【艦これ】長門「お前に来てもらったのは・・・」【安価】 前編 


474: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 22:13:07.60 ID:JyzpVufC0
霰「・・・・・・・」

長門「・・・・・・・」ジー

霰「・・・・・・・」

長門「・・・・・・・」ジー

霰「何ですか・・・?」

長門「気にするな」ジー

霰「・・・・・・・・」テクテク

長門「・・・・・・・・」テクテク

引用元: 【艦これ】長門「お前に来てもらったのは・・・」【安価】  


艦隊これくしょん -艦これ- 艦娘型録 携行型 2014年版 (角川文庫)

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475: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 22:14:42.65 ID:JyzpVufC0
長門「・・・・・・・」ジー

霰「・・・・・・・」

霰「んちゃ・・・」

長門「!!!」

霰「・・・とかは言いません・・・」

長門「・・・・・・・」ションボリ

霰「・・・・・・・」

476: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 22:23:54.49 ID:JyzpVufC0
霰「・・・・・・」モグモグ

長門「・・・・・・・」ジー

霞「・・・ねえ、この戦艦なんなの?」

長門「・・・・・・・」

霞「あんた秘書艦でしょ?仕事もせずに駆逐艦のストーカー?恥ずかしくないの!?」

長門「・・・・・・・」フルフル

霞「駆逐艦なんて一山いくらの○○○○○○くらいにしか思ってないの?死ねばいいのに・・・」

長門「・・・・・・・」ナミダメ

477: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 22:25:31.11 ID:JyzpVufC0
霞「霰!なんとか言ってやんなさいよ!」

霰「・・・・・・・」

長門「・・・・・・・」ウルウル

霰「んちゃ・・・・」

長門「っっっっ!!!!!!!!」ガタン

霞「ひ!?」

霰「・・・・・・・」

478: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 22:27:33.68 ID:JyzpVufC0
霰「・・・・・・・」

霰「・・・・・とかは言いません」

長門「!?!?!?!?!?」ビクゥ

長門「~~~~~~~~!!!」ジタバタ

長門「・・・・・・・」ガンガンガン

霞「な、なにしてんの!?何で頭を壁にぶつけんのよ!ねえ!」

霰「・・・・・・・」

479: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 22:32:04.66 ID:JyzpVufC0
長門「・・・・・・・」ジー

霰「・・・・・・・」

陸奥「お願い姉さん・・・仕事に戻って・・・」

陸奥「大和さんも心配してるわ、ねえ・・・」

長門「・・・・・・・」ジー

陸奥「この鎮守府は姉さんじゃないと駄目なの!ねえ!」

長門「・・・・・・・」ジー

霰「・・・・・・・」

480: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 22:35:13.41 ID:JyzpVufC0
長門「・・・・・・・」ジー

陸奥「ううっ・・・何で・・・どうして・・・」

長門「・・・・・・・っ」チラチラ

長門「・・・・・・・」グウウ・・

霰「・・・・・・・」

霰「・・・・んちゃ・・・」

長門「っっっっっっ!!!!!!!!」

481: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 22:43:06.12 ID:JyzpVufC0
霰「・・・・・・」

霰「・・・・・・」

霰「・・・・・・とかは言いません・・・」

長門「・・・・・・」ドサッ

長門「・・・・・・」ピクピク

霰「・・・・・・」

陸奥「もうなんなのよ・・・」

482: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 22:46:09.31 ID:JyzpVufC0
霰「・・・・・・・・」

長門「・・・っ・・・・・っ」ボー

長門「・・・・・・・・・っ」フラフラ

霰「・・・・・・・・」

長門「・・・・・・・・・・」ウツロ

霰「・・・・・・・・」

霰「・・・・・・んちゃ・・・」

長門「っっっっ!?!!!?!!?!!?!!??!!?」ビクンビクン

長門「~~~~~~~~~~!!!」ウルウル

483: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 22:48:01.34 ID:JyzpVufC0
長門「・・・・・・・」ドサッ

霰「・・・・・・!」

長門「・・・・・・・ありがとう」

長門「・・・・・・・これで、心置きなく、逝ける・・・・」

長門「・・・・・・・」ガクッ

霰「・・・・・・・っ」

霰「・・・・・・・」

484: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/19(火) 22:50:17.01 ID:JyzpVufC0
霰「・・・・・・・!」

霰「・・・・・・・」

霰「・・・・・とかは言いません・・・」

長門「まだ死ねん!」ガバッ

霰「・・・・・・・」

霰「・・・・・・・」ニコ

長門「・・・・・・・」ニヤリ



長門と霰 終わり

493: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 20:22:21.37 ID:OqMvCPNo0
長門「加古、出頭命令に応じないと思えば・・・こんなところにいたか」

加古「・・・・・・・んあ?」ボケー

長門「起きてもらおうか。出撃だ」

加古「・・・・・・・寝るぅ」ゴロン

長門「寝ぼけるな!起きろ!」

加古「あん?寝ようぜもうぅ・・・」

加古「・・・・・zzz・・・・」

長門「お、おい!」

494: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 20:25:05.53 ID:OqMvCPNo0
長門「起きろといってるのがわからないのか!」

長門「くっ・・・無理やり起こしてもこの状態で出撃は無理か・・・」

長門「それにしても日当たりのいい芝生だな」

長門「・・・・・・・」

長門「い、いや、私は何を考えてるんだ」

長門「まだ書類が半分も・・・」

長門「・・・・・・・」

長門「す、少しだけ仮眠を取るか・・・」ゴロン

495: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 20:30:07.78 ID:OqMvCPNo0
大和「あ、長門さん、こんに・・・あれ?」

長門「・・・・・・・」グーグー

加古「zzz・・・・」

大和「お、お昼寝・・・ですか・・・?」

武蔵「ふふふ、ビッグセブンも寝顔は可愛いじゃないか」

大和「何をいってるんですか武蔵は・・・」

武蔵「ちょうど演習も終わったしな・・・よっ」ゴロン

大和「え、武蔵?」

武蔵「どうした?長門と添い寝するぞ?良い機会だな」

大和「~~~!」カアー

大和「・・・・・・・私も・・・」ゴロン

496: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 20:34:41.66 ID:OqMvCPNo0
清霜「うわー疲れたー!」

天龍「よーやく遠征が終わったぜ・・・」

龍田「今日はあんまり距離無かったじゃない~?」

天龍「遠征じゃなくて駆逐艦に疲れたんだよ・・・」

清霜「あれ?武蔵さんに長t」モガモガ

天龍「馬鹿!あんなおっかねえ連中起こすな!」

望月「天龍さんの方がうるさいじゃん」

天龍「うっせえ怖くすっぞ!」

497: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 20:37:44.77 ID:OqMvCPNo0
文月「疲れたしぃ、あたしも寝るぅ~」

春雨「じゃあ私も・・・」

天龍「ま、待て、補給も報告も終わってねえぞ」

龍田「いいんじゃな~い?」

天龍「龍田までどうした」

龍田「報告しようにも寝てるじゃない」

長門「zzz・・・ナガチャンダヨー・・・zzz」

天龍「・・・・・・・」

天龍「しゃーねー・・・いや、まあいっか」ゴロン

498: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 20:44:58.06 ID:OqMvCPNo0
アタシモネヨウカシラ

モウヤダネタイ

ワラワモスコシヤスムゾ


ヤセンマデヤスムカ

ネルノハヤーイ!

ゴリラノイヌマニネルデチ!

キタカミサンガネルナラ・・・

サミダレキョウデミンナノミライニエガオヲ・・・

ハルナハダイジョウブジャナイデス

オヤスミニャ・・・

499: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 20:48:52.11 ID:OqMvCPNo0
ヲ級「キョウコソカンムスサイゴノヒ」

ヲ級「ヤツラヲスベテセンメツシ、タウイタウイヲワレワレノモノニ・・・!」

ル級「イヤ・・・ナンカアヤシイゾ・・・」

ル級「チンジュフキンカイマデキテモカンシイッピキイナイ」

ヲ級「・・・・ワナカ?」

ル級「アリエル・・・ダガ、ノッテミルカチハアル」

ヲ級「アア、リクノウエデモワレワレノユウイハウゴカナイカラナ」

ヲ級「ゼンインジョウリクシテトツニュウダ」

500: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 20:51:31.36 ID:OqMvCPNo0
ヲ級「ナンダコノシズケサハ・・・ダレモイナイ・・・」

ヲ級「カンムスタチハドコヘ・・・?」

ル級「オイ、コッチヲミテミロ」

ヲ級「ン?」



スピースピー
zzz....
シレエ・・・・
グゴーグゴー

501: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 20:53:25.87 ID:OqMvCPNo0
ヲ級「ナンダコレハ・・・」

ル級「ワタシニキカナイデクレ・・・」

ヲ級「・・・・・・」

ル級「・・・・・・」

ヲ級「・・・・・・」ウズウズ

ル級「・・・・・・」チラッ

ヲ級「・・・・・・」ゴロン

ル級「・・・・・・」ゴロン

502: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 20:56:04.74 ID:OqMvCPNo0



ガバッ

加古「・・・・・・・」ボケー

加古「・・・・・・・」キョロキョロ

長門「グゴーグゴー」

大和「スヤァ・・・」

ヲ級「ヲー・・・ヲー・・・」

加古「・・・・・・・」ボケー

加古「・・・寝るか」ゴロン



長門と加古 終わり

503: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 20:57:10.24 ID:OqMvCPNo0
長門の次の相手
安価下二つ

505: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 20:57:16.32 ID:+9CakOORO
運がカンストした陸奥

509: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 21:11:43.49 ID:OqMvCPNo0
陸奥「姉さん・・・何処へ行く気?」

長門「!!」ビクゥ

長門「お、お前と一緒に休みをとる準備だぁ!」

陸奥「一人で部屋を出て?」

長門「や、やらせはせん!やらせはせん!日替わり特別メニュー!先着限定パフェ!やらせはせんぞ!」

長門「お前を殺してでも通らせてもらうぞ。姉を越える妹などいない!」

陸奥「ふふふ・・・それはどうかしら?」

長門「なに?」

陸奥「もう昨日までの私じゃないわよ?」

510: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 21:18:56.48 ID:OqMvCPNo0
長門「ふん・・・これでも私はケッコン済みだ」

長門「錬度99のお前では、この私を越えることなどできん!」

陸奥「ふふふ・・・姉さん」

陸奥「私はここから一歩も動かずに戦ってあげる」

長門「何があったかはしらんが・・・後悔だけはするなよ?」

長門「行くぞ、陸t」瑞雲「バババババ」

長門「!?!?」12ダメ 制空権喪失


511: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 21:22:17.31 ID:OqMvCPNo0
最上「しまった・・・手が滑って・・・」

日向「けしからん。私が喝を入れてやる」



長門(小破)「くっ・・・この程度、まだまだ!」

長門「全主砲、斉射!t開幕雷撃「チュドーン」

長門(中破)「ここは秘書艦室ではないのか!?」

512: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 21:27:29.14 ID:OqMvCPNo0
大井「ら、雷撃りました・・・」

北上「よし、次は砲撃だよ・・・」



長門「だが・・・まだまだ!てーっ!」

扶桑「運置いてけ」バッ

山城「まるゆ置いてけ」バッ

長門「馬鹿、邪魔に扶桑(大破)「何で私たちばかり・・・!」

山城(大破)「笑いなさいよ・・・笑いなさいよ・・・」

長門「・・・・・・この激運・・・・」

513: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 21:34:35.93 ID:OqMvCPNo0
長門「一体どうやって勝てばいいんだ・・・私にどうしろと・・・」

陸奥「ふふふ・・・ビッグセブンなのは私もよ?」

陸奥「これくらい当然よ、当然」チャキ

長門「ま、待て!わかった!わかった!」

陸奥「今日からは・・・私が手伝わなくてもいいようにしてあげるわ?」

長門「やめろー!」

陸奥「敵艦発見!全砲門、開け!」

チュドーン

514: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 21:36:57.23 ID:OqMvCPNo0
陸奥(大破)「」コンガリ

長門「・・・・・・・・」

長門「・・・・第三砲塔の事故は」

長門「運ではなく整備不良だったらしいな」

陸奥「・・・・・・どうしてこうなるのよ・・・」グス



長門と運カンストの陸奥 終わり

515: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 21:37:52.99 ID:OqMvCPNo0
長門の次の相手
安価下二つ

517: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/21(木) 21:39:12.91 ID:GVkwO40vO
天津風

523: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/24(日) 20:12:16.75 ID:MREoelO40
長門「天津風。いつも頑張ってくれてるな」

天津風「何?それを言うためだけにあたしを呼んだの?」

天津風「ま、褒められるのは悪い気分じゃないわ」

長門「そうとも。錬度も非常に高い。駆逐艦の中でもトップクラスだ」

天津風「そ、そんなに褒めたって、なんにもでないわよ」

長門「・・・・・・・」

長門「天津風!今日から一切の出撃を禁じる!」

天津風「!?」

524: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/24(日) 20:16:25.36 ID:MREoelO40
天津風「はあ!?何言ってんのよ、今日だってもう予あるわよ!?」

長門「駄目だ!今日は休め!」

天津風「だいたい、隊の構成自体は提督が決めてるんでしょ?長門さんがどうこう言ったって」

長門「駄目だ!駄目だったら駄目だー!」

長門「とにかく駄目だ!お前をこの部屋からは一歩も出さん!」

天津風「もうただの監禁じゃない!?」

長門「当たり前だろう!」

天津風「え・・・・」

525: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/24(日) 20:21:49.11 ID:MREoelO40
天津風「たくどういう風の吹き回しよ・・・だったらこっちにも考えがあるわ」

長門「ふん、この長門、駆逐艦相手に遅れはとらんぞ」

天津風「助けてぇーっ!長門さんに即○○即○○●●●●○○○●●●されるうぅーっ!」

長門「何!?何故分かった!?」

天津風「するつもりだったの!?」

憲兵「憲兵だ!」ダダダ

長門「くそう、まだこんなところでつかまるわけには・・・」

長門「ええい、ままよ!」ガシッ

天津風「ああ、連装砲くんがっ!」

526: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/24(日) 20:26:35.27 ID:MREoelO40
武蔵「長門に告ぐ!おとなしくでてこい!妹さんも泣いてるぞ!」

長門「嘘をつくな!こういう時陸奥は泣くより怒る!」

陸奥「チッ」

長門「それ以上秘書艦室に近づくな!連装砲くんに46cmを叩き込むぞ!」

武蔵「お前も死ぬぞ!」

長門「死なば諸共、覚悟は出来ている!」

長門「天津風は絶対に出撃させんぞ!演習にも出すものか!」

527: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/24(日) 20:29:53.92 ID:MREoelO40
武蔵「む・・・待てよ?」

武蔵「もう長門ごと砲撃で吹飛ばしたらどうだ?」

天津風「ちょっと!そんなことしたら連装砲くんが!」

武蔵「だって大破で止まるだろう」

天津風「それもそうね、やっちゃって」

長門「ちょ」

チュドーン

528: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/24(日) 20:33:05.86 ID:MREoelO40
長門(大破)「離せ!離せ!くそっ!」

武蔵「全くあっけなかったな」

長門「くそう、離してくれー!天津風を・・・止めなければならないんだ」

長門「天津風を・・・絶対に・・・止めなければ・・・!」

長門「うおおおおおおおおおお!!」

天津風「・・・・・・・・」

天津風「・・・ねえ、なんでそうまでして私を止めるの?」

529: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/24(日) 20:39:28.08 ID:MREoelO40
長門「・・・・天津風、私はお前について何も知らなかったんだ」

天津風「私?」

長門「知らなかったんだ・・・お前が島風のプロトタイプだったなんて・・・!」

天津風「それがどうしたのよ」

長門「つまりこのまま放って置いて錬度が溜まりきったら・・・」

長門「改ニになって島風になってしまうじゃないかああああああああああ!!」

長門「嫌だああああああああ天津風は天津風のままでいてくれえええええええええ!!」

天津風「私陽炎型だけど」

長門「あっ」



長門と天津風 終わり

530: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/24(日) 20:40:17.11 ID:MREoelO40
長門の次の相手
安価下二つ

532: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/24(日) 20:40:55.49 ID:4Zbj/KRXO
浜風

536: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/24(日) 21:59:24.91 ID:MREoelO40
長門「大和!拘束を解け!何のつもりだ!」

大和「ちょっとした教育ですよ」

大和「浜風、こちらへ」

浜風「あの・・・これは一体」

大和「長門さんの病気(ロリコン)を直すためです、いい?」

浜風「あっはい」

長門「くそう、この私に一体なにをするつもりだ!」

537: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/24(日) 22:03:36.36 ID:MREoelO40
大和「浜風、そのまま長門さんに近づいて」

浜風「・・・?」スタスタ

長門「・・・・・・・・っ」ウッ

浜風「あ、あの・・・長門さん?」スタスタ

長門「ふふん、私に近づくだけか?」

大和「浜風、そのまま長門さんに抱きついてください!」

浜風「え!?」

長門「!!」

浜風「な、何のために・・・?」

大和「長門さんに免疫をつけるためです、さあ!」

浜風「え、ええ、まあ・・・」ダキ

長門「・・・・・・・・・・」ムニュ

538: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/24(日) 22:06:20.89 ID:MREoelO40
浜風「・・・・・・」

長門「・・・・・・」

浜風「・・・・・・」

長門「・・・・・・うむ、柔らかいな」

浜風「~~~~~~っ」カアァ

大和「な、何故・・・」

長門「どうした?早く解放しないか、大和」

539: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/24(日) 22:10:31.70 ID:MREoelO40
大和「おかしいですね・・・じゃあ金剛さんお願いします」

金剛「Hey長門!戦艦同士仲良くするデース!」ダキ

長門「お゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛」ドロドロ

大和「!?!?」

金剛「Oh!長門、しっかりするデース」ユサユサ

長門「やめrお゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛」

大和「ストップ!離れてください!離れて!」

540: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/24(日) 22:15:01.76 ID:MREoelO40
大和「ごめんなさい浜風・・・もう帰っていいですよ」

大和「おかしい・・・長門さんの体質なら浜風の身体にも拒否反応を・・・」

浜風「・・・ちょっと話が良く分かりませんが」

浜風「なんだかちょっとうれしいですね」

大和「?」

浜風「・・・私は、自分の身体が少しコンプレックスなので」

大和「・・・・・・・なるほど」

浜風「?」

541: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/24(日) 22:18:14.20 ID:MREoelO40
長門「ふふふ・・・甘いな大和」

長門「この私が・・・この長門が・・・駆逐艦を泣かせるわけがないだろう」

長門「ふっ・・・・・」

長門「ぐはあっっっ!」ドサ

大和「死んでる・・・」



長門と浜風 終わり

548: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:38:15.40 ID:U2PIhxHV0
武蔵「お、お前、本当に・・・清霜なのか・・・?」

大和「こんなことって・・・」

長門「・・・?どうした、大和、武蔵」

大和「長門さん、見ては駄目です!」

長門「・・・・・・・!」



長門「・・・・・清霜・・清霜、なのか・・・?」

清霜(戦艦)「・・・・・・」モジモジ

549: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:42:50.76 ID:U2PIhxHV0
長門「その主砲・・・艤装・・・そうか・・・」

長門「ついに・・・戦艦に・・・なってしまったか・・・」

清霜「・・・・・は、はい・・・夢みたいです・・・」

長門「・・・・・・・」

大和「や、やっぱりあまりのショックに頭が・・・」

武蔵「無理も無い、私やお前以上のプロポーションだ・・・もう・・・」

長門「・・・・・・・」

長門(・・・・・・・・)

551: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:48:35.80 ID:U2PIhxHV0
清霜『どうも!夕雲型の最終艦、清霜です!到着遅れました、よろしくお願いです!』

長門『・・・・・・・・』プルプル

清霜『・・・あ、あれ?あ、あの・・・』

長門『ついにドロップしたぞおおおおおおおおお!!』

大和『やりましたね!早速提督に報告しましょう!』

武蔵『ようやく来てくれたか・・・清霜』

清霜『え?あれ?ど、どういうこと!?清霜、まだ何も・・・』

552: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 20:55:03.91 ID:U2PIhxHV0
長門『清霜、心配するな』

長門『今お前は、生まれてきたことを祝福されてるんだ』

清霜『生まれてきたこと・・・ですか?』

長門『そうさ。新しい仲間が来るというのは、そういうものだ。かけがえのないことなんだ』

清霜『仲間・・・長門さんや大和さん、武蔵さん、戦艦のみなさんが、仲間・・・!』

大和『ありがとう清霜!このタウイタウイに来てくれて!』

武蔵『礼を言うぞ、清霜!』

ありがとう!

ありがとう!

清霜『は、はい!こちらこそ、よろしくお願いします!』

陸奥『これで堀りが終わったわね・・・・・』

553: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:01:18.65 ID:U2PIhxHV0
長門『清霜、この通りに構えてみろ』

清霜(Lv.1)『こ、こうですか!?』

長門『違うな、主砲を持つ手はもっと腋を閉めるんだ』ナデナデ

清霜『こ、こうだ!えい!』

長門『よーしよしよしよしよしいい構えだぞぉおおおお~!これならル級も一撃だ!』スリスリホオズリ

清霜『そうですか!これで戦艦に近づきましたか!』

長門『戦艦になりたいのか?』

清霜『はい!長門さんや、大和さん、武蔵さんみたいな戦艦になって・・・』

清霜『こんどこそ、清霜がみんなを守るんです!みんなで帰るんです!』

554: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:05:13.29 ID:U2PIhxHV0
長門『そうか~私も守ってくれるか?か?』

清霜『はい!勿論!』

長門『そうかそうかきっとお前は良い戦艦になれるぞ~!』ナデナデ

清霜『戦艦になれるんですね!?やったー!』

武蔵『おい、長門・・・子供に適当なことを言って、あとでどうする』

長門『あ゛ぁ゛聞こえないな。私には何も聞こえない』

武蔵『まったく・・・』

555: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:08:54.89 ID:U2PIhxHV0
長門『離せ!離せー!私は清霜と出るんだ!』ジタバタ

大和『今日は水雷戦隊での出撃です!戦艦はでれません!』

長門『何を言ってる!清霜は初めての出撃なんだぞ!同じ駆逐艦と触れ合うのも初めてなんだぞ!出撃デビューなんだぞ!私がいなくてどうする!』

大和『長門さん・・・』

長門『初陣記念写真が撮れないだろう!』

大和(無言の46cm砲)

長門(大破)『くそおおおおおおおおおおお!!今日ばかりは恨むぞ、提督!』

556: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:15:01.26 ID:U2PIhxHV0
清霜(Lv.15)『な、長門さん!清霜は大丈夫です!』

長門『本当か?一人でも敵に撃てるか?』

清霜『勿論!』

長門『ちゃんと駆逐艦同士仲良くできるか?友達いっぱいできるか?』

清霜『は・・・はい!大丈夫です!』

長門『旗艦の軽巡の話は良く聞くんだぞ?きちんとお箸を使って食べるんだぞ?知らない深海凄艦についていくんじゃないぞ?○○○○の時パンツは○○○るか?』

清霜『だだ・・大丈夫ったら大丈夫です!』ピクピク

557: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:19:05.27 ID:U2PIhxHV0
天龍『おい・・・もうブリーフィングを始めたいんだけどよ・・・』

大和『長門さん、心配なのはわかりますが、もう見送りましょう?』

長門『怪我しないようにするんだぞ、清霜!』

清霜『はーい!!頑張ります、長門さん!!』

大和『清霜は戦いに行くんですよね?』

558: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:20:19.60 ID:U2PIhxHV0
清霜(小破)『長門さん、清霜、帰りました・・・』ズーン

長門『大丈夫か清霜!?どうした!?何かあったのか!?その傷は!?あの軽巡にいびられたのか!?』

天龍『俺!?』

清霜『ちょっと避けられなかったんです・・・』

長門『そうか!大丈夫だ、戦艦といっても避けられないことは多々あるぞ!』

清霜『あと、駆逐艦の友達にぶつかっちゃって・・・邪魔って・・・』

長門『よしよし、隊列なんて気にするな!大事なのは一人の強さだ!』

天龍(こんなヤツが連合艦隊旗艦だったのか・・・)

清霜『それと、うずしおにはまっちゃって、弾薬落としちゃって・・・』

長門『構うな!いざとなれば拳で戦えばいい!』

大和(それが出来るの長門さんだけですよ・・・)

559: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:23:53.80 ID:U2PIhxHV0
長門『失敗を気にするな清霜、それを次に活かせばいいんだ』

清霜『で、でもっ・・・』

清霜『でも、雷撃で、軽巡を落としました・・・・!』

長門『~~~~~~~~っっ!!』

長門『大勝利だ!それだけで大勝利だぞ、清霜!良くやった!』ナデナデ

清霜『清霜・・・戦えてましたか?立派に戦えてましたか?』

長門『無論だ!今夜は食うぞ、清霜!』ダキ

清霜『はい!ありがとうございます!』

天龍(今回大破が出たから撤退したけどな)

大和(これが大本営発表・・・)

560: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:25:30.63 ID:U2PIhxHV0
清霜(Lv.30)『清霜、帰りました』

長門『おお、清霜!もう帰ってきたか!・・・待て、何処へいく?』

清霜『駆逐艦のみんなと遊んできまーす!』

長門『ま、待て。私と一緒にフフ怖ごっこしないか?な?』

清霜『また今度でいいですか?みんなまたせてるんです!』

長門『そうか・・・しかたあるまい、行け!』

長門『・・・・・・・・』

561: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:29:49.02 ID:U2PIhxHV0
長門『最近、私と遊ぶ時間が減ってきてないか・・・?』

陸奥『姉さん?仕事しましょう?』

長門『お昼寝もいつも一緒だったのに、最近はそもそもしない』

陸奥『姉さん?仕事しましょう?』ガシ

長門『そういえばこの頃、じっと見たり頬擦りすると嫌そうな顔するような・・・』ズルズル

陸奥『姉さん?仕事しましょう?』グイグイ

長門『まさかこれが反抗k待て陸奥擦れてるぞ痛い痛い痛い』

562: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:31:26.72 ID:U2PIhxHV0
清霜(Lv.50)『・・・・・・・』

長門『どうした?清霜、食べないのか?』

長門『大量に食べることができなければ、戦艦にはなれないぞ?』

清霜『・・・・長門さん。清霜、本当に戦艦になれるんですか?』

長門『・・・なに?』

清霜『今日の座学で質問したら、駆逐艦は戦艦になれないって言われて・・・』

長門『そそそそんなことは無い断じて無い絶対に無いぞ』

清霜『・・・清霜は戦艦になれるっていってたら、駆逐艦のみんなに馬鹿にされて・・・』

563: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:32:07.23 ID:U2PIhxHV0
長門『駆逐艦は軽空母や正規空母にもなれるのだ!本当だぞ!』

清霜『嘘だ!駆逐艦は駆逐艦にしかなれない!教科書にもそう書いてありました!』

清霜『清霜が馬鹿で全然頭も悪いからって、適当なこと言ってたんですよね!?』

長門『ち、違うんだ清霜、そういうわけでは!というか今のは本当だ!』

清霜『もういいです!どうせ清霜は戦艦になんて・・・!』ダッ

長門『ま、待て!清霜!』

長門『・・・・・・・・・・』

長門『・・・・・・清霜の食べ残しうまいな・・・』モグモグ

565: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:34:21.66 ID:U2PIhxHV0
清霜(Lv.70)『長門さんの馬鹿馬鹿馬鹿ああああーー!!』

長門『!?』

清霜『長門さんが負けちゃったせいで・・・誰も戦艦がいなくなっちゃったじゃないいいいー!』

清霜『潜水艦なんて私でも倒せるのに!意気地なし!長門さんなんて戦艦じゃないよ!』

長門『ぐはぁ!?』グ゙サッ

清霜『戦艦っていうのは・・・もっと強くて!堂々としてて!かっこよかったんだああああー!』

天龍『よせ!ほら、いくぞ!』

清霜『馬鹿!アホ!ロリコン!ゴリラ!』

568: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:39:26.86 ID:U2PIhxHV0
清霜(Lv.80)『・・・・・・・あ』

長門『・・・・・・・・』

清霜『・・・・・長門さん』

長門『それ以上言うな、清霜。謝らねばならないのはこちらだ』

長門『本当にすまなかった。戦艦として、負けて、本当に申し訳ない』

長門『そして・・・お前のお陰で目が覚めた。本当にありがとう』

清霜『・・・は、はい』

569: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:41:40.38 ID:U2PIhxHV0
長門『納得いかない顔をしてるな』

清霜『だって・・・酷いこと、いっぱい言ったし・・・』

長門『もしすまないと思うなら・・・お前の言った、戦艦』

長門『誰よりも強くて、堂々として、カッコイイ艦娘』

長門『それにおまえ自身がなってくれ』

清霜『長門さん・・・』

長門『お前ならなれるさ』

清霜『はい・・・!頑張ります!』


長門「・・・・・・・・・」

長門(本当に・・・長かったな・・・清霜・・・)

570: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:42:07.69 ID:U2PIhxHV0
長門「・・・・・・・ああ」

長門「綺麗になったな、清霜・・・・」ウルウル

清霜「あ、ありがとうございます・・・」

長門「・・・立派な・・・戦艦に・・なったな・・・!」ウルウル

清霜「長門さんの・・・お陰です・・・!」ウルウル

長門「きっと・・幸せになるんだぞっ・・・!」

清霜「はい・・・・・!」

571: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:42:41.36 ID:U2PIhxHV0
大和「え?あれ?」

武蔵「ほ、放っておけ」

長門「武蔵・・・・」

武蔵「な、なんだ?」

長門「頼んだぞ・・・・・」

長門「清霜を・・・ちゃんと・・・幸せにしてやってくれ・・・・!」

武蔵「・・・・・あ、ああ・・・」

572: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:43:45.62 ID:U2PIhxHV0
長門「ふっ、長く戦ってきたが、今日ほど晴れ晴れしい気持ちになったことはない・・・」

長門「清霜・・・存分に、そして精一杯戦ってくれ」

長門「その戦艦の姿、この最早老いた長門に焼きつくように・・・!」

清霜「はい・・・!長門さんっ・・・・・・!」

清霜「本当に・・・本当に、今まで育ててくれて、ありがとうございました・・・・・!」



長門「で、なんで戦艦になったんだ?」

清霜「なんか朝起きたらこうなってました」

武蔵「もうどうにでもなれ!」



長門と戦艦清霜 終わり

573: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:44:26.54 ID:U2PIhxHV0
長門の次の相手
安価下二つ

575: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:44:43.45 ID:gzdkDyrbO
龍田

579: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 21:59:32.71 ID:U2PIhxHV0
龍田「初めまして、龍田だよ。天龍ちゃんがご迷惑かけてないかなあ~」

長門「ヒィッ」

龍田「どうしたのかしら~なんだか表情が引きつってるわ~」

長門「や、やっぱり大和、頼む・・・」

大和「駄目です!さっきじゃんけんに負けたじゃないですか!」

長門「う、うむ・・・」

580: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 22:03:42.32 ID:U2PIhxHV0
龍田「どうしたのお?早く艦隊に編入して欲しいのだけれど」

長門「あー・・・龍田。建造されてくれたことは大いに感謝する」

龍田「ふふふっ、こんなロートルの軽巡に嬉しいなあ」

長門「うむ、深海凄艦との戦いは日々激化の一途を辿ってる」

長門「我々としても、一日でも早く、今以上の戦力の増強を望んでいるのだ」

龍田「ふ~ん。それで?」

長門「ヒィッ」

大和「し、しっかり・・・!」

581: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 22:08:05.71 ID:U2PIhxHV0
長門「おお、そうとも、我々は・・・そう、戦力の質を重視してるのだ」

長門「母港も無限の広さではないし、資材に限りがある以上は・・・だ」

長門「であるからして・・・その・・・お前・・・に限らず・・・」

長門「軽巡と言うのは・・・あー・・・えっと・・・とても・・・ドロップもしやすく・・・」

長門「それで・・・だから・・・その・・・とても言いにくいが・・・」

長門「できれば・・・うむ・・・改装のそz」

龍田「え~?」

長門「いえ!なんでもありません!どうぞこちらへ!ささ!」

582: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 22:11:12.78 ID:U2PIhxHV0
大和「長門さん・・・」

長門「よせ。そんな目で私を見るな。お前にも私を責める権利は無いはずだ」

長門「あんな剃刀を手に持った○○○○を説得、お払い箱になんてとてもではないが・・・」

大和「怖がる点が違うと思います・・・」

大和「どうするんですか?もう母港枠も・・・」

長門「提督に私から頼もう・・・母港拡張だ・・・」

583: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 22:15:59.26 ID:U2PIhxHV0
龍田A「あら?また新しい艦かしら?」

龍田F「始めまして、龍田だよ」

龍田B「知ってるよ、龍田だよ」

龍田C「龍田の物まねするよ、龍田だよ」

龍田D「さすが龍田、似てるわあ~」

龍田E「だってみんな私ですもの~」



天龍「俺の名は天龍。ふふふ・・・怖いか?俺は怖い(錯乱)」

全員「あら~天龍ちゃん~」

天龍「うおおおおおおおおお逃げるんだよおおおおおお」

長門「非力な私を許してくれ・・・」



長門と龍田 終わり

584: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 22:16:52.69 ID:U2PIhxHV0
長門の次の相手
安価下二つ

586: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 22:17:32.52 ID:LiF4+nLKO
天竜

588: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 22:30:14.62 ID:U2PIhxHV0
天龍「・・・・・・・」

長門「・・・・・・・」

天龍「俺の名は天龍。ふふふ、怖いか?」

長門「私の名も天龍。ふふふ、怖いか?」

天龍「怖えーに決まってんだろ!なんで俺の服持ってんだよ!?」

長門(ミニスカとウキミミ)「龍田・・・さんから買った」

天龍「ふふふ、怖いか?俺は怖い」

天龍「何が怖いのかもう理解したくもない」

589: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 22:33:08.74 ID:U2PIhxHV0
天龍「てか何で俺の格好を・・・」

長門「俺の格好?何を言ってる、これが私の格好だ」

天龍「!?」

長門「言っただろう。私の名は天龍」

天龍「お、お前まさか・・・」

長門「今日から遠征要員は私だ!」

天龍「うおおお!?」バキ

590: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 22:36:56.35 ID:U2PIhxHV0
長門「天龍は二人もいらないのだ!消えろ!」

天龍「そんなこと言って龍田は大量にいるじゃねえかよ!?」

長門「龍田さんは・・・うん、まあ、そうね」

天龍「北上の真似で誤魔化すな!」

大井「さんをつけろデコ助!」ボコォ

天龍「ぐああ!?なっ・・・あがっ・・・」

長門「ふふふ、このまま眠っていてもらおう」

595: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/26(火) 22:39:44.74 ID:U2PIhxHV0
天龍「・・・・・・・・・」

天龍「あん?ここは・・・」

天龍「・・・?おい、なんで俺の縄を解いてるんだ?」シュルシュル

長門「うう・・・・あんまりだ・・・」サメザメ

天龍「・・・・・・・・・・」

天龍「・・・・・軽巡縛りに勝てなかったか・・・」

長門「大本営怖いよお・・・・」サメザメ



長門と天龍 終わり

610: ◆j/7iZROIts 2015/05/28(木) 21:24:35.34 ID:oFdBX7NxO
一応補足すると、安価は鎮守府にいる人物としか書いてません。他は自由です

それでは短い投下と安価だけですが再開します
長門と雷でいきます

611: ◆j/7iZROIts 2015/05/28(木) 21:26:40.77 ID:oFdBX7NxO
長門「さすがは雷、この鎮守府の女神だ」

雷「もっと私に頼っていいのよ!」

長門「それは本当か!?」

雷「ええ!だから戦艦でも誰でも、どーんと私のところに来ればいいのよ!」

雷「私がなんだって助けてあげるわ!」

長門「ん?」

長門「今なんでも助けてくれると言ったな?」

雷「もちろんよ!」

長門「では早速手伝ってもらうか」

雷「??」

612: ◆j/7iZROIts 2015/05/28(木) 21:27:57.74 ID:oFdBX7NxO
長門「駆逐艦寮のトイレ・・・隅に三角のごみ箱のようなものがあるな?」

雷「ああ、そんなもの、そういえばあったわね」

長門「あれの中身・・・あの中の布をそっと持ってきてほしい」

雷「え?あれって単なるごみ箱じゃないの?」

雷「それに、なら長門さんが直接行けばいいんじゃ」

長門「頼む雷!お前しか頼れないんだ!」

雷「わ、私しか・・・?」ジーン

雷「そ、そういうことなら私に任せなさい!しっかり持ってきてあげるわ」

613: ◆j/7iZROIts 2015/05/28(木) 21:29:21.75 ID:oFdBX7NxO
雷「確か、できるだけ人のいないときを見計らって・・・って言ってたわね」

雷「・・・・・・・」キョロキョロ

陽炎「・・・・・・・」キョロキョロ

陽炎「・・・・・・・」ポイ

陽炎「ふう」スタスタ

雷「何か入れていったのかしら?まあいいわ、中を・・・」

雷「えええええ!?な、何よこれ!?布・・・血!?血がついてる!?」

雷「な、何!?なんでこんなもの、トイレから!?」

雷「・・・・ま、まあ、よくわからないけど、長門さんにもっていけばいいわ!」

614: ◆j/7iZROIts 2015/05/28(木) 21:30:22.68 ID:oFdBX7NxO
雷「な、なんか布以外に血のついた棒も入ってたけど・・・持ってきたわ」

長門「よくやってくれた!さすが雷だ!」

長門「クンクン・・・ジュル、チュパ、クチュクチュモグモグ」

雷「たたたた、食べてる・・・・・!?」

長門「これは陽炎・・・こっちは浜風か・・・フヒヒヒ、不知火はタンポン派か、フヒーヒヒヒ!」

雷「な・・・何をしてるの?それはなんなの!?ねえ!ねえ!」

長門「それを聞くか・・・・」

615: ◆j/7iZROIts 2015/05/28(木) 21:31:22.39 ID:oFdBX7NxO
長門「そうか・・・駄目なのか・・・セクシャルマイノリティは弾圧される定めか・・・もう最後のよりどころもないのか・・・」

雷「!?!?」

長門「さあ、私を憲兵に引っ立てるがいい・・・」

雷「そそそそんなことしないわ!私を頼っていいのよ!もっと頼っていいのよ!」

長門「本当か!本当なのか!ありがたい・・・ありがたい・・・!」

雷(泣いてる・・・本用にうれしいんだわ!)

616: ◆j/7iZROIts 2015/05/28(木) 21:32:45.30 ID:oFdBX7NxO
長門「それでは次の仕事を頼もう。駆逐艦寮の前にごみ捨て場があるだろう?」

雷「えっ・・またゴミ・・・?」

長門「そこからできるだけ大きな袋を二つか三つ、もってきてほしい」

雷「えっ・・・でも、あそこよく人だ通るし・・・」

長門「あー!やはり神はいないのか!」

雷「やるわ!私にドーンと任せなさい!」

長門「本当に・・・ありがたい・・・!」

雷(い、いいのよね、これで・・・?)

617: ◆j/7iZROIts 2015/05/28(木) 21:36:04.51 ID:oFdBX7NxO
長門「さすが雷、仕事が早いな・・・どれどれ」

長門「この黄ばんだシミ・・・球磨さん・・・雪風、おもらしした後パンツをこっそり捨てたのか・・・!」

長門「やはり私は天才だ!袋が大きければ大きいほど、見られたらいやなものを隠せると思うものだからな!はっはっはっはっはっは!」

長門「ジュルチュパクチュピチャチュルニチャモシャハムモググチュ」

雷「ひ、ひいいいっ!?」

長門「漲る・・・昂るぞ・・・・!」

雷「な、長門さん、それ・・・!?」

長門「気にするな・・・燃料補給さ」

618: ◆j/7iZROIts 2015/05/28(木) 21:37:00.07 ID:oFdBX7NxO
雷(違う・・絶対に違う・・・!)

長門「さて雷・・・次に頼みたいことだが・・・」

長門「少し体を触らせてほしいな」ジリ

雷「!?」ジリ

長門「大丈夫だ・・・痛くなんてない」

長門「一緒に気持ちよくなってくれ、雷」ニヤニヤ

雷「やだああああああああああ!嫌あああああああああ!!」ダッ

619: ◆j/7iZROIts 2015/05/28(木) 21:38:36.59 ID:oFdBX7NxO
長門「雷は頼りがいのある駆逐艦だ」

長門「駆逐艦だけでなくいろいろな艦に頼られている」

長門「だからこそ、私は思った・・・雷は無茶をしているときがある」

長門「頼られたい、その期待に応えたい、それが脅迫観念にまでなってしまうこともある」

長門「だから・・・雷が自分をつぶしてしまう前に、私は教えたかった」

長門「断るということの大切さを・・・」



憲兵「適当なことを言うな!さっさと来い!」

長門「あっはい」チャキ

雷「もうやだ・・・頼らないで・・・」フルフル

響「よしよし」



長門と雷 終わり

628: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:16:34.33 ID:pelkqWNA0
それでは再開します
長門と駆逐艦大和でいきます

629: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:17:34.73 ID:pelkqWNA0
武蔵「おお長門、ようやく出てきたか」ニヤニヤ

長門「どうした武蔵、お前に薄ら笑いは似合わないぞ」

武蔵「いや・・・自分でも分かってる・・・だがこんなときでは・・・クフフっ」

長門「?」

武蔵「き、気にするな、とにかく見てみろ・・・フッフッフ・・・」

長門「一体なんだというn・・・・?」

「・・・・・・・・」

長門「な・・・・・・・」

長門「な~~~~~~~~~!?!?!?」

長門「なんとかわいらしい駆逐艦なんだーーーーー!?!?」

武蔵「・・・・・・・」プルプル

「・・・・・・・・」カアア

630: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:18:56.38 ID:pelkqWNA0
長門「これは・・・日本だ。私が守ろうとした・・・あの時代の国、その魂を体現してるかのようだ・・・!」

長門「スカート、肩、髪型、どれも主張をしすぎない、しかしけして地味ではない、静かな可憐さを秘めている」

長門「凛とした顔立ちと眼差しは、戦士のそれだ、だが同時に淑やかな淑女の表情だ。さぞ格式高く由緒正しい艦なのだろうな」

長門「髪に挿したささやかな花、小さな傘、そのいずれもが『お嬢様』『女の子』であることを強く印象付ける」

長門「荒ぶる波の如き激しさと、凛としてしかし静かで淑やかな可憐さ・・・これぞ最高の駆逐艦!いや、最高の艦娘だあああああああああああ!!」

「そ、そうですか?そうですか!」

631: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:19:27.90 ID:pelkqWNA0
「武蔵、褒められました!私、やっと・・・!」

武蔵「良かったな・・・ああ、良かったな・・・ククク、ふふふ・・・」

長門「なんて華奢な手だ・・・細い体だ・・・少し触らせてもらおう」ギュ

「ひゃああ!?」

長門「うむ。やわらかい。胸も甲板でなく顔を埋められるくらいか」

長門「もう死んでもいい・・・最高だ」

「そ、そうですか・・・ありがとうございます・・・!」

長門「そういえば、紹介がまだだったな。私は戦艦長門。この鎮守府で秘書艦はやっている」

「はい、知ってますよ!」

長門「何?」

大和(駆逐艦)「私・・・大和って言います」カアア

632: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:20:01.37 ID:pelkqWNA0
長門「・・・・・・・・・」

長門「聞こえなかった。もう一度言ってくれ」

大和「く、駆逐艦、大和です!」

長門「・・・・・・・・・」

長門「大和め・・・いつのまに子持ちになったんだ?」

大和「違います!大和はそんなふしだらではありません!」

長門「君はヤツに騙されてるんだ。ヤツは胸に装甲まで仕込んでアピールしてる●●なヤツだからな」

大和「あれは・・・」カアア

武蔵「ふふふふ・・・はっはっはっは!その辺にしておけ、長門!もう腹が痛くて堪らん!」

長門「何を言ってる?まさか本当にこれが大和とでも」

633: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:20:29.90 ID:pelkqWNA0
武蔵「それが本当なんだよ!朝起きたらこうなってた!」

大和「そ、そうです・・・」

武蔵「ほら、艤装の細部まで良く見てみろ」

長門「まったく、そんなことあるわけがないだろう・・・」

長門「もうそろそろ仕事もある、冗談は程ほどに・・・」

長門「・・・・・・・・・」ジー

長門「・・・・・・・・・」ジー

大和「わ、わかりますか・・・?」カアア

長門「・・・・・・・・・」

長門「・・・・・・・・・」プルプル

長門「うわあああああああああああああああああああ!!!!」

大和「!?!?」

634: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:21:31.00 ID:pelkqWNA0
長門「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だああああああああ!!こんな美しい駆逐艦が大和な訳がないいいいいいいいいい!!!!」

大和「え!?ええ!?!?」

武蔵「だっはっはっはっはっは、長門のヤツ血涙まで流してるぞ!はっはっはっはっは!!」

長門「駆逐艦を愛し・・共に過ごしてきたはずなのに・・・中身が戦艦の相手に・・あまつさえ抱擁まで・・・・!」

長門「よくも私の純情を弄んだなああああああ!!大和おおおおおおおおグバァ!?」

大和「吐血!?」

長門「くそっ・・・悪寒が・・・吐き気が・・・覚えてろ大和おおおおおおお!!」ダッ

大和「あ、待ってください!」

武蔵「うひひひだから言っただろうふふふこれで間宮一回分私のものだな!はっはっはっはっはもう笑いすぎて沈みそうだ!」

大和(無言のサバ折)

武蔵「ゴハァ!?やはり中身は戦艦か・・・」ガク

大和「・・・・・・長門さん・・・」

635: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:22:21.78 ID:pelkqWNA0
大和「長門さん、待ってください!」チョコチョコ

長門「来るな!戦艦が中身とは寒気がするぞ!」

大和「な、なに言ってるんですか!大和は駆逐艦ですよ?今は駆逐艦なんですよ?」

大和「ほ、ほら、大和はやーちゃんって呼ばれてますにゃしい!や、大和がやっつけちゃうっぽいんだから!ね、46cm砲三連装砲ちゃん?」

長門「黙れ!私は○○○味のカレーなど食わない!」

大和「ひ、ひどい・・・そんな・・・」

636: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:23:37.15 ID:pelkqWNA0
長門「全く・・・駆逐艦を侮辱すんじゃない」

大和「・・・そんなに、戦艦のことが嫌いだったんですね・・・」

大和「そんなに大和が嫌いだったんですね」

長門「む?どうした?まだ来るか?」

大和「・・・・・・・・っ」ダッ

長門「ようやく消えたか・・・」

637: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:24:24.23 ID:pelkqWNA0
長門「まったく武蔵・・・ふざけが過ぎるぞ。全身の蕁麻疹で死にかけた」

武蔵「すまないすまない、どうしても笑えてな・・・」

武蔵「・・・・・・・・」

武蔵「・・・・ところで・・・本当に駆逐艦大和には興味が無いのか?」

長門「当たり前だ」

武蔵「そんなに中身に拘るのか・・・」

長門「決まってるだろう。見た目だけで相手を決め付けてはならないからな」

武蔵「えっ」

長門「ん?」

武蔵「いや・・・・。・・・・なんでもない」

長門「そうか」

638: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:25:04.17 ID:pelkqWNA0
武蔵「・・・・・・・・」

武蔵「だが可愛いぞ」

長門「!!」

武蔵「言ってたじゃないか。最高の駆逐艦、最高の艦娘」

長門「い、言うな!」

武蔵「だが否定のしようはないな、そうだろう?」

長門(た、確かに、外見だけなら本当に綺麗だ・・・正直、抱いても
いい。いや抱きたい)

長門「だ、だが・・・うん、中身が・・・むう・・・」

639: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:27:50.31 ID:pelkqWNA0
武蔵「なあ・・・やはりそれはおかしくないか?」

長門「・・・・ヤツは戦艦だぞ」

武蔵「だが大和だ」

武蔵「お前の、ビッグセブンの数少ないライバル、戦友の大和だ」

長門「べ、別にそれがなんだ・・・」

武蔵「お前は全身の蕁麻疹だけで物事を考えすぎてないか?」

長門「・・・・・・・・・・」

武蔵「大和、泣いてたぞ」

長門「・・・・・・・・・!」

長門「・・・・・・すまん」

武蔵「私に言うことじゃあるまい」

長門「・・・・・・そうだな」スッ

武蔵(ほら、お膳立てはしてやったぞ)

640: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:29:31.92 ID:pelkqWNA0
大和「・・・・・・はあ」グス

大和(朝起きて駆逐艦になってたときは・・・あんなに気分が良かったのに)

大和(・・・駆逐艦の体になれば、振り向いてもらえると思ってた)

大和(ふふふ・・・大和が馬鹿だったのね。体さえどうにかなればいい?思いあがりも甚だしい)

大和(・・・長門さんが嫌いなのは、戦艦・・・・・・)

長門「大和!」

大和「!?」

641: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:30:52.18 ID:pelkqWNA0
長門「はあ、はあ・・・探したぞ」

大和「・・・なんですか?大和は一人でいたいのですが・・・」

長門「・・・・・すまなかった」

大和「・・・・・え?」

長門「私は戦艦が苦手なだけだ。それを、お前自身に言うように・・・」

大和「・・・じゃあ、長門さんは私のこと、どう思ってるんですか?」

長門「なっ・・・いや、それは・・・」

長門(くっ、何故そんな聞き方を・・・!!)

長門「か、仮にも、このビッグセブンのライバルであり、せ、戦友だからな・・・き、嫌いでは、ない」

大和「・・・・・・そうですか」フッ

642: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:32:34.64 ID:pelkqWNA0
長門「だから・・・本当にすまないと思ってる」

大和「・・・・・・いいですよ、もう」ニコ

長門「ああ・・・・」

大和「そのかわり・・・ちょっと付き合ってくださいね」

長門「・・・・なんだと?」

大和「折角駆逐艦になったんですから、やってみたいんです。その・・・戦艦に甘えるって言うのを。ほら、戦艦って、艦娘の頂点じゃないですか!だから、そのっ・・・」

長門(・・・・甘える相手か。思えば、大和には何だかんだといって甘えてばかりだったな・・・その度に暴言かサバ折が返ってきたが)

長門(・・・邪険に扱い扱われきた、だが、それでも深い付き合いには違いないのだな・・・大和とは)

長門「・・・いいだろう。ビッグセブンの力、侮るなよ!」

大和「そうですか!じゃあ最初は間宮から行きましょう!」

長門「すみません許してください」

643: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:33:30.73 ID:pelkqWNA0
間宮「お待たせしました、航戦タワーパフェです」

長門「よし、溶けないうちに食うぞ」

大和「待ってください、いつもやってることがありますよね?」

長門「いただきます」

大和「・・・・駆逐艦をエスコートしてるんですよ?もっといつもやってること、ありますよね?」ニコ

長門「うっ・・・や・・・やれと言うのなら仕方あるまい・・・」

長門「ほら大和、口を開けろ」

644: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:34:37.49 ID:pelkqWNA0
大和「・・・・・・・・・・」プクー

長門「あ、あーん」

大和「あーん」パク

大和「・・・・・・・」モグモグ

長門「・・・ど、どうだ?」

大和「・・・・こうして食べると、いつもよりずっとおいしいですね」ニコ

長門「!!」ドキーン

長門(か・・・可愛い!!)

645: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:35:48.66 ID:pelkqWNA0
長門「釣竿は軽く持つだけでいい。後は引かれたら引く、それだけだ」

大和「なるほど・・・こうやってイ級釣りを・・・」グイ

大和「い、いきなりきました!?」

長門「ゆっくりと引いていけ、大物のようだがあせるな!」

大和「た、体格で引けない・・・長門さん、お願いします!」

長門「わ、私か!?くっ、この手ごたえ・・・ただものではないが・・・!」

646: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:36:36.14 ID:pelkqWNA0
長門「ビッグセブンを舐めるなあああああああ!」ザパーン

大和「あ!見てください、ヲ級ですよ、ヲ級!」

長門「ここまででかいのは初めてだが・・・これほどでは逆に持て余すな・・・」

大和「私に任せてください、今日はご馳走にしますよ?」

長門「本当か!・・・さすがにそういうところでは勝てんな」

大和「釣ったのは長門さんじゃないですか」

長門「む・・・まあ、そうなるな」

647: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:37:22.20 ID:pelkqWNA0
大和「長門さん・・・ちょっと疲れちゃいました・・・」

長門「し、仕方あるまい・・・肩車してやろう」グイ

大和「おお・・・こうしてみると、高いものですね」

長門「馬鹿を言え、いつもと同じだろう?」

大和「言われてみれば、そうですね、忘れてました」

大和「・・・・・・重いですか?」

長門「そそそそんなことはないぞ!ビッグセブンの力、侮るなよ!」

大和「ふふふ、そういうことにしておきますね」

648: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:38:36.07 ID:pelkqWNA0
長門「・・・・!なんだこれは、私が入渠してる間に全部作ったのか!」

大和「はい、ヲ級はどの部位も使いやすいですから。塩焼きに照り焼き、煮物に浅漬け、なんでもありますよ?」

長門「・・・・・・・」モッキュモッキュ

長門「おかわり」スッ

大和「はい」ニコ

長門「・・・・・・・」モグモグ

大和「・・・・おいしい、ですか?」

長門「・・・・言うまでもない」

大和「それは良かった・・・」

長門「・・・・・・・・」

650: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:39:33.86 ID:pelkqWNA0
長門(待て)

長門(大和って普通に良い女じゃないか?)

長門(口うるさいが基本的な生活は何も言わない)

長門(凛としてるようで根は乙女だ)

長門(料理は出来る、細かいところでは私を立ててくれる)

長門(そして熊みたいな図体も今は小柄で可憐だ)

長門(元が戦艦と言う点を除いたら完璧ではないか・・・?)

長門(というか、元が戦艦なら合法じゃないか・・・?)

長門「・・・・・・・・・」

大和「・・・・・どうしました?」

651: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:40:35.07 ID:pelkqWNA0
長門「・・・・・・・・・決めたぞ」

長門「駆逐艦大和、お前は今日から私のものだ」

大和「!?」

長門「これから毎日、私のためにこれを作ってほしい」

大和「そ、それって・・・その・・・プロポーズ、ですか?」

長門「正式に付き合いたいと言ってるんだ」

大和「えっ・・・いや、その・・・」

長門「駄目か?」

大和「な、なら、もっとムードがあるじゃないですか!」

長門「い、いや、その、うまい言い方が・・・こう、お前に言うとなると・・・」

大和「・・・・・・・・・」

大和「・・・でも、嬉しいです。本当の、本当に」

大和「謹んでお受けします、長門さん!」

長門(合法駆逐艦だああああああああああああフヒーヒヒヒイイイイイイイイー!)

653: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:42:08.21 ID:pelkqWNA0
大和「じゃあ、今日はもう寝ましょうか」

長門「・・・待て、布団が一つしかないぞ?」

大和「・・・・・・・」ムッ

長門「・・・そ、そうか、そうだな、一緒に寝るか・・・」

長門(い、いくら駆逐艦でも、大和と添い寝すると考えると・・・気恥ずかしいものがある)

長門(だが・・・こういうのも悪くない)

655: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:42:48.48 ID:pelkqWNA0
長門「あ、ああ」

大和「・・・・・・・・」ニコ

長門「・・・・・・・・」

大和「長門さん」

長門「ああ」

大和「あったかいですね」

長門「・・・そうだな。二人も良いものだ」

大和「・・・・・おやすみなさい」

長門「・・・・・おやすみ、大和」



長門(・・・・単に駆逐艦と添い寝するのとは違う、また別の幸せを感じる)

長門(大和か・・・私はいい伴侶を見つけたな・・・)

657: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:43:53.99 ID:pelkqWNA0
大和「起きてください、長門さん、遅刻しちゃいますよ?」

長門「・・・・・・・・?」

大和「・・・もう、長門さん、昨日は一緒に寝たじゃないですか」

長門「・・・そういえばそうだったな」

長門「さて、起きるか・・・・・・ん?」



大和(戦艦)「なんですか?」

長門「うおおおおおおおおおおおおおおおお!?!?」

658: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:44:52.58 ID:pelkqWNA0
長門「な、何故・・・何故だ!何故また戦艦に・・・!?」

大和「朝起きたら、また戻ってて・・・ふふふ、ちょっと待っててくださいね、今お味噌汁ができますから」

長門「ふざけるなああああああああああああ!!離婚だああああああああああ!」

大和「ええええええええええ!?」

659: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:45:22.36 ID:pelkqWNA0
武蔵「おい」

長門「どうした」

武蔵「大和に何をした」

長門「知らん!少なくとも私は悪くない!絶対にだ!」

武蔵「よくもぬけぬけと・・・!」

長門「本当なんだ武蔵・・・信じてくれえええええ!私が何をしたっていうんだああああ・・・・」シクシク

武蔵「!?、そ、そうか・・・」

660: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:45:52.96 ID:pelkqWNA0
大和「・・・・長門さん、なんですか?一日で離縁ってなんだったんですか?」

長門「私は結婚したなどとは一言も言ってない。だから数えん」

大和「・・・・・・うう、何でこんな人に・・・」

長門「私を恨むな。泣きたいのはこっちだ」

長門(そうとも、昨日の私はおかしかった。なんだあの気の迷いは)

長門(そもそも戦艦の大和を妻に迎えようという発想からおかしい)

661: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:46:29.24 ID:pelkqWNA0

長門(こんな熊みたいで凹凸のはっきりした下品な体型・・・・)

長門(・・・・・・・・)

長門(・・・・なんだ?・・・)

長門(何だか図体の割りに華奢じゃないか?前からそうだったか?そんな気もするが・・・どうなってる?)

長門(おかしい、大和の顔はこんなにも小奇麗で整ってたか?かわいらしかったか?手も小さかったか?)

長門(何だか、案外悪くないような・・・)

662: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:47:23.77 ID:pelkqWNA0
長門(・・・・・・・・)

長門(無いッ!そんなことがあってたまるかッ!)

長門(わわ私は、全ての駆逐艦のために戦ってるわけで、断じてそのようなことはははは・・・)

大和「・・・・どうしました?大和の顔に何かついてますか?」ドンヨリ

長門「・・・い、いや、なんでもない・・・」カアア



長門と駆逐艦大和 終わり

663: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 21:48:27.88 ID:pelkqWNA0
長門の次の相手
安価下二つ

665: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/29(金) 21:48:34.48 ID:ZWlyZPx4O
100人の子日

670: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 22:07:54.41 ID:pelkqWNA0
子日「今日は何の日?」

「「「「子日だよ!!」」」」

子日「子日だよ!」

子日「子日だよ!」

子日「子日だよ!」

子日「子日だよ!」

長門「子日だよ!」

大和「しっかり!現実逃避しないでください!」


671: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 22:12:26.48 ID:pelkqWNA0
長門「なんなのだ・・・なんだというのだ・・・」

長門「どうして子日が百人に増えるんだ・・・」

大和「朝起きたら突然増えてたそうです」

武蔵「同じ部屋にいた初春・若葉・初霜は圧死寸前で入渠された」

大和(しかし駆逐艦が増えたなら長門さんは喜びそうなものですが・・・)

武蔵(見ろ)

長門「母港枠・・・維持費用・・・もうどうすれば・・・」

武蔵(理性が全てを押しつぶしてる)

大和(なるほど)

672: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 22:15:56.78 ID:pelkqWNA0
子日「長門さん・・・子日たち、どうなっちゃうの?」

子日「ねえ?どうなるの?」

子日「大丈夫なの?」

子日「本当にむりしてない?」

長門「ああ゛あ゛あ゛!!一旦静かにしてくれ!」

子日「そうだよ静かにしよう!」

子日「言われたのはそっちの子日だよ?」

子日「ちがうもんそっちの子日だよ!」

長門「もういい全員黙れ!」

674: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 22:19:37.19 ID:pelkqWNA0
長門「・・・子日、お前たちは今日が何の日か考えてればいいんだ。それでいいんだ」

子日「本当?」

子日「子日に決まってるよ!」

長門「そうだ。駆逐艦は、駆逐艦にしかできないことをすればいい。面倒なことは、今のうちは戦艦に任しておけ」

子日「さすが長門さん!」

子日「かっこいいよお!」

子日「ヒューッ!」

大和「また駆逐艦の前で格好つけて・・・」

675: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 22:25:21.92 ID:pelkqWNA0
長門「・・・考えてもみろ、大和」

長門「この子日を改修素材にするのか?」

大和「と、とは言っても、いつもさせてもらってるじゃないですか・・・」

長門「問題は・・・私たちは、オリジナルの子日を残す必要がある」

長門「九十九人の子日を素材にして、一人だけの子日が残る」

大和「・・・・・・・・」

長門「・・・そんなこと残酷なこと、誰も納得はしない。それは私自身もだ!」

大和「・・・・分かりました、長門さんがそういうならそうしましょう」

676: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 22:31:02.43 ID:pelkqWNA0
武蔵「だがどうするつもりだ?資材も枠も絶望的に足りないぞ」

長門「ふふふ・・・武蔵、お前が聞いてくると思ってとっておきを用意しておいた。とっておきをな」

武蔵「長門、それは一体・・・?」



長門「全艦出撃中止」

大和「えっ」

長門「燃費が極端に悪い艦以外は全艦遠征だ」

武蔵「えっ」

677: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 22:34:03.04 ID:pelkqWNA0
大和「いや・・・哨戒は・・・警備は・・・」

長門「知るか馬鹿!そんなことより子日だ!」

長門「そしてほとんどの艦を常に外に出させてれば、母港枠を擬似的に増やしたも同然!」

武蔵「おかしい。どう考えてもおかしいぞ」

長門「秘書艦命令だ、総員出撃!」

大和「・・・・・・・・・・・・」

678: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 22:38:43.84 ID:pelkqWNA0
長門「今日は何の日?」

子日「子日だよ!」

子日「子日だよ!」

子日「それは 紛れも無く ヤツさ」

子日「子日だよ!」

大和「遊んでるだけですね」

長門「こうする他にないのだから仕方あるまい」

子日「・・・・・・・・」

679: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 22:42:59.08 ID:pelkqWNA0
金剛「No~!遠征ばかりで疲れましたー!洋上でティータイムは無理デース!」

伊勢「どうして私までオリョクル・・・」

長門「子日のためだ!我慢しろ!」

榛名「榛名は大丈夫です・・・大丈夫です・・・ダイジョウブデス」

比叡「ヒエー」

武蔵「・・・まあ、子日のためと思えばどうしようもないな」

子日「・・・・・・・」

680: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 22:51:53.32 ID:pelkqWNA0
子日「ねえ長門さん・・・今日は本当に子日なのかな」

長門「子日だよ!子日だろ?」

子日「子日の厳密な意味知ってる?」

長門「うっ・・・・・」

子日「お正月のあと始めての子の日、子供が遊んでるのを見る日だよ」

長門「ほ、ほら!私が見てるぞ!な!」

子日「長門さんには子日でも・・・ほかのみんなは子日なのかな・・・」

子日「今日は何の日なのかな・・・」

長門「くっ・・・・・」

681: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 22:55:28.41 ID:pelkqWNA0
長門「む?水平線に何か見えるな・・・」

長門「遠征帰りか?それにしては妙に数が多いような・・・」

長門「・・・・・・・」

長門「深海凄艦ではないか!どうしてこんな近海に大軍で!」

長門「そうか、哨戒も警備も出してなかったからな・・・なるほど」

長門「ってどうすればああああああああああ!!」

長門「・・・・・・・」

682: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 23:00:55.20 ID:pelkqWNA0
長門「全子日、艤装をつけろ、急げ!」

子日「どうしたの長門さん?ねえ!」

子日「ねえ!何かあったの?」

子日「もしかしてあれ敵!?」

長門「・・・全子日は、小隊を組んでこの海域から離脱するんだ」

長門「一刻も早く皆を呼び戻して欲しい・・・地上に本格的に上陸される前に」

長門「奴らとて艦、上陸には相応の準備が必要だからな」

子日「長門さんは?」

子日「長門さんはどうするの!?」

長門「・・・私はここに残る」

子日「ええ!?」

子日「何で!?」

長門「急げ!私が奴らを引き付ける、そのうちに離脱しろ!」

子日「・・・・・・・」

子日「・・・・・・・」

子日「・・・・・・・」

683: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 23:04:57.40 ID:pelkqWNA0
子日「・・・・・・」ガシ

子日「・・・・・・」ガシ

長門「ま、待て・・・離せ!何をする!?」

長門「くそ・・・駄目か、いくら駆逐艦でも百人が相手では・・・!」

長門「やめろ、よせ!何故私を縛る!?」

子日「・・・・・・」

子日「いこっか」

子日「うん」

子日「・・・・・・」スタスタ

長門「・・・・・・!まさか・・・!」

長門「やめろ、いくなあああああああああああ!!」

子日「・・・・長門さん、ありがとう」

子日「ありがとう」

子日「ありがとう」

684: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 23:08:19.08 ID:pelkqWNA0
子日「今日は何の日?」

「「「「子日最期の日だよ!」」」」

子日「明日は何の日?」

「「「「「みんなの希望の日だよ!幸せの日だよ!」」」」」

「「「「「これからそうなるよ!」」」」」

子日「今日は何の日?」

「「「「「「「子日だよ!」」」」」」」

「「「「「「「これからそうなるよ!!」」」」」」

685: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 23:11:53.08 ID:pelkqWNA0
ル級「フフフ・・・ココマデオチタカタウイタウイ。キョガケッセンノヒダ」

ヲ級「コノテウスサ、レ級ノテヲワズラワセルマデモナカッタナ・・・」

ル級「マテ・・・アレハナンダ!?」

「「「「子日だよ!」」」」ゴゴゴゴ

ヲ級「バカナ!オナジカンハタイニヒトリマデデハ・・・!?」

「「「「子日だよ!」」」」ゴゴゴゴ

ル級「ク、クチクトイエドモナンダアノカズハ!?」

ヲ級「イ、イケ!カカレ!」

「「「「子日だよ!」」」」ゴゴゴゴ

686: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 23:15:00.84 ID:pelkqWNA0
ル級「ク、コレデハショウジュンガ・・・!」

「子日だよ!」「子日だよ!」「子日だよ!」

ヲ級「ゼンエイ、ナニヲシテル、ヤツラヲトメロ!」

「子日だよ!」「子日だよ!」「子日だよ!」

ル級「ヒイ!コッチヘクルナ!ヤm「子日だよ!」「子日だよ!」

ヲ級「ヲヲヲヲヲヲ「子日だよ!」「子日だよ!」

「子日だよ!」「子日だよ!」「子日だよ!」

「子日だよ!」「子日だよ!」「子日だよ!」

687: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 23:20:15.88 ID:pelkqWNA0
「子日だよ!」「子日だよ!」「子日だよ!」「子日だよ!」

「子日だよ!」「子日だよ!」「子日だよ!」「子日だよ!」

「子日だよっ!」「・・・子日だよ!」「子日だよ!」「っ・・・・・」

「子日だよ!」「子日向だよ!」「子日だy」

「子日・・・だ・・・・・よ」「子日だよ!」「子日だよ!」

「子日だよ!」「子日だよ!」

「子日・・・だよ!」「子日だよッ!」

「子・・・・日・・・」「・・・・・・」

「子日だよ!」

「子日だよ!」

「子日・・・・・・だよ!」

「子・・・・・・・日・・・・だ・・・・よ」

「子・・・・・・・・・・日・・・・・・」

「・・・・・・・・・だ、よ」

「・・・・・・・」

691: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 23:23:12.83 ID:pelkqWNA0
長門「旗艦レ級、ヲ級数隻、ル級数十隻、以下の敵艦隊はほぼ全滅・・・」

長門「・・・・・・鎮守府近海はおろか、ほとんど全ての海域の戦力が消えた・・・」

長門「・・・・・・」

長門「全ての子日と引き換えに・・・」

長門「・・・・・・」

長門「何がビッグセブンだ・・・何が戦艦長門だ」

長門「くそおおおおおおおおおお!!」

692: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 23:27:47.62 ID:pelkqWNA0
「・・・・・あの・・・・」

長門「・・・・・!?」

長門「子日?子日なのか!?何故ここに!?自力で脱出を!?」

子日「出撃する直前・・・何故か航空戦艦みたいなひとに襲われて、そのままずっと鎮守府の中に・・・」

長門「・・・・・そうか」

長門「良かった・・・・・・!」ダキ

長門「生きていてくれて・・・お前だけでも・・・・!」

子日「・・・・・・・・」

693: ◆j/7iZROIts 2015/05/29(金) 23:33:21.38 ID:pelkqWNA0
子日「今日は何の日?」

長門「え・・・?」

子日「今日は何の日?」

長門「・・・・・子日か」

子日「・・・・・・」ブンブン

子日「・・・・・子日だよ!」ニコッ

子日「・・・・子日だよ・・・・!」ボロボロ

長門「・・・・・・・・子日、みんなが笑顔になれる日か」

長門(九十九人の子日は、どれだけ子日と叫んでいたか?)

長門(それは子日を渇望していたんだ・・・それを守ることを)

長門(九十九人の子日・・・私はけして忘れない)

長門(誰よりも幸せ、笑顔を守ろうとした艦の名を・・・!)



長門と百人の子日 終わり

703: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 20:59:56.57 ID:E3uaOA1U0
それでは再開します
長門と叢雲でいきます

704: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 21:08:02.99 ID:E3uaOA1U0
叢雲「頭部ユニットの点検?」

長門「そうだ、工廟の方から至急したいと申し出があった」

叢雲「はあ?この間艤装と一緒にしたばっかりじゃない」

長門「・・・・さあな、何か事情があるのだろう」

叢雲「良いけれど、明日の出撃には間に合わせてよね。アレ、案外大事なんだから」

叢雲「まったく、そんなんじゃおちおち出撃もしてたれないわ・・・」

長門「・・・・・・・」

705: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 21:11:07.58 ID:E3uaOA1U0
長門(はっはっはっは愚かだな叢雲!)

長門(工廟の要請などまったくの嘘だ!秘書艦を侮るなよ!)

長門(この獣耳を預かるのは・・・この長門だ!)

叢雲「・・・なんか表情がキモイわよ、アンタ」

長門「なんでもない、気にするな」キリ




長門「さて、叢雲は出て行ったか・・・」

長門「・・・・・・・・」

長門「レロレロレロレロレロレロレロレロ」

706: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 21:14:17.86 ID:E3uaOA1U0
長門「チュパチュパチュッパチュッパジュルルルル」

長門「・・・・・・・・・」

長門「・・・・・・・はっ!いかん」

長門「我を忘れて舐めふけってしまった・・・それは後だ」

長門「ふふふ・・・あとで舐めなおして、洗わないで返してやるぞ」

長門「さて・・・さあ、分解するか」キュルキュル

707: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 21:18:43.25 ID:E3uaOA1U0
長門「この鎮守府に何かを仕込む、隠すということはなかなかに難しいことだ」

長門「こまめな掃除があるせいで、カメラを仕込もうにも仕込めん」

長門「時々憲兵の巡回が入るのも厄介だ」

長門「・・・まあ、軍事施設内で安々と諜報ができるのも問題だろうが・・・」

長門「・・・だが、それが駆逐艦自身の手によるものなら?」

長門「艤装は戦闘以外ではつけない・・・だが、日常的につけているものなら!」

長門「カメラでもなんでも仕込める!我ながらなんという発想ッ!」

708: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 21:21:52.27 ID:E3uaOA1U0
長門「しかし機械にはあまり触れたことがないからな・・・」

長門「むう・・・なかなか難しいぞこれは」

長門「こうして・・・くそ、開かないだと?」

長門「ドライバーでもあかない・・・ちいっ!」

長門「ええい、開け!開けといってる!」



長門「あっ」バキ

709: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 21:24:56.79 ID:E3uaOA1U0
長門「・・・・・・・・」

長門「・・・・・・・直れ」

耳「ムリデス」

長門「・・・・・無理か・・・」

長門「こ、壊してしまっただと・・・」

長門「工廟のせいに・・・いや、そしたら実際に直してもらうのが面倒に・・・」

長門「ええい、こうなれば私自身で直すしかあるまい!」

長門「ビックセブンの力、侮るなよ!いくぞ!」バキ

710: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 21:27:24.08 ID:E3uaOA1U0
長門「大和・・・大和ぉ~!」グニャア

大和「自業自得ですね」

長門「そこをなんとか頼むぅ~!」グニャア

大和「そんなこと言われても、私も無理ですし・・・」

武蔵「ん・・・機械の故障か?」

長門「おお、武蔵!」

711: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 21:32:00.54 ID:E3uaOA1U0
武蔵「なるほど、ビックセブンの馬鹿力で壊してしまったと・・・」

長門「む、武蔵なら出来そうな気がするぞ!」

大和「た、確かになんとなくそんな感じが・・・」

大和「壊れてしまったおもちゃとか、頼まれて直してそうですもんね」

武蔵「そうか?ならいいだろ、この眼鏡が伊達ではないことを教えてやる」

武蔵「任せて置け、案外こういうのは得意だ」バキ



武蔵「・・・・・・・・・」

長門「何も言うな。私以上の馬鹿力に任せたのが悪かった」

712: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 21:35:20.08 ID:E3uaOA1U0
長門「そうだ、日向!」

長門「瑞雲を手作りしてるお前だ、機械には強いだろう!?」

日向「まあ、そうなるな」

長門「頼む、これを直してくれ!鋼材は払う」

日向「任せろ、瑞雲使いの実力を見せてやる」



日向「さあ完成だ」

長門「待て」

713: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 21:38:37.64 ID:E3uaOA1U0
長門「このプロペラはなんだ」

日向「サービスだ」

長門「このフロートはなんだ」

日向「サービスだ」

長門「この緑の塗装はなんだ」

日向「サービスだ」

長門「もういい!!」

日向「まあ、そうなるか」

715: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 21:41:52.43 ID:E3uaOA1U0
叢雲「・・・で?これはなに?」

長門(正座)「・・・・・・・・・・・」

叢雲「このネジと鋼材の塊は何かって聞いてるの」

長門「耳です・・・」

叢雲「・・・・・・・壊したのね、はあ」

長門「弄ってたら壊れました・・・(嘘は言ってない)」

叢雲「・・・・・・・・・」

716: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 21:51:35.52 ID:E3uaOA1U0
叢雲「・・・・・・・もう良いわよ、行って」

長門「・・・・・・えっ」

叢雲「『えっ』って何よ・・・もういいって言ってんの」

長門「い、いや、何かもっと、怒って罵倒するものかと・・・」

叢雲「・・・アンタ、何か勘違いしてない?」

叢雲「私みたいなクールな艦娘がいちいち犬みたいに吼えるわけないでしょ?」

叢雲「大体、こんなの戦闘でだって壊れるんだからいいわよ、工廟に出しておくわ」

長門「叢雲・・・・」

叢雲「い、言っとくけど、これが戦闘中なら酸素魚雷打ち込んでるわよ!?いい!?」

長門「・・・ああ」



長門(・・・叢雲はキツい性格なのではない)

長門(ただ照れ隠しが下手糞な、優しい艦なのだな・・・)

長門(駆逐艦とは奥が深い・・・)

717: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 21:54:17.89 ID:E3uaOA1U0
長門「叢雲、耳は直ったか?」

叢雲「あんたと違って壊す妖精はいないわよ」

叢雲「ただ・・・なんか変なのよ」

長門「?」

叢雲「戦闘が始まると勝手に急降下爆撃しに行くんだけど」

長門「おい日向ァ!」



長門と叢雲 終わり

718: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 21:55:29.05 ID:E3uaOA1U0
長門の次の相手
安価下二つ

720: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 21:55:40.17 ID:6Y18jOSEO
神通

721: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 22:07:59.34 ID:E3uaOA1U0
神通「・・・水雷戦隊の撮影ですか?」

長門「そうだ。提督が中々外洋に出れないのは分かっているだろう?」

長門「そこでその目で活躍ぶりを見たいということだ」

神通「・・・・・・」ジッ

長門「せ、戦闘中にとは言わん、演習中でいい・・・だそうだ!」

長門(この眼光本当に軽巡か!?)

神通「・・・・・・」

神通「分かりました、謹んでお受けします」

長門「頼んだぞ!」

722: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 22:11:47.69 ID:E3uaOA1U0
長門(叢雲にカメラを仕込む作戦は失敗した・・・が)

長門(ならば堂々と撮らせればいい!堂々とした理由で!)

長門(神通は普段あまり提督に会わない、これなら発覚する心配もない)

長門(それに、神通なら怪しまれることも無く撮れる!)

長門(演習中の!汗の滲んだ!精悍な顔つきの駆逐艦たちを!)

長門(職権濫用は秘書艦の嗜みというものだ、ふっ)

723: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 22:17:54.52 ID:E3uaOA1U0
神通「写真をどうぞ」

長門「うむ」パラ

『ナカチャンダヨー』『ヤセンダヤセンダー』『フフコワ』

長門「・・・・・・・・」ピクピク

『クマダクマダクマダクマ』『ピャアア』『ネコジャネツッテンダロ』

長門「素晴らしい写真だな」ピクピク

神通「ありがとうございます」ニッコリ

724: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 22:22:19.95 ID:E3uaOA1U0
長門(こいつわざと・・・!)

長門「だ、だが、駆逐艦の写真もあると嬉しいなー(榛)」

神通「善処します」

長門「頼んだぞ?」

神通「善処します」

長門(くそったれえええええええええ!!)

長門(どどどどどうすれば・・・)

725: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 22:29:24.72 ID:E3uaOA1U0
長門(・・・まてよ)

長門(神通は駆逐艦を写さない)

長門(・・・だったら写すようにしむければ良い話だ)

長門(神 通 を 洗 脳 す れ ば い い)

長門(やつとて水雷戦隊の旗艦・・・素質は十分)

長門(いける!)

神通「・・・・・・・・」

726: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 22:32:14.69 ID:E3uaOA1U0
長門「・・・神通、正直な話をしよう」

長門「私は駆逐艦が好きだ」

神通「ええ、知ってますよ」

長門「お前は駆逐艦が好きか?」

神通「・・・はい、大好きです」

長門(!?)

長門(そうだったのか・・・なら話は早い!)

727: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 22:43:20.11 ID:E3uaOA1U0
神通「好きだからこそ訓練させて、生き残ってもらうんです。当然です」

長門「そうか・・・なら私のコレクションを見て欲しい」

長門「これと同じように撮ってみてほしいんだ」

神通「あ、憲兵さんこっちです」

長門「えっ」ガシャン

長門「まて!貴様裏切ったなあああああああああああああ!!」

神通「・・・・・・・・」

728: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 22:45:42.98 ID:E3uaOA1U0
神通「・・・・・・・」

神通「・・・・大好きですよ、駆逐艦」

神通「大切な駆逐艦が、不審者に○○されるなんて、私なら耐えられませんね」



長門と神通 終わり

729: ◆j/7iZROIts 2015/05/31(日) 22:46:27.46 ID:E3uaOA1U0
長門の次の相手
安価下二つ

731: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/05/31(日) 22:46:54.19 ID:GLM5zy1e0
叢雲改二

737: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 20:42:17.59 ID:JdGHUJ4+0
叢雲(改ニ)「この私の成績が悪いですって!?」

長門「ああ。近頃・・・こと改ニ改修を受けてから著しいな」

長門「報告書によれば、魚雷の命中率の低下、独断専行の増加、注意力散漫、隊と連携がうまくとれない・・・だそうだ」

叢雲「・・・・・・・っ」

長門「何かお前から申し立てはあるか」

叢雲「・・・何も無いわ。全部ありのままよ」

叢雲「治らないようだったら営倉行きでしょ?ま、精々努力はさせてもらうわ」

786: ◆vErQI3H.MAOp 2015/06/03(水) 17:27:29.63 ID:qhQBX82u0
長門「・・・・・・・」ジー

叢雲「・・・何よ、まだあるの?」

長門「悩んでるな」

叢雲「!」

長門「駆逐艦叢雲とは、自分とは、そのアイデンティティを見失いつつある」

叢雲「なななな何言ってんのよい、いきなり!?」

長門「特型であるが姉妹たちには似ず、またそのことがコンプレックスになっていて、余計に彼女たちに対して素直になりにくい」

長門「改ニになってから余計にそれが顕著になり、目をそらしてたことが頭から離れなくなった・・・違うか?」

叢雲「・・・・・・・・」カアア

叢雲「・・・・・どうしてわかったのよ・・・」

長門「お前の部屋の日記を見t辞めろよせ部屋で酸素魚雷を撃つなぁーーー!!」

738: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 20:43:56.99 ID:JdGHUJ4+0
叢雲「信じられない!アンタって、本当に最低の屑だわっ!」

長門(大破)「艦娘のメンタルケアも秘書艦の仕事だ」キリッ

叢雲「今後一切近づかないで!私の近くに!」

長門「そう言うな、お前は人に素直に相談するということが下手だ、そうだろう」

叢雲「・・・・・・・・」ウツムキ

長門「ちなみに今のも日記を待て落ち着け大破進撃はまずいだろう助けてくれ」

739: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 20:44:39.28 ID:JdGHUJ4+0
長門「ビッグセブンの回避、侮るなよ・・・」ゼーハー

叢雲「・・・余計なお世話、ほっときなさいよ・・・」

長門「特型の姉妹に近づきたくないのか?」

叢雲「・・・そ、それは・・・」

長門「任せろ、この長門、駆逐艦相手に破不可能は無い!」

叢雲「・・・まあ、いいけれど。折角だからしてもらうわ」

740: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 20:45:10.22 ID:JdGHUJ4+0
長門「よし、まずは服だな」バッ

叢雲「セーラー服?まさかアンタ・・・」

長門「違う!盗んではない!」

叢雲「ふーん、そう」

長門「夕張ブックスで買ってただけだ」

叢雲「売ってるものなのね」

叢雲「・・・・買って『た』?」

長門「よし早速これを着てくれそうだ早く」

741: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 20:45:48.34 ID:JdGHUJ4+0
叢雲「まあ確かに、これなら吹雪とかと同じね」

長門「それとその耳も外すか」

叢雲「ちょ、ちょっと、これは私の艤装の一部よ!?」

長門「こんなかっこいいものを吹雪たちがつけてるか!?」

叢雲「か、かっこいい・・・う、うん、まあ、そこまで言うなら外してあげるわ!」

長門「あとは艤装のアームも外そう」

叢雲「・・・勝手に艤装をいじっていいのかしら・・・?」

長門「タイツはこっちに」

叢雲「沈みたいようね」

742: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 20:46:25.54 ID:JdGHUJ4+0
叢雲「まあ確かに、これなら吹雪とかと同じね」

長門「それとその耳も外すか」

叢雲「ちょ、ちょっと、これは私の艤装の一部よ!?」

長門「こんなかっこいいものを吹雪たちがつけてるか!?」

叢雲「か、かっこいい・・・う、うん、まあ、そこまで言うなら外してあげるわ!」

長門「あとは艤装のアームも外そう」

叢雲「・・・勝手に艤装をいじっていいのかしら・・・?」

長門「タイツはこっちに」

叢雲「沈みたいようね」

743: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 20:47:03.87 ID:JdGHUJ4+0
叢雲「でもなにか違うわね・・・なんか、自分でも違和感があるわ」

叢雲「こう・・・どこかしら浮いてるわね・・なんでかしら」

長門「それはヤツに任せろ」

日向「今日は瑞雲は無しだ。私を見てみろ叢雲、何かわかるか?」

叢雲「な、なによアンタいきなり・・・」

叢雲「・・・?なにこの感覚・・・」

叢雲「どこかなつかしいような・・・どこかで見たような・・・」

日向「その秘密はこれだ」パッ

744: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 20:47:30.04 ID:JdGHUJ4+0
叢雲「な、なによそれ!芋臭っ!窓開けなさいよ!」

日向「これはしばふ村の芋だ。主に特型駆逐艦や南雲機動部隊の間で好んで食べられる」

日向「叢雲、お前の顔立ちがどこか姉妹と違うのは、これを食べてないからさ」

叢雲「嘘でしょ・・・」

日向「前に吹雪の顔立ちが妙に垢抜けていたときがあっただろう?あれはアニメ出演で時間がなく、芋を摂取できなかったからだ」

叢雲「素があっちなの!?」

叢雲「・・・まあいいわ、食べてみましょう・・・芋臭・・・」モグモグ

叢雲(しばふ)「え!?か、顔が・・・!」

長門「成功のようだな」

日向「また苗を取り寄せるか」

745: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 20:49:14.55 ID:JdGHUJ4+0
長門「さあ完成したぞ!これぞ特型駆逐艦、叢雲だ!」

叢雲(生足+セーラー+耳無し+しばふ)「・・・・・・・・」

叢雲「・・・・あ、案外いけるじゃない・・・」

長門「そうか、それは良かった」

叢雲「・・・・ありがと」

長門「礼などいらないさ、行って来い。姉妹達の下へ、その晴れ姿で」

叢雲「ええ、言われなくてもそうさせてもらうわ!」

746: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 20:50:40.81 ID:JdGHUJ4+0
叢雲「ふふ、ごきげんよう、吹雪?深雪?」

吹雪「え!?」

深雪「はあ!?」

叢雲「驚いた?ちょっとしたイメージチェンジよ?」

吹雪「ちょっと・・・?」

深雪「いやいや変わりすぎだろ・・・」

叢雲「ちょ、ちょっとよちょっと!」

吹雪「でもこれはこれでいいね」

深雪「まあ、そうだな」

叢雲「・・・・・・・・・な、ならいいけど」カアア

深雪「おーい白雪!磯波!こっちこいよ!」

深雪「初雪が銀髪になったぞー!」

747: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 20:53:39.17 ID:JdGHUJ4+0
叢雲「・・・・・・」

長門「・・・・・・」

叢雲「・・・・・・」

長門「・・・その、なんだ・・・すまない」

叢雲「アンタが謝ることじゃないでしょ・・・」

叢雲「・・・・・・」

叢雲「・・・もう叢雲型でいいわ・・・」

長門「そうか・・・」



長門と叢雲改ニ 終わり

748: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 20:54:33.46 ID:JdGHUJ4+0
長門の次の相手
安価下二つ

750: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/02(火) 20:54:37.67 ID:a7EycE/7O
天山妖精

752: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 21:16:17.13 ID:JdGHUJ4+0
長門「装備の廃棄任務か・・・合計24個、どれを廃棄するか」

長門「主砲は改修に必要だったり、一つの艦に複数積む」

長門「副砲はそもそも数が少ない、念のため取っておきたい」

長門「魚雷も潜水艦に宛がうのに数が必要だ」

長門「電探は問題外、機銃は先週捨ててしまったな」

長門「そうなるとあとは・・・」

天山妖精「!!」ビク

753: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 21:23:01.79 ID:JdGHUJ4+0
長門「・・・このタウイタウイ泊地には、すでに二十四の烈風と流星改がある」

長門「だから航空機の開発の必要は無い、そして不要な装備は定期的に下から廃棄されていく」

長門「そして・・・今一番下の性能なのは・・・お前たちだ」

妖精「」ガクブル

長門「お前たち妖精がどういう存在なのか良く知らないが・・・」

長門「大本営命令だ、廃棄させてもらおう」

妖精「・・・・・・・」

長門「・・・・・・・」

754: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 21:25:23.84 ID:JdGHUJ4+0
妖精「フッ・・・・・」ツカツカ

長門「行ってくれるか」

妖精「・・・・・・」アバヨ

長門「・・・・・・」

長門「よせ!行くな、天山!」

妖精「・・・・・?」

755: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 21:28:54.82 ID:JdGHUJ4+0
長門「思えば・・・お前が来たのは、まだ私も来たばかりだったな」

長門「あの時の提督は多いに喜んでいたな・・・見たこともない艦攻が来たと」

長門「同じく来たばかりの空母に早速乗せられたお前は、すぐさま艦隊の花形だったな」

妖精「・・・・・・・」

長門「ふふふ、開幕雷撃でよくMVPをさらわれたこと、まだ良く覚えてるぞ?」

妖精「・・・・・・・」ニヤリ

756: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 21:33:48.91 ID:JdGHUJ4+0
長門「やがて流星が増え・・・それと同じように空母も増えていった」

長門「それでもまだまだお前は現役だった、ずっと、長い間」

長門「流星の、改の穴を埋め」

長門「対潜攻撃すらこなし」

長門「数と質の最高のバランスがお前だった」

長門「お前は、この鎮守府の歴史だったんだ」

長門「・・・それを無碍に廃棄などできない!」

妖精「・・・・・・・」

妖精「・・・・・・・」フルフル

長門「・・・・廃棄しろというのか?」

妖精「・・・・・・・」コクコク

757: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 21:38:46.48 ID:JdGHUJ4+0
長門「・・・・・・・」

長門「・・・・・・わかった」

長門「その思い、けして無駄にはしない・・・!」

長門「さらばだ・・・天山!」

妖精「・・・・・・・・」




妖精(ようやく廃棄してくれたよ・・・これでようやく退役できら)

長門と天山妖精 終わり

758: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 21:39:56.22 ID:JdGHUJ4+0
長門の次の相手
安価下二つ

760: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/02(火) 21:40:32.28 ID:pMitOuYVO
駆逐棲姫

762: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 21:51:07.09 ID:JdGHUJ4+0
長門「念願の 駆逐棲姫を 手に入れたぞ!」

長門「苦労した・・・・大破状態で鹵獲するのは骨だ折れるものだ」

駆逐棲姫「ンー!ンー!」モガモガ

長門「猿轡をしておいて正解だったな・・・万が一提督にでも見つかったらまずいからな」

長門「怖がらなくて良いぞ?私はビッグセブンだ」

駆逐棲姫「ンー!ンー!」モガモガ

長門「そうか、これからよろしく頼むぞ」

駆逐棲姫「ンー!ンー!」モガモガ

765: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 21:57:58.12 ID:JdGHUJ4+0
長門「しかし深海駆棲艦はどのように飼えばいいのだろうか」

長門「駆逐艦だから同じようにすればいいのか?」

長門「しかし駆逐棲姫は足が無い、同じような日常生活は無理だろう」

長門「うむ・・・・・」

長門「・・・・・・・」

長門「足が無い?」

767: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 22:01:50.40 ID:JdGHUJ4+0
長門「深海凄艦は地上を狙ってる」

長門「しかしゆくゆくは地上を手に入れるつもりなのに、足が無いとはどういうことか?」

長門「その答えが・・・こうだ!」

駆逐棲姫(植木鉢)「ンー!ンー!」モガモガ

長門「駆逐棲姫は植物だったんだ!」

長門「つまり深海凄艦とは、植物や動物、人間以外の存在からの警告だったんだ!」

長門「我ながら天才的だ・・・」

駆逐棲姫(in土)「ンー!ンー!」モガモガ

769: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 22:04:30.65 ID:JdGHUJ4+0
長門「それでは出撃してくるからな、良い子で待ってるんだぞ」

駆逐棲姫「ンー!ンー!」モガモガ

長門「・・・・・どうした?」

長門「ああ、そうか!」

駆逐棲姫「!」モガモガ

長門「うっかり部屋に入られたらまずい、箪笥の中にしまっておくか」

駆逐棲姫「ンー!ンー!」モガモガ

長門「帰ってきたときが楽しみだ」

772: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 22:07:11.92 ID:JdGHUJ4+0
長門「今日も大和はでかかったな・・・ただいま」

駆逐棲姫「・・・・・・・」グッタリ

長門「うわあああああああああああ駆逐棲姫!」

長門「どうしたんだ!?肥料が足りなかったのか!?」

駆逐棲姫「ンー!ンー!」クビフリ

長門「そうかそら呑め!」

駆逐棲姫「ンー!ンー!」グッタリ

長門「だめか・・・」

773: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 22:10:54.60 ID:JdGHUJ4+0
長門「せめて死ぬなら海へ返してやろう・・・せめてもの情けだ」

長門「さようなら、駆逐棲姫・・・」

駆逐棲姫「・・・・・・・・」ジャボン

長門「ほら、猿轡も取ってやろう」サッ

駆逐棲姫「・・・・・・・・ダケダ」

長門「・・・・・・?」

駆逐棲姫「エラコキュウデキナカッタダケダ!」チュドーン

長門「魚だったのかグハァ!?」



長門と駆逐棲姫 終わり

774: ◆j/7iZROIts 2015/06/02(火) 22:11:48.45 ID:JdGHUJ4+0
長門の次の相手
安価下二つ

776: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/02(火) 22:12:30.49 ID:1q00OQpbO
もう一人の綺麗な長門

791: ◆j/7iZROIts 2015/06/05(金) 20:29:11.68 ID:+wDSO8bH0
それでは再開します
長門と綺麗なもう一人の長門でいきます

792: ◆j/7iZROIts 2015/06/05(金) 20:33:05.31 ID:+wDSO8bH0
長門「監査官が派遣されてくる?」

陸奥「ええ、ここは提督に代わって姉さんが大半の業務を代行してるし・・・」

長門「面倒なものだな・・・」

陸奥「ただ、交流も兼ねて相手は艦娘みたいよ?」

長門「艦娘だと?なら大丈夫か・・・」

長門「いざとなれば駆逐艦でも握らせれば・・・」

陸奥「横須賀鎮守府からの」

長門「」

793: ◆j/7iZROIts 2015/06/05(金) 20:35:44.57 ID:+wDSO8bH0
長門「そそそそれを早く言わないか陸奥!」

長門「横須賀鎮守府といえば、実力地位共に最高の鎮守府」

長門「大本営にも近い連中に目をつけられては・・・・くそ!急いで歓迎の支度を」

陸奥「もうすぐくるわよ?」

長門「」

陸奥「先週から言ってるのに全く聞いてなかったのね・・・」

長門「終わった・・・私の秘書艦の座が・・・」

794: ◆j/7iZROIts 2015/06/05(金) 20:42:46.34 ID:+wDSO8bH0
綺麗な長門(Lv.150)「横須賀鎮守府秘書艦、長門だ。よろしく頼む」

長門(Lv.124)「あ、ああ・・・タウイタウイ泊地秘書艦兼提督代理の長門だ」

長門(ち・・・違う!最早特別作戦にしか出撃しない、いやそれすら大和に任せがちな私とは訳が違う!)

長門(全く煙草や酒の臭いもしない!なんだこの良いにおいは!?)

綺麗な長門「どうした?私の顔に何かついているのか?」

長門「い、いや、なんでもない・・・」

綺麗な長門「そう硬くなるな、お前もタウイタウイ泊地設立からの古株と聞いてる」

綺麗な長門「それほど報告するような内容もないだろう」

長門「あ、あははは・・・」

795: ◆j/7iZROIts 2015/06/05(金) 20:49:07.82 ID:+wDSO8bH0
綺麗な長門「ほう、質素な秘書艦室だな」

長門「それほどでもないさ」

長門(ここだけはなんとか来る前に整理できたからな)

綺麗な長門「ふむ・・・机の上は良いが・・・」

綺麗な長門「机の中はどうだ?」ガラ

長門「!?!?」

綺麗な長門「これは・・・駆逐艦の写真か」

長門「あばばばばばばばば」

796: ◆j/7iZROIts 2015/06/05(金) 20:54:25.67 ID:+wDSO8bH0
綺麗な長門「・・・・・・・・」ペラ

長門「そそそそそれはその別にやましいものではなく」

綺麗な長門「・・・・・・・・そうか」

綺麗な長門「僚艦思いなやつだ・・・」

長門「・・・・・・・はあ?」

綺麗な長門「聞いたことがある・・・かつて我々に乗っていた男たちは、家族や親しい者の写真を非常に大切に扱い、死ぬそのときも手放さなかったと」

綺麗な長門「私たちは指令を出す側だ、厳しく辛い作戦も発令しなければならない」

綺麗な長門「そんな時でもこの魂だけは共にいよう・・・そうだろう?」

長門「え?ああ、そうだ、うん」

綺麗な長門「私も見習わなければ・・・」

長門「・・・・・・・・・・・」

797: ◆j/7iZROIts 2015/06/05(金) 20:58:05.22 ID:+wDSO8bH0
綺麗な長門「書類の処理が随分と早く終わったな」

長門「ああ、もう手馴れたものだ」

長門(あとで陸奥に何を奢るか・・・今月も厳しいな・・・)

綺麗な長門「書類の後は鎮守府の見回りか」

長門「あっ」

綺麗な長門「どうした」

長門「いや、なんでもない」

長門(しまった・・・こっちの方が同考えても問題があるぞ・・・)

798: ◆j/7iZROIts 2015/06/05(金) 21:03:00.07 ID:+wDSO8bH0
叢雲「くっ、届かないわね・・・」

長門「どうした叢雲?」

叢雲「すこし上に置いたものに手が届かないのよ・・・」

叢雲「・・・あ、そうだ、いつものやっておげてもいいわよ?」

長門「ま、待て!」

綺麗な長門「?」

叢雲「ほら、四つん這いになるのよ、早くしなさい」

綺麗な長門「」

長門(終わった・・・)

799: ◆j/7iZROIts 2015/06/05(金) 21:06:46.17 ID:+wDSO8bH0
長門「・・・・・・・」orz

叢雲「もっと背中を上げなさい!・・・よし、取れたわ」

叢雲「なに?その顔、不満なの?いつもは気持ち悪い顔してるのに」

長門「いや・・・その・・・」

綺麗な長門「・・・・・・・・・・・」

長門「・・・・・・・・・・」

綺麗な「駆逐艦に身体すら捧げる献身的な心・・・なんと素晴らしいことか」

長門「!?!?」

800: ◆j/7iZROIts 2015/06/05(金) 21:10:08.89 ID:+wDSO8bH0
綺麗な長門「単なる上司と部下ではない、深い信頼関係」

綺麗な長門「それは職務の中だけではけして築けないものだ」

綺麗な長門「私はどうしても役柄を引きずってしまいがちだったが・・・いや、恐れ入った」

綺麗な長門「自分の身体を張った行動には、言葉など不要!そうか!」

綺麗な長門「私も見習わせてもらおう・・・」

長門「あっはい」

801: ◆j/7iZROIts 2015/06/05(金) 21:14:23.27 ID:+wDSO8bH0
龍驤「お、長門が二人?どうしたんや?」

長門(また面倒そうなのが・・・)

長門「ああ、こっちの長門はだな」

龍驤「ウチは航空駆逐艦の龍驤や!よろしゅうな!」

長門「」

綺麗な長門「航空駆逐艦・・・?」

802: ◆j/7iZROIts 2015/06/05(金) 21:20:09.26 ID:+wDSO8bH0
清霜(戦艦)「あ、長門さん!こんにちは!」

長門「馬鹿!出てくるな!」

清霜「あれ・・・?長門さんが二人・・・?」

綺麗な長門「清霜が戦艦だと・・・?」

長門(まずい・・・二人とも面倒だからそのままの艦種で登録している)

長門(第一龍驤にいたってはどうみても産廃だ、これでは采配を疑われる・・・!)

綺麗な長門「・・・・・・・・・・」

綺麗な長門「・・・・・まさか独自に艦娘の研究をしていたとは・・・」

長門「・・・・・・はあ?」

805: ◆j/7iZROIts 2015/06/05(金) 21:26:53.46 ID:+wDSO8bH0
綺麗な長門「敵の深海凄艦も日々進化している」

綺麗な長門「しかし我々艦娘は装備が変わることはあっても、艤装そのものの改造はほぼ無い」

綺麗な長門「時折改ニ改造はあっても、それ改ニ以上はほとんど到達できないのが現状だ」

綺麗な長門「それを艦種変更実験を行い、柔軟性や技術を底上げして補おうとは・・・」

綺麗な長門「最早鎮守府の役割ではないかもしれない、だが現場レベルでの素晴らしいことだ!」

長門「ああうん」

806: ◆j/7iZROIts 2015/06/05(金) 21:33:49.77 ID:+wDSO8bH0
綺麗な長門「・・・今日一日、本当にいいものが見れた」

綺麗な長門「私も秘書艦としてまだまだということが良くわかった、ありがたい」

長門「ああ・・・うん・・・いいならいいか」

綺麗な長門「しかし・・・一つだけ気になったことがあった」

綺麗な長門「確かにお前は様々な艦娘と交流を深めていた」

綺麗な長門「だが・・・駆逐艦との交流が他より大きいのはどうしてだ?」

長門「そ、それは・・・」

807: ◆j/7iZROIts 2015/06/05(金) 21:40:04.15 ID:+wDSO8bH0
長門「私は駆逐艦が大好きだからだ」(私は駆逐艦を尊敬してるからだ)

長門「駆逐艦のあのボディライン、体型、どれをとっても最高だろう?」(駆逐艦の魚雷、主砲、それをとっても小さく儚い)

長門「だがその中にある成長過程そのものもまた素晴らしい」(だがそれでも一歩も退かず戦う姿勢は素晴らしい)

長門「もっとも○○で、官能的で、嘗め回したい艦娘なのだ」(前線で最も傷つき、戦い、帰ってくる艦娘なのだ)

長門「やっぱり駆逐艦は最高だな!」(だから彼女たちに敬意を払う!)

綺麗な長門「」

長門(しまったあああああああああ考えてることと言ってることが逆にいいいいいいいいい)

綺麗な長門「・・・・・・・・」

808: ◆j/7iZROIts 2015/06/05(金) 21:42:33.17 ID:+wDSO8bH0
綺麗な長門「そうか・・・だから駆逐艦を見るときの目線がねっとりとしていたのか・・・」

長門「」

綺麗な長門「手も局部を撫で回すようだったのか・・・」

長門「」

綺麗な長門「・・・・・・・・・」

長門(先立つ不幸を許せ提督・・・)

綺麗な長門「愛の力というわけか・・・」

長門「!?!?!?!?!?」

809: ◆j/7iZROIts 2015/06/05(金) 21:47:09.52 ID:+wDSO8bH0
綺麗な長門「その熱意・・・一重に駆逐艦たちへの愛の力が与えてたのか・・・」

綺麗な長門「・・・所詮、私はケッコンカッコカリだ。誰かを愛するということは無かった」

綺麗な長門「だが・・・お前のお陰でわかった。何故私たちが艦娘として生を受けたか」

綺麗な長門「それは人と同じように生きるためだ」

綺麗な長門「人と同じように・・・触れあいを、絆を、愛を力にするためだ!」

綺麗な長門「ようやく気付けたか・・・私も」

長門「」

綺麗な長門「・・・・ありがとう。本当に」

長門「お前がそう思うならそうなんだろう」

810: ◆j/7iZROIts 2015/06/05(金) 21:52:06.32 ID:+wDSO8bH0
『ニュースです 昨日、横須賀鎮守府秘書艦の長門(Lv.150)が憲兵に逮捕されました』

『容疑者は駆逐艦に対して猥褻行為を繰り返したとされています』

『容疑者は『鎮守府の一層の奮起のためやった。後悔はしてない』と供述しており』

『最高錬度の艦娘に対し、軍では今後の対応を検討中とのことです』



長門「・・・・・・・・・」

陸奥「あの人も所詮は長門ということね・・・」

長門(否定できない・・・)



長門と綺麗なもう一人の長門 終わり

811: ◆j/7iZROIts 2015/06/05(金) 21:52:57.93 ID:+wDSO8bH0
長門の次の相手
安価下二つ

813: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/05(金) 21:53:31.04 ID:C5tpZKF2O
山雲

822: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 19:50:28.79 ID:IrR2haZy0
長門「来たか山雲・・・話とは?」

山雲「はい~、山雲~、少しお願いがあって~」

長門「そうか、この長門は全ての駆逐艦の味方だ、何でも話してみろ」

山雲「ん?」

長門「?」

山雲「今、何でもって言いましたね~」

長門「あ、ああ・・・」

バンッ

長門「!?」

823: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 19:53:39.99 ID:IrR2haZy0
山雲「朝雲姉が~、男の人と歩いてるのが見えて~」

長門「この包みは・・・なんだ?」シュルシュル

長門「ほ、包丁・・・!?」

山雲「殺っちゃってください~」

長門「」

山雲「サクッとお願いしますね~」

長門「」

824: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 19:58:21.44 ID:IrR2haZy0
長門(こ、断れない!『何でも』と言った手前もあるが・・・)

長門(目に『凄み』があるッ!下手をすれば刺されるのは私だ・・・!)

山雲「してくれますか~?」ニコ

長門「ははははい!ヨロコンデー!」

長門(し、しかし、本当に男なのか?)

長門(このタウイタウイは辺境といっても過言ではない、だから艦娘以外にはほとんどひとがいない)

長門(整備は明石と妖精さんでどうにかなるし、時々物資の供給に船が来るだけだが・・・)

825: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 20:03:43.76 ID:IrR2haZy0
朝雲「」ワイワイ

時雨「」ガヤガヤ

最上「」ペチャペチャ

Z1「」フムフム

木曾「」ウンウン

天龍「」クビカシゲ


長門(もうどこからつっこめばいいんだ・・・)

826: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 20:06:15.21 ID:IrR2haZy0
長門「山雲・・・あれは男じゃない。どうみても味方だろう」

山雲「え~、そうは見えません~」

長門「いや、どう見ても艦娘・・・」

山雲「朝雲姉をたぶらかすなら~、誰でも敵です~」

長門「」

山雲「ほら~いっちゃってください~」

長門「」

827: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 20:10:51.86 ID:IrR2haZy0
長門(ど、どうすれば・・・)

長門(さすがに味方など刺せない!だがそれでは私が・・・)

山雲「どうしました~?できないんですか~?」

山雲「もし無理なら~、私が殺っちゃいましょうか~?」

長門「い、いや、それは・・・!」

長門「どうすれば、どうすれば・・・・は、そうだ!」

長門「これだああああああああああグハァ!」セップク

山雲「!?!?!?!?」

828: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 20:14:09.62 ID:IrR2haZy0
長門「・・・・・・・・・」

長門「うっ、私は一体・・・?」

山雲「何故か一人で切腹して入渠されました~」

長門「は、そうだ山雲!あのまま刺したのか!?」

山雲「いいえ~全然それどころじゃなかったですから~」

長門「そうか・・・よかった」

山雲「?」

829: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 20:18:01.73 ID:IrR2haZy0
長門「山雲・・・私は全ての駆逐艦の味方だ」

長門「それはお前の味方でもあり、朝雲の味方でもあるんだ」

山雲「はい~、それがどうかしましたか~?」

長門「そんなことをしたらお前はいいが・・・朝雲はきっと悲しむ」

長門「妹のお前に悲しむだろう、私はそんな姿は見たくない」

山雲「う~ん・・・まあ、そうですけど・・・」

長門「どんな理由でも、人を傷つけてはいけないんだ」

830: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 20:22:24.67 ID:IrR2haZy0
山雲「でも・・・それじゃあ朝雲姉に変な虫がついちゃいます~」

長門「だったらこうすればいいんだ。朝雲にだれも近づけないようにすればいい」

山雲「え・・・・?あ~!」

「「誘拐!」」

山雲「いいですね~これなら誰も傷つきません~」

長門「そうだろう!さあ善は急げ!」

山雲「はい~!」

長門「一件落着だな」



長門と山雲 終わり

831: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 20:23:42.14 ID:IrR2haZy0
長門の次の相手
安価下二つ

833: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/07(日) 20:24:40.33 ID:H5XLtbarO
春雨とわるさめ
複数人だめなら下で

835: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 20:35:03.15 ID:IrR2haZy0
長門「春雨・・・今日来てもらったのは他でもない」

長門「お前と駆逐棲姫は酷似した容姿を持っている・・・とは聞いたことがあるか?」

春雨「はい・・・ちょっとなら・・・です」

長門「そういうわけで・・・深海棲艦のルーツを探るためもあり、二人にコミュニケーションを持ってもらうことになった」

駆逐棲姫(水中)「ごぽぽぱぽぱぽぽぽぽばばば」モガモガ

春雨「どうして水槽の中で縛って・・・」

長門「乾かないためだ気にするな」

836: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 20:37:42.86 ID:IrR2haZy0
春雨「すごく苦しそうです!解放してあげてください!」

長門「仕方あるまい、敵は敵だ、本来ここに持ってくるのも難しいんだ」

長門「とにかく、こいつと話をしてみてくれ」

春雨「・・・・はい、です・・・」

春雨「こんにちは、私、駆逐艦、春雨って言います・・・です」

駆逐棲姫「ぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶく」モガモガ

837: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 20:40:36.63 ID:IrR2haZy0
春雨「私の言ってること、わかりますか?」

駆逐棲姫「ばばばばばばばばもががががががが」モガモガ

春雨「やっぱり苦しいですか・・・?」

駆逐棲姫「ぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶく」モガモガ

春雨「・・・ごめんなさい・・・」

駆逐棲姫「ごぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ」モガモガ

長門「やはり対話は不可能か・・・」

839: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 20:42:59.03 ID:IrR2haZy0
長門「少し報告に行ってくる、春雨はここで待っててくれ」ガチャン

春雨「はい・・・」

駆逐棲姫「ぶくぶくぶくぶくぶくぶく」モガモガ

春雨「・・・・・・・・・」

駆逐棲姫「あばばばばばっばばばばっばば」モガモガ

春雨「・・・・・・・・・っ」

春雨「・・・待ってて!今出してあげるから!」

841: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 20:46:32.78 ID:IrR2haZy0
駆逐棲姫「ゲホっ!ゲホっ!クソウオボレシヌトコロダッタゾ!」

駆逐棲姫「ワレワレガサカナダト、イツイッタ!ドチラカトイエバ、リョウセイルイダ!」

春雨「大丈夫?」

駆逐棲姫「・・・・ナゼタスケタ?」

春雨「・・・だって、目の前で苦しんでる人に、敵も味方も無いよ・・・」

駆逐棲姫「・・・・ナラバコウダ!」チャキ

春雨「!」

842: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 20:48:57.23 ID:IrR2haZy0
春雨「・・・・・・・・」

駆逐棲姫「・・・・・・・・」

春雨「・・・・・・・・」

駆逐棲姫「・・・フン、ヤメダ」スッ

春雨「・・・どうして?」

駆逐棲姫「シンカイニダッテココロハアル・・・」

春雨「・・・・・・・・」

843: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 20:53:46.86 ID:IrR2haZy0
駆逐棲姫「ム・・・ココハナンダ?」

春雨「私の・・・白露型みんなの部屋だよ」

春雨「今日はみんないないから・・・ここに隠れてよう?夜になったら海にいけるから」

駆逐棲姫「・・・ナラバココニイサセテモラオウ」

駆逐棲姫「シカシ、シラツユガタ・・・トイウノハ、オマエノシマイカ?」

春雨「うん、折角だから紹介してあげる」

844: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 20:59:25.45 ID:IrR2haZy0
春雨「えっと・・・この写真のこれが白露姉さん」

春雨「こっちの男の子みたいなのが時雨姉さん、いつもクールで、どちらかっていうと兄さんかも」

春雨「そっちが村雨姉さん。すっごく余裕があって、大人っぽくって・・・なんだか、お母さんかな」

駆逐棲姫「コノイヌハナンダ?」

春雨「それは夕立姉さんだよ。白露型の中では一番強いんだから」

駆逐棲姫「・・・・・・・・・」

駆逐棲姫「タノシソウダナ・・・」

春雨「え!?」

847: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 21:03:54.29 ID:IrR2haZy0
春雨「ご、ごめん、ずっと一人で話してて・・・」

駆逐棲姫「イヤ、イインダ」

駆逐棲姫「ワタシニハシマイガナイ・・・ダカラドウイウモノカヨクワカラナイ」

駆逐棲姫「ダガ・・・ソノヒョウジョウヲミレバワカル」

春雨「そ、そうかな?」

駆逐棲姫「・・・・・・・・・」



タッタッタッ

春雨「!」

849: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 21:09:04.65 ID:IrR2haZy0
春雨「誰か来た!隠れて!」

駆逐棲姫「シカシ、カクレルバショナド」

春雨「と、とにかく布団の方に!」



長門「くっ、駆逐棲姫、足が無いのにどうやって・・・!あの場には春雨がいたはずだが・・・!」

長門「春雨、駆逐棲姫を知らないか!」

春雨「知りません・・・です!」

長門「そうか!失礼した!」

駆逐棲姫「っ!?」

850: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 21:11:22.39 ID:IrR2haZy0
長門「いや、待てよ・・・」ピク

長門「そこの布団に入ってるお前は誰だ!」

駆逐棲姫「ハルサメデス」

長門「そうか!失礼した!」タッタッタッ

春雨「・・・・・・・・・」

春雨「ふう、危なかったー」

駆逐棲姫(ドウシテコンナヤツラニマケルンダ・・・?)

852: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 21:15:47.96 ID:IrR2haZy0
春雨「・・・でも、ちょっとドキドキしたかも」

春雨「何だか、いけないことしてるみたいで・・・」

駆逐棲姫(オモイッキリグンポウカイギモノダゾ)

春雨「・・・そうだ!」

春雨「一緒にお昼も食べちゃおう?」

駆逐棲姫「!?」

駆逐棲姫「イ、イヤ、サスガニバレルダロウ!?」

春雨「だ、大丈夫だよ!」

853: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 21:18:49.02 ID:IrR2haZy0
駆逐棲姫(イワレルママニツイテキテシマッタ・・・)

春雨「間宮さん、五月雨万歳セット二つ、お願いします」

間宮「あら、駆逐艦のお友達?」

間宮「始めまして、名前は?」

駆逐棲姫「ハルサメデス」

間宮「そう、一杯食べてね」

駆逐棲姫「・・・・・・?ココハナンダ?」

春雨「え?食堂だよ?」

駆逐棲姫「ショクドウ・・・?」

854: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 21:22:52.07 ID:IrR2haZy0
春雨「いただきまーす」

駆逐棲姫「ナンダコレハ・・・サカナ?ソレニシテハチイサイ・・・」

春雨「これはブリの照り焼きで・・・こっちはおひたし、これは白玉だよ」

駆逐棲姫「ワレワレハ、カイソウトサカナシカタベナイガ・・・」モグモグ

駆逐棲姫「!!」

駆逐棲姫「ウ、ウマイ!ウマイ!!ウマスギル!」

春雨「そう、良かった!」



駆逐棲姫(・・・コメ・・・ヤサイ・・・ドコカデ、タベタカ・・・?)

855: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 21:28:25.44 ID:IrR2haZy0
春雨「お腹一杯だね、おいしかったなあ」

駆逐棲姫「ク・・・オモウヨウニイウゴケン・・・」

春雨「じゃあ、もう部屋で休んでよっか」ガチャ

村雨「あら春雨、お昼食べたのね」

春雨「ええ!?ね、姉さんたち、もう帰ってたの!?」

時雨「編成を間違ってたから途中で呼び戻されたんだ」

村雨「そっちの子は?」

春雨「え、ええっと・・・」

駆逐棲姫「ハルサメデス」

村雨「そう、二人目ね!」

856: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 21:33:07.25 ID:IrR2haZy0
白露「へえ、二人目の春雨かあ、よろしくね」

夕立「なんだか色白っぽい?2Pカラー?」

時雨「きっと漂白剤撒かれたんだよ」

駆逐棲姫「シッケイナモトモトダ!」

五月雨「ところで五月雨教に入らない?」

駆逐棲姫「イ、イヤイイ・・・」

村雨「二人目だなんて・・・提督もハッスルしちゃったのね」

駆逐棲姫「ウ?ウ、ウム・・・」

857: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 21:36:33.09 ID:IrR2haZy0
駆逐棲姫「ヨウヤクヨルニナッタカ・・・ツカレタ・・・」

春雨「だ、大丈夫?」

駆逐棲姫「ア、アア・・・」

春雨「うーん・・・このあたりなら、警備もないかな?」

春雨「あとは一人で帰れる?」

駆逐棲姫「ウン・・・・」

駆逐棲姫「・・・・・・・・・・・」

858: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 21:40:03.01 ID:IrR2haZy0
駆逐棲姫「・・・・・・・・・」

駆逐棲姫「キョウハ・・・タノシカッタ」

春雨「そう?なら、うれしいな」

駆逐棲姫「ゴハンハトテモウマカッタシ、シマイトイウノハトテモアタタカカッタ」

駆逐棲姫「・・・・・・・・・」

駆逐棲姫「ドレモシンカイニハナイモノダ・・・!」

春雨「・・・・・!!」

859: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 21:45:05.72 ID:IrR2haZy0
春雨「な、なら、この鎮守府で一緒にいようよ!」

春雨「きっとみんなわかってくれるよ!うん!」

駆逐棲姫「ダメダ・・・ワタシハシンカイセイカンナンダ」

駆逐棲姫「アレデモナカマナンダヨ。チジョウヲシンリャクスル、ソノシュクメイニウマレテキタ」

駆逐棲姫「ダガ・・・ワタシハウラヤマシイ!!」

駆逐棲姫「ナゼオマエタチハチジョウニイルンダ!オナジフネノタマシイナノニ!」

駆逐棲姫「ウラヤマシイ・・・ドウシテ・・・・」

春雨「・・・・・・・・・」



「間に合ったようだな」

春雨「!!」

長門「まだ海へでてなかったか」

860: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 21:50:21.34 ID:IrR2haZy0
春雨「ど、どうしてここに・・・!」

長門「この長門の目は節穴ではないよ、春雨」

春雨「待ってください!この子はそんな・・・!」

長門「持ってもらうのはこちらの方だ。まだお前を行かせるわけにはいかない」

駆逐棲姫「クッ・・・・!」チャキ

長門「・・・・待て、まだ、と言ってるんだ」

春雨「え?」

861: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 21:53:59.03 ID:IrR2haZy0
長門「この長門の目は節穴ではないと言っただろう?」

春雨「・・・・それって・・・」

長門「気付いていたさ。初めから全てな」

春雨「!?」

長門「私だけではない、白露型、間宮、みんなお前のことは知っていたさ」

長門「春雨と見間違える奴がいるわけないだろう」

駆逐棲姫「・・・ナニガモクテキダ」

長門「我々はお前を歓迎したということだ」

862: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 21:57:42.26 ID:IrR2haZy0
長門「お前が無闇に危害を与える者じゃないなら、話し合う余地も分かり合う余地もある筈だろう」

長門「だからお前を歓迎したんだ」

長門「それに・・・私は全ての駆逐艦の味方だからな」

春雨「長門さん・・・!」

長門「お前が帰るのはいいだろう。だがいつこの鎮守府にこようと自由だ」

駆逐棲姫「ソ、ソンナバカナ!?」

863: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 22:01:30.99 ID:IrR2haZy0
駆逐棲姫「ワレワレハタタカッテルノダゾ!?」

長門「それがどうした。私は見ていたぞ」

長門「お前が春雨から砲門を降ろしたのを」

長門「お前が笑ってたのを」

駆逐棲姫「・・・・・・・・・・ッ」

長門「深海にも心はある、だったか・・・」

長門「さあ行け、駆逐棲姫!そして帰ってこい!」

駆逐棲姫「・・・・・・・・・・」

864: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 22:05:23.77 ID:IrR2haZy0
駆逐棲姫「ホントウニ・・・イイノカ・・・?」

春雨「うん・・・また一緒に御飯食べよう?」

駆逐棲姫「ソウカ・・・ソウダナ」

駆逐棲姫「・・・マタ、ココニコヨウ」

駆逐棲姫「キョウハアリガトウ、ハルサメ・・・」

春雨「・・・・うん、またね!」



憲兵「もういいか?」

長門「あっはい」

865: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 22:09:16.84 ID:IrR2haZy0
憲兵「私はこれからお前を逮捕する」

憲兵「『駆逐艦を誘拐した容疑』でだ」

憲兵「いいな?」メクバセ

長門「はい、喜んで!」

憲兵「脱走した捕虜なんていない、いいね?」

長門「ええ、ありがとうございます」

長門「・・・・・・・・・・・・・」

長門(また・・・こいよ、駆逐棲姫・・・)






憲兵「あ、罪状自体は本物だからな」

長門「えっ」



長門と春雨と駆逐棲姫 終わり

866: ◆j/7iZROIts 2015/06/07(日) 22:10:49.03 ID:IrR2haZy0
長門の次の相手
安価下二つ

今日は安価を取って終わりです
また明後日再開します

868: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/07(日) 22:11:08.84 ID:xHwho0It0
朝雲

875: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 21:06:58.74 ID:mNoHzd6f0
憲兵「よし、もう出ていいぞ」

長門「はい・・・ありがとうございました」

長門(はあ・・・まさか朝雲を誘拐してたのがばれて拘禁されるとは)

長門(布団の下に隠しておいたのはまずかったな・・・)

長門(・・・まあ、山雲には追求も及んでない、よしとしよう)

朝雲「・・・・・・・・」

長門「!!」

876: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 21:08:02.02 ID:mNoHzd6f0
長門「あ、朝雲、いたのか・・・」

朝雲「・・・・・・・・」

長門「その件は・・・その、すまなかった・・・」

朝雲「・・・・・・・・」

長門「ちょっと、つい、その、うん・・・」

朝雲「・・・・・・・・」

長門(何故何も喋らない!そういう罰なのか!?)

877: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 21:08:52.55 ID:mNoHzd6f0
長門(いや・・・そうじゃない?目付きが違う・・・)

長門(どこかで見たような・・・『凄み』のある目というか・・・)

朝雲「・・・・・・・・」

朝雲「・・・まったく、もっとしっかりしてよね」

長門「・・・?」

朝雲「あなたがしっかりしてないから失敗しちゃうんじゃない」

長門「???」

朝雲「あんなに簡単に見つかったことよ!私が!」

長門「!?!?」

878: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 21:10:01.72 ID:mNoHzd6f0
朝雲「山雲はちょっと抜けてる所があるから、あの子、自分の世界に入っちゃうと都合の悪いことが見えなくなるの」

朝雲「だからしっかりしてくれないとって言ってるの!わかる!?」

長門「え!?」

朝雲「まず秘書艦室なんて使わない!勝手に人が入れる場所なんて問題外よ!」

長門「た、確かに、大和が勝手に掃除するのが問題だからな」

朝雲「修理中って書いたドッグとか、使ってない武器庫とか、考えれば思いつくでしょ!それこそ秘書艦なんだから、もっと権限使って!」

長門「あ、ああ」

879: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 21:11:08.54 ID:mNoHzd6f0
朝雲「そうね、できれば山雲が行きやすいように、駆逐艦寮の近くにね。夜中に抜け出ても大丈夫なところ」

朝雲「それと食事とかの物資の減りで気付かれる可能性もあるわ。なんなら自分の食事抜きなさい、戦艦でしょ?」

長門「なるほど」

朝雲「それで決行するなら外部と連絡があったときよ」

朝雲「ここは辺境だけど、一応町があるじゃない」

長門「ああ、鎮守府の隣には大体規模はどうあれ町が作られるからな・・・ここでは滅多に出入りは無いが」

朝雲「そこから人が出入りした時を狙うのよ。ないなら適当な命令を作って出す!そうすれば私は鎮守府内にいないと思わせられるわ」

880: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 21:12:21.78 ID:mNoHzd6f0
朝雲「いい?あとはこれを、あなたが全部やるんじゃなくてきちんと山雲にやらせてあげるのよ?」

長門「あっはい」

朝雲「それじゃあよろしくね」

長門「ああ」

長門「・・・・・・・・」

長門「む?私は何の話をしていたんだ?」

長門「まあいいか、また朝雲誘拐の準備をするか・・・」

881: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 21:12:55.92 ID:mNoHzd6f0
朝雲「・・・・・・・・」

朝雲「そうよ、山雲には私がいてあげなくちゃ駄目なんだから・・・」

朝雲「うれしいわ、私のことをこんなに大切にしてくれるんだから」

朝雲「山雲、ずっと一緒よ・・・」

朝雲「ふふふ・・・」



長門と朝雲 終わり

882: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 21:13:40.29 ID:mNoHzd6f0
長門の次の相手
安価下二つ

884: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/09(火) 21:14:33.08 ID:adpGYy3eO
ほっぽ

887: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 21:32:48.32 ID:mNoHzd6f0
長門「よし北方棲姫ゲットだ」

北方棲姫「ンー!ンー!」ジタバタ

長門「簀巻きにしておいて良かったな・・・さすがはボス、暴れ具合が違う」

北方棲姫「ンー!ンー!」ジタバタ

長門「この間の駆逐棲姫は失敗したが、今度こそ深海棲艦を飼うぞ!」

北方棲姫「ンー!ンー!」

889: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 21:34:58.16 ID:mNoHzd6f0
長門「うむ、確か餌は零戦でよかったな」

長門「ほら、食べるんだ」ホイ

北方棲姫「・・・・・・・・・」

長門「どうした?食べないのか?」

北方棲姫「コンナモノクエルカ」

長門「!?!?」

北方棲姫「ダッテコレハヒコーキゴッコノ・・・」

890: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 21:39:01.12 ID:mNoHzd6f0
長門「くそう、なら烈風ならどうだ?二三回資源を溶かしきった上物だ」

北方棲姫「ダカラクエナイトイッテル!」

長門「嘘だ・・・なら瑞雲なら・・・」

北方棲姫「イイカラサカナヲy」

日向「ほう私の瑞雲が食べれないというか」グリグリ

北方棲姫「ン゛ー!ン゛ー!ン゛ン゛ン゛ー!」モガモガ

長門「日向!」

日向「好き嫌いは駄目だぞ」

892: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 21:44:22.16 ID:mNoHzd6f0
長門「確かにしつけは大切だな・・・まったく失念していた」

日向「ああ、飼うなら責任を持って飼うべきだ」

日向「私に任せろ、しつけなら弟子達で馴れてる」

北方棲姫「ヤ、ヤメロ、クルナ!コッチヘクルナ!」

長門「頼んだぞ」

日向「まあ、そういうな」

893: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 21:48:22.81 ID:mNoHzd6f0
長門「さて一日たったがどうだ?」

北方棲姫「オイテケ・・・ズイウンオイテケ・・・」ゲッソリ

長門「完璧だな」

日向「ああ、瑞雲は実際のところ、安価で手に入る反面あまりやすい」

日向「そのせいで日々無駄に捨てられる瑞雲が多いからな」

長門「これて周辺海域の環境問題にも貢献できるわけだ」

北方棲姫「カエセ・・・オネエチャンノトコロニカエセ・・・」ポロポロ

896: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 21:55:17.62 ID:mNoHzd6f0
陸奥「姉さん、なんだか鎮守府の入り口に変な人たちが・・・」

長門「ん?なんだ?」

??「ホッポヲカエセ!ホッポオイテケ!」

??「ソウダ!カンムスノオウボウヲユルスナ!」

長門「何だか皮膚が白いが大丈夫か?」

??「ウルサイ!ホットケ!」

897: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 21:57:36.57 ID:mNoHzd6f0
??「ワレワレハラチヒガイシャノカイダ!」

長門「拉致被害者?拉致などしてないぞ」

??「ウソヲツクナ!ホッポハココニイルハズダ!」

長門「憲兵殿、掃除を頼む」

憲兵「うむ」

??「クソ!ハナセ!」

長門「拉致などしてないさ・・・誘拐しただけだ」

900: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 22:02:02.61 ID:mNoHzd6f0
北方棲姫「イマ!オネエチャンノコエガキコエタ!」

長門「どうした?今日からは私がオネエチャンだぞ~?」ニタニタ

北方棲姫「クルナ!ハヤクカエル!」

日向「まだしつけが足りないようだな」

長門「ああ、もうすこしするか」

日向「ほらこの瑞雲を食べるんだ」

北方棲姫「ヤメロ!ヨセ!」

陸奥(あれって洗脳・・・?)

901: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 22:07:30.57 ID:mNoHzd6f0
長門「一週間で随分と従順になったな」

北方棲姫「マア、ソウナルナ」ウツロ

日向「このたこ焼きみたいのも瑞雲に掘らせたからな」

北方棲姫「ズイウンオイテケ・・・オイテケ」レイプメ



大和(あの二人何をしてるんですか?)ヒソヒソ

陸奥(べ、別にいいんじゃないかしら、あれ敵だし・・・)

大和(でも、何か釈然としないというか・・・)

陸奥(ええ・・・)

903: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 22:15:11.99 ID:mNoHzd6f0
長門「さあ出撃だ、北方棲姫!深海のやつらから海を取り戻すぞ!」

北方棲姫「オイテケ・・・ズイウンオイテケ・・・」ウツロ

長門「焼き払え!」

タ級「ヒエエ」轟沈

イ級「モウヤダカエル・・・」轟沈

北方棲姫「ウッ・・・ズイ、ウン・・・アタマガ・・・オイテ・・ウウッ」ウツロ

ヲ級「ドウシテ、ホッポ・・・」轟沈

904: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 22:24:17.24 ID:mNoHzd6f0
北方棲姫「ウオオオ・・・シンカイ、ミンナ・・・!」

長門「どうした!それでも北方海域のボスか!」

北方棲姫「シンカイ、ズイウン、アアアアアアアアアアア!!!」ウツロ

ヌ級「ナンデヤ!」轟沈

日向「この破壊力・・・かつて何度も大破撤退を繰り返してたわけだ・・・」

長門「はっはっはっは、圧倒的ではないか、我が軍は!」

905: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 22:28:30.44 ID:mNoHzd6f0
陸奥「うーんこのねえ・・・」

長門「さあ最深部についたぞ!このまま押し切れ、北方棲姫!」

北方棲姫「ズイウン、オイテケ!オイテケエエエエエエエエ!」

「マッテ!メヲサマシテ、ホッポ!」

長門「港湾棲姫だと?こんな海域にいたとは・・・」

長門「だが関係ない!やれ!」

906: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 22:32:37.50 ID:mNoHzd6f0
港湾棲姫「ホッポ!オネエチャンワカラナイ?オモイダシテ!」

北方棲姫「ウルサイ!ズイウンオイテケエエエエエエエエエ!」ダダダ

港湾棲姫「クッ・・・!」

長門「ははは、無駄だ港湾棲姫!こちらには戦艦が三人もいるのだ、負けるはずが無い!」

陸奥「ちょっと、そういうこと言ってると・・・!」

港湾棲姫「・・・・・・・・」

港湾棲姫「ホッポ・・・!」ズンズン

907: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 22:35:00.93 ID:mNoHzd6f0
港湾棲姫「イマイクカラ・・・ホッポ・・・!」

北方棲姫「クルナ!ズイウンオイテケ!!」

港湾棲姫「サンシキダンノナイコウゲキナンテ・・・・!!」ズンズン

北方棲姫「ク、クルナ!カエレ!カエレカエレカエレカエレカエ」

港湾棲姫「オモイダシテ・・・」ダキ

北方棲姫「!?!?」

港湾棲姫「イママデノヒビヲ・・・!」

908: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 22:39:14.73 ID:mNoHzd6f0
港湾棲姫『ホラホッポ、クリスマスプレゼントヨ』

北方棲姫『エエ!?イイノ!?』

港湾棲姫『ハヤクアケテミナ』

北方棲姫『クツシタ!テアミノクツシタ!』

港湾棲姫『コレデモウスアシジャナクテスム』

北方棲姫『アリガトウオネエチャン!』

909: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 22:42:02.15 ID:mNoHzd6f0
長門『よし、プレゼント箱は無事回収できたな、鎮守府へ帰るぞ!』

長門『これで提督も喜ぶだろう!』



北方棲姫『・・・・・・・・』ウルウル

港湾棲姫『マ、マタアンデアゲルカラ・・・』

北方棲姫『・・・・オイテケ・・・・・・』

910: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 22:45:36.83 ID:mNoHzd6f0
北方棲姫『ワーイ!ヒシモチ、ウマイ!オイシイ!』

港湾棲姫『キョウハタクサンツクッタカラタベナ』

北方棲姫『デ、デモ、マタアイツラクルカモ・・・』

港湾棲姫『ダイジョウブ、アイツラキテモスコシナラキットタリル』

港湾棲姫『ソレニ・・・ヒシモチウバイニクルグンナンテナイ』

北方棲姫『ソレモドウダ!イタダキマス!』

911: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 22:47:50.32 ID:mNoHzd6f0
長門『はあ、はあ、ようやく十個の菱餅が揃った・・・』

長門『一体何度出撃したか・・・まあいい、帰ろう』



北方棲姫『・・・・・・・・』

港湾棲姫『・・・・・・・・』

北方棲姫『・・・・・・・・ミンナ、ナクナッタ・・・』

港湾棲姫『ゴメン・・・ゴメンネ・・・・』

北方棲姫『・・・・・・・・』

913: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 22:50:48.36 ID:mNoHzd6f0
北方棲姫「・・・・・・・・・」

長門「どうした北方棲姫!今がチャンスだぞ!」

北方棲姫「・・・・・・・オイテケ」

北方棲姫「ゼロセン・・・・・・オイテケ・・・・・!!」ギラギラ

港湾棲姫「ホッポ!」

長門「そんな、馬鹿な!?」

北方棲姫「レップウオイテケエエエエエエエエエエエ!!!」

長門「ウオオオオオオオオオオオオ!?」大破

915: ◆j/7iZROIts 2015/06/09(火) 22:54:38.96 ID:mNoHzd6f0
長門「くそ、大破撤退することになるとは・・・」

長門「折角北方棲姫を誘拐し・・・」

長門「こちらの味方になるように洗脳し・・・」

長門「そしてかつての仲間と同士討ちさえさせたというのに・・・」

長門「・・・・・・・」

長門「これはどうみても悪役は私では・・・」

陸奥(今更気付くのね・・・)



長門と北方棲姫 終わり

926: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 20:05:23.68 ID:Nbvyxkvh0
それでは再開します
長門と初雪でいきます

927: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 20:08:51.31 ID:Nbvyxkvh0
長門「どうした、まだ出撃が済んでないのか?」

長門「何、初雪が出撃拒否だと?」

長門「・・・布団に閉じこもって出てこないか・・・」

陸奥「どうするの?まさか無理矢理引きずり出すのも・・・」

長門「ふふふ、私はビッグセブンだぞ?」

長門「私にいい考えがある!」

陸奥「・・・・・・・・・・」

928: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 20:12:25.03 ID:Nbvyxkvh0
長門「おい初雪、どうしても出撃したくないのか?」

初雪「いやだ・・・昨日も出撃だった・・・ひきこもる・・・」

長門「何をするわけでもないのに部屋にこもるのか」

初雪「私は布団があれば生きていけるもん・・・」

長門「そんなに布団は素晴らしいものか・・・」

長門「ならば私も入れてもらおうか」モゾ

初雪「!?!?」

929: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 20:17:23.50 ID:Nbvyxkvh0
長門「いやあいいなあ~布団と言うものは~」ナデナデスリスリ

初雪「ひっ!?」

長門「この感触!柔らかさ!確かに病み付きになるものだ!」ベタベタサワサワ

初雪「や、やめ・・・う゛っ!?」

初雪(く、臭い!汗と、タバコと、お酒の臭い・・・!)
う゛
初雪(布団の中で篭って・・・・う゛う゛う゛あ!!!!)

930: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 20:20:08.94 ID:Nbvyxkvh0
初雪「出る!出撃する!!」ガバッ

長門「よかった・・・ようやく出撃する気になってくれたか」

長門「いい子だ初雪~!」ナデナデ

初雪「さ、触るな・・・」

長門「駆逐艦が遠慮などするn」

初雪「触るな!」クワッ

長門「!!」

931: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 20:24:17.17 ID:Nbvyxkvh0
長門「・・・・・・・」

長門「ふっ、やはり・・・思春期というのは複雑なものだな」

長門「素直に口にできない感情・・・いいものだ」ニヤニヤ

陸奥(絶対違う・・・)



叢雲「初雪、どうしたのよそれ」

初雪「洗濯物、自分のは自分で洗う・・・」



長門と初雪 終わり

932: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 20:25:25.62 ID:Nbvyxkvh0
長門の次の相手
安価下二つ

934: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/11(木) 20:25:52.13 ID:HNFiFJrAO
五十鈴

937: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 20:36:49.21 ID:Nbvyxkvh0
五十鈴「・・・・・・・・」

長門「・・・・・・・・」

五十鈴「・・・・・・・・」

長門「・・・・・五十鈴。今日は話があって呼んだ」

五十鈴「そんなことわかってるわ!」バン

五十鈴「何を言いたいのかもわかってる!でもそんなのどうでもいい!」

五十鈴「そんなことで、あのことは絶対に消えはしないわ!」

長門「・・・・・・・・」ウツムキ


938: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 20:39:30.66 ID:Nbvyxkvh0
五十鈴「忘れもしない・・・まだこの鎮守府が小さかった頃」

五十鈴「ずっと昔、今よりもまだ艦娘も少なくて、装備にも事欠いてた頃」

五十鈴「私が着任したのはそのときだったわね」

五十鈴「いえ、正確には・・・」

五十鈴「『最初の私』が着任したのが!」

長門「・・・・・そうだ」

939: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 20:46:29.06 ID:Nbvyxkvh0
五十鈴「そして程なくして・・・次の私が着任した。それからはもうたくさん」

五十鈴「次のそのまた次のまたそれの次の私もすぐに着任していったわ・・・」

五十鈴「まあ、五十鈴はその人たちと顔も合わせたこともないけれど」

五十鈴「誰かさんが起こした馬鹿なことのせいで・・・!」

長門「・・・・・っ」

五十鈴「『五十鈴牧場』、確かそう呼ばれてるのよね?」

五十鈴「大量の五十鈴を一定の錬度まで育て装備を剥ぎ取った後、艦娘の改修で処理する方法」

940: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 20:50:40.82 ID:Nbvyxkvh0
五十鈴「私たちは戦うことが使命だもの。戦って死ぬのは怖くなんかないわ」

五十鈴「それに、まだ装備の整ってない鎮守府の礎になれるなら本望よ。別に解体されて一般人になっても構わない」

五十鈴「でも・・・許せないのは!あなたたちが、私たちの命を弄んだという事実そのものよ!」

長門「待て!提督は関わっていない!全て私の責任だ!」

五十鈴「それは知ってるわ!でも私は仲間は好きでも、この鎮守府は嫌いなの!」

長門「くっ・・・・」

941: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 20:53:15.90 ID:Nbvyxkvh0
五十鈴「何度も見たわ・・・自分の運命を知って、絶望する五十鈴を」

五十鈴「逃げようとして、捕らえられて、泣き叫びながら改修に使われた五十鈴を」

五十鈴「全ての五十鈴の憎しみを・・・絶対に忘れはしないわ!」

長門「・・・・・・・・・」

五十鈴「五十鈴が言いたいのはそれだけよ!さあ、まだ何か?」

長門「・・・・・・・ああ」

942: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 20:57:35.13 ID:Nbvyxkvh0
長門「かつて牧場をしたことは・・・とても後悔している」

長門「当時は鎮守府も小さく、装備が必要だった」

五十鈴「そんなことわかってるいいて言ってるでしょう!!」

長門「たった一度の過ちだ、二度と同じ間違いはしない!」

五十鈴「たった一度の過ち!?それで片付けるの!?」

長門「違う!本当にすまなかった、五十鈴!」

943: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 21:01:33.23 ID:Nbvyxkvh0
長門「私が何を言っても、もう過去のことは覆らない。私には謝ることしかできない」

長門「だから・・・私はこれからを話したかった!」

五十鈴「!!」

長門「もうあんなことは絶対にしない!繰り返させはしない!」

五十鈴「・・・・・・・・・」

長門「絶対にあんな過ちはしない・・・これだけは真実を伝えたかったんだ・・・」

五十鈴「・・・・・・・そう」

944: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 21:06:09.19 ID:Nbvyxkvh0
五十鈴「・・・・・・・・・」

「あのー、少しいいですか?」コンコン

長門「なんだ!今は大切な話をしているのだ!」

五十鈴「別に中断してもいいわ、入って」

蒼龍改ニ(Lv99)「いやすみません、わざわざ」

蒼龍改ニ「また一人あたらしく改ニになったのでつれてきました!」

長門「あ゛っ」

蒼龍改ニ(Lv78)「無事改ニになりました!次の任務はなんですか?」

長門「い、いや、その・・・」

五十鈴「・・・・・・・・・・」ピクピク

946: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 21:09:26.16 ID:Nbvyxkvh0
蒼龍改ニ(Lv99)「ところで長門さん・・・いつまで続くんですか?別の私を改ニにし続ける作業」

蒼龍改ニ「それに、訓練が済んだ私の姿が見えないんですけど・・・」

長門「それは・・・あの・・・」

五十鈴「・・・・・・・・・・」チャキ

長門「ま、待て五十鈴!話せばわかる!装備を降ろsぎゃああああああああああ!!!」



長門と五十鈴 終わり

947: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 21:10:33.89 ID:Nbvyxkvh0
長門の次の相手
安価下二つ

949: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/11(木) 21:10:43.14 ID:otpvH+UyO
足柄

954: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 21:33:02.88 ID:Nbvyxkvh0
「何になさいますか?」

足柄「・・・一番安いのを貰うわ」

足柄「・・・・・・・・・・・」グビグビ

トクトク スッ

足柄「?」

足柄「ミルクなんて頼んだ覚えはないのだけれど?」

「あちらのお客様からです」

長門「やあ」

足柄「」ビクッ

955: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 21:35:31.60 ID:Nbvyxkvh0
長門「良い夜だな」

足柄「え、ええ・・・長門秘書艦、いい、いらしたの・・・」

長門「お前と同じだ。夜間外出許可を取った」

足柄「わ、わざわざここで呑みに?」

長門「その言葉そのまま返そうか」

足柄「・・・・・っ!」

長門「・・・別に私は怒っているわけではないぞ」

956: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 21:38:30.58 ID:Nbvyxkvh0
長門「ただ・・・私は夜間外出許可を出したとき、理由をきいたな?」

長門「そしてお前はこう答えた。『合コン』と」

足柄「い、いやあ、ちょっと皆さん都合が悪くなったみだいで・・・」

長門「うむ、そうか」

長門「なら少し私の話に付き合ってくれないか」

足柄「・・・まあ、少しだけなら・・・」

長門「ただの些細な疑問だ、足柄。お前は何故合コンに行く?」

957: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 21:42:29.40 ID:Nbvyxkvh0
足柄「それは・・・結婚相手を探すために・・・」

長門「・・・考えたが、この辺境のタウイタウイで、合コンなんて催されるのか?」

足柄「な、無いことはないわ!」

長門「それに・・・艦娘の結婚率というのは実は高くない。むしろかなり低い」

長門「戦死することもあるが、引退した艦娘でもほとんどは連れ添った提督としか結婚しない。何故か?」

長門「艦娘は基本的には年を取ることはないからだ」

足柄「・・・・・・・・・」

958: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 21:45:45.01 ID:Nbvyxkvh0
長門「お前は売れ残りなどといわれるが・・・実際には年上の艦娘はいくらでもいる。金剛なんて加齢臭がするぞ」

長門「なのに何故お前だけが、言ってしまえば普通の人間しか悩まないことを悩むのか」

長門「だから私は思ったのだ・・・」

長門「そもそも本当に足柄は合コンなどいっているのか?とな」

足柄「もういいです!わかりました!洗いざらい白状します!」

足柄「本当は合コンなんていってませんし男なんてどうでもいい!」

長門「えっそこまでだったのか・・・」

960: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 21:51:01.12 ID:Nbvyxkvh0
足柄「」グビグビグビ

足柄「」プハー

足柄「・・・ええ、最初は男探しも真面目にやってましたよ?」ヒック

足柄「でも多すぎるのよ・・・艦娘って言うだけで避ける連中」

足柄「寄ってくるのは物珍しさに近づいてくるのばかり・・・もう幻滅したのよ」ヒック

長門「お、おい、酒の量が多すぎるぞ・・・」

963: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 21:55:32.62 ID:Nbvyxkvh0
足柄「そんな時・・・いつも那智が慰めてくれて・・・」ヒック

足柄「自棄酒にも付き合ってくれるし・・・細かい気配りもできるし・・・」ヒック

足柄「いつも私のことを考えてくれてたし・・・」ヒック

長門「・・・?くれて『た』?」

足柄「あああああああああああああああ!!」

長門「よせ!叩き出されるぞ!」

足柄「なのに最近は駆逐艦の話ばっかりいいいいいいいきいいいいいいい!!」

長門「ん?駆逐艦?」

966: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 22:01:17.53 ID:Nbvyxkvh0
足柄「寝ても覚めても駆逐艦駆逐艦駆逐艦!」

足柄「こちとら気を惹くために毎晩出てるのにいいいううっ、うっ、えぐっ」グスグス

長門「那智・・・駆逐艦・・・」

長門(元凶)「あっ」

長門「・・・・・・・・・・」

長門「ま、まあ、頑張れ・・・」

967: ◆j/7iZROIts 2015/06/11(木) 22:03:58.78 ID:Nbvyxkvh0
長門「・・・ということがあったのだ」

長門「まったく大変だな・・・違う○○の相手に恋をするというのは」

長門「お前もそう思うか?」

大和(無言のサバ折り)

長門「何故だぐぎゃああああああああああああああああ!?!?」



長門と足柄 終わり