1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 12:36:21.26 ID:D4OGBc1YO
美也「良い笑顔だね、にぃに///」

純一「……」

美也「なにか良いことあった?///」

純一「あっ…えっと…女の子と仲良く…」

美也「……」

純一「み、美也…?」

美也「みゃーはイヤなことあった…」

美也「たった今…」

純一「美也が…デレた…」

引用元: 橘純一「美也を抱きしめたらデレた」美也「にぃにー///」 

 

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4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 12:41:01.94 ID:D4OGBc1YO
美也「今日は遅かったね…」

純一「……」

美也「みゃーにお土産はないの…?」

純一「えっと…」

美也「無いんだ…」

美也「そうだよね…みゃーは所詮は妹だし…」

純一「み…美也!」ギュッ

美也「わっ!?」

純一「こ、これがお土産じゃダメか…?」

美也「にぃに…///」

純一「……」

純一「(…気がついたら美也は抱きしめないと不機嫌になるようになってしまった…)」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 12:44:03.77 ID:D4OGBc1YO
美也「にぃにー…///」スリスリ…

純一「(ほんの出来心だったんだ…)」

純一「(美也を突然抱きしめたらどんな反応をするのか…)」

純一「(そしたら…)」

美也「にぃに…ちゅー…///」





純一「…デレた」

梨穂子「……」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 12:46:51.55 ID:D4OGBc1YO
梨穂子「…それで美也ちゃんとはキスしたの?」

純一「いや…さすがに兄妹じゃマズいだろう…」

梨穂子「……」

純一「…梨穂子?」

梨穂子「マズいと思うのならどうして抱きしめちゃったんですかねー…」

純一「……」

純一「(美也がデレたら梨穂子が病んだ…)」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 12:52:58.20 ID:D4OGBc1YO
美也「にぃに///今日は寒いねー///」ギュー

純一「美也…そんなにくっつくと歩きにくいだろ…」

美也「……」

純一「…美也?」

美也「森島先輩に抱きしめられたらデレデレするのに…」

美也「みゃーのことは邪魔扱いするんだ…」

美也「そうだよね…みゃーは所詮…」




純一「ってことがありまして…」

森島「……」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 12:57:37.74 ID:D4OGBc1YO
純一「一体どうすれば…」

森島「……」

純一「って、森島先輩?」

森島「…なに?」キッ…!

純一「…!?」

純一「(も、森島先輩が怒ってる…!?)」

森島「…ふーん、そっかぁ…そうなんだぁ…」

森島「私がいないところでそんな楽しいことをしてたんだー…」

森島「良かったね、橘くん。かわいい彼女が出来て」

純一「い、いや…美也は妹で…」

純一「(美也と腕を組んで登校したら森島先輩が病んだ…)」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 13:00:54.34 ID:D4OGBc1YO
美也「みゃーはみゃーだよ!にぃにの妹だよ!」

美也「でも…妹じゃなくて1人の女の子としてみゃーのことを見てくれるにぃにが好き///」スリスリ…

純一「お、おい…美也…」

美也「にぃにー///」

純一「は、離れろって…それどころじゃ…」





裡沙「……」ワナワナ

純一「ないと…思うんだ…」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 13:07:05.90 ID:D4OGBc1YO
裡沙「なによ…なんなのよ…!?」

純一「いや…裡沙ちゃん…これはね…」

美也「にぃにー…///ちゅー…///」ンー

純一「お、おい…!だから…!」

裡沙「…ちょっと美也ちゃん!!」

美也「裡沙ちゃんは引っ込んでて!!」

美也「にぃに///ちゅっ…///」チュッ…

純一「…!?」

裡沙「!?」

裡沙「……」

裡沙「許せないよ…」

裡沙「許せない許せない許せない許せな…」ブツブツ…

純一「(美也と不可抗力でキスしたら裡沙ちゃんが病んだ…)」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 13:10:54.21 ID:D4OGBc1YO
純一「おはよう、七咲」

七咲「……」ジー…

純一「…な、七咲?」

純一「どうしたんだ…?いきなり僕の顔をジロジロ見て…」

純一「何かついてるのか…?」




七咲「…一等みゃー」

純一「えっ?」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 13:16:02.26 ID:D4OGBc1YO
七咲「おでこにおっきく書かれていますが…」

純一「そ、そんなことが書かれてるのか…!?」

七咲「…はぁ」

七咲「最近やけに二人の仲が良いなと思っていましたが…」

七咲「まさか実の妹に手を出すような人だったとは…」

純一「ご、誤解だ!七咲!」

純一「そ、そうだ!すぐ洗って消すから…」

美也「油性だから消えないよ///」スリスリ…

純一「み、美也!?いつの間に…!?」

美也「一等おめでとう、にぃに///」

七咲「……」

七咲「ばかぁ!」ダッ…

純一「(福引きを当てたら七咲が病んだ…)」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 13:19:21.15 ID:D4OGBc1YO
薫「いらっしゃいませー!」

純一「よっ」

薫「あぁ、純一…」

薫「……」

純一「薫?」




美也「カップル2人///禁煙席で///」スリスリ…

薫「……」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 13:24:24.14 ID:D4OGBc1YO
薫「あっはは…お茶目ねー…アンタの妹さんは…」

美也「にぃに///あーんしてあげるから、みゃーにもあーんしてね///」

純一「いや…ドリンクバーだけのつもりだったんだけど…」

美也「じゃあ、一緒のコップで飲もっ///」

純一「それは犯罪だぞ…」

美也「危ないにぃにもかっこいい…///」スリスリ…

薫「お帰りください」

純一「(美也と一緒にファミレス行ったら薫が病んだ…)」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 13:27:11.00 ID:D4OGBc1YO
絢辻「橘くん、私をあげるから貴方のいる日常をちょうだい…」

純一「絢辻さん…」





美也「だめっ!」

絢辻「……」

純一「待て、美也!相手が悪い!」

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 13:55:37.50 ID:o5DZiZE60
絢辻「ねぇ、橘くん…」

純一「な、なにかな…?」

美也「ふーっ!」

絢辻「これ、なにかな?」

美也「これじゃないよ!みゃーだよ!」

美也「にぃにの恋人だよ…///」スリスリ…

純一「み、美也…それぐらいに…!」

絢辻「ふーん…恋人ねぇ…」ギロッ…

純一「ひぃっ…」

70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 14:01:03.45 ID:o5DZiZE60
絢辻「おかしいなー…」

絢辻「貴方の日常にこんな小生意気そうな恋人は存在してなかったはずなのになー…」

絢辻「どういうことなのかしらね?」ニコッ

純一「(え、笑顔が怖い…!)」

美也「この前、妹から恋人へとステップアップしたんだよ!」

美也「にぃにがみゃーのこと…ぎゅって抱きしめてくれたの///」

絢辻「…ふーん」

純一「み、美也…もうしゃべっちゃだめだ…」

美也「こういう風に…///」ギュッ…

絢辻「…へぇ」

純一「ひぃっ…!!」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 14:05:35.68 ID:o5DZiZE60
絢辻「美也ちゃん…だったかしら?」

絢辻「貴女は橘くんの妹さんよね?」

美也「彼女だよ!」

絢辻「……」

絢辻「え、永遠じゃないひと時の幸せ…」

絢辻「終わった時、貴女は耐えられるの?」

美也「永遠だよ!みゃーはにぃにと結婚するもん!」

絢辻「……」

絢辻「本当に妹なのかしらね?」

純一「一応…血は繋がっているけど…」

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 14:10:56.36 ID:o5DZiZE60
絢辻「知らない方が幸せってことの典型ね…」

絢辻「でも、貴女の将来の為に良いことを教えてあげる」

絢辻「美也ちゃん…兄妹は法律で結婚することが出来ないのよ?」

絢辻「貴女がいくら橘くんのことを想っていても法律の前では無力なの」

絢辻「だから貴女と橘くんに永遠は…」

美也「あるよ!」

美也「みゃー、総理大臣になって法律を変えるもん!」

絢辻「なっ…!?」

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 14:14:25.02 ID:o5DZiZE60
美也「にしし!みゃー、こう見えても頭は良いんだよ!」

絢辻「そうなの…?」

純一「まぁ…勉強は出来る方かな…」

美也「にぃにに褒められると嬉しいなぁ…///」スリスリ…

純一「こ、こら…!だからっ…」

絢辻「……」

絢辻「あっきれたわ」

純一「えっ…?」

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 14:19:36.87 ID:o5DZiZE60
絢辻「まさか私が気を許した人間がここまで重度のシスコンだったなんて…」

絢辻「ここまで酷いと私のモノにしようって気も失せちゃった…」

純一「いや…別に僕は…」

美也「家族を大切に想って何がいけないのさ!?」

絢辻「…!!」

美也「家族を好きでいることは当たり前のことじゃん!」

美也「それの何がいけないのさ!?この壁女!」

純一「美也!命が惜しかったらもうそれ以上は…!」

83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 14:24:05.68 ID:o5DZiZE60
絢辻「家族を大切に…か…」

絢辻「そうね…確かに貴女の言うとおりかもしれないわね…」

絢辻「けど…家族なんて…」

絢辻「私の家族は…」

絢辻「……」

絢辻「…私、やっぱり幸せになれないのかな…」トボトボ…

純一「あ、絢辻さん…?」

純一「(絢辻さんが去っていく…)」

美也「にししっ///にぃにの日常を守ったのだ///」スリスリ…

純一「(美也と絢辻さんが口げんかをしたら絢辻さんが病んだ…)」

86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 14:27:54.05 ID:o5DZiZE60
美也「にぃにー///一緒に学食いこっ///」

純一「み、美也…何も教室まで…」

絢辻「……」ズーン…

薫「……」ズーン…

純一「来なくても…」

美也「はやくー///」




梅原「おっ?なんだ?最近、兄妹仲が良いな?」

93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 14:32:20.59 ID:o5DZiZE60
純一「梅原…」

美也「にぃにってばぁ///」

梅原「いやー見せつけてくれるねー!」

純一「そ、そんなんじゃ…」

梅原「兄妹とはいえ妬けてくるぜ!このっ!」

美也「ウメちゃん!にぃににベタベタしないで!」

美也「にぃにはみゃーの恋人なんだからっ!」




梅原「なん…だと…?」

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 14:36:58.73 ID:o5DZiZE60
梅原「橘…!お、お前…!?」

純一「い、いや違うんだ…!そうじゃなくてだな…」

純一「ただちょっと抱きしめたら…」

梅原「抱きしめただぁ!?」

美也「うんっ///こういう風に///」ムギュッ…

梅原「……」

純一「み、美也…!勝手に教室に入っちゃ…」

梅原「…橘」

純一「梅原…これはな…!」

梅原「俺たちが今まで一緒に過ごしてきた時間ってなんだったんだろうな…」

純一「う、梅原…?」

99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 14:41:34.66 ID:o5DZiZE60
梅原「俺たちは今までも…そしてこれからも同じ道を歩んでいける仲だと思っていたのに…」

純一「ち、違うんだ!梅原!聞いてく…」

美也「おなかすいたー…にぃにを食べちゃうのだ///」カプッ…

純一「はうっ…!?」ピクンッ…

梅原「…!!」

純一「い、いや!違う!違うんだよ、梅原…!」

梅原「…あばよっ!!幸せになっ!!!」ダッ…!

純一「う、梅原ー!!!」

美也「はむはむっ…///」

104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/25(火) 14:45:33.78 ID:o5DZiZE60
純一「……」

美也「……」

中多「…えーと」





中多「どうでしょうか…?今度の新刊の内容なんですけど…」

美也「アリだね!」

純一「ええっ!?」

美也「にしし///にぃに、ちゅー///」

純一「紗江ちゃんの漫画を読んだら美也がデレた…」

おわり