1: 1 2013/05/19(日) 23:14:45.94 ID:yWzK1sJto
李衣菜「えっと、なんで……」
モバP「いや、だってロックなアイドルで売りだそうとしてるから、ギターは弾けないと……」
李衣菜「……プロデューサーさんは、誰を担当してますか?」
モバP「え? えっと、奈緒と三船さんだが……それが?」
李衣菜「……わかりました。ギターやります。」
李衣菜「ちなみに、音楽、ロックは何をきいたりしてますか?」
モバP「えっと、あんまりきかないな。最近はうちのアイドルの曲しかきいたりしないからな」
李衣菜「……了解です。」
李衣菜(いえない。私本当はドラムやってたなんていえない)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1368972885
モバP「いや、だってロックなアイドルで売りだそうとしてるから、ギターは弾けないと……」
李衣菜「……プロデューサーさんは、誰を担当してますか?」
モバP「え? えっと、奈緒と三船さんだが……それが?」
李衣菜「……わかりました。ギターやります。」
李衣菜「ちなみに、音楽、ロックは何をきいたりしてますか?」
モバP「えっと、あんまりきかないな。最近はうちのアイドルの曲しかきいたりしないからな」
李衣菜「……了解です。」
李衣菜(いえない。私本当はドラムやってたなんていえない)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1368972885
引用元: ・李衣菜「ギター、ですか?」
アイドルマスターシンデレラガールズ デカキーホルダー 多田李衣菜
posted with amazlet at 15.07.16
Contents seed (2015-04-30)
売り上げランキング: 22,372
売り上げランキング: 22,372
2: 1 2013/05/19(日) 23:20:52.93 ID:EUyu/qMeo
李衣菜「で、なぜギターなんですか?」
モバP「えっと、ロックといえばギターだろ?」
李衣菜「……はぁ。」
モバP「とりあえずギターは用意したから、それで練習してくれ。」
李衣菜「で、練習しないといけないんだけど、ピック持ってコード練習するより、スティックもってドラム叩きたいよ。ギターやらなかったのは、細かい作業苦手だからなのに。もう……」
美優「あの、李衣菜ちゃん? どうしたの?」
李衣菜「あ、美優さん。私今ギターの練習してたんですよ。」
美優「そう。ギターね……懐かしいわ。」
李衣菜「美優さんやってたんですか!?」
美優「そんなたいそうなものじゃないわ。かじる程度を、ね?」
モバP「えっと、ロックといえばギターだろ?」
李衣菜「……はぁ。」
モバP「とりあえずギターは用意したから、それで練習してくれ。」
李衣菜「で、練習しないといけないんだけど、ピック持ってコード練習するより、スティックもってドラム叩きたいよ。ギターやらなかったのは、細かい作業苦手だからなのに。もう……」
美優「あの、李衣菜ちゃん? どうしたの?」
李衣菜「あ、美優さん。私今ギターの練習してたんですよ。」
美優「そう。ギターね……懐かしいわ。」
李衣菜「美優さんやってたんですか!?」
美優「そんなたいそうなものじゃないわ。かじる程度を、ね?」
3: 1 2013/05/19(日) 23:27:28.28 ID:BmmuICiyo
李衣菜「それで、どんな曲を?」
美優「李衣菜ちゃんはわからないと思うな。その、禁じられた遊びを……」
李衣菜「名前は聞いたことありますよ。でもすごいですね。私ギターやりたくないのに……」
美優「なら、李衣菜ちゃん貸して? 少しなら弾けるから。」
李衣菜「あ、はい。どーぞ。」
美優「チューニングは……できてるわ。それじゃ、軽く弾くね。」
https://www.youtube.com/watch?v=us8OhI-OTHg&feature=youtube_gdata_player
美優「李衣菜ちゃんはわからないと思うな。その、禁じられた遊びを……」
李衣菜「名前は聞いたことありますよ。でもすごいですね。私ギターやりたくないのに……」
美優「なら、李衣菜ちゃん貸して? 少しなら弾けるから。」
李衣菜「あ、はい。どーぞ。」
美優「チューニングは……できてるわ。それじゃ、軽く弾くね。」
https://www.youtube.com/watch?v=us8OhI-OTHg&feature=youtube_gdata_player
8: 1 2013/05/20(月) 08:59:51.63 ID:obfqxVhzo
李衣菜「軽くって、全く軽くないじゃないですか!! って、美優さん全くきいてないし……。あ、ドラムセットあるんだ。なら……」
美優「~♪ !!♪」
李衣菜「ラスサビのみだけど、久しぶりのドラムだーウッヒョー!」
美優「……はっ、ご、ごめんなさいね。李衣菜ちゃんの練習の邪魔して……」
李衣菜「いえいえ。私としては久しぶりにドラム叩けたので楽しかったです。今度は家からチャイナとかもってきてやりたいです。」
美優「……もう。仕方ないわね。私も付き合ってあげるわ。」
李衣菜「本当ですか!? ウッヒョー! やったぜ!!」
美優「その代わり、きちんとギターもやるのよ?」
李衣菜「うぅ……わかりました……。」
美優「~♪ !!♪」
李衣菜「ラスサビのみだけど、久しぶりのドラムだーウッヒョー!」
美優「……はっ、ご、ごめんなさいね。李衣菜ちゃんの練習の邪魔して……」
李衣菜「いえいえ。私としては久しぶりにドラム叩けたので楽しかったです。今度は家からチャイナとかもってきてやりたいです。」
美優「……もう。仕方ないわね。私も付き合ってあげるわ。」
李衣菜「本当ですか!? ウッヒョー! やったぜ!!」
美優「その代わり、きちんとギターもやるのよ?」
李衣菜「うぅ……わかりました……。」
9: 1 2013/05/20(月) 09:06:54.28 ID:vyDzkiRKo
---数日後---
李衣菜「なんとかコードは覚えた。さて、練習として簡単な曲やらないとね。」
奈緒「お? 李衣菜か?」
李衣菜「あ、奈緒ちゃん。どうしたの?」
奈緒「いや、プロデューサーが、李衣菜と一緒にバンド組んで、売り出したいみたいなんだ。」
李衣菜(プロデューサーさん……にわかなのかな……)
李衣菜「で、奈緒ちゃんは楽器何ができるの?」
奈緒「ベースをやってたけど、プロデューサーがドラムとかいいだして……」
李衣菜「私といっしょだね。私はドラムをやってたんだけど、ギターをやることになってね……」
奈緒「お互いに大変だな」
李衣菜「なんとかコードは覚えた。さて、練習として簡単な曲やらないとね。」
奈緒「お? 李衣菜か?」
李衣菜「あ、奈緒ちゃん。どうしたの?」
奈緒「いや、プロデューサーが、李衣菜と一緒にバンド組んで、売り出したいみたいなんだ。」
李衣菜(プロデューサーさん……にわかなのかな……)
李衣菜「で、奈緒ちゃんは楽器何ができるの?」
奈緒「ベースをやってたけど、プロデューサーがドラムとかいいだして……」
李衣菜「私といっしょだね。私はドラムをやってたんだけど、ギターをやることになってね……」
奈緒「お互いに大変だな」
11: 1 2013/05/20(月) 19:00:30.07 ID:QfgEy68ko
奈緒「私はさ、アニメの曲やりたくて楽器やりだしたんだけど、李衣菜はどうなんだ?」
李衣菜「私? 私はね、幼馴染みのなつきちがギターやっててね。その影響かな……?」
奈緒「え? 夏樹って、あの?」
李衣菜「うん。だから、私はなつきちと一緒にずっと音楽をやってたの。なつきちはプロになりたいってずっと言ってたから、プロデューサーさんには感謝してるよ。」
奈緒(アイドルなのに数々のロックフェスに出て活躍するロッカー、木村夏樹が幼馴染みか。すごいと思うが、私はその隣で続けようとは思わないな)
奈緒「ならさ、私たちが売れたら、夏樹と対バンできるな。」
李衣菜「そうなんだけど……ギターでは勝てないよ。私はドラムでなつきちと対バンしたいの。」
奈緒「……ならさ、こういうのはどうだ?」
李衣菜「ウッヒョー! 確かにそれならいいね!!」
奈緒「だろ? それなら私も気兼ねなくやれるし。さ。お互いのパートの練習しようぜ。」
李衣菜「テンションあがってきたよー!!」
李衣菜「私? 私はね、幼馴染みのなつきちがギターやっててね。その影響かな……?」
奈緒「え? 夏樹って、あの?」
李衣菜「うん。だから、私はなつきちと一緒にずっと音楽をやってたの。なつきちはプロになりたいってずっと言ってたから、プロデューサーさんには感謝してるよ。」
奈緒(アイドルなのに数々のロックフェスに出て活躍するロッカー、木村夏樹が幼馴染みか。すごいと思うが、私はその隣で続けようとは思わないな)
奈緒「ならさ、私たちが売れたら、夏樹と対バンできるな。」
李衣菜「そうなんだけど……ギターでは勝てないよ。私はドラムでなつきちと対バンしたいの。」
奈緒「……ならさ、こういうのはどうだ?」
李衣菜「ウッヒョー! 確かにそれならいいね!!」
奈緒「だろ? それなら私も気兼ねなくやれるし。さ。お互いのパートの練習しようぜ。」
李衣菜「テンションあがってきたよー!!」
12: 1 2013/05/20(月) 19:03:54.74 ID:zIPYrw7No
李衣菜「さて、ギターをやる前に、着替えないと。」
奈緒「? 今だってラフな格好だろ? これ以上どう着替えるんだ?」
李衣菜「それはね……」
李衣菜「じゃじゃーん!! きぐるみーなの完成だよ!!」
奈緒「……なんで着ぐるみのコスプレ?」
李衣菜「これをきてると落ち着くんだよー。さて、やるぞー!!」
美優「なかなか楽しいことしてるわね。なら、私も準備しておかないとね……」
奈緒「? 今だってラフな格好だろ? これ以上どう着替えるんだ?」
李衣菜「それはね……」
李衣菜「じゃじゃーん!! きぐるみーなの完成だよ!!」
奈緒「……なんで着ぐるみのコスプレ?」
李衣菜「これをきてると落ち着くんだよー。さて、やるぞー!!」
美優「なかなか楽しいことしてるわね。なら、私も準備しておかないとね……」
14: 1 2013/05/22(水) 08:34:05.20 ID:2RzaTeZ6o
---数週間後---
奈緒「なぁ、そろそろ合わせようぜ?」
李衣菜「そうだね。曲は前に話したやつだよね」
奈緒「おう。あれはドラムが激しいし、楽しいからな。ギターも頑張れよ?」
李衣菜「うん。よーし。チューニングもOKだよ?」
奈緒「ならやるか。初めてあわすから、なんだか恥ずかしいが、いくぞ!!」
https://www.youtube.com/watch?v=2qitQj54AMg&feature=youtube_gdata_player
奈緒「なぁ、そろそろ合わせようぜ?」
李衣菜「そうだね。曲は前に話したやつだよね」
奈緒「おう。あれはドラムが激しいし、楽しいからな。ギターも頑張れよ?」
李衣菜「うん。よーし。チューニングもOKだよ?」
奈緒「ならやるか。初めてあわすから、なんだか恥ずかしいが、いくぞ!!」
https://www.youtube.com/watch?v=2qitQj54AMg&feature=youtube_gdata_player
15: 1 2013/05/22(水) 08:48:25.03 ID:IiTSsYRHo
奈緒「粗いとこはあったけど、だいたい揃ってるな。」
李衣菜「うん。私もミスなくいけたし。やっぱ、ギターソロは緊張するよ。ドラムやってるときは、ドラムソロなんてなかったし。」
奈緒「私はツインなんか無理だと思ってたよ。李衣菜の教えあってこそだな。」
美優「二人とも上手かったわよ? けど、やっぱりギターとドラムだけでは厳しいですね。」
李衣菜「美優さん、きいてらしたんですか。そうですよね。やっぱりギターとドラムだけでは……」
奈緒「あとベースは最低限欲しいよな。」
美優「そうくると思っていたわ。プロデューサーに頼んでおいたわ。私もベースとして参加するわ」
17: 1 2013/05/23(木) 09:42:04.77 ID:IoM/z4Qao
李衣菜「つまり、整理すると、私がドラムなのにギターで」
美優「私がギターなのにベースで」
奈緒「私はベースなのにドラムなのか。」
李衣菜「プロデューサーさんの目は節穴なのかな……」
奈緒「まあそういうなって。本人も音楽きかないって。」
美優「え? 私のときには、
P『ロックっていいですよね。美優さんどうですか? 今度一緒にいきませんか? え、えっと、サマソニあたりに』
って。」
李衣菜(ロック知らない人がサマソニって。にわかなのかもうわかんないよ)
奈緒「それより、プロデューサーもよく許してくれたよな。美優さんがバンド組むの。」
美優「色仕掛けでイチコロよ。」
李衣菜(美優さんこえー)
美優「私がギターなのにベースで」
奈緒「私はベースなのにドラムなのか。」
李衣菜「プロデューサーさんの目は節穴なのかな……」
奈緒「まあそういうなって。本人も音楽きかないって。」
美優「え? 私のときには、
P『ロックっていいですよね。美優さんどうですか? 今度一緒にいきませんか? え、えっと、サマソニあたりに』
って。」
李衣菜(ロック知らない人がサマソニって。にわかなのかもうわかんないよ)
奈緒「それより、プロデューサーもよく許してくれたよな。美優さんがバンド組むの。」
美優「色仕掛けでイチコロよ。」
李衣菜(美優さんこえー)
18: 1 2013/05/23(木) 09:50:13.03 ID:Nay75omQo
モバP「おーい、バンド組の仕事とってきたぞー。」
李衣菜「あ、プロデューサーさん。見てくださいよ。カッティング技術あがったんですよ?」
モバP「おぉ李衣菜!! ベースうまくなったな!!」
李衣菜「プロデューサーさん……これ、ギターですよ?」
美優「えー。プロデューサーさん意外ですねー。私とライブいこうと誘っておいて、そんなんなんですかー」
モバP「」
奈緒(女の人って怖い)
---それから月日が流れ---
李衣菜「みんなー!! 私たちの念願の、なつきちとの対バンだよー!!」
夏樹「だりー。まさかお前とギターで対バンするとは……」
李衣菜「うん。私もドラムでやりたかったよ……なんて、言うと思った?」
夏樹「そうだな。だりーのバンドは、それぞれ曲によって楽器を変えるんだもんな。」
奈緒「そういうこと。まあ、李衣菜。私たちも楽しもうぜ?」
美優「そうよ。楽しまないと損よ。」
李衣菜「……うん。わかってるよ。よーし、いくぞー!!」
おわり
李衣菜「あ、プロデューサーさん。見てくださいよ。カッティング技術あがったんですよ?」
モバP「おぉ李衣菜!! ベースうまくなったな!!」
李衣菜「プロデューサーさん……これ、ギターですよ?」
美優「えー。プロデューサーさん意外ですねー。私とライブいこうと誘っておいて、そんなんなんですかー」
モバP「」
奈緒(女の人って怖い)
---それから月日が流れ---
李衣菜「みんなー!! 私たちの念願の、なつきちとの対バンだよー!!」
夏樹「だりー。まさかお前とギターで対バンするとは……」
李衣菜「うん。私もドラムでやりたかったよ……なんて、言うと思った?」
夏樹「そうだな。だりーのバンドは、それぞれ曲によって楽器を変えるんだもんな。」
奈緒「そういうこと。まあ、李衣菜。私たちも楽しもうぜ?」
美優「そうよ。楽しまないと損よ。」
李衣菜「……うん。わかってるよ。よーし、いくぞー!!」
おわり
コメントする
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。