2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/03(土) 21:39:55.78 ID:JRgNCh3u0
~あんずのいえ~
ピンポーン

杏「ふああ・・・・・誰かな?」

蘭子「杏さん!遊びに来ました!」

杏「ん・・・入って入って。」

引用元: 杏「ゲームを」蘭子「しよう」 

 

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/03(土) 21:43:20.11 ID:JRgNCh3u0
~寝室~

蘭子「お邪魔しまーす。」

杏「散らかっててごめんね。」

蘭子「お構いなく、掃除しましょうか?」

杏「いや、また今度でいいや。」

蘭子「はい♪」

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/03(土) 21:48:50.04 ID:JRgNCh3u0
蘭子「杏さんの家ってゲーム機いっぱいありますね~」

杏「蘭子の歳だと知らない奴ばっかじゃない?PCエンジンとか、メガドラとか。」

蘭子「プレステとか64とかなら・・・・・あまりやった事はないですけど・・・・・・」

杏「そのへんかー、じゃあ何かやろっか、丁度プレイし直したい奴あったし。」

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/03(土) 21:56:40.65 ID:JRgNCh3u0
蘭子「何をやるんですか?」

杏「じゃあ某番組風に・・・・本日挑戦するゲームはこちら!ゼルダの伝説 時のオカリナ!」

蘭子「ゼルダの伝説・・・・・黄昏の姫君(トワイライトプリンセス)ならCMで見た事ありますけど・・・・・」

杏「まぁそれの前日壇みたいな奴かな、全シリーズで世界観が色々絡み合ってるけど。」

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/03(土) 22:02:07.97 ID:JRgNCh3u0
杏「それじゃ始めるよ、ゲームセンターGCX!」ガチャ

杏「あ・ん・ず・オーン!」ポチ

蘭子(私の名前は入れてくれないんだ・・・・・)シュン

名前入力

杏「ランでいこう、男でもそんなに違和感ないし。」

蘭子「は、恥ずかしいです・・・・・」/////

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/03(土) 22:19:18.57 ID:JRgNCh3u0
~ゲームスタート~

蘭子「杏さん!妖精ですよ!妖精!」

杏「この妖精、いままでどうやって暮らしてきたんだろうねぇ。」

蘭子「なるほど、ナビィさんが照準変わりなんですね。」

杏「一家に一台、妖精だね、杏も欲しいよ。」

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/03(土) 22:24:51.36 ID:JRgNCh3u0
~デクの樹サマの中~

蘭子「何で木の中にハシゴとか宝箱があるんでしょう・・・・・・」

杏「その辺は気にしたら負けだよ。」

蘭子「ボスの部屋まで来ましたけど・・・・何もいませんね。」

杏「上覗いてごらん」

ゴーマ ギョロリ

蘭子「ヒャッ!」ビクッ!

杏(カワイイなぁ)

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/03(土) 22:28:48.14 ID:JRgNCh3u0
蘭子「ボス倒しても・・・・助けられませんでした・・・・幼馴染みともサヨナラ・・・・・」グスッ

杏「まぁ切り替えていこうよ。」

~ハイラル城~

蘭子「ゼルダ姫様・・・可愛かったですね、これは何としてもお願いを叶えてあげなくては!」

杏「早いな・・・・・」

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/03(土) 22:42:35.10 ID:JRgNCh3u0
~炎の精霊石GET~

蘭子「中々熱い方でしたね。」

杏「杏には真似できないな。」

~水の精霊石GET~

蘭子「え、エンゲージリングって・・・・・」/////

杏「モテモテだねぇランちゃん。」


12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/03(土) 22:49:12.97 ID:JRgNCh3u0
~マスターソード~

蘭子「フフフ・・・さぁ!伝説の剣よ我が手中に!」

杏「まぁ定番ですけど。」

蘭子「7年眠らせるって本人の許可取らずに中々無茶しますね・・・・」

杏「杏は7年間何もせずにいられたら最高だけどね~」

蘭子「杏さんは7年後もその姿キープしてそうですよね・・・・・」

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/03(土) 22:55:56.99 ID:JRgNCh3u0
杏「おっと、もうこんな時間か、今日はこの位に・・・・・」

蘭子「いえ、明日も休みですし今日は泊まってきます!寮には言ってあるので!」

杏「ああ、どーりでその荷物・・・」

蘭子「さぁ!そうと決まればまずお風呂です!隅々まで洗っちゃいますよぉ♪」ワキワキ

杏「お手柔らかにね。」

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/03(土) 23:06:10.81 ID:JRgNCh3u0
~入浴後~

杏「ふ~気持ち良かった」ツヤツヤ

蘭子「杏さん、私が買ってきたピンクのネグリジェ似合ってますよ♪」ツヤツヤ

杏「杏の服は有無を言わせず全部洗濯されたからね・・・・・」

蘭子「じゃあ次はご飯にしましょう、美味なる肉塊(ハンバーグ)でいいですね?」

杏「ん、全然おk」

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/03(土) 23:11:25.41 ID:JRgNCh3u0
杏「さて、腹も膨れたことだし続きといきますか。

蘭子「はい。」

杏「それじゃ」カチッ

蘭子「な、何で電気を消すんですか?」

杏「ここからはこの方がムード出るからね。」ニヤリ

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/03(土) 23:16:10.46 ID:JRgNCh3u0
~森の神殿~

ケケケケケ

蘭子「ヒィッ!今あの絵の幽霊がぁぁぁぁ!」

杏「そうだね~」

蘭子「あ、あの・・・・ここクリアするまでは手つないでてもいいですか?」

杏「それじゃコントローラー操れないでしょ。」

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/03(土) 23:20:40.76 ID:JRgNCh3u0
~闇の神殿~

蘭子「・・・・・・」ギュウウウウウ・・・・・

杏「あ、あのさ、ここは杏が代わりに操作してあげるとは言ったけども、ちょっとくっつきすぎ・・・・」

蘭子「ミテマセン・・・ワタシハナニモミテマセン・・・」

杏(胸が当たって集中できない・・・・・)

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/03(土) 23:24:19.93 ID:JRgNCh3u0
~魂の神殿~

杏「子供に自在に戻れるっていいよねぇ。」

蘭子「杏さんは過去に戻れたら何をしたいですか?」

杏「あの時買い損ねた限定版ゲームを買いに行く!」

蘭子「ハハハ・・・・」

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/03(土) 23:28:15.36 ID:JRgNCh3u0
~ガノン城~

蘭子「さぁ!いざ魔王の居城へ!囚われの姫君を救いに!」

杏「気合入ってるねぇ。」

蘭子「剣がなくとも、裁きの鉄槌がある!」

杏(あえてサブイベは極力避けてきたからなぁ)

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/03(土) 23:32:53.20 ID:JRgNCh3u0
~エンディング~

蘭子「ナビィさぁぁぁぁぁぁん!」ポロポロ

杏「こんな別れもあるんだね。」ホロリ

蘭子「賢者さん達も・・・・よかった・・・・」ポロポロ

杏「家族や友達にとっては理不尽な別れだからねぇ。」

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/03(土) 23:37:02.05 ID:JRgNCh3u0
杏「ん・・・朝か・・・・・結局一晩中やっちゃったな。」

蘭子「朝ごはんにしましょうか?」

杏「いや、眠いから昼まで寝るよ。付き合う?」

蘭子「!」パァァ

蘭子「仕方あるまい・・・・共に微睡むとしよう・・・・」(はい!お供します!)



~おわり~