1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/02(土) 22:20:58.76 ID:HcJd39mO0
長門と安価先(鎮守府内にいる人物のみ)の絡みを書きます
その他の安価もあるかもしれません
展開は割りと何でも有りなのはご了承ください

>>3

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1430572848

引用元: 【艦これ】長門「お前に来てもらったのは・・・」【安価】 

 

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/02(土) 22:25:20.88 ID:EMq/m22iO
川内

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/02(土) 22:33:12.79 ID:HcJd39mO0
川内「川内型一番艦川内、参上しました!」

長門「お前に来てもらったのは・・・」

川内「夜s長門「違う」

川内「」ショボーン

長門「おい、帰ろうとするな!」

川内「だってもう十時・・・」

長門「朝のな」

長門「いや、お前を呼んだのはそのことだ」

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/02(土) 22:37:48.37 ID:HcJd39mO0
長門「夜のお前が非常にうるさいと苦情が多発しているんだ」

長門「秘書艦として、悪いが釘を刺しておく必要がある」

川内「えー何が駄目なんですかー」

長門「軽巡寮で眠れない艦が大勢いるんだ、少しは慎んだらどうだ」

川内「いーや!それがおかしいんですよ!」

長門「なに?」

川内「軽巡は夜戦火力が有ってナンボでしょ?」

川内「なら、朝起きて夜寝てること自体がおかしいと思います!」

長門「・・・・!?」

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/02(土) 22:48:36.42 ID:HcJd39mO0
長門「いや、その理屈はおかしい」

長門「他の艦との連携あっての戦闘だ、軽巡だけの不規則な生活は認められないな」

川内「なら重巡や戦艦のみんなもあわせればいいんです!」

長門「ふざけるな!敵艦隊のカットインがどれだけ危険か!」

川内「『長門型の装甲は伊達ではないよ』」キリッ

長門「ぐぬぬ・・・」(何か妙に私に似てるぞ・・・腹が立つ・・・!)

長門「・・・川内貴様、空母たちを否定するというのか?」

長門「航空戦力が如何に重要か、お前もわかるはずだろう?」

川内「夜は敵だって空母が使えないと思いまーす!」

長門「・・・燃料と弾薬が掛かるのだが」

川内「なら夜戦だけすればいいんですよ、夜戦の高火力ですぐ終わって、一石二鳥ですよ!」

長門「・・・夜戦は一巡のみだ、敵を全て撃沈は難しい」

川内「カットインと連撃で問題ないとおもいまーす」

長門「」プチッ

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/02(土) 22:54:24.15 ID:HcJd39mO0
長門「ええいやってられるか!貴様、修正してやる!」

川内「言い返せないからって!」

川内「卑怯です!昼のうちに狙うなんて卑怯です!」

長門「ビッグセブンの力、侮るなよ!」

川内「こうなったら連撃でー!」

長門「それが出せないから提督が苦労しているんだぞ!」

川内「それを出すのが艦娘でしょうが!」

長門「黙れええええええええ!」

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/02(土) 22:59:31.71 ID:HcJd39mO0



憲兵「艦娘同士の私闘はご法度だからな」

長門「はい・・・」

川内「すみません・・・」

憲兵「次はないからな」

長門「ありがとうございました・・・」

川内「はい・・・」



長門「」ギロ

川内「」ギロ

長門(積極的に夜戦に突入したい提督がどこにいるものか・・・!)

川内(このわからずやっ・・・!)

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/02(土) 23:07:50.66 ID:HcJd39mO0
ヤセンダヤセンダー

バンッ

長門「川内貴様、まだ懲りてないな!」

川内「夜戦しよーよー!・・・って、げっ」

神通「姉さん静かに・・・って長門さん!?」

那珂「な、長ちゃんだよー」

長門「・・・那珂の監督責任は後で追求するとして・・・」

那珂「え・・・ひどくない?」

神通「待ってください長門さん、今姉さんは私が・・・」

長門「どいてもらおう、神通!」

長門「もう苦情を見過ごせん、この長門自らが相手になってやる!」

川内「いいよ、今なら夜、負ける気がしないよ!」

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/02(土) 23:16:30.02 ID:HcJd39mO0
神通「あの、まってくださ長門「ふん、軽巡如きに破られるほど、柔ではないさ!」バコーン

神通「ちょっt川内「カットインを舐めるなああああああ!」チュドーン

那珂「あーベットが・・・家具が・・・」

神通「・・・・・・・」

那珂「・・・・・あれ?」

神通「・・・・・・・」

那珂「・・・・・あの・・・」

長門「ふん、20mmではなァ!」

川内「なら酸素魚雷でええええええ!」

長門「そんな攻撃くらわnチュドーン」中破

川内「え?あrチュドーン」中破

神通「・・・・・・」ガチャリ

長門「じ、神通・・・」中破

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/02(土) 23:21:38.64 ID:HcJd39mO0
長門「本当にすまないと思ってる」中破

川内「そ、そうだよ神通、今部屋から出ていくからさ」中破

長門「馬鹿者!そこは素直にやめると言え!」中破

川内「何の、これきしのことで夜戦は・・・!」中破

神通「次発装填済みです」ガチャリ

川内「すみませんすみませんすみまsチュドーン」大破

長門「どうして私まで・・・」ガクッ大破

那珂「ナカチャンダヨー(現実逃避)」

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/02(土) 23:29:11.25 ID:HcJd39mO0



長門「罰として出撃、か・・・」

川内「あんまり罰になってないけどねー」

長門「ふっ、そこだけは同感だな」

長門「このところ秘書艦の仕事ばかりだったからな、久々に気分が高揚するものだ」

川内「って、言ってる間に敵発見!」

長門「よし、第一戦隊、単縦陣をとれ!」

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/02(土) 23:33:09.64 ID:HcJd39mO0
長門「む、むう・・・」

川内「あっちゃー、敵を打ちもらしちゃいましたねー」ニヤニヤ

長門「・・・仕方ない」

長門「これより夜戦に入る、敵の残存部隊を逃がすな!」

川内「やったー!待ちに待った夜戦だー!」

長門「・・・必要があればせざるおえない時もある」

川内「でしょ?でしょ?」ワキワキ

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/02(土) 23:39:27.62 ID:HcJd39mO0
長門「いくぞ!夜戦開始!」

長門「艦隊、この長門に続け!」

川内「砲雷撃戦!よーい!」

長門「まて川内、私より前に出るな!」

川内「そんなこといいからさっさと夜戦でしょ!」

長門「この長門に続けと言ってるだろ!?」

川内「そんなの言葉の綾でしょー!?」

長門「この艦隊の旗艦は私だ!」グイグイ

川内「いいから早くいくの!」グイグイ

長門「私はビッグセブンだぞ!」グイグイ

川内「私だって5500t級だよ!」グイグイ

長門「この夜戦馬鹿!」グイグイ

川内「見栄っ張り!」グイグイ

長門「だからこの長門に続けえええええー!」グイグイ

川内「そんなことより夜戦よおおおおおー!」グイグイ

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/02(土) 23:43:12.03 ID:HcJd39mO0
お仕置き部屋

憲兵「じゃあな」ガチャン



長門「この私が・・・営倉・・・」ガーン

川内「夜戦できない・・・」ガーン

長門「・・・・・・・・」

川内「・・・・・・・・」

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/02(土) 23:49:05.37 ID:HcJd39mO0
川内「・・・前から疑問だったけどさ」

川内「長門さん、旗艦なのに前ですぎじゃない?」

長門「・・・いや、装甲の厚い私こそ前に出るべきではないか・・・?」

川内「夜戦だけじゃないよ、昼だろうがお構いなしじゃん」

川内「私は夜戦馬鹿だけどさ、長門さんだって十分戦闘馬鹿じゃない?」

川内「・・・なんて言ったら怒る?」

長門「・・・・・」

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/02(土) 23:55:49.58 ID:HcJd39mO0
長門「・・・夜戦馬鹿と言ったのはすまなかった」

川内「いいよ、私も結構ひどいこと言ったし」

長門「・・・正直、見栄っ張りというのは否定しない」

長門「だが、私が前に出るのは・・・やはり戦いたいからさ」

長門「私たちは戦うために生まれてきたんだ。それを悲劇に思う人間もいるかもしれない」

長門「だが、戦ってる時にこそ・・・前線に立ち、雄叫びをあげる瞬間こそ・・・本当に生きてる気分になれる」

長門「何かを守ってる誇り、自分の生まれてきた意味を感じられるのさ」

長門「・・・はあ、私らしくもないな、喋りすぎた」

川内「・・・私だって同じだよ」

24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 00:00:10.98 ID:7ODRgJbx0
川内「それで、折角戦うなら、思いっきり戦いたい。仮に負けても、仮に沈んでも、笑えるくらいに」

川内「その思いっきり戦える時が、夜・・・軽巡、私にとって、ね」

長門「・・・・・・」

長門「・・・・そうか」

長門「結局はそう変わらないな」

長門「馬鹿、と言うところがな」

川内「やっぱりそこ?」

25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 00:07:10.67 ID:7ODRgJbx0
川内「じゃあ、納得してくれた?世界夜戦構想!?」

長門「駄目だ。昼戦あっての戦艦だからな」

川内「ずるい!自分の立場を守ってるだけだー!」

長門「有利な戦場で戦うのは基本だろう」

川内「軽巡の人権を抹殺してるよ!」

長門「戦艦こそ艦隊の華だ」

川内「だから時代遅れなんだー!」

長門「言うじゃないか、川内・・・!」グサッ

川内「もう一回夜線だー!」

長門「ビッグセブンの力、侮るなよ!」





長門と川内 終わり

26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 00:08:37.35 ID:7ODRgJbx0
長門の次の相手

>>28

28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 00:09:01.86 ID:KQnOVVDAO
隼鷹

30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 00:16:06.86 ID:7ODRgJbx0
長門「お前に来てもらったのは・・・」

隼鷹「ええ~なんだって~?」ホワホワ

長門「・・・どうしてこの鎮守府には素行不良の者ばかり・・・」

隼鷹「ブツブツ言ってないでさーさっさとヒャッハーしようぜ!」

長門「お前に来てもらったのはその『ヒャッハー』とやらだ」

隼鷹「アンタもヒャッハーしたいのか?」

長門「いや、違・・・」

隼鷹「ほらほら呑めって」

31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 00:22:56.95 ID:7ODRgJbx0
長門「待て、よせ。私はあまり呑めない」

隼鷹「ええーアタシの酒が呑めないってかい?」

長門「呑む必要がないからだ」

隼鷹「本当にそうかい?」

長門「なに?」

隼鷹「大方アタシのヒャッハーを止めるんだろ?」

長門「ああ」

隼鷹「アンタはまだヒャッハーのなんたるか理解してないじゃないか」

長門「いや、ただ酒を呑んでるだけでは・・・」

隼鷹「いいから呑めって」ガッ

長門「う゛っ」ゴク

32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 00:29:18.79 ID:7ODRgJbx0



一時間後

隼鷹「ヒャッハー!」ホワホワ

長門「ヒャッハー!」ホワホワ

長門「酒が足りんな、戦艦の消費量を舐めるな!」

長門「この程度で酔うなぎゃとじゃにゃいぞ!もっともって来るがいい!」

隼鷹「うっわ~酒保今日空いてないじゃーん」

長門「全く根性の無い・・・これからは酒保は年中無休、24時間営業だ!」

隼鷹「さっすがー!よ!ビッグセブン!」

長門「はっはっはっはっはっは!この鎮守府の秘書艦は私だからなあ!」

33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 00:35:51.86 ID:7ODRgJbx0
隼鷹「あ、そうじゃん、鳳翔さんのところなら個人的に売ってくれるなあ!」

長門「よし、私が買ってくるぞ!」

隼鷹「そういや買い置きが無かったーアタシも買うかあ!」

長門「そのくらいこの長門に任せるがいい・・・なにせビッグセブンだからな!困ったものだ!」

隼鷹「財布の方もビッグなことでー!」

長門「行くぞ!この長門に続け!」

34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 00:40:22.26 ID:7ODRgJbx0
隼鷹「いや~本当にありがたいぜ~」

長門「当たり前だ・・・お前も可愛い艦隊の一員だからな!」

隼鷹「照れるねえ、ビッグセブンさん」

長門「ん?待てよ?」

長門「軽空母?軽い?軽巡?軽巡といえば魚雷で魚雷といえば駆逐艦・・・」

長門「お前駆逐艦だったのか!」

隼鷹「えっへ~バレた?」

長門「余計にかわいいでちゅねえ~このぉ、このぉ~」

隼鷹「余計にが余計だぜー!ヒャッハー!」

長門「ヒャッハー!」ゴクゴク

35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 00:42:42.45 ID:7ODRgJbx0



長門「・・・・・・」

長門「・・・うっ、朝か・・・」

長門「おかしい、私はいつ寝たんだ?」

長門「どうやら風呂にも入ってないようだ、しかも部屋は酷く散らかってる」

長門「頭が痛い・・・昨日のことが何も思い出せない・・・」

長門「とりあえず、水でも飲みに行くか・・・」

36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 00:45:37.09 ID:7ODRgJbx0
明石「・・・・・・・」

長門「・・・・・・・明石」

明石「なんですか」

長門「どうしてこちらを睨んでいる」

明石「昨日はお楽しみでしたね」ギロッ

長門「?」

明石「ったくどうして酒保無休に・・・あんな人だったなんて信じられない・・・」ブツブツ

長門「・・・?」

37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 00:49:26.88 ID:7ODRgJbx0
長門「もう食堂もしまってるようだな、昼飯を買うか」

長門「このナガモンパンを一つ」

明石「百二十八円になります」

長門「ああ、いまだs・・・・!?」

長門(さ・・・)

長門(財布の中に、何も入ってないだと・・・!?)

長門(一体何故・・・!?)

38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 00:53:35.12 ID:7ODRgJbx0
長門「くそ、結局何も食べれないか・・・」

長門「ん?あれは・・・」

隼鷹「ヒャッハー!」ゴクゴク

長門「また隼鷹か・・・昼から呑んだくれているな」

長門「おい、隼鷹!」

隼鷹「んあ?」

長門「呑んだくれたお前への苦情が最近増しているぞ」

隼鷹「ええ~いいじゃんそのくらいさ~」スリスリ

長門「やめろ・・・酒臭いぞ」

隼鷹「全く長門さんはおっかたいな~」

隼鷹「そんなところがかわいいでちゅね~」

長門「!!??」ビクゥ

39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 00:57:19.01 ID:7ODRgJbx0
長門(お・・・)

長門(思い出したぞ・・・全部・・・!)

長門(私は何てことを・・・!)ガクブル

長門(いや、それ以前に、コイツは・・・!)

隼鷹「・・・・・・」

隼鷹「で、なんの話だったっけ、長門さん?」

長門「・・・・・・」ガクブル

長門「イヤ、ナンデモナイ・・・」ガクブル

隼鷹「それでよろしいっ!」



長門と隼鷹 終わり

48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 21:20:04.42 ID:7ODRgJbx0
日向「さあ瑞雲だ、今なら一つ十六ボーキだぞ」

日向「全四十六機セットで七百三十六ボーキ、さあ買うんだ」

長門「・・・・・・」

日向「・・・なんだ、長門。まだいたのか」

長門「・・・日向。良くも堂々とものを売れたものだな」

日向「何のことだ?この瑞雲には一点の曇りも無いぞ」

長門「自分の装備を売るやつがどこにいる!」

日向「・・・ふっ、違うな」

長門「ならなんだと?」

日向「これは私の手作りさ」

長門「なんだと・・・」

49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 21:25:58.47 ID:7ODRgJbx0
長門「まず手作りで飛ぶのか・・・?」

日向「この通りだ」ビューン

瑞雲「」ダダダダ

最上「のあああああ!?」中破

日向「よしよし、いい子だ。ネズミをあぶりだしてくれたみたいだな」

日向「最上、また瑞雲を壊して、もらいにきたな?」

最上「す、すみません師匠~!」

日向「仕方ない・・・最上についてくれるか、瑞雲?」

瑞雲「」コクコク

日向「大切にしてもらえよ」

長門「瑞雲と喋れるのか・・・」

日向「馴れればなんてことは無い」


50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 21:29:25.33 ID:7ODRgJbx0
長門「私にも出来るのか?」

日向「ああ、瑞雲、お手、おすわり」

瑞雲「」ブウウウン

日向「よーしいい子だ」ナデナデ

長門「・・・・・・」

長門(ちょっと可愛いぞ・・・・・)

日向「撫でてみるか?」

長門「い、いいのか?」



最上(師匠また一人芝居してるよ・・・)

51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 21:34:36.95 ID:7ODRgJbx0
日向「この瑞雲は随分と君に懐いてるな・・・買ってみるか?」

長門「いや、今月は金欠でな・・・」

日向「瑞雲は駆逐艦に大人気だぞ?」

長門「なんだと!?」

日向「あれを見るがいい」



伊勢「ほーらミニ瑞雲チョコ、安いよー!」

夕立「一つくださーい」

睦月「こっちもー!」

52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 21:36:59.69 ID:7ODRgJbx0
日向「チョコに瑞雲をつけただけであの売れ行きだ」

日向「瑞雲を装備することがどれだけのステータスか、わかるだろ」

長門「た、確かに・・・!」

長門「これは買うべきか・・・いや・・・しかし・・・」

長門「だがこれなら人気も・・・!」




睦月「チョコ美味しいなあ」

夕立「瑞雲は邪魔だから捨てるっぽい」

54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 21:42:00.35 ID:7ODRgJbx0
日向「そういえば長門、お前は大和に対抗心を燃やしてたな?」

長門「あ、ああ、それが?」

日向「瑞雲ワンスロットでヤツにも勝てるぞ」

長門「何だって!?」

日向「偵察機と違って制空権を取れるからな」

長門「なるほど、そうか!」

長門「瑞雲で制空権を取り、弾着観測射撃を加えてやれば・・・!」

長門「買ったッ!買ったぞッ!」

日向「まあ、そうなるな」

55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 21:46:24.30 ID:7ODRgJbx0
日向「四スロット分のボーキ、確かにいただいたぞ」

長門「これで・・・これで連合艦隊旗艦の座を取り戻せる・・・!」

日向「ああ、瑞雲と共にな」

長門「子供たちの・・・いや、駆逐艦たちの憧れは、この長門に舞い戻るのだ!」





長門「・・・でだ」

長門「この瑞雲をどう装備すればいい?」←低速戦艦





日向「・・・・・」

日向「まあ、そうなるな」スー

長門「貴様!騙したな!」

56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 21:54:37.58 ID:7ODRgJbx0
長門「逃がさん!ボーキは返してもらう!」

日向「・・・いいだろう、航空戦艦の力、思い知れ!」

日向「私の本当の姿を見せてやる」

長門「お前の本当の姿?」

日向「瑞雲使い・・・その究極進化形態、それは」

日向「私自身が瑞雲になることだ・・・!」ガシャンガシャンガシャン

長門「瑞雲と・・・合体してるだと!?」

日向「さあいくぞ、長門!」




日向
11 瑞雲
11 瑞雲
11 瑞雲
14 瑞雲

長門
41cm連装砲
41cm連装砲
九一式徹甲弾
3 零式水上偵察機



長門「さあ捕まえたぞ」ガシ

日向「まあ、そうなるな」大破

57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 21:59:31.72 ID:7ODRgJbx0
長門「さあ、私のボーキを返s」

長門「なに!?これは日向ではなく瑞雲!?」

日向「いつから私を捕まえたと錯覚していた?」

長門「日向!?何故そこに!?自力で脱出を!?」

日向(無言の瑞雲)

長門「くっ・・・長門型の装甲は伊達ではないよ!」

日向「まあ、そうなるか・・・」

58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 22:03:30.82 ID:7ODRgJbx0
長門「距離を取ったまま何もしてこないか・・・」

長門「どうして瑞雲と合体しないんだ?」

日向「それは・・・このためさ」

日向「こい、瑞斗雲!」ヒュイ

長門「大量の瑞雲が、日向を持ち上げて・・・!」

日向「さらばだ長門、お前のボーキは無駄にはしない」

長門「待て、くそ、しまった・・・」

長門「あれでは追いつけん・・・!」

59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 22:13:27.97 ID:7ODRgJbx0
長門「・・・・」

長門「いや、待て」

長門「高度はあれど妙に遅いな」

日向「まあ、私も戦艦だからな、持ち上げるのは苦労するさ」

長門「そうか・・・」

長門「」ティーン三式弾

長門「」チュドーン





睦月「なにあれ!小さななにかが空からたくさん!」

夕立「たーまやーっぽい」

長門「なるほど、確かに駆逐艦には人気だな」

日向「そうだろ?だから瑞雲を買っt長門「断る」チュドーン

日向「待て長門、これ以上h長門「断る」チュドーン

日向「まあ、そうなるnチュドーン

60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 22:19:57.24 ID:7ODRgJbx0
長門「やれやれ、少々やりすぎてしまったな・・・」

長門「明石、この日向を入渠させてくれ、高速修復剤は私が払う」

明石「了解しました」

長門「全く、飛んだやつだったな・・・」

長門「む、そういえばまだボーキを取り戻してないぞ」

長門「明石、日向の持っているボーキをこちらに」

明石「え?日向さんのボーキ?それなら艦載機の修復に・・・」

長門「」



日向「まあ、そうなるな」
11 瑞雲
11 瑞雲
11 瑞雲
14 瑞雲

長門「」




長門と日向 終わり

61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 22:20:49.96 ID:7ODRgJbx0
長門の次の相手

安価二つ下

63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 22:22:29.70 ID:/Xr1Z9kpO
秋月

66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 22:36:22.70 ID:7ODRgJbx0
長門「お前を呼んだのは・・・」

長門「秋月、お前のためでもある」

秋月「は、は、はい」

長門「どうした?緊張してるのか?」

秋月「いいいいえ、そんなことは・・・」

長門「そうか、もっと楽にしていいぞ」

秋月「ひゃい!」

67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 22:41:49.03 ID:7ODRgJbx0
長門「これは私見だが、秋月・・・」

長門「お前は言うべきことを言わないことが多いように見えるぞ」ゴゴゴ

秋月「・・・・・・!!」ビクゥ

長門「私たちは同じ戦線で戦い、同じ海原を駆け・・・」

長門「同じ釜の飯を食らう仲間ではないか」ゴゴゴ

秋月「~~~~~~!!」



長門(やはりそうだったか)

秋月(ど、どうしよう、ばれちゃってます!)

長門(いつもお腹が空いてたんだな)

秋月(ごめんなさいごめんなさい昨日贅沢して御飯に卵かけてごめんなさい許してください)

69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 22:47:47.05 ID:7ODRgJbx0
長門(やはり秋月は遠慮しすぎな面があるな)

長門(ここはもっと、話しやすいような空気にしてやるか)ゴゴゴ

秋月(ああ!長門さんの表情がより禍々しく!)

秋月(起こってるんだ・・・やっぱり御飯は梅干しかつけちゃいけなかったんです・・・!)

長門「ちょうどヒトヒトマルマル、昼の前だな」

長門「秋月、今お前が思ってること、素直にこの長門に話してくれないか?」

秋月(む、無理です!秋月にはあまりに罪深くて言えません・・・!)

長門「お前にもう少し、自分を出して欲しいんだ」

秋月(この人は・・・悪魔だ・・・!)

70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 22:52:51.70 ID:7ODRgJbx0
長門「秋月、それは悪いことではないんだ」

長門「私だって思うことなんだ」

長門(誰だってお腹は空くからな)

長門(今日の昼飯はこの長門がおごってやるぞ!さあ!)

秋月(ええ!?誰でも!?)

秋月「ほ・・・本当、ですか?」

長門「ああ、当たり前だろう?」

秋月(そそそそんな・・・!秋月、この鎮守府の一大スキャンダルに巻き込まれてる・・・!?)

秋月(秘書艦の長門さんが、卵かけ御飯を食べて、しかも私を誘惑してます!)

71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 22:57:35.09 ID:7ODRgJbx0
グウ-

秋月(し、しまった!お腹がぁ・・・!)

長門(言葉でいえなくても、この長門にはわかるぞ)

長門(一杯食べさせてやるからな)

長門「さあ秋月、もうこんな時間だ」

長門「早く私と共に行こう」

秋月(な、長門さんについていけば、卵かけごはんが・・・)

秋月(い、いけません!そんな、ことは!)

72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 23:02:52.47 ID:7ODRgJbx0
秋月(私は・・・駆逐艦!艦娘!戦うため、みんなを守るためにいるんです!)フルフル

秋月(その私が、そんな贅沢をしていいはずが・・・ないんです!)フルフル

秋月(苦しいです!泣きたいです!考えただけでお腹が引き裂かれそうです!)ワナワナ

秋月(でも・・・そんなことをしたら・・・秋月は自分を許せません・・・!)ワナワナ

秋月(秋月は・・・!秋月は・・・!)ボロボロ

長門「あ、秋月!?」

長門(な、泣くほどなのか!?)

長門「って待て!どこへ行く秋月!」

秋月「秋月は・・・!秋月は・・・!」ボロボロ

73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 23:05:31.82 ID:7ODRgJbx0
秋月「全鎮守府のみなさーん!!全世界のみなさーん!!!」

秋月「秋月は、秋月はぁぁ・・・」

秋月「昨日、卵かけ御飯を食べてしまいましたああああああ・・・・!」

秋月「本当にっ・・・本当にっ、すみませんでしたあああああああ・・・・!」

秋月「うわああああああああん」ボロボロ



長門「・・・・・・」

長門「・・・?」ポカーン

74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 23:10:38.21 ID:7ODRgJbx0
ガチャリ

長門「?」

憲兵「来い」

長門「いや、私は・・・」

憲兵「良く分からんが来い」

長門「待ってくれ!私は何も」

憲兵「いいから来いっつってんだよ!!」

長門「よせ、やめろおおおおおおお!!」



長門と秋月 終わり

75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 23:12:53.12 ID:7ODRgJbx0
長門の次の相手

安価二つ下

77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 23:14:06.80 ID:3UqUsG8Mo
デカい暁

80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 23:19:30.33 ID:7ODRgJbx0
長門「む・・・朝から鎮守府が騒がしいな」

長門「どうした?何があった?」

電「長門さん!」

雷「暁が、暁がああああぁぁ・・・」

長門「おい、しっかりしろ、一体何が・・・」



暁(戦艦)「あら?みんなどうしたの?」

長門「」

82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 23:22:43.05 ID:7ODRgJbx0
響「どうしたんだ暁、そんなに大きくなって」

暁「起きたらこうなってたのよ!レディになるために一杯寝た甲斐があったわ!」ボイン

長門「・・・・・・」

電「あれ?長門さん?」

長門「グハァ!」プシャアアアア

雷「吐血!?」

響「こいつはハラショーな血飛沫だ」

83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 23:27:05.89 ID:7ODRgJbx0

長門「息が・・・苦し・・・死ぬ・・・」カヒューカヒュー

雷「しっかりして!長門型の装甲は伊達じゃないんでしょ!?」

電「は、早く入渠の準備をしなきゃ・・・」

暁「ちょっと!長門さん大丈夫なの!?」ムチッ

響「あ、いけない暁」

長門「ぎゃあああああああああああうわあああああああああああ!!」ビクンビクン

雷「暴れて抑えられないわ!大和さん呼んできて!」

84: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 23:35:53.99 ID:7ODRgJbx0
大和「いくらなんだって酷くありませんか?暁ちゃんだっていつか大きくなるんですよ?」

長門in拘束着「だって・・・だって・・・」

大和「第一、なら私や陸奥さんの身体をどうやって見てるんですか?」

長門「お前は無機物と有機物を同列に扱うのか?」

大和(無言の腹パン)

響「とりあえずサングラスでもかけたら落ち着きそうだな」

電「適当なのです」

響「長門さんだからね」

85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 23:39:48.04 ID:7ODRgJbx0
長門「くっ・・・全身の蕁麻疹が止まらないが、なんとか暁を目視できるぞ・・・」

大和「身体のつくりがどうなってるんでしょうか・・・」

長門「暁!今すぐに私と来い!」

暁「え!?いきなり!?」

長門「元に戻ってもらう!駆逐艦としての義務だ!私に続け!」

暁「ちょっと、エスコートが強引すぎるわ!」

大和「・・・あれで成功するんでしょうか」

響「さあ・・・」

86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 23:47:00.30 ID:7ODRgJbx0
長門「さて・・・集まってくれたか・・・」

瑞鳳「?」

龍驤「なに、ウチらに緊急出撃って」

大鳳「その様子、ただならない事態のようですね」

長門「・・・・暁が大きくなった」

長門「駆逐艦の秩序を守るため、是が非でも彼女を元に戻す必要がある」

長門「頼む!この任務を頼めるのはおmあばばばばばば」ダダダダ




長門「敵艦隊も中々やるな・・・」大破

暁「長門さん!?」

87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/03(日) 23:53:47.03 ID:7ODRgJbx0
長門「瑞雲よ・・・暁の身体を元に・・・」チャリーン

日向「まあ、そうなるな」

長門「おおいなるアラアッラーよ・・・どうか暁を元の姿に・・・」

陸奥「姉さん大丈夫・・・?」

瑞鳳「玉子焼き、たべりゅ?」

長門「たべりゅううううううううううう!!」

暁「長門さん・・・何してるの?」

長門「次は五月雨教に・・・!」

88: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/04(月) 00:04:43.68 ID:8j3WC4M90
長門「無理、なのか・・・」

暁「・・・・・・・・」

長門「暁は一生このままなのか・・・?」

暁「ねえ、長門さん。私はこのままで良いのだけれど」

暁「立派なレディの身体になれたんだもの、これでいいわ」

長門「良くない!絶対良くない!」

暁「何で!絶対このままでいるー!」

89: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/04(月) 00:11:25.83 ID:8j3WC4M90
長門「・・・前の暁じゃなくてはならないんだ」

長門「でなければ・・・」

長門「肩車してやることもできない」

暁「長門さん・・・」

長門「抱きかかえてもやれない」

長門「そしてこうやって・・・」

長門「撫でてやることさえできない」

長門「私よりデカくなるとはな・・・何だか、寂しい気分だ」

暁「でも、私だって成長できるわ!ちょっと速くなっただけよ!」

長門「ああ、そうとも」

長門「だが・・・あと、もう少しだけ・・・見ていたかったな」

長門「駆逐艦、暁を・・・」

暁「・・・・・・・・・」

90: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/04(月) 00:13:14.21 ID:8j3WC4M90
暁「んっ・・・」

長門「・・・どうした?かがんで?」

暁「・・・・・・・・」

長門「?」

暁「もう!レディを待たせないで!」

長門「!」

長門「・・・ああ、そうか・・・」

長門「・・・ありがたい」ナデナデ

暁「・・・べ、別に、いいわ」

91: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/04(月) 00:19:50.50 ID:8j3WC4M90
長門(・・・・そうだな)

長門(馬鹿だったのは、私だったのかもしれない)

長門(どんなに変わっても・・・暁は暁じゃないか。それを否定はできない)

長門(私もいつか、こうなるはずだったんだ・・・駆逐艦が駆逐艦でなくなるのに、苦悩する瞬間が)

長門(それが今来た・・・ただそれだけさ)

長門(・・・・私たち艦娘には実感できることはないのだろうが)

長門(これが、子を送る親の気持ちなのかもしれないな・・・)

92: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/04(月) 00:22:17.44 ID:8j3WC4M90
次の日



長門「む・・・朝から鎮守府が騒がしいな」

長門「どうした?何があった?」

電「長門さん!」

雷「暁が・・・」

長門「おい、一体何が・・・」



暁「一日で元に戻っちゃったわ・・・」

長門「・・・・・・・」

長門「昨日の反動でグハァ」プシャアアアア

暁「何で!?」



長門とデカい暁 終わり

93: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/04(月) 00:24:38.63 ID:8j3WC4M90
長門の次の相手

安価二つ下

今日はこれだけとって終わりにします
多分明後日の夜にまた書きはじめます

95: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/04(月) 00:25:50.08 ID:yKDYR6fSO
春雨

100: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 20:47:00.04 ID:0IDQ0doa0
春雨「タンカー輸送任務、完了しました・・・です!」

長門「春雨、です、はつけなくていいぞ」

春雨「し、失礼しました・・・です!」

春雨「あ、ああ、すみません!」

長門「いいさ、少し言ってみただけだ」

長門「輸送護衛ご苦労、ゆっくりと補給してくれ」

春雨「ありがとうございます!」



長門「・・・・・・」

長門「か゛わ゛い゛い゛な゛あ゛春雨」ニタァー

101: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 20:51:49.21 ID:0IDQ0doa0
長門「真面目ながらもたどたどしさが幼さを感じさせ」

長門「あの小さな身体に溢れる一生懸命さ・・・」

長門「うっかり語尾を間違えてしまうのは白露型らしい」

長門「しかしそれでも任務を忠実に果たそうとする責任感・・・」

長門「あ゛あ゛か゛わ゛い゛い゛な゛あ゛」ニマニマ



大和「・・・・・・!?」

武蔵「どうした?」

大和「隣の部屋からへんな唸り声が・・・」

102: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 20:57:49.13 ID:0IDQ0doa0
長門「ああこれはさながらカメラを持つ親の心!」

長門「所作の一つ一つ全てを余すところ無く嘗め回すように見たい!」

長門「髪の一片の揺れ動く様まで捕らえたい!」

長門「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛春雨の輸送任務についていきたい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛」ジタバタ

長門「疲れて息を切らして胸を弾ませる様子も風を切って少しだけ微笑む様子も全部見たいぞ」

長門「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい」

(無言の壁ドン)

長門「・・・・・・ゴホン」

103: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 21:03:46.80 ID:0IDQ0doa0
長門「可能ならば輸送任務についていきたいが・・・」

長門「まさかこの長門が輸送に資材を使うわけにもいかないな」

長門「潜ってついていくか?ちょっとならいけそうな気がするぞ・・・」

長門「・・・そうだ!潜っていけば!下から下着も見放題だ!ハッハッハッハッハッハ!」

長門「・・・そういえば私はカナヅチだった・・・」

長門「輸送・・・物資・・・」

長門「うん?そうか!」

104: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 21:08:09.37 ID:0IDQ0doa0
長門「それでは春雨、お前にはまた輸送護衛任務についてもらう」

長門「今回運ぶのはコンテナ・・・とはいっても、かなり小型だがな」

長門「しかしこれには非常に希少な鉱石や部品が積まれている」

長門「きっと必ず、守り通してくれ」

春雨「はい、了解しました!」

長門「大丈夫だ、お前なら出来る」

長門「活躍を期待しているぞ、春雨」

春雨「あ、ありがとうございます・・・」

春雨「ご期待に沿えるよう・・・が、頑張ります、です!」

長門「その意気さ」

105: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 21:14:36.40 ID:0IDQ0doa0
春雨「うん・・・今回の任務は、こちらの勢力圏内って言われたけど」

春雨「やっぱり霧が濃いな・・・気をつけていかなくっちゃ」

時雨「春雨、ちょっと来てくれないかい?」

春雨「どうしたの?何か調子が悪いの?」

時雨「い、いや、何だかこのコンテナ、やけに重くって・・・」

時雨「一体何を積んでるんだろう・・・?」



長門(体育座り)「 わ た し だ 」

106: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 21:18:53.33 ID:0IDQ0doa0
長門「輸送任務に参加せず、かつ任務に勤しむ春雨を、それも間近で見る。それをするに必要なのは・・・」

長門「私自身が積荷になることだったのさ!」

長門「こうして小さく穴を開けておいて、あとは波に揺られながら春雨を観察すればいいのだ」

長門「おお!汗で髪が額に張り付いてるぞ!眼福眼福!」



時雨「・・・ごめん、なんだか悪寒までしてきたよ・・・」

春雨「大丈夫、私が代わってあげるから」

時雨「ごめんよ春雨・・・」

春雨「いいってば」

107: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 21:22:38.15 ID:0IDQ0doa0
長門「僚艦を庇い率先して作戦を遂行しようとする・・・」

長門「天使だ・・・」

長門「ああ、もう何でもいいぞ・・・」

アレ?ナニカミエタヨウナ・・・

長門「もう人生を味わいつくした気がする」

テキシュウ!テキシュウダー!

長門「今すぐ死んでもなにも悔いは無い・・・」



バキン

ゴポゴポゴポ

長門「・・・ん?」

108: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 21:27:36.03 ID:0IDQ0doa0
長門「なぜかか鎖が切れた音がしたような・・・」

長門「何故か光が入ってこないような・・・」

長門「何故か穴から水が入ってるような・・・」

長門「何故だか沈んでるような・・・」

長門「・・・・・・」

長門「・・・・・・・・・・」

長門「私はここだぞ!助けてくれ!」

110: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 21:33:13.59 ID:0IDQ0doa0
長門「アニメニ期の出演に特別海域での旗艦、まだまだ遣り残したことがあるではないか!」

長門「くそう、まだ死ぬわけにはいかない!」

長門「沈むわけにはいきません!(裏声)」

長門「今の雪風の物真似は我ながら似ていたな・・・今度大和にやれば不意を打てるな」

長門「ってそんなことをしてる場合ではない、コンテナを内側から開けて・・・」

長門「くそっ、水圧で開かない!」

長門「艤装で吹飛ばしても、これでは私自身が溺れてしまう・・・!」

長門「私はここだぞ!助けてくれー!」

111: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 21:40:08.34 ID:0IDQ0doa0
長門「・・・?」

長門「沈むのが、止まった・・・!?」

長門「何だ!?コンテナが、浮き上がっていく!?」

長門「これも五月雨様のお陰か!五月雨教万歳!」

長門「ありがとうございます、五月雨・・・!」



ザパァ

春雨(大破)「・・・・・・良かった、沈まずにすんで・・・!」

長門「・・・・!」

114: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 21:44:30.80 ID:0IDQ0doa0
時雨(中破)「春雨!コンテナを捨てるんだ!」

春雨「駄目・・・!絶対に、守り抜いてみせるんだからっ・・・!」

時雨「資材より命の方が大切だよ!ほら、撤退しよう!」

春雨「駄目なの・・・駄目だから・・・!」

春雨「このコンテナは・・・長門さんが必ず守ってって」

春雨「私ならできるって、信じてくれたの!」

春雨「だから、きっと・・・きっと、守り抜いて、みせる・・・!」

116: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 21:49:25.00 ID:0IDQ0doa0
夕立「イ級、そっちに行ったっぽい!」

時雨「え?どっちさ!」

夕立「だから行ったっぽい!」

時雨「行ってないのか行ってないのかはっきり・・・」

チュドーン

時雨(大破)「うわ、くそっ!」

春雨「うっ、当たらない・・・!」

村雨「春雨、ル級!」

春雨「っ!」

春雨(駄目、避けられない・・・・)



春雨「・・・・あ、れ?」

117: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 21:52:01.02 ID:0IDQ0doa0
シュウウウウウウ

長門「・・・・・・・」

長門「ッ!」バキン

時雨「ほ、砲弾を掴んで、握り潰した・・・!」

春雨「な、長門さん、なんで・・・」

長門「・・・・・・・」

春雨「ご、ごめんなさい、船団が・・・」

長門「春雨」

長門「あとは任せろ」

118: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 21:56:24.78 ID:0IDQ0doa0
長門「主砲、てーッ!」チュドーン

時雨「すごい、ル級を一撃で!」

長門「これより全ての艦は私の指揮に入れ」

長門「大破艦は後退、中破艦はこれを援護しろ!資材は最低限で構わん!」

長門「残存艦は全て集まれ!敵艦隊の中央突破を図る!」

長門「単縦陣、用意!」

長門「全艦、この長門に続け!」

120: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 22:02:12.33 ID:0IDQ0doa0



春雨「・・・長門さん、あの、その・・・」

長門「勢力圏内だからといって輸送任務を下した上のミスだ、お前が気負う必要は無い」

春雨「でも、資材のほとんどが、海に・・・!」

長門「いや、それでもだ」

長門「私は見ていたぞ、春雨の戦う姿を」

長門「けして自分の任務から、そして自分から逃げなかった、お前の勇姿を」

長門「私はそれを、けして忘れない」

春雨「長門さん・・・!」

122: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 22:06:21.31 ID:0IDQ0doa0
長門「これからも頑張れよ」

春雨「・・・・・・」

春雨「ありがとうございました、です!」

長門「・・・・・・・・・」フッ







憲兵「もういいか?」ガチャリ

長門「はい」



長門と春雨 終わり

124: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 22:07:55.41 ID:0IDQ0doa0
長門の次の相手

安価下二つ

126: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 22:08:15.52 ID:hNhqlMXA0
kskst

127: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 22:08:20.49 ID:prpWJa9CO
朝潮

131: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 22:24:53.66 ID:0IDQ0doa0
霰「ねえ・・・聞いた?」

朝潮「何?もう先生が来るわよ」

霰「今日は足柄先生が休みで、他の先生がくるって・・・」

荒潮「あら?だからおそいのかしら?」

霞「ま、どちらにせよ、遅れてきてるんだから碌な先生じゃないのは確かね」

朝潮「ほら霞、いちいち突っかかっちゃ駄目よ?」

霞「それは満潮に言ったら?」

満潮「は、はあ!?」

朝潮「ほら、騒がないで、席に座って・・・!」

荒潮「それにしても、だれなんでしょう・・・?」



ガラ

長門「 わ た し だ 」

132: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 22:30:30.39 ID:0IDQ0doa0
長門「今日は体育だ、さあ、全員(私が全てサイズがギリギリ合うようオーダーメイドした)体操着に着替えてもらおうか」

朝潮「せ、先生、いつもこの時間は演習です!」

満潮「そうよ!大体、演習があるんだから、体育なんて無いわよ!」

長門「先生の言うことが聞けないのか?」(ロリコンの眼光)

朝潮「い、いえ!そんなことは!」(怖い・・・これが戦艦の眼光!)

荒潮(絶対に違いますわ・・・)

長門「ほら、早く(汗をしっかり吸い込んでくれるぴっちりとした)体操着に着替えるんだ」

全員「はい・・・」

134: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 22:35:14.78 ID:0IDQ0doa0
その頃

足柄「こんにちわっ!足柄ってぇ言いまぁす!」

足柄「好きなのはほーらいげきせん、重巡女子でっす!よろしくねっ!」

妙高「・・・・・・・」

那智「・・・・・・・」

羽黒「・・・・・・・」

足柄「謀ったな!謀ったな長門秘書kグハァ!」ドサッ

妙高「合コンは止めにして、家族会議にしましょうね・・・足柄」

135: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 22:39:36.67 ID:0IDQ0doa0
長門(足柄、ノンケの貴様にはここは重過ぎる・・・)

長門(私、長門が教育しようというのだ!)

朝潮「な、何だかキツイわ・・・」

朝潮「おしり、見えちゃいそう・・・」

長門「どうした?」

朝潮「な、何でもありません!」

朝潮(見られてる・・・おしりのあたり見られてる・・・!)

136: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 22:43:51.17 ID:0IDQ0doa0
長門(芋ジャージ)「さあまずは柔軟だ」

朝潮(く、屈伸する度にお尻が脱げちゃいそう・・・!)

朝潮(ずれてない?見えてない!?)

長門「伸脚」

朝潮「うんしょ」ビリ

朝潮「!?!?」

朝潮(い、今、お股の方が破けそうに・・・!)ウチマタ

長門「深く」(イケメンスマイル)

朝潮「~~~~~~~~~~!!」ピリピリ

137: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 22:47:08.41 ID:0IDQ0doa0
朝潮(少し裂けちゃってすうすうする・・・!)

長門「アキレス腱」(約束された勝利)

朝潮「い、いや・・・・・」

長門「どうした朝潮、柔軟は大事だぞ?」

長門「どんな運動もまずは柔軟、基礎から始まるものだ」(真面目さに付け入る戦略)

朝潮「は、はい!」ビリビリ

朝潮(も、もう限界・・・・!)

138: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 22:51:55.25 ID:0IDQ0doa0
長門「おっと、体の押しが足りないなあ、朝潮」(無慈悲)

長門「私が少し押してやろう」ポン

朝潮「あ、待って、あ、」

ビリビリビリ

朝潮「あ、嫌、み、見ないで、あ、」

長門「クマさんか」(体操服がやぶけてしまったか)

朝潮「せ、先生?」

長門「ご、ゴホン、体操服が破けてしまったなあ」(棒読み)

長門「鎮守府の経費から妖精さんが一生懸命作った体操服がなあ」(棒読み)

長門「また作り直すのか」(棒読み)

朝潮「あ・・・・ああ・・・・すみ、ません・・・」ウルウル

139: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 22:54:58.81 ID:0IDQ0doa0
満潮「さっきからみてればなんなのよ!こんな授業!」

長門「なんだと?」

満潮「さっきから私たちをいやらしい目で見て!ふざけないで!」

長門「ふざけてなどいないぞ!先生はあくまで授業をしているだけだからな!」

満潮「ど、どの口が!」

荒潮「やめましょう、私たちじゃ言い返せません」

長門「はっはっはっは!そうとも、私はお前たちのことを考えてやっているだけだ!」

140: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/05(火) 22:58:10.56 ID:0IDQ0doa0
長門「私はお前たちのことを考えてるんだ」

長門「お前たちはこの戦いを勝ち抜き」

長門「健全な肉体と精神を養い」

長門「立派な大人に成長できるように・・・」



長門「・・・・・・・・」

長門「立派な大人に成長できるように・・・?」

長門「・・・・・・・・」

長門「こんな職業廃止だーーー!!くそおおおおおおおおおおお!!」(血涙)

全員「!?」



長門と朝潮 終わり

152: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 20:28:39.03 ID:OoWzi3Hi0
それでは再開します
長門と伊58で行きます

153: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 20:29:06.62 ID:OoWzi3Hi0
長門「うむ、今日も絶好の出撃日和だな」

長門「もうすぐ第一艦隊が帰ってくるな、その次に第三艦隊、出迎える前に第二艦隊の補給も済ませなければ」

長門「・・・しまった、第一艦隊出撃のために、装備保有数も減らさねば」

長門「まったく、出撃続きで忙しいものだ」

伊58「待つでち!長門!」

長門「お前は・・・伊58か・・・おかしいな」

伊58「何がおかしいでち?」

長門「本来ならば今既にオリョール海に到着してる筈のお前が、何故ここにいる?」

154: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 20:37:49.06 ID:OoWzi3Hi0
伊58「そんなこと、何もおかしくないでち。何故なら!」

伊58「今日この日を以って!オリョクルは地上から消えうせるのでちいいいいい!!」

長門「なるほどボイコットというわけか・・・」

伊58「いいや違うでち!これは長門、お前への挑戦でち!」

長門「何?」

伊58「ゴーヤが勝ったら・・・その秘書艦の座、58が貰うでち!この鎮守府を潜水艦に優しくするでち!」

長門「・・・いいだろう。この長門、挑まれた勝負からは逃げも隠れもせん」

長門「海へ出るがいい!いくぞ!」

伊58「・・・・・」ニヤリ

155: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 20:43:51.68 ID:OoWzi3Hi0
戦闘開始!

長門改 90/90  伊58 14/14

伊58「開幕雷撃をくらうでち!」シュー

長門 89/90「ふん、きかんな、お前の覚悟とはその程度のものか!」

長門「所詮は潜水艦、射程はこの戦艦、長門には遠く及ばん」

長門「先制からの一撃、くらうがいい!全主砲斉射、てーーっ!!」

長門「・・・・・・」

長門「あれ?」

157: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 20:48:33.83 ID:OoWzi3Hi0
長門「・・・・・・?」

長門「しまったあああああああーーーーーー!!」

長門「DMM紳士協定によって、戦艦が潜水艦に攻撃するのは禁止されてたあああああああーーーーーー!!」

伊58「ゴーヤはかしこいのでち!雷撃戦!」シュー

長門 88/90「・・・・・・」



戦術的敗北 C

伊58「勝ったでちいいいいいいいうおおおおおおおーーーー!!」

長門「おうっ!おうっ!」(現実逃避)

158: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 20:54:11.69 ID:OoWzi3Hi0
伊58「・・・という訳で、新しく秘書艦となったゴーヤでち。よろしくでち」

伊58「これからはオリョクルは廃止でち。潜水艦はゆっくりのびのびと暮らしていけばいいでち」

長門「あの・・・ゴーヤ秘書艦・・・」

伊58「戦艦如きがゴーヤ様に気安いでちよ!頭が高いでち!」

長門「・・・伊58秘書艦様、その、オリョクルの分の燃料はどう埋め合わせを?」

伊58「その分出撃しなけりゃいいだけでち。その分遠征を多くすればいいだけでち」

伊58「今までがおかしかったでち!どう考えても出撃しすぎだったでち!過労死が出る前でよかったでち!」

長門「で、ですが、出撃回数を減らしては、深海の奴らの勢力圏が広がってしまいます・・・!」

159: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 20:57:35.44 ID:OoWzi3Hi0
伊58「そうでちねえ・・・あ、そうでち!」ニヤニヤ

伊58「出撃一回当たりの消費資材を減らせばいいでち!」

伊58「そんなわけで・・・戦艦は全員クビでちいいいいいいーーー!!」

長門「なっ・・・!そ、そんな・・・!」(ローンが支払い終わってないのに・・・!)

伊58「まあ長門、お前は仮にも前秘書艦、仕事を与えてやるからありがたく思うでち」

長門「・・・は、はい・・・」(助かった・・・)

160: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 21:02:07.70 ID:OoWzi3Hi0
U-511「では長門さん・・・こちら長門さん部屋です」

長門「・・・?机と椅子しかないが・・・」

U-511「これです」

長門「原稿用紙とペン?何を書けばいいんだ?」

U-511「・・・・・」カキカキ

『5838315です』

長門「これを、原稿用紙一面に?」

U-511「こっち全部もです」ドッサリ

161: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 21:05:46.05 ID:OoWzi3Hi0
長門「『5838315です』『5838315です』『5838315です』」

長門(どうして・・・こんなことに・・・)

長門(駄目だ・・・私の愛の巣(相手未定)のローンがある)

長門(これでも誇り高きタウイタウイ泊地の仕事なのだ!気合を入れろ長門!)

長門(・・・なるべく楽しいことを考えよう・・・)

長門(中破した妙高が一匹・・・中破した妙高が二匹・・・)

162: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 21:10:14.75 ID:OoWzi3Hi0
長門「終わりました、これで全部です伊58秘書艦様」

伊58「どの口がいうでちか!途中から『中破した妙高8315です』になってるでち!」

長門「す、すみません!(秋雲の顔にしておけばよかった・・・)」

伊58「まーいいでち。それより、ライターあるでちか?」

長門「あ、はい、どうぞ」

伊58「・・・・・」カチッ、カチ

長門「げ、原稿用紙になにを!」

伊58「別に?もう今日は帰っていいでちよ?」ボオオオオオ

長門「ま、まだ十二時・・・」

伊58「あーキャンプファイアーは楽しいでち!」

長門「・・・・失礼しました・・・」スタスタ

164: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 21:13:10.81 ID:OoWzi3Hi0
長門「窓際というヤツか・・・」

長門「これは因果応報なのか・・・?」

金剛「そこのお姉サーン!いいもの買っていくデース!」

比叡「お姉さま!こいつ長門ですよ!」

長門(もう呼び捨てにされるほど落ちぶれたか・・・)

金剛「oh!長門のせいで私たちは無職デース!パナマ運河の魚の餌になってもらいマース!」

長門(そうだな・・・私のせいで戦艦みんなに迷惑をかけているからな・・・)

165: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 21:20:11.43 ID:OoWzi3Hi0
霧島「お姉さま、それよりも、あれを買ってもらうほうが良いかと」

金剛「確かにそうデスネ!復讐より金デース!」

長門「・・・何を買えばいいんだ?」

金剛「榛名を買ってもらいマース!」

榛名「榛名は大丈夫です・・・」

長門(見てる方は大丈夫じゃない)

金剛「一時間なら何をしても平気デース!イレイレナメナメズッコンバッコン大丈夫デース」

長門「お前本当は日本語うまいだろ」

166: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 21:24:40.06 ID:OoWzi3Hi0
榛名「榛名は大丈夫です・・・大丈夫です・・・」

金剛「一時間二千弾薬ネー!」

長門「・・・仕方ない、買おう」

榛名「榛名は大丈夫です!榛名は大丈夫です!」ジタバタ

霧島「榛名、暴れないで!」

榛名「榛゛名゛は゛大゛丈゛夫゛で゛す゛!」ジタバタ

金剛「アレ以外何も喋れないデスから、何をしてもノープログレムネ」

長門「あ、やっぱいいです」

金剛「返金はノーネー」

長門「そ、それでもいい!」

榛名「榛名は大丈夫です・・・」グッタリ

比叡「ホッとして寝付きましたね・・・」

167: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 21:31:02.05 ID:OoWzi3Hi0
長門「全て私のせいだ・・・あのくらいくれてやるべきだ」

長門「しかし腹は減るものだな・・・かけそばで我慢しておくか」

伊58「ほらどくでち!今から食堂は58様が貸しきるでち!」

間宮「こ、困ります・・・!」

伊58「ゴーヤ親衛隊、他の客をたたき出すでち」

長門「くっ、ここは退くしかないか・・・・ん?」

長門「ゴーヤの隣にいるのは・・・スク水の大和!?」

169: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 21:36:57.67 ID:OoWzi3Hi0
長門「大和!?大和なのか!?どうしてそこに!?自分でスク水を!?」

大和(無言の腹パン)

長門「なあっ!?」

大和「大和なんて名前は捨てました。私は潜水艦、伊8810です」

長門「そんな・・・嘘だッッッ!」

伊58「嘘じゃないでち。水上艦でも頭のいい、ゴーヤに忠誠を誓ったやつには、名誉潜水艦としてスク水を支給してやったでち」

陸奥「伊62よ」

武蔵「伊634だ」

伊勢「伊勢よ」

長門「一人戦艦のままだぞ」

172: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 21:39:47.55 ID:OoWzi3Hi0
長門「って、陸奥、お前まで・・・!」

陸奥「だから言ってるでしょ?伊62だって」

大和「近づかないでください、無職の艦娘なんて鎮守府の恥さらしです」

長門「無職じゃない!窓際なだけだ!」

伊58「長門、お前も名誉潜水艦、伊7510になりたいでちか?年金も完備でちよ」

長門「わ、私は・・・」

伊58「ま、金積まれたって断るでちいい!!」

長門(すぐにNOといえなかった自分が情けない・・・)

大和「・・・・・・・」

173: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 21:44:37.40 ID:OoWzi3Hi0
長門「仕方ない・・・酒保で何か買うしかあるまい・・・」

長門「一応あの窓際職でも給料はででるからな、当面は・・・」

長門「ん?あの草むらにいるのは・・・扶桑型姉妹?」

長門「・・・あの二人、煙草を吸うな艦娘だったか?」

扶桑「・・・・・・・・」

長門(目が合ってしまった・・・)

長門「げ、元気か?」

扶桑「・・・・・・・・」

扶桑「今、私たちを笑いましたね・・・?」

長門「な!?」

174: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 21:46:58.50 ID:OoWzi3Hi0
山城「不幸だわ・・・やっちゃいましょう姉さま・・・」

長門「待て、誤解だへぶっ!」

扶桑「長門さんはいいですよね・・・改造するのに設計図がいらないくて・・・」

長門「今それは関係無ぐほぉ!?」

扶桑「欠陥の次は無職よ・・・笑いなさいよ・・・笑いなさいよ・・・」

山城「さすが姉さん、一緒にどこまでも・・・!」



長門「取られてついに一文無しか・・・」

175: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 21:48:46.79 ID:OoWzi3Hi0
長門「これが昨日まで秘書艦だった・・・笑えてくるぞ、扶桑の気持ちが分かってくるな」

長門「笑え!笑うがいい!これが戦艦長門だ!」

長門「はっはっはっはっはっは!はっはっはっはっは!」

長門「ははは・・・ははは・・・ううぅ・・・」ボロボロ

長門「雪風のパンツ欲しい・・・」(現実逃避)

長門「私なんて戦艦失格だ・・・」

日向「まあ、そうなるな」

長門「!!」

176: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 21:52:04.49 ID:OoWzi3Hi0
長門「・・・みっともないところを見せてしまったな、日向」

日向「瑞雲だ」スッ

長門「えっ」

日向「ツケてやろう」

長門「あ、ああ」(使えないぞ・・・)

長門「日向、お前は無職じゃないのか?」

日向「私は今までどおり瑞雲売りさ」

日向「むしろ出撃の時間が減って収入が増えた」

長門(こいつだけ違いすぎる・・・)

177: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 21:54:49.89 ID:OoWzi3Hi0
日向「・・・私は何もおかしくないさ。他の戦艦が慌てすぎてるんだ」

日向「上から何といわれようと、変わらないものはあるはずだ違うか?」

長門「・・・ああ」

日向「収入元が一つ消えた、ただそれだけのことだ」

日向「誰がなんと言おうと私のアイデンティティは唯一つ」

長門「航空戦艦か」

日向「瑞雲使いさ」

178: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 22:04:35.48 ID:OoWzi3Hi0
長門「そうだな・・・日向の言うとおりだな」

長門「だが・・・私とは何だ?」

長門「戦えない私に何の意味がある?」

長門「駄目だ・・・どうすればいいんだ・・・」

長門「もう何もかもどうでもいい・・・」

長門「・・・港で釣りでもするか。腹の虫を誤魔化すには丁度いい」

長門「もしかしたらイ級でも釣れるかも」

179: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 22:08:44.85 ID:OoWzi3Hi0
長門「うむ・・・ボーキしか釣れないな・・・」

長門「これでは腹の足しにもならないな・・・」

電「あ!長門さんなのです!」

長門「どうした?こんなところに?」

春雨「ちょうど遠征から帰ってきたところです!」

響「こんな昼間から釣りとは優雅だね、ハラショーな生活だ」

長門「そ、そうだな、お前たちもやってみるか?」

電「つ、釣りなんてパソコン以外でやったことないのです!」

夕立「夕立に任せるっぽい!」

睦月「ここは睦月がやるにゃしい!」

長門(ああ、こうして駆逐艦と日々を過ごすのも悪くないか・・・)

180: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 22:11:41.92 ID:OoWzi3Hi0
天龍「こらお前ら。何してる!こっちこい!」

夕立「えー?何で?」

天龍「ああいう昼間からフラフラしてる連中に碌なのはいないんだよ」

長門(何も言い返せない・・・)

天龍「ほら、清霜も帰るぞ」

清霜「・・・・・・」

天龍「おい、どうした?」

清霜「長門さんの馬鹿馬鹿馬鹿ああああーー!!」

181: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 22:17:06.07 ID:OoWzi3Hi0
長門「!?」

清霜「長門さんが負けちゃったせいで・・・誰も戦艦がいなくなっちゃったじゃないいいいー!」

清霜「潜水艦なんて私でも倒せるのに!意気地なし!長門さんなんて戦艦じゃないよ!」

長門「ぐはぁ!?」グサッ

清霜「戦艦っていうのは・・・もっと強くて!堂々としてて!かっこよかったんだああああー!」

天龍「よせ!ほら、いくぞ!」

清霜「馬鹿!アホ!ロリコン!ゴリラ!」

183: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 22:22:00.68 ID:OoWzi3Hi0
長門「・・・・・・・」

長門「何を馬鹿なことばかり考えてたんだ、私は」

長門「日向の言うとおりだ。クビにされようと私は戦艦、長門型一番艦だ。ゴリラでロリコンだ」

長門「かつて、私は戦艦として戦うことも出来ないまま負け、誰も守れず、敵の手によって朽ち果てていった」

長門「だからこそ、今度こそ、思うまま戦い続けたいと願ったのだ」

長門「私は長門だ!この鎮守府は、戦艦の誇りはこの長門が
守る!」

長門「待っていろ、戦艦たち!」

184: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 22:26:18.25 ID:OoWzi3Hi0
伊58「・・・で?身の程知らずがこのゴーヤ様に挑もうというのでちか?」

長門「秘書艦用の部屋で今のお前は一人。誰も邪魔するものは無い」

伊58「笑わせるなでち!指一本振れられずにどうするでち?」

長門「それはどうかな?」

伊58「でち?」

長門「戦艦が潜水艦を攻撃できないと言うのなら・・・」

長門(大破)「私は戦艦を辞めるぞォーーー!ゴーヤアアアアアーーー!!」

伊58「!?!?」

185: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 22:29:56.90 ID:OoWzi3Hi0
伊58「何をしてるでち!?どうして艤装も、頭のアンテナも、服も、全て捨ててるでち!?すっぽんぽんでち!」

長門(大破)「これで私は戦艦ではない・・・いや、艦娘ですらない・・・!」

長門(大破)「私はただの長門だあああああああーーー!!」ベキ

伊58「ぐあぁ!?こいつ、素手で!?」

長門(大破)「陸上ならば魚雷は使えまい!」

伊58「使えるでち!(鈍器)」ゴン

長門(大破)「がはっ・・・!」

186: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 22:32:29.73 ID:OoWzi3Hi0
長門(大破)「まだだ・・・私にはこの瑞雲がある!」

長門(大破)「日向からたくされた、友情の特別な瑞雲が!」

伊58「瑞雲?カタパルトも無しにどう使うでちか!」

長門(大破)「爆撃!(鈍器)」ガッ

伊58「ごはっ!?」

長門(大破)「爆撃!(鈍器)爆撃!(鈍器)」

伊58「に、逃げるでち!部屋の外に出れば、真っ裸では追手これな」

長門(大破)「逃がすか!」ゴン

伊58「普通に出てきたでち!?」

187: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 22:38:03.35 ID:OoWzi3Hi0
長門(大破)「もはやこれまでだ、ゴーヤ!」

伊58「ふざけるなでち・・・まだ終わってなんかいないでち・・・!」

伊58「屋外に出たからにはもうゴーヤの勝ちでち!さあ、ゴーヤ親衛隊、来るでち!」

長門(大破)「貴様、卑怯だぞ!」

大和「・・・・・」

伊58「卑怯もラッキョウも無いでち!さあねじ伏せるでち!」

大和「・・・・・」ガシ

伊58「でち?」

188: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 22:43:41.25 ID:OoWzi3Hi0
伊58「離すでち!お前の敵は長門でち!」

大和「遅いですよ長門さん・・・こうして準備してたのに」

陸奥「姉さんったら、いつも悩んでばかりなんだから」

長門(大破)「お前ら、このために・・・!」

武蔵「さあ、潜水艦たちがこないうちに、早くコイツにトドメをさせ!」

伊58「無駄でち、大破した艦娘でもないやつの攻撃なんて、耐えれるでち!」



「なら駆逐艦なら?」

伊58「!?」

「ふふふ・・・今日は何の日?」

長門「そのピンクの髪、スカートは・・・!」

日向「子日向さ」

伊58「!?!?」

190: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 22:49:51.58 ID:OoWzi3Hi0
日向「潜水艦?嫌いキライ!(裏声)」

金剛「浦風デース!」

榛名「初榛名です!」

霧島「霧島風よ!」

扶桑「レーベフソウ・マースです」

山城「山白雪です」

ビスマルク「暁よ」

伊58「憲兵!憲兵早く来るでち!」

日向「さあ長門、戦艦のお前が指揮を取ってくれ」

長門「子日向・・・ありがとう」

日向「まあ、そう言うな」

191: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 22:55:19.60 ID:OoWzi3Hi0
長門「ゴーヤ・・・はっきり言ってお前の言っていたことは正しい」

長門「私は徒に出撃回数を多くし、潜水艦へ頼りきりになっていた。それはすまなかった」

伊58「わ、わかってくれたでちか」

長門「だが!それとこれとは話が別だ!」

長門「全ての戦艦の誇り・・・そして私の誇りにかけて!」

長門「戦艦長門、貴様に罰を下す!」

長門「全主砲、斉射!」

伊58「待つでち!やめるでち!」

長門「てええええええーーーーーーッッッ!!」

伊58「でちいいいいいいいいいいいいーーーーッ!!」

192: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 22:59:12.70 ID:OoWzi3Hi0
清霜「・・・・・・・あ」

長門「・・・・・・・・」

清霜「・・・・・長門さん」

長門「それ以上言うな、清霜。謝らねばならないのはこちらだ」

長門「本当にすまなかった。戦艦として、負けて、本当に申し訳ない」

長門「そして・・・お前のお陰で目が覚めた。本当にありがとう」

清霜「・・・は、はい」

193: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 23:03:17.90 ID:OoWzi3Hi0
長門「納得いかない顔をしてるな」

清霜「だって・・・酷いこと、いっぱい言ったし・・・」

長門「もしすまないと思うなら・・・お前の言った、戦艦」

長門「誰よりも強くて、堂々として、カッコイイ艦娘」

長門「それにおまえ自身がなってくれ」

清霜「長門さん・・・」

長門「お前ならなれるさ」

清霜「はい・・・!頑張ります!」





憲兵「もういいか?」ガチャリ

戦艦全員「はい」



長門とでち公 終わり

194: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 23:05:16.65 ID:OoWzi3Hi0
長門の次の相手

安価下二つ

筆の勢いでキャラ崩壊が過ぎました、ここでお詫び申し上げます
今日は安価を取って終わりです
明後日の夜また続きを書くと思います

196: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/08(金) 23:05:40.76 ID:wuk0mnDnO
五月雨ちゃん

203: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/10(日) 21:30:12.09 ID:Sa+0h+6T0
五月雨学会本部

長門「那珂・・・わかってるな?ムツリムは敵なんだ」

那珂「待ってよ、自爆テロとかされたらヤダよ!」

長門「お前が誰のお陰で、今のレギュラーを持ってるかわかってるのか?」

那珂「・・・・・五月雨様です」

長門「ならやれ。そのために五月雨教はお前を育ててきたんだ」

長門「テレビでのネガティブキャンペーン、よろしく頼むぞ」

那珂「はい・・・」

205: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/10(日) 21:34:05.20 ID:Sa+0h+6T0
青葉「たたた大変です!那珂ちゃんがムツリムの自爆テロに!」

長門「よし!」ニヤリ

青葉「え?」

長門「これで最早ムツリムはテロ集団のレッテルを貼られ・・・さらに堂々と攻撃できる口実が出来た」

青葉「そ、そんな・・・那珂ちゃんを犠牲にして・・・」

長門「那珂は犠牲になったのだ・・・犠牲の犠牲にな」

青葉「・・・・・・」

長門「お前もそうなりたいか?」

青葉「い、いえ!」

長門「ならこれからも五月雨学会のために働くのだな」

207: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/10(日) 21:39:59.64 ID:Sa+0h+6T0
長門「はあ・・・いいものだな」

長門「五月雨学会最高幹部である以上、合法的に駆逐艦の御本尊を部屋に張り放題だ」

長門「五月雨様のお陰で腰痛も治ったし」

長門「このまま糖尿病も治してもらうぞ」

長門「駆逐k・・・じゃなかった、五月雨様はやはり偉大だ!はっはっはっはっはっはっはっは!」

長門「・・・・・なんだ?召集?」

長門「五月雨様直々にか・・・なんだろうな?」

208: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/10(日) 21:46:45.11 ID:Sa+0h+6T0
長門(五月雨様はこの鎮守府一の古株だ。記録にも書いてある)

長門(艦種が違うから実力は別としても、純粋な錬度で叶う艦娘などいはしない)

長門(錬度がこれ以上上がらないのもあって、今となっては出撃もほとんどない、が・・・)

長門(この鎮守府ではあの方は神であらせられるのだ)

長門(おそらく大和程度なら素手で倒せるだろう)

長門(そしてあの方が改ニ(アセンション)する時・・・最後の審判の時は訪れ、天国への道が開かれる)

長門(よし・・・五月雨様の部屋だ)


209: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/10(日) 21:47:42.31 ID:Sa+0h+6T0
長門「五月雨様、長門、参りました!」

五月雨「いいですよ、楽にしてもらって」

長門「は、ありがとうございます!」

五月雨「いつも長門さんには頑張ってもらってますから」

長門「いえ、五月雨様のためならなんだって成し遂げて見せましょう!」

五月雨「ん?」

210: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/10(日) 21:52:59.25 ID:Sa+0h+6T0
五月雨「へえ・・・何でもしてくれるんですね?」

長門「あ、はい」

五月雨「じゃあ、この紙を」

長門「これは・・・文月教・・・第六駆逐隊協会・・・ぽいぽい教・・・」

五月雨「皆殺しにしてきてください」

長門「」

五月雨「今すぐにです」

211: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/10(日) 21:56:51.55 ID:Sa+0h+6T0
長門(く、駆逐艦の宗派ばかり・・・!)

長門「さ、五月雨様、相手は駆逐艦ではありませんか。何も皆殺しなど・・・」

五月雨「私、平等って言葉が好きなんです」

長門「え、ええ・・・」

五月雨「異教徒も罪人として平等に扱うべきですよね?」

長門(ああ・・・駄目だ・・・)

長門(駆逐艦を手にかけるなんて・・・!)

212: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/10(日) 22:00:38.97 ID:Sa+0h+6T0
五月雨「私・・・ドジな人って嫌いなんです」

五月雨「長門さんは大好きですよ?きちんとした人ですから」

五月雨「『うっかり』・・・『いやだ』なんて、言いませんよね?」

長門「そ、それは・・・」

長門(た、試されてる・・・私の忠誠心・・・駆逐艦か、五月雨様か!)

長門(わ、私は・・・)

五月雨「どうしたんですか?長門さん?」

213: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/10(日) 22:03:37.13 ID:Sa+0h+6T0
長門「で、出来ません・・・」

五月雨「あれ?『うっかり』聞こえませんでした」

長門「出来ません・・・!私は、艦娘である前にロリコンです!」

長門「駆逐艦に手をかけることは、自分自身を殺すことと同じです!」

長門「おねがいします、ムツリムなら徹底的に叩いて見せますから・・・!」

五月雨「・・・・そうですか」

五月雨「嘘ですよ、全部」

長門「!?」

215: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/10(日) 22:06:48.23 ID:Sa+0h+6T0
五月雨「夕立ちゃんなんて同じ白露型ですし、まさかしませんよ」

長門「よ、良かった・・・」

五月雨「でも・・・忠誠心の低い部下には消えてもらいましょうか」

長門「そ、それは・・・!」

五月雨「あれぇ!?手が滑っちゃった!」ガシ

長門「な!?」

五月雨「」グッ

長門「阿波ばばばばばばくぁせdrftgyふじこlp」

216: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/10(日) 22:10:25.94 ID:Sa+0h+6T0
大和「あ、長門さん、久しぶりですね。どうかしましたか?」

長門「長門戦艦大好きでち!はやく大きくなって戦艦になるでち!」

大和「」

長門「わぁい大和。長門大和大好きぃ!」

大和「い、いえ、あの・・・そんな・・・」

大和「ら、ラムネ飲みます?(現実逃避)」

長門「食べりゅうううううううううううううううう!!」



長門と五月雨 終わり

217: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/10(日) 22:11:28.65 ID:Sa+0h+6T0
長門の次の相手

安価下二つ

219: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/10(日) 22:12:39.18 ID:LIPZou9ho
大井

222: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/10(日) 22:28:28.45 ID:Sa+0h+6T0
長門「・・・さて大井」

大井「・・・・・・・」ズーン

長門「ついさっきまでキラがついてたのに出撃拒否とは何だ」

大井「・・・気分が悪いの。放っておいてもらえるかしら」

長門「本当にそれだけか?」

大井「北上さああああああああああああん!!」

長門(生理か・・・)

223: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/10(日) 22:34:36.08 ID:Sa+0h+6T0
大井「もう駄目よ・・・私なんて北上さんに嫌われてるのよ・・・」

長門「そんなことは無いだろう、傍からみてもお前らは良くやってる」

大井「北上さんはやさしいのよ・・・私を傷つけない程度に付き合ってるのよ」

大井「本当は○○が気持ち悪くて仕方ないのに、同じ姉妹艦を放っておけないのが北上さんなのよおおおおおおおお!」

大井「私がどんなにアプローチしても、気付かない振りで流すだけ・・・」

大井「もういや・・・九三式酸素魚雷と心中するわ・・・」

長門「それはお前の思い込みじゃないのか」

大井「そんなこと誰がわかるっていうの!?」

224: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/10(日) 22:39:07.20 ID:Sa+0h+6T0
大井「きっと心の中では死ぬほど嫌なんだわ・・・○○なんて触りたくもないんだわ」

大井「わからないから余計に疑ってしまうのよ・・・」

大井「自分が憎いわ・・・!素直に正直に北上さんを見れない自分が憎い・・・!」

大井「北上さんを恨めしく思ってしまう自分が憎いわ・・・」

長門「・・・・・」

長門「わかるぞ!その気持ち!」ウルウル

長門「私もいつも不安だ!駆逐艦に嫌われてないか!」

大井「え、キモっ(素)」

225: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/10(日) 22:45:26.89 ID:Sa+0h+6T0
長門「そうだな!大井、お前と私は似たもの同士だ!一心同体、一蓮托生だ!」

大井「ちょっと嫌なんで近づかないでもらえます?」

長門「何故だ、同じ○○だろう?」

大井「北上さんと駆逐艦ごときを同列に扱わないでもらえますか?」

長門「北上みたいな駆逐艦もたくさんいるぞ?」

大井「ただ絵師が同じだけでしょう!北上さんはもっと綺麗で・・・救われてなくちゃ駄目なんです!」

長門「まるで意味がわからんぞ!」

大井「それで結構!」

長門「やるか!」

大井「望むところですよ!」

226: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/10(日) 22:51:00.69 ID:Sa+0h+6T0
長門(大破)「ひ、卑怯だぞ・・・開幕カットインでクリティカルだと・・・」

大井「戦艦ごときが挑むのが馬鹿なんですよ。北上さんの足元にも及びませんね」

長門「・・・ふっ、いつも通りの大井じゃないか」

大井「・・・・・!」

長門「行ってもらうぞ。重雷装巡洋艦大井、出撃せよ!」

大井「・・・馬鹿な秘書艦だこと」

大井「・・・ありがとうございました」スタスタ

長門「あ、ちょっと待ってくれ。大破して動けん。おい、待て!大井!大井!!」




長門と大井 終わり

229: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/10(日) 22:54:41.44 ID:g4JKBNj+O
夕張

234: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 21:07:17.94 ID:WV2L/NSj0
・・・タウイタウイ定期マラソン大会・・・

夕張(うう、今回もどべだ・・・こんなのしなくても、体力ならつくわよ!)

夕張(どうせ一生懸命走っても駄目なのがわかってるから、余計に遅く走っちゃうのよね・・・)

夕張(ああ、また私一人だけトラックに残り続けるんだわ・・・)

長門「ハア、フウ、ヒイ、ゼーゼー」ノロノロ

夕張「・・・あれ?」

長門「コヒュー、コヒュー」ダラダラ

夕張(遅っ!)

236: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 21:14:35.71 ID:WV2L/NSj0
陸奥「姉さんおっそーい」

長門「い゛い゛や、陸奥、私は、低速、戦艦だあ゛」

陸奥「私だってそうよ?お先にぃ~」

長門「待て、私を一人にするなあー!」

大和「普段から甘いものばかり食べすぎなんです・・・糖尿病になる前でよかったですね」タッタッ

武蔵「その毛穴に詰まったニコチンも流しておけ」タッタッ

長門「私゛よ゛り燃費が悪いくせにい゛い゛い゛い゛」

長門「低速戦艦・・・日向はどうじたァ・・・扶桑はァ!」ゼーハー

伊勢「瑞雲はやっぱり快適ね」ブーン

日向「まあ、そうなるな」ブーン

扶桑「偵察機 より ずっと速いわ!」ブーン

山城「良かったです姉さま・・・」ブーン

237: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 21:19:39.21 ID:WV2L/NSj0
夕張(痰が喉に絡みついて呼吸もままならない状況ね・・・わかるわ)

夕張(そして滝のような汗を流しながら、みんなが休んでる中視線に晒される・・・)

夕張(か、可哀相に・・・)

長門「・・・・・・・・・」

長門「・・・・・・・!!」<・><・>ギロッ

夕張「げっ」

長門「ゆ、夕張、遅く走ってるみたいだな・・・」ノロノロ

238: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 21:22:37.63 ID:WV2L/NSj0
長門「いやあ、やっぱりスポーツは楽しいな!」

長門「みんなでやればもっと楽しいな!な!」

夕張「え、ええ・・・」

長門「一緒に走るぞ!さわやかな汗を流そうではないか!」

夕張「あ、はい」

夕張(確かに二人で走ってれば多少は誤魔化せるけど、あからさますぎでしょ!?)

夕張(・・・ま、まあ、長門さんがいれば、わたしも一人じゃないけど・・・)

239: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 21:30:14.48 ID:WV2L/NSj0
金剛「高速戦艦最強はこの私デース!」

ビスマルク「レディとして、勝負とつくなら負けられないわ!」

リットリオ「私だって、高速戦艦ですから!」

ビスマルク「ふっ、ちょうどいいわ・・・ここでドイツこそ枢軸国最強であることをみせつけて」

金剛「あ、ティータイムなので棄権シマース」ダッ

リットリオ「あ、もうお昼の支度しなくっちゃ」ダッ

ビスマルク「え!?あれ!?ええ!?」



長門「ふふふ、こんな大会で真面目に走るとは馬鹿な連中だ・・・」

夕張(あなた秘書艦ですよね?)

240: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 21:34:11.31 ID:WV2L/NSj0
長門「本当に強い者とは・・・そうそう全力は出さないものさ」ゼーハーゼーハー

長門「常に泰然自若と構え」コヒューコヒュー

長門「毅然と前だけを見据え」フラフラ

長門「大胆に戦い抜くものだ、そうだろう?」クラクラ

夕張「そうですね(榛)」

長門「わわわ私は秘書艦であるからして・・・他の艦の模範で無ければならないわけで・・・」

長門「ゴホッ、ガハッ、ウエ、オエエエエ」

夕張「大丈夫ですか!?本当に大丈夫ですか!?」

241: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 21:41:12.14 ID:WV2L/NSj0
長門「大体、筋肉さえあればいいじゃないか・・・」

長門「海の上で動くのは艤装だ、それを操るのに筋肉が必要なだけだろう?」

長門「やれ持久力だ、肺機能だ、そんなものはいらないな」

長門「戦いは敵の懐に飛び込んでやるもんよ、なあ!」

長門「似てたぞ・・今のは似てた」

夕張「元気ですね」

長門「だろう?だから私は余裕なんグゴギャハア!」

夕張「痰が絡んでるのに話すからですよ!?」

243: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 21:44:19.40 ID:WV2L/NSj0
長門「私は・・・これが終わったらこの意見を具申するぞ・・・」

夕張「・・・・・・・」

長門「こんな大会よりも、もっと有意義に使える時間はあるはずだ」

夕張「・・・・・・・」

長門「まったく、現場のわかってない秘書艦だな・・・」

長門「・・・・・・・」

長門「秘書艦は私だぞ!?」

夕張「いまさらですか!?」

244: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 21:50:48.21 ID:WV2L/NSj0
夕張(あ、長門さんと話してたら、もうあと一周だ・・・早かったなあ)

夕張(私、同型艦もいないから、あんまりこういうとき話す相手もいなかっなあ、そういえば・・・)

夕張(・・・いや、長門さんが一方的に話してたけど・・・)

夕張「長門さん、もうあと一周ですよ!頑張りましょう!」

長門「・・・・・・お、おう」

夕張「・・・・・・?」

長門「・・・・・・・・・・」




長門「あ!あんなところに零式水上観測機が!」

夕張「え!?どこどこ!?」

長門「」ダッ

245: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 21:53:41.90 ID:WV2L/NSj0
夕張「考えたら私装備できな・・・・ってあれ!?」

長門「はっはっはっはっはっは!油断したな夕張!」タッタッタッタッタ

長門「これで私はビリではない!ビッグセブンだー!」

夕張「えー・・・・(しょーもない・・・)」

長門「終わったぞ!ビリは免れたぞ!はっはっはっは!」

長門「・・・・・・」

長門「・・・・・・む?どうしたんだ、みんな」

長門「私の顔に何かついてるか?」

246: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 21:57:18.41 ID:WV2L/NSj0
陸奥「姉さん・・・」

長門「私は二十周したぞ?私は負けてないぞ?」

陸奥「それは軽巡の話で・・・戦艦は三十周よ?」

長門「」ガタガタガタ

長門「ウーン」ドサ

夕張「えー・・・・」

陸奥「あ、夕張さんゴールおめでとう」

夕張「あの、長門さんは・・・」

陸奥「職務怠慢からの途中棄権ね。提督に報告しなくちゃ」

夕張「あ、はい」

247: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 22:01:42.81 ID:WV2L/NSj0
夕張(最後の長門さんは・・・本当に早かった。高速戦艦には及ばなくても、戦艦としては十分すぎるくらいに)

夕張(余裕を見せてたっていうのは、案外本当だったりして)

夕張(・・・・・・・・)

夕張(ビリッケツで一人の私のために・・・?)

夕張(・・・・・・・・)

夕張(長門さんは糖尿病のニコチン中毒)

夕張(そういうことにしておこっと・・・)

夕張(・・・ありがとうございますね)



長門と夕張 終わり

248: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 22:03:10.28 ID:WV2L/NSj0
長門の次の相手

安価下二つ

250: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 22:03:32.27 ID:GJWLZEg5O
酒匂

252: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 22:20:58.75 ID:WV2L/NSj0
長門「来たか、酒匂」

酒匂「なあに長門さん?楽しい話し?おやつくれるの?」

長門「いや・・・すまない、多分、いい気分になる話ではない・・・」

酒匂「えー・・・・・・」

長門「前から・・・最近になって、増えてきたが・・・」

長門「夢に見るのだ・・・あの、白い光・・・」

酒匂「・・・・・・・・」

長門「・・・私とお前が、そして見たことのない艦がいて・・・だが、あれが何を示すのかわからない・・・」

酒匂「うーん・・・あたしにはなんだか難しい話しだなあ・・・」

253: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 22:27:23.98 ID:WV2L/NSj0
長門「あとはプリンツもいたのが見えたな・・・」

酒匂「プリンツちゃんには聞かなくていいの?」

長門「あいつなんとなく苦手なんだ・・・何故か豆を投げられてだな。私がそんなに鬼のような顔をしてるというのか・・・」

酒匂「わからないならわからないままでいいんじゃない?」

長門「どうしても気になるんだ・・・なにか、私の大切な記憶のような気が・・・」

長門「忘れてはいけないことのような気がするんだ・・・」

酒匂「・・・・・・」

254: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 22:45:03.19 ID:WV2L/NSj0
酒匂「白い光・・・あ、そうだ!」

長門「なんだ!?」

酒匂「それっぽいのなら持ってるよ!」

長門「本当か!?今すぐ見せてくれ!」

酒匂「はい!(探照灯)」

長門「ぎゃあああああああああ、目が、目がああああああああ!!」

酒匂「ぴゃい!?」

256: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 22:49:17.96 ID:WV2L/NSj0
酒匂「ぴゃあああ!?大丈夫!?」

長門「うわあああああああ光がああああああ目があああああああ」

長門「・・・・・・・」

長門「む?」

長門「私は今まで何を考えてたんだ?」

長門「何だか頭が・・・」

酒匂「面白いポカリがどうのって言ってたよ」

長門「ポカリか・・・飲むか・・・」スタスタ

酒匂「・・・・・・・」

酒匂「うん・・・思い出さないほうがいいと思うな」



長門と酒匂 終わり

257: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 22:51:25.82 ID:WV2L/NSj0
長門の次の相手

安価下二つ

今度から途中に安価を入れるかも(あくまで かも)

259: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 22:51:45.47 ID:QsSBLjnYO
大和

262: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 23:03:49.77 ID:WV2L/NSj0
長門「くそう・・・また憲兵に罰金とられた・・・」

大和「長門さん、いい加減呑みすぎですよ・・・酔いやすいの自分で分かってるじゃないでしょう?」

長門「いやおかしい!駆逐艦にお菓子を配ってただけだぞ!」

大和「どうみても怪しい人じゃないですか」

長門「何故だ?お前は鳩に餌付けする奴が怪しいと言うのか!」

大和「鳩と駆逐艦を同列に扱わないでくださいよ!?」

長門「当たり前だろ、駆逐艦はくぁあいいからなあ・・・げっへっへっへっへっへ」

大和「・・・・・・・・・」

263: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 23:08:32.67 ID:WV2L/NSj0
大和「長門さん・・・もういい加減、駆逐艦好き・・・いえ、ロリコンは卒業したらどうですか?」

長門「・・・またそれか。お前はいつもそればかりだな」

大和「長門さんは・・・その、えっと・・・駆逐艦以外に好かれる外見だとおもいますよ!はい!」

長門「ふん、どうせ私はゴリラだ。男など眼中にないさ」

大和「・・・・・・・・」

長門「大体、お前は駆逐艦に好かれるからそんなことが言えるんだ・・・」

大和「・・・それとこれとは話が別です」

265: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 23:13:48.42 ID:WV2L/NSj0
長門「何故だ?何故私よりお前の方が好かれるんだ?」

大和「長門さんが避けられてるだけでは・・・」

長門「私の方がこんなにも雄雄しく、凛々しく、猛々しいというのに・・・」

大和「・・・ま、まあ、そうですね」

長門「そうだとも。私の方が・・・・・いや、待てよ?」

長門「私よりお前の方がでかいな」

大和「えっ・・・・あ、はい・・・」

長門「そうかだからか・・・」

長門「大切なのは図体だったか!」

大和「」ピクピク

266: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 23:17:18.00 ID:WV2L/NSj0
長門「そうだな!お前は確かに顔立ちも仕草も声も女々しい!華奢だ!」

大和「そ、そうですか?」

長門「だが図体だけは鎮守府一だ!」

大和「」ピクピク

長門「なるほどその熊みたいな図体が駆逐艦に人気だったか!ようやく合点がいった!」

長門「ビッグセブンよりもビッグか!胸が熱くなるな!はっはっはっはっはっは」

大和「」バキィ

長門「」

大和「あっ」

267: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 23:22:22.97 ID:WV2L/NSj0
大和「あ、あわわ、グラスが・・・す、すみm」

長門「すまない、連れが少しグラスをいじってたら割れてしまったようだ」

長門「ああ、本当にすまない・・・グラスはこのくらいで足りるだろうか?」スッ

長門「それで新しいグラスを買って欲しい・・・これで済ませられないだろうか?」

長門「ありがとう、それと少し水場を借りたい」

長門「こい、大和」

大和「え、ああ、はい」ポカーン

268: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 23:26:21.58 ID:WV2L/NSj0
長門「手を出せ、血だらけじゃないか、洗うぞ」

大和「お、お願いします」

大和(大きい手・・・)

長門「小さい手だな、大和は」

大和「そ、それほどでも・・・」

長門「ほら、私のハンカチだ。少し縛っておけば大丈夫だろう」

大和「ありがとうございます」

長門「・・・いいや、すまない」

270: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 23:29:05.31 ID:WV2L/NSj0
長門「いくら酔っていても度が過ぎた」

大和「いえ、そんな・・・」

大和「・・・・・・・・・」

大和「長門さんの口が私に悪いのはいつものことじゃないですか」

長門「そうか、なら安心だな」

大和「安心しないでください!」

長門「努力はしよう」

大和「・・・・・・・・・」

271: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 23:38:01.31 ID:WV2L/NSj0
大和(長門さんは、私に対しては辛辣だ)

大和(自分が唯一勝てない相手だからって散々愚痴ってくるし、ビッグセブンの毅然さなんて微塵も感じられない)

大和(私は確かに、大きいですし、性能なら誰にも負けない)

大和(それでも、私だって女の子だ。お姫様抱っこされたいし、かっこいい人に迫られたい)

大和(・・・・でも)

大和(長門さんは、時々かっこいい)

大和(ビッグセブンが駄目になる唯一の相手が私なら)

大和(大和の王子様になれる、唯一の人。それが長門さん)

大和(・・・これで、ロリコンが直ってくれたらなあ・・・)

273: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/12(火) 23:43:11.01 ID:WV2L/NSj0
長門「すっかり酔いが冷めてしまったな・・・もう一件いくか」

大和「そうですね、いきましょうか」ギュ

長門「・・・なんだ、大和。その絡めた腕は」

大和「夜に女の子を連れまわすんですよ?」

大和「しっかりエスコート、お願いしますよ?」

長門「・・・・ふっ」





長門「熊みたいな図体で何を言って―――」

大和(無言の鯖折り)

長門「ぎゃあああああああああああーーーーっっ!?」バキバキバキ




長門と大和 終わり

286: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/14(木) 21:44:42.60 ID:/QY9XQ3O0
それでは再開します
長門と那智でいきます

287: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/14(木) 21:57:01.75 ID:/QY9XQ3O0
ドンドンドン ナチハイルカ

那智「ん?一体こんな時間に誰だ?」

那智「待ってろ、今あけるぞ」

ガチャ

那智「長門!?貴様、何をする!?」

長門「捕まえたぞ!おとなしくこい!」

那智「くそ、離せ!何故こんなことを!?」

288: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/14(木) 22:02:12.68 ID:/QY9XQ3O0
長門「那智、お前実に優秀な艦娘だ・・・」

長門「冷静沈着、凛とした武人肌、生粋の戦士だ」

那智「い、いきなりなにを・・・」

長門「容姿は男らしく、長く黒い髪が特徴的だ。ボディラインも中々のものだ」

那智「ほ、褒めてるのか・・・?」

長門「しかしそれでいて酒豪であり、また物事において勘違いしやすい茶目っ気もある性格だ」

那智「・・・それが、どうした?」



長門「私ではないかッッッッッ!!!」

那智「!?」

289: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/14(木) 22:08:10.90 ID:/QY9XQ3O0
長門「全て私じゃないか!全部私だよ!」

那智「べ、別に似てることくらいあるだろう!?」

長門「私はこれを陰謀と見た。DMMの私に対するあてつけだ」

那智「な、何をするつもりだ」

長門「私と明確に違うキャラ付けをしてもらう」

那智「まず自分から変えろ!」

長門「うるさい!長門型がイメチェンなどスキャンダルものだ!」

那智「那珂じゃあるまいし・・・」

290: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/14(木) 22:11:14.52 ID:/QY9XQ3O0
那智「くそっ、やはり重巡では戦艦は引き剥がせない・・・!」

長門「那智、お前にはここに入ってもらう」

那智「何だ、この暗い部屋は?」

長門「今に分かる」

ガチャン

パッ

那智「・・・・・・・・・・・」

長門『気分はどうだ』

那智「・・・最悪だ。なんだこの壁一面の写真は・・・駆逐艦ばかり・・・」

長門「いいぞ、その調子だ」

291: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/14(木) 22:16:15.14 ID:/QY9XQ3O0
長門「お前には駆逐艦が嫌いなキャラになってもらう」

長門「私と正反対だ、これなら人気も分かれる」

那智「いや、だからこの部屋というのは理屈が・・・」

長門「人を嫌うことは、好くことよりもずっと簡単なことだ」

長門「お前は今に駆逐艦を見ただけで吐き気と頭痛に全身に蕁麻疹を伴うようになってもらおう」

那智「どう考えても作戦に支障がありすぎるだろう!それでも秘書艦か貴様!」

長門「リアリストだ」

ガチャン

那智「ぐ、閉じ込められたか・・・」

293: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/14(木) 22:22:10.23 ID:/QY9XQ3O0
那智「ここには時計もない、窓も無い・・・時間の感覚さえ狂ってしまいそうだな」

那智「あるのは駆逐艦の写真ばかり・・どうやって撮ったんだ?」

那智「・・・・・・ふん、長門め、貴様の思うようになどなるものか」

那智「軍人として戦場に立つことを選んだ以上、敵に捕らわれることだってある」

那智「そうなったときの覚悟などとうに出来ている!」

那智「あまりこの那智を舐めないでもらおうか!長門!」

294: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/14(木) 22:26:51.85 ID:/QY9XQ3O0
那智「七百五十九・・・七百六十・・・」

那智「ここはトレーニングにはちょうどいい部屋だな」

那智「それに・・・トレーニングなら目を開けなくて済む」

那智「七百六十三・・・七百六十四・・・七百六十五・・・」

那智「・・・・・いつもの倍はやっているな」

那智「オーバーワークも不調の元だ、そろそろ切り上げなくては」

295: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/14(木) 22:29:39.87 ID:/QY9XQ3O0
那智「・・・しかし、駆逐艦は確かに可愛いものだ」

那智「長門のような狂信的なのはいただけないが・・・」

那智「むっ、五月雨の髪の先は微妙に色が違っているな・・・」

那智「こっちの写真の吹雪、何かおかしいな。どこかいも臭さがないというか・・・」

那智「なっ!吹雪め、パンツが見えてるではないか」

296: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/14(木) 22:34:23.84 ID:/QY9XQ3O0
那智「・・・陽炎型の連中は本当に駆逐艦なのか?」

那智「このサイズ・・・許せん、駆逐艦の風上にも置けんな」

那智「ん?この中破した不知火、良く見ると目に涙がにじんでいるぞ」

那智「ふっ、奴も人の子、あれは強がってる意味もあったということか・・・」

那智「・・・・・はっ!いかん、これでは長門の思う壺だ!」

那智「・・・・・む?私は何故ここに入れられてたんだ?ん?」

ウィーン

那智「ん?天井からスピーカーだと?」

297: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/14(木) 22:38:23.79 ID:/QY9XQ3O0
サミダレッテイイマス!ゴエイニンムハオマカセクダサイ!

那智「駆逐艦の声まで?これもどうやって・・・」

ケイクウボリュウジョウヤ!

那智「・・・・・・・」

ヤットアエタ!ゴシドウドベンタツヨロシュウナ!

那智「・・・悪くはないな」

那智「この幼さ・・・心が洗われるようだ・・・」

299: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/14(木) 22:41:36.80 ID:/QY9XQ3O0
オ゛ウ゛!オ゛ウ゛!

那智「・・・・・・」ウツラウツラ

シレエ!シレエ!

那智「ここに入って、一体どれほど経った?」

那智「眠い・・・だが、音が・・・徐々に大きく・・・」

アウトレンジデキメタイワネ!

那智「くそ、もうやめろ、くるな!」

フミィ

那智「この音を止めろ、長門!!」

300: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/14(木) 22:45:07.24 ID:/QY9XQ3O0
ナカチャンダヨー

那智「ひっ!?壁から・・・写真から、駆逐艦が!」

フミィ フミィ

那智「よせ!こっちへくるな!やめろ!やめろ!!」

ポイポイポイポイポイポイポイ

那智「来るなぁ・・・来るなぁ・・・・!!」

タマゴヤキ、タベリュ?

那智「うわああああああああああああああああああああああ!!!」

302: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/14(木) 22:52:54.64 ID:/QY9XQ3O0
長門「しまったしまった、那智をあの部屋に放置して一週間そのままだったな」

長門「・・・まあいいか、一週間もあれば十分だったろう」

長門「那智、もう解放してやるぞ」

長門「・・・・那智?」

那智「・・・・・・・」

長門「具合が悪そうだな、大丈夫か?」

那智「・・・・・・・」

長門「これは・・・まさか?」

303: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/14(木) 22:59:48.29 ID:/QY9XQ3O0
長門「・・・・・・・・」

長門「チワー!(裏声)」

那智「涼風だよー!(裏声)」

長門「睦月です!(裏声)」

那智「はりきって、いきましょー!(裏声)」

長門「たまごやき、たべりゅ?」

那智「たべりゅうううううううううううう!!」

長門「・・・・・・・」ガシ

那智「・・・・・・・」ガシ

長門「おめでとう、新たな同志(ロリコン)よ」

那智「ああ・・・生まれ変わったような気分だ」

長門「これでもう・・・我々(ロリコン)は一人ではない!これが反撃の、法律改正の狼煙となるのだ!」

那智「行くぞ長門!」

長門「おう!」

304: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/14(木) 23:03:46.17 ID:/QY9XQ3O0
長門(む?何か大事なことを忘れてる気がするが・・・)

長門(・・・まあいいか)

長門(最近疲れてるからな、そのせいだろう)

長門(しかし那智・・・部屋の写真をどうしたというんだ?)

長門(駆逐艦だけを切り取って・・・まったく・・・)




























フミィ



長門と那智 終わり

310: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 20:56:11.36 ID:QspEJ9+u0
それでは再開します
長門と榛名で行きます

311: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 21:20:45.69 ID:QspEJ9+u0
長門「・・・・・・・」

榛名「すみません!榛名、遅れてしまいました!」

長門「いや、いいんだ。入渠が終わってから早々に呼んだのもあるからな」

榛名「それで・・・私に話しとは?」

長門「その入渠にも関係していることだ」

長門「これを見ろ」

榛名「えっと・・・入渠の記録ですか?」

長門「入渠回数の一番多い艦娘、誰だか分かるな」

榛名「・・・・・・・」

長門「言うまでもなくお前だ、榛名」

313: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 21:24:27.78 ID:QspEJ9+u0
榛名「・・・ごめんなさい、榛名の被弾が多いせいで・・・」

長門「違うな」

長門「前にもお前と同じ作戦に参加したことがあるが、お前の錬度はこの鎮守府でもかなり高かった」

長門「長門型や大和型に劣る装甲を、高速戦艦の回避性能で十分に補っていた」

榛名「あ、ありがとうございます!」

長門「私が言いたいのは錬度の低さじゃない」

長門「お前の損耗の具合のことだ」

榛名「・・・?損耗、ですか?」

314: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 21:28:07.22 ID:QspEJ9+u0
長門「見ればほとんどの入渠で高速修復剤が使われている」

長門「時間をかければ明石の元でも直せるようなものまでだ」

榛名「それはっ・・急いでいて・・・」

長門「確かに高速修復剤の許可そのものは私が出している」

長門「しかしだ、私から許可を出した覚えは一度も無い」

長門「常にお前から志願している、そうじゃないか」

榛名「だって・・・その、榛名は頼られてますから・・・」

315: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 21:32:24.79 ID:QspEJ9+u0
長門「確かに愚直なのはいいことだ」

長門「だが、それで本当にお前は大丈夫なのか?」

榛名「・・・・・・・・」

榛名「はい、榛名は大丈夫です」

長門「・・・そうか、ならいい」

長門「だが今言ったこと、肝に命じておけ」

榛名「・・・はい」

316: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 21:40:43.42 ID:QspEJ9+u0
長門「くそっ、敵が鎮守府正面海域にまで進出してくるとは・・・!」

長門「第四艦隊、抜錨急げ!」

『第一艦隊帰還 大破艦有リ 支給入渠ノ準備ヲヨウス』

長門「明石!第一艦隊の具合は?」

明石「旗艦の加賀は無傷ですが、翔鶴赤城瑞鶴葛城中破、榛名大破です!」

長門「くそ、榛名の入渠を急げ!加賀の補給もだ!」

「大丈夫です・・・・」

榛名「榛名は大丈夫です・・・!」

317: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 21:45:24.21 ID:QspEJ9+u0
長門「待て榛名。腸がはみ出てるぞ」

榛名「大丈夫です・・・お薬の一杯入ったお風呂で・・・疲労も吹き飛びますから・・・ウヒヒヒヒ」

長門「いや頭蓋骨見えてるぞ。疲労どころではないぞ」

榛名「お薬で全部治っちゃいますから・・・榛名は大丈夫です・・・」

長門「わかった。今すぐ風呂に入れてやる」ガッ

榛名「はい、ありがとうございまブクブクブクブクブクブク」

榛名「」ジタバタジタバタ

榛名「」シーン

319: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 21:48:38.06 ID:QspEJ9+u0
長門「ようやく静かになったな」

明石「あれ?榛名さんは?」

長門「寝てるところだ」

明石「・・・・・・?」

長門「榛名の艤装を片してくれ、代わりに私の艤装を」

長門「榛名の分は私が出る」

320: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 21:57:59.46 ID:QspEJ9+u0
日向「くっ、もう瑞雲の数も持たんぞ」

大和「龍驤さんが大破、北上さんも駄目です!」

長門「待たせたな日向!大丈夫か!?」

日向「長門、龍驤と北上、リットリオも戦えんぞ」

長門「安心しろ、そう思って黒潮を初雪、綾波も連れてきた」

日向「さすがと言ったところだな」

大和(ただ駆逐艦を連れてきただけでは・・・・)

長門「別働隊が既に敵の横腹を突いている、我々も行くぞ!この長門に続け!」

321: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 22:06:30.81 ID:QspEJ9+u0
長門「ふう、敵はかなり追い返すことができてるな・・・」

長門「とりあえず、鎮守府への直接攻撃は避けることが出来た。後は追撃戦だけだ」

日向「いや、敵も逃げずにこちらへ向かってきてるぞ」

長門「ちょうどいいものだな。追撃戦の手間が省けた」

長門「全艦、第四警戒航行序列!そのまま突撃!」

長門「・・・・・・・?」

長門「左翼艦、どこを見ている!?陣から離れるな!」

大和「違います!あれは、陣形に加わってない・・・」



榛名「榛名は大丈夫です・・・」

長門「!」

322: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 22:11:54.57 ID:QspEJ9+u0
大和「凄い、一人で敵に切り込んで・・・」

日向「だがアレでは、足が止まった途端に集中砲火をくらうぞ」

長門「あの馬鹿・・・!」ダッ

長門「榛名!高速修復剤は、身体の傷や疲労は治せる!」

長門「だが精神的疲労は話が別だ!」

榛名「大丈夫ですっ・・・榛名は!」フラッ

長門「右だあああああああああーーーーッ!」

榛名「・・・・・・!」



グチャ

323: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 22:19:30.84 ID:QspEJ9+u0
榛名「・・・・・・」フラフラ

榛名「・・・あれ?私、なにを・・・!?」

榛名「・・・長門さん!」

長門「・・・不発弾で助かった」

長門「弾が肩に刺さっただけだからな」ダラダラ

榛名「そんな・・肩が抉れて・・・」

榛名「っ・・・・!長門さん、後ろ!」

長門「ぐうっ・・・・!この程度・・・・っ!」

榛名「ああ、魚雷の破片が、身体中に刺さって・・・!」

長門「・・・・・・わかったか?」

榛名「・・・・・・・」

長門「これがお前だ、榛名」

324: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 22:22:57.39 ID:QspEJ9+u0
長門「お前は大丈夫なのかもしれない」

長門「だがな・・・それを見てる私たちは」

長門「お前が守ろうとしてる私たちが、見てる我々が大丈夫ではないのだ!」

榛名「・・・・・・・・!」

長門「何のために戦友がいる?なんのために仲間がいる?」

長門「守られるためではない。守りあうためにいるのだ、違うか!?」

榛名「・・・・・・・・・」

325: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 22:26:17.75 ID:QspEJ9+u0
長門「・・・ふっ、少しばかり、やられたな・・・」フラフラ

長門「榛名、少し手を貸してくれ・・・」

榛名「長門さん・・・何を・・・」

長門「決まっている。戦うだけだ。今まさに、私を守ってる奴らのためにな」

榛名「・・・・・わかりました」

長門「反動がきついぞ、しっかり支えてくれ」

榛名「はい!」



長門「全主砲、斉射ッ!」

榛名「てええええええーーッッ!!」

326: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 22:32:09.12 ID:QspEJ9+u0
長門「・・・・・・・・」(12:45)

榛名「・・・・・・・・」(11:50)

長門「・・・バケツは、使わないのだな」

榛名「ええ、もう必要ありませんから」

榛名「榛名がいなくても、戦ってくれる人たちがいますから」

榛名「榛名はもう、大丈夫です!」

長門「・・・そうか」

長門「そのことを、忘れるなよ」

長門「私たちは兵器だ」

長門「だが、艦娘でもあるのだから、な・・・」

327: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 22:35:36.92 ID:QspEJ9+u0





榛名(大破)「榛名はもう大丈夫じゃないです・・・」

長門(大破)「やっとたどり着いたE6海域なんだ・・・やっとRomaに手が届くのだ・・・!」

榛名(大破)「無理です!大丈夫じゃないです!」

長門(大破)「いいからバケツだ!」ガッ

榛名「この前といってることがガボガボガボガボ」

榛名「」ジタバタジタバタブクブクブクブク

榛名「」シーン



長門と榛名 終わり

328: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 22:37:42.68 ID:QspEJ9+u0
長門の次の相手
安価下二つ

330: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 22:38:38.97 ID:O6U/6LWF0
文月

333: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 23:00:53.04 ID:QspEJ9+u0
文月「世の中にはねえ、文月なものと文月じゃないものがあるのぉ」

文月「魂が昇華を果たすことによってより行為に次元の観測に近づきそれに伴った三次元およびこの世界、宇宙の構造を正しく理解することによって魂から悪を祓い自ら正しい道を選べる状態を文月っていうのぉ」

『世に文月のあらんことを!世に文月のあらんことを!』

文月「あたしがこの世に使わされた天使としての名前じゃなくて文月って名乗ってるのは、あたしの姿、立ち振る舞いの全てが文月状態を示していてさらにそれを皆が間近でみることができるためなのぉ」

『世に文月のあらんことを!世に文月のあらんことを!』

334: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 23:06:24.30 ID:QspEJ9+u0
文月「文月はねえ、宇宙になれるの。今の自分というものが如何に小さくてちっぽけで、輪廻転生の中で不変であり続ける唯一の物質、魂の外側、その皮袋でしかないと気付くことが出来るのぉ」

『世に文月のあらんことを!世に文月のあらんことを!』

文月「輪廻転生は宇宙ひも理論とワームホールのことで科学的に証明することは文月には容易いけど、完全に文月じゃないみんなのために割愛するよぉ」

『世に文月のあらんことを!世に文月のあらんことを!』

文月「ともかく、大切なのは死が歓迎すべきものであること、より深く文月を目指す、そのための皮袋が変わることだと認識することが大切だよぉ」

『世に文月のあらんことを!世に文月のあらんことを!』

335: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 23:10:10.43 ID:QspEJ9+u0
文月「だからねぇ・・・文月のこと、悪い悪いっていう奴は、文月にしちゃえばいいのぉ」

文月「殺っちゃって、より文月に近づけるようにしてあげるよぉ!」

『世に文月のあらんことを!世に文月のあらんことを!』

『世に文月のあらんことを!世に文月のあらんことを!』

『天使~天使~天使天使天使~』



長門「なんて場所に来てしまったんだ、私は・・・・」

337: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 23:14:04.36 ID:QspEJ9+u0
長門「大和に誘われて入ったヨガサークルが、こんな宗教に・・・」

長門「最初はまったくそんな素振りがなかった」

長門「そして段々と、断りきれず誘われるうち、こんなところに誘いこまれてしまうとは・・・」

長門「いくら駆逐艦でも私は五月雨教徒、なんとか逃げなければ」

文月「信者希望の人は、ここで全ての衣服、持ち物、お金を置いてってもらうよぉ」

文月「文月になるためには、文月だけ見てれば良いのぉ」

長門「と、閉じ込められた・・・!」

338: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 23:18:53.14 ID:QspEJ9+u0
長門「狭いタコ部屋での共同生活・・・と名を借りた監視生活」

長門「文月にいたるための修行と称した低賃金労働・・・なんで弁屋などしてるのだ!?」

長門「ここにいたらおかしくなる・・・やはり脱出しなければ・・・!」

『長門さん、これあなたの分のヘッドギア』

長門「隙有りッ!ここは逃げっ・・・・・」

長門「ひ、開かない!?地上への扉が!」

文月「無駄だよぉ。その扉は、文月の『いい感じぃ』という声にしか反応しないよぉ」

長門「ふ、文月・・・!」

文月「様をつけんかデコ助ぇ!」フミツケ

長門「ぐあっ!?」

339: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 23:22:29.02 ID:QspEJ9+u0
文月「さぁて・・・どうやって文月にしてあげよっかぁ」

文月「文月ガスは地下鉄にばら撒く予定だしぃ・・・ガス銃は特定されそうだしぃ」

文月「うん、ヘッドギアが一番だなぁ!」

文月「あたしのために、死んでくれる?」

長門「や、やめろ!よせ、くるな!」

文月「スイッチオン!」ビリビリ

長門「うわああああああああああああああああああ!!??」ビリビリ

340: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 23:26:52.51 ID:QspEJ9+u0
長門「あああああああフミィあああああフミィああああフミィ」

長門「フミィフミィああああフミィああフミィあフミィああフミィフミィ」

長門「これは・・・フミィフミィフミィ・・・意識、gフミィ」

長門「フミィ月線と同フミィしtフミィ」

長門「全てが、フミィにフミィフミィ合していフミィ」

長フミィ「・・・・・・・そうか」

長フミィ「宇宙とは、フミィフミィフミィだったのか、か・・・・」

フミィフミィ「フミィ」







フミィ

341: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/15(金) 23:29:09.90 ID:QspEJ9+u0
長門「・・・・・・・・・はっ!」

長門「・・・・・・・夢か・・・」

長門「良かった、夢で・・・」

長門「駆逐艦に罪を背負わせることなどできんからな」

長門「そんなことするくらいなら文月教だろうが入ってやるさ。はっはっはっは」






















フミィ



長門と文月 終わり

346: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 21:02:17.23 ID:xkuGz6bJ0
それでは再開します
長門と瑞鳳でいきます

347: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 21:04:57.01 ID:xkuGz6bJ0
瑞鳳「軽空母瑞鳳、参りました、長門さん」

瑞鳳「あれ?おっかしいなあ、長門さんがいない・・・」

瑞鳳「どうしたんだろう?アナウンスまでかけて呼んできたのに・・・」




長門「・・・・・・」天井

長門「捕らえたぞ瑞鳳!」ガシッ

瑞鳳「えええ!?」

348: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 21:08:19.47 ID:xkuGz6bJ0
長門「ふふふ、お前には前から目をつけていたんだ・・・」

長門「駆逐艦に手を出したら犯罪だ」

長門「だが、駆逐艦みたいな軽空母なら!?」

瑞鳳「ひ、卑怯よ!離して!」

長門「軽空母が戦艦に勝てるわけが無いだろう!おとなしくするがいい」

長門「ふふふ、いい格納庫をしてるじゃないか」サワサワ

瑞鳳「ひっ!?」ビクゥ

349: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 21:11:36.43 ID:xkuGz6bJ0
瑞鳳「やめて!格納庫をそんなに弄っちゃ・・・んっ・・・!」

長門「いいぞその声色・・・まさに駆逐艦」

長門「それを聞くだけで全身に快感が走る・・・!」

瑞鳳「誰かっ、助けて!誰かぁ!」

長門「おおおおお、漲る、ふおおおおおおおおおおお」

長門「最高だッ!」

長門「今私は!全てのポルノ防止法を超越したのだああああああああ!!」

長門「っグハァ!?」

350: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 21:14:15.25 ID:xkuGz6bJ0
瑞鳳「え・・・血?」

長門「ば、馬鹿、な・・・!?」ガク

長門「この私が・・・吐血しただと・・・?」

長門「この私の肉体が、軽空母である瑞鳳に拒否反応を示してるというのか!?」

瑞鳳(どこから突っ込めば・・・)

長門「嘘だ・・・見た目は完璧に駆逐艦ではないか!」

長門「・・・・見た目?」

353: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 21:23:13.37 ID:xkuGz6bJ0
長門「瑞鳳は身体は駆逐艦だが、軽空母だ。受け入れられない」

長門「・・・じゃあ、駆逐艦でも、イ級とかを愛せるか?」

長門「それも違う。私には無理だ」

長門「とすれば・・・私が愛してるのはなんなのだ?」

長門「正真正銘駆逐艦という艦種なのか?それとも幼女体型なのか?」

長門「私は駆逐艦がすきなのか?ロリコンなのか?」

長門「私とは・・・私とはなんだ?」

354: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 21:26:32.52 ID:xkuGz6bJ0
長門「私とはなんだ?」

長門「私のアイデンティティとはなんだ?」

長門「これまでの私とはなんだったのだ?」

長門「私は・・・私は・・・・」

長門「う・・・うああああああああああああああああああ!!」(発狂)

瑞鳳「えっ」

瑞鳳「え、えっと・・・」

瑞鳳「卵焼き、食べりゅ?」(現実逃避)

長門「たべりゅううううううううううううううううううう!!」



長門と瑞鳳 終わり

355: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 21:27:18.41 ID:xkuGz6bJ0
長門の次の相手
安価下二つ

357: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 21:28:25.33 ID:EF0DTP44O
阿武隈

361: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 21:41:52.74 ID:xkuGz6bJ0
長門「私は・・・私は一体なんだと言うのだ?」

長門「戦艦?ロリコン?ビッグセブン?駆逐艦中毒?」

長門「わからない・・・今ではもう何もわからない」

長門「自己とは玉葱のようなものだ・・・探せば探そうとするほど、からっぽなことに気がつく」

長門「これでは私はただの戦艦・・・ビッグセブン失格だ」

長門「もう、駆逐艦たちにも会わせる顔が無いぞ・・・」

阿武隈「あ、長門さん、いますか?」

長門「!!」ビクゥ

362: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 21:46:26.84 ID:xkuGz6bJ0
長門(このロリボディ・・・ロリボイス・・・まさしく駆逐艦!)

長門「フヒヒ・・・阿武隈、お前は軽巡だったな・・・?」

阿武隈「え?あ、はい」

長門「今日から駆逐艦になるがいい!フヒーヒヒヒー!」

長門「・・・はっ!」

長門(いいのか、触ってしまって?)

長門(またあの時のように、吐血を・・・!)


長門「・・・・くっ」ヒッコメ

阿武隈「・・・・・?」

363: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 21:52:43.72 ID:xkuGz6bJ0
長門「・・・それで、どうした?」

阿武隈「はい、提督の代わりに職務をしてる長門さんに相談するのが一番だと思って・・・」

長門「相談か、いいだろう」

阿武隈「私と同じ隊に、北上さんがいるじゃないですか」

阿武隈「ずっと苦手なんです、北上さんが・・・」

阿武隈「勝手に前髪触ってくるし・・・ぶつかってもなんかのほほんとしてるし・・・

阿武隈「話してると殺気を感じますし」

長門「最後のは別人だぞ」

364: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 21:58:03.84 ID:xkuGz6bJ0
長門「・・・お前は、北上が嫌いなのか?」

阿武隈「とんでもないです!」

阿武隈「北上さん、なんだかんだ優しいし、ハイパーでかっこいいし・・・」

阿武隈「でも、なんとなく苦手なんです。仲良くしたくてもうまく近づけないんです」

長門「・・・・・・・」

長門「そうだな・・・ビッグセブンとして、秘書艦として、その相談引き受けたぞ」

阿武隈「本当ですか!」

長門「任せろ。私にいい考えがある!」

365: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 22:01:55.03 ID:xkuGz6bJ0
長門「最初からハイパー北上という難関に挑戦するのは無理がある」

長門「苦手なら徐々にならしていけばいい」

阿武隈「でも、どうすれば・・・・」

長門「あいつだ」



初雪「・・・・・・」テクテク

長門「ヤれ」

阿武隈「え・・・?」

長門「ヤれ」

阿武隈「あ、はい!」

366: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 22:06:25.98 ID:xkuGz6bJ0
阿武隈「い、いきます!」ダッ

初雪「え?なっ!?」ガッ

長門「いい衝突っぷりだ!そのまま絞め落とせ!」

阿武隈「はい!」ガシ

初雪「なっ・・・あ゛・・・・」

初雪「もうヤダ帰りたい・・・」ガク

長門「よくやった!次にいくぞ!」

阿武隈「了解です!」

367: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 22:15:10.35 ID:xkuGz6bJ0
長門「次はアイツだ」

赤城「・・・・・・」テクテク

阿武隈「い、いくらなんでも正規空母は・・・」

長門「ヤツとてしばふ艦、問題は無い、行け!」

阿武隈「は、はい!」ガッ

赤城「っ!?な、なにを!?」

長門「そのままボーキを食わせろ!」

赤城「も、もがぁ!?のど、詰まっひぇ・・・」

赤城「」ガク

長門「やったぞ!これで雷巡など鎧袖一触だ!」

阿武隈「私、自身沸いてきました!」



長門(・・・・・・ああ、そうだ)

368: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 22:19:46.68 ID:xkuGz6bJ0
長門(駆逐艦がどうとか、ロリコンがどうとか、何でもよかったんだ)

長門(私は長門型戦艦であり、ビッグセブン)

長門(他の艦の模範となり、導く、連合艦隊旗艦)

長門(だから戦ってきた。だから戦えたのだ。私が守りたいと思った、笑顔のために)

長門(そうだ、私はもう迷わない)

長門(駆逐艦だとか、軽巡だとか、最早どうでもいい!)

369: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 22:22:56.77 ID:xkuGz6bJ0
長門(この私が駆逐艦だと思ったときッ!既にそれは駆逐艦なのだッ!)ニヤニヤ

阿武隈「あ、あの、長門さん?」

長門「というわけだ阿武隈!前髪を触らせてもらうぞフヒーヒヒヒヒィィィー!」

阿武隈「ひっ!?」

長門「私を止められるものかああああああああ!!」






北上「殺っちゃいましょう?」ライゲキ

長門(大破)「あべしっ」

370: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 22:26:03.40 ID:xkuGz6bJ0
阿武隈「えっ・・・北上さん?」

北上「阿武隈、大丈夫?何か変なことされてない?」

阿武隈「ええ・・・はい」

北上「そう?良かった」ニコ

阿武隈「・・・・・・・!」カア

北上「どうしたの?何か具合悪い?」

阿武隈「い、いや!そんなことは・・・」

北上「ちょうどいいや、ちょっと間宮さんのとこでもいこうよ、大井っちいないしさ」グイグイ

阿武隈「え、あの、ちょっと、待って!」




長門「・・・・・・・」

長門「良かったな、阿武隈・・・」ガク



長門と阿武隈 終わり

371: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 22:28:06.41 ID:xkuGz6bJ0
長門の次の相手
安価下二つ

373: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 22:28:25.75 ID:h7RFJsDDO
大鳳

377: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 22:46:15.26 ID:xkuGz6bJ0
長門「というわけだ大鳳。お前にはこの生贄になってもらおう」

長門「全艦娘駆逐艦化計画のな!」

大鳳「わけがわからないわ!離して!」

長門「やはり駆逐艦への適正が高いと思われるからな・・・お前は」

長門「さあ大鳳、明石謹製のこの装置で、生まれ変わるがいい!」

大鳳「やめて!私は、空母なのにっ・・・!」

大鳳「嫌あああああああああーーーーーーー!!」

378: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 22:51:40.85 ID:xkuGz6bJ0
大鳳(駆逐艦)「そう・・・私が駆逐艦、大鳳。機動部隊に勝利を!」

長門「完璧だ・・・」

大鳳「クロスボウを連装砲にしただけだもの・・・」

長門「逆に言えば、それだけ大鳳が優秀だったということだ」

大鳳「・・・駆逐艦として、かしら?」

長門「さあ大鳳、見せ付けてくるがいい!」

長門「駆逐艦として生まれ変わったお前の姿を!」

379: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 22:55:39.46 ID:xkuGz6bJ0
大鳳(大破)「艦隊が戻ったわ・・・」

駆逐艦 大鳳
耐久 67 火力 0
装甲 40 雷装 0
回避 33 対空 42
搭載 0 対潜 0
速力 高速 索敵 47
射程 短 運 2(21)


長門「駆逐艦・・・駆逐艦・・・?

381: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 23:00:55.30 ID:xkuGz6bJ0
長門「何だ火力0って・・・雷装0って・・・」

長門「対潜0までくるともうどう扱えばいいのだ・・・」

長門「遠征に回そうにも燃費もあまりに悪すぎる・・・」

大鳳「・・・これに懲りたら、すぐに戻して欲しいわね」

長門「愚問だな。それだけは許さん!」

長門「駆逐艦は駆逐艦で駆逐艦だのだからな!」

大鳳「・・・・そう」

382: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 23:06:17.89 ID:xkuGz6bJ0
長門「まて、どこへ行く?」

大鳳「・・・言うまでもないわ、出撃よ」

長門「よ、よせ!入渠の資材も馬鹿にならないんだぞ!」

長門「それに、その性能でどう戦うつもりだ!?」

大鳳「・・・長門、あなたは性能が悪かったら戦わないのかしら?」

長門「・・・・・!」

383: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 23:10:41.43 ID:xkuGz6bJ0
大鳳「かつてもそうだった。私たちには、燃料も、鋼材も、弾薬もボーキも、何もかもが足りなかった」

大鳳「艦の数はおろか、個々の性能でさえ負けることもあったわ」

大鳳「それでも戦ってきたのが私たち。違うかしら!?」

長門「・・・・・・っ」

大鳳「悪いけれど、あなたの都合は知らないわ」

大鳳「駆逐艦大鳳、出撃します!」

長門「・・・・・・ぐうう」

384: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 23:17:09.47 ID:xkuGz6bJ0
長門(ビッグセブン)(長門、何をしている!大鳳の言うことを聞いていたか!)

長門(ロリコン)(なにを言ってる、駆逐艦から元に戻そうというのか)

長門(ビッグセブン)(貴様それでも秘書艦か!?)

長門(ロリコン)(リアリストだ)



長門「・・・・・・・」

長門「・・・大鳳、これを」

大鳳「・・・私のクロスボウ」

385: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 23:20:05.44 ID:xkuGz6bJ0
大鳳「長門、どうして・・・」

長門「・・・気付いてしまったのさ」

長門「自分があまりに馬鹿だったことに・・・」

大鳳「長門・・・」



長門「そうとも」

長門「どうせ空母のままでも駆逐艦にしか見えないことにな」

大鳳「・・・・・・・・」



長門と大鳳 終わり

386: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 23:21:22.34 ID:xkuGz6bJ0
長門の次の相手
安価下二つ

388: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 23:21:42.53 ID:Q4+HsXzxO
瑞鶴

390: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 23:31:57.62 ID:xkuGz6bJ0
長門「ふむ・・・後輩との接し方がわからないと?」

瑞鶴「ええ・・・今までずっと私が後輩だったから、わかんないんです・・・」

長門「なら彼女達の真似をすればいいじゃないか」

瑞鶴「ま、真似してたらかっこ悪いですから!ていうか、真似できないし!」

長門(瑞鶴「ごは・・・いえ」ボイン)

長門(瑞鶴「一航戦の子なんかと一緒にしないで」ボイン)

長門「確かに無理だな」

391: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 23:35:19.18 ID:xkuGz6bJ0
長門「後輩への接し方・・・簡単な話しだ」サワサワ

瑞鶴「なっ・・・!?」

長門「軽いスキンシップをするだけで、概ね分かり合えるものさ」ナデナデ

長門「やはり良い飛行甲板をしているな~」ニヤニヤ

瑞鶴「こ、こんなので・・・!?で、でも、これでも秘書艦だし・・・」

長門「嘘だと思ってやってみろ」

瑞鶴「は、はい・・・」

392: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 23:39:46.32 ID:xkuGz6bJ0
葛城「あ、瑞鶴先輩!お疲れ様です!」

瑞鶴「か、葛城、今日も良い天気ね・・・(榛)」サワサワ

葛城「!?」

瑞鶴「こんな天気の良い日に演習だなんて・・・(榛)」ペタペタ

葛城「あ、あの、瑞鶴先輩、手が・・・」

瑞鶴「い、いやー本当に良い天気ねー(榛)」

394: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 23:42:12.05 ID:xkuGz6bJ0
葛城「せ、先輩!」

瑞鶴「!」ビクゥ

瑞鶴「ご、ごめんなさい、ちょっと冗談のつもりだったのよ、うん!」

葛城「あ・・・先輩・・・」

葛城「べ、別に・・・もっと、触っても・・・いいですよ」

瑞鶴「!?」

395: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 23:44:50.43 ID:xkuGz6bJ0
瑞鶴「あー、ちょっと、ね、本当に冗談だから・・・!」

葛城「それと・・・」

葛城「今日、私・・・夜、空いてますから」

葛城「部屋の鍵、開けておきますね・・・」

瑞鶴「」



加賀「・・・・・・・」ゴゴゴ

翔鶴「・・・・・・・」ゴゴゴ

396: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 23:50:08.64 ID:xkuGz6bJ0
長門「その後はどうだ?」

瑞鶴「葛城とは仲良く・・・うん、そうね、仲良くなったけれど・・・」

瑞鶴「歯ブラシ隠されたり、靴とかスリッパがなくなったり・・・」

瑞鶴「あとパンツとかもなくなりますね・・・」

長門「よくあることだ気にするな」

瑞鶴「そうですか・・・」



長門と瑞鶴 終わり

397: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 23:51:16.77 ID:xkuGz6bJ0
長門の次の相手
安価下二つ

今日は安価を取って終わりです
明日の夜また再開します

399: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 23:51:41.96 ID:rc7AO2B/O
RJ

401: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/16(土) 23:55:07.51 ID:xkuGz6bJ0
みんな空母に恨みでもあるのか?

406: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 20:29:34.78 ID:NpzWOxSt0
龍驤「ふっふっふー・・・聞いたで長門?」

長門「龍驤・・・一体何の用だ」

龍驤「駆逐艦みたいな娘に次々と手を出してたみたいやなぁ」

龍驤「挙句の果てに空母から駆逐艦にしたとか!」

長門「・・・それがどうした」

龍驤「だったら!ウチも駆逐艦にしてや!ええやろ!?」

長門「!?」

407: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 20:33:07.15 ID:NpzWOxSt0
長門(な、何を言ってるんだこいつは・・・)

龍驤「ええやろ?なーウチも駆逐艦でええやろ!?」

長門「ま、待て、駆逐艦になったら死ぬほど弱いぞ?」

長門「搭載数ゼロのまま駆逐艦になるんだぞ?それでもいいのか!?」

龍驤「構うことはないで!ウチは駆逐艦になるために生まれてきたんや!」

龍驤「さあ!これでこの甲板胸を受け入れられるんや!早よしてやー!」

長門「・・・・・・」

409: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 20:37:27.62 ID:NpzWOxSt0
長門(正直言って・・・嫌だ)

長門(なんというか・・・龍驤はいまいち萌えない)

長門(合法ロリという言葉があるが、あれが当てはまりすぎる)

長門(そう・・・その・・・ロリじゃないのだ!龍驤は!ただ甲板胸なだけだろうあれでは!?)

龍驤「で?どうなん?」

長門「・・・本人の希望なら仕方あるまい」

長門「軽空母龍驤の駆逐艦への艦種変更を認めよう」

龍驤「やったー!やったでー!」

410: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 20:40:47.16 ID:NpzWOxSt0
駆逐艦 龍驤
耐久 31 火力 0
装甲 17 雷装 0
回避 27 対空 16
搭載 0 対潜 0
速力 高速 索敵 34
射程 短 運 10

長門(またこうなったか・・・)

龍驤「さあ行くで!新しい龍驤の力を見せたるで!」

411: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 20:45:37.43 ID:NpzWOxSt0
龍驤「駆逐艦龍驤や!よろしゅうな!」

陽炎「・・・・・・」

不知火「・・・・・・」

黒潮「・・・・・・」

浦風「・・・・・・」

龍驤「・・・・あれ?」

陽炎「ちょっと食堂の裏に来てもらえるかしら・・・」

不知火「陽炎型に喧嘩を売るとは・・・身の程知らずですね」

龍驤「え?ええ!?」

412: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 20:54:33.55 ID:NpzWOxSt0
龍驤「・・・同型艦がいないから、昼飯も一人や」

龍驤「空母の連中はローテーションで時間が別やしな」

龍驤「べ、別に、同型艦がいないのは馴れてるし!軽空母の時もそうやったし!」

龍驤「ほな、あいてる席に座って・・・」

浜風「」パクパク

夕立「」モグモグ

龍驤「うう・・・えぐっ・・・ぐすっ」

413: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 20:58:41.68 ID:NpzWOxSt0
長門「さて龍驤、何故呼ばれたか分かるか?」

龍驤「あっはっは・・・ウチ頭悪いからわかんないわ!」

長門「お前のこの一週間の戦果だ」

長門「イ級すら仕留められない艦娘でいいのか?」

龍驤「べ、別にいいやろ?お仕置き部屋でもどんとこいや!」

長門「・・・私が聞いてるのはそこじゃない」

長門「お前自身がいいのかと聞いてるのだ」

414: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 21:03:16.68 ID:NpzWOxSt0
長門「この鎮守府でも相当な古株、そして歴戦の軽空母、龍驤」

長門「そんなお前がこのままでいいのかと聞いているんだ」

長門「どうした!軽空母の、火力トップを誇っていたお前はもっと輝いていたぞ!」

龍驤「ほ、放っといてや!ウチにはそんなんいらん!」

長門「あのころのスロットが偏ってた時を思い出せ!」

龍驤「ビッグセブンのあんたに何がわかるん!?」

長門「!?」

415: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 21:07:46.28 ID:NpzWOxSt0
龍驤「何が軽空母や!所詮どう頑張っても、正規空母には及ばんよ!」

龍驤「ただ燃費がいいだけで・・・艦載機の数じゃ赤城や加賀にはどうあがいても勝てへん!」

龍驤「それでやれ甲板胸だ、散々馬鹿にされて!」

龍驤「だったらウチは駆逐艦でええよ!使えない、駄目艦娘のままでええよ!」

長門「・・・・・・・龍驤」

長門「甘えるなぁーーーーッッ!!」ドガ

龍驤「!?」

416: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 21:11:30.54 ID:NpzWOxSt0
長門「正規空母といっても、性能や艦載機だけで勝負しているのではない」

長門「厳しい鍛錬の中、戦っているのだ」

長門「軽空母に火力で追い抜かれる者だっている」

長門「戦艦も空母もそうだ、その肩書きに恥じないために、その重圧を撥ね退けて戦っているのだ!」

蒼龍「そーだそーだ」

葛城「そーよそーよ」

長門「帰れ」

417: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 21:16:38.99 ID:NpzWOxSt0
長門「そして・・・駆逐艦でいいだと!?」

長門「駆逐艦を見くびるなッ!!」

龍驤「」ビクゥ

長門「戦艦、そして空母を相手に、魚雷と連装砲だけで立ち向かう、それが駆逐艦だ」

長門「そんな勇気と気概に溢れた彼女たちを、お前と一緒にするな、龍驤ッッ!!」

龍驤「・・・・・・・」

418: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 21:20:35.64 ID:NpzWOxSt0
龍驤「・・・なら、ウチはどうすればいいんよ」

龍驤「軽空母に戻って、また惨めに戦えばいいんか?」

長門「それはお前が決めることだ」

長門「軽空母のままさらなる強さを求めるか」

長門「そのまま腐り、くすぶり、戦うことをやめるか」

長門「また新しい道を探すか」

長門「それそのものは、お前にしか決める権利は無いさ」

龍驤「・・・・・・・・・」

419: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 21:23:51.86 ID:NpzWOxSt0
長門「龍驤、しばらく振りだな」

龍驤「おお、もう前までのウチじゃないで!」

長門「そうか・・・また新しい道を探したんだな」

龍驤「そうや・・・ウチはあの人にあって変わったんや」

龍驤「あの人が示した新しい道・・・航空駆逐艦に!」



日向「もう瑞雲にはなれたな?」

長門「ま た お ま え か」

420: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 21:28:17.59 ID:NpzWOxSt0
龍驤「魚雷カットインからの瑞雲・・・これや」

龍驤「ほな師匠、出撃してくるで!」



長門「・・・待て、日向」

長門「瑞雲と雷撃って、航空巡洋艦でもできるんじゃ・・・」

日向「・・・・・・」

龍驤(大破)「どうしてこうなるんや・・・」

長門「・・・まあ、そうなるな」



長門と龍驤 終わり

421: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 21:29:37.84 ID:NpzWOxSt0
長門の次の相手
安価下二つ

423: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 21:29:51.00 ID:q0UrrrLHO
たけぞう

426: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 21:51:23.09 ID:NpzWOxSt0
長門「武蔵か・・・入れ」

武蔵「秘書艦様は相変わらず忙しそうだな」

長門「ビッグセブンにはこの程度、どうということはないさ」

武蔵「それにしたって・・・飯を食う暇も無く働いてるじゃないか」

長門「・・・・武蔵、お前は何故秘書艦室に来た?」

武蔵「そりゃあ・・・秘書艦を休ませてやるためさ」

長門「・・・?」

427: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 21:54:37.77 ID:NpzWOxSt0
ガチャリ

長門「待て武蔵、何故鍵を閉める?」

武蔵「念のためというヤツさ」

長門「待て武蔵、何故そんなゆっくりとした足取りでこちらに来る?」

武蔵「こういうのはムードと言う奴が大切だろう?」

武蔵「まあ、床でヤると言うのにそんなのもいらないか」

ドン

長門「なっ!?」

428: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 21:57:06.46 ID:NpzWOxSt0
長門「な、何故押し倒して・・・!」

武蔵「決まってるだろう?鈍いヤツだ」ガシ

長門「貴様、離せ!」

武蔵「いいぞ・・・その目だ」

武蔵「お前のその綺麗な目が、私は大好きでね」サワサワ

長門「~~~~~!!」ゾクッ

429: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 22:01:43.25 ID:NpzWOxSt0
武蔵「案外ウブな反応じゃないか」ナデナデ

長門「や、やめろ、私には駆逐艦がっ・・・!」

武蔵「駆逐艦にナニを捧げるつもりだお前は」

武蔵「そんなもの後生大事にせず、今ここで私に貰われておけ」ビリビリ

武蔵「ふむ・・・綺麗な色の肌だ。筋肉とは言っても、しなやかで美しいものだな」

武蔵「○もケツもビッグセブンといったところか」サワサワ

長門「っ!」

430: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 22:09:03.94 ID:NpzWOxSt0
武蔵「敏感だな・・・装甲は伊達ではなかったんじゃないのか?」

長門「ふ、ふざけるな、こんなことでこの長門が・・・」

武蔵「さて、その長門に今から滅茶苦茶になってもらおうか」

長門「や、やれるものならやってみるがいい!」

武蔵「その態度、何時まで続くかが楽しみだ・・・な・・・・」

武蔵「・・・・・・・」

大和「・・・・・・・」ゴゴゴゴ

武蔵「どうやって」

大和「扉を壊しました」

431: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 22:15:22.54 ID:NpzWOxSt0
大和「大丈夫ですか、長門さん!」

長門「う、うむ」

大和「変なことされたませんか!?何もされてませんか!?」

長門「あ、ああ・・・だから・・・その・・・服を・・・」

大和「!!」カア

大和「す、すみません、すぐ持ってきます!」



武蔵(大破)(その意気だ姉よ)

武蔵(大破)(大和撫子はいいが、奥手すぎるのもどうかと思うぞ)

432: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 22:19:23.76 ID:NpzWOxSt0
武蔵(・・・・・・)

武蔵(まあ、あのままヤッても悪くは無かったがな)

武蔵(大和、もしお前が食ってしまわないなら)

武蔵(そこのビッグセブン・・・凛々しくも可愛いヤツの泣き顔、拝ませてもらうたいぞ?)



長門「」ビクゥ

大和「か、風邪ですか!?」

長門「い、いや、何故か寒気が・・・」



長門と武蔵 終わり

433: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 22:20:22.80 ID:NpzWOxSt0
長門の次の相手
安価下二つ

435: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/17(日) 22:22:04.24 ID:RV+ktJ5GO
利根

440: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 20:04:50.60 ID:JyzpVufC0
長門「利根を足止めしてほしいと?」

筑摩「はい、お願いできませんか?」

筑摩「姉さんの進水日を祝ってあげたいんです、でも準備する隙がないんです。いつも私にべったりだから・・・うふふふふ」

長門(この私が寒気だと・・・)ゾクッ

長門「し、しかし何故私なんだ?」

筑摩「ビックセブンの誉れを頂く誇り高い戦艦、長門さんならきっとやってくれると聞いたんです」

長門「そ、そうか・・・」

筑摩「日向さんから」

長門(ま た あ い つ か)

441: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 20:09:40.54 ID:JyzpVufC0
日向「そういうことだ長門、やってくれるな?可愛い瑞雲ニストの頼みなんだ」

長門「ふざけるな!私は秘書艦であって便利屋では・・・」

日向「まあ、そう言うな」ソデノシタ

日向「ビックセブン、だろう?」ニヤリ

長門「・・・・・・・・」

長門「・・・まあ、仕方あるまい。この長門、陽動任務を受けよう!」

筑摩「本当ですか?ありがとうございます!」

長門「任せろ。たった半日程度の足止め、やってみせるさ」

442: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 20:16:03.66 ID:JyzpVufC0
長門(・・・まあ、悪い仕事ではないな)

長門(利根は体つきも悪くない。あともう一回り小さければ言うことは無いが)

長門(それでも胸周りは眼福というものだ)

長門(それに日向からの袖の下・・・)

 瑞雲

長門「いるかーっ!」ブン!

長門「まったく・・アイツは瑞雲をなんだと思って・・・」

 瑞雲

長門「!?!?」

長門「いつのまに戻って・・・?」

443: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 20:19:46.85 ID:JyzpVufC0
長門「しかし・・・利根を足止めするといったものの、どうやってするか・・・」

長門「できるだけ鎮守府内をうろつかせるなと言われたからな・・・」

長門「秘書艦部屋に押し込めるか?だが理由が無いな」

長門「無実の罪を着せようものなら筑摩に何をされるか」

長門「いきなり出かけようなどというわけにもいくまい・・・・」

長門「・・・・・・」

長門「久々にあれをやるか・・・」

444: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 20:23:13.62 ID:JyzpVufC0
長門「サングラス良し・・・マスク良し・・・」

長門「帽子と・・・暑いが一応コートもだ」

長門「声は・・・適当に男っぽくして・・・」

長門「・・・よし、いくぞ」



長門(不審者)「やあ、ちょっとおじさんと遊ぼうか?」

利根「!?」

445: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 20:26:22.52 ID:JyzpVufC0
利根「お、お主、怪しいぞ!」

長門「ぐっ・・・あ、怪しくなんかないよ!」

利根「そうか・・・怪しくないのか!ならいいぞ!」

長門(いいのか!?)

利根「ところでお主は何者だ?鎮守府では見ない顔だな」

長門「あー・・・えっと、筑摩さんのトモダチなんだ」

長門(そういえば私って友達いないな・・・)

446: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 20:31:43.11 ID:JyzpVufC0
長門「筑摩さんに、利根君を連れてくるように頼まれたんだ」

利根「筑摩が!そうか、なら・・・」

利根「・・・・・・・」

利根「ならん!我輩はついていかんぞ!」

利根「知らない者にはついてくなと、筑摩から聞かされてるからな!」エッヘン

長門(胸を張るな・・・いやもっと張ってくれ頼む)

長門「な、ならついてきてくれたら、この瑞雲をあげよう」

利根「瑞雲なら間に合っておる!日向殿から貰い受けたからな!」

長門(覚えてろ日向・・・)

447: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 20:36:39.88 ID:JyzpVufC0
利根「む、そういえば!」

長門「な、なんだい?」

利根「日向殿は言ってたぞ!瑞雲を持ってたらそれだけで皆義兄弟と!」

長門(それを信じる航巡達とはなんなのだ・・・)

利根「我輩とお主は義兄弟!これで知り合いだな!うむ!」

長門「そ、そうだね。じゃあ、おじさんについてきてね」

利根「おお!」

長門(なんだこの駆逐艦)

448: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 20:43:26.68 ID:JyzpVufC0
長門「鎮守府の外の提督の家を使えたが・・・」

長門「さてここからどう足止めするか・・・」

利根「ん?筑摩のやつはどうした?」

長門「あー、筑摩さんは今いそがしくて戻れないみたいなんだ」

長門「おじさんと瑞雲ごっこをして待ってようか」

利根「いいだろう!我輩のカタパルトの性能、思い知らせてやるぞ!」

長門「これでなんとか場をもたせて・・・」

449: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 20:48:38.84 ID:JyzpVufC0
筑摩「よし・・・あとはケーキと料理を用意しないと」

筑摩「姉さん、きっと喜ぶだろうな・・・」ニヤニヤ

伊勢「あれ?珍しいね、筑摩置いてって利根がいっちゃうなんて」

筑摩「あ、伊勢さん・・・姉さんなら、確か長門さんと一緒ですよ?」

伊勢「え?長門?おっかしーな・・・」

筑摩「・・・どうか、したんですか?」

伊勢「利根とゴリラみたいな怪しい不審者が鎮守府の外に出てくの見てさ」

筑摩「!?!?」

450: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 20:53:55.98 ID:JyzpVufC0
筑摩「そんな・・・長門さんが一緒だったはずじゃ・・・」

筑摩「嘘・・・嘘です・・・」

筑摩「姉さんが誘拐されたなんて・・・・・!!」

伊勢「・・・まあ、そうなるよね」

筑摩「駄目だったんです・・・姉さんはお人よしで素直で明るくて可愛くで愛らしくてまっすぐで疑うことや暗いことや汚いことなんて何も知らない純粋できれいで天使のような人だったんですだから私がついてなくちゃ駄目だったのに私がいなくちゃ私がいなくちゃ私がいなくちゃ」

伊勢「・・・あ、あの・・・筑摩・・・さん?」

筑摩「姉さああああああああああああああん!!」ダッ

伊勢「あれ!?ちょっと待って!」

451: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 21:00:44.41 ID:JyzpVufC0
利根「はっはっは、また我輩の勝ちだぞ!その瑞雲もらった!」

長門「い、いやー利根君は強いなー」

利根「お主が弱すぎるのじゃ。カタパルトも無しで瑞雲を使おうなど百年早い!」

長門(放っておいてくれ)

利根「瑞雲ごっこも疲れたのう、筑摩はまだか?」

長門「あー!もうこんな時間だ!利根君、ナガットモンスターでも観ようか!な!」

利根「それならヒュウガスレイヤーを観るぞ!」

長門(筑摩はまだなのか・・・!)

452: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 21:06:54.36 ID:JyzpVufC0
筑摩「・・・とのことで、利根姉さんが誘拐されたようです」

筑摩「姉さんは長門さんに任せていたのですが・・・こちらにいないのを見ると・・もう・・・」

大和「う、嘘ですよね?長門さんが、そんな・・・!」

武蔵「落ち着け大和、まだ決まったわけじゃないだろう」

日向「・・・だが、長門を出し抜き・・・あるいは倒して利根を誘拐したのは事実。相当な強敵と見たほうがいい」

日向「敵はビックセブン以上で、しかも利根を人質にされる可能性もある。ここはタウイタウイ総出でかかるべきだ」

伊勢「でも・・なんで利根を?もっと弱い駆逐艦を狙っても・・・」

453: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 21:11:30.50 ID:JyzpVufC0
日向「・・・駆逐艦で駄目で、利根でいいこと・・・」

日向「・・・まさか、目的は艦娘でなく、利根自身!」

大和「なんという下劣で卑劣な・・・!そんなことのために長門さんは・・・!」

武蔵「事態は一刻を争うみたいだぞ、秘書艦代理殿」

陸奥「・・・そうね。任務についてない全艦に、タウイタウイ市内への捜査を命じるわ」

陸奥「犯人への発砲も躊躇わないで」

陸奥「これは・・・姉さんの弔い合戦よ!」

大和「はい!」

454: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 21:22:21.15 ID:JyzpVufC0
利根「はあ・・・この時間となるともういい番組もないのう・・・」

長門「対魔忍ナガト見るかい?宇宙戦艦ナガトにするかい?」

利根「そろそろ筑摩をからかいたいぞ!筑摩はまだか!」

長門「ち、筑摩さんは、その・・・」

長門(考えたら利根にこの場所を教えてなかったぞ!だからこないわけだ・・・)

長門(ど、どうすれば・・・)

利根「筑摩ー!我輩を捨ててどこにいったー!筑摩ー!」

長門「ほら、利根君、落ち着いて、ね?」

460: >>455修正 2015/05/19(火) 21:43:18.66 ID:JyzpVufC0
大和「・・・あの家の中に入ったという目撃者がいました」 

武蔵「中はみえるか?」 

筑摩「見えます・・・泣いてる利根姉さんを、無理矢理押さえつけようとしてる不審者が・・・!」ワナワナ 

日向「何だと!?急げ!」 

陸奥「目標、前方宅!全艦突撃!」 



長門「外が騒がしいと思ったらら・・・筑摩、来てくれてたか」 

長門「何故か日向や大和、陸奥やらたくさんいたが・・・まあいいか」 

長門「ほら、利根君、玄関に筑摩さんが迎えにきてくれたよ」 

利根「なに!?本当か!」


456: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 21:32:06.29 ID:JyzpVufC0
筑摩「筑摩、突撃します!」

利根「うわーん、筑摩ー!」ダキ

筑摩「ね・・・姉さん!無事でよかった・・・!」ダキ

筑摩「もう離しませんよ?もう絶対に・・・!」

利根「我輩もじゃ!筑摩と我輩は一心同体だー!」



長門「・・・半日はなれてただけであれか・・・」

長門「まあ、これでようやく私も・・・」



チャキ

長門「・・・?」

457: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 21:38:25.39 ID:JyzpVufC0
大和「動かないでください」

長門「ん?大和?何故ここに?」

大和「・・・人質の利根さんを解放したようですが」

大和「それでも・・・私はあなたを絶対に許しません!長門さんを奪った!あなたを!」

長門「えっ」

日向「瑞雲は積めなかったが・・・いいヤツだったさ。あれでも友人だった。巻き上げたボーキの分、ここで返そう」

武蔵「あの馬鹿さ加減がもう見れなくなる・・・そう考えただけで、頭が煮えたぎってくるようだ」

陸奥「姉さん・・・見てる?ここにいる人だけじゃない、鎮守府の皆が、あなたに悲しんでくれたのよ?」

長門「は、話が見えん・・・」

459: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 21:41:50.22 ID:JyzpVufC0
長門「待て!とりあえず砲を降ろせ!市街地で発砲したら後でどうなると思ってる!」

大和「どうなってもいいということです」

大和「それだけのことをあなたはしました」

大和「私たちから・・・私から、長門さんを・・・!」

長門「いや、あの長門は私・・・」

大和「全主砲、斉射!」

長門「よせ、待てーーーーーーーー!」

大和「てえええええええええーーーーーッッッ!!」



チュドーン

461: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 21:49:47.27 ID:JyzpVufC0
長門「・・・提督の自宅の修理・・・もとい再築代」

長門「周辺への謝罪状と始末書」

長門「鎮守府の訓練計画のずれ」

長門「消費された資材の埋め合わせ」

長門「私自身の入渠代」

長門「何か言うことはあるか?」

大和「すみませんすみませんすみませんすみません」

筑摩「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

陸奥「・・・あらあら」

武蔵「本当にすまないと思ってる」

日向「・・・まあ、そうなるな」

長門「・・・そうかそうか」

462: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 21:53:57.80 ID:JyzpVufC0
長門「・・・まあ言いたいことは山ほどあるが」

長門「・・・解散だ。これ以上はなにもいうまい」

大和「本当にすみませんでしたごめんなさい許してください何でもしますから」

長門「いいといってるだろう・・・気にするな」

長門「少し一人になりたい、折角まだ寝たきりなのだからな」



長門「・・・・・・・」

長門「それはそうだ。ああまで言われたら・・・」

長門「照れて何も言えないさ・・・」

463: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 21:59:52.82 ID:JyzpVufC0
利根「長門!元気にしておるか!」

長門「この通り寝たきりさ」

利根「そうか、元気そうじゃの!今日はこれをもってきたのじゃ!」

長門「これは・・・ケーキか!」

利根「筑摩が随分と世話になったと言ってたからな、姉として礼を言うぞ!」

長門(糖尿病の制限が・・・まあいいか)

長門「ありがたい、もらっておこう」

利根「うむ!味わって食べるのだぞ!」

464: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 22:01:42.00 ID:JyzpVufC0
長門「・・・・・・」パクパク

長門「・・・・・・」モグモグ

長門「・・・うまいな」

長門「・・・・・・」ムシャムシャ

長門「・・・・・・秘書艦というのも、捨てたものではないな」

長門「・・・・・・良い鎮守府だ」



長門と利根 終わり

465: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 22:02:42.53 ID:JyzpVufC0
長門の次の相手
安価下二つ

467: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 22:02:51.30 ID:jI5TNAMVO


【艦これ】長門「お前に来てもらったのは・・・」【安価】 後編