2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/29(水) 08:53:32.31 ID:UxItY01y0
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 由比ヶ浜 結衣 1/8スケール PVC製 塗装済み完成品フィギュア
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3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/29(水) 08:55:01.05 ID:UxItY01y0
サイゼリ屋
三浦「あ゛~マジ重かったー」
海老名「調子のってそんなに買うからじゃん……」
三浦「ゆうて夏になってから買ってたら間に合わな
いっしょ」
海老名「夏って…もう今年はそんなお洒落して出掛
けてる余裕無いと思うんですけど…」
三浦「そんなの分かんないじゃん。隼人から急にお
誘いが来たらどうすんのー…ってちょっとユイー聞
いてんのー?」
結衣「ん、ごめん何の話だっけ?」
海老名「まーたスマホ覗いてニヤニヤしてるよこの
子はー」
結衣「えっ…べ、別にニヤニヤはしてないと思うけ
ど…」
三浦「いや今の顔はね…」
海老名「ね」
結衣「ぐっ…あ、あたし飲み物取ってくるから!」
三浦「あんた誤魔化すの下手くそすぎでしょ…」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/29(水) 09:00:09.12 ID:Rc5Qcncl0
‥
‥
‥
海老名「というわけで夏にちゃんと予定がある のは結衣だけだねー。」
結衣「…え?なんでそうなるの?」
三浦「だって今あたしらの中で彼氏いんのユイ だけじゃん?」
結衣「あたし!?別に誰とも付き合ってないよ !?」
海老名「え!?ヒキタニくんと付き合ってるん じゃないの?」
結衣「え、えーっと…それはちょっと保留中とい うかなんというか……」
三浦「はあ?なにそれ意味わかんね」
海老名「だって今のメールもヒキタニくんでし ょ?」
結衣「な、なぜそれを……」
海老名「結衣着信来た瞬間すっごい嬉しそうな 顔するからバレバレだよ?」
結衣「だってヒッキーにメールしても5回に1回 しか返信来ないからメールのやりとりが超レア なんだよ? そもそもlineもそんなの使わねーって言って未だ にメールだし」
三浦「予想以上にヒドイなあいつ…」
‥
‥
海老名「というわけで夏にちゃんと予定がある のは結衣だけだねー。」
結衣「…え?なんでそうなるの?」
三浦「だって今あたしらの中で彼氏いんのユイ だけじゃん?」
結衣「あたし!?別に誰とも付き合ってないよ !?」
海老名「え!?ヒキタニくんと付き合ってるん じゃないの?」
結衣「え、えーっと…それはちょっと保留中とい うかなんというか……」
三浦「はあ?なにそれ意味わかんね」
海老名「だって今のメールもヒキタニくんでし ょ?」
結衣「な、なぜそれを……」
海老名「結衣着信来た瞬間すっごい嬉しそうな 顔するからバレバレだよ?」
結衣「だってヒッキーにメールしても5回に1回 しか返信来ないからメールのやりとりが超レア なんだよ? そもそもlineもそんなの使わねーって言って未だ にメールだし」
三浦「予想以上にヒドイなあいつ…」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/29(水) 09:01:42.32 ID:Rc5Qcncl0
三浦「つか、保留って何」
結衣「いやーあたしらも色々あって…
そういうのちゃんとしてからにしようってことにしたの。」
三浦「ますます意味わかんね…」
海老名「青春してるねー」
結衣「けどあたしも別に夏は予定無いよ?勉強忙しくて遊んでられないし」
海老名「意外だねー結衣勉強してるんだ」
結衣「失礼だなあ。受験生なんだから休みの日は1日10時間が基本だよ?」
三浦「うっわ、最近付き合い悪いと思ったらあんたあーしに隠れて勉強してたんだ」
結衣「隠れてってなんだし…
いや、目指すところが目指すところだし、あたし3年間サボりまくってるからねー。まだ足りないくらいだよ。」
海老名「ちなみに結衣どこ受けるの?」
三浦「それがこの子どんだけ聞いても教えてくれなくってさー」
海老名「えーなんで」
結衣「いや…恥ずかしいし」
三浦「別にいいじゃん。結衣がどこ受けようと結衣の勝手なんだし」
結衣「じゃあ聞いても笑わない?」
三浦「笑わない笑わない」
海老名「うんうん」
結衣「その………ワ稲田に行きたいなあ…と…」
三浦海老名「はあああああ!?」
結衣「いやーあたしらも色々あって…
そういうのちゃんとしてからにしようってことにしたの。」
三浦「ますます意味わかんね…」
海老名「青春してるねー」
結衣「けどあたしも別に夏は予定無いよ?勉強忙しくて遊んでられないし」
海老名「意外だねー結衣勉強してるんだ」
結衣「失礼だなあ。受験生なんだから休みの日は1日10時間が基本だよ?」
三浦「うっわ、最近付き合い悪いと思ったらあんたあーしに隠れて勉強してたんだ」
結衣「隠れてってなんだし…
いや、目指すところが目指すところだし、あたし3年間サボりまくってるからねー。まだ足りないくらいだよ。」
海老名「ちなみに結衣どこ受けるの?」
三浦「それがこの子どんだけ聞いても教えてくれなくってさー」
海老名「えーなんで」
結衣「いや…恥ずかしいし」
三浦「別にいいじゃん。結衣がどこ受けようと結衣の勝手なんだし」
結衣「じゃあ聞いても笑わない?」
三浦「笑わない笑わない」
海老名「うんうん」
結衣「その………ワ稲田に行きたいなあ…と…」
三浦海老名「はあああああ!?」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/29(水) 09:44:56.61 ID:Atml58ic0
三浦「き、急にどうしたんユイ?」
結衣「いやー……」
海老名「あーなるほどね」
三浦「何?」
海老名「そりゃー決まってるじゃん。ヒキタニくんでしょ?」
結衣「うん…」
三浦「マジかよ」
海老名「うわー結衣の乙女スイッチがえらい方向に入っちゃったなー」
三浦「そこまでするとかねー…あの根暗のどこがそんなに良いんだか」
結衣「ふふふ、良いとこいっぱいある
んだよ。」
三浦「ユイ趣味悪っ」
海老名「そう?ヒキタニくん、話すと結構おもしろいじゃんね」
三浦「はあ?あんた言うほど喋ったことないでしょ」
海老名「えー?最近結構話するよ?今、私席隣だし」
結衣「そうなの!?」
海老名「うん。うちのクラスは席くじ引きだから」
海老名「それでねー今、とべっち、私、ヒキタニくんで縦一列に並んでるんだよねー」
結衣(うわ気まずい並びだなー)
海老名「そんでさ、私がヒキタニくんに話しかけると、とべっちが負けじと話しかけるのよ。
それをヒキタニくんがうっとうしそうに払いのけて、とべっちちょっと悲しそうな感じになって、ヒキタニくんが仕方がねーなって感じでちょっと反応してあげるんだけどね……
そのやりとりがなんか…」
海老名「すっごい捗るのよ……」
三浦「真顔で言われると反応に困るんですけど……」
結衣「いやー……」
海老名「あーなるほどね」
三浦「何?」
海老名「そりゃー決まってるじゃん。ヒキタニくんでしょ?」
結衣「うん…」
三浦「マジかよ」
海老名「うわー結衣の乙女スイッチがえらい方向に入っちゃったなー」
三浦「そこまでするとかねー…あの根暗のどこがそんなに良いんだか」
結衣「ふふふ、良いとこいっぱいある
んだよ。」
三浦「ユイ趣味悪っ」
海老名「そう?ヒキタニくん、話すと結構おもしろいじゃんね」
三浦「はあ?あんた言うほど喋ったことないでしょ」
海老名「えー?最近結構話するよ?今、私席隣だし」
結衣「そうなの!?」
海老名「うん。うちのクラスは席くじ引きだから」
海老名「それでねー今、とべっち、私、ヒキタニくんで縦一列に並んでるんだよねー」
結衣(うわ気まずい並びだなー)
海老名「そんでさ、私がヒキタニくんに話しかけると、とべっちが負けじと話しかけるのよ。
それをヒキタニくんがうっとうしそうに払いのけて、とべっちちょっと悲しそうな感じになって、ヒキタニくんが仕方がねーなって感じでちょっと反応してあげるんだけどね……
そのやりとりがなんか…」
海老名「すっごい捗るのよ……」
三浦「真顔で言われると反応に困るんですけど……」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/29(水) 10:26:14.93 ID:JG2OYOrJ0
三浦「そんでもさー結衣なら結局男選び放題なわけじゃん?あーしもよく紹介してくれって言われるし。」
海老名「優美子、お見合い斡旋する親戚のおばさんって感じだね痛っ」
三浦「次それ言ったらマジでぶつから」
結衣「あはは…あたしもそういうのはちょっと…」
三浦「いやあーしも全部紹介するわけじゃないし、ちゃんと選別してるって。」
海老名「そうなの?初耳だ」
三浦「当たり前じゃん。じゃねーと危ないし」
海老名「どういうこと?」
三浦「例えばさー、海老名紹介してくれって言うやつはなんか見た目以外がすっごい●●っぽいのよ、なんか……戸部みたいな。
だからこいつらは見た目がチャラいけど意外と無害なの」
海老名「なにそれ…」
三浦「けどさ、ユイ紹介してくれってやつはなんか相当慣れた感じで視線がやらしいんだよね。」
結衣「その情報聞きたくなかった…」
三浦「だからあんなやつらと遊びに行ったら、あんた多分簡単にお持ち帰りされちゃうって」
結衣「あたしそんなに軽くないよ!?」
三浦「いやあんたにその気はなくてもさ、なんかあんた簡単に騙されそうだし」
海老名「それは否定できないかも…」
結衣「うーん」
三浦「まあでもワ稲田行ったらそんなやつらばっかだから気をつけなよ?」
結衣「あたしがワ稲田受かる前提なんだ…」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/30(木) 00:45:23.99 ID:e/cfi8Kl0
‥
‥
‥
三浦「それにしてもヒキオかーうーん」
海老名「優美子粘るねー」
三浦「悪いやつではないと思うけどねーうーん」
海老名「結衣、もう一声だよ。」
結衣「そういわれても…なんだろうね。
別に話してて盛り上がるわけじゃないし、顔も滅茶苦茶カッコいいわけじゃないし、友だちいないし、あとシスコンだし…」
三浦「なら――」
結衣「でもしょうがないよ。好きになっちゃったんだから。」
三浦「……そっか」
結衣「うんそうだ。」ニッコリ
結衣「あーなんか恥ずかしくなってきちゃった。
あ、あたしちょっとお手洗い行ってくるねー」ヨット
海老名「……青春してるねえ」
三浦「青春ねえ…」
‥
‥
三浦「それにしてもヒキオかーうーん」
海老名「優美子粘るねー」
三浦「悪いやつではないと思うけどねーうーん」
海老名「結衣、もう一声だよ。」
結衣「そういわれても…なんだろうね。
別に話してて盛り上がるわけじゃないし、顔も滅茶苦茶カッコいいわけじゃないし、友だちいないし、あとシスコンだし…」
三浦「なら――」
結衣「でもしょうがないよ。好きになっちゃったんだから。」
三浦「……そっか」
結衣「うんそうだ。」ニッコリ
結衣「あーなんか恥ずかしくなってきちゃった。
あ、あたしちょっとお手洗い行ってくるねー」ヨット
海老名「……青春してるねえ」
三浦「青春ねえ…」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/30(木) 08:33:44.27 ID:a/1zTa560
‥
‥
‥
イラッシャイマセー
海老名「ん?」
三浦「どしたん」
「あっづー!てかなんでサイゼなのー!?」
「あ?なにお前までサイゼ嫌いなの?昔は喜んで来てたじゃん」
「別に嫌いじゃないけどー。いやいやいやーせっかく出掛けたんだからもうちょっと良いところ行こうよって話」
「……ふっ俺は小町とならどこだってスペシャルプレイスだけどな」
「今誤魔化したでしょ?まあ小町的にポイントは高いけど」キャッキャ
三浦「……ねぇあれって」
海老名「………例の彼だね…」
三浦「それは見れば分かる」
海老名「うーん…可愛い女の子連れてるねえ……」
三浦「……」
海老名「……」
三浦「あーしさ、あいつはちょっとアレだけど、結衣があそこまで言うから認めてやろうと思ってたんだよね。」
海老名「う、うん」
(あれ…あの女の子…どっかで見たことあるような?)
三浦「………ハア」
海老名「………」
三浦「あーし、ちょっとあいつと話してくるわ」ガタッ
海老名「え!?…ちょ…優美子待」
‥
‥
イラッシャイマセー
海老名「ん?」
三浦「どしたん」
「あっづー!てかなんでサイゼなのー!?」
「あ?なにお前までサイゼ嫌いなの?昔は喜んで来てたじゃん」
「別に嫌いじゃないけどー。いやいやいやーせっかく出掛けたんだからもうちょっと良いところ行こうよって話」
「……ふっ俺は小町とならどこだってスペシャルプレイスだけどな」
「今誤魔化したでしょ?まあ小町的にポイントは高いけど」キャッキャ
三浦「……ねぇあれって」
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三浦「それは見れば分かる」
海老名「うーん…可愛い女の子連れてるねえ……」
三浦「……」
海老名「……」
三浦「あーしさ、あいつはちょっとアレだけど、結衣があそこまで言うから認めてやろうと思ってたんだよね。」
海老名「う、うん」
(あれ…あの女の子…どっかで見たことあるような?)
三浦「………ハア」
海老名「………」
三浦「あーし、ちょっとあいつと話してくるわ」ガタッ
海老名「え!?…ちょ…優美子待」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/30(木) 08:51:16.94 ID:a/1zTa560
‥
‥
‥
アリガトウコザイマシター
三浦「あー恥かいた……何だよ妹って……紛らわしいんだよあいつ……」
海老名「本当ごめんね結衣」
結衣「あはは…小町ちゃん全然気にしてないって言ってたし大丈夫だよ。
まあ、ヒッキーはマジで半泣きだったけどね……」
三浦「うっ………ごめん…」
結衣「まあ大丈夫だよヒッキー優しいし」
海老名「良かったね優美子。ヒキタニくんが優しくて」
三浦「あんた、あーしにヒキオに負い目を感じさせようとしてるでしょ…」
海老名「ばれたか」
結衣「まあまあ。それよりさ、やっぱり夏どっか行こうよ」
海老名「結衣勉強大丈夫なの?」
結衣「うーん勉強はモチだけど高校生活最後の夏だからさ、この3人で思い出作っておきたいなーって。ダメかな?」
三浦「べ、別にあーしはいいけど……」
海老名「右に同じく!」
結衣「よしっ決まりっ!
それまでは勉強漬けだー!!じゃーねー」ダッ
海老名「切り替え早いなーバイバイ」
「ユイー!」
結衣「んー?なにー?」
三浦「……そのー……色々頑張れよ」
結衣「えーなにー?聞こえなーい!」
三浦「なんでもないー!!また夏な!!」
結衣「うん!また夏ね!」
Fin
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アリガトウコザイマシター
三浦「あー恥かいた……何だよ妹って……紛らわしいんだよあいつ……」
海老名「本当ごめんね結衣」
結衣「あはは…小町ちゃん全然気にしてないって言ってたし大丈夫だよ。
まあ、ヒッキーはマジで半泣きだったけどね……」
三浦「うっ………ごめん…」
結衣「まあ大丈夫だよヒッキー優しいし」
海老名「良かったね優美子。ヒキタニくんが優しくて」
三浦「あんた、あーしにヒキオに負い目を感じさせようとしてるでしょ…」
海老名「ばれたか」
結衣「まあまあ。それよりさ、やっぱり夏どっか行こうよ」
海老名「結衣勉強大丈夫なの?」
結衣「うーん勉強はモチだけど高校生活最後の夏だからさ、この3人で思い出作っておきたいなーって。ダメかな?」
三浦「べ、別にあーしはいいけど……」
海老名「右に同じく!」
結衣「よしっ決まりっ!
それまでは勉強漬けだー!!じゃーねー」ダッ
海老名「切り替え早いなーバイバイ」
「ユイー!」
結衣「んー?なにー?」
三浦「……そのー……色々頑張れよ」
結衣「えーなにー?聞こえなーい!」
三浦「なんでもないー!!また夏な!!」
結衣「うん!また夏ね!」
Fin
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