3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 14:27:45.45 ID:kDkcokt10
悟空「…気…気が開放出来ねぇ………どうなっちまったんだ…オラの身体…」
悟空「…くっ……か、め、は、め…波っ!」ぷすん
悟空「だ…駄目だてんで出やしねえ………」
同時刻 カプセルコーポの重力室
ベジータ「づあああああっ!!はあっ…はあっ…」ドクン
ベジータ「な、なんだ…!?」ドクンドクン
ベジータ「…う、うっ…うぐあああああ!?な、なんだいきなり重力がっ!!」バキベキボキ
ベジータ「…ち、ちくしょう戦闘力をコントロールできん!なぜだ…こ、このままでは重力に殺される!」
悟空「…気…気が開放出来ねぇ………どうなっちまったんだ…オラの身体…」
悟空「…くっ……か、め、は、め…波っ!」ぷすん
悟空「だ…駄目だてんで出やしねえ………」
同時刻 カプセルコーポの重力室
ベジータ「づあああああっ!!はあっ…はあっ…」ドクン
ベジータ「な、なんだ…!?」ドクンドクン
ベジータ「…う、うっ…うぐあああああ!?な、なんだいきなり重力がっ!!」バキベキボキ
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6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 14:31:04.27 ID:kDkcokt10
悟空「…舞空術もつかえなくなってるみてえだ。気を読むのも満足にできねえ……」
悟空「…悟飯!悟飯は居るか!?」
悟飯「はい、なんですか?」
悟空「ちょっとよ、気開放してくれねえか?」
悟飯「…?…良いですけど。はあっ!!……う…あ、あれ…?」
悟空「悟飯もか…この分で行くと多分ベジータもそうだな…」
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 14:35:03.00 ID:kDkcokt10
ベジータ「ぐううおおおおおッ!!…た、確か今日カプセルコーポに…!!」
ベジータ「や、ヤムチャ――!!!」
ヤムチャ「…ベジータ?なんだよ?」ドア越し
ベジータ「重力室に入って来い!今すぐにだ!」
ヤムチャ「なぁ!?ふざけんなよ、300倍だろ!?お前俺を修行相手に選ぼうっていうなら
言っとくぜ、そんなとこ全力出しても満足に動けないぞ俺!殺す気か!」すたすた
ベジータ「ち、違う!待て!」
ヤムチャ「…な、なんだよ」
ベジータ「スイッチだ、スイッチを押すだけで…」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 14:38:12.14 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「自分でやれよな…はは…」
ベジータ「くそったれがーっ!ぶっ殺されたいか!さっさとしろ!!」
ヤムチャ「ひいっ!分かったよ!やればいいんだろ!」ガチャ
ヤムチャ「うぐうううっ!つ…潰され…そう…だ…」ズシンズシン、ぽちっ
ベジータ「かはっ…はあっ…はあっ」
ヤムチャ「ぜえっ…ぜえ…ぜえっ」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 14:43:19.87 ID:kDkcokt10
悟飯「すみません…」
悟空「謝る事じゃねーさ!とりあえずベジータんとこ様子見に行くか…んっ!」
悟飯「…お父さん?」
悟空「…やべえ。気が読めねえから瞬間移動も使えねえ…時間かかるけどしょうがねえか…筋斗雲よーい!」
悟空「よ、よしちょっとせめえけど何とかなるさ」
悟飯「は、はい」ギュウギュウ
悟空「よし、筋斗雲!ブルマんとこ向かってくれ!」ふらふら
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 14:47:58.93 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「…で?」ゼェゼェ
ベジータ「かはっ…はあっ…はあっ……な、なんだ…」ゼヘーゼヘー
ヤムチャ「なんで態々…俺に…今日は態と気を抑えて重力を受ける修行とかしてたのか?」
ベジータ「………ま、まあそんなところだな…」
ヤムチャ「そっか…」
ガチャ
ブルマ「あら何よ珍しい。ヤムチャも居ないと思ってたら2人で頑張ってたの?
仲良いわねー…邪魔して悪いんだけど孫君達が来てんのよ」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 14:53:29.31 ID:kDkcokt10
悟空「オッス!」
ベジータ「…ちっ…」(よ、よりによって弱っている時に…!)
悟飯「や、やっぱりベジータさんも…?」
ベジータ「…何?」
悟空「オラ達、急に気が使えなくなっちまったんだ。そんでベジータもなんじゃねーかと思ってよ。」
ヤムチャ「???」
ベジータ「そうか…そういうことか…ふ…ふふ…ははは…はーはっはっは!
ただのホラだと思っていたがまさかマジだったとはな!くくく!!」
悟空「な、なんの事言ってんのかてんでわかんねーぞベジータ…」
ベジータ「成る程な……可笑しいとは思っていたが…そうか今日は満月か…」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:00:39.69 ID:kDkcokt10
悟飯「?? ベジータさん、説明を!」
ベジータ「…良いだろう……貴様らも身体で分かっただろうが俺達は今戦闘力のコントロールが
出来なくなっている…」
ヤムチャ「……へ?」
悟空「ああ、そいつはオラも気付いてる。でも何でなんかまるでわからねーんだ」
ベジータ「…こいつは俺の親父である王が言っていた事だが…サイヤ人は戦闘民族というのは
貴様らも知っているだろう。そして大多数のサイヤ人は、俺達のような超サイヤ人という
変身ではなく大猿になる事によりその戦闘民族たる圧倒的力を見せている…」
悟空「…オラも悟飯もなった事あっからな。何と無く分かる。おめえがなった時も苦労したしよ…」
ベジータ「だが逆に尻尾を無くせば!サイヤ人はナメック星人の戦闘タイプにも遥かに劣る!
……要するに尻尾の無いサイヤ人など使いものにならんという訳だ…」
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:03:23.24 ID:kDkcokt10
悟飯「……」
ベジータ「……し、信じたくは無い…信じたくは無いが言うぞ……」
悟空「…ああ…あんましその先は聞きたくねえが言っちまってくれ……」
ベジータ「尻尾を失ったサイヤ人は……せ、戦闘面では役立たずになる…満月の夜、尻尾を持つ
サイヤ人が変身するように……失ったサイヤ人も変身する……」
悟飯「…」ごくり
ベジータ「まず、前兆は満月の日に戦闘力が限りなくゼロに近くなる。そこまでは良くは無いが…
これから言う事に比べればマシだろうぜ……ふふ…く、くそ…くくく…」
ヤムチャ(…自分で言うのを躊躇うくらい嫌な事なのかよ……ば、化け物になるのか…グロい感じの…)
ベジータ「……に、なる…」
悟飯「…え?」
悟空「すまねえベジータ…オラ良く聞こえなかったぞ。」
ベジータ「…くう…その前にひとつ言っておく。悟飯貴様はまだ20代だ…良かったな、
これからドラゴンボールをかき集めれば何とかその変身だけは食い止められるだろうぜ」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:08:57.33 ID:kDkcokt10
悟飯「はい…?」
ベジータ「…俺達が今までそれにならなかったのはナメック星や精神の時の部屋、死んでいた期間…
ブウの体内…そういう普通では有り得ない場所に滞在していた時間が長かったせいだろう。」
ベジータ「…はっきり言ってやる。満30を過ぎた尻尾の無いサイヤ人はブルーツ波を浴びれば
女になるんだ!女にな!はっはっは!はーっはっはっは!!ちくしょおおおお!!そういえばお袋も尻尾がなかった!」ダァン
悟空「…お、女?…チチやブルマみてえになるんか!?あんなほそっちいのになったらオラもう戦えねえぞ!」
ベジータ「貴っ様ぁ!それどころではないんだぞ!判っているのか!!…トランクスや悟天も今ごろ学校で
異変に気付いているはずだが…奴らもまだガキだ、学校で女にはならん。だが俺とお前は…ぐっ…」ドクン
悟空「いってぇ!ベジータ落ち着け!気は使えなくても筋力まで劣った訳じゃねえんだ!…うっ!」ドクン
悟飯「…!?」
ヤムチャ「お、おい……冗談だよな?」
カッ
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:16:36.78 ID:kDkcokt10
悟飯「うおっまぶしっ」
ヤムチャ「…っ…」
ベジータ「………」ワナワナ
悟空「……○○がねえ……○○も……」
ヤムチャ「……マジかよ。」(可愛いかもしれん…)
ベジータ「…終わりだ…俺はこんな醜態を晒すくらいなら死を選ぶ!
さらばだ!悟飯、カカロット!そしてヤムチャ!」
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:20:25.00 ID:kDkcokt10
悟空「…?」モミモミ
悟飯「…?」
ヤムチャ「…へ?」
ベジータ「ち…ちくしょう…そうだった気も使えないんだった…」へたり込む
悟飯「…そんな……じゃあ僕は母さんが2人なのか…?」
ヤムチャ「は…はは…まだ冗談言えるなんて強いじゃないか悟飯……」
ベジータ「ぐうう…ちくしょう…ちくしょぉ……」ポロポロ
悟空「泣くなよベジータ…ほら、○○○マクラはできねぇけど○○○○まくらができるよーになったぞ!?」
ベジータ「黙れ触るなぁ!」
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:26:24.33 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「…なあ、ベジータ…あのさ、ブルマに知られたりとかしてもいいのか…?」
ベジータ「…良い訳あるか!お、俺…俺はぁっ!!」
ヤムチャ「わっ、ちょ…判ったから掴みかかるなよ!じゃあ普通にドアから出るのはまずいだろ…
鉢合わせするし…」
悟空「…?ヤムチャ、どっか行くんか?」
ヤムチャ「こうなった以上行くとこって行ったら神殿しかないだろ…
とりあえずこの天井吹っ飛ばすけど良いな、ベジータ?」
ベジータ「…勝手にしろ…」
ヤムチャ「…かめはめ…波っ!!」ズッ
ドォォン!パラパラ…
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:30:16.01 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「…悟飯は幸い女にはなってないしな、妙な混乱招かなくて済むから筋斗雲で
クリリンを呼んでくれるか?その間に俺がデンデやピッコロに話をつけてくる。」
悟飯「わ、判りました…!(なんだろう…ヤムチャさん妙に頼りがいが…)」ヒューン
ヤムチャ「…さてと、普段のお前らよりかはずっと遅いけど飛ばすから文句言うなよ。」
悟空「わりいなヤムチャ!でもあんま飛ばされっと振り落とされるから加減してくれよな!」ニパッ
ベジータ「…さっさとしろ、貴様にくっ付いているだけでもおぞましいんだからな…」ガシ
ヤムチャ(うお…両腕におっぱ…まずいブルマ以外にあんまり免疫が…)
「じゃ、行くぜ。」ドンッ
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:34:18.23 ID:kDkcokt10
~神殿~
ピッコロ「……神殿から見てはいたが…こうやって目の前で見ると信じられん…」
ベジータ「…くっ…!!」
ピッコロ「…貴様本当にベジータか?」
ベジータ「ピッコロ、もしどうにかして元に戻ったらまず最初に貴様を塵にしてやる、覚えておくんだな!」
ピッコロ「ほう、でかい口を叩きやがって…まあいい。ヤムチャ」
ヤムチャ「…ん?おう?」
ピッコロ「確かに俺達が知っておくのは重要かもしれんが手助けは出来ん。はっきり行ってドラゴンボールでどうにかなるかも判らん。」
ヤムチャ「そ、そうか…」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:38:22.78 ID:kDkcokt10
クリリン「…これが悟空ね…えへ、えへ…」
悟空「…?」
クリリン「……」ゴクリ
悟飯「…クリリンさん…」
クリリン「なんだよ?」気を高めて空気を揺らす
悟飯「…っ」
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:41:49.66 ID:kDkcokt10
ピッコロ「…とりあえず今日の所は神殿に泊まって行け。二人ともあの世で暴れているブロリーを
止めに言ったとでも伝えておけば何日か帰ってこなくとも問題なかろう。」
悟空「そうだな…それよかオラ腹減っちまった…」グゥ
ヤムチャ「いや、先にこいつらのぶかぶかの服を何とかしてやってくれないか?目に毒なんだよ…」
ピッコロ「…?…羞恥と言う奴か?わからない…」ピッ
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:44:59.36 ID:kDkcokt10
デンデ「食事は幾らでもおかわりがあるので」
悟空「いや…オラこんだけで十分だ…」ちょびっ
ヤムチャ「!?」
ピッコロ「ば、馬鹿な…そんな…」
ベジータ「…俺もだ。一皿以上は入らん…」
ピッコロ「…き、貴様らやはり偽者か…!」がたたっ
ヤムチャ「わぁー!落ち着けピッコロ!そうじゃないだろ!身体の変化で多分そうなったんだって!」
クリリン「でもチチさんはこっちのが喜ぶかもな…食事助かって、はは…」
夜は更けていった
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:47:57.07 ID:kDkcokt10
次の日
悟空「はーっ♪やっぱ神殿の水ってなるとなんかさっぱり感も違うな!オッス!」
ヤムチャ「……おう」
クリリン「…」
悟空「…?…どうかしたんか?」
ピッコロ「…」
悟空「…ピッコロまで黙っちまってよ。お、ベジータ悟飯!」
ベジータ「…朝起きてからずっとこの調子だ。イライラさせやがる。もうすぐで分かるから黙っていろと命令しやがった」
悟飯「何なんでしょうね…」
デンデ「皆さん…!やはりそうでした…!」
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:52:21.05 ID:kDkcokt10
ピッコロ「ちっ…」
ベジータ「おい、好い加減にしろ!貴様らだけで分かったような顔しやがって!さっさと教えろ!」
ヤムチャ「…教えてやるさ、地獄から何人か脱走して来た奴が居るんだってよ」
悟空「…?…なんだぁ、そんな事ならパイクーハンが居るじゃねえか!」
クリリン「パイクーハンは…あの世でフリーザとセルを同時に相手してて手が離せないとかでさ…」
ピッコロ「…逃げてきた奴の中に…ベジータ、貴様と一緒に来ていたサイヤ人も居るぞ…」
ヤムチャ「それからなんだ、ギニュー特選隊の奴らもちらほら…」
クリリン「……そ、それどころじゃありませんよ…」
ピッコロ「…ちぃ……パイクーハンめ、逃がしやがったか…クウラが来ている…!」
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 16:01:03.29 ID:kDkcokt10
ピッコロ「ヤムチャ、クリリン。貴様らは他の雑魚を潰しに行け!天津飯も既に動き始めている…!
俺はクウラを叩く…!」ドンッ
ヤムチャ「…くそ……そんな事言っても結構数が…」
悟空「…ちょっと待て!そんじゃ悟天やトランクスも危ねぇんじゃねーのか!?」
ベジータ「そうだ…ガキどもは自分の力がどうなっているか知らん、今の奴らじゃナッパにも勝てんぞ!」
クリリン「……だ、大丈夫さ…下界には18号も居るんだし…それに流石にナッパってサイヤ人ぐらい俺達でも…」
ヤムチャ「…急いだ方が良いな。敵の大半はベジータと悟空に恨みのある奴らなんだぞ…それにそっくりな子供がうろついてたら…」
クリリン「…」
ヤムチャ「くそ!行くぞ!」グッ
ベジータ「待て!ヤムチャ!俺も連れて行け!」ガシ
ヤムチャ「何言ってんだよ!今のお前たちが来たって悪いけど足手まといだ!」
ベジータ「黙れ!トランクスは俺の息子だ!」
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 16:07:56.82 ID:kDkcokt10
悟空「…悟飯、お前は筋斗雲でブルマと母ちゃんが無事か見に行くんだ。
お前の気の動きはこっちでクリリンとヤムチャが読んでりゃ分かる」
悟飯「はい…!」
ヤムチャ「…分かったよ。だけど何があっても戦おうなんて無茶するなよな…よっこらしょ」
ベジータ「!? ヤムチャ貴様!」
ヤムチャ「悪いけどこの前みたいに抑えて飛んでられる状況じゃないだろ、抱き抱えて飛ぶのが一番早い。
クリリン、悟空の方は頼んだ」
クリリン「…なんか俺が女の子抱き抱えてもカッコつかないよな…ヤムチャさんみたく身長があれば別だけどさ…」
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 16:11:32.75 ID:kDkcokt10
ギニュー「はっはっは!良いかーお前達!フリーザ様はあのセルとか言う奴と組んで緑の奴を倒したら
必ずお出でになられる!それまでに地球人を殲滅し、ここを新たな拠点と出来るよう整地するのだ!」
ジース「こいつで……終わりだーっ!」ドォォ―ン!
グルド「きええええ――ッ!」どんどーん
バータ「…それにしても骨が無さ過ぎてつまらんぜ…」
リクーム「なぁんかこう…そろそろビシ――ッ!と出てきても良い頃なんじゃないの?」
???「ぱんぱかぱーん!おい、お前ら!」
???「黙って見てたらもう許さないもんね!」
85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 16:18:13.39 ID:kDkcokt10
キュイ「……どうやらドドリアとザーボンはオリブーとか言うのにやられたらしいな…っへ、良い気味だぜ…」
ナッパ「…脱出出来たらここまでだ。てめぇと組むのはな…行くぞラディッツ…」
ラディッツ「ああ…しかしアテでもあるのか?」
キュイ「…待てよ、どうせお前らもベジータを殺すってとこなんじゃねーのか?」
ナッパ「あぁ?」
キュイ「…三人でやれば何とかなるかもしれないぜ…なんと言っても俺はベジータと互角だからな…」
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 16:25:00.45 ID:kDkcokt10
ギニュー「…?…おい、俺達に子供を甚振る趣味は無い!失せろ!こんな文明レベルの低い星でも
宇宙へあがる為の船くらいあるだろう。それで逃げるんだ、さっさとな…」
ギニュー「…どうだ、俺は優しいだろ!?」くるり
隊員「「「「おーっ!最高スよー!」」」」
悟天「…ねえトランクス君、僕ら馬鹿にされてるんじゃない?」
トランクス「…そうだな…おいオッサン!俺達を甘く見るんじゃないぜ!」
ジース「だーれがおっさんだ誰が!てめえらこそ天下のギニュー特選隊を甘く見るなよ!」
リクーム「ガキの首でもへし折っちゃうもんねぇ!」
ギニュー「お前達!やめろ!…良いか子供よ、何に影響されたのか知らないが世の中勢いだけでは
どうにもならん事もある。分かったら大人しく帰れ…これが最後だぞ」
98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 16:32:56.70 ID:kDkcokt10
トランクス「…は~、こいつらすっかり俺達の事甘く見てるぜ。どうせパパかお前のパパにやられちまってる癖にさぁ」
悟天「もしかしたら兄ちゃんかピッコロさんかもしんないよ!」
バータ「……」ひそひそ
ギニュー「…だな…おい、お前達の父親の名前はなんだ…」
トランクス「ベジータ!」
悟天「孫悟空…ベジータさんはカカロットとか呼ぶんだよ、変だね!」
104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 16:38:58.91 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「……悟天とトランクスはどこだ?探しにくいな…」スタッ
クリリン「ん~!ん~!…くそ…一般人と変わらないんじゃ時間かかるぞ…」
ベジータ「…奴らが気を探っている隙に俺は自力でトランクスを見つけるぞ……
もしも見つけた後で俺が殺されたとしても、その気の消失でヤムチャ達も気付くはずだ…」コソコソ
ベジータ「ちくしょう…!瓦礫の山を登るのも一苦労だくそったれ…!……っしょ!」
悟空「よぉー!ベジータ!」
ベジータ「カカロット!…フン、俺を止めるなら無駄だ。貴様と違って俺は戦士だけやっている訳にはいかん…!」
悟空「止めねえさ、オラも行こうかと思ってよ」
ベジータ「……良いだろう。それでこそ父親だ…」ニヤ
106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 16:44:56.73 ID:kDkcokt10
ギニュー「ベジータ…だと…?」
ジース「…カカロットってのもサイヤ人の名前っすよ…それにこのガキ面構えが偉いあのサイヤ人に似てるっていうか…」
バータ「…そのものだな…」
トランクス「おっ!悟天!やっぱこいつらパパにやられ
リクーム「はぁい、殺さないけど大人しくしててね!」ガシッ
悟天「うわっ…トランクス君を離せっ!」ぽかっ
悟天「いつっ……」
ギニュー「…いかにサイヤ人でもガキではこんなものよ。とりあえず貴様らはベジータ達を誘き寄せるエサに…」
バキィ
リクーム「うぐぅっ!?」
ジース「誰だ!!」
天津飯「……色々と俺の知らない間に厄介事が増えてしまったらしいな…」
110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 16:48:49.31 ID:kDkcokt10
ナッパ「…確かにそうかもしれねえ、だがてめえはベジータに殺されたと聞いてるぜ…?」
キュイ「…よく考えろよ。ベジータの戦闘力は2万ちょっと、俺は1万8000…お前らが加われば
倒せない奴じゃねーだろ?むしろ5000そこらのてめえと弱虫ラディッツだけで行った方が
結果は明らかだぜ…」
ラディッツ「…この野郎…言わせておけば…」
ナッパ「へ…良いだろう、だったらベジータの野郎を潰すまでは俺たちゃ仲間だ」
悟空「ベジータ、ほんとにこっちに居るんかぁ?」
ベジータ「分からん…この状況だからな……せめてスカウターがあれば…貴様ら!」
悟空「オッス!」
ナッパ「…??…あぁ…?」
ラディッツ「…?」
キュイ「…スカウター…?…ベジータ…?」
118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 16:54:47.50 ID:kDkcokt10
トランクス「て、天津飯さん…駄目だ、こいつら俺と悟天でも敵わないんだ…!」
天津飯「……いや、俺で十分に勝てる。理由はまったく分からないがお前達が弱体化しているだけだ。」
ギニュー「ふん…好き放題言いおって…お前達。俺はクウラ様に現状報告に行く…!
お前らは少しそいつの相手をしてやれ…!」シュパーン
ジース「…と、言うことだ…そのガキが言う通り俺達は地獄での修行で大幅なパワーアッp
余裕綽々で天津飯を見据え語り出したジース。
その顔面を天津飯の正拳突きが捉え、遥か後方のビルまでジースは吹っ飛んだ。
天津飯「すまんな…あまりにも隙だらけだった。」
バータ「こ、この野郎……」
122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 17:01:41.82 ID:kDkcokt10
リクーム「へっへ…面白いじゃあないの!まぐれ当たりで調子乗っちゃって!
悪いけどここは俺が貰っちゃう!お命頂戴!と
ドズン!
天津飯「戦いの最中に余計な講釈をべらべら並べ立てる奴は早死にするぞ。
……かつて俺の師だった人の言葉だ。」
リクーム「お…こ…こ…このや…ろ……」ズーン
バータ「…馬鹿なまさかこんな……」
グルド「……うぐぐ……」
天津飯(…あのリーダー格が帰ったのは幸いだったな…奴だけは俺が勝てたか分からん…)
バータ「…俺のスピードについて来れるかな…ぶっ殺してやるぜ…!」シュンッ
天津飯「…ふん!三つの目からは逃れられんぞ!ずああっ!」
123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 17:05:12.41 ID:kDkcokt10
一方その頃
ナッパ「…なんだてめえらは…そっちの女は戦闘服みたいのを着てるな…」
ラディッツ「……こっちはカカロットが着ていたのと同じ服を着ているぞ。流行ってるのか?」
ベジータ(なんて事だ…よりによってこいつらと会うとはーッ!くそったれ…!)
キュイ「…そっちがカカロットかどうかはともかく、てめえベジータだな…?」
ベジータ「な…なに…!」
キュイ「…五つ数える間に話さないと殺してやる。ひとつ、ふたt」
ベジータ「ま、待てキュイ!良いだろう!話してやる…!ナッパとラディッツには関係無い話ではないからな…」
悟空「おい!良いんかベジータ!」
ベジータ「隠してもどうにもならん…それより時間を稼げ…」ぽそぽそ
129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 17:15:54.42 ID:kDkcokt10
キュイ「…成る程…くっく…お笑いだぜベジータ!今のお前は俺どころかラディッツにも歯が
立たないって事じゃねーか!」
ベジータ(……この野郎…くそったれが……俺が普段通りなら貴様はとっくに汚い花火になっているぞ…)
ナッパ「…キュイ、ベジータは俺に殺させてくれ…この手でぶちのめさねえと気がすまねえ…」
ラディッツ「…と、なると当然カカロットは俺か…ふっふ…」
キュイ「勝手にしろ…そんな情けない姿のサイヤ人を殺しても自慢にもならないぜ!ははは!」
高笑いを響かせたままビルの残骸で出来た小高い山に腰かけるキュイ。
ナッパ「…さあて…ベジータ……毎日この日が来るのを待ってたぜ…」
132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 17:19:16.33 ID:kDkcokt10
ベジータ「…ち…ちくしょう…ナッパ……」
ナッパ「あぁ?命請いかぁ?そんなものは利かねえな…」
ベジータ「…殺せ。」
ナッパ「…なんだ、偉い素直じゃねえか…」
ベジータ「あの時の俺と一緒にするなよ。貴様と違って成長した訳だ…」
ナッパ「……ベジータ、俺が恨みを持っているのはこんなふざけた身体のサイヤ人じゃねえ。」
ナッパ「常に自分が王族なのを鼻にかけてて偉そうでいけすかねえチビ野郎だ。」
ベジータ「貴様俺を怒らせてそんなに楽しみたいk
ナッパ「…元に戻ったときぶん殴ってやる」くるり
ベジータ「!?」
143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 17:22:33.36 ID:kDkcokt10
ラディッツ「くっく…貴様をこの手で殺せる日がやっと来たなカカロットよ…」
悟空「……兄ちゃん……」ぽつり
ラディッツ「…な…なにぃ…」
悟空「何ってなんだよ、兄ちゃんだから兄ちゃんつっただけだぞぉ…?」首傾げ
ラディッツ「……くっ」
悟空「…?」
ラディッツ「…お、俺は…」
悟空「…ほぇ?」
ラディッツ「キュイ!!俺はカカロットにつくぞーーっ!!妹は俺のもんだ!!」
悟空「!?」
155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 17:30:54.64 ID:kDkcokt10
キュイ「…なんだと…?…貴様ら血迷ったか……サイヤ人が揃いも揃って腑抜けやがって…」
ラディッツ「黙れ。これから妹に少しでも触れたら俺が貴様を殺すぞ!」
キュイ「戦闘力7がラディッツのおとうt…妹で6がベジータ…1500…5000…問題ないな」
ベジータ「…ほう、良い気になっているのも今の内だキュイ。貴様が俺達を殺そうと殺さまいと
直にここにお前を塵に出来るだけの力を持った戦士が現れるだろうからな…」
キュイ「ベジータ、てめえは最後だ、安心して…ろっ!」ビッ
ラディッツ「何っ…お、俺か…!!」
ナッパ「避けろ馬鹿野郎!!!」
ラディッツの頭を鷲掴みにして伏せさせるナッパ。
勢いが良すぎて砂を食べるハメになるラディッツ。
164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 17:37:12.34 ID:kDkcokt10
ラディッツ「ぐばっ…が…ごほっ…!」
ナッパ「……馬鹿めが……」
キュイ「くっく…何秒持つかな…」ズァッ
ベジータ「…っ…ナッパ、避けろ!!」
ナッパ「避けたらベジータに当たっちまうだろうが!!!うおおおお!」バチィ!
ラディッツ「な……ナッパ血が…」
ナッパ「黙れ…これくらいなんて事はねえ…」
たった一発のエネルギー波を弾いただけでナッパの右腕は流血して居た。
165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 17:41:52.08 ID:kDkcokt10
悟空「ちくしょう…せめて界王拳が使えたら…でもこの身体で100倍とか使ったら死ぬかもしれねえし…」
キュイ「…そろそろ日も暮れてきた……暗くなるとクウラ様を見付けるのに厄介するんでな。
トドメを刺してやる……」
大きく右手を振り上げた所でキュイは気付いた。
ナッパとラディッツが一回り大きくなり更に膨らみ始めている事に…
ラディッツ「…自慢ではないが俺は勝算も無いのに寝返るほど愚かではないぞ!」
ナッパ「…ベジータとカカロットが何でこんなふざけた身体になったか言ってみろ…」
猛獣の唸りに似た声を響かせナッパが嘲笑った。
キュイ「…ま…満月…」
174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 17:52:31.03 ID:kDkcokt10
ラディッツ「ウグォオオオ!!」
ラディッツの手当たり次第のパンチがキュイを掠めた。
大猿になり大幅なパワーアップを果たしたラディッツ…
キュイとの差は3000にまで縮まっていた。
キュイ「…くそっ!あっ!フリーザ様…!!!」
ナッパ「言いたい事はそれだけか?」カパッ
キュイ「…う、うあああああーーっ!」バンッ
キュイ「ぐ…ぎゃ……」
生首を残してキュイは完全な塵と化した…
178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 17:58:06.06 ID:kDkcokt10
ナッパ「ちっ…もう解けただと…?…満月の夜は一晩中このままで居られたはずだが…」
悟空「…死んでっからじゃねえのか…?多分あのまま大猿で居てたらこっちに居られなくなってたはずだ。」
ラディッツ(なんだと……二度と大猿にはならんようにせんとな…)
ベジータ「…ナッパ、ラディッツ。スカウターでこの周囲一帯の戦闘力を調べろ。」キュイのスカウターを装着
ナッパ「あ?…ああ……」カチ
194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 18:20:38.01 ID:kDkcokt10
ナッパ「…?…こりゃなんだ?ひとつこの近くを彷徨ってるな…ん…」
ベジータ「…彷徨っているのはヤムチャだな……あっちから来てるのは…何…」
ラディッツ「まさかこ、こんな…」
悟空「…なー、オラだけ何にもわかんねえのつまんねぇよ兄ちゃぁん…」グイグイ
ラディッツ「………か、貸してやるから引っ付くな…」
悟空「…おー…ぉろ…駄目だオラこれ字読めねぇ…」
ベジータ「暢気な事を言っている場合じゃないぞ、ヤムチャとギニューが接触する…下手をすれば殺されるぞ…」
ナッパ「…そのヤムチャって野郎以外にも幾つかギニューと交戦してる気があるな…1万の奴を筆頭に何人か固まってるぜ…
もっとも他の奴らはもう死にそうだが…」
205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 18:29:42.97 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「…な…なんなんだコレ…サイヤ人の戦闘服…?」
瓦礫に転がる数人の死体。
三人は男…
一人は女性のもので、やがて少しすると光の塵となり消えた。
ヤムチャ「…輪っかがついてたな…仲間割れ…か…?あれは…悟空!?いや、違う…」
213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 18:34:55.58 ID:kDkcokt10
バーダック「……くそやろうが……」
ギニュー「下級戦士にしてはそこそこだが丸でレベルが違うという事が理解できたか…?
今は地獄の者同士でやりあっている場合では無い。黙って消えるなら見逃しても良いぞ」
バーダック「…はっ…はっ……」
右手に戦闘力を集結させるバーダック
バーダック「…くたばれ――っ!!!」
ギニュー「…ほう、戦闘力が3万近くまで上がった…成る程な、だがそれでも全然足りーん!」バシィン
224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 18:45:15.73 ID:kDkcokt10
明後日の方角へ弾かれてビルを崩すエネルギー弾。
ちなみにヤムチャに被害は無い
ギニュー「俺は一刻も早くクウラ様に伝えねばならん!そうなったらサイヤ人は皆殺し…
俺はサイヤ人に恨みは無いからと思って加減していたが…死んで貰うぞっ!」
バーダック「……くそったれっ…」
ヤムチャ「待ちやがれ!そうはさせないぜ!」
普通に出れば良い物をヤムチャは頭上からぐるぐると回転しながら
バーダックとギニューの間に降り立った。
ヤムチャ「その喧嘩俺が買った!」
233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 18:51:39.58 ID:kDkcokt10
ギニュー「…良いだろう!そこまで言うのなら俺が相手をしてやる!ギニュー特選隊隊長!ギニュー!」バン
ヤムチャ「…へっ…尻尾を巻いて帰るんなら今のウチだぜ…」
バーダック「…お、おい…」
ヤムチャ「良いから黙って見てな。言っちゃ悪いが俺はアンタより強い!」
自信たっぷりに叫ぶとギニューを見据えじっくりと腰を落とした。
これはヤムチャ必殺の構えである。
241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 18:54:48.49 ID:kDkcokt10
ギニュー「確かに…フリーザ様やあのサイヤ人以外に十万台の大台に乗ってくる奴が居たのは驚きよ…
しかしただそれだけだ…参考までに俺の戦闘力は120000だ。」
ヤムチャ「ごちゃごちゃ言っている暇があったらさっさとやろうぜ。俺も暇じゃ無いんでな…」
ギニュー「…フン…久しぶりに本気が出せそうだ…」
ヤムチャ「いくぞっ!!真 狼牙風風拳!!」ドンッ
245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 18:57:28.02 ID:kDkcokt10
ベジータ「既にやり合っているな…!ナッパもっと飛ばせ!」ペチペチ
ナッパ「い、いやそれだとラディッツがよ…」ギューン
ベジータ「構わん、ナッパ…俺の言う事だ。聞けるな?」
ナッパ「…いつまで王子気取りなんだよ…」シュバーン
悟空「あっ…兄ちゃんナッパスピード上げたぞ!」
ラディッツ「く…くく…!分かっている!任せろ…!」
(くそ…駄目だ追いつけん…!!)
悟空「…あ…ぁー……オラもナッパに乗れば良かったかもしれねぇ…」
ラディッツ「!?……ふ…ふふ、違うぞカカロットよ。兄ちゃんはな…
カカロットに負担の掛からないよう抑えているんだ…
ナッパは馬鹿だから王子…いや姫の事をまるで考えて無いが…」
悟空「…ふぅん…ま、いっか…」
253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:03:15.79 ID:kDkcokt10
ギニュー「隙あり――っ!!!」ゴッ
ギニューの肘鉄がヤムチャの鼻っ面を捉えた。
盛大に鼻血を噴き飛ばし二転三転して地面を転がり跪くヤムチャ。
ヤムチャ「お…おおお……な、なんて事だ…この俺がまるで…子供扱いじゃないか…」
ギニュー「これが全宇宙から選りすぐりのエリートだけを集めた集団を束ねる俺の実力よ…ふん!」
ヤムチャ「がはっ……」
ヤムチャ「…こ、こうまでナメられては必殺技を見せるしかないぜ……繰気弾!」ボッ
259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:08:20.86 ID:kDkcokt10
バーダック「ち、ちくしょう…クズが…まるで技が磨かれてねえ…あれなら大猿のエネルギー波の方がまだマシだ…」
ギニュー「…まるでジースのパクリだな……来いっ!!」ぐっ
ヤムチャ「せいっ!はっ、とう!」
ヤムチャの束ねられた二本の指先に合わせて動く気弾はやがて
ギニュー目掛け一直線に飛び出した。
ギニュー「でやあ!」バンッ!!
ヤムチャ「え!?(ば、馬鹿な叩き潰しやがった!)」
ギニュー「…ふっ」
ヤムチャ「ど、どこだ!?」
ギニュー「ここだ。」トントン、メシャッ
ヤムチャ「…なにっ…流石に動きが速い…っ…ごは…」ドサリ
266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:14:23.90 ID:kDkcokt10
ギニュー「さて……こちらに向かっているのは…ち、またサイヤ人か…」
バーダック「なんだと…」カチリ
ギニュー「…良いか!俺はフリーザ様からの命が下らん限りは無用に同胞を殺す気は無いと
弱虫ラディッツやナッパにも伝えておけ!じゃあな!」シュバーン
シュタッシュタタタッ
悟空「…しょっと……ヤムチャ!しっかりしろ!」
269 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:16:36.64 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「…いつっ…くそ…ふ、不意打ちかましやがって…」
ベジータ「ちっ…こいつが俺達の中で一番強いかと思うと泣けてくるぜ…おいヤムチャ!クリリンはどうした!」
ヤムチャ「どうしたって……悟天やトランクスを助けに行ったんだよ…そもそもお前らが勝手な行動しなきゃ
俺だってこんな目に合わずに…うわサイヤ人!?」
ナッパ「…ああ?うるせえな。」
ラディッツ「…ふん…」
悟空「訳あって今はオラ達に協力してくれてんだ!」
ヤムチャ「あ…ああ…そうか……そうだ、それで思い出したが俺の方も、ホラ」
っと、親指でヤムチャが指し示した先にはボロボロの戦闘服を身に纏い
しかめっ面でこちらを睨むバーダックの姿があった。
273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:19:06.20 ID:kDkcokt10
ラディッツ「!? おやz
ラディッツの米神をエネルギー波が掠め、その口が一旦言葉を吐くのを止めたと同時に
バーダックは唇へと人差し指をやった。
ラディッツ「…な…」
バーダック「…よお『知り合い』のラディッツ。」
ラディッツ「…え?…あ…ああ…ひ、久しぶりだなぁ…」
ナッパ「…?…こいつカカロットと似てねえかベジータ。」
ベジータ「ああ…下級戦士は似たような面が多いからな。珍しいことでもない」
276 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:23:36.06 ID:kDkcokt10
ナッパ「いや…そうなんだが…」
バーダック「…おい、ラディッツ。」くいくい
ラディッツ「え?あ、はい…」
二人で肩を組み少し離れた所まで歩くバーダックとラディッツ
バーダック「おい、なんでてめえが母さん連れて歩いてやがる。」
ラディッツ「…は?」
ドズン。とラディッツの戦闘服の腹部にバーダックの鉄拳が埋まった
ラディッツ「かっ…!」
279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:26:28.78 ID:kDkcokt10
バーダック「とぼけてんじゃねえぞ。あの顔はどう見たっててめえとカカロット産んだ女の面だろうが」
ラディッツ「ち、違う…良く聞け親父。アレは…俺の妹だはぁっ!?」
言い終わるか言い終わらないかの所でまた鉄拳がラディッツを襲った。
バーダック「俺が産ませたのはてめえとカカロットだけだろーが!それとも○○が他に男作ったって言いてえのかラディッツ…?」
ラディッツ「ち、ちが…」
その後約十分程甚振られていたラディッツだったがベジータの姿とナッパの説明で誤解は解けた。
288 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:32:36.87 ID:kDkcokt10
バーダック「…こいつがフリーザを……」
悟空「…?…なあ、兄ちゃんこのオラと似た奴なんなんだ?こいつも兄ちゃんけ?」
ラディッツ「い、いや…こいつ…この人は…」チラ
バーダック「…」
ラディッツ「……従兄弟だ、従兄弟なんだ。」
ナッパ「…ラディッツてめえもしかすると親戚でただ一人弱いんじゃねえか?」
ラディッツ「だ、黙れ…」
ベジータ「そんな事はどうでもいい。ヤムチャ、さっさとトランクスの所へ案内しろ!」
ヤムチャ「…ああ…じゃあ出来るだけお前達に合わせて飛ぶから早過ぎたら言ってくれよな。」ドンッ
296 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:37:27.52 ID:kDkcokt10
ヤムチャ(…俺以外サイヤ人なのに俺が一番強い……な、泣けて来た…ああプーアル…)
バーダック(…カカロットの事も気に掛かるがアレがベジータだとしたらなんであんな風に地球人と仲良しごっごしてんだ…)
ナッパ(何が何だかよくわからねえが…まさかベジータが地球人との間にガキを産んでやがったとは…へっ…)
ラディッツ(早すぎだろ皆…)
306 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:42:54.72 ID:kDkcokt10
~地獄~
セル「…ぬうう……ふ、フリーザが殺られこの私すら倒すとはな……」
パイクーハン「何度来ようと同じ事だ…お前達の思いもよらないパワーアップに驚きはしたがな。」
セル「…くくく…」ドサッ
パイクーハン「……地球に行かなければ……なっ!?」
???「…邪魔だ…どけ…」
界王「な…なんちゅーことじゃ……悟空もベジータも悟飯もチビ共も戦えんというのに…最悪の奴が…」
314 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:47:13.28 ID:kDkcokt10
天津飯「…こいつで最後か……」
グルド「う…うげ…」
トランクス「や…やった!凄いよ天津飯さん!」
悟天「天津飯さん、かっこいい!」
天津飯「…な…そ、そうか……」
クリリン「大丈夫か…!…あれ…?…遅かったみたいね…」
天津飯「クリリンか…ああ、お前が来る前に全て片付けておいた。俺もまだこのぐらいは出来るぜ」
クリリン「別に天津飯を舐めてる訳じゃないって!俺と違って修行も続けてるみたいだしさ!」
327 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:51:53.14 ID:kDkcokt10
クリリン「あれ…そういえばチャオズは?」
天津飯「餃子は置いて来た。修行はしたがこの戦いにもついてこれそうにも無い…」
クリリン「そうか…とりあえずチビ達は俺が神殿に連れて行くよ。そこにチチさんやブルマさんも居るからさ。」
天津飯「そうか…なら早くしろ。次に何が出てくるか分からんからな…孫が来たら俺が伝えておく…」
クリリン「頼んだぜ天津飯。…よし、悟天トランクス!俺に捕まってくれ!」
トランクス「はは、やだなクリリンさん。俺達ちゃんと飛べるよ」
悟天「そうそう…あれ。」
クリリン「…詳しい事はデンデにでも聞けば良いからさっさと来い!」ぐいっ
342 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:01:07.71 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「…確かこの辺り…って…よう天津飯!」
天津飯「ヤムチャか……なっ…おい、お前の後ろに居る奴らは何者だ…」
ヤムチャ「ああ…そうかお前も知らないんだったな…」
~中略~
天津飯「成る程な…という事はこの女性が悟空でこっちがベジータか…
にわかには信じられんな…」
349 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:05:05.62 ID:kDkcokt10
ピッコロ「…ふん…やはりこの程度だったか……」
クウラ「ば…馬鹿な…オレが…オレが宇宙一なんだーっ!す…スーパーサイヤ人ならば
まだ納得は行かなくとも理解は出来る…しかしオレが…オレがナメック星人などに…」
ピッコロ「…消え失せろ。永遠にな…ずあっ!」ズァッ
シュウウウウ……
ピッコロ「……これで今一番の脅威は消えたか…まだ終わった訳ではないがな…」
ピッコロ「!! …ば…馬鹿な…まさかっ…」
ついさっきまでこの世界のどこにも存在しなかった気が突如ピッコロの背後に現れた。
本当に何も無い所から蝋燭に火を付けたようにぽっと現れたのだ。
ピッコロ「貴様まで来るとはな…パイクーハンはどうしたんだ…?」
ブロリー「…誰だそれは…?」
359 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:09:41.17 ID:kDkcokt10
ピッコロ「ち……クソバカめ…!…貴様の好きにはさせんぞ…ずああっ!」
振り向き様にエネルギー波を放つピッコロ。
直撃を喰らい煙に飲まれるブロリー
ブロリー「何なんだ今のは…?」
ピッコロ「…く…ぐっ……」
ブロリー「まず最初にお前を血祭りに上げてやる……」
ズッ
ドォォオオ―――ン!!!
375 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:18:34.23 ID:kDkcokt10
ラディッツ「なああっ!?なんだ!?じ、地響きだ…!」
ベジータ「エネルギー波か…!誰と誰だヤムチャ!」
ヤムチャ「う…そ…そんな……」
悟空「ヤムチャ…?」
天津飯「……ピッコロ……」
バーダック「…?…こいつ等に聞いても無駄のようだな。」カチ
ピピピピピピ、ピ――――― ボンッ!!
バーダック「ぐっ…!?」
ナッパ「…スカウターで計れねえってのだけは確かのようだな…おい、地球人。さっさと言えぇ!」ガシッ
379 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:21:38.63 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「ぴ……ピッコロが…」がくんがくん
天津飯「…やられた……相手は孫、お前が前に倒したとか言うブロリーだ…」
悟空「…ブロリー…」
ラディッツ「…そいつはそんなに強いのか?」
ベジータ「…はっきり言ってやろうか?お前ら三人に分かり易い例えで言ってやるならフリーザが100人居てもアリ扱いだ。」
ヤムチャ「…終わりだ…ぴ…ピッコロがやられるなんて…」
バーダック「ちっ……情けねぇ奴らだ…てめえより弱い奴としか喧嘩出来ないのか?」
ヤムチャ「なんだと…?」
385 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:25:46.54 ID:kDkcokt10
天津飯「よせヤムチャ。ここでいがみ合ってどうにかなる次元の相手じゃない。」
悟空「…オラとベジータが元に戻れたら手は無い訳じゃねえんだけどな…」
ベジータ「…フュージョンか……元に戻れたらあのみっともないポーズをやっても良いがどうやって戻る。」
ヤムチャ「ドラゴンボールとかどうだ…?」
バーダック「ドラゴンボール…?」
悟空「7つ集めっと願いを叶えてくれんだけどよ…」
ナッパ「だがそれだと…」
ラディッツ「…そもそも本当にカカロットが戻らないと勝てないのか…?」
ワイワイ ガヤガヤ
天津飯「…ま、待て…気が動き出した……これはブウだ…ブウとブロリーが戦っているぞ…!」
390 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:28:13.46 ID:kDkcokt10
ブウ「お前、サタンの友達苛める。許さない。」
ブロリー「…次はお前が血祭りになるか…?」
ブウ「…?…おい、血祭りってなんだ。」
ブロリー「…あ゛ぁ…?…………答える必要は無い…ヴオオオオオ!!」ドンッ
ブウ「…わかんないから誤魔化すのずるいぞ!お前本当は分からないから…オゴッ!」
ブロリー「……お前…面白い身体だな…」
ブウ「へへ…ちょっと痛かったぞ…お前アメとチョコレートどっちが好きだ?」
ブロリー「何なんだそれはぁ…?」
ブウ「アメとチョコレートも知らないのか?可愛そうな奴。」そこら辺の小鳥をアメに変える
ブウ「…これだ。美味いぞ食うか?」
ブロリー「……」モグモグ
401 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:36:26.27 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「……妙だな……」
天津飯「ああ…」
悟空「だっからよー!魔封波っちゅー技で封じたら良いんだって!な!?」
ラディッツ「ふざけるなよ!それを使ったら死ぬそうだな!俺はお前の頼みでも絶対やら…そんな目で見るな!」
ベジータ「精神と時の部屋に閉じ込めれば良いと言っているだろう…当然ラディッツ、やるのは貴様だ。」
ナッパ「……後でドラゴンボールで呼び戻してやれば良いんじゃねえか?」
バーダック「そうだな、行けラディッツ。」
ラディッツ「…その部屋の時間はこっちより長いんだろ?1週間もそのフリーザ100人より強い化け物と一緒に居るのは嫌だ…」
ヤムチャ「…なあ皆、妙なんだ。ブロリーとブウが戦うのをやめた…」
天津飯「ああ…何故だか知らないが今の所随分落ち着いているようだ…」
413 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:43:34.84 ID:kDkcokt10
ブロリー「……悪くないな……」
ブウ「…サタンの友達がオレを倒そうとしてる時、サタンはオレと友達になった。だからオレもお前と友達になってやるぞ。」
ブロリー「…?……お前変わってるな。身体と一緒で…」コロコロ
ブウ「お前に言われたくない。お前程ごつい奴はオレ見た事ないぞ。」
ブロリー「そうか…俺も消し飛ばしても死ななかった奴は貴様が始めてだ…フハハハハ!」コロコロ、ガリッ
ブロリー「お前は殺さないでおいてやる」ニヤリ
ブウ「…じゃあオレの友達も殺さないって約束しろ。」
ブロリー「……さっきのナメック星人もかぁ…?」
ブウ「そうだ。まだ死んでないぞ。」ずるるるっ
ピッコロ「ぐ……」
425 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:51:04.89 ID:kDkcokt10
ブロリー「…お前も何か出せるのか?なら殺さないでやる。」
ピッコロ「な…なんだと……」
ブウ「ピッコロ、質問に答えろ。出せるのか?出せないのか?」
ピッコロ「…く、くそったれ……」ピッ
ブロリー「リンゴか…悪くないなぁ…」モシャモシャ
ブウ「…ピッコロオレにもくれ。ずるいぞ。お前アメにするかリンゴ出すかどっちか。」
ピッコロ(し…死にそうなんだぞ俺は……)「分かった…」ピッ
433 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:55:01.09 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「ちくしょう…まじで行くのかよ…」ひゅ~ん
悟空「戦ってねえんだろ?だったら平気だと思うぞ!」
ラディッツ「…ふん…どれほど強いサイヤ人か知らないが、サイヤ人なら尻尾を握れば問題はないはずだ…」
「「「「…」」」」
ラディッツ「…な、なんだよ…」
ベジータ「今は無いが尻尾はとっくに鍛えたぞ?」
ナッパ「サイヤ人だったら鍛えるのは当たり前だぜ…」
バーダック「…何の見所もねえクズはてめえの方だったみてえだなラディッツ…」
ラディッツ「……」
447 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:59:52.98 ID:kDkcokt10
天津飯「見えたぞ…! !?」
ピッコロ「ブロリー!洋梨はまるかじりすると果汁が飛ぶと言ったはずだ!ブウ!バナナは剥いて食え!」
ブロリー「…なんなんだお前…黙って出せ…」モグモグ
ブウ「傷治してやったんだから文句言うな。オレはこれでも美味い。」モグ
ピッコロ「黙れ!俺を殺せばリンゴも洋梨もバナナも食えんぞ、黙って言う通りにしろ。ブロリー口を拭け」ファサ←ハンカチ投げた
ヤムチャ「…お、おい…」
ブロリー「ブウ…これもお前の仲間か…?弱そうだな…」
ブウ「弱いけど仲間だ。いじめるな」
452 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 21:03:00.78 ID:kDkcokt10
ブロリー「そうか……んん?…カァカロットォオオオオオオオオ!!!!!!!!!!」ドンッ
悟空「ひっ…やだおめえ…!きもちわりぃ!」
ラディッツ「は、早い!」
ボギャン!
ラディッツ「親父―――っ!!!」
ドッポーン ←バーダックが近くの湖に落ちる音
467 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 21:07:37.63 ID:kDkcokt10
悟空「……はっ…はっ…」ドキンドキン
ブロリー「…んん…?」
悟空「…おっす…じゃ、なくて…こんにちは…オラ○○も○○もねぇ女だ…」
ブロリー「……弱そうな奴だ…」
ヤムチャ「よ…よかったな気付いてないぜ…」
悟空「ああ…」
470 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 21:11:48.81 ID:kDkcokt10
ブウ「大丈夫かオマエ。アイツにはオマエはカカロットじゃないと説明してやったから死ぬな。」
バーダック「……何なんだあのヤロウ……」グググ
ナッパ「…大丈夫か。良く死ななかったなてめえ……」手を差し出す
バーダック「…いや、多分嬲り殺しにしようとして態と急所を外しやがったんだ…くそっ…」ガシッ
天津飯「…居るだけで寿命が縮まる思いというのはこういうのを言うんだな…」
473 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 21:15:28.72 ID:kDkcokt10
ブロリー「……」
ベジータ「……っ…」目逸らし
ブロリー「オマエもどこかで見た気がするなぁ…」手を伸ばす
ベジータ「…も、もう駄目だ……おしまいだぁ…っ…」ガクガク
ブロリー「気のせいか…こんな弱そうな奴は知らない…」くるり
ベジータ「………」ほっ
479 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 21:22:16.30 ID:kDkcokt10
悟空「…なあなあ、兄ちゃん。」クイクイ
ラディッツ「危ない野郎だ……俺は親父似じゃなくてよかった……カカロットか…なんだ?」
悟空「さっき親父って言って無かったけ?」じぃ
ラディッツ「!」
悟空「…バーダックは兄ちゃんの親父なんか?」
ラディッツ「……」
悟空「そうなんか?」
ラディッツ「…ああ。フリーザに最後まで挑んで死んだらしい」
悟空「…そっか…」
ラディッツ「…あのなカカロット。親父は
悟空「父ちゃんが自分で言わねえならオラ別にいいや、兄ちゃんが居るもんな!」
ラディッツ「……」ゴクリ
489 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 21:30:30.68 ID:kDkcokt10
ギニュー「…そういう事だったか……つまりあれが俺達やフリーザ様を悉く痛めつけたサイヤ人で
あっちがベジータ……信じられんがそうだろう…スカウターを付けたら爆発してしまったから
他の連中の気が良く分からないがふざけた風貌の奴らばかりだからな…問題あるまい…!」
ギニュー「…ギニュー特選隊隊長、ギニュー!!フリーザ様の仇討ち取ったぁ!!」バンッ
悟空「うわっ!」
ラディッツ「しまった…野郎っ!」ドンッ
ヤムチャ「駄目だ追い付けん!逃げろ悟空!!」
ビュンッ
ドグシャァ
ギニュー「ぐばっ…ぁ…!!」ドガァン
ブロリー「何なんだこいつは………」
悟空「…ひゃぁ……」ぽかん
ブロリー「…お前もっと鍛えた方がいいぞ…あんな雑魚にやられているようではな…」すったすった
499 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 21:38:55.03 ID:kDkcokt10
ピッコロ「…良く聞け。デンデもクリリンも気が無事なのから分かるように悟天やトランクスも無事だ。」
ベジータ「そ…そうか…」
ピッコロ「しかし後どの程度敵が居るのか分からん。正直この面子では居辛いかもしれんが今日はここに泊まる。移動すると敵に発見されかねんからな。
文句は言わさんぞ。」
ベジータ「何ィ!?こ、この俺にブロリーと同じ場所で寝ろと言うのかピッコロ!嫌だ!頼む!」
ピッコロ「黙れベジータ。ブロリーは今やサタンの精神を受け継いだブウによって俺達の仲間なんだ…それにな、
今お前は役立たずだと言う事をよく覚えて置け。何時ものように不貞腐れて飛んで逃げることもできんぞ」ニヤ
ベジータ「…き…貴様…なら俺の隣にナッパを寄越せ!もう片方はヤムチャだ!いいな!」
悟空「いいっ!何言ってんだ、オラの隣がヤムチャとピッコロだ!おめえはブロリーと寝てろ!」
ベジータ「ほう…?貴様も安全パイを取ろうと言う気か…!?」
507 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 21:43:57.64 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「…い、いや俺はこっちで寝るから…」
ベジータ「駄目だヤムチャ、貴様は俺の隣で寝ろ…(コイツが居れば死亡系統のフラグはコイツに移るからな…)
ラディッツ「待て、ヤムチャがどこで寝ようが勝手だが俺は兄妹として妹の隣で寝る権利があるはずだ。」
バーダック「……ちっ、くだらねえ…どこで寝ようが目瞑れば一緒だろーが…」草咥えてる
ナッパ「へへ、俺なんかその気になりゃあ地面に素っ裸でも寝れるぜ!」ラッパ飲み
バーダック「…馬鹿じゃねえのかおめえ。」
ナッパ「るせえ、下級戦士の癖に偉そうにぬかすな!」
ブウ「…オレのお腹の肉をちぎるとちっちゃいオレが出来る。面白いだろ?」ぷちん
ブロリー「…面白いな…」
その日の夜はそうやって更けて行った
532 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 21:57:55.39 ID:kDkcokt10
チュンチュン、チュンチュンチュン
悟空「兄ちゃん、朝だぞ!兄ちゃん!…駄目だ起きねぇ。」
ラディッツ「…う……もう朝か……」
悟空「皆もうとっくに起きてんぞ、兄ちゃんだけだ。」
ラディッツ「…そうか…」
541 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 22:01:27.25 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「…なあ天津飯。」
天津飯「なんだ、ヤムチャ…」
ヤムチャ「…なんか普段さ、頼られて無いせいか昨日はどっと疲れてさ…」
天津飯「…ふん。俺は久しぶりに実力を試せる相手と出会えてよかったがな…」
ヤムチャ「そうか?やっぱ俺は自分がやられても全然安心できるポジションの方がいいな…今は安心してるぜ…」
545 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 22:03:45.74 ID:kDkcokt10
ピッコロ「…良いか、ブロリー、ブウ…これが「あ」だ…分かるか?」
ブロリー「はい…」
ブウ「…???」
ピッコロ「ブロリーは分かったからリンゴをプレゼントだ。」ピッ
ブウ「こんなの分からなくても平気!そんなのズルイ!」ピーーーッ ←頭から煙噴く音
554 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 22:09:29.69 ID:kDkcokt10
ナッパ「それでその時俺はニート星人の頭を思い切り殴り飛ばしてやったのよ…」
バーダック「…その話昨日も聞いたぜ。」
ベジータ「……」(チッ、暇だくそったれ…!)
ターレス「…さて……俺の所の部下は皆パイクーハンのくそったれにやられたが…大丈夫なんだろうな?」
ボージャック「問題ない…この俺さえ生きていればな……」
565 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 22:20:15.97 ID:kDkcokt10
ピッコロ「…さて、全員起きたようだな。とりあえず残っている敵と言ってもあの世で
パイクーハンが粗方片付けたそうだから手強いのは残っていないだろう…
少なくともブロリーやブウに匹敵するような奴はな…」
ピッコロ「…そういう訳で残った雑魚…要はフリーザの所の私兵みたいな連中だな…を
片っ端から片付ければ全て終わりだ。それからサイヤ人、貴様らは好きにしろだとよ。」
ラディッツ「…なんだと?つまり帰らなくて良いのか?」
ピッコロ「閻魔大王は色々疲れただとかであまり気にしていないらしい。帰るも帰らないも好きにしろ。」
ヤムチャ「良いのかよそれで…」
悟空「まあ閻魔のおっちゃんがそう言うんなら別に良いんじゃねえか?」
天津飯「何はともあれこれでこの一件も終わりか…」
ターレス「…ふふ…果たしてそう上手く行くかな…」
ボージャック「貴様らはここで終わるんだからな…!」
スタタッ
悟空「ターレス!ボージャック!」
567 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 22:21:52.84 ID:kDkcokt10
ピッコロ「そういえば貴様らが居たか!忘れて居たぞ!」
ターレス「ククク…おやおや、誰かと思えば弱虫ラディッツまで居るじゃねぇか……」
ラディッツ「…ターレス。昔の馴染みで忠告しておくぞ…逃げろ…」
ターレス「…くっく…ふははは!笑わせやが
その瞬間、ターレスの世界は反転した…
ブロリー「ウ゛ォオオオアアアア!!!カァカロットォオオオオオ!!!」ドグシャメキャメメタァ
ボージャック「…なんだとまさか…」
ブウ「…お前飴とチョコレートどっちが好きだ?」
ボージャック「…ち…醜い風船野郎め…!」バッ
ブウ「カッチーン!ピッコロ、こいつはお菓子にしてもいいか?」
ピッコロ「構わん。」
そして世界は平和になった
575 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 22:25:50.07 ID:gViu4UIdO
~fin~
576 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 22:26:33.03 ID:kDkcokt10
新たな面々となったZ戦士
悟空(女) ラディッツ バーダック 悟飯(弱) 悟天(弱) ベジータ(女) トランクス ナッパ ブロリー
Mrブウ ピッコロ ヤムチャ 天津飯
Z戦士達の冒険は続く!(餃子もあるよ)
悟空「…舞空術もつかえなくなってるみてえだ。気を読むのも満足にできねえ……」
悟空「…悟飯!悟飯は居るか!?」
悟飯「はい、なんですか?」
悟空「ちょっとよ、気開放してくれねえか?」
悟飯「…?…良いですけど。はあっ!!……う…あ、あれ…?」
悟空「悟飯もか…この分で行くと多分ベジータもそうだな…」
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 14:35:03.00 ID:kDkcokt10
ベジータ「ぐううおおおおおッ!!…た、確か今日カプセルコーポに…!!」
ベジータ「や、ヤムチャ――!!!」
ヤムチャ「…ベジータ?なんだよ?」ドア越し
ベジータ「重力室に入って来い!今すぐにだ!」
ヤムチャ「なぁ!?ふざけんなよ、300倍だろ!?お前俺を修行相手に選ぼうっていうなら
言っとくぜ、そんなとこ全力出しても満足に動けないぞ俺!殺す気か!」すたすた
ベジータ「ち、違う!待て!」
ヤムチャ「…な、なんだよ」
ベジータ「スイッチだ、スイッチを押すだけで…」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 14:38:12.14 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「自分でやれよな…はは…」
ベジータ「くそったれがーっ!ぶっ殺されたいか!さっさとしろ!!」
ヤムチャ「ひいっ!分かったよ!やればいいんだろ!」ガチャ
ヤムチャ「うぐうううっ!つ…潰され…そう…だ…」ズシンズシン、ぽちっ
ベジータ「かはっ…はあっ…はあっ」
ヤムチャ「ぜえっ…ぜえ…ぜえっ」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 14:43:19.87 ID:kDkcokt10
悟飯「すみません…」
悟空「謝る事じゃねーさ!とりあえずベジータんとこ様子見に行くか…んっ!」
悟飯「…お父さん?」
悟空「…やべえ。気が読めねえから瞬間移動も使えねえ…時間かかるけどしょうがねえか…筋斗雲よーい!」
悟空「よ、よしちょっとせめえけど何とかなるさ」
悟飯「は、はい」ギュウギュウ
悟空「よし、筋斗雲!ブルマんとこ向かってくれ!」ふらふら
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 14:47:58.93 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「…で?」ゼェゼェ
ベジータ「かはっ…はあっ…はあっ……な、なんだ…」ゼヘーゼヘー
ヤムチャ「なんで態々…俺に…今日は態と気を抑えて重力を受ける修行とかしてたのか?」
ベジータ「………ま、まあそんなところだな…」
ヤムチャ「そっか…」
ガチャ
ブルマ「あら何よ珍しい。ヤムチャも居ないと思ってたら2人で頑張ってたの?
仲良いわねー…邪魔して悪いんだけど孫君達が来てんのよ」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 14:53:29.31 ID:kDkcokt10
悟空「オッス!」
ベジータ「…ちっ…」(よ、よりによって弱っている時に…!)
悟飯「や、やっぱりベジータさんも…?」
ベジータ「…何?」
悟空「オラ達、急に気が使えなくなっちまったんだ。そんでベジータもなんじゃねーかと思ってよ。」
ヤムチャ「???」
ベジータ「そうか…そういうことか…ふ…ふふ…ははは…はーはっはっは!
ただのホラだと思っていたがまさかマジだったとはな!くくく!!」
悟空「な、なんの事言ってんのかてんでわかんねーぞベジータ…」
ベジータ「成る程な……可笑しいとは思っていたが…そうか今日は満月か…」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:00:39.69 ID:kDkcokt10
悟飯「?? ベジータさん、説明を!」
ベジータ「…良いだろう……貴様らも身体で分かっただろうが俺達は今戦闘力のコントロールが
出来なくなっている…」
ヤムチャ「……へ?」
悟空「ああ、そいつはオラも気付いてる。でも何でなんかまるでわからねーんだ」
ベジータ「…こいつは俺の親父である王が言っていた事だが…サイヤ人は戦闘民族というのは
貴様らも知っているだろう。そして大多数のサイヤ人は、俺達のような超サイヤ人という
変身ではなく大猿になる事によりその戦闘民族たる圧倒的力を見せている…」
悟空「…オラも悟飯もなった事あっからな。何と無く分かる。おめえがなった時も苦労したしよ…」
ベジータ「だが逆に尻尾を無くせば!サイヤ人はナメック星人の戦闘タイプにも遥かに劣る!
……要するに尻尾の無いサイヤ人など使いものにならんという訳だ…」
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:03:23.24 ID:kDkcokt10
悟飯「……」
ベジータ「……し、信じたくは無い…信じたくは無いが言うぞ……」
悟空「…ああ…あんましその先は聞きたくねえが言っちまってくれ……」
ベジータ「尻尾を失ったサイヤ人は……せ、戦闘面では役立たずになる…満月の夜、尻尾を持つ
サイヤ人が変身するように……失ったサイヤ人も変身する……」
悟飯「…」ごくり
ベジータ「まず、前兆は満月の日に戦闘力が限りなくゼロに近くなる。そこまでは良くは無いが…
これから言う事に比べればマシだろうぜ……ふふ…く、くそ…くくく…」
ヤムチャ(…自分で言うのを躊躇うくらい嫌な事なのかよ……ば、化け物になるのか…グロい感じの…)
ベジータ「……に、なる…」
悟飯「…え?」
悟空「すまねえベジータ…オラ良く聞こえなかったぞ。」
ベジータ「…くう…その前にひとつ言っておく。悟飯貴様はまだ20代だ…良かったな、
これからドラゴンボールをかき集めれば何とかその変身だけは食い止められるだろうぜ」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:08:57.33 ID:kDkcokt10
悟飯「はい…?」
ベジータ「…俺達が今までそれにならなかったのはナメック星や精神の時の部屋、死んでいた期間…
ブウの体内…そういう普通では有り得ない場所に滞在していた時間が長かったせいだろう。」
ベジータ「…はっきり言ってやる。満30を過ぎた尻尾の無いサイヤ人はブルーツ波を浴びれば
女になるんだ!女にな!はっはっは!はーっはっはっは!!ちくしょおおおお!!そういえばお袋も尻尾がなかった!」ダァン
悟空「…お、女?…チチやブルマみてえになるんか!?あんなほそっちいのになったらオラもう戦えねえぞ!」
ベジータ「貴っ様ぁ!それどころではないんだぞ!判っているのか!!…トランクスや悟天も今ごろ学校で
異変に気付いているはずだが…奴らもまだガキだ、学校で女にはならん。だが俺とお前は…ぐっ…」ドクン
悟空「いってぇ!ベジータ落ち着け!気は使えなくても筋力まで劣った訳じゃねえんだ!…うっ!」ドクン
悟飯「…!?」
ヤムチャ「お、おい……冗談だよな?」
カッ
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:16:36.78 ID:kDkcokt10
悟飯「うおっまぶしっ」
ヤムチャ「…っ…」
ベジータ「………」ワナワナ
悟空「……○○がねえ……○○も……」
ヤムチャ「……マジかよ。」(可愛いかもしれん…)
ベジータ「…終わりだ…俺はこんな醜態を晒すくらいなら死を選ぶ!
さらばだ!悟飯、カカロット!そしてヤムチャ!」
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:20:25.00 ID:kDkcokt10
悟空「…?」モミモミ
悟飯「…?」
ヤムチャ「…へ?」
ベジータ「ち…ちくしょう…そうだった気も使えないんだった…」へたり込む
悟飯「…そんな……じゃあ僕は母さんが2人なのか…?」
ヤムチャ「は…はは…まだ冗談言えるなんて強いじゃないか悟飯……」
ベジータ「ぐうう…ちくしょう…ちくしょぉ……」ポロポロ
悟空「泣くなよベジータ…ほら、○○○マクラはできねぇけど○○○○まくらができるよーになったぞ!?」
ベジータ「黙れ触るなぁ!」
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:26:24.33 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「…なあ、ベジータ…あのさ、ブルマに知られたりとかしてもいいのか…?」
ベジータ「…良い訳あるか!お、俺…俺はぁっ!!」
ヤムチャ「わっ、ちょ…判ったから掴みかかるなよ!じゃあ普通にドアから出るのはまずいだろ…
鉢合わせするし…」
悟空「…?ヤムチャ、どっか行くんか?」
ヤムチャ「こうなった以上行くとこって行ったら神殿しかないだろ…
とりあえずこの天井吹っ飛ばすけど良いな、ベジータ?」
ベジータ「…勝手にしろ…」
ヤムチャ「…かめはめ…波っ!!」ズッ
ドォォン!パラパラ…
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:30:16.01 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「…悟飯は幸い女にはなってないしな、妙な混乱招かなくて済むから筋斗雲で
クリリンを呼んでくれるか?その間に俺がデンデやピッコロに話をつけてくる。」
悟飯「わ、判りました…!(なんだろう…ヤムチャさん妙に頼りがいが…)」ヒューン
ヤムチャ「…さてと、普段のお前らよりかはずっと遅いけど飛ばすから文句言うなよ。」
悟空「わりいなヤムチャ!でもあんま飛ばされっと振り落とされるから加減してくれよな!」ニパッ
ベジータ「…さっさとしろ、貴様にくっ付いているだけでもおぞましいんだからな…」ガシ
ヤムチャ(うお…両腕におっぱ…まずいブルマ以外にあんまり免疫が…)
「じゃ、行くぜ。」ドンッ
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:34:18.23 ID:kDkcokt10
~神殿~
ピッコロ「……神殿から見てはいたが…こうやって目の前で見ると信じられん…」
ベジータ「…くっ…!!」
ピッコロ「…貴様本当にベジータか?」
ベジータ「ピッコロ、もしどうにかして元に戻ったらまず最初に貴様を塵にしてやる、覚えておくんだな!」
ピッコロ「ほう、でかい口を叩きやがって…まあいい。ヤムチャ」
ヤムチャ「…ん?おう?」
ピッコロ「確かに俺達が知っておくのは重要かもしれんが手助けは出来ん。はっきり行ってドラゴンボールでどうにかなるかも判らん。」
ヤムチャ「そ、そうか…」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:38:22.78 ID:kDkcokt10
クリリン「…これが悟空ね…えへ、えへ…」
悟空「…?」
クリリン「……」ゴクリ
悟飯「…クリリンさん…」
クリリン「なんだよ?」気を高めて空気を揺らす
悟飯「…っ」
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:41:49.66 ID:kDkcokt10
ピッコロ「…とりあえず今日の所は神殿に泊まって行け。二人ともあの世で暴れているブロリーを
止めに言ったとでも伝えておけば何日か帰ってこなくとも問題なかろう。」
悟空「そうだな…それよかオラ腹減っちまった…」グゥ
ヤムチャ「いや、先にこいつらのぶかぶかの服を何とかしてやってくれないか?目に毒なんだよ…」
ピッコロ「…?…羞恥と言う奴か?わからない…」ピッ
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:44:59.36 ID:kDkcokt10
デンデ「食事は幾らでもおかわりがあるので」
悟空「いや…オラこんだけで十分だ…」ちょびっ
ヤムチャ「!?」
ピッコロ「ば、馬鹿な…そんな…」
ベジータ「…俺もだ。一皿以上は入らん…」
ピッコロ「…き、貴様らやはり偽者か…!」がたたっ
ヤムチャ「わぁー!落ち着けピッコロ!そうじゃないだろ!身体の変化で多分そうなったんだって!」
クリリン「でもチチさんはこっちのが喜ぶかもな…食事助かって、はは…」
夜は更けていった
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:47:57.07 ID:kDkcokt10
次の日
悟空「はーっ♪やっぱ神殿の水ってなるとなんかさっぱり感も違うな!オッス!」
ヤムチャ「……おう」
クリリン「…」
悟空「…?…どうかしたんか?」
ピッコロ「…」
悟空「…ピッコロまで黙っちまってよ。お、ベジータ悟飯!」
ベジータ「…朝起きてからずっとこの調子だ。イライラさせやがる。もうすぐで分かるから黙っていろと命令しやがった」
悟飯「何なんでしょうね…」
デンデ「皆さん…!やはりそうでした…!」
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 15:52:21.05 ID:kDkcokt10
ピッコロ「ちっ…」
ベジータ「おい、好い加減にしろ!貴様らだけで分かったような顔しやがって!さっさと教えろ!」
ヤムチャ「…教えてやるさ、地獄から何人か脱走して来た奴が居るんだってよ」
悟空「…?…なんだぁ、そんな事ならパイクーハンが居るじゃねえか!」
クリリン「パイクーハンは…あの世でフリーザとセルを同時に相手してて手が離せないとかでさ…」
ピッコロ「…逃げてきた奴の中に…ベジータ、貴様と一緒に来ていたサイヤ人も居るぞ…」
ヤムチャ「それからなんだ、ギニュー特選隊の奴らもちらほら…」
クリリン「……そ、それどころじゃありませんよ…」
ピッコロ「…ちぃ……パイクーハンめ、逃がしやがったか…クウラが来ている…!」
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 16:01:03.29 ID:kDkcokt10
ピッコロ「ヤムチャ、クリリン。貴様らは他の雑魚を潰しに行け!天津飯も既に動き始めている…!
俺はクウラを叩く…!」ドンッ
ヤムチャ「…くそ……そんな事言っても結構数が…」
悟空「…ちょっと待て!そんじゃ悟天やトランクスも危ねぇんじゃねーのか!?」
ベジータ「そうだ…ガキどもは自分の力がどうなっているか知らん、今の奴らじゃナッパにも勝てんぞ!」
クリリン「……だ、大丈夫さ…下界には18号も居るんだし…それに流石にナッパってサイヤ人ぐらい俺達でも…」
ヤムチャ「…急いだ方が良いな。敵の大半はベジータと悟空に恨みのある奴らなんだぞ…それにそっくりな子供がうろついてたら…」
クリリン「…」
ヤムチャ「くそ!行くぞ!」グッ
ベジータ「待て!ヤムチャ!俺も連れて行け!」ガシ
ヤムチャ「何言ってんだよ!今のお前たちが来たって悪いけど足手まといだ!」
ベジータ「黙れ!トランクスは俺の息子だ!」
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 16:07:56.82 ID:kDkcokt10
悟空「…悟飯、お前は筋斗雲でブルマと母ちゃんが無事か見に行くんだ。
お前の気の動きはこっちでクリリンとヤムチャが読んでりゃ分かる」
悟飯「はい…!」
ヤムチャ「…分かったよ。だけど何があっても戦おうなんて無茶するなよな…よっこらしょ」
ベジータ「!? ヤムチャ貴様!」
ヤムチャ「悪いけどこの前みたいに抑えて飛んでられる状況じゃないだろ、抱き抱えて飛ぶのが一番早い。
クリリン、悟空の方は頼んだ」
クリリン「…なんか俺が女の子抱き抱えてもカッコつかないよな…ヤムチャさんみたく身長があれば別だけどさ…」
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 16:11:32.75 ID:kDkcokt10
ギニュー「はっはっは!良いかーお前達!フリーザ様はあのセルとか言う奴と組んで緑の奴を倒したら
必ずお出でになられる!それまでに地球人を殲滅し、ここを新たな拠点と出来るよう整地するのだ!」
ジース「こいつで……終わりだーっ!」ドォォ―ン!
グルド「きええええ――ッ!」どんどーん
バータ「…それにしても骨が無さ過ぎてつまらんぜ…」
リクーム「なぁんかこう…そろそろビシ――ッ!と出てきても良い頃なんじゃないの?」
???「ぱんぱかぱーん!おい、お前ら!」
???「黙って見てたらもう許さないもんね!」
85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 16:18:13.39 ID:kDkcokt10
キュイ「……どうやらドドリアとザーボンはオリブーとか言うのにやられたらしいな…っへ、良い気味だぜ…」
ナッパ「…脱出出来たらここまでだ。てめぇと組むのはな…行くぞラディッツ…」
ラディッツ「ああ…しかしアテでもあるのか?」
キュイ「…待てよ、どうせお前らもベジータを殺すってとこなんじゃねーのか?」
ナッパ「あぁ?」
キュイ「…三人でやれば何とかなるかもしれないぜ…なんと言っても俺はベジータと互角だからな…」
91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 16:25:00.45 ID:kDkcokt10
ギニュー「…?…おい、俺達に子供を甚振る趣味は無い!失せろ!こんな文明レベルの低い星でも
宇宙へあがる為の船くらいあるだろう。それで逃げるんだ、さっさとな…」
ギニュー「…どうだ、俺は優しいだろ!?」くるり
隊員「「「「おーっ!最高スよー!」」」」
悟天「…ねえトランクス君、僕ら馬鹿にされてるんじゃない?」
トランクス「…そうだな…おいオッサン!俺達を甘く見るんじゃないぜ!」
ジース「だーれがおっさんだ誰が!てめえらこそ天下のギニュー特選隊を甘く見るなよ!」
リクーム「ガキの首でもへし折っちゃうもんねぇ!」
ギニュー「お前達!やめろ!…良いか子供よ、何に影響されたのか知らないが世の中勢いだけでは
どうにもならん事もある。分かったら大人しく帰れ…これが最後だぞ」
98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 16:32:56.70 ID:kDkcokt10
トランクス「…は~、こいつらすっかり俺達の事甘く見てるぜ。どうせパパかお前のパパにやられちまってる癖にさぁ」
悟天「もしかしたら兄ちゃんかピッコロさんかもしんないよ!」
バータ「……」ひそひそ
ギニュー「…だな…おい、お前達の父親の名前はなんだ…」
トランクス「ベジータ!」
悟天「孫悟空…ベジータさんはカカロットとか呼ぶんだよ、変だね!」
104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 16:38:58.91 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「……悟天とトランクスはどこだ?探しにくいな…」スタッ
クリリン「ん~!ん~!…くそ…一般人と変わらないんじゃ時間かかるぞ…」
ベジータ「…奴らが気を探っている隙に俺は自力でトランクスを見つけるぞ……
もしも見つけた後で俺が殺されたとしても、その気の消失でヤムチャ達も気付くはずだ…」コソコソ
ベジータ「ちくしょう…!瓦礫の山を登るのも一苦労だくそったれ…!……っしょ!」
悟空「よぉー!ベジータ!」
ベジータ「カカロット!…フン、俺を止めるなら無駄だ。貴様と違って俺は戦士だけやっている訳にはいかん…!」
悟空「止めねえさ、オラも行こうかと思ってよ」
ベジータ「……良いだろう。それでこそ父親だ…」ニヤ
106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 16:44:56.73 ID:kDkcokt10
ギニュー「ベジータ…だと…?」
ジース「…カカロットってのもサイヤ人の名前っすよ…それにこのガキ面構えが偉いあのサイヤ人に似てるっていうか…」
バータ「…そのものだな…」
トランクス「おっ!悟天!やっぱこいつらパパにやられ
リクーム「はぁい、殺さないけど大人しくしててね!」ガシッ
悟天「うわっ…トランクス君を離せっ!」ぽかっ
悟天「いつっ……」
ギニュー「…いかにサイヤ人でもガキではこんなものよ。とりあえず貴様らはベジータ達を誘き寄せるエサに…」
バキィ
リクーム「うぐぅっ!?」
ジース「誰だ!!」
天津飯「……色々と俺の知らない間に厄介事が増えてしまったらしいな…」
110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 16:48:49.31 ID:kDkcokt10
ナッパ「…確かにそうかもしれねえ、だがてめえはベジータに殺されたと聞いてるぜ…?」
キュイ「…よく考えろよ。ベジータの戦闘力は2万ちょっと、俺は1万8000…お前らが加われば
倒せない奴じゃねーだろ?むしろ5000そこらのてめえと弱虫ラディッツだけで行った方が
結果は明らかだぜ…」
ラディッツ「…この野郎…言わせておけば…」
ナッパ「へ…良いだろう、だったらベジータの野郎を潰すまでは俺たちゃ仲間だ」
悟空「ベジータ、ほんとにこっちに居るんかぁ?」
ベジータ「分からん…この状況だからな……せめてスカウターがあれば…貴様ら!」
悟空「オッス!」
ナッパ「…??…あぁ…?」
ラディッツ「…?」
キュイ「…スカウター…?…ベジータ…?」
118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 16:54:47.50 ID:kDkcokt10
トランクス「て、天津飯さん…駄目だ、こいつら俺と悟天でも敵わないんだ…!」
天津飯「……いや、俺で十分に勝てる。理由はまったく分からないがお前達が弱体化しているだけだ。」
ギニュー「ふん…好き放題言いおって…お前達。俺はクウラ様に現状報告に行く…!
お前らは少しそいつの相手をしてやれ…!」シュパーン
ジース「…と、言うことだ…そのガキが言う通り俺達は地獄での修行で大幅なパワーアッp
余裕綽々で天津飯を見据え語り出したジース。
その顔面を天津飯の正拳突きが捉え、遥か後方のビルまでジースは吹っ飛んだ。
天津飯「すまんな…あまりにも隙だらけだった。」
バータ「こ、この野郎……」
122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 17:01:41.82 ID:kDkcokt10
リクーム「へっへ…面白いじゃあないの!まぐれ当たりで調子乗っちゃって!
悪いけどここは俺が貰っちゃう!お命頂戴!と
ドズン!
天津飯「戦いの最中に余計な講釈をべらべら並べ立てる奴は早死にするぞ。
……かつて俺の師だった人の言葉だ。」
リクーム「お…こ…こ…このや…ろ……」ズーン
バータ「…馬鹿なまさかこんな……」
グルド「……うぐぐ……」
天津飯(…あのリーダー格が帰ったのは幸いだったな…奴だけは俺が勝てたか分からん…)
バータ「…俺のスピードについて来れるかな…ぶっ殺してやるぜ…!」シュンッ
天津飯「…ふん!三つの目からは逃れられんぞ!ずああっ!」
123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 17:05:12.41 ID:kDkcokt10
一方その頃
ナッパ「…なんだてめえらは…そっちの女は戦闘服みたいのを着てるな…」
ラディッツ「……こっちはカカロットが着ていたのと同じ服を着ているぞ。流行ってるのか?」
ベジータ(なんて事だ…よりによってこいつらと会うとはーッ!くそったれ…!)
キュイ「…そっちがカカロットかどうかはともかく、てめえベジータだな…?」
ベジータ「な…なに…!」
キュイ「…五つ数える間に話さないと殺してやる。ひとつ、ふたt」
ベジータ「ま、待てキュイ!良いだろう!話してやる…!ナッパとラディッツには関係無い話ではないからな…」
悟空「おい!良いんかベジータ!」
ベジータ「隠してもどうにもならん…それより時間を稼げ…」ぽそぽそ
129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 17:15:54.42 ID:kDkcokt10
キュイ「…成る程…くっく…お笑いだぜベジータ!今のお前は俺どころかラディッツにも歯が
立たないって事じゃねーか!」
ベジータ(……この野郎…くそったれが……俺が普段通りなら貴様はとっくに汚い花火になっているぞ…)
ナッパ「…キュイ、ベジータは俺に殺させてくれ…この手でぶちのめさねえと気がすまねえ…」
ラディッツ「…と、なると当然カカロットは俺か…ふっふ…」
キュイ「勝手にしろ…そんな情けない姿のサイヤ人を殺しても自慢にもならないぜ!ははは!」
高笑いを響かせたままビルの残骸で出来た小高い山に腰かけるキュイ。
ナッパ「…さあて…ベジータ……毎日この日が来るのを待ってたぜ…」
132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 17:19:16.33 ID:kDkcokt10
ベジータ「…ち…ちくしょう…ナッパ……」
ナッパ「あぁ?命請いかぁ?そんなものは利かねえな…」
ベジータ「…殺せ。」
ナッパ「…なんだ、偉い素直じゃねえか…」
ベジータ「あの時の俺と一緒にするなよ。貴様と違って成長した訳だ…」
ナッパ「……ベジータ、俺が恨みを持っているのはこんなふざけた身体のサイヤ人じゃねえ。」
ナッパ「常に自分が王族なのを鼻にかけてて偉そうでいけすかねえチビ野郎だ。」
ベジータ「貴様俺を怒らせてそんなに楽しみたいk
ナッパ「…元に戻ったときぶん殴ってやる」くるり
ベジータ「!?」
143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 17:22:33.36 ID:kDkcokt10
ラディッツ「くっく…貴様をこの手で殺せる日がやっと来たなカカロットよ…」
悟空「……兄ちゃん……」ぽつり
ラディッツ「…な…なにぃ…」
悟空「何ってなんだよ、兄ちゃんだから兄ちゃんつっただけだぞぉ…?」首傾げ
ラディッツ「……くっ」
悟空「…?」
ラディッツ「…お、俺は…」
悟空「…ほぇ?」
ラディッツ「キュイ!!俺はカカロットにつくぞーーっ!!妹は俺のもんだ!!」
悟空「!?」
155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 17:30:54.64 ID:kDkcokt10
キュイ「…なんだと…?…貴様ら血迷ったか……サイヤ人が揃いも揃って腑抜けやがって…」
ラディッツ「黙れ。これから妹に少しでも触れたら俺が貴様を殺すぞ!」
キュイ「戦闘力7がラディッツのおとうt…妹で6がベジータ…1500…5000…問題ないな」
ベジータ「…ほう、良い気になっているのも今の内だキュイ。貴様が俺達を殺そうと殺さまいと
直にここにお前を塵に出来るだけの力を持った戦士が現れるだろうからな…」
キュイ「ベジータ、てめえは最後だ、安心して…ろっ!」ビッ
ラディッツ「何っ…お、俺か…!!」
ナッパ「避けろ馬鹿野郎!!!」
ラディッツの頭を鷲掴みにして伏せさせるナッパ。
勢いが良すぎて砂を食べるハメになるラディッツ。
164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 17:37:12.34 ID:kDkcokt10
ラディッツ「ぐばっ…が…ごほっ…!」
ナッパ「……馬鹿めが……」
キュイ「くっく…何秒持つかな…」ズァッ
ベジータ「…っ…ナッパ、避けろ!!」
ナッパ「避けたらベジータに当たっちまうだろうが!!!うおおおお!」バチィ!
ラディッツ「な……ナッパ血が…」
ナッパ「黙れ…これくらいなんて事はねえ…」
たった一発のエネルギー波を弾いただけでナッパの右腕は流血して居た。
165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 17:41:52.08 ID:kDkcokt10
悟空「ちくしょう…せめて界王拳が使えたら…でもこの身体で100倍とか使ったら死ぬかもしれねえし…」
キュイ「…そろそろ日も暮れてきた……暗くなるとクウラ様を見付けるのに厄介するんでな。
トドメを刺してやる……」
大きく右手を振り上げた所でキュイは気付いた。
ナッパとラディッツが一回り大きくなり更に膨らみ始めている事に…
ラディッツ「…自慢ではないが俺は勝算も無いのに寝返るほど愚かではないぞ!」
ナッパ「…ベジータとカカロットが何でこんなふざけた身体になったか言ってみろ…」
猛獣の唸りに似た声を響かせナッパが嘲笑った。
キュイ「…ま…満月…」
174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 17:52:31.03 ID:kDkcokt10
ラディッツ「ウグォオオオ!!」
ラディッツの手当たり次第のパンチがキュイを掠めた。
大猿になり大幅なパワーアップを果たしたラディッツ…
キュイとの差は3000にまで縮まっていた。
キュイ「…くそっ!あっ!フリーザ様…!!!」
ナッパ「言いたい事はそれだけか?」カパッ
キュイ「…う、うあああああーーっ!」バンッ
キュイ「ぐ…ぎゃ……」
生首を残してキュイは完全な塵と化した…
178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 17:58:06.06 ID:kDkcokt10
ナッパ「ちっ…もう解けただと…?…満月の夜は一晩中このままで居られたはずだが…」
悟空「…死んでっからじゃねえのか…?多分あのまま大猿で居てたらこっちに居られなくなってたはずだ。」
ラディッツ(なんだと……二度と大猿にはならんようにせんとな…)
ベジータ「…ナッパ、ラディッツ。スカウターでこの周囲一帯の戦闘力を調べろ。」キュイのスカウターを装着
ナッパ「あ?…ああ……」カチ
194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 18:20:38.01 ID:kDkcokt10
ナッパ「…?…こりゃなんだ?ひとつこの近くを彷徨ってるな…ん…」
ベジータ「…彷徨っているのはヤムチャだな……あっちから来てるのは…何…」
ラディッツ「まさかこ、こんな…」
悟空「…なー、オラだけ何にもわかんねえのつまんねぇよ兄ちゃぁん…」グイグイ
ラディッツ「………か、貸してやるから引っ付くな…」
悟空「…おー…ぉろ…駄目だオラこれ字読めねぇ…」
ベジータ「暢気な事を言っている場合じゃないぞ、ヤムチャとギニューが接触する…下手をすれば殺されるぞ…」
ナッパ「…そのヤムチャって野郎以外にも幾つかギニューと交戦してる気があるな…1万の奴を筆頭に何人か固まってるぜ…
もっとも他の奴らはもう死にそうだが…」
205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 18:29:42.97 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「…な…なんなんだコレ…サイヤ人の戦闘服…?」
瓦礫に転がる数人の死体。
三人は男…
一人は女性のもので、やがて少しすると光の塵となり消えた。
ヤムチャ「…輪っかがついてたな…仲間割れ…か…?あれは…悟空!?いや、違う…」
213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 18:34:55.58 ID:kDkcokt10
バーダック「……くそやろうが……」
ギニュー「下級戦士にしてはそこそこだが丸でレベルが違うという事が理解できたか…?
今は地獄の者同士でやりあっている場合では無い。黙って消えるなら見逃しても良いぞ」
バーダック「…はっ…はっ……」
右手に戦闘力を集結させるバーダック
バーダック「…くたばれ――っ!!!」
ギニュー「…ほう、戦闘力が3万近くまで上がった…成る程な、だがそれでも全然足りーん!」バシィン
224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 18:45:15.73 ID:kDkcokt10
明後日の方角へ弾かれてビルを崩すエネルギー弾。
ちなみにヤムチャに被害は無い
ギニュー「俺は一刻も早くクウラ様に伝えねばならん!そうなったらサイヤ人は皆殺し…
俺はサイヤ人に恨みは無いからと思って加減していたが…死んで貰うぞっ!」
バーダック「……くそったれっ…」
ヤムチャ「待ちやがれ!そうはさせないぜ!」
普通に出れば良い物をヤムチャは頭上からぐるぐると回転しながら
バーダックとギニューの間に降り立った。
ヤムチャ「その喧嘩俺が買った!」
233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 18:51:39.58 ID:kDkcokt10
ギニュー「…良いだろう!そこまで言うのなら俺が相手をしてやる!ギニュー特選隊隊長!ギニュー!」バン
ヤムチャ「…へっ…尻尾を巻いて帰るんなら今のウチだぜ…」
バーダック「…お、おい…」
ヤムチャ「良いから黙って見てな。言っちゃ悪いが俺はアンタより強い!」
自信たっぷりに叫ぶとギニューを見据えじっくりと腰を落とした。
これはヤムチャ必殺の構えである。
241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 18:54:48.49 ID:kDkcokt10
ギニュー「確かに…フリーザ様やあのサイヤ人以外に十万台の大台に乗ってくる奴が居たのは驚きよ…
しかしただそれだけだ…参考までに俺の戦闘力は120000だ。」
ヤムチャ「ごちゃごちゃ言っている暇があったらさっさとやろうぜ。俺も暇じゃ無いんでな…」
ギニュー「…フン…久しぶりに本気が出せそうだ…」
ヤムチャ「いくぞっ!!真 狼牙風風拳!!」ドンッ
245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 18:57:28.02 ID:kDkcokt10
ベジータ「既にやり合っているな…!ナッパもっと飛ばせ!」ペチペチ
ナッパ「い、いやそれだとラディッツがよ…」ギューン
ベジータ「構わん、ナッパ…俺の言う事だ。聞けるな?」
ナッパ「…いつまで王子気取りなんだよ…」シュバーン
悟空「あっ…兄ちゃんナッパスピード上げたぞ!」
ラディッツ「く…くく…!分かっている!任せろ…!」
(くそ…駄目だ追いつけん…!!)
悟空「…あ…ぁー……オラもナッパに乗れば良かったかもしれねぇ…」
ラディッツ「!?……ふ…ふふ、違うぞカカロットよ。兄ちゃんはな…
カカロットに負担の掛からないよう抑えているんだ…
ナッパは馬鹿だから王子…いや姫の事をまるで考えて無いが…」
悟空「…ふぅん…ま、いっか…」
253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:03:15.79 ID:kDkcokt10
ギニュー「隙あり――っ!!!」ゴッ
ギニューの肘鉄がヤムチャの鼻っ面を捉えた。
盛大に鼻血を噴き飛ばし二転三転して地面を転がり跪くヤムチャ。
ヤムチャ「お…おおお……な、なんて事だ…この俺がまるで…子供扱いじゃないか…」
ギニュー「これが全宇宙から選りすぐりのエリートだけを集めた集団を束ねる俺の実力よ…ふん!」
ヤムチャ「がはっ……」
ヤムチャ「…こ、こうまでナメられては必殺技を見せるしかないぜ……繰気弾!」ボッ
259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:08:20.86 ID:kDkcokt10
バーダック「ち、ちくしょう…クズが…まるで技が磨かれてねえ…あれなら大猿のエネルギー波の方がまだマシだ…」
ギニュー「…まるでジースのパクリだな……来いっ!!」ぐっ
ヤムチャ「せいっ!はっ、とう!」
ヤムチャの束ねられた二本の指先に合わせて動く気弾はやがて
ギニュー目掛け一直線に飛び出した。
ギニュー「でやあ!」バンッ!!
ヤムチャ「え!?(ば、馬鹿な叩き潰しやがった!)」
ギニュー「…ふっ」
ヤムチャ「ど、どこだ!?」
ギニュー「ここだ。」トントン、メシャッ
ヤムチャ「…なにっ…流石に動きが速い…っ…ごは…」ドサリ
266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:14:23.90 ID:kDkcokt10
ギニュー「さて……こちらに向かっているのは…ち、またサイヤ人か…」
バーダック「なんだと…」カチリ
ギニュー「…良いか!俺はフリーザ様からの命が下らん限りは無用に同胞を殺す気は無いと
弱虫ラディッツやナッパにも伝えておけ!じゃあな!」シュバーン
シュタッシュタタタッ
悟空「…しょっと……ヤムチャ!しっかりしろ!」
269 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:16:36.64 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「…いつっ…くそ…ふ、不意打ちかましやがって…」
ベジータ「ちっ…こいつが俺達の中で一番強いかと思うと泣けてくるぜ…おいヤムチャ!クリリンはどうした!」
ヤムチャ「どうしたって……悟天やトランクスを助けに行ったんだよ…そもそもお前らが勝手な行動しなきゃ
俺だってこんな目に合わずに…うわサイヤ人!?」
ナッパ「…ああ?うるせえな。」
ラディッツ「…ふん…」
悟空「訳あって今はオラ達に協力してくれてんだ!」
ヤムチャ「あ…ああ…そうか……そうだ、それで思い出したが俺の方も、ホラ」
っと、親指でヤムチャが指し示した先にはボロボロの戦闘服を身に纏い
しかめっ面でこちらを睨むバーダックの姿があった。
273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:19:06.20 ID:kDkcokt10
ラディッツ「!? おやz
ラディッツの米神をエネルギー波が掠め、その口が一旦言葉を吐くのを止めたと同時に
バーダックは唇へと人差し指をやった。
ラディッツ「…な…」
バーダック「…よお『知り合い』のラディッツ。」
ラディッツ「…え?…あ…ああ…ひ、久しぶりだなぁ…」
ナッパ「…?…こいつカカロットと似てねえかベジータ。」
ベジータ「ああ…下級戦士は似たような面が多いからな。珍しいことでもない」
276 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:23:36.06 ID:kDkcokt10
ナッパ「いや…そうなんだが…」
バーダック「…おい、ラディッツ。」くいくい
ラディッツ「え?あ、はい…」
二人で肩を組み少し離れた所まで歩くバーダックとラディッツ
バーダック「おい、なんでてめえが母さん連れて歩いてやがる。」
ラディッツ「…は?」
ドズン。とラディッツの戦闘服の腹部にバーダックの鉄拳が埋まった
ラディッツ「かっ…!」
279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:26:28.78 ID:kDkcokt10
バーダック「とぼけてんじゃねえぞ。あの顔はどう見たっててめえとカカロット産んだ女の面だろうが」
ラディッツ「ち、違う…良く聞け親父。アレは…俺の妹だはぁっ!?」
言い終わるか言い終わらないかの所でまた鉄拳がラディッツを襲った。
バーダック「俺が産ませたのはてめえとカカロットだけだろーが!それとも○○が他に男作ったって言いてえのかラディッツ…?」
ラディッツ「ち、ちが…」
その後約十分程甚振られていたラディッツだったがベジータの姿とナッパの説明で誤解は解けた。
288 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:32:36.87 ID:kDkcokt10
バーダック「…こいつがフリーザを……」
悟空「…?…なあ、兄ちゃんこのオラと似た奴なんなんだ?こいつも兄ちゃんけ?」
ラディッツ「い、いや…こいつ…この人は…」チラ
バーダック「…」
ラディッツ「……従兄弟だ、従兄弟なんだ。」
ナッパ「…ラディッツてめえもしかすると親戚でただ一人弱いんじゃねえか?」
ラディッツ「だ、黙れ…」
ベジータ「そんな事はどうでもいい。ヤムチャ、さっさとトランクスの所へ案内しろ!」
ヤムチャ「…ああ…じゃあ出来るだけお前達に合わせて飛ぶから早過ぎたら言ってくれよな。」ドンッ
296 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:37:27.52 ID:kDkcokt10
ヤムチャ(…俺以外サイヤ人なのに俺が一番強い……な、泣けて来た…ああプーアル…)
バーダック(…カカロットの事も気に掛かるがアレがベジータだとしたらなんであんな風に地球人と仲良しごっごしてんだ…)
ナッパ(何が何だかよくわからねえが…まさかベジータが地球人との間にガキを産んでやがったとは…へっ…)
ラディッツ(早すぎだろ皆…)
306 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:42:54.72 ID:kDkcokt10
~地獄~
セル「…ぬうう……ふ、フリーザが殺られこの私すら倒すとはな……」
パイクーハン「何度来ようと同じ事だ…お前達の思いもよらないパワーアップに驚きはしたがな。」
セル「…くくく…」ドサッ
パイクーハン「……地球に行かなければ……なっ!?」
???「…邪魔だ…どけ…」
界王「な…なんちゅーことじゃ……悟空もベジータも悟飯もチビ共も戦えんというのに…最悪の奴が…」
314 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:47:13.28 ID:kDkcokt10
天津飯「…こいつで最後か……」
グルド「う…うげ…」
トランクス「や…やった!凄いよ天津飯さん!」
悟天「天津飯さん、かっこいい!」
天津飯「…な…そ、そうか……」
クリリン「大丈夫か…!…あれ…?…遅かったみたいね…」
天津飯「クリリンか…ああ、お前が来る前に全て片付けておいた。俺もまだこのぐらいは出来るぜ」
クリリン「別に天津飯を舐めてる訳じゃないって!俺と違って修行も続けてるみたいだしさ!」
327 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 19:51:53.14 ID:kDkcokt10
クリリン「あれ…そういえばチャオズは?」
天津飯「餃子は置いて来た。修行はしたがこの戦いにもついてこれそうにも無い…」
クリリン「そうか…とりあえずチビ達は俺が神殿に連れて行くよ。そこにチチさんやブルマさんも居るからさ。」
天津飯「そうか…なら早くしろ。次に何が出てくるか分からんからな…孫が来たら俺が伝えておく…」
クリリン「頼んだぜ天津飯。…よし、悟天トランクス!俺に捕まってくれ!」
トランクス「はは、やだなクリリンさん。俺達ちゃんと飛べるよ」
悟天「そうそう…あれ。」
クリリン「…詳しい事はデンデにでも聞けば良いからさっさと来い!」ぐいっ
342 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:01:07.71 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「…確かこの辺り…って…よう天津飯!」
天津飯「ヤムチャか……なっ…おい、お前の後ろに居る奴らは何者だ…」
ヤムチャ「ああ…そうかお前も知らないんだったな…」
~中略~
天津飯「成る程な…という事はこの女性が悟空でこっちがベジータか…
にわかには信じられんな…」
349 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:05:05.62 ID:kDkcokt10
ピッコロ「…ふん…やはりこの程度だったか……」
クウラ「ば…馬鹿な…オレが…オレが宇宙一なんだーっ!す…スーパーサイヤ人ならば
まだ納得は行かなくとも理解は出来る…しかしオレが…オレがナメック星人などに…」
ピッコロ「…消え失せろ。永遠にな…ずあっ!」ズァッ
シュウウウウ……
ピッコロ「……これで今一番の脅威は消えたか…まだ終わった訳ではないがな…」
ピッコロ「!! …ば…馬鹿な…まさかっ…」
ついさっきまでこの世界のどこにも存在しなかった気が突如ピッコロの背後に現れた。
本当に何も無い所から蝋燭に火を付けたようにぽっと現れたのだ。
ピッコロ「貴様まで来るとはな…パイクーハンはどうしたんだ…?」
ブロリー「…誰だそれは…?」
359 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:09:41.17 ID:kDkcokt10
ピッコロ「ち……クソバカめ…!…貴様の好きにはさせんぞ…ずああっ!」
振り向き様にエネルギー波を放つピッコロ。
直撃を喰らい煙に飲まれるブロリー
ブロリー「何なんだ今のは…?」
ピッコロ「…く…ぐっ……」
ブロリー「まず最初にお前を血祭りに上げてやる……」
ズッ
ドォォオオ―――ン!!!
375 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:18:34.23 ID:kDkcokt10
ラディッツ「なああっ!?なんだ!?じ、地響きだ…!」
ベジータ「エネルギー波か…!誰と誰だヤムチャ!」
ヤムチャ「う…そ…そんな……」
悟空「ヤムチャ…?」
天津飯「……ピッコロ……」
バーダック「…?…こいつ等に聞いても無駄のようだな。」カチ
ピピピピピピ、ピ――――― ボンッ!!
バーダック「ぐっ…!?」
ナッパ「…スカウターで計れねえってのだけは確かのようだな…おい、地球人。さっさと言えぇ!」ガシッ
379 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:21:38.63 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「ぴ……ピッコロが…」がくんがくん
天津飯「…やられた……相手は孫、お前が前に倒したとか言うブロリーだ…」
悟空「…ブロリー…」
ラディッツ「…そいつはそんなに強いのか?」
ベジータ「…はっきり言ってやろうか?お前ら三人に分かり易い例えで言ってやるならフリーザが100人居てもアリ扱いだ。」
ヤムチャ「…終わりだ…ぴ…ピッコロがやられるなんて…」
バーダック「ちっ……情けねぇ奴らだ…てめえより弱い奴としか喧嘩出来ないのか?」
ヤムチャ「なんだと…?」
385 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:25:46.54 ID:kDkcokt10
天津飯「よせヤムチャ。ここでいがみ合ってどうにかなる次元の相手じゃない。」
悟空「…オラとベジータが元に戻れたら手は無い訳じゃねえんだけどな…」
ベジータ「…フュージョンか……元に戻れたらあのみっともないポーズをやっても良いがどうやって戻る。」
ヤムチャ「ドラゴンボールとかどうだ…?」
バーダック「ドラゴンボール…?」
悟空「7つ集めっと願いを叶えてくれんだけどよ…」
ナッパ「だがそれだと…」
ラディッツ「…そもそも本当にカカロットが戻らないと勝てないのか…?」
ワイワイ ガヤガヤ
天津飯「…ま、待て…気が動き出した……これはブウだ…ブウとブロリーが戦っているぞ…!」
390 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:28:13.46 ID:kDkcokt10
ブウ「お前、サタンの友達苛める。許さない。」
ブロリー「…次はお前が血祭りになるか…?」
ブウ「…?…おい、血祭りってなんだ。」
ブロリー「…あ゛ぁ…?…………答える必要は無い…ヴオオオオオ!!」ドンッ
ブウ「…わかんないから誤魔化すのずるいぞ!お前本当は分からないから…オゴッ!」
ブロリー「……お前…面白い身体だな…」
ブウ「へへ…ちょっと痛かったぞ…お前アメとチョコレートどっちが好きだ?」
ブロリー「何なんだそれはぁ…?」
ブウ「アメとチョコレートも知らないのか?可愛そうな奴。」そこら辺の小鳥をアメに変える
ブウ「…これだ。美味いぞ食うか?」
ブロリー「……」モグモグ
401 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:36:26.27 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「……妙だな……」
天津飯「ああ…」
悟空「だっからよー!魔封波っちゅー技で封じたら良いんだって!な!?」
ラディッツ「ふざけるなよ!それを使ったら死ぬそうだな!俺はお前の頼みでも絶対やら…そんな目で見るな!」
ベジータ「精神と時の部屋に閉じ込めれば良いと言っているだろう…当然ラディッツ、やるのは貴様だ。」
ナッパ「……後でドラゴンボールで呼び戻してやれば良いんじゃねえか?」
バーダック「そうだな、行けラディッツ。」
ラディッツ「…その部屋の時間はこっちより長いんだろ?1週間もそのフリーザ100人より強い化け物と一緒に居るのは嫌だ…」
ヤムチャ「…なあ皆、妙なんだ。ブロリーとブウが戦うのをやめた…」
天津飯「ああ…何故だか知らないが今の所随分落ち着いているようだ…」
413 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:43:34.84 ID:kDkcokt10
ブロリー「……悪くないな……」
ブウ「…サタンの友達がオレを倒そうとしてる時、サタンはオレと友達になった。だからオレもお前と友達になってやるぞ。」
ブロリー「…?……お前変わってるな。身体と一緒で…」コロコロ
ブウ「お前に言われたくない。お前程ごつい奴はオレ見た事ないぞ。」
ブロリー「そうか…俺も消し飛ばしても死ななかった奴は貴様が始めてだ…フハハハハ!」コロコロ、ガリッ
ブロリー「お前は殺さないでおいてやる」ニヤリ
ブウ「…じゃあオレの友達も殺さないって約束しろ。」
ブロリー「……さっきのナメック星人もかぁ…?」
ブウ「そうだ。まだ死んでないぞ。」ずるるるっ
ピッコロ「ぐ……」
425 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:51:04.89 ID:kDkcokt10
ブロリー「…お前も何か出せるのか?なら殺さないでやる。」
ピッコロ「な…なんだと……」
ブウ「ピッコロ、質問に答えろ。出せるのか?出せないのか?」
ピッコロ「…く、くそったれ……」ピッ
ブロリー「リンゴか…悪くないなぁ…」モシャモシャ
ブウ「…ピッコロオレにもくれ。ずるいぞ。お前アメにするかリンゴ出すかどっちか。」
ピッコロ(し…死にそうなんだぞ俺は……)「分かった…」ピッ
433 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:55:01.09 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「ちくしょう…まじで行くのかよ…」ひゅ~ん
悟空「戦ってねえんだろ?だったら平気だと思うぞ!」
ラディッツ「…ふん…どれほど強いサイヤ人か知らないが、サイヤ人なら尻尾を握れば問題はないはずだ…」
「「「「…」」」」
ラディッツ「…な、なんだよ…」
ベジータ「今は無いが尻尾はとっくに鍛えたぞ?」
ナッパ「サイヤ人だったら鍛えるのは当たり前だぜ…」
バーダック「…何の見所もねえクズはてめえの方だったみてえだなラディッツ…」
ラディッツ「……」
447 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 20:59:52.98 ID:kDkcokt10
天津飯「見えたぞ…! !?」
ピッコロ「ブロリー!洋梨はまるかじりすると果汁が飛ぶと言ったはずだ!ブウ!バナナは剥いて食え!」
ブロリー「…なんなんだお前…黙って出せ…」モグモグ
ブウ「傷治してやったんだから文句言うな。オレはこれでも美味い。」モグ
ピッコロ「黙れ!俺を殺せばリンゴも洋梨もバナナも食えんぞ、黙って言う通りにしろ。ブロリー口を拭け」ファサ←ハンカチ投げた
ヤムチャ「…お、おい…」
ブロリー「ブウ…これもお前の仲間か…?弱そうだな…」
ブウ「弱いけど仲間だ。いじめるな」
452 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 21:03:00.78 ID:kDkcokt10
ブロリー「そうか……んん?…カァカロットォオオオオオオオオ!!!!!!!!!!」ドンッ
悟空「ひっ…やだおめえ…!きもちわりぃ!」
ラディッツ「は、早い!」
ボギャン!
ラディッツ「親父―――っ!!!」
ドッポーン ←バーダックが近くの湖に落ちる音
467 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 21:07:37.63 ID:kDkcokt10
悟空「……はっ…はっ…」ドキンドキン
ブロリー「…んん…?」
悟空「…おっす…じゃ、なくて…こんにちは…オラ○○も○○もねぇ女だ…」
ブロリー「……弱そうな奴だ…」
ヤムチャ「よ…よかったな気付いてないぜ…」
悟空「ああ…」
470 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 21:11:48.81 ID:kDkcokt10
ブウ「大丈夫かオマエ。アイツにはオマエはカカロットじゃないと説明してやったから死ぬな。」
バーダック「……何なんだあのヤロウ……」グググ
ナッパ「…大丈夫か。良く死ななかったなてめえ……」手を差し出す
バーダック「…いや、多分嬲り殺しにしようとして態と急所を外しやがったんだ…くそっ…」ガシッ
天津飯「…居るだけで寿命が縮まる思いというのはこういうのを言うんだな…」
473 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 21:15:28.72 ID:kDkcokt10
ブロリー「……」
ベジータ「……っ…」目逸らし
ブロリー「オマエもどこかで見た気がするなぁ…」手を伸ばす
ベジータ「…も、もう駄目だ……おしまいだぁ…っ…」ガクガク
ブロリー「気のせいか…こんな弱そうな奴は知らない…」くるり
ベジータ「………」ほっ
479 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 21:22:16.30 ID:kDkcokt10
悟空「…なあなあ、兄ちゃん。」クイクイ
ラディッツ「危ない野郎だ……俺は親父似じゃなくてよかった……カカロットか…なんだ?」
悟空「さっき親父って言って無かったけ?」じぃ
ラディッツ「!」
悟空「…バーダックは兄ちゃんの親父なんか?」
ラディッツ「……」
悟空「そうなんか?」
ラディッツ「…ああ。フリーザに最後まで挑んで死んだらしい」
悟空「…そっか…」
ラディッツ「…あのなカカロット。親父は
悟空「父ちゃんが自分で言わねえならオラ別にいいや、兄ちゃんが居るもんな!」
ラディッツ「……」ゴクリ
489 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 21:30:30.68 ID:kDkcokt10
ギニュー「…そういう事だったか……つまりあれが俺達やフリーザ様を悉く痛めつけたサイヤ人で
あっちがベジータ……信じられんがそうだろう…スカウターを付けたら爆発してしまったから
他の連中の気が良く分からないがふざけた風貌の奴らばかりだからな…問題あるまい…!」
ギニュー「…ギニュー特選隊隊長、ギニュー!!フリーザ様の仇討ち取ったぁ!!」バンッ
悟空「うわっ!」
ラディッツ「しまった…野郎っ!」ドンッ
ヤムチャ「駄目だ追い付けん!逃げろ悟空!!」
ビュンッ
ドグシャァ
ギニュー「ぐばっ…ぁ…!!」ドガァン
ブロリー「何なんだこいつは………」
悟空「…ひゃぁ……」ぽかん
ブロリー「…お前もっと鍛えた方がいいぞ…あんな雑魚にやられているようではな…」すったすった
499 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 21:38:55.03 ID:kDkcokt10
ピッコロ「…良く聞け。デンデもクリリンも気が無事なのから分かるように悟天やトランクスも無事だ。」
ベジータ「そ…そうか…」
ピッコロ「しかし後どの程度敵が居るのか分からん。正直この面子では居辛いかもしれんが今日はここに泊まる。移動すると敵に発見されかねんからな。
文句は言わさんぞ。」
ベジータ「何ィ!?こ、この俺にブロリーと同じ場所で寝ろと言うのかピッコロ!嫌だ!頼む!」
ピッコロ「黙れベジータ。ブロリーは今やサタンの精神を受け継いだブウによって俺達の仲間なんだ…それにな、
今お前は役立たずだと言う事をよく覚えて置け。何時ものように不貞腐れて飛んで逃げることもできんぞ」ニヤ
ベジータ「…き…貴様…なら俺の隣にナッパを寄越せ!もう片方はヤムチャだ!いいな!」
悟空「いいっ!何言ってんだ、オラの隣がヤムチャとピッコロだ!おめえはブロリーと寝てろ!」
ベジータ「ほう…?貴様も安全パイを取ろうと言う気か…!?」
507 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 21:43:57.64 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「…い、いや俺はこっちで寝るから…」
ベジータ「駄目だヤムチャ、貴様は俺の隣で寝ろ…(コイツが居れば死亡系統のフラグはコイツに移るからな…)
ラディッツ「待て、ヤムチャがどこで寝ようが勝手だが俺は兄妹として妹の隣で寝る権利があるはずだ。」
バーダック「……ちっ、くだらねえ…どこで寝ようが目瞑れば一緒だろーが…」草咥えてる
ナッパ「へへ、俺なんかその気になりゃあ地面に素っ裸でも寝れるぜ!」ラッパ飲み
バーダック「…馬鹿じゃねえのかおめえ。」
ナッパ「るせえ、下級戦士の癖に偉そうにぬかすな!」
ブウ「…オレのお腹の肉をちぎるとちっちゃいオレが出来る。面白いだろ?」ぷちん
ブロリー「…面白いな…」
その日の夜はそうやって更けて行った
532 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 21:57:55.39 ID:kDkcokt10
チュンチュン、チュンチュンチュン
悟空「兄ちゃん、朝だぞ!兄ちゃん!…駄目だ起きねぇ。」
ラディッツ「…う……もう朝か……」
悟空「皆もうとっくに起きてんぞ、兄ちゃんだけだ。」
ラディッツ「…そうか…」
541 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 22:01:27.25 ID:kDkcokt10
ヤムチャ「…なあ天津飯。」
天津飯「なんだ、ヤムチャ…」
ヤムチャ「…なんか普段さ、頼られて無いせいか昨日はどっと疲れてさ…」
天津飯「…ふん。俺は久しぶりに実力を試せる相手と出会えてよかったがな…」
ヤムチャ「そうか?やっぱ俺は自分がやられても全然安心できるポジションの方がいいな…今は安心してるぜ…」
545 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 22:03:45.74 ID:kDkcokt10
ピッコロ「…良いか、ブロリー、ブウ…これが「あ」だ…分かるか?」
ブロリー「はい…」
ブウ「…???」
ピッコロ「ブロリーは分かったからリンゴをプレゼントだ。」ピッ
ブウ「こんなの分からなくても平気!そんなのズルイ!」ピーーーッ ←頭から煙噴く音
554 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 22:09:29.69 ID:kDkcokt10
ナッパ「それでその時俺はニート星人の頭を思い切り殴り飛ばしてやったのよ…」
バーダック「…その話昨日も聞いたぜ。」
ベジータ「……」(チッ、暇だくそったれ…!)
ターレス「…さて……俺の所の部下は皆パイクーハンのくそったれにやられたが…大丈夫なんだろうな?」
ボージャック「問題ない…この俺さえ生きていればな……」
565 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 22:20:15.97 ID:kDkcokt10
ピッコロ「…さて、全員起きたようだな。とりあえず残っている敵と言ってもあの世で
パイクーハンが粗方片付けたそうだから手強いのは残っていないだろう…
少なくともブロリーやブウに匹敵するような奴はな…」
ピッコロ「…そういう訳で残った雑魚…要はフリーザの所の私兵みたいな連中だな…を
片っ端から片付ければ全て終わりだ。それからサイヤ人、貴様らは好きにしろだとよ。」
ラディッツ「…なんだと?つまり帰らなくて良いのか?」
ピッコロ「閻魔大王は色々疲れただとかであまり気にしていないらしい。帰るも帰らないも好きにしろ。」
ヤムチャ「良いのかよそれで…」
悟空「まあ閻魔のおっちゃんがそう言うんなら別に良いんじゃねえか?」
天津飯「何はともあれこれでこの一件も終わりか…」
ターレス「…ふふ…果たしてそう上手く行くかな…」
ボージャック「貴様らはここで終わるんだからな…!」
スタタッ
悟空「ターレス!ボージャック!」
567 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 22:21:52.84 ID:kDkcokt10
ピッコロ「そういえば貴様らが居たか!忘れて居たぞ!」
ターレス「ククク…おやおや、誰かと思えば弱虫ラディッツまで居るじゃねぇか……」
ラディッツ「…ターレス。昔の馴染みで忠告しておくぞ…逃げろ…」
ターレス「…くっく…ふははは!笑わせやが
その瞬間、ターレスの世界は反転した…
ブロリー「ウ゛ォオオオアアアア!!!カァカロットォオオオオオ!!!」ドグシャメキャメメタァ
ボージャック「…なんだとまさか…」
ブウ「…お前飴とチョコレートどっちが好きだ?」
ボージャック「…ち…醜い風船野郎め…!」バッ
ブウ「カッチーン!ピッコロ、こいつはお菓子にしてもいいか?」
ピッコロ「構わん。」
そして世界は平和になった
575 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 22:25:50.07 ID:gViu4UIdO
~fin~
576 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/14(土) 22:26:33.03 ID:kDkcokt10
新たな面々となったZ戦士
悟空(女) ラディッツ バーダック 悟飯(弱) 悟天(弱) ベジータ(女) トランクス ナッパ ブロリー
Mrブウ ピッコロ ヤムチャ 天津飯
Z戦士達の冒険は続く!(餃子もあるよ)
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