1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/29(土) 01:52:09.36 ID:0KAMCONd0

この物語は事実をもとにしたフィクションです。

内容に関する問い合わせは、電話では一切受け付けておりません。ご了承下さい。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1440780729

引用元: 律子「アイドルミステリー調査団」 

 

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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/29(土) 02:00:47.91 ID:0KAMCONd0

20XX年 都内某所 765プロ



春香「おはようございまーす!」

真「おはよう春香!」

春香「あれ? 真だけ?」

真「給湯室に貴音がいるよ! なんかラーメンのお湯を沸かしているみたい」

春香「なるほど~!」


3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/29(土) 02:05:03.97 ID:0KAMCONd0

真「前から思ってたんだけどさ」

春香「ん?」

真「貴音って凄い食べるじゃん」

春香「うん」

真「あれってどこに消えてるんだろうね」

春香「確かに……」



「話は聞かせて貰ったわ!」


4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/29(土) 02:08:58.45 ID:0KAMCONd0

春香「り、律子さん?」

律子「そう。貴音がこのままラーメンを食べ続ければ……」

真「律子?」


5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/29(土) 02:10:02.78 ID:0KAMCONd0

アキヅキ「人類は滅亡する!!」



ΩΩ「な……なんだってーーー!!」


6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/29(土) 02:17:41.04 ID:0KAMCONd0

アマミ「どういう事なんですか、リツコさん!」

キクチ「そうだよ! いきなりそんな事言われても!」



アキヅキ「昔……フードファイトというドラマがやっていたの……」

アマミ「あっ! 聞いたことあるかも!」

キクチ「確か“俺の胃袋は宇宙だ”ってやつだっけ?」

アキヅキ「そうよ」


7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/29(土) 02:26:33.81 ID:0KAMCONd0

アマミ「つまり、どういうことなんですか?」

アキヅキ「貴音の胃袋は“宇宙”。そして食べていったモノは“惑星”なのよ」

キクチ「もったいぶらずに、早く教えてよ!」



アキヅキ「……“グランドクロス”」



アマミ「え?」

キクチ「ヒュンケル?」

アマミ「それは“クルス”だよ!」


8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/29(土) 02:40:32.52 ID:0KAMCONd0

アキヅキ「グランドクロスは地球以外の惑星が十字に並ぶ事を言うの」

アキヅキ「そしてグランドクロスが起こる事によって、地球が四方から引力の影響を受けてしまうわ」

アキヅキ「それによってヴァン・アレン帯が破壊されて、人間に有害な宇宙線が降り注いでしまう……」



アキヅキ「つまり貴音がこのままラーメンを食べ続ければ、いつか胃の中でグランドクロスが起こり……」

アキヅキ「人類は生きられなくなってしまうのよ!!」



アマミ「そ、そんな……」

キクチ「貴音の大食いにはそんな秘密が隠されていたなんて……」


9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/29(土) 03:16:42.35 ID:0KAMCONd0

アキヅキ「この765プロには、まだ人類滅亡を防ぐカギがあるかもしれないわ……」

アキヅキ「どう? 協力してくれるかしら?」



キクチ「もちろん! このまま人類が滅亡するのを見てられないよ!」

アマミ「う、うん……」



アキヅキ「よろしくね! マコト、ハルカ!」



───




アマミ(こうして“アイドルミステリー調査団”……通称“IMR”が結成された)

アマミ(マ○ジンミステリー調査班は一切関係ないよ!)





第1話 四条貴音 ~人類滅亡への警鐘~ 終




10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/29(土) 23:22:37.90 ID:0KAMCONd0

20XX年 都内某所 765プロ



雪歩「ひ~んっ、こんなダメダメな私は、穴掘って埋まってますぅ!」




春香「あははっ、雪歩は相変わらずだね~」

真「う~ん」

春香「どうしたの?」


11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/29(土) 23:25:32.27 ID:0KAMCONd0

真「前から思ってたんだけどさ」

春香「ん?」

真「雪歩って穴を掘るじゃん」

春香「うん」

真「どんなに硬いモノでもぶち抜くから、どうなってるのかと思って」

春香「確かに……」



「話は聞かせて貰ったわ!」

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/29(土) 23:26:43.94 ID:0KAMCONd0

春香「り、律子さん?」

律子「そう。雪歩がこのまま穴を掘り続ければ……」

真「律子?」


13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/29(土) 23:27:18.72 ID:0KAMCONd0


アキヅキ「人類は滅亡する!!」



ΩΩ「な……なんだってーーー!!」




14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/29(土) 23:43:37.21 ID:0KAMCONd0

アキヅキ「あなた達は地獄の井戸って知ってる?」

キクチ「聞いたことないなぁ」

アマミ「私も無いです」



アキヅキ「1984年にソ連の地質学者達がコラ半島という所で、ものすごく深い穴を掘る計画を実行したの」

アキヅキ「彼らの目的は、どれだけ深く掘れるのか試したかったというものよ」

アキヅキ「そして、採掘坑が12キロに達した時、叫び声とうねり声のような音が聞こえたの」

アキヅキ「そこからは鬼が出てきたという話だわ」





15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/29(土) 23:46:44.52 ID:0KAMCONd0

キクチ「つまりこのまま雪歩が穴を掘り続ければ……」

アキヅキ「そう。地底から鬼が地上にあふれ出し……」



アキヅキ「確実に人類に牙を向くわっ!!」



アマミ「そ、そんな……」

キクチ「雪歩の穴掘りがそんなに危険なものだったなんて……」



16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/29(土) 23:55:14.35 ID:0KAMCONd0

キクチ「皆でなんとか食い止める方法を探そう!!」

アマミ「そ、そうだね!」



アキヅキ「それじゃあ、行きましょう!!」





第2話 萩原雪歩 ~百鬼夜行・悪鬼羅刹の囁き~ 終


17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/29(土) 23:57:43.63 ID:0KAMCONd0

20XX年 都内某所 765プロ



春香「おっはようございま……うわぁ!」ドンガラガッシャーン

真「春香! 大丈夫!?」





「話は聞かせて貰ったわ!!」




18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/29(土) 23:59:32.54 ID:0KAMCONd0

春香「り、律子さん?」

真「ボク、まだ何も言ってないよ!」



アキヅキ「そう。このまま春香が転び続ければ……」




19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/30(日) 00:00:10.57 ID:R5gSoYNZ0

アキヅキ「人類は滅亡する!!」



ΩΩ「な……なんだってーーー!!」





20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/30(日) 00:14:05.69 ID:R5gSoYNZ0

アキヅキ「それよりハルカ、怪我は無い?」

アマミ「は、はい」

アキヅキ「やっぱり……」

キクチ「どういうことなのさリツコ! それに人類が滅亡するって!」



アキヅキ「落ち着いて聞いて欲しいの……」




21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/30(日) 00:15:38.16 ID:R5gSoYNZ0

アキヅキ「ハルカはもう……人間では無いわ……」



アマミ「ええ!?」

キクチ「そ、そんな……」





22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/30(日) 00:20:06.51 ID:R5gSoYNZ0

アキヅキ「おかしいとは思わなかった? ハルカは転んでも一切怪我はしない……」

キクチ「そういえば……」



アキヅキ「これは某国の人体実験の結果よ」

アキヅキ「軍産複合体が戦争をしたいが為に、ハルカを……」



アマミ「あの~? もしもし~?」



23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/30(日) 00:22:41.51 ID:R5gSoYNZ0

キクチ「どうすればいいのさ!」

アキヅキ「……」

キクチ「リツコ!!」



アキヅキ「私にだって……わからないことぐらい……あるわ……」

キクチ「そ、そんな……」








24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/30(日) 00:28:47.17 ID:R5gSoYNZ0

アキヅキ「でも諦めたりしないわ! ハルカをきっと……救って見せる!」

キクチ「そうだね! 頑張ろう!」

アマミ「う、うん……ありがとう」



─────
───




「あいえむあぁる……どうやら厄介な事になりそうですね……」



第3話 天海春香 ~最終戦争(ハルカマゲドン)の恐怖~





25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/30(日) 00:32:26.59 ID:R5gSoYNZ0

春香「まーこーとっ! 誕生日おめでとう!」

真「本当は昨日なんだけどね……でもありがとう!」





「話は聞かせて貰ったわ!!」






IMR アイドルミステリー調査団 



終わり