1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 00:43:05.60 ID:evMfEiNTo
上条「昨日寝る前までは普通だったんだ。相変わらずたくさん御飯食べて、俺は勉強してから風呂場で寝て。」
上条「そしたらなんで……」
インデックス「とうまお兄ちゃ~ん」
上条「こうなってるんだ?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1368891785
上条「そしたらなんで……」
インデックス「とうまお兄ちゃ~ん」
上条「こうなってるんだ?」
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引用元: ・上条「インデックスがおかしくなった」
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2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/05/19(日) 00:45:40.89 ID:YI5zDIbdo
上条「な、なぁインデックス? 俺は誰だと思う?」
インデックス「? とうまお兄ちゃん。お兄ちゃんはお兄ちゃんなのだ」
上条「………」
インデックス「それよりお兄ちゃん、遊びたいぞ!! 外で遊ぶのだ!!」
上条「お、おいまてよインデックス!!」
インデックス「? とうまお兄ちゃん。お兄ちゃんはお兄ちゃんなのだ」
上条「………」
インデックス「それよりお兄ちゃん、遊びたいぞ!! 外で遊ぶのだ!!」
上条「お、おいまてよインデックス!!」
3: 1 2013/05/19(日) 00:48:54.74 ID:hGLS844Yo
---近所の公園---
インデックス「お兄ちゃん遅いぞー。遊びたいのに……」
上条「はぁ……はぁ……。き、急に走り出すから……」
「あれ? あんたは……」
上条「げ、ビリビリ」
御坂「誰がビリビリですってー?」
インデックス「あー!! ●●●短髪!! お兄ちゃんから離れろー!!」
インデックス「お兄ちゃん遅いぞー。遊びたいのに……」
上条「はぁ……はぁ……。き、急に走り出すから……」
「あれ? あんたは……」
上条「げ、ビリビリ」
御坂「誰がビリビリですってー?」
インデックス「あー!! ●●●短髪!! お兄ちゃんから離れろー!!」
9: 1 2013/05/19(日) 14:11:34.93 ID:li7bOacEo
御坂「あ、あんた……う、う……って……」
インデックス「なんだー? ●●●短髪に●●●と言って何が悪いのだー?」
上条「お、おいインデックス……。御坂、この通りインデックスがこんなんでおかしいんだ。何か知らないか……?」
御坂「え、えっと……。わからないわ。しかも、現れて急にこんなこと言われるのは心外なんですけど……」
インデックス「うっさい●●●!! お兄ちゃんは私ももんだ●●●短髪!!」
上条「インデックス抱きつくなよ! ほらあの御坂さん? なんでそんなにビリビリと帯電してるんですかって、急に電気をうつなよぉぉぉ!!」
御坂「うっさいバーカ!! あんたはそうやってそいつの世話をしとけばいいのよバカー!!」
インデックス「なんだー? ●●●短髪に●●●と言って何が悪いのだー?」
上条「お、おいインデックス……。御坂、この通りインデックスがこんなんでおかしいんだ。何か知らないか……?」
御坂「え、えっと……。わからないわ。しかも、現れて急にこんなこと言われるのは心外なんですけど……」
インデックス「うっさい●●●!! お兄ちゃんは私ももんだ●●●短髪!!」
上条「インデックス抱きつくなよ! ほらあの御坂さん? なんでそんなにビリビリと帯電してるんですかって、急に電気をうつなよぉぉぉ!!」
御坂「うっさいバーカ!! あんたはそうやってそいつの世話をしとけばいいのよバカー!!」
10: 1 2013/05/19(日) 14:20:28.66 ID:u2nvenLAo
上条「……」
インデックス「お兄ちゃ~ん」
上条(こ、これはヤバイ。インデックスが素直なだけで珍しいのに、こんなに笑顔で俺に抱きついてくるのは……)
「インデックスからはなれなさい。上条当麻。」
上条「か、神裂!?」
神裂「彼女がそうなっているのは、どうやら土御門のせいらしいのです。つまり、貴方の右手をあてれば、彼女はもとに戻ります。」
上条「神裂の足元でぼろ雑巾になってる土御門は気になるが、確かに、インデックスは常に俺の左手を持って行動していた。ということは……」
上条「この右手をあてれば、インデックスはもとに戻るのか……」
上条(あれ? インデックスもとに戻したらたくさん御飯食うし、噛みついてくるけど、今の状態なら、少し人より多く食べるくらいだし、こうやってなついてるし……)
上条(戻す意味、なくね?)
インデックス「お兄ちゃ~ん」
上条(こ、これはヤバイ。インデックスが素直なだけで珍しいのに、こんなに笑顔で俺に抱きついてくるのは……)
「インデックスからはなれなさい。上条当麻。」
上条「か、神裂!?」
神裂「彼女がそうなっているのは、どうやら土御門のせいらしいのです。つまり、貴方の右手をあてれば、彼女はもとに戻ります。」
上条「神裂の足元でぼろ雑巾になってる土御門は気になるが、確かに、インデックスは常に俺の左手を持って行動していた。ということは……」
上条「この右手をあてれば、インデックスはもとに戻るのか……」
上条(あれ? インデックスもとに戻したらたくさん御飯食うし、噛みついてくるけど、今の状態なら、少し人より多く食べるくらいだし、こうやってなついてるし……)
上条(戻す意味、なくね?)
11: 1 2013/05/19(日) 14:27:34.95 ID:u2nvenLAo
上条(……名残惜しいが、インデックスのためだ。)
上条「いくぞ。」
インデックス「? お兄ちゃ----」
インデックス「……あの、か、上条さん……? どうしたんですか……?」
上条「!?」
神裂「!?」
上条「いくぞ。」
インデックス「? お兄ちゃ----」
インデックス「……あの、か、上条さん……? どうしたんですか……?」
上条「!?」
神裂「!?」
12: 1 2013/05/19(日) 14:31:42.25 ID:bQ0ESd+xo
インデックス「あ、あれ? 私何を……。あ、神裂さん。来ていたんですね。」
上条(あ、あれれー? なんでインデックス元に戻ってないのかな~? 俺ちゃんと右手出してインデックスの手を握ったよね~?)
神裂「え? えぇ……。少しの間だけですが……」
インデックス「なら、私の手料理を食べてくださいよ!! 少しだけですけど、作れるんですよ?」
上条「え?」
神裂「て、手料理ですか……」
インデックス「とりあえず、スーパーに行きましょう。たしか、そろそろ半額の時間ですよ?」
上条(妹系から、お節介やきお姉さん系になった……)
上条(あ、あれれー? なんでインデックス元に戻ってないのかな~? 俺ちゃんと右手出してインデックスの手を握ったよね~?)
神裂「え? えぇ……。少しの間だけですが……」
インデックス「なら、私の手料理を食べてくださいよ!! 少しだけですけど、作れるんですよ?」
上条「え?」
神裂「て、手料理ですか……」
インデックス「とりあえず、スーパーに行きましょう。たしか、そろそろ半額の時間ですよ?」
上条(妹系から、お節介やきお姉さん系になった……)
15: 1 2013/05/19(日) 21:48:23.49 ID:YI5zDIbdo
インデックス「あ、ご、ごめんなさい。迷惑なら、いいんですけど……」
神裂「い、いえ。私としてはうれしいです。今までそんな機会なかったので……」
上条(お姉さんかと思えば、内気なのか……?)
インデックス「では、スーパーに行きましょう。たしかこの道をまっすぐいけば……」
上条「あ、おい。そっちは違うよ。そっちにいくと、家に戻っちゃうし。」
インデックス「あ、あれー? 違ったかな……ごめんなさい。えへへ」
上条「で、こっちが近道なんだけど、足元で気を付けて」
神裂「足元を気を付けるとは……?」
インデックス「え……」
インデックス「」
神裂「い、いえ。私としてはうれしいです。今までそんな機会なかったので……」
上条(お姉さんかと思えば、内気なのか……?)
インデックス「では、スーパーに行きましょう。たしかこの道をまっすぐいけば……」
上条「あ、おい。そっちは違うよ。そっちにいくと、家に戻っちゃうし。」
インデックス「あ、あれー? 違ったかな……ごめんなさい。えへへ」
上条「で、こっちが近道なんだけど、足元で気を付けて」
神裂「足元を気を付けるとは……?」
インデックス「え……」
インデックス「」
16: 1 2013/05/19(日) 21:53:46.21 ID:YI5zDIbdo
神裂「どうしました? インデックス」
インデックス「」
上条「だめだ。気絶してる。」
神裂「なぜでしょう。足元は、ガラス張りなだけですが……」
上条「もしかして、高所恐怖症……なのか?」
神裂「ええ。多分。彼女はインデックスですが、何故かインデックスではありません。例えるなら、人格はインデックスではなく、全くの別人であると。今回は、その人格が高所恐怖症だったのでしょう。申し訳ありませんが、私はそろそろいかないといけません。」
上条「そうか、悪かったな。ボロボロの土御門はごみ処理しといてくれ。」
上条「さて、インデックス連れて帰るか。」
インデックス「」
上条「だめだ。気絶してる。」
神裂「なぜでしょう。足元は、ガラス張りなだけですが……」
上条「もしかして、高所恐怖症……なのか?」
神裂「ええ。多分。彼女はインデックスですが、何故かインデックスではありません。例えるなら、人格はインデックスではなく、全くの別人であると。今回は、その人格が高所恐怖症だったのでしょう。申し訳ありませんが、私はそろそろいかないといけません。」
上条「そうか、悪かったな。ボロボロの土御門はごみ処理しといてくれ。」
上条「さて、インデックス連れて帰るか。」
17: 1 2013/05/19(日) 22:24:50.10 ID:YI5zDIbdo
インデックス「……あれ? ここは……」
上条「あ、起きたか。」
インデックス「私なんで……ッご、ごめんなさい!!」
上条「いや、いいんだ。それより、お粥作ったんだけど、いるかな……?」
インデックス「あ、ありがとうございます。私、高いところ苦手で……」
上条「ごめんね。俺がそんなこと言っちゃったから、変に緊張してしまったよね。」
インデックス「私、御飯作れてないし、こうやって介抱してもらってるし、いつも上条さんのお世話になりっぱなしです。」
上条「え? いつもってことは、記憶はあるの?」
インデックス「はい。私の性格、というか人格が変わっただけで、基盤となるものは変わっていません。けど、この私になるのは、もうこれで最後だと思います。」
上条「なぁ、なんでそんなことになったんだ?」
インデックス「それは、サテンさんと言う人の能力だと思います。」
上条「そうなのか。……俺がもう一回右手で触れば、大丈夫なのか? もとに戻るのか?」
インデックス「はい。だから、お別れです。」
インデックス「さようなら、私の大好きな上条さん。」
その後、インデックスは元に戻った。
それからは人格は入れ替わることはなかったが、もう一度、もう一度だけでも、彼女たちに会って、話をしたいな………
終わり
上条「あ、起きたか。」
インデックス「私なんで……ッご、ごめんなさい!!」
上条「いや、いいんだ。それより、お粥作ったんだけど、いるかな……?」
インデックス「あ、ありがとうございます。私、高いところ苦手で……」
上条「ごめんね。俺がそんなこと言っちゃったから、変に緊張してしまったよね。」
インデックス「私、御飯作れてないし、こうやって介抱してもらってるし、いつも上条さんのお世話になりっぱなしです。」
上条「え? いつもってことは、記憶はあるの?」
インデックス「はい。私の性格、というか人格が変わっただけで、基盤となるものは変わっていません。けど、この私になるのは、もうこれで最後だと思います。」
上条「なぁ、なんでそんなことになったんだ?」
インデックス「それは、サテンさんと言う人の能力だと思います。」
上条「そうなのか。……俺がもう一回右手で触れば、大丈夫なのか? もとに戻るのか?」
インデックス「はい。だから、お別れです。」
インデックス「さようなら、私の大好きな上条さん。」
その後、インデックスは元に戻った。
それからは人格は入れ替わることはなかったが、もう一度、もう一度だけでも、彼女たちに会って、話をしたいな………
終わり
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