1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/21(日) 17:15:01.34 ID:brTyxsjK0
美柑「今日から私も高校生かぁ」

美柑「リトはもう卒業したけど、私も今日から同じ高校に通うのか」

美柑「あの頃はいろいろあったなー」しみじみ

美柑「・・・なんか緊張してきたかも」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1434874491

引用元: 美柑「今日から私もリト達が通ってた彩南高校生かぁ」 

 

2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/21(日) 17:21:11.38 ID:brTyxsjK0
幸恵「美柑おっはよー!」

真美「おはよう美柑ちゃん」

美柑「あ、おはよう二人とも!」

美柑(小学校からの友達二人もいっしょの高校。少し安心だし、嬉しいよね)

美柑(そしてなにより・・・)

ヤミ「おはようございます美柑。同じクラスですね」

美柑「ヤミさんっ!」

美柑(ヤミさんもこの学校で同じクラス!)

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/21(日) 17:25:39.04 ID:brTyxsjK0
美柑(本当はもうヤミさんはこの学校には通っていなかったんだけど、私が彩南に入学を決めたらいっしょに通いたいと言ってくれて)

美柑(復学という形で校長先生が同じクラスにしてくれたみたいです)

美柑(・・・相変わらずなんでもアリなんだな、あの校長先生)

ヤミ「制服、似合っていますよ」

美柑「えへへ、ありがとうヤミさん!ヤミさんも似合って・・・」

ツルンッ

美柑「へっ!?」

美柑(なんでっ!?教室の床が水で濡れてて、滑ッ・・・!!!)

ヤミ「美柑っ!!」バッ

ステーン!!

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/21(日) 17:30:22.25 ID:brTyxsjK0
美柑「痛った~・・・くない?あれ?なんだか顔に柔らかいものが?」

ふにゅんっ

ヤミ「///」

美柑「って、ひゃぁあああっ!?や、ヤミさんゴメンっ!!///」バッ

美柑(や、や、やっ、ヤミさんの胸に思いっきり顔突っ込んじゃったー!?///)ドキドキ

ヤミ「い、いえ、ケガはありませんか美柑?」

美柑「うん。ありがとヤミさん///」ドキドキ

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/21(日) 17:44:12.55 ID:brTyxsjK0
幸恵「ちょっと美柑大丈夫ー?」

美柑「あ、うん!平気だよ」

幸恵「うわっ、床に水滴垂れてる。雨漏りかな?」

幸恵「って、うわぁ!?」ツルッ

美柑「危ないっ!」バッ

ぐいっ

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/21(日) 17:48:42.51 ID:brTyxsjK0
美柑(あれ?私思わずつかんだけど、これって・・・)

ぐぃーーんっ

幸恵「ちょっ、なっ!?///美柑っ!なんで私のパンツつかんでるの!?///」

ぐっぃーーーーんっ

美柑「わっ、わぁーーっ!?///ご、ゴメーン!!///」

ツルーン

幸恵「わぁーーっ!!」

スッテーン!

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/21(日) 18:01:00.60 ID:brTyxsjK0
幸恵「いたたたた・・・」

美柑「大丈夫!?」

幸恵「うー、大したことない」

美柑「良かった」ほっ

幸恵「えっ?ね、ねぇ美柑。美柑が手に持ってるそれって・・・」

美柑「ん?」むんず

美柑「へっ!?///」ひらり

幸恵「わ、わ、わっ、私のパンツ~~っ!?///」

美柑「うわぁあああああ!?///」

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/21(日) 18:04:18.34 ID:brTyxsjK0
幸恵「ってことは、私、今っ」もぞっ

スーーッ

幸恵「~~~~っ///」

幸恵「み、美柑のバカーーっ!!」ダダダダッ

美柑「ごっ、ゴメン!サチーー!!」

美柑「でもあんまり走らない方がーーっ!!」

美柑(もうっ!なんなのこれぇ!?///)

美柑(これじゃあ、これじゃあ私っ!)

美柑「リトみたいじゃん!!」

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/27(土) 18:52:35.81 ID:mZNfDWF+0
美柑(ううっ、今日の私どうしちゃったんだろ・・・)

ヤミ(これは)

美柑「あ、あはは。なんだかやらかしちゃった」

ヤミ「事故です。気にしないでください、美柑」

美柑「そっか。事故か、うん、事故だよね!」
美柑「あははっ、いやー。こんな事故起こすなんて、なんだか私リトみたいだよねー!」チラッ

ヤミ「・・・そ、そんなことはないと思いますよ」さっ

美柑(ヤミさんが目を合わせてくれない!?)ガーン

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/27(土) 19:05:08.02 ID:mZNfDWF+0
美柑(やっぱり私、ヤミさんにリトっぽいって思われちゃったんだーー!)

美柑(ヤミさん、リトのこういうところ嫌ってたからなぁ。ううっ、私もヤミさんに嫌われたりして・・・)


真美「ねぇ美柑ちゃん。さっきサチがすごい勢いで走っていったけど、何かあったの?」

美柑「あ、マミ。ちょっとした事故みたいなものが」

ヤミ「ええ、事故ですよ。ただの」


┣¨┣¨┣¨┣¨・・・

校長「ヤミちゃあああああん!!」┣¨┣¨┣¨┣¨

ヤミ「!!」

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/27(土) 19:10:32.26 ID:mZNfDWF+0
真美「み、美柑ちゃんっ、なんか変な人が走って来たよ!?」

美柑「えっと、あの人はね」


校長「ヤミちゃあああん!!またワシの学校に通ってくれるなんて!!校長感激ィーー!!!」

ヤミ「お久しぶりですね、校長」チャキッ


真美「えっ、あの人校長先生なの?」

校長「ん?」
校長「うひょー!!新入生にもたくさん可愛い子たちがーー!!」シュバッ(脱)

真美「ひゃあっ!?」びくっ

美柑「マミ!あぶなーい!!」バッ

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/27(土) 19:45:41.54 ID:mZNfDWF+0
校長「うひょひょーー!!」ぴょーん

真美「きゃぁぁあぁあっ!?」

美柑「マミ、こっち!」ぐいっ

真美「わっ!」ドンっ


ヤミ「校長、あなたも懲りませんね」バギィ

校長「へぶっ!ヤミちゃんっ!!もっとぉ///」ビクンビクン


美柑「ふぅ、危なかったぁ。マミ、平気?
」ぎゅっ

真美「う、うんっ、大丈夫、だよっ///」かぁぁ

美柑「・・・ん?」壁ドン

真美「///」ドキドキ

美柑「わぁっ!?///」パッ

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/27(土) 19:52:33.79 ID:mZNfDWF+0
美柑「わ、わわっ!なんか、ゴメンっ!変に密着したりして!」あせあせ

真美「ううん、嬉しかったよ。美柑ちゃんが助けてくれて///」ドキドキ

美柑「助けてって、私は特になにも・・・」

真美「それに、美柑ちゃんが相手なら全然嫌じゃなかったし///」ぼそっ

美柑「えっ、今なにか言った?」

真美「ううん!なんでもないよっ!」

美柑「そ、そう?」

真美「うんっ♪」

25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/27(土) 20:09:31.35 ID:mZNfDWF+0
ヤミ「やれやれ。えっちぃのは嫌いです」

校長「ぐ、ぐふっ///」ビビクン


ヤミ「二人とも、無事ですか?」

美柑「うん。私もマミも大丈夫だったよ」

ヤミ「そうですか」

美柑「・・・」
美柑(ヤミさん、やっぱりえっちぃのは嫌いなんだよね)


幸恵「うぅ~///」じとー

美柑(あぁっ、サチもまだ怒ってるっぽいし)

31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/27(土) 21:00:32.10 ID:mZNfDWF+0
美柑「ねぇヤミさん。今日の私、なんか変だよね?」

ヤミ「・・・そんなことはありませんよ」

美柑「ううん。ヤミさんも気付いてるでしょ?私、なんだかリトみたいなことしてるし」
美柑「ヤミさんはこういうの、嫌い・・・なんだよね?」

ヤミ「美柑。いいえ、嫌いではありませんよ」

美柑「そう、かな?」

ヤミ「ええ。その、美柑が相手な


校長「ヤミちゃああああん!!もう一回やってええええええ!!!」ぴょーん!

ヤミ「っ!!」

33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/27(土) 21:24:14.44 ID:mZNfDWF+0
ヤミ「美柑、下がってください」シュッ
美柑「ヤミさん危ない!」ぐいっ

ヤミ・美柑「えっ!?」

スッテーン!ゴロンガラン!

幸恵「美柑とヤミさんが階段から落ちた!?」

真美「だ、大丈夫二人とも!?」

ヤミ「私は無事で・・・んんっ///」びくん

美柑「もごごごっ、むふーっ!?」バタバタ

ヤミ「み、美柑!?なぜ私のスカートの中に顔をっ///」

美柑「ふはーほのなふぁ!?ほ、ほめんなふぁひヤミふぁんっ///」もがもが

ヤミ「美柑っ///しゃ、しゃべってはっ、あっ///」びくんっ

35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/27(土) 22:54:18.19 ID:mZNfDWF+0
美柑「ふむーーっ///」はむっ

ヤミ「~~~~っ///」バッ

美柑「ぶはっ!」

ヤミ「美柑・・・///」

美柑「あわわわわっ!ヤミさんゴメンッ!!」

ヤミ「いえ、私は美柑が望むのなら・・・///」

美柑「えっ?」


幸恵「み、美柑がヤミさんにいやらしいことしてる・・・っ!!」わなわな

美柑「ええっ!?」

37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/27(土) 23:20:44.91 ID:mZNfDWF+0
幸恵「さっきも私にセクハラしてたし!今度はヤミさんに・・・!!」わなわな

美柑「えっと、サチ?いやね、わざとじゃないんだよ?」

ヤミ「サチ、私は別に良いのですが」

幸恵「そういう問題じゃないのっ!」

美柑「すみません・・・」しゅん

真美「私も美柑ちゃんになら何をされても構わないけど///」

美柑「へっ!?」

幸恵「ま、マミまで何を言ってんの!?」

38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/27(土) 23:28:13.02 ID:mZNfDWF+0
ヤミ「美柑。私もあなたになら、えっちぃ事をされても構わないのですよ」

美柑「ええっ!?や、ヤミさん!?」

幸恵「二人とも変だよ!何言っちゃってるの!?」

美柑「そうだよヤミさん!?ヤミさんと私が、え、えっちぃことだなんてっ///」

幸恵「そ、それに、なら私だってっ!美柑に、ぱ、パンツ脱がされた責任取ってもらわないとなんだからっ!!///」

美柑「えぇ~~っ!?///」

39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/27(土) 23:31:18.24 ID:mZNfDWF+0
ヤミ「誤解しないでください。女同士なら、少し身体を触られたくらいでは気にしないという意味です」

真美「うーん、じゃあ私もそんな意味ってことで」

幸恵「ちょっ、二人とも!?」

美柑「な、なんだ。私てっきりソッチの意味かと思っちゃった///」ほっ

幸恵「ええっ///なら私だって変な意味じゃないからね美柑!?ね?」

美柑「わかってるよ、サチ。まさかそんなことあるわけないもんねっ!」

幸恵「う、うん」
ヤミ「・・・///」
真美「♪」

40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/27(土) 23:36:03.59 ID:mZNfDWF+0
美柑「あははっ。三人とも今日はなんかゴメンね?いっぱい迷惑かけた気がする!」

幸恵「そんなことないよ。私こそゴメン。取り乱したりして!」

ヤミ「そうです美柑。美柑は何も悪くありません」

真美「そうだよ。私こそ、今日は助けてくれてありがとう美柑ちゃん」

美柑「えへへ、それじゃあ今日の放課後は、新入学祝いに甘いものでも食べに行こうか?」

幸恵「マジで?行く行く!」

真美「うん!私も美柑ちゃんと遊びに行きたかったし!」

ヤミ「たい焼きがいいですね」

美柑「それじゃあ、放課後に遊び行・・・あっ!」ズルッ

三人「美柑(ちゃん)!?」

ステーン!

41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/06/27(土) 23:42:25.60 ID:mZNfDWF+0
美柑(こうして、私はかつてリトが通った学校に進学し、新たな生活が始まった)

美柑(不安も期待もあったけど、そんな私の心配をよそに様々な災難が舞い降りてくる)

美柑(私にもきっと、リトがそうであったようにみんなが助けてくれたり、周囲の騒動に巻き込まれたりするのだろう)

美柑(私のトラブルだらけの高校生活は始まったばかりなのだった!)



美柑「う、うあぁっ!みんなゴメーン///」



終わり?