2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 23:47:19.30 ID:Aewlb1e0o
―――地獄―――
志々雄真実「閻魔相手に、地獄の国盗り。すんなりと終っちまったなぁ」
佐渡島方治「地獄の支配は完了しました」
鬼「報告です。地獄送りになったにも関わらず、無罪だと喚く者を拘束しました」
方治「ああ、あの緑の女か」
志々雄「緑?方治、そいつは虫か何か」
志々雄真実「閻魔相手に、地獄の国盗り。すんなりと終っちまったなぁ」
佐渡島方治「地獄の支配は完了しました」
鬼「報告です。地獄送りになったにも関わらず、無罪だと喚く者を拘束しました」
方治「ああ、あの緑の女か」
志々雄「緑?方治、そいつは虫か何か」
引用元: ・千川ちひろ「志々雄様!」
G・E・Mシリーズ るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 志々雄 真実
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3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 23:48:12.74 ID:Aewlb1e0o
方治「最近、地獄送りになった女です。己の無罪を訴えて続けて、我々も困り果てております。確か罪状は……」
鬼「”少女をエナドリという液体に加工した罪”…です」
方治「鬼畜の所業。とんだ悪人ですな」
志々雄「おもしれえじゃねぇか。その小悪党を、俺の前に連れてきな」
方治「ハッ。ただちに」
鬼「”少女をエナドリという液体に加工した罪”…です」
方治「鬼畜の所業。とんだ悪人ですな」
志々雄「おもしれえじゃねぇか。その小悪党を、俺の前に連れてきな」
方治「ハッ。ただちに」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 23:49:26.38 ID:Aewlb1e0o
千川ちひろ「まだ死にたくないぃぃぃいいいいいいいいいい」
志々雄「こいつ、うるせぇな」
ちひろ「貴方は閻魔大王様ですか!?私は善人なんです!地獄から帰してくださぃぃいい…ぐすっ」
方治「泣くな!見苦しいぞ、悪人よ」
志々雄「うるせぇぞ。タコ」
ちひろ「悪人!?タコ!?…わ、私は、笑顔が消えたアイドルの子達を、真心こめてリサイクルしただけです!」
方治「リサイクルだと?」
ちひろ「笑顔の消えたアイドルはゴミ同然です。アイドルの子達は、エナドリになって感謝してますよ!」
志々雄「ふーん。アイドルって娘を、エナドリって物に変えちまうわけか」
志々雄「こいつ、うるせぇな」
ちひろ「貴方は閻魔大王様ですか!?私は善人なんです!地獄から帰してくださぃぃいい…ぐすっ」
方治「泣くな!見苦しいぞ、悪人よ」
志々雄「うるせぇぞ。タコ」
ちひろ「悪人!?タコ!?…わ、私は、笑顔が消えたアイドルの子達を、真心こめてリサイクルしただけです!」
方治「リサイクルだと?」
ちひろ「笑顔の消えたアイドルはゴミ同然です。アイドルの子達は、エナドリになって感謝してますよ!」
志々雄「ふーん。アイドルって娘を、エナドリって物に変えちまうわけか」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 23:50:26.62 ID:Aewlb1e0o
ちひろ「ご両親には、代金も支払っています!皆さん、喜んでいました!」
方治「志々雄様、この女は人買いのようなものですな。ゴミ、同然のようです」
ちひろ「ゴミですって?このハゲ!デコっぱち!」
方治「だ、誰がハゲだ!額の皮膚が少し広いだけだ!」
志々雄「面白いじゃねぇか。アイドルとエナドリについて詳しく説明しな」
ちひろ「説明すれば、生き返らせてくれるんですか!?」
方治「志々雄様、彼奴は抹消してしまうのが一番かと」
志々雄「方治、暇つぶしに聞いてみようぜ」
ちひろ「アイドルとは……」
ちひろは、アイドルのこと、スタドリのこと、アイドルを粉にしてスタドリにしたこと等、あらゆることを説明した。
方治「志々雄様、この女は人買いのようなものですな。ゴミ、同然のようです」
ちひろ「ゴミですって?このハゲ!デコっぱち!」
方治「だ、誰がハゲだ!額の皮膚が少し広いだけだ!」
志々雄「面白いじゃねぇか。アイドルとエナドリについて詳しく説明しな」
ちひろ「説明すれば、生き返らせてくれるんですか!?」
方治「志々雄様、彼奴は抹消してしまうのが一番かと」
志々雄「方治、暇つぶしに聞いてみようぜ」
ちひろ「アイドルとは……」
ちひろは、アイドルのこと、スタドリのこと、アイドルを粉にしてスタドリにしたこと等、あらゆることを説明した。
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 23:51:15.48 ID:Aewlb1e0o
方治「志々雄様、やはり彼奴は抹消しましょう。ただの下種です」
ちひろ「黙れ、デコッパチ!話したんだから助けてくださいよ!!」
志々雄「ハッハハハ!小娘を躍らせて、テメェはそれで飯を食ってやがるくせによ」
志々雄「最後は、弱った小娘そのものを、糧にしちまうなんて面白い話だぜ」
ちひろ「助けてくれるんですか!?」
志々雄「ああ、良いぜ。ただし、条件がある」
方治「志々雄様?まさかとは思いますが…」
ちひろ「?」
志々雄「地獄に退屈していたところだ」
ちひろ「黙れ、デコッパチ!話したんだから助けてくださいよ!!」
志々雄「ハッハハハ!小娘を躍らせて、テメェはそれで飯を食ってやがるくせによ」
志々雄「最後は、弱った小娘そのものを、糧にしちまうなんて面白い話だぜ」
ちひろ「助けてくれるんですか!?」
志々雄「ああ、良いぜ。ただし、条件がある」
方治「志々雄様?まさかとは思いますが…」
ちひろ「?」
志々雄「地獄に退屈していたところだ」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 23:52:23.10 ID:Aewlb1e0o
地獄と閻魔、プロダクションとちひろ。
―――事務所―――
渋谷凛「ちひろさん、ビルから落ちてきた鉄骨の下敷きになって意識不明だって」
島村卯月「まだ、意識を取り戻さないようです……心配ですね」
『バ ン』
事務所の扉が開く。アシスタント千川ちひろの帰還であった。
鉄骨に潰され意識不明の重体であったアシスタント千川ちひろは、地獄より戻った。
ちひろ「おはようございます!千川ちひろ、復活しました!」
卯月「ち、ちひろさん!意識を取り戻したんですね。おめでとうございます」
―――事務所―――
渋谷凛「ちひろさん、ビルから落ちてきた鉄骨の下敷きになって意識不明だって」
島村卯月「まだ、意識を取り戻さないようです……心配ですね」
『バ ン』
事務所の扉が開く。アシスタント千川ちひろの帰還であった。
鉄骨に潰され意識不明の重体であったアシスタント千川ちひろは、地獄より戻った。
ちひろ「おはようございます!千川ちひろ、復活しました!」
卯月「ち、ちひろさん!意識を取り戻したんですね。おめでとうございます」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 23:54:19.36 ID:Aewlb1e0o
凛「ちひろさん。もう、体の方は良くなったの?」
ちひろ「おかげ様で。ついでに、新しいプロデューサーさんを紹介します」
卯月「新しいプロデューサーさんですか?」
『バタン』
事務所の扉が勢いよく、開く。
志々雄「よろしく」
凛(全身、包帯グルグル巻き…怪我?)
卯月(何だか恐い…木乃伊みたいです)
地獄の頂点に君臨した志々雄真実のおかげで千川ちひろは、地獄より戻った。
彼女は、志々雄真実と”ある取引”をして、生き返った。それは、”プロデューサーにしてやる”という、取引だった。
ちひろ「おかげ様で。ついでに、新しいプロデューサーさんを紹介します」
卯月「新しいプロデューサーさんですか?」
『バタン』
事務所の扉が勢いよく、開く。
志々雄「よろしく」
凛(全身、包帯グルグル巻き…怪我?)
卯月(何だか恐い…木乃伊みたいです)
地獄の頂点に君臨した志々雄真実のおかげで千川ちひろは、地獄より戻った。
彼女は、志々雄真実と”ある取引”をして、生き返った。それは、”プロデューサーにしてやる”という、取引だった。
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 23:57:46.69 ID:Aewlb1e0o
ちひろ「えーっと……彼は木乃伊男ではありません。一応、人間です。名前は、志々雄真実」
志々雄「は?」
ちひろ「し、志々雄…様です」
千川ちひろは”アイドルをエナドリに加工した罪”という弱みを志々雄真実に握られていた。
千川ちひろといえども、その罪をアイドル達に知られるわけにはいかなかった。
卯月(ちひろさんが様を付けて、呼んでいる…)
凛(天地が引っくり返ってもありえない)
志々雄「は?」
ちひろ「し、志々雄…様です」
千川ちひろは”アイドルをエナドリに加工した罪”という弱みを志々雄真実に握られていた。
千川ちひろといえども、その罪をアイドル達に知られるわけにはいかなかった。
卯月(ちひろさんが様を付けて、呼んでいる…)
凛(天地が引っくり返ってもありえない)
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/13(火) 23:58:51.97 ID:Aewlb1e0o
多くのアイドルは、プロデューサーである志々雄真実を恐れた。千川ちひろですら、志々雄真実を恐れた。
日本の治安を守る警察官。前職が警察官である片桐早苗も、例外ではなかった。
しかし、誰も片桐早苗を臆病者と思う事はなかった。
たとえ、現職の刑事課の警察官でも、幕末の血風をくぐりぬけてきた”人斬り”には対処できないだろう。
元新撰組の警察官でない限りは……。
日本の治安を守る警察官。前職が警察官である片桐早苗も、例外ではなかった。
しかし、誰も片桐早苗を臆病者と思う事はなかった。
たとえ、現職の刑事課の警察官でも、幕末の血風をくぐりぬけてきた”人斬り”には対処できないだろう。
元新撰組の警察官でない限りは……。
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 00:00:08.28 ID:NJi66ANxo
志々雄様はソファがお好き。
―――事務所―――
見知らぬ少女がソファに座っている。
琴歌「ごきげんよう。あなたが志々雄様ですね?私、西園寺琴歌と申します」
琴歌「右も左も分からぬ不束者ではございますが、頑張っていきますので」
琴歌「プロデュースのほど、何卒よろしくお願いいたしますわ」
志々雄「誰だ……小娘」
琴歌「アイドルもまた人生経験ととらえ、精力的に活動していきたいと思っておりますの」
―――事務所―――
見知らぬ少女がソファに座っている。
琴歌「ごきげんよう。あなたが志々雄様ですね?私、西園寺琴歌と申します」
琴歌「右も左も分からぬ不束者ではございますが、頑張っていきますので」
琴歌「プロデュースのほど、何卒よろしくお願いいたしますわ」
志々雄「誰だ……小娘」
琴歌「アイドルもまた人生経験ととらえ、精力的に活動していきたいと思っておりますの」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 00:02:45.87 ID:NJi66ANxo
志々雄「小娘、アイドル志望か」
ちひろ「志々雄様、志々雄様!ちょっとこちらに!」
ちひろ「西園寺グループの御令嬢です。我がプロダクションで面倒を見てくれと言われまして」
ちひろ「アイドル部門に配属となりました。志々雄様、担当でお願いします」
志々雄「コネってやつか。俺は構わねぇよ。小娘どもは、怯えて逃げちまったしな」
ちひろ「よろしくお願いします。それでは、私は忙しいので失礼します」
千川ちひろは説明をすると、そそくさと去っていった。志々雄真実に弱みを握られているためだろう。
志々雄真実がいる間、千川ちひろの”アイドルでエナドリを製造する作業”は中止されている。
ちひろ「志々雄様、志々雄様!ちょっとこちらに!」
ちひろ「西園寺グループの御令嬢です。我がプロダクションで面倒を見てくれと言われまして」
ちひろ「アイドル部門に配属となりました。志々雄様、担当でお願いします」
志々雄「コネってやつか。俺は構わねぇよ。小娘どもは、怯えて逃げちまったしな」
ちひろ「よろしくお願いします。それでは、私は忙しいので失礼します」
千川ちひろは説明をすると、そそくさと去っていった。志々雄真実に弱みを握られているためだろう。
志々雄真実がいる間、千川ちひろの”アイドルでエナドリを製造する作業”は中止されている。
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 00:04:00.42 ID:NJi66ANxo
琴歌「お話は終りましたか?それでは、まずは何をしましょうか」
琴歌「それとも、志々雄様が望むことがあるならば、なんでも仰ってくださいまし!」
志々雄「何でも、だと?」
琴歌「あら……なにか、お困りのことでも?」
志々雄「そうだな…それじゃあ」
琴歌「私が力になれることでしたら、なんでも仰ってくださいまし!」
志々雄「小娘。包帯と喰い物を持ってこい。それで、話は聞いてやる」
琴歌「それとも、志々雄様が望むことがあるならば、なんでも仰ってくださいまし!」
志々雄「何でも、だと?」
琴歌「あら……なにか、お困りのことでも?」
志々雄「そうだな…それじゃあ」
琴歌「私が力になれることでしたら、なんでも仰ってくださいまし!」
志々雄「小娘。包帯と喰い物を持ってこい。それで、話は聞いてやる」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 00:09:00.65 ID:NJi66ANxo
西園寺琴歌に包帯を調達させ、志々雄真実は包帯を巻き変える。志々雄真実は、西園寺琴歌という包帯の調達先を手に入れた。
志々雄「よし。これでちったぁ、マシに動ける」
琴歌「それでは、お茶にいたしますか?ラウンジでお喋りでも?」
志々雄「ハッハハハ。そう慌てるなよ、ソファで話そうぜ」
『ドサッ』
志々雄「オイ、小娘」
琴歌「…?」
志々雄「西園寺の御令嬢なら、金に困ってねぇだろ。それでもアイドルになりてぇのか?」
琴歌「もちろんですわ!」
志々雄「本当か?」
琴歌「ええ!まだ、アイドルのことは分かりませんけれど、私にとって大切なことだと思っていますから!」
志々雄「よし。これでちったぁ、マシに動ける」
琴歌「それでは、お茶にいたしますか?ラウンジでお喋りでも?」
志々雄「ハッハハハ。そう慌てるなよ、ソファで話そうぜ」
『ドサッ』
志々雄「オイ、小娘」
琴歌「…?」
志々雄「西園寺の御令嬢なら、金に困ってねぇだろ。それでもアイドルになりてぇのか?」
琴歌「もちろんですわ!」
志々雄「本当か?」
琴歌「ええ!まだ、アイドルのことは分かりませんけれど、私にとって大切なことだと思っていますから!」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 00:10:21.63 ID:NJi66ANxo
志々雄「……」
琴歌「大丈夫!心配ありません!私、頑張りますわ!全力で!!」
志々雄「その意気込み、買ったぜ」
志々雄が目をつけたのは、琴歌西園寺の意気込みと西園寺グループ。志々雄真実は極悪人だった。
琴歌「本当ですか?これから御指導と御鞭撻、よろしくお願いいたします。志々雄様」
志々雄「よろしく頼むぜ。琴歌」
琴歌「大丈夫!心配ありません!私、頑張りますわ!全力で!!」
志々雄「その意気込み、買ったぜ」
志々雄が目をつけたのは、琴歌西園寺の意気込みと西園寺グループ。志々雄真実は極悪人だった。
琴歌「本当ですか?これから御指導と御鞭撻、よろしくお願いいたします。志々雄様」
志々雄「よろしく頼むぜ。琴歌」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 00:11:55.77 ID:NJi66ANxo
琴歌「私、どんなお仕事でも経験してきたい所存ですから!」
志々雄「お前、硬いな。肩の力を抜けよ」
琴歌「あら……挨拶が硬過ぎでしたか?…なるほど、挨拶はもっとカジュアルに、ですわね」
志々雄「ああ。生真面目なのは抜刀斎だけで十分だ」
琴歌「バットウサイ…?ふふっ、さっそく一つ教わってしまいました」
琴歌「それでは、あらためて……これから、よろしくお願いいたしますわね。志々雄様」
志々雄「お前、硬いな。肩の力を抜けよ」
琴歌「あら……挨拶が硬過ぎでしたか?…なるほど、挨拶はもっとカジュアルに、ですわね」
志々雄「ああ。生真面目なのは抜刀斎だけで十分だ」
琴歌「バットウサイ…?ふふっ、さっそく一つ教わってしまいました」
琴歌「それでは、あらためて……これから、よろしくお願いいたしますわね。志々雄様」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 00:12:45.23 ID:NJi66ANxo
志々雄様のスカウト。
―――A地区―――
ちひろ「喫茶店にでも行きますか?車内で話すのも、なんですし」
白菊ほたる「いいえ。ここで構いません」
ちひろ「そうですか。では、以前からお話していた通り……」
ほたる「……」
ちひろ「アイドルの件なんですけども、どうですか?アイドルをやりませんか?」
ほたる「私は、アイドルをやりません」
志々雄「だ、そうだ……が?どうすんだよ、ちひろ」
ちひろ「志々雄様、何とかしてくだいよ~ファイト!」
ほたる「私に関わったプロダクションの方達は、皆さん亡くなりました」
―――A地区―――
ちひろ「喫茶店にでも行きますか?車内で話すのも、なんですし」
白菊ほたる「いいえ。ここで構いません」
ちひろ「そうですか。では、以前からお話していた通り……」
ほたる「……」
ちひろ「アイドルの件なんですけども、どうですか?アイドルをやりませんか?」
ほたる「私は、アイドルをやりません」
志々雄「だ、そうだ……が?どうすんだよ、ちひろ」
ちひろ「志々雄様、何とかしてくだいよ~ファイト!」
ほたる「私に関わったプロダクションの方達は、皆さん亡くなりました」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 00:14:59.56 ID:NJi66ANxo
ほたる「最初の所では、私を担当したプロデューサーさんは、通り魔に襲われて撲殺」
ほたる「次の所では、プロデューサーさんは私のファンに刺殺され、遺体は木に吊るされました」
ほたる「その次の所では、ヤクザの抗争に巻き込まれ射殺。その後、油をかけれて焼かれて…事務所は爆破されました」
志々雄「クッ…ハッハハハ、おもしれぇな」
ちひろ「事務所が消滅して話題になりましたねぇ」
ほたる「全部、私の不幸が悪いんです……私がいると皆が不幸になります」
ほたる「次の所では、プロデューサーさんは私のファンに刺殺され、遺体は木に吊るされました」
ほたる「その次の所では、ヤクザの抗争に巻き込まれ射殺。その後、油をかけれて焼かれて…事務所は爆破されました」
志々雄「クッ…ハッハハハ、おもしれぇな」
ちひろ「事務所が消滅して話題になりましたねぇ」
ほたる「全部、私の不幸が悪いんです……私がいると皆が不幸になります」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 00:20:08.60 ID:NJi66ANxo
ほたる「全部、全部、私の責任で……!」
志々雄「違うな」
ほたる「えっ?」
志々雄「お前に関わった人間が死んだのは、不幸がどーのこーのじゃねぇ。そいつらが弱いから悪いんだ」
志々雄「所詮、この世は弱肉強食。強ければ生き、弱ければ死ぬ」
ほたる「強ければ生き……弱ければ……死ぬ」
志々雄「そうだ。自然の摂理だ」
志々雄「違うな」
ほたる「えっ?」
志々雄「お前に関わった人間が死んだのは、不幸がどーのこーのじゃねぇ。そいつらが弱いから悪いんだ」
志々雄「所詮、この世は弱肉強食。強ければ生き、弱ければ死ぬ」
ほたる「強ければ生き……弱ければ……死ぬ」
志々雄「そうだ。自然の摂理だ」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 00:21:41.96 ID:NJi66ANxo
ラジオ『A地区で強盗殺人事件が発生。犯人は複数おり、凶器を所持している模様』
強盗 A「車のカギをよこせ。騒げば[ピーーー]」
強盗 B「拒否しても[ピーーー]。怪しい行動をしていると判断したら[ピーーー]」
ちひろ「どうぞ、どうぞ。こんな車でよければ、どうぞ持って行ってくださいな」
強盗 A「よくわかってるな、女」
千川ちひろは、強盗グループに車のカギを手渡した。しかし、それを阻む男が一人いた。
ちひろ「志々雄様。危ないですよ!」
志々雄「そいつは困るぜ」
『ゴッ』
志々雄真実は強盗の頭部を掴むと、車に叩きつけて殺した。
強盗 A「車のカギをよこせ。騒げば[ピーーー]」
強盗 B「拒否しても[ピーーー]。怪しい行動をしていると判断したら[ピーーー]」
ちひろ「どうぞ、どうぞ。こんな車でよければ、どうぞ持って行ってくださいな」
強盗 A「よくわかってるな、女」
千川ちひろは、強盗グループに車のカギを手渡した。しかし、それを阻む男が一人いた。
ちひろ「志々雄様。危ないですよ!」
志々雄「そいつは困るぜ」
『ゴッ』
志々雄真実は強盗の頭部を掴むと、車に叩きつけて殺した。
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 00:23:13.68 ID:NJi66ANxo
白菊ほたるの顔に、勢いよく飛散した強盗の血が付着した。彼女の白い肌に”血の化粧”が塗られた。
ほたる「ヒィ……ッ!?」
強盗 C「は、離せ!」
『ボゴッ ドカ ドカッ』
強盗 D「やっ!………やめ…て…」
志々雄「やめねぇよ。俺は十分以上、歩きたくねぇ」
『ドカッ ドカッ ボゴォ』
志々雄真実によって、強盗グループは排除された。強盗グループは頭を、車のボディに叩きつけられ死亡した。
強盗から、ほとばしる鮮血によって車には”塗装”が施された。
車体の色はホワイトパールからレッドにされた。
ほたる「ヒィ……ッ!?」
強盗 C「は、離せ!」
『ボゴッ ドカ ドカッ』
強盗 D「やっ!………やめ…て…」
志々雄「やめねぇよ。俺は十分以上、歩きたくねぇ」
『ドカッ ドカッ ボゴォ』
志々雄真実によって、強盗グループは排除された。強盗グループは頭を、車のボディに叩きつけられ死亡した。
強盗から、ほとばしる鮮血によって車には”塗装”が施された。
車体の色はホワイトパールからレッドにされた。
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 00:23:55.58 ID:NJi66ANxo
ラジオ『A地区で発生した強盗殺人事件の続報です。犯人グループが死体で発見されました。死因は以下の通りです』
『頭部陥没による脳挫傷が一名』
『頚椎骨折が二名』
『頭蓋骨骨折による脳挫傷が三名』
『強盗犯グループは全員の死亡が確認されました。報道は以上です』
マスコミの報道には、プロダクションに関する報道は皆無だった。
西園寺グループの影響があったかどうかは不明である。
白菊ほたるは、後日のマスコミの報道により、自分を襲った犯人グループの死亡を知った。
ほたる「強ければ生き、弱ければ……死ぬ」
ほたる「強盗は、弱いから死んだ……志々雄さんより弱かったから死んだ…」
彼女の脳裏に思い出されるのは、志々雄真実の言葉。白菊ほたるはアイドルになることを承諾したのだった。
『頭部陥没による脳挫傷が一名』
『頚椎骨折が二名』
『頭蓋骨骨折による脳挫傷が三名』
『強盗犯グループは全員の死亡が確認されました。報道は以上です』
マスコミの報道には、プロダクションに関する報道は皆無だった。
西園寺グループの影響があったかどうかは不明である。
白菊ほたるは、後日のマスコミの報道により、自分を襲った犯人グループの死亡を知った。
ほたる「強ければ生き、弱ければ……死ぬ」
ほたる「強盗は、弱いから死んだ……志々雄さんより弱かったから死んだ…」
彼女の脳裏に思い出されるのは、志々雄真実の言葉。白菊ほたるはアイドルになることを承諾したのだった。
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 00:29:57.15 ID:NJi66ANxo
一度見せた技は通用しない。
ちひろ「志々雄様。アイドル達のダンスレッスンをお願いします」
志々雄「アイツらは、俺のことを恐がっているぜ?」
ちひろ「はぁ……志々雄様に懐いているのは、琴歌ちゃん、ありすちゃん、ほたるちゃん、小梅ちゃんぐらいですもんね」
ちひろ「良いチャンスなので、ダンスレッスンを通じてアイドル達と仲良くなってください」
ダンスレッスンを担当することになった志々雄真実。
人斬り抜刀斎の神速の剣技を見抜く彼の洞察力、観察力。そして大規模な組織をまとめたカリスマ性は高い。
しかし、他者と通じ合う力は……。
ちひろ「志々雄様。アイドル達のダンスレッスンをお願いします」
志々雄「アイツらは、俺のことを恐がっているぜ?」
ちひろ「はぁ……志々雄様に懐いているのは、琴歌ちゃん、ありすちゃん、ほたるちゃん、小梅ちゃんぐらいですもんね」
ちひろ「良いチャンスなので、ダンスレッスンを通じてアイドル達と仲良くなってください」
ダンスレッスンを担当することになった志々雄真実。
人斬り抜刀斎の神速の剣技を見抜く彼の洞察力、観察力。そして大規模な組織をまとめたカリスマ性は高い。
しかし、他者と通じ合う力は……。
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 00:34:50.40 ID:NJi66ANxo
―――事務所のトレーニングルーム―――
事務所のトレーニングルームには、数名のアイドルが集められた。
志々雄「島村、足が一瞬遅れた」
卯月「えっ…!?」
志々雄「本田、テンポがズレている」
未央「い…一度、見ただけなのに」
志々雄「渋谷、腕の角度が若干違う」
凛「ボソ……何がわかるっていうの」
志々雄「このダンスの手本は、映像で既に見せてもらった。一度見た振り付けの”誤魔化し”は、俺に効かねぇ」
事務所のトレーニングルームには、数名のアイドルが集められた。
志々雄「島村、足が一瞬遅れた」
卯月「えっ…!?」
志々雄「本田、テンポがズレている」
未央「い…一度、見ただけなのに」
志々雄「渋谷、腕の角度が若干違う」
凛「ボソ……何がわかるっていうの」
志々雄「このダンスの手本は、映像で既に見せてもらった。一度見た振り付けの”誤魔化し”は、俺に効かねぇ」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 00:36:50.27 ID:NJi66ANxo
菜々「なかなか厳しいですね」
志々雄「もう一度だ」
安部菜々は、自身の膝をさすった。志々雄真実のレッスンは厳しいもので
”どっこいしょ”と言いたくなるが、口を閉じた。彼女には、JKアイドルとしてのプライドがあった。
菜々「……」
凛「ハァハァ」
志々雄「もう一度」
蘭子「地獄の業火に焼かれし、我が肉体。明日、我が四肢は朽ち果てるであろう(手足の筋肉がパンパンです。明日は筋肉痛です!)」
志々雄「もう一度だ」
安部菜々は、自身の膝をさすった。志々雄真実のレッスンは厳しいもので
”どっこいしょ”と言いたくなるが、口を閉じた。彼女には、JKアイドルとしてのプライドがあった。
菜々「……」
凛「ハァハァ」
志々雄「もう一度」
蘭子「地獄の業火に焼かれし、我が肉体。明日、我が四肢は朽ち果てるであろう(手足の筋肉がパンパンです。明日は筋肉痛です!)」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 00:38:29.63 ID:NJi66ANxo
志々雄「踊れないのか?それとも踊りたくないのか?」
凛「ぐっ……」
かな子「………ふぅ」
未央「こうなったら、やるっきゃないね」
菜々「かな子ちゃん、がんばりましょう。志々雄さんを納得させますよ」
アイドル達は何度も踊った。しかし、志々雄真実が納得することはなかった。
志々雄「遅ェッ!」
志々雄「このダンスは左右踏み込みと、一瞬六転があってこその振り付け」
志々雄「今のはとてもダンスとはいえねぇよ。もう一度だ」
凛「ぐっ……」
かな子「………ふぅ」
未央「こうなったら、やるっきゃないね」
菜々「かな子ちゃん、がんばりましょう。志々雄さんを納得させますよ」
アイドル達は何度も踊った。しかし、志々雄真実が納得することはなかった。
志々雄「遅ェッ!」
志々雄「このダンスは左右踏み込みと、一瞬六転があってこその振り付け」
志々雄「今のはとてもダンスとはいえねぇよ。もう一度だ」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 00:40:56.49 ID:NJi66ANxo
かな子「ハァハァ……」
卯月「調子が悪いんですか?」
菜々「低血糖とか!?プロデューサーさん、レッスンを中止してください」
志々雄「息切れしただけだろ。やれよ」
菜々「志々雄さんお願いします。今日は、これぐらいで……お願いします」
志々雄「水分を摂取した後……もう一度、だ」
菜々「お願いですから…!!志々雄さん、志々雄ッ!!」
凛「どうしたの?低血糖!?」
志々雄「オイオイ……”君”ぐらいつけろよ、無礼な先輩だな」
卯月「調子が悪いんですか?」
菜々「低血糖とか!?プロデューサーさん、レッスンを中止してください」
志々雄「息切れしただけだろ。やれよ」
菜々「志々雄さんお願いします。今日は、これぐらいで……お願いします」
志々雄「水分を摂取した後……もう一度、だ」
菜々「お願いですから…!!志々雄さん、志々雄ッ!!」
凛「どうしたの?低血糖!?」
志々雄「オイオイ……”君”ぐらいつけろよ、無礼な先輩だな」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 00:42:36.53 ID:NJi66ANxo
志々雄「まぁ、いいさ。血糖だって?ハッハハハ……出番だぜ、ありす」
『パチン』
志々雄真実が、指を鳴らすと事務所のトレーニングルームに、タブレット端末を持ったアイドルが現れた。
ありす「健康な人間において、血糖値は非常にうまくコントロールされています」
ありす「無暗やたらと乱高下するものではありません」
ありす「そもそも血糖値というのは数時間、食事を摂らなかったからといって、急に下がったりはしません」
ありす「これに関しては丸一日、もしくは数日間にわたって何も食べなくても同じ事が言えます」
ありす「血糖値を一定に保つことは重要性が高いんです。人間の身体はハードな環境であっても」
ありす「効率的に、血糖値を一定に保てるよう進化しました」
『パチン』
志々雄真実が、指を鳴らすと事務所のトレーニングルームに、タブレット端末を持ったアイドルが現れた。
ありす「健康な人間において、血糖値は非常にうまくコントロールされています」
ありす「無暗やたらと乱高下するものではありません」
ありす「そもそも血糖値というのは数時間、食事を摂らなかったからといって、急に下がったりはしません」
ありす「これに関しては丸一日、もしくは数日間にわたって何も食べなくても同じ事が言えます」
ありす「血糖値を一定に保つことは重要性が高いんです。人間の身体はハードな環境であっても」
ありす「効率的に、血糖値を一定に保てるよう進化しました」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 00:44:08.52 ID:NJi66ANxo
ありす「さらに、運動と血糖に関してですが」
ありす「例えば、23時間の絶食をした後、最大酸素摂取量の70%―75%のペースで、90分走ったとしましょう」
ありす「走った後の血糖値は、食事直後に同じ分だけ、走った場合と変わりません」
ありす「血糖値が精神的状態に影響を及ぼすほど下がるには、3日~84時間の断食が必要になります」
参考
ttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/2405701
ありす「さらに脳は代替エネルギー源として”ケトン体”を使用し始めるので、これも一時的なものです」
ありす「48時間の断食や厳しいカロリー制限でも血糖値は正常の範囲に保たれ、認知能力にも悪影響は見られませんでした」
ありす「3.5日にもおよぶ、断食の後でも筋力トレーニングと低強度の持久力トレーニングは、影響を受けなかったと示しています」
参考
ttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/3622486
ありす「例えば、23時間の絶食をした後、最大酸素摂取量の70%―75%のペースで、90分走ったとしましょう」
ありす「走った後の血糖値は、食事直後に同じ分だけ、走った場合と変わりません」
ありす「血糖値が精神的状態に影響を及ぼすほど下がるには、3日~84時間の断食が必要になります」
参考
ttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/2405701
ありす「さらに脳は代替エネルギー源として”ケトン体”を使用し始めるので、これも一時的なものです」
ありす「48時間の断食や厳しいカロリー制限でも血糖値は正常の範囲に保たれ、認知能力にも悪影響は見られませんでした」
ありす「3.5日にもおよぶ、断食の後でも筋力トレーニングと低強度の持久力トレーニングは、影響を受けなかったと示しています」
参考
ttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/3622486
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 00:45:24.80 ID:NJi66ANxo
ありす「かな子さんは、運動前にイチゴパスタとステーキを摂取したはずですよね?」
ありす「ですから、血糖値は下がっていません。意識が朦朧とするほど、血糖が下がるはずありません」
志々雄「――――だ、そうだ」
志々雄真実は、橘ありすを重用した。志々雄真実は明治時代の人間であり、現代の情報にも疎い。
橘ありすは、たとえ木乃伊のような志々雄真実からでも、頼られると快感だった。
彼女は、事務所の大人達である千川ちひろ、片桐早苗らが、志々雄真実を恐れているのは勘付いた。
”そんな大人達すら恐れる男に頼られる。その男が子供である自分を頼る”ということに、橘ありすの自尊心は満たされた。
明治時代の人間が相手なので、現代に生きる橘ありすは、自己の長所を最大限に生かせる。
そんな橘ありすの心を、志々雄真実が見知らぬふりをしていたかどうかは、不明である。
ありす「ですから、血糖値は下がっていません。意識が朦朧とするほど、血糖が下がるはずありません」
志々雄「――――だ、そうだ」
志々雄真実は、橘ありすを重用した。志々雄真実は明治時代の人間であり、現代の情報にも疎い。
橘ありすは、たとえ木乃伊のような志々雄真実からでも、頼られると快感だった。
彼女は、事務所の大人達である千川ちひろ、片桐早苗らが、志々雄真実を恐れているのは勘付いた。
”そんな大人達すら恐れる男に頼られる。その男が子供である自分を頼る”ということに、橘ありすの自尊心は満たされた。
明治時代の人間が相手なので、現代に生きる橘ありすは、自己の長所を最大限に生かせる。
そんな橘ありすの心を、志々雄真実が見知らぬふりをしていたかどうかは、不明である。
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 00:52:55.18 ID:NJi66ANxo
ありす「かな子さんは運動前に、補給食としてイチゴパスタとステーキを摂取したはずですよね?」
ありす「ですから、血糖値は下がっていません。意識が朦朧とするほど、血糖が下がるはずありません」
事務所のケータリングの食事がイチゴパスタに変更されたのは、ごく最近のことだった。
橘ありすには、事務所内のケータリングの食事を変更する力はないため
志々雄真実によって変更された。
志々雄真実は、イチゴパスタの普及と優遇によって、橘ありすを取り込んだ。
ありす「ですから、血糖値は下がっていません。意識が朦朧とするほど、血糖が下がるはずありません」
事務所のケータリングの食事がイチゴパスタに変更されたのは、ごく最近のことだった。
橘ありすには、事務所内のケータリングの食事を変更する力はないため
志々雄真実によって変更された。
志々雄真実は、イチゴパスタの普及と優遇によって、橘ありすを取り込んだ。
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/14(水) 00:53:52.39 ID:NJi66ANxo
志々雄「――――だ、そうだ」
凛「…………」
渋谷凛は”わざわざ、御高説をありがとう”と言いたくなったが、言葉を飲み込んだ。
卯月「やるしかありませんね。島村卯月、がんばります!」
島村卯月の”がんばります!”効果のおかげか
この後、アイドル達は完璧に振り付けをこなし、志々雄真実は納得した。
おわり
凛「…………」
渋谷凛は”わざわざ、御高説をありがとう”と言いたくなったが、言葉を飲み込んだ。
卯月「やるしかありませんね。島村卯月、がんばります!」
島村卯月の”がんばります!”効果のおかげか
この後、アイドル達は完璧に振り付けをこなし、志々雄真実は納得した。
おわり
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