モバＰ「始まりは、うちの事務所に杏がいないのに、『あんずのうた』の曲が届いたときだった」

モバＰ「『あんずのうた』と『ましゅまろ☆キッス』はどっちも担当じゃなかったから、代役にメチャクチャ悩んだ」


モバＰ「杏がいないから、まずは特訓を終えたばっかの唯にセンターを任せてみる」

モバＰ「すると、何かしっくりこない。そしてノーマル隊だったため久しぶりに死んだ」


モバＰ「次にうちのエース(唯一のSSR)である蘭子をセンターにしてみたんだが……」

モバＰ「すると、違和感がすげえ。『○○はこんな事言わない！』って本当に思うもんなんだな。知らなかった」


モバＰ「ここで立ち止まっていては次に進めない。しかし『あんずのうた』を歌えるアイドルはうちの事務所にいるのか？」

モバＰ「そうやって、頭を悩ませていた時に……ある単語が脳裏をよぎったんだ」





モバＰ「『２５歳児』という単語が」

モバＰ「楓さんなら出来るかもしれない。あの奔放女神なら、この尖りに尖った個性のエクスカリバーを引き抜けるかもしれない」

モバＰ「そんな淡い期待を込め、今度は歌鈴(R)と智絵里(SR。Nも持ってる)を回復役に、あとは歴戦のメンバーである蘭子とみく(SR)を仲間に加え……ライブ会場へと送り出した。ちなみに楓さんだけはRだ。SRで引けなかった」



モバＰ「その結果……」

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楓『い、いやだっ！ 私は絶対働かないぞ！』ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ


楓『だいたい、こんなことしたって何にも……』ﾀﾞﾗｰﾝ


楓『諸君、我々は選ばれし者であ～る……』





楓『……どやっ』





楓『いも』ﾄﾞﾔｯ


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モバＰ「めっっっさかわえええええ……っ！！」

モバＰ「予想以上の可愛さだった。特に曲中で二回くらい出てくるドヤ顔が可愛すぎた」

モバＰ「こうして、楓さんのおかげで俺達は『あんずのうた』を攻略し次に進むことが出来た」

モバＰ「クリアの嬉しさと楓さんの可愛さでテンションの上がった俺は、打ち上げで楓さん達と呑み明かした」

モバＰ「それでも、俺の方はちゃんと自制していたつもりだった。しかし、楓さんの方に注意を向けるのを忘れてしまい……」





楓「あたまいたい……」ｸﾞﾃﾞｰﾝ

モバＰ「こうなってしまったのだ」


モバＰ「ちなみに『ましゅまろ☆キッスは』ブルーナポレオンの皆にやってもらった。センターを任せたのが誰かは、言うまでもないだろう。可愛かった」

モバＰ「今までも、代役を頼むこと自体は結構多かった。担当はいるが、アイドルみんなに仕事をさせてやりたかったからな」

モバＰ「例としては茜に『DOKIDOKIリズム』をやってもらったり、最近ではアーニャに『おねだり Shall we～？』や『Twilight Sky』をやってもらったり」

モバＰ「DOKIDOKI茜はマジでかわいいから、持ってる人は一度やっとけ」



モバＰ「……と言った風だったのだが、二日酔いで干物化するような事態は今回が初めてだった」

モバＰ「少し気が緩んでいた。プロデューサーとして、気を張りなおさなければいけないな……」

楓「プロデューサー」

モバＰ「ん？ どうしました楓さん」ｸﾙｯ



楓「呼んでみただけー」

楓「……えへへー」ﾆﾍｰ



モバＰ「……」

モバＰ「楓さんめっちゃかわええ」





おしまいですよ！ ボンバー！！