1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/25(火) 21:59:19.37 ID:H3ysJjfR0
カズ「ピースウォーカーをとめてくれ!このままじゃ核が発射される!」

Peace Walker「核発射シークエンス……発射1分前……」

スネーク「あああああああぁ!!」

スネーク(どうする!?どうすれば!!LAWは撃ち切った!しかも持ってるのはM16のみ!!)

スネーク(毎回思ってたが、なぜ俺は戦車やら戦闘ヘリやらAI兵器やらと闘う前にM16構えてんだ!)

スネーク(くそ!はっ!?)

スネーク「おい!ストレンジラブ!って居ない!いつのまにかステージに俺一人!!」

PW「30秒前……」

カズ「急げ!急いでくれ!!」

スネーク「!」バン!

PW「自己防衛システム作動……ミサイル発射!」

スネーク(ダメだ!5.56mでなんとかなりそうなやつじゃない!)

スネーク(M16は貧弱、ロケットランチャーもない!)

スネーク「俺の手元にはどこからかでてくるフルトンしか……」

PW「10秒前……9……」プルプル

カズ「あぁ……ダメだ……間に合わない……」

スネーク「フルトン回収システム!!そこから導き出されるゆいつ唯一の攻撃法!!」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1440507559

引用元: カズ「スネェーク!核を撃たせるなぁ!!」 

 

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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/25(火) 22:07:54.53 ID:H3ysJjfR0
PW「(((( ・-・ ))))プルプルプルプルプルプルプル」

PW「7……6……」プルプル

スネーク「行くぞぉ!!」

カズ「スネーク!?何やってんだ!フルトンシステム!それで何が出来るっていうんだ!」

スネーク「うぉぉぉぉおおおおお!!!」テッテレ

カズ「ピースウォーカーの真下でフルトン……!?」

スネーク「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!」ヒューーン

カズ「ピ!ピースウォーカーにアッパーか!?アッパーカットをキメるのか!?」

スネーク「ーーしゃあっっ!!」ガッコォォオン!!

PW「4……3……フゲッ!」

カズ「決まったぁぁあ!?」



3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/25(火) 22:15:12.60 ID:H3ysJjfR0
PW「自、自己、自己防衛、モードに移行!!」

カズ「と、止めた!?止めたのか!!」

スネーク「んぬぅ!!」ぶちっ!

カズ「フルトンの紐を切った……自由落下にうつったぞ……」

スネーク「まだまだァァ!!」

カズ「ンん!?あの……特徴的なフォルム……あれは、アレは間違いない……!」

カズ「ヒップドロップをキメるのか!?あのブロックさえも粉微塵にする、あの!」

PW「跳躍体制!」ぶぉん!

カズ「飛んだ!?」

カズ「あぁ!PWの真上にはボスが……!」

スネーク「ぬぅぅぅんん!!」ドゥゥン!!!!

カズ「うぉお!真上にとびあがったピースウォーカーを再び地面に伏せさせたぞ!さすがボス!」

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/25(火) 22:23:15.40 ID:H3ysJjfR0
PW「おいコラジャックぅ!何晒してくれとんねん!!」

PW「男なら正々堂々CQCや!!CQCの基本を思い出すんや!!ジャックぅ!」

スネーク「お前はボスじゃない!俺のCQCにかてるわけがないだろう!!」

スネーク「おいカズ!!キノコだ!キノコをダンボーで持ってこい!!」

カズ「えぇ!?わかった!今すぐお届けする!!」


ーMSFー

ダンボー係「おい!副司令官からキノコをダンボーしろって!」

ダンボー係「キノコ!?じゃあそこにある赤と白のなんか気持ち悪いヤツ詰めとけ!」

ダンボー係「い、いいのか……?」

ダンボー係「なんでもいいだろ、うし、いってこい!」


ヒューーン、ピロン!

スネーク「おいPW!やるなら対等だ!」

PW「いいだろう……」

スネーク「モグモグ……テレンテレンテレン!」

カズ「ぼ、ボスがいきなりビッグサイズに……!」

カズ「あれが本当のスネーク……真のBIGBOSSか!!」

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/25(火) 22:36:30.46 ID:H3ysJjfR0
BIGBOSS「ーー待たせたな……!」

PW「ヴェェェォォオンンン!!」

カズ「きょ、巨大化したスネークとピースウォーカーが肉弾戦を……し、信じられん……俺らの最終決戦があんなドタバタコメディーみたいになってる……」

いっぽいそのころ

ー某国ー

「弾道、依然変わらず!信ぴょう性は高い!」

「大統領は!」

「先程からトイレに篭られています!!」

「次の権限者は!?」

「お、お腹が痛いと先程帰られました……」

「くそ!ドイツもこいつも!」

「次の核発射権限者は……」

「あなたです……あの時受賞式にいた人……!」

あの人「……」

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/25(火) 23:10:05.21 ID:H3ysJjfR0
「き、緊急入電!」

あの人「なんだ!後にしろ!!」

「いえ、電話先はBIGBOSSを名乗っています……」

あの人「BIGBOSS……」

あの人「今変わった……」

BIGBOSS「……その核発射はニセの情報だ!核発射の報復はやめてくれ!」

あの人「それを証明できるか?」

あの人「お前は……本当にBIGBOSSか?」

BIGBOSS「……あんた、あの時俺の受賞式に居たか?」

BIGBOSS「俺は、あの時大統領に握手を求められたが拒否した!」

あの人「……なぜ大統領の握手を拒んだんだ?」

BIGBOSS「何に忠を尽くすか、それがわかったからだ!」

あの人「そうか……」

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/25(火) 23:15:24.34 ID:H3ysJjfR0
あの人「そうか……そうか……」

あの人「……核を発射する!報復するんだ!!」

「「「「了解!!」」」」

カズ「えぇ!?今の流れでうつか!?撃つのか!?」

BIGBOSS「ええーい!しょうがない!」

BIGBOSS「とりあえずピースウォーカーを海に投げて……」

ざっぱぁーん!

BIGBOSS「核は……俺が止める!!」

カズ「核を止める!?何を言ってるんだ!!そんなの無茶だ!」

BIGBOSS「いいや、できる。なぜなら俺は……」

BIGBOSS「BIGBOSSだからな!」

カズ「っーー!」

カズ「き、来た!アメリカから核が飛んできたぞ!!あと10分で着弾だ!」

BIGBOSS「ふぅ……一服しとくか……タバコちっさ!!」

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/25(火) 23:21:11.41 ID:H3ysJjfR0
BIGBOSS「見えてきたな……核が!」

BIGBOSS「カズ、MSFの連中の撤退はしなくてよかったのか?」

カズ「あぁ……あんたを信じるよ、BIGBOSS!」

BIGBOSS「核を……止める!!」パシッ!

カズ「飛んできた核を受け止めた……!!」

BIGBOSS「くっ!う、うぉぉおおお!!!」

BIGBOSS「あああああああああああぁ!」

しゅゅゅぅぅうううう!!

BIGBOSS「ぬぅうん!!」

しゅゅ、、、しゅ、しゅー……

カズ「核を……受け止めた……」

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/25(火) 23:36:18.81 ID:H3ysJjfR0
BIGBOSS「コイツも海に投げとくぞ!」

ざっぱぁーん!

てってってっ!

カズ「あぁ、ボスが通常サイズに!」

スネーク「ふぅ……さすがに骨が折れたな。いや、物理的に」

カズ「ボス……!」


スネーク「カズ、ヘリで迎えに来てくれ。」

カズ「止めたんだな……おれ達は、核戦争の危機を!」

スネーク「あぁ……」

ー某国ー

「核着弾予定時刻を更新……いや、本来なら既に着弾している……」

「あの男の言ってる事は本当だったのか……」

「我々は……なんてことを……!」

「今、着弾地点を衛生で確認しました……見てください……」

「これは」

「なん……だと!」

あの人「核が……着弾していない……」

「予定時刻より少し前、見てください、謎の巨人が核を……」

「とめて、いる……」

「か、核は一発ではないはずだ!後発のものは!?」

「す、既にすべての核弾頭をキャッチ、リリースされています……」

あの人「び、BIGBOSS……彼が核弾頭を止めてくれたんだ……さらなる核戦争の危機をすくってくれたのか!!」

「いえ、それに関して残念な報告がございます」

あの人「言え……」

「我々の本物の核攻撃を知ったソ連が報復にてでいます、我々の核発射と同時に」

あの人「つまり……」

「や……」

「「「ヤラレチャッタ」」」

その日……某国は塵と化した……

スネーク「まぁしょうがないよな」

METAL GEAR SOLID
-THE REAL BIGBOSS-

ーーーENDーーー