ・・・ごめん・・・」ビクッ…ビクッ…




イリヤ「・・・」ガシッ


舞弥「え?・・・ちょっと、イリヤ」ズルズル


イリヤ「はい、キリツグ」ポイッ




舞弥「わっ!」トサッ


切嗣「おっと」ギュッ




イリヤ「ほら!舞弥はもっと積極的に!」



舞弥「あ・・・その・・・・」カァァアア…


切嗣「すまなかったね、舞弥」ナデ


舞弥「いえ・・そんなことは・・・!」

554: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/14(金) 00:55:58.88 ID:CRu6AXoC0


ナタリア「・・・・・」ニヤニヤ



舞弥「・・・なんですか、ナタリア」


ナタリア「すっかりお母さんだねぇ、舞弥」


舞弥「もう・・・」




ナタリア「ま・・・こんな日常も悪くない」


舞弥「そうですね・・・悪くありません」



切嗣「うん、そうだね」



イリヤ「キリツグはもうちょっと節操を持とうか?」


雁夜「俺もそう思うよ」


切嗣「はい・・・」












雁夜(こんな感じで、みんなの日常は流れていく)



雁夜(そういえば、俺たちも剣技を習得しようと最近訓練を始めた)


雁夜(身を持って剣技を味わったナタリアさんと切嗣さんの意向だ)


556: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆wPpbvtoDhE 2012/09/14(金) 01:00:08.12 ID:CRu6AXoC0

雁夜(・・・タオローは上手くやったのだろうか)


雁夜(妹の愛がヤバくて人生がヤバイとか言ってたが・・・)


雁夜(とある日、そんなことを考えながら、俺の愛刀に呼びかけてみたら・・・)





雁夜「アイツ元気にしてるかなぁ・・・?」チャキッ…


雁夜「ん・・・?」ゴゴゴ…!



雁夜「うわっ!!?」



    ・・・・・―――――バシュゥウウウウウ!!!!!



タオロー「・・・・」スタッ


雁夜「・・・・」



雁夜「えっ?」



タオロー「・・・久しいな」


雁夜「なんでまた・・・」




タオロー「ルイリー・・・妹にだな・・・」


タオロー「『俺はお前のことが好きだ(兄妹として)』と伝えたら・・・」


タオロー「毎晩・・・夜這いされるようになった・・・」



雁夜「・・・」



タオロー「俺は・・・!・・・夜が来るのが・・・怖くて・・・!!」ガクッ…



雁夜「・・・現界出来て良かったな」


タオロー「暫く・・・世話になる」





      ・・・・――――StayNight(夜を、待って)――――・・・・



                     お終い