1: ミガサ 2013/06/23(日) 17:25:07.43 ID:JquziKnG0
前スレ
P「俺、プロデューサー辞めるから」
幸子「プロデューサーさんが喫茶店を始めたんですけど」
の続き。
安価スレなので、前スレ見なくても理解は可能なはず。
あらすじ
Pがプロデューサーを辞めて喫茶店を始めたそうです。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1371975907
P「俺、プロデューサー辞めるから」
幸子「プロデューサーさんが喫茶店を始めたんですけど」
の続き。
安価スレなので、前スレ見なくても理解は可能なはず。
あらすじ
Pがプロデューサーを辞めて喫茶店を始めたそうです。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1371975907
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2: ミガサ 2013/06/23(日) 17:27:18.38 ID:JquziKnG0
ここで安価についての説明
普通の安価と変わりませんが、安価のアイドル名のあとに、「前」か「後」をつけてください。
前作を見ていない人に説明すると、いずれ何ヶ月後にプロダクションとこの喫茶店は成り行きで、合併することになります。
なので、このルールの前と後は合併「前」か合併「後」かの選択という意味になります。
前と後との違いはと言えば、
基本的に「前」はアイドル達がプロデューサーと再会する流れに。
「後」はプロデューサーが喫茶店をやっていることを知っていて、常連客のような雰囲気の話になります。
拙い説明で申し訳ありませんが、よければお付き合いいただけると幸いです。
質問などあれば、ご自由にどうぞ。
安価自体は18時ごろから始めます。
それまではちょっとした戯れでも。
普通の安価と変わりませんが、安価のアイドル名のあとに、「前」か「後」をつけてください。
前作を見ていない人に説明すると、いずれ何ヶ月後にプロダクションとこの喫茶店は成り行きで、合併することになります。
なので、このルールの前と後は合併「前」か合併「後」かの選択という意味になります。
前と後との違いはと言えば、
基本的に「前」はアイドル達がプロデューサーと再会する流れに。
「後」はプロデューサーが喫茶店をやっていることを知っていて、常連客のような雰囲気の話になります。
拙い説明で申し訳ありませんが、よければお付き合いいただけると幸いです。
質問などあれば、ご自由にどうぞ。
安価自体は18時ごろから始めます。
それまではちょっとした戯れでも。
4: ミガサ 2013/06/23(日) 17:29:11.53 ID:JquziKnG0
今までに出てきたアイドル達(表記無しは全て前 ★マークはウェイトレスとして働いてます)
輿水幸子★ 市原仁奈
姫川友紀 島村卯月
鷹富士茄子 新田美波
棟方愛海 高森藍子
原田美世 渋谷凛
佐城雪美★ 諸星きらり
櫻井桃華 十時愛梨
三船美優 鷺沢文香(後)
龍崎薫 佐久間まゆ
岡崎泰葉 喜多日菜子
水木聖來 本田未央
安部菜々 白菊ほたる
桃井あずき 橘ありす
ナターリア 森久保乃々
北条加蓮
水本ゆかり
輿水幸子★ 市原仁奈
姫川友紀 島村卯月
鷹富士茄子 新田美波
棟方愛海 高森藍子
原田美世 渋谷凛
佐城雪美★ 諸星きらり
櫻井桃華 十時愛梨
三船美優 鷺沢文香(後)
龍崎薫 佐久間まゆ
岡崎泰葉 喜多日菜子
水木聖來 本田未央
安部菜々 白菊ほたる
桃井あずき 橘ありす
ナターリア 森久保乃々
北条加蓮
水本ゆかり
5: ミガサ 2013/06/23(日) 17:30:58.89 ID:JquziKnG0
―――P喫茶店―――
凛「……」
まゆ「……」
ありす「……」
幸子「……」
雪美「……」
P「なんだコレ……」
凛「……」
まゆ「……」
ありす「……」
幸子「……」
雪美「……」
P「なんだコレ……」
6: ミガサ 2013/06/23(日) 17:33:41.79 ID:JquziKnG0
凛「私はPさんと結婚の約束してるし」
まゆ「私は、Pさんのファーストキスもらったのでぇ……」
ありす「私は結婚式しましたし」
幸子「ボ、ボクは一番長くここでPさんと一緒に働いててますし!夫婦と言ってもいいんじゃないでしょうか?」
雪美「私……Pに手料理振舞ってる……つまり……夫婦……」
P「……」
まゆ「私は、Pさんのファーストキスもらったのでぇ……」
ありす「私は結婚式しましたし」
幸子「ボ、ボクは一番長くここでPさんと一緒に働いててますし!夫婦と言ってもいいんじゃないでしょうか?」
雪美「私……Pに手料理振舞ってる……つまり……夫婦……」
P「……」
7: ミガサ 2013/06/23(日) 17:38:43.33 ID:JquziKnG0
凛「まずさ。ありすと雪美は年的に論外だと思うんだ」
まゆ「そうですねぇ」
幸子「ふふーん!まぁ、Pさんはロリコンじゃないので当たり前ですね!」
雪美「……年増」
凛&まゆ&幸子『……』
ありす「そもそも皆さん結婚できる年ではないので、結婚式を先に済ませた私こそ妻にふさわしいのではないかと―――」
ありす以外『それはない』
ありす「……」
P「あのー。お客様逃げちゃうからさ、そんな殺伐とした雰囲気出すのやめてくれないかな」
まゆ「そうですねぇ」
幸子「ふふーん!まぁ、Pさんはロリコンじゃないので当たり前ですね!」
雪美「……年増」
凛&まゆ&幸子『……』
ありす「そもそも皆さん結婚できる年ではないので、結婚式を先に済ませた私こそ妻にふさわしいのではないかと―――」
ありす以外『それはない』
ありす「……」
P「あのー。お客様逃げちゃうからさ、そんな殺伐とした雰囲気出すのやめてくれないかな」
8: ミガサ 2013/06/23(日) 17:40:32.21 ID:JquziKnG0
凛「ふ、ふふふ。そうだ、もうPさんに決めてもらおうよ」
まゆ「それが一番ですねぇ」
幸子「可愛いボクを選んでくれるに決まってますよ!」
雪美「P……赤い糸……繋がってる」
ありす「私以外を選ぶってことは、私との関係は遊びだったって事になりますね」
P「え?あれ?なんでこっち来んの?」
まゆ「それが一番ですねぇ」
幸子「可愛いボクを選んでくれるに決まってますよ!」
雪美「P……赤い糸……繋がってる」
ありす「私以外を選ぶってことは、私との関係は遊びだったって事になりますね」
P「え?あれ?なんでこっち来んの?」
10: ミガサ 2013/06/23(日) 17:42:54.03 ID:JquziKnG0
凛「Pさん」
まゆ「私達の中でぇ」
幸子「恋人、というか結婚するなら!」
雪美「誰が……いい?」
ありす「ちゃんと答えてくださいね。今はプロデューサーじゃないんですから」
P「え、ちょ」
まゆ「私達の中でぇ」
幸子「恋人、というか結婚するなら!」
雪美「誰が……いい?」
ありす「ちゃんと答えてくださいね。今はプロデューサーじゃないんですから」
P「え、ちょ」
11: ミガサ 2013/06/23(日) 17:44:54.47 ID:JquziKnG0
P「……真面目に答えていいのか?」
幸子「当たり前ですよ!」
P「……雪美」
雪美以外『……え?』
雪美「P……嬉しい……」
P「あ、いや。単純に俺が料理できないからだけどな?」
雪美「……デリカシー、ない……」
凛「これはダメだね……」
まゆ「そうですねぇ……」
P「え?なんで俺の株下がってるの?」
幸子「当たり前ですよ!」
P「……雪美」
雪美以外『……え?』
雪美「P……嬉しい……」
P「あ、いや。単純に俺が料理できないからだけどな?」
雪美「……デリカシー、ない……」
凛「これはダメだね……」
まゆ「そうですねぇ……」
P「え?なんで俺の株下がってるの?」
12: ミガサ 2013/06/23(日) 17:46:35.83 ID:JquziKnG0
幸子「はいはい、解散しましょう」
ありす「そうですね」
ゾロゾロゾロゾロ
P「え、なんなの?なんなのなの?」
雪美「……P」
P「ん?」
雪美「私……嬉しかった……」
ありす「そうですね」
ゾロゾロゾロゾロ
P「え、なんなの?なんなのなの?」
雪美「……P」
P「ん?」
雪美「私……嬉しかった……」
13: ミガサ 2013/06/23(日) 17:49:07.42 ID:JquziKnG0
雪美「そんな理由でも……選んでくれて……」
P「いや、まぁなぁ」
雪美「誤魔化したの……わかる……」
P「……雪美にはわかっちゃうか」
雪美「私とPは……赤い糸で結ばれてるから……」
P「ははっ。まぁ、今は結婚とかは考えてないよ。でもさ」
雪美「?」
P「もし―――雪美が結婚できる年になって、俺がおっさんになっても雪美が俺を好きでいてくれたなら、結婚しよう」
雪美「……約束」
P「おう」
P「いや、まぁなぁ」
雪美「誤魔化したの……わかる……」
P「……雪美にはわかっちゃうか」
雪美「私とPは……赤い糸で結ばれてるから……」
P「ははっ。まぁ、今は結婚とかは考えてないよ。でもさ」
雪美「?」
P「もし―――雪美が結婚できる年になって、俺がおっさんになっても雪美が俺を好きでいてくれたなら、結婚しよう」
雪美「……約束」
P「おう」
14: ミガサ 2013/06/23(日) 17:50:30.90 ID:JquziKnG0
雪美「Pの事……ずっと好きでいるから」
雪美「だから……待ってて」
P「おう」
雪美「それじゃあ……今日は、お疲れ様……」
P「また明日な!」
雪美「……うん」ニコッ
雪美「だから……待ってて」
P「おう」
雪美「それじゃあ……今日は、お疲れ様……」
P「また明日な!」
雪美「……うん」ニコッ
18: ミガサ 2013/06/23(日) 18:00:11.65 ID:JquziKnG0
最初に喫茶店を訪れるアイドル >>+3
安価例:三好紗南 前
安価例:三好紗南 前
21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 18:02:31.71 ID:lPzPieblo
城ヶ崎美嘉 前
23: ミガサ 2013/06/23(日) 18:05:00.63 ID:JquziKnG0
―――女子寮 美嘉の部屋―――
莉嘉「お姉ちゃん……」
美嘉「……」
莉嘉「今日のご飯……扉の前に、置いておくね」
美嘉「……」
莉嘉「……しっかり食べてね?」
美嘉「……」
莉嘉「それじゃ……えっと……また来るから」
美嘉「……」
莉嘉「お姉ちゃん……」
美嘉「……」
莉嘉「今日のご飯……扉の前に、置いておくね」
美嘉「……」
莉嘉「……しっかり食べてね?」
美嘉「……」
莉嘉「それじゃ……えっと……また来るから」
美嘉「……」
24: ミガサ 2013/06/23(日) 18:07:02.07 ID:JquziKnG0
藍子「あの、美嘉さんどうでした?」
莉嘉「ダメみたいです……」
藍子「うーん……」
莉嘉「あの、本当に誰も見てないんですか?」
藍子「うん……誰も、美嘉ちゃんがお仕事とか以外で外に出てるのを見てないのよ」
莉嘉「お姉ちゃん、大丈夫だよね?」
藍子「……そうね」
莉嘉「ダメみたいです……」
藍子「うーん……」
莉嘉「あの、本当に誰も見てないんですか?」
藍子「うん……誰も、美嘉ちゃんがお仕事とか以外で外に出てるのを見てないのよ」
莉嘉「お姉ちゃん、大丈夫だよね?」
藍子「……そうね」
25: ミガサ 2013/06/23(日) 18:09:47.43 ID:JquziKnG0
―――P喫茶店―――
藍子「どうしたらいいと思います?」
幸子「ここに連れてくるんじゃダメなんですか?」
藍子「まず部屋に閉じこもってるから、外に出さないと……」
雪美「仕事中……誘拐する……」
藍子「そんな物騒な方法は……」
幸子「美嘉さん、生きてますよね?」
藍子「少なくとも食べ物は食べてる。けど、ごく少量で……」
P「何の話だ?」
藍子「Pさん……」
藍子「どうしたらいいと思います?」
幸子「ここに連れてくるんじゃダメなんですか?」
藍子「まず部屋に閉じこもってるから、外に出さないと……」
雪美「仕事中……誘拐する……」
藍子「そんな物騒な方法は……」
幸子「美嘉さん、生きてますよね?」
藍子「少なくとも食べ物は食べてる。けど、ごく少量で……」
P「何の話だ?」
藍子「Pさん……」
26: ミガサ 2013/06/23(日) 18:17:03.64 ID:JquziKnG0
P「……そうか、美嘉がか」
藍子「はい……」
P「よし、なら俺に任せろ」
藍子「大丈夫なんですか?」
P「たぶん……雪美、ちょっと手伝ってくれるか?」
幸子「何をする気ですか?」
P「料理」
幸子「……えっ?できないんじゃ」
P「一個だけ、できるんだよ。だけど随分作ってないからな……雪美、サポート頼むよ」
藍子「わ、私も手伝います!」
P「おう、よろしく!」
幸子「何を作るんですか?」
P「ハンバーグを、な」
藍子「はい……」
P「よし、なら俺に任せろ」
藍子「大丈夫なんですか?」
P「たぶん……雪美、ちょっと手伝ってくれるか?」
幸子「何をする気ですか?」
P「料理」
幸子「……えっ?できないんじゃ」
P「一個だけ、できるんだよ。だけど随分作ってないからな……雪美、サポート頼むよ」
藍子「わ、私も手伝います!」
P「おう、よろしく!」
幸子「何を作るんですか?」
P「ハンバーグを、な」
27: ミガサ 2013/06/23(日) 18:20:24.11 ID:JquziKnG0
―――美嘉の部屋―――
莉嘉「……お姉ちゃん、今日もご飯持ってきたよ」
美嘉「……」
莉嘉「きょ、今日のご飯はね!特別なんだ!だから、絶対、絶対食べてね?!」
美嘉「……」
莉嘉「じゃ、じゃあね!絶対だよ!!」
美嘉「……」スタスタ ガチャ
美嘉「……ハン、バーグ?」
美嘉「確かに私の好物だけど……だけど……今、見ても辛いだけだよ……」
美嘉「……食べよう」
莉嘉「……お姉ちゃん、今日もご飯持ってきたよ」
美嘉「……」
莉嘉「きょ、今日のご飯はね!特別なんだ!だから、絶対、絶対食べてね?!」
美嘉「……」
莉嘉「じゃ、じゃあね!絶対だよ!!」
美嘉「……」スタスタ ガチャ
美嘉「……ハン、バーグ?」
美嘉「確かに私の好物だけど……だけど……今、見ても辛いだけだよ……」
美嘉「……食べよう」
28: ミガサ 2013/06/23(日) 18:22:28.28 ID:JquziKnG0
美嘉「……Pさんの作ったハンバーグ、美味しかったな」
美嘉「また、食べたいな……」モグ
美嘉「……?!」
美嘉「あ、あれ……なんで……おんなじ、味……」
藍子「美嘉さん!」バン!
美嘉「あ……鍵締め忘れてた……」
藍子「食べて、くれたんですね?」
美嘉「……うん」
藍子「いかがでした?」
美嘉「……美味し、かった」
美嘉「また、食べたいな……」モグ
美嘉「……?!」
美嘉「あ、あれ……なんで……おんなじ、味……」
藍子「美嘉さん!」バン!
美嘉「あ……鍵締め忘れてた……」
藍子「食べて、くれたんですね?」
美嘉「……うん」
藍子「いかがでした?」
美嘉「……美味し、かった」
29: ミガサ 2013/06/23(日) 18:25:47.01 ID:JquziKnG0
美嘉「でもこれ……Pさんが作ったのと……同じ、味」
藍子「ええ、だってPさんが作ったんですから」
美嘉「……え?」
藍子「美嘉さん、明日、オフですよね?」
美嘉「う、うん」
藍子「その時に……一緒に、お散歩しましょう?」
美嘉「……うん」
藍子「その時に……詳しく説明、しますから」
美嘉「うん、わかった」
藍子「ええ、だってPさんが作ったんですから」
美嘉「……え?」
藍子「美嘉さん、明日、オフですよね?」
美嘉「う、うん」
藍子「その時に……一緒に、お散歩しましょう?」
美嘉「……うん」
藍子「その時に……詳しく説明、しますから」
美嘉「うん、わかった」
30: ミガサ 2013/06/23(日) 18:29:10.73 ID:JquziKnG0
―――翌日 P喫茶店―――
カランコローン
P「はい、いらっしゃ―――」
美嘉「Pさんっ♪」ギュゥ
P「!?」
美嘉「Pさん、Pさんっ♪」
P「お、おい美嘉?!」
藍子「あはは……」
P「いや見てないで助けてくれよ藍子……」
藍子「今ぐらい、甘えさせてあげたらどうですか?」
P「まぁ、うん……いいんだけどさ……」
美嘉「Pさーんっ♪」ギュゥゥゥ
カランコローン
P「はい、いらっしゃ―――」
美嘉「Pさんっ♪」ギュゥ
P「!?」
美嘉「Pさん、Pさんっ♪」
P「お、おい美嘉?!」
藍子「あはは……」
P「いや見てないで助けてくれよ藍子……」
藍子「今ぐらい、甘えさせてあげたらどうですか?」
P「まぁ、うん……いいんだけどさ……」
美嘉「Pさーんっ♪」ギュゥゥゥ
31: ミガサ 2013/06/23(日) 18:31:15.77 ID:JquziKnG0
―――数分後―――
美嘉「……」カァァァァ
P「まぁ、なんだ。ミルクティーでも飲むか?」
美嘉「うん……」
藍子「美嘉ちゃんも浮かれてたんですよね。きっと」
美嘉「うん……」
P「まぁ、なんだ……もう引きこもるなよ?」
美嘉「……知ってたんだ」
P「当たり前だろ」
美嘉「……」カァァァァ
P「まぁ、なんだ。ミルクティーでも飲むか?」
美嘉「うん……」
藍子「美嘉ちゃんも浮かれてたんですよね。きっと」
美嘉「うん……」
P「まぁ、なんだ……もう引きこもるなよ?」
美嘉「……知ってたんだ」
P「当たり前だろ」
32: ミガサ 2013/06/23(日) 18:33:32.70 ID:JquziKnG0
P「ハンバーグなら、好きなだけ作ってやるからさ」
美嘉「……ホント?」
P「ああ、ここに来ればな。だから、引き込もんなよ?」
美嘉「……わかってるよ。もう。Pさん、お父さんみたい」
P「ある意味、お父さんだからな俺」
美嘉「でも、お父さんは嫌だな」
P「え?なんで?」
美嘉「だって―――」
美嘉「お父さんだったら、恋人になれないじゃん♪ね?」
次に訪れるアイドル >>+4
美嘉「……ホント?」
P「ああ、ここに来ればな。だから、引き込もんなよ?」
美嘉「……わかってるよ。もう。Pさん、お父さんみたい」
P「ある意味、お父さんだからな俺」
美嘉「でも、お父さんは嫌だな」
P「え?なんで?」
美嘉「だって―――」
美嘉「お父さんだったら、恋人になれないじゃん♪ね?」
次に訪れるアイドル >>+4
36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 18:35:25.24 ID:nsgYUCBFo
早坂美玲 前
38: ミガサ 2013/06/23(日) 18:38:49.36 ID:JquziKnG0
―――事務所―――
美玲「……つまんねー……」
仁奈「何がですか?」
美玲「……なんでもない」
仁奈「嘘でごぜーます。今、『つまんねー』と言ったでごぜーます」
美玲「似てない」
仁奈「むむむ、みれーの気持ちになるですよ……」
美玲「……はぁ、なんなんだよ」
美玲「……つまんねー……」
仁奈「何がですか?」
美玲「……なんでもない」
仁奈「嘘でごぜーます。今、『つまんねー』と言ったでごぜーます」
美玲「似てない」
仁奈「むむむ、みれーの気持ちになるですよ……」
美玲「……はぁ、なんなんだよ」
39: ミガサ 2013/06/23(日) 18:42:45.36 ID:JquziKnG0
美玲「(つまらない)」
美玲「(まぁまぁ楽しかったはずの、アイドル活動も)」
美玲「(最近仲良くなってきた、仁奈とか、友紀とかと一緒にいても)」
美玲「……何か、物足りないな……」
美玲「(原因はきっとわかってる)」
美玲「(いつもヘラヘラ笑いながら、ウチに突っかかってきたあの馬鹿がいなくなったからだ)」
美玲「って、なんでウチがアイツの事なんか気にしなくちゃいけねーんだよ……」
仁奈「?」
美玲「気にすんな」
美玲「(まぁまぁ楽しかったはずの、アイドル活動も)」
美玲「(最近仲良くなってきた、仁奈とか、友紀とかと一緒にいても)」
美玲「……何か、物足りないな……」
美玲「(原因はきっとわかってる)」
美玲「(いつもヘラヘラ笑いながら、ウチに突っかかってきたあの馬鹿がいなくなったからだ)」
美玲「って、なんでウチがアイツの事なんか気にしなくちゃいけねーんだよ……」
仁奈「?」
美玲「気にすんな」
40: ミガサ 2013/06/23(日) 18:45:15.05 ID:JquziKnG0
仁奈「……もしかしてみれーは、Pがいなくて寂しいでごぜーますか?」
美玲「んなっ!?なんでウチがあんな馬鹿の事を」
仁奈「みれー、Pがいなくなってから元気ねーでごぜーます」
美玲「……気のせいだよ」
仁奈「気のせいじゃないでごぜーます。みれーはPが好きだったでごぜーますか?」
美玲「……はぁああ?!す、すすすす、好き?!」
仁奈「仁奈はPが好きでごぜーますよ」
美玲「す、すすすす、好きって!!」
美玲「(落ち着け。仁奈の言う好きは、そういう好きじゃない……うん、そうだ)」
美玲「んなっ!?なんでウチがあんな馬鹿の事を」
仁奈「みれー、Pがいなくなってから元気ねーでごぜーます」
美玲「……気のせいだよ」
仁奈「気のせいじゃないでごぜーます。みれーはPが好きだったでごぜーますか?」
美玲「……はぁああ?!す、すすすす、好き?!」
仁奈「仁奈はPが好きでごぜーますよ」
美玲「す、すすすす、好きって!!」
美玲「(落ち着け。仁奈の言う好きは、そういう好きじゃない……うん、そうだ)」
41: ミガサ 2013/06/23(日) 18:51:35.91 ID:JquziKnG0
美玲「お、おうウチもPの事……す、好き……だ、ぜ?」
美玲「(あれ?!普通に嫌いって答えるつもりだったのに?!)」
仁奈「やっぱりでごぜーますか!」
美玲「い、いや!やっぱり今の無し!!」
仁奈「じゃあ、Pに会いに行くでごぜーます!」
美玲「だから無しって……えっ?」
仁奈「え?」
美玲「いや、今Pに会いに行くって……」
仁奈「そうでごぜーますよ?」
美玲「えっ」
仁奈「えっ」
美玲「(あれ?!普通に嫌いって答えるつもりだったのに?!)」
仁奈「やっぱりでごぜーますか!」
美玲「い、いや!やっぱり今の無し!!」
仁奈「じゃあ、Pに会いに行くでごぜーます!」
美玲「だから無しって……えっ?」
仁奈「え?」
美玲「いや、今Pに会いに行くって……」
仁奈「そうでごぜーますよ?」
美玲「えっ」
仁奈「えっ」
42: ミガサ 2013/06/23(日) 18:56:26.26 ID:JquziKnG0
―――P喫茶店―――
カランカラー バタン!
仁奈「まかり通るでごぜーます!!」
P「おう仁奈、ドアは静かに開けようなー。一応喫茶店だからなー。ここ」
仁奈「す、すみませんでごぜーます……」
美玲「……ほ、本当にいやがった」
P「ん?おお!美玲!元気してたか?アイドル、楽しいか?」ナデナデナデナデ
美玲「ちょ、頭撫でんなっ!」
P「お前はあまり一緒にいられなかったからなぁ、心配してたんだぞ?ん?」ナデナデナデナデ
美玲「だ、だから、頭……撫でるなぁ……」
P「嫌だったら振り払っていいんだぞ?」
美玲「……か、勝手にしろっ!」
カランカラー バタン!
仁奈「まかり通るでごぜーます!!」
P「おう仁奈、ドアは静かに開けようなー。一応喫茶店だからなー。ここ」
仁奈「す、すみませんでごぜーます……」
美玲「……ほ、本当にいやがった」
P「ん?おお!美玲!元気してたか?アイドル、楽しいか?」ナデナデナデナデ
美玲「ちょ、頭撫でんなっ!」
P「お前はあまり一緒にいられなかったからなぁ、心配してたんだぞ?ん?」ナデナデナデナデ
美玲「だ、だから、頭……撫でるなぁ……」
P「嫌だったら振り払っていいんだぞ?」
美玲「……か、勝手にしろっ!」
43: ミガサ 2013/06/23(日) 18:58:35.84 ID:JquziKnG0
P「で、仁奈。美玲の様子はどうだ?」
仁奈「みれーは最近、元気がねーでごぜーますよ」
美玲「ちょっ、仁奈!」
P「それはどうしてだ?美玲」ナデナデ
美玲「あう、だからその……べ、別に元気ねーなんて……」
P「ん?」ナデナデ
美玲「……お」
P「お?」
美玲「お、お前がいなくなったからだよ!馬鹿っ!!」
仁奈「みれーは最近、元気がねーでごぜーますよ」
美玲「ちょっ、仁奈!」
P「それはどうしてだ?美玲」ナデナデ
美玲「あう、だからその……べ、別に元気ねーなんて……」
P「ん?」ナデナデ
美玲「……お」
P「お?」
美玲「お、お前がいなくなったからだよ!馬鹿っ!!」
44: ミガサ 2013/06/23(日) 19:02:32.03 ID:JquziKnG0
P「……そっか」
美玲「なんだよ!ウチをスカウトしたと思ったら、あっという間にいなくなってさっ!!」
美玲「ウチ、お前と一緒にいるの、その、楽しかったんだよ!だから一緒にいたんだよ!気づけ馬鹿ぁ!」
美玲「もうワケわかんない!!馬鹿!馬鹿!馬鹿!!」ポカポカポカポカ
P「ごめんな、美玲……俺も一緒にいて、楽しかったよ」
美玲「馬鹿、馬鹿ぁ……」ジワッ
P「よしよし」ナデナデ
仁奈「よしよしでごぜーますよ」ナデナデ
美玲「うう、うぁぁ……」
美玲「なんだよ!ウチをスカウトしたと思ったら、あっという間にいなくなってさっ!!」
美玲「ウチ、お前と一緒にいるの、その、楽しかったんだよ!だから一緒にいたんだよ!気づけ馬鹿ぁ!」
美玲「もうワケわかんない!!馬鹿!馬鹿!馬鹿!!」ポカポカポカポカ
P「ごめんな、美玲……俺も一緒にいて、楽しかったよ」
美玲「馬鹿、馬鹿ぁ……」ジワッ
P「よしよし」ナデナデ
仁奈「よしよしでごぜーますよ」ナデナデ
美玲「うう、うぁぁ……」
45: ミガサ 2013/06/23(日) 19:04:36.65 ID:JquziKnG0
美玲「……」プイッ
P「美玲ー」
美玲「……」プイッ
P「……拗ねてる美玲も可愛いな」
美玲「! ば、馬鹿」
P「……ふふふっ」
仁奈「可愛いでごぜーますね」
美玲「あああ!!もうなんなんだよお前ら!!」
P「美玲ー」
美玲「……」プイッ
P「……拗ねてる美玲も可愛いな」
美玲「! ば、馬鹿」
P「……ふふふっ」
仁奈「可愛いでごぜーますね」
美玲「あああ!!もうなんなんだよお前ら!!」
46: ミガサ 2013/06/23(日) 19:07:20.59 ID:JquziKnG0
美玲「も、もう帰るっ!」
仁奈「じゃあ仁奈も帰るでごぜーます」
P「おう、また来いよ」
美玲「……も、もう来ないっ!」
仁奈「来ないでごぜーますか?」
美玲「う、え、えと……」
美玲「……う、ウチの好きな食べ物用意してくれてたら……ま、また来てやるかもしれない」
美玲「かっ、勘違いするなよ?!う、ウチが……そ、そう、この店自体を気に入っただけなんだからなっ!馬鹿っ!」
次に訪れるアイドル >>+2
仁奈「じゃあ仁奈も帰るでごぜーます」
P「おう、また来いよ」
美玲「……も、もう来ないっ!」
仁奈「来ないでごぜーますか?」
美玲「う、え、えと……」
美玲「……う、ウチの好きな食べ物用意してくれてたら……ま、また来てやるかもしれない」
美玲「かっ、勘違いするなよ?!う、ウチが……そ、そう、この店自体を気に入っただけなんだからなっ!馬鹿っ!」
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48: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 19:07:34.69 ID:zcn/HL33O
笑美 前
51: ミガサ 2013/06/23(日) 19:13:21.30 ID:JquziKnG0
―――仕事場―――
笑美「なんでアーニャがにゃんにゃんにゃん入ってるんや!猫関係ないやろ!」
アーニャ「……にゃー」
笑美「可愛いやないかいっ!」スパーン
みく「……」ワクワク
笑美「あ、鼻眼鏡してツッコミ待ちしてるみくにゃんはいじりません」
みく「え、酷くない?」
のあ「……」スッ
笑美「ってなんでのあさんが鼻眼鏡かけとんねーん!!」スパーン
笑美「なんでアーニャがにゃんにゃんにゃん入ってるんや!猫関係ないやろ!」
アーニャ「……にゃー」
笑美「可愛いやないかいっ!」スパーン
みく「……」ワクワク
笑美「あ、鼻眼鏡してツッコミ待ちしてるみくにゃんはいじりません」
みく「え、酷くない?」
のあ「……」スッ
笑美「ってなんでのあさんが鼻眼鏡かけとんねーん!!」スパーン
52: ミガサ 2013/06/23(日) 19:15:50.11 ID:JquziKnG0
みく「お疲れ様にゃー」
のあ「……お疲れ様」
アーニャ「お疲れ様です」
笑美「おう、お疲れさん!」
のあ「……ちょっといいかしら」
笑美「えっ、のあさん?まぁええけど……」
のあ「こっちに来て頂戴」
笑美「お、おう……」
のあ「……お疲れ様」
アーニャ「お疲れ様です」
笑美「おう、お疲れさん!」
のあ「……ちょっといいかしら」
笑美「えっ、のあさん?まぁええけど……」
のあ「こっちに来て頂戴」
笑美「お、おう……」
53: ミガサ 2013/06/23(日) 19:19:54.46 ID:JquziKnG0
のあ「……笑美」
笑美「は、はい」
のあ「貴方のツッコミには―――キレがない」
笑美「な、なんやて?!」
のあ「前のようなキレが、今のあなたにはないわ……理由は言わずもがな、ね」
笑美「……せやな」
のあ「お互い、表には出さないように頑張りましょう。まだ、気づいている人はきっと少ない」
笑美「いや、正直気づいてんのはのあさんぐらいのもんやと思うけど……」
のあ「そのうち、誰の目にも明らかになるわ……」
笑美「……」
笑美「は、はい」
のあ「貴方のツッコミには―――キレがない」
笑美「な、なんやて?!」
のあ「前のようなキレが、今のあなたにはないわ……理由は言わずもがな、ね」
笑美「……せやな」
のあ「お互い、表には出さないように頑張りましょう。まだ、気づいている人はきっと少ない」
笑美「いや、正直気づいてんのはのあさんぐらいのもんやと思うけど……」
のあ「そのうち、誰の目にも明らかになるわ……」
笑美「……」
54: ミガサ 2013/06/23(日) 19:23:35.77 ID:JquziKnG0
―――事務所―――
笑美「わかってる、わかってるんやけどなぁ……」
笑美「自分でも反応が悪ぅなってるのは……」
笑美「どうすりゃええんかなぁ……」
ナターリア「あ、エミ!」
笑美「お?ナタやないかい。どうした?」
ナターリア「バナナ寿司作ったんダ!エミも食べル?」
笑美「なんで酢飯にバナナ載せとんねん!まずいに決まってるやろうが!」
ナターリア「え?美味しいのにナー」モグモグ
笑美「コイツ……正気か……?」
笑美「わかってる、わかってるんやけどなぁ……」
笑美「自分でも反応が悪ぅなってるのは……」
笑美「どうすりゃええんかなぁ……」
ナターリア「あ、エミ!」
笑美「お?ナタやないかい。どうした?」
ナターリア「バナナ寿司作ったんダ!エミも食べル?」
笑美「なんで酢飯にバナナ載せとんねん!まずいに決まってるやろうが!」
ナターリア「え?美味しいのにナー」モグモグ
笑美「コイツ……正気か……?」
55: ミガサ 2013/06/23(日) 19:28:56.91 ID:JquziKnG0
ナターリア「うーん、でも、Pの作った寿司のが美味しいナ!」
笑美「まぁ、バナナ寿司に比べたらなぁ……」
ナターリア「よし、じゃあ今から食べに行こウ!」
笑美「いや、気が早すぎ……えっ?た、食べに行く?」
ナターリア「そうと決まれば出発だヨ!エミ、早ク早ク!」グイグイ
笑美「え、あ、ちょっ」
ナターリア「いーざすーすーめーやーきっちーん♪」
笑美「なんでお料理行進曲やねん!」スパーン
笑美「まぁ、バナナ寿司に比べたらなぁ……」
ナターリア「よし、じゃあ今から食べに行こウ!」
笑美「いや、気が早すぎ……えっ?た、食べに行く?」
ナターリア「そうと決まれば出発だヨ!エミ、早ク早ク!」グイグイ
笑美「え、あ、ちょっ」
ナターリア「いーざすーすーめーやーきっちーん♪」
笑美「なんでお料理行進曲やねん!」スパーン
56: ミガサ 2013/06/23(日) 19:31:41.69 ID:JquziKnG0
―――P喫茶店―――
ナターリア「P、来たヨー!」
P「へいらっしゃい!」
笑美「なんで喫茶店なのにその掛け声なんやねん!」
P「お客さん、今日はいいのが揃ってますよ」
ナターリア「へぇ、どんな?」
P「ミルクティーとか」
笑美「結局、紅茶やないかい!」
ナターリア「じゃあマグロ!」
笑美「ガン無視かい!」
P「おーい、雪美。マグロだってよー」
笑美「Pが握るんじゃないんかいっ!」
ナターリア「P、来たヨー!」
P「へいらっしゃい!」
笑美「なんで喫茶店なのにその掛け声なんやねん!」
P「お客さん、今日はいいのが揃ってますよ」
ナターリア「へぇ、どんな?」
P「ミルクティーとか」
笑美「結局、紅茶やないかい!」
ナターリア「じゃあマグロ!」
笑美「ガン無視かい!」
P「おーい、雪美。マグロだってよー」
笑美「Pが握るんじゃないんかいっ!」
57: ミガサ 2013/06/23(日) 19:34:41.75 ID:JquziKnG0
P「っと、やっとキレが戻ってきたか?」
笑美「えっ?」
ナターリア「元気な方が、エミらしイ!」
笑美「え、えっと?」
P「ナターリアが、最近笑美が元気ないって言っててな」
P「だから、ナターリアと協力して元気にしようって思ってさ」
P「全力でふざけてみた。どうだった?俺たちのボケ……」
笑美「……点や」
P「え?」
笑美「えっ?」
ナターリア「元気な方が、エミらしイ!」
笑美「え、えっと?」
P「ナターリアが、最近笑美が元気ないって言っててな」
P「だから、ナターリアと協力して元気にしようって思ってさ」
P「全力でふざけてみた。どうだった?俺たちのボケ……」
笑美「……点や」
P「え?」
58: ミガサ 2013/06/23(日) 19:37:35.24 ID:JquziKnG0
笑美「100点満点やっ!なんやコレ、面白すぎるやろっ!!」
笑美「あははははっ、なんや、簡単なことだったんやなぁ!」
P「え、笑美?」
笑美「人を楽しませる、その心をうちは忘れてたんやな……ふふっ」
P「おーい、大丈夫か?」
笑美「大丈夫や!相変わらず、Pさんはカッコええなぁ?」
P「そりゃどうも」
笑美「つれないのぉ……じゃあせっかくやし、うちも何か頼もうかの」
P「おう、何がいい?」
笑美「あははははっ、なんや、簡単なことだったんやなぁ!」
P「え、笑美?」
笑美「人を楽しませる、その心をうちは忘れてたんやな……ふふっ」
P「おーい、大丈夫か?」
笑美「大丈夫や!相変わらず、Pさんはカッコええなぁ?」
P「そりゃどうも」
笑美「つれないのぉ……じゃあせっかくやし、うちも何か頼もうかの」
P「おう、何がいい?」
59: ミガサ 2013/06/23(日) 19:41:02.33 ID:JquziKnG0
笑美「せやなぁ……コーラ一つ」
P「喫茶店に来てまでコーラかよ!」
笑美「……」
P「……」
笑美&P『ぷっ、あははははは!』
笑美「いやー、楽しい、楽しいわPさん」
P「そりゃよかったよ」
笑美「なぁ、Pさん?」
P「なんだ?」
笑美「Pさんは、ずーっとずーっと、うちの相方やからな!」
笑美「だから、覚悟しとけや!うちの相方は一筋縄じゃいかんでぇ♪」
ナターリア「もぐもぐ、ウマー♪」
笑美「決め台詞の途中で食うなや!!」スパーン
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P「喫茶店に来てまでコーラかよ!」
笑美「……」
P「……」
笑美&P『ぷっ、あははははは!』
笑美「いやー、楽しい、楽しいわPさん」
P「そりゃよかったよ」
笑美「なぁ、Pさん?」
P「なんだ?」
笑美「Pさんは、ずーっとずーっと、うちの相方やからな!」
笑美「だから、覚悟しとけや!うちの相方は一筋縄じゃいかんでぇ♪」
ナターリア「もぐもぐ、ウマー♪」
笑美「決め台詞の途中で食うなや!!」スパーン
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64: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/23(日) 19:43:07.34 ID:thbueeWSo
奏 前
67: 奏さん人気すぎワロタ 2013/06/23(日) 19:47:37.55 ID:JquziKnG0
―――事務所―――
奏「……」
ちひろ「奏ちゃん?」
奏「えっ?何?」
ちひろ「いや、鏡ばっかり見てどうしたのかなって」
奏「……なんでもないよ」
ちひろ「そうですか」
奏「(結局、キス、できなかったな……)」
奏「(本気でキスしたいって思った、最初の人……)」
奏「……」
ちひろ「奏ちゃん?」
奏「えっ?何?」
ちひろ「いや、鏡ばっかり見てどうしたのかなって」
奏「……なんでもないよ」
ちひろ「そうですか」
奏「(結局、キス、できなかったな……)」
奏「(本気でキスしたいって思った、最初の人……)」
68: ミガサ 2013/06/23(日) 19:49:54.54 ID:JquziKnG0
奏「……」モグモグ
ちひろ「珍しいですね、奏さんが果物を食べてるなんて」
奏「そうかしら?私、果物結構好きよ?」
ちひろ「それは……ザクロですか」
奏「ええ、そう……ちひろさんも食べる?」
ちひろ「いえ、私は結構です」
奏「そう……」
奏「(あの時、鏡越しじゃなくて)」
奏「(勇気を出して、ちゃんと、キスすればよかった)」
ちひろ「珍しいですね、奏さんが果物を食べてるなんて」
奏「そうかしら?私、果物結構好きよ?」
ちひろ「それは……ザクロですか」
奏「ええ、そう……ちひろさんも食べる?」
ちひろ「いえ、私は結構です」
奏「そう……」
奏「(あの時、鏡越しじゃなくて)」
奏「(勇気を出して、ちゃんと、キスすればよかった)」
70: ミガサ 2013/06/23(日) 19:55:11.37 ID:JquziKnG0
奏「……ねぇ」
愛梨「ひゃっ?なんですか?」
奏「その……お菓子作り、教えてくれない?」
愛梨「え?まぁ……いいですけど……」
奏「今度は、チョコ以外がいいな」
愛梨「わかりました!」
奏「(チョコみたいに甘いキス)」
奏「(あの時、間接キスじゃなくて、ちゃんとしたキスをすればよかったな)」
愛梨「ひゃっ?なんですか?」
奏「その……お菓子作り、教えてくれない?」
愛梨「え?まぁ……いいですけど……」
奏「今度は、チョコ以外がいいな」
愛梨「わかりました!」
奏「(チョコみたいに甘いキス)」
奏「(あの時、間接キスじゃなくて、ちゃんとしたキスをすればよかったな)」
75: ミガサ 2013/06/23(日) 20:37:45.11 ID:JquziKnG0
奏「……何やってんのかな、私」
奏「Pさんと、一緒にやったことを思い出して」
奏「その度に、後悔して」
奏「……後悔する内容が、全部キスって……」
奏「それだけ、好き、だったんだろうな……」
奏「……はぁ……」
???「にひひ……物憂げにふける奏さんもいいなぁ……」
奏「……何やってるの?愛海ちゃん」
愛海「ん?いやー。今なら揉めるかなって」
奏「あのね……」
奏「Pさんと、一緒にやったことを思い出して」
奏「その度に、後悔して」
奏「……後悔する内容が、全部キスって……」
奏「それだけ、好き、だったんだろうな……」
奏「……はぁ……」
???「にひひ……物憂げにふける奏さんもいいなぁ……」
奏「……何やってるの?愛海ちゃん」
愛海「ん?いやー。今なら揉めるかなって」
奏「あのね……」
76: ミガサ 2013/06/23(日) 20:46:17.71 ID:JquziKnG0
愛海「そんなセクシーな表情で物憂げに窓から外を眺めてる方が悪い!」
奏「……もし、そんな女の子がいたら、貴方は○を○○の?」
愛海「え?揉まない方がおかしくない?」
奏「……」
愛海「……」
奏「もしもし、早苗さん?」
愛海「あ、すいませんっしたぁ!!」
奏「全く……」
愛海「でもなんでそんな元気ないんですか?」
奏「……もし、そんな女の子がいたら、貴方は○を○○の?」
愛海「え?揉まない方がおかしくない?」
奏「……」
愛海「……」
奏「もしもし、早苗さん?」
愛海「あ、すいませんっしたぁ!!」
奏「全く……」
愛海「でもなんでそんな元気ないんですか?」
77: ミガサ 2013/06/23(日) 20:52:52.75 ID:JquziKnG0
奏「……決まってるじゃない」
愛海「まぁ、奏さんP大好きでしたもんね」
奏「っ、そうストレートに言わないでよ」
愛海「Pも罪なヤツですね。こんな美少女の○も○○ずに喫茶店始めるなんて」
奏「あのね……喫茶店?」
愛海「え?知らないんですか?P、喫茶店やってるんですよ」
奏「……初耳なんだけど」
愛海「あれ、これって言っちゃダメなんだったっけ。まぁいいや」
奏「ど、どこでやってるの?」
愛海「まぁ、落ち着いてくだせぇ。今度、一緒に行きましょう!」
愛海「まぁ、奏さんP大好きでしたもんね」
奏「っ、そうストレートに言わないでよ」
愛海「Pも罪なヤツですね。こんな美少女の○も○○ずに喫茶店始めるなんて」
奏「あのね……喫茶店?」
愛海「え?知らないんですか?P、喫茶店やってるんですよ」
奏「……初耳なんだけど」
愛海「あれ、これって言っちゃダメなんだったっけ。まぁいいや」
奏「ど、どこでやってるの?」
愛海「まぁ、落ち着いてくだせぇ。今度、一緒に行きましょう!」
78: ミガサ 2013/06/23(日) 20:56:21.75 ID:JquziKnG0
―――翌日 P喫茶店―――
愛海「たのもー!」バン
P「お客様。大変申し訳ありませんが、お客様は出禁を食らっておりますので」
愛海「ミルクティーください」
P「無視かよ」
愛海「え?」
P「まぁいいけど……」
奏「あの……」
P「うおっ!?奏?!」
奏「そんなに驚かないでも……」
P「いや、奏が愛海と一緒に来るなんて……大丈夫か?!汚されてないか?!」
奏「え、あ、うん……」
愛海「たのもー!」バン
P「お客様。大変申し訳ありませんが、お客様は出禁を食らっておりますので」
愛海「ミルクティーください」
P「無視かよ」
愛海「え?」
P「まぁいいけど……」
奏「あの……」
P「うおっ!?奏?!」
奏「そんなに驚かないでも……」
P「いや、奏が愛海と一緒に来るなんて……大丈夫か?!汚されてないか?!」
奏「え、あ、うん……」
79: ミガサ 2013/06/23(日) 20:59:38.40 ID:JquziKnG0
愛海「酷いなぁ、奏さん連れてきたの私なんだよ?」
P「奏、何か飲みたいものあるか?」
奏「え、えっと……」
愛海「えっ、無視?」
P「ミルクティーが個人的にお勧めだ」
奏「じゃあ、ミルクティーお願い」
P「あいよ」
愛海「いいもん、私は牛乳飲んでるもん……」
P「奏、何か飲みたいものあるか?」
奏「え、えっと……」
愛海「えっ、無視?」
P「ミルクティーが個人的にお勧めだ」
奏「じゃあ、ミルクティーお願い」
P「あいよ」
愛海「いいもん、私は牛乳飲んでるもん……」
80: ミガサ 2013/06/23(日) 21:03:22.57 ID:JquziKnG0
P「それで今日は―――」
奏「……」ジーッ
P「そもそも、なんで愛海と―――」
奏「……」ジーッ
P「―――奏?」
奏「えっ?」
P「いや、なんで俺の口元ばっか見てるのかなーって」
奏「そう、かな」
P「おう」
愛海「(あれ、私帰ったほうがいいのかな)」
奏「……」ジーッ
P「そもそも、なんで愛海と―――」
奏「……」ジーッ
P「―――奏?」
奏「えっ?」
P「いや、なんで俺の口元ばっか見てるのかなーって」
奏「そう、かな」
P「おう」
愛海「(あれ、私帰ったほうがいいのかな)」
81: ミガサ 2013/06/23(日) 21:05:42.10 ID:JquziKnG0
奏「……」ジーッ
P「ほらやっぱり見てる」
奏「……そう、だね。欲しいし」
P「は?」
奏「だから、欲しいって言ったの」
P「いや、欲しいって何が―――んむっ?!」
奏「んっ……ふっ」
愛海「」
P「ほらやっぱり見てる」
奏「……そう、だね。欲しいし」
P「は?」
奏「だから、欲しいって言ったの」
P「いや、欲しいって何が―――んむっ?!」
奏「んっ……ふっ」
愛海「」
83: ミガサ 2013/06/23(日) 21:08:02.74 ID:JquziKnG0
P「か、でっ」
奏「んむ……ぷはっ」
P「お、お前、何を」
奏「ずっと我慢してたんだもん、しょうがないじゃない」
P「我慢って」
奏「お互い初めて同士だね、えへへ」
P「……奏。一つ言っておくことがある」
奏「え?」
P「……ファーストキスは、まゆに奪われた」
奏「……」
愛海「」
奏「んむ……ぷはっ」
P「お、お前、何を」
奏「ずっと我慢してたんだもん、しょうがないじゃない」
P「我慢って」
奏「お互い初めて同士だね、えへへ」
P「……奏。一つ言っておくことがある」
奏「え?」
P「……ファーストキスは、まゆに奪われた」
奏「……」
愛海「」
84: ミガサ 2013/06/23(日) 21:11:00.56 ID:JquziKnG0
奏「……」ムスッ
P「なんで拗ねられなくちゃいけないのかね……」
奏「馬鹿。Pさんの馬鹿」
P「はいはい、すみませんでしたね」
奏「私、口同士は初めてだったのに」
P「だがこれは俺のせいじゃないような」
奏「……そうだけど」
P「……ああもう、わかったよ。お詫びになんでも一つ出来ることならやってやるよ」
奏「本当?」
P「本当」
愛海「―――はっ、私は一体何を」
幸子「愛海さん、出禁食らってませんでしたっけ?」
愛海「あ」
P「なんで拗ねられなくちゃいけないのかね……」
奏「馬鹿。Pさんの馬鹿」
P「はいはい、すみませんでしたね」
奏「私、口同士は初めてだったのに」
P「だがこれは俺のせいじゃないような」
奏「……そうだけど」
P「……ああもう、わかったよ。お詫びになんでも一つ出来ることならやってやるよ」
奏「本当?」
P「本当」
愛海「―――はっ、私は一体何を」
幸子「愛海さん、出禁食らってませんでしたっけ?」
愛海「あ」
87: ミガサ 2013/06/23(日) 21:14:20.68 ID:JquziKnG0
奏「じゃあ―――私がここに来るたびに、キス、して」
P「……は?」
奏「もちろん、口に」
P「いやいやいやいや!お前、それは」
奏「……なんでもって言った」
P「……」
奏「ちなみに、毎日来るから」
P「……はぁ……わかったよ……キスでもなんでもしてやるよ……」
奏「ふふっ、やった」
P「(まぁ奏も女の子だし、こんな約束すぐに恥ずかしくなって取り消すだろう)」
奏「(約束しちゃった……これでPさんと好きな時にキスできる……)」
P「……は?」
奏「もちろん、口に」
P「いやいやいやいや!お前、それは」
奏「……なんでもって言った」
P「……」
奏「ちなみに、毎日来るから」
P「……はぁ……わかったよ……キスでもなんでもしてやるよ……」
奏「ふふっ、やった」
P「(まぁ奏も女の子だし、こんな約束すぐに恥ずかしくなって取り消すだろう)」
奏「(約束しちゃった……これでPさんと好きな時にキスできる……)」
88: ミガサ 2013/06/23(日) 21:18:02.78 ID:JquziKnG0
奏「それが聞けたら今日は十分。また明日来るね」
P「……またのご来店をお待ちしています」
奏「そんな嫌そうな顔しないでよ。年頃の女の子と好きなだけキスできるんだよ?」
P「それが悩みの種になりsんむっ」
奏「んむ、ぷはっ。今日の分、ね?」
P「……あのなぁ」
奏「ふふ、顔真っ赤」
P「お前こそ」
奏「Pさん」
P「なんだ?」
奏「私、これから先キスするのは、Pさんだけにするから!」
奏「だからPさんも……私にだけ、キス、して?」
この約束が原因で色々な子と揉めるのだが、それは別の話。
P「……またのご来店をお待ちしています」
奏「そんな嫌そうな顔しないでよ。年頃の女の子と好きなだけキスできるんだよ?」
P「それが悩みの種になりsんむっ」
奏「んむ、ぷはっ。今日の分、ね?」
P「……あのなぁ」
奏「ふふ、顔真っ赤」
P「お前こそ」
奏「Pさん」
P「なんだ?」
奏「私、これから先キスするのは、Pさんだけにするから!」
奏「だからPさんも……私にだけ、キス、して?」
この約束が原因で色々な子と揉めるのだが、それは別の話。
104: ミガサ 2013/06/24(月) 20:24:04.63 ID:bWsZIREW0
さて安価を忘れていましたので、適当に安価投げときます。
次に喫茶店を訪れるアイドル >>+2
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106: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 20:27:08.45 ID:lUkLRIUn0
洋子 前
108: ミガサ 2013/06/24(月) 20:35:11.11 ID:bWsZIREW0
―――女子寮 洋子の部屋―――
美優「すみません、洋子さん?」コンコン
洋子「……なんですか?」
美優「その、お邪魔してもよろしいでしょうか?」
洋子「はい、大丈夫です……」
美優「それじゃ、お邪魔しま―――」ガチャ
美優「っ」
洋子「どうかしましたか?」
美優「洋子さん、その、部屋どうしたんですか?」
洋子「へ?いつも通りじゃありません?」
美優「すみません、洋子さん?」コンコン
洋子「……なんですか?」
美優「その、お邪魔してもよろしいでしょうか?」
洋子「はい、大丈夫です……」
美優「それじゃ、お邪魔しま―――」ガチャ
美優「っ」
洋子「どうかしましたか?」
美優「洋子さん、その、部屋どうしたんですか?」
洋子「へ?いつも通りじゃありません?」
109: ミガサ 2013/06/24(月) 20:38:17.14 ID:bWsZIREW0
美優「いつも通りなワケないじゃないですか……このゴミの山は一体なんですか?」
洋子「……あー。捨てるのが面倒くさくて」
美優「それに、カップラーメンばっかり食べてるじゃないですか……」
洋子「……ご飯作る暇なくて」
美優「そんなんじゃ……ほら、肌とかカサカサですよ?」
洋子「見てもらえる人がいなければ……美肌なんて、意味ないので……」
美優「……見てもらえる人がいればいいんですね?」
洋子「えっ?」
美優「ついてきてください」グイッ
洋子「えっ、あの、私まだ寝巻き……」
美優「じゃあ早く着替えて。ほら」
洋子「……あー。捨てるのが面倒くさくて」
美優「それに、カップラーメンばっかり食べてるじゃないですか……」
洋子「……ご飯作る暇なくて」
美優「そんなんじゃ……ほら、肌とかカサカサですよ?」
洋子「見てもらえる人がいなければ……美肌なんて、意味ないので……」
美優「……見てもらえる人がいればいいんですね?」
洋子「えっ?」
美優「ついてきてください」グイッ
洋子「えっ、あの、私まだ寝巻き……」
美優「じゃあ早く着替えて。ほら」
110: ミガサ 2013/06/24(月) 20:41:03.80 ID:bWsZIREW0
―――P喫茶店―――
洋子「え、あの、私」
美優「いいからついてきてください」
カランカラーン
P「はい、いらっしゃいませ」
美優「こんにちは、Pさん」
洋子「……えっ」
P「お、美優さんと……えっ、もしかして、洋子か?!」
洋子「う、うわあああああ!!Pさん!み、見ないで!!」
P「いやお前、肌とか」
洋子「うわあああああああん!!」タッタッタッタ
P「ちょ、洋子!?」
洋子「え、あの、私」
美優「いいからついてきてください」
カランカラーン
P「はい、いらっしゃいませ」
美優「こんにちは、Pさん」
洋子「……えっ」
P「お、美優さんと……えっ、もしかして、洋子か?!」
洋子「う、うわあああああ!!Pさん!み、見ないで!!」
P「いやお前、肌とか」
洋子「うわあああああああん!!」タッタッタッタ
P「ちょ、洋子!?」
111: ミガサ 2013/06/24(月) 20:48:32.70 ID:bWsZIREW0
―――数十分後―――
洋子「ただいまっ!」キラキラ
P「おか、え……」
美優「これは……」
洋子「やっぱり健康が一番だよね!久しぶりに半身浴したよ」
P「……半身浴一回で、肌、変わりすぎじゃね?」
洋子「そうかな?」
美優「……半身浴、やってみようかしら」
洋子「美優さんは十分肌綺麗ですよ!」
美優「ありがと……」
洋子「ただいまっ!」キラキラ
P「おか、え……」
美優「これは……」
洋子「やっぱり健康が一番だよね!久しぶりに半身浴したよ」
P「……半身浴一回で、肌、変わりすぎじゃね?」
洋子「そうかな?」
美優「……半身浴、やってみようかしら」
洋子「美優さんは十分肌綺麗ですよ!」
美優「ありがと……」
112: ミガサ 2013/06/24(月) 20:53:09.66 ID:bWsZIREW0
洋子「それより……あの……さっきのは忘れてくれると」
P「え、ああ。わかったよ」
洋子「ありがとっ♪」
P「まぁ、だらしない洋子とは珍しいもの見たけどな」
洋子「や、やめてよ!」
P「ま、洋子は健康的なのが一番だよ」
洋子「そっか。ね、Pさん」
洋子「私、誰かが見てくれれば見てくれるほど、綺麗になれると思うんだ!」
洋子「だから、私のことずっと見ててね?Pさん♪」
次に訪れるアイドル >>+3
P「え、ああ。わかったよ」
洋子「ありがとっ♪」
P「まぁ、だらしない洋子とは珍しいもの見たけどな」
洋子「や、やめてよ!」
P「ま、洋子は健康的なのが一番だよ」
洋子「そっか。ね、Pさん」
洋子「私、誰かが見てくれれば見てくれるほど、綺麗になれると思うんだ!」
洋子「だから、私のことずっと見ててね?Pさん♪」
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115: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 20:53:51.95 ID:fGQ135aIo
大原みちる 後
117: ミガサ 2013/06/24(月) 21:00:07.59 ID:bWsZIREW0
―――P喫茶店―――
カランカラーン
P「はい、いらっしゃいませ―――」
みちる「なんだかいい匂いが……」
P「お?」
みちる「すみませーん!席空いてますか?」
P「ええ、空いていますが……えっと、すみません。こちら、隣のプロダクションの―――」
みちる「あの、このサンドイッチの昼メニューってやつありますか?お腹すいちゃって」
P「……かしこまりました」
P「(まぁ、いいか……文香さんもアイドルじゃないけどよく来てるし)」
カランカラーン
P「はい、いらっしゃいませ―――」
みちる「なんだかいい匂いが……」
P「お?」
みちる「すみませーん!席空いてますか?」
P「ええ、空いていますが……えっと、すみません。こちら、隣のプロダクションの―――」
みちる「あの、このサンドイッチの昼メニューってやつありますか?お腹すいちゃって」
P「……かしこまりました」
P「(まぁ、いいか……文香さんもアイドルじゃないけどよく来てるし)」
119: ミガサ 2013/06/24(月) 21:02:20.33 ID:bWsZIREW0
P「こちらがサンドイッチの昼メニューになります」
みちる「わぁ、美味しそうですね!」
P「ごゆっくりどうぞ」
みちる「はい~♪」
雪美「P……」
P「まぁいいじゃないか」
雪美「違う……あの人……食べるスピードが……」
P「え?」
みちる「わぁ、美味しそうですね!」
P「ごゆっくりどうぞ」
みちる「はい~♪」
雪美「P……」
P「まぁいいじゃないか」
雪美「違う……あの人……食べるスピードが……」
P「え?」
120: >>118 この野郎wwww 2013/06/24(月) 21:04:23.28 ID:bWsZIREW0
みちる「うん、美味しかった!ごちそう様でした!」
P「ファッ?!」
みちる「あのー。えっと、他にもパンの昼メニューありませんか?」
P「え、ええと。パンケーキとかなら……」
みちる「それもお願いしますー!」
P「かしこまりました……」
雪美「P……私……本気出す……かな子以来……」
P「おう……とんでもないのを俺たちは引き寄せてしまったみたいだ」
P「ファッ?!」
みちる「あのー。えっと、他にもパンの昼メニューありませんか?」
P「え、ええと。パンケーキとかなら……」
みちる「それもお願いしますー!」
P「かしこまりました……」
雪美「P……私……本気出す……かな子以来……」
P「おう……とんでもないのを俺たちは引き寄せてしまったみたいだ」
121: ミガサ 2013/06/24(月) 21:06:58.41 ID:bWsZIREW0
みちる「もぐもぐ、ごちそうさまでした!」
みちる「えっと、じゃあ次はこのハンバーガーセットを……」
みちる「さっきのサンドイッチ、単品でもらえますか?」
みちる「フゴフゴ、フゴフゴ」
みちる「ごちそうさまでした!はぁ、美味しかったなぁ♪」
P「お粗末さまでした……」
雪美「……疲れた……」
P「お疲れ雪美」ナデナデ
雪美「んっ……」
みちる「えっと、じゃあ次はこのハンバーガーセットを……」
みちる「さっきのサンドイッチ、単品でもらえますか?」
みちる「フゴフゴ、フゴフゴ」
みちる「ごちそうさまでした!はぁ、美味しかったなぁ♪」
P「お粗末さまでした……」
雪美「……疲れた……」
P「お疲れ雪美」ナデナデ
雪美「んっ……」
122: ミガサ 2013/06/24(月) 21:10:02.11 ID:bWsZIREW0
みちる「あの、またここ来てもいいですか?」
P「あ、はい。よろしければ」
みちる「ここのパン、なんだか美味しいんですよね!」
P「気に入っていただけて光栄です」
みちる「あ、そうだ!」
みちる「えっと、マスター!私の我が儘に付き合っていただいて、ありがとうございました!」カランカラーン
P「気づいてたみたいだな。メニューにない物出してたの」
雪美「凄い……観察力……」
その後、かな子とみちるが壮絶な争いを繰り広げ、かな子が師匠と呼ばれるようになるのはまた別の話。
次に訪れるアイドル >>+4
P「あ、はい。よろしければ」
みちる「ここのパン、なんだか美味しいんですよね!」
P「気に入っていただけて光栄です」
みちる「あ、そうだ!」
みちる「えっと、マスター!私の我が儘に付き合っていただいて、ありがとうございました!」カランカラーン
P「気づいてたみたいだな。メニューにない物出してたの」
雪美「凄い……観察力……」
その後、かな子とみちるが壮絶な争いを繰り広げ、かな子が師匠と呼ばれるようになるのはまた別の話。
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126: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 21:11:17.26 ID:tECBDA9AO
あいさん 後
134: ミガサ 2013/06/24(月) 21:19:45.50 ID:bWsZIREW0
―――P喫茶店―――
カランカラーン
P「はい、いらっしゃいませー」
あい「お邪魔するよ」
P「あいさんいらっしゃい。今日もいつものでいいですか?」
あい「うん、よろしく」
P「あいさん、うちのオジリナルブレンド好きですよね」
あい「君が丹精込めて作ったという事が伝わってくるからね」
P「お褒めに預かり光栄です」
あい「ふふ、君にはその言葉は似合わないね」
カランカラーン
P「はい、いらっしゃいませー」
あい「お邪魔するよ」
P「あいさんいらっしゃい。今日もいつものでいいですか?」
あい「うん、よろしく」
P「あいさん、うちのオジリナルブレンド好きですよね」
あい「君が丹精込めて作ったという事が伝わってくるからね」
P「お褒めに預かり光栄です」
あい「ふふ、君にはその言葉は似合わないね」
135: ミガサ 2013/06/24(月) 21:23:33.52 ID:bWsZIREW0
P「どうぞ」コトッ
あい「ありがとう……君の店に初めて来てから、一ヶ月くらいかな?」
P「そうですね。あの時のあいさん、可愛かったですよ」
あい「やめてくれ。君に可愛いと言われるのはむずがゆい」
P「まさか泣き出すとは思ってなくて。その後微妙に幼児退行してましたし」
あい「それだけ私が君のことを想っていたということだ」
P「……そ、そうですか」
あい「ふふ、照れているな」
P「お返しですか」
あい「そうだね……うん、美味しい」ズズズッ
あい「ありがとう……君の店に初めて来てから、一ヶ月くらいかな?」
P「そうですね。あの時のあいさん、可愛かったですよ」
あい「やめてくれ。君に可愛いと言われるのはむずがゆい」
P「まさか泣き出すとは思ってなくて。その後微妙に幼児退行してましたし」
あい「それだけ私が君のことを想っていたということだ」
P「……そ、そうですか」
あい「ふふ、照れているな」
P「お返しですか」
あい「そうだね……うん、美味しい」ズズズッ
136: ミガサ 2013/06/24(月) 21:27:42.68 ID:bWsZIREW0
P「あいさん、結構ストレートに言うようになりましたよね」
あい「それだけじゃない。髪もちょっとずつ伸ばしているんだが、どうかな?」
P「きっと似合うと思いますよ」
あい「ふふ、君がそう言ってくれるなら続けようかな」
P「……最近、調子はどうですか?」
あい「ぼちぼち、かな。君がいないのは少し寂しい」
P「……」
あい「ふふふ、可愛いね。君は」
P「からかわないでください……」
あい「それだけじゃない。髪もちょっとずつ伸ばしているんだが、どうかな?」
P「きっと似合うと思いますよ」
あい「ふふ、君がそう言ってくれるなら続けようかな」
P「……最近、調子はどうですか?」
あい「ぼちぼち、かな。君がいないのは少し寂しい」
P「……」
あい「ふふふ、可愛いね。君は」
P「からかわないでください……」
138: ミガサ 2013/06/24(月) 21:32:16.29 ID:bWsZIREW0
あい「さて、そろそろ私は行くよ」
P「そうですか。またのご来店をお待ちしております」
あい「素っ気なくないかな。こう、行ってらっしゃいませご主人様とか、ないのかな?」
P「……行ってらっしゃいませ。お嬢様」
あい「似合わないね。かなり」
P「言わせておいてそれっすか」
あい「ああ、君は」
あい「いつも通り働いているのが、一番カッコイイと思うよ」
あい「それこそ、私が惚れそうなくらいにね。それじゃあね、P君」
次に喫茶店を訪れるアイドル >>+4
P「そうですか。またのご来店をお待ちしております」
あい「素っ気なくないかな。こう、行ってらっしゃいませご主人様とか、ないのかな?」
P「……行ってらっしゃいませ。お嬢様」
あい「似合わないね。かなり」
P「言わせておいてそれっすか」
あい「ああ、君は」
あい「いつも通り働いているのが、一番カッコイイと思うよ」
あい「それこそ、私が惚れそうなくらいにね。それじゃあね、P君」
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142: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 21:33:21.89 ID:Xjxeui+4o
智絵里
148: ミガサ 2013/06/24(月) 21:38:18.20 ID:bWsZIREW0
―――女子寮 智絵里の隠し部屋―――
智絵里「……」
智絵里「ふふふふふ……」
智絵里「今日はですね?四葉のクローバーを5本も見つけたんです」
智絵里「これで、5倍も幸せになれますね……ふふふ」
智絵里「ほら、もっと見てください……」
智絵里「もっと、もっと、私を見て……見捨てないでください。Pさん……」
智絵里「……」
智絵里「ふふふふふ……」
智絵里「今日はですね?四葉のクローバーを5本も見つけたんです」
智絵里「これで、5倍も幸せになれますね……ふふふ」
智絵里「ほら、もっと見てください……」
智絵里「もっと、もっと、私を見て……見捨てないでください。Pさん……」
152: ミガサ 2013/06/24(月) 21:41:19.68 ID:bWsZIREW0
―――事務所―――
ちひろ「智絵里ちゃんの行方が分からない?」
桃華「そうですの」
ちひろ「どういうことですか?今日は仕事終わったあと、直帰したはずですが」
桃華「それを聞いて、先ほど智絵里さんの家に行ってみたんですの」
桃華「でも……誰もいなかったんですの」
ちひろ「え?もう帰ってるはずですよね?」
桃華「ええ。智絵里さんが家に入るのを見たという人もいましたの」
ちひろ「……」
桃華「……」
ちひろ「……とりあえず、こちらで探ってみます」
桃華「よろしくお願いするですの……」
ちひろ「智絵里ちゃんの行方が分からない?」
桃華「そうですの」
ちひろ「どういうことですか?今日は仕事終わったあと、直帰したはずですが」
桃華「それを聞いて、先ほど智絵里さんの家に行ってみたんですの」
桃華「でも……誰もいなかったんですの」
ちひろ「え?もう帰ってるはずですよね?」
桃華「ええ。智絵里さんが家に入るのを見たという人もいましたの」
ちひろ「……」
桃華「……」
ちひろ「……とりあえず、こちらで探ってみます」
桃華「よろしくお願いするですの……」
155: ミガサ 2013/06/24(月) 21:44:31.14 ID:bWsZIREW0
―――女子寮 智絵里の部屋―――
ちひろ「……智絵里ちゃん?」コンコン
ちひろ「……?」
ちひろ「智絵里ちゃん?入っていいかしら?」
ちひろ「……」
ちひろ「……入るわよー?」ガチャ
ちひろ「智絵里ちゃーん?いるなら返事してー?」
ちひろ「……寮長に報告した方が」
智絵里「あの……どうかしましたか?」
ちひろ「ひっ。智絵里ちゃん。いたなら返事してくれると嬉しいわ」
智絵里「ごめんなさい……夢中になってて」
ちひろ「……智絵里ちゃん?」コンコン
ちひろ「……?」
ちひろ「智絵里ちゃん?入っていいかしら?」
ちひろ「……」
ちひろ「……入るわよー?」ガチャ
ちひろ「智絵里ちゃーん?いるなら返事してー?」
ちひろ「……寮長に報告した方が」
智絵里「あの……どうかしましたか?」
ちひろ「ひっ。智絵里ちゃん。いたなら返事してくれると嬉しいわ」
智絵里「ごめんなさい……夢中になってて」
156: ミガサ 2013/06/24(月) 21:46:59.04 ID:bWsZIREW0
ちひろ「そう。でも声も聞こえないし、電気も付けないのはどうかと思うわ」
智絵里「すみません……」
ちひろ「いるならいいのよ。桃華ちゃんが心配してたわ」
智絵里「ごめんなさい。この時間は……反応がだいぶ遅くなると、伝えてください」
ちひろ「わかったわ」
智絵里「心配かけてすみませんでした……」
ちひろ「いえいえ、それじゃあ―――」
まゆ「ふふ、ダメですよぉ。ちひろさん」
ちひろ「……まゆ、ちゃん?」
智絵里「すみません……」
ちひろ「いるならいいのよ。桃華ちゃんが心配してたわ」
智絵里「ごめんなさい。この時間は……反応がだいぶ遅くなると、伝えてください」
ちひろ「わかったわ」
智絵里「心配かけてすみませんでした……」
ちひろ「いえいえ、それじゃあ―――」
まゆ「ふふ、ダメですよぉ。ちひろさん」
ちひろ「……まゆ、ちゃん?」
157: ミガサ 2013/06/24(月) 21:51:27.34 ID:bWsZIREW0
まゆ「智絵里ちゃん、手に持ってる物……離そうねぇ?」
ちひろ「―――え?」
智絵里「……何も、持ってませんよ」
まゆ「だったらぁ……ゆっくりと、手を前に出してみたらどうかしら」
智絵里「……できません」
まゆ「なんでかしら」
智絵里「……特に理由はないです」
ちひろ「(後ろ手……?)」チラッ
ちひろ「っ」ザッ
智絵里「……どうして、後ろに下がるんですか?」
ちひろ「……(包丁……?!)」
ちひろ「―――え?」
智絵里「……何も、持ってませんよ」
まゆ「だったらぁ……ゆっくりと、手を前に出してみたらどうかしら」
智絵里「……できません」
まゆ「なんでかしら」
智絵里「……特に理由はないです」
ちひろ「(後ろ手……?)」チラッ
ちひろ「っ」ザッ
智絵里「……どうして、後ろに下がるんですか?」
ちひろ「……(包丁……?!)」
158: ミガサ 2013/06/24(月) 21:54:54.47 ID:bWsZIREW0
まゆ「ねぇ、智絵里ちゃん……お部屋の中、見せてもらっていい?」
智絵里「……どうしてですか?」
まゆ「だってぇ……智絵里ちゃん、寮を改造して隠し部屋作ってるじゃない」
ちひろ「え?!そ、そんな!」
まゆ「正確には……寮長にまだ報告していない間取りがあるのよねぇ」
智絵里「……どうしてそれを、知っているんですか?」
まゆ「なんでかしら」
智絵里「……」
まゆ「……」
ちひろ「(私の場違い感)」
智絵里「……どうしてですか?」
まゆ「だってぇ……智絵里ちゃん、寮を改造して隠し部屋作ってるじゃない」
ちひろ「え?!そ、そんな!」
まゆ「正確には……寮長にまだ報告していない間取りがあるのよねぇ」
智絵里「……どうしてそれを、知っているんですか?」
まゆ「なんでかしら」
智絵里「……」
まゆ「……」
ちひろ「(私の場違い感)」
159: ミガサ 2013/06/24(月) 21:57:00.99 ID:bWsZIREW0
まゆ「……幻想のPさんに甘えて、楽しいかしらぁ?」
智絵里「っ!!」
まゆ「楽しいでしょうねぇ。貴方の中のPさんは、貴方がして欲しいことをしてくれる……」
まゆ「私も随分、やったものだわぁ……」
智絵里「Pさんは幻想なんかじゃない」
まゆ「え?」
智絵里「Pさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないっ!!」
智絵里「っ!!」
まゆ「楽しいでしょうねぇ。貴方の中のPさんは、貴方がして欲しいことをしてくれる……」
まゆ「私も随分、やったものだわぁ……」
智絵里「Pさんは幻想なんかじゃない」
まゆ「え?」
智絵里「Pさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないPさんは幻想なんかじゃないっ!!」
164: ミガサ 2013/06/24(月) 22:00:53.60 ID:bWsZIREW0
智絵里「貴方に、貴方に何がわかるんですか」
まゆ「わかるわよぉ……あなたは私と似てるからぁ……」
智絵里「……知ったような口を聞かないでくださ」
まゆ「あなたこそ―――Pさんや私を知ったような口を聞かないでくれるかしら」
智絵里「っ」
まゆ「Pさんで妄想するのは勝手だけど……Pさんを汚すのだけは、許せないわぁ……」
智絵里「違う、違う……Pさんは私をずっと見ててくれる、Pさんは、Pさんは」
まゆ「……甘ったれないで!!」
智絵里「ひっ?!」
ちひろ「ひぃっ!?」
まゆ「わかるわよぉ……あなたは私と似てるからぁ……」
智絵里「……知ったような口を聞かないでくださ」
まゆ「あなたこそ―――Pさんや私を知ったような口を聞かないでくれるかしら」
智絵里「っ」
まゆ「Pさんで妄想するのは勝手だけど……Pさんを汚すのだけは、許せないわぁ……」
智絵里「違う、違う……Pさんは私をずっと見ててくれる、Pさんは、Pさんは」
まゆ「……甘ったれないで!!」
智絵里「ひっ?!」
ちひろ「ひぃっ!?」
165: ミガサ 2013/06/24(月) 22:06:50.76 ID:bWsZIREW0
まゆ「……いつまで、妄想の中のPさんにすがるのかしら」
まゆ「自分の足で、立ち上がろうとは思えないの?」
まゆ「そんなに貴方は弱い子だったの?」
まゆ「いい加減、目を覚ましたらどうかしらぁ?……緒方智絵里」
智絵里「……私、は……見捨てられるの……嫌、で」ポロポロ
まゆ「……うーん……やっぱり、この子はPさんがいないとダメみたいですよぉ……ねぇ?」
P「あの……二人共普通に怖かったんだけど……」
智絵里「……P、さん?」
P「智絵里の様子がおかしいって、桃華から電話があってな」
ちひろ「(桃華ちゃん、Pさんにまで電話してたんですか)」
P「来てみたら……ホラー映画でも見てる気分だったよ」
まゆ「恋する女の子は盲目なんですよぉ?」
P「盲目過ぎても困りものだな……なぁ、智絵里」
まゆ「自分の足で、立ち上がろうとは思えないの?」
まゆ「そんなに貴方は弱い子だったの?」
まゆ「いい加減、目を覚ましたらどうかしらぁ?……緒方智絵里」
智絵里「……私、は……見捨てられるの……嫌、で」ポロポロ
まゆ「……うーん……やっぱり、この子はPさんがいないとダメみたいですよぉ……ねぇ?」
P「あの……二人共普通に怖かったんだけど……」
智絵里「……P、さん?」
P「智絵里の様子がおかしいって、桃華から電話があってな」
ちひろ「(桃華ちゃん、Pさんにまで電話してたんですか)」
P「来てみたら……ホラー映画でも見てる気分だったよ」
まゆ「恋する女の子は盲目なんですよぉ?」
P「盲目過ぎても困りものだな……なぁ、智絵里」
166: ミガサ 2013/06/24(月) 22:10:41.05 ID:bWsZIREW0
智絵里「なん、ですか?」
P「智絵里は、俺がいないとダメか?」
智絵里「……」
P「俺がいないと、アイドルはやっていけないか?」
智絵里「……」
P「お前は―――俺のために、アイドルをやっていたのか?」
智絵里「ち、ちが……」
P「そうだろ?だったら、俺にばっかり頼ってちゃダメだ」
智絵里「でも、私、一人じゃ」
P「一人で本当にダメな時は、頼ってもいい。でも、ダメと決め付けて俺に頼りっきりになるのは、それこそダメだ」
智絵里「……難しい、です」
P「難しいんだよ。アイドルっていうのはさ」
P「でも―――アイドル、続けたいんだろ?」
智絵里「……はい」
P「智絵里は、俺がいないとダメか?」
智絵里「……」
P「俺がいないと、アイドルはやっていけないか?」
智絵里「……」
P「お前は―――俺のために、アイドルをやっていたのか?」
智絵里「ち、ちが……」
P「そうだろ?だったら、俺にばっかり頼ってちゃダメだ」
智絵里「でも、私、一人じゃ」
P「一人で本当にダメな時は、頼ってもいい。でも、ダメと決め付けて俺に頼りっきりになるのは、それこそダメだ」
智絵里「……難しい、です」
P「難しいんだよ。アイドルっていうのはさ」
P「でも―――アイドル、続けたいんだろ?」
智絵里「……はい」
167: ミガサ 2013/06/24(月) 22:14:09.57 ID:bWsZIREW0
P「だったら自立、しなきゃな」
智絵里「……はい」
P「俺だけじゃない―――他の誰かにも、幸せを届けてやってくれ」
智絵里「……はい」
P「智絵里が自立できたと思った時―――また、来るよ」
智絵里「……はい」グスッ
P「泣くな泣くな……今だけは、頼っていいから」ナデナデ
智絵里「Pさ、Pさん……うぐ、ぐす、えぐっ、うううう……」
智絵里「……はい」
P「俺だけじゃない―――他の誰かにも、幸せを届けてやってくれ」
智絵里「……はい」
P「智絵里が自立できたと思った時―――また、来るよ」
智絵里「……はい」グスッ
P「泣くな泣くな……今だけは、頼っていいから」ナデナデ
智絵里「Pさ、Pさん……うぐ、ぐす、えぐっ、うううう……」
169: ミガサ 2013/06/24(月) 22:21:48.58 ID:bWsZIREW0
―――数週間後 P喫茶店―――
P「いやぁ……たまげたなぁ……」
智絵里「えと……何がですか?」
P「いや、お前のCD……オリコンチャート2位だろ?」
智絵里「でも……1位じゃ、ないですけど」
P「1位じゃなくても、よくやったよ」ナデナデ
智絵里「えへへ……」
P「……智絵里、質問だ」
智絵里「なん、ですか?」
P「お前は今―――誰のために、アイドルをやってる?」
智絵里「私、は」
智絵里「Pさんだけじゃない……全ての、ファンの人のために……アイドルを、やってます」
智絵里「でもその中心には……やっぱり、Pさんが、います。だけど……ただPさんだけに、依存するんじゃなくて」
智絵里「私は―――ファンや歌を聞いてくれるみんなと、一緒に歩いて行けたらいいなって……思います」
P「いやぁ……たまげたなぁ……」
智絵里「えと……何がですか?」
P「いや、お前のCD……オリコンチャート2位だろ?」
智絵里「でも……1位じゃ、ないですけど」
P「1位じゃなくても、よくやったよ」ナデナデ
智絵里「えへへ……」
P「……智絵里、質問だ」
智絵里「なん、ですか?」
P「お前は今―――誰のために、アイドルをやってる?」
智絵里「私、は」
智絵里「Pさんだけじゃない……全ての、ファンの人のために……アイドルを、やってます」
智絵里「でもその中心には……やっぱり、Pさんが、います。だけど……ただPさんだけに、依存するんじゃなくて」
智絵里「私は―――ファンや歌を聞いてくれるみんなと、一緒に歩いて行けたらいいなって……思います」
171: ミガサ 2013/06/24(月) 22:23:35.07 ID:bWsZIREW0
今日はここまでにしようかと。
明日はちょっとお休みします。また別の作品を書きたいので……
それでは、ここまで読んでくださった方々。ありがとうございました。
安価忘れてたので……
次に喫茶店を訪れるアイドル >>+7
明日はちょっとお休みします。また別の作品を書きたいので……
それでは、ここまで読んでくださった方々。ありがとうございました。
安価忘れてたので……
次に喫茶店を訪れるアイドル >>+7
178: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/24(月) 22:25:43.43 ID:0Z1pffGro
楓 前
192: ミガサ 2013/06/26(水) 20:40:00.26 ID:MOmAO1G+0
―――事務所―――
楓「……」
ちひろ「楓さん?」
楓「……」
ちひろ「楓さーん?」
楓「……」
ちひろ「楓さんっ!!」
楓「……あ、はい?」
ちひろ「もう、どうしたんですか?先ほどからずーっとぼーっとして」
楓「え?ああ……夕飯の献立を考えてまして」
ちひろ「(相変わらず、何を考えているかわからないですね……)」
楓「……」
ちひろ「楓さん?」
楓「……」
ちひろ「楓さーん?」
楓「……」
ちひろ「楓さんっ!!」
楓「……あ、はい?」
ちひろ「もう、どうしたんですか?先ほどからずーっとぼーっとして」
楓「え?ああ……夕飯の献立を考えてまして」
ちひろ「(相変わらず、何を考えているかわからないですね……)」
194: ミガサ 2013/06/26(水) 20:45:55.72 ID:MOmAO1G+0
楓「……」
楓「(何も……思いつかない……)」
楓「(何も……考えられない……)」
ちひろ「楓さーん?」
楓「あ、はい……」
ちひろ「夕飯の事を考えるのもいいですけど……仕事はちゃんとやってくださいよ?」
楓「はい……」
楓「(何も……思いつかない……)」
楓「(何も……考えられない……)」
ちひろ「楓さーん?」
楓「あ、はい……」
ちひろ「夕飯の事を考えるのもいいですけど……仕事はちゃんとやってくださいよ?」
楓「はい……」
195: ミガサ 2013/06/26(水) 20:49:55.86 ID:MOmAO1G+0
―――数時間後―――
オツカレサマデシター
楓「……」
楓「(仕事にも身が入らないなんて……)」
楓「(これじゃあ、私もあの子達の事言えないわね……)」
菜々「おっ疲れ様でーす☆」キャピルーン
楓「……」スタスタ
菜々「えっ?!まさかの無視?!」
楓「……あ……菜々さん」
菜々「えっとぉ、まさか気づかなかったとか?」
楓「……気づきませんでした」
菜々「……」
オツカレサマデシター
楓「……」
楓「(仕事にも身が入らないなんて……)」
楓「(これじゃあ、私もあの子達の事言えないわね……)」
菜々「おっ疲れ様でーす☆」キャピルーン
楓「……」スタスタ
菜々「えっ?!まさかの無視?!」
楓「……あ……菜々さん」
菜々「えっとぉ、まさか気づかなかったとか?」
楓「……気づきませんでした」
菜々「……」
196: ミガサ 2013/06/26(水) 20:55:14.18 ID:MOmAO1G+0
楓「それで、あの……何か?」
菜々「……うーん……」
楓「あの……?」
菜々「楓さん。今日、飲みに行きませんか?」
楓「……菜々さんは17歳……」
菜々「細かいことはいいんです!楓さん!宴会してもえ~んかい?なーんちゃって……」
楓「……あ、はい……」
菜々「」
楓「それじゃ、あの……他の人に見られないように、事務所で……」
菜々「ハ、ハイ」
楓「それじゃあ……」スタスタ
菜々「……え?あれ、本当に楓さん?」
菜々「……うーん……」
楓「あの……?」
菜々「楓さん。今日、飲みに行きませんか?」
楓「……菜々さんは17歳……」
菜々「細かいことはいいんです!楓さん!宴会してもえ~んかい?なーんちゃって……」
楓「……あ、はい……」
菜々「」
楓「それじゃ、あの……他の人に見られないように、事務所で……」
菜々「ハ、ハイ」
楓「それじゃあ……」スタスタ
菜々「……え?あれ、本当に楓さん?」
197: ミガサ 2013/06/26(水) 20:59:09.15 ID:MOmAO1G+0
―――P喫茶店(飲み会場)―――
友紀「酒だー!」
茄子「お酒をもって来てくださ~い♪」ギュゥゥゥゥ
P「友紀いいいいいい!!これ以上茄子を煽らないでくれええええええ!!」
友紀「いいじゃんいいじゃ~ん!Pさんも幸せっしょ?」
P「幸せだけど!これ以上ないくらい幸せだけど!俺の理性がさ!!」
茄子「Pさ~ん♪」ギュムゥゥゥ
P「か、茄子、一旦離れて」
カランカラーン!
P「い、今だ!は、はいいらっしゃいませ!!」スルン
菜々「こんにっちはー!なっなでーす♪」
P「また酒癖悪い人が来たあああああ!!」
友紀「酒だー!」
茄子「お酒をもって来てくださ~い♪」ギュゥゥゥゥ
P「友紀いいいいいい!!これ以上茄子を煽らないでくれええええええ!!」
友紀「いいじゃんいいじゃ~ん!Pさんも幸せっしょ?」
P「幸せだけど!これ以上ないくらい幸せだけど!俺の理性がさ!!」
茄子「Pさ~ん♪」ギュムゥゥゥ
P「か、茄子、一旦離れて」
カランカラーン!
P「い、今だ!は、はいいらっしゃいませ!!」スルン
菜々「こんにっちはー!なっなでーす♪」
P「また酒癖悪い人が来たあああああ!!」
198: ミガサ 2013/06/26(水) 21:01:35.11 ID:MOmAO1G+0
友紀「いぇーい!菜々さんこんばんはー!」
茄子「こんばんはぁ~♪」
菜々「うわ、茄子さんもう出来上がっちゃってるじゃないですか」
P「そうなんだよな……」
菜々「あ、あと一人後で来ますから。予約お願いします~」
P「え」
カランカラーン
楓「あの……菜々さん、ここ、喫茶店じゃ……」
友紀「楓ちゃんばんはー!」
茄子「ばんはー♪」
菜々「こっちですよ楓さーん!」
P「……楓、さん?」
楓「あ……」
茄子「こんばんはぁ~♪」
菜々「うわ、茄子さんもう出来上がっちゃってるじゃないですか」
P「そうなんだよな……」
菜々「あ、あと一人後で来ますから。予約お願いします~」
P「え」
カランカラーン
楓「あの……菜々さん、ここ、喫茶店じゃ……」
友紀「楓ちゃんばんはー!」
茄子「ばんはー♪」
菜々「こっちですよ楓さーん!」
P「……楓、さん?」
楓「あ……」
199: ミガサ 2013/06/26(水) 21:05:18.97 ID:MOmAO1G+0
楓「……どうして、ここにいるんですか?」
P「まぁ、その……成り行きで。喫茶店兼飲み会場を……経営しています」
友紀「楓さーん!一緒に飲もうよー!あははは!」
菜々「友紀さん!ビールのいっき飲みはやめたほうが」
茄子「いっき!いっき!」
P「そこ!煽らない!!」
楓「……どうして、教えてくれなかったんですか?」
P「……別の人生を、送りたかったので」
楓「……その、別の人生に、どうして私を……」
P「え?」
楓「……いえ、なんでもないです。では失礼しますね」スタスタ
菜々「楓さーん!友紀さんを止めてくださいー!!」
P「まぁ、その……成り行きで。喫茶店兼飲み会場を……経営しています」
友紀「楓さーん!一緒に飲もうよー!あははは!」
菜々「友紀さん!ビールのいっき飲みはやめたほうが」
茄子「いっき!いっき!」
P「そこ!煽らない!!」
楓「……どうして、教えてくれなかったんですか?」
P「……別の人生を、送りたかったので」
楓「……その、別の人生に、どうして私を……」
P「え?」
楓「……いえ、なんでもないです。では失礼しますね」スタスタ
菜々「楓さーん!友紀さんを止めてくださいー!!」
200: ミガサ 2013/06/26(水) 21:08:22.21 ID:MOmAO1G+0
―――一時間後―――
楓「どうして、私に、教えてくれなかったんですかぁ?」
P「……やっぱこうなるのね」
楓「私、心配で心配で、仕事にも身が入らなかったんですよ?」
P「……そう、ですか」
楓「今日だって、菜々さんが誘ってくれなかったら私、部屋で一人でお酒飲んでました」
P「そんな頻繁に飲むようになったんですか?」
楓「……Pさんがいなくなってから、眠れなくなったんれす」
P「……」
楓「どうして、私に、教えてくれなかったんですかぁ?」
P「……やっぱこうなるのね」
楓「私、心配で心配で、仕事にも身が入らなかったんですよ?」
P「……そう、ですか」
楓「今日だって、菜々さんが誘ってくれなかったら私、部屋で一人でお酒飲んでました」
P「そんな頻繁に飲むようになったんですか?」
楓「……Pさんがいなくなってから、眠れなくなったんれす」
P「……」
204: ミガサ 2013/06/26(水) 21:14:31.24 ID:MOmAO1G+0
楓「不安で、不安で、眠れないんです」
楓「酔って眠っても、Pさんがいなくなるあの日の風景ばっかり見ちゃうんです」
楓「……Pさん、私、ダメな女になっちゃったみたいです……」
P「……楓さんは、ダメな女じゃないですよ」
楓「……あなたがいないと、何もできない女なのに?」
P「ええ……その気持ちを押しとどめて、他のアイドル達の世話をしてくれてたんですよね?」
楓「……ちひろさんから聞いたんですか?」
P「はい。楓さんや、志乃さんが色んな子の話し相手になってあげてたって」
P「それで元気になった子も、何人もいるって」
楓「……」
楓「酔って眠っても、Pさんがいなくなるあの日の風景ばっかり見ちゃうんです」
楓「……Pさん、私、ダメな女になっちゃったみたいです……」
P「……楓さんは、ダメな女じゃないですよ」
楓「……あなたがいないと、何もできない女なのに?」
P「ええ……その気持ちを押しとどめて、他のアイドル達の世話をしてくれてたんですよね?」
楓「……ちひろさんから聞いたんですか?」
P「はい。楓さんや、志乃さんが色んな子の話し相手になってあげてたって」
P「それで元気になった子も、何人もいるって」
楓「……」
206: >>203 中途半端に酔ってると思ってください 2013/06/26(水) 21:18:19.84 ID:MOmAO1G+0
P「だから」ギュッ
楓「あ……」
P「今度は、俺がいくらでも話し相手になりますから」
P「どんなにくだらない話でも、悲しい話でも、付き合いますから」
P「だから……今日くらいは、子供みたいに、俺に甘えてください」
楓「……うん……P、さん……」
P「楓さん……」
友紀「ひゅーひゅー!あっついねー!」
菜々「羨ましいなー……」
茄子「……zzz」
楓「……」
P「……」
楓「あ……」
P「今度は、俺がいくらでも話し相手になりますから」
P「どんなにくだらない話でも、悲しい話でも、付き合いますから」
P「だから……今日くらいは、子供みたいに、俺に甘えてください」
楓「……うん……P、さん……」
P「楓さん……」
友紀「ひゅーひゅー!あっついねー!」
菜々「羨ましいなー……」
茄子「……zzz」
楓「……」
P「……」
207: ミガサ 2013/06/26(水) 21:20:58.65 ID:MOmAO1G+0
―――女子寮の近く―――
P「ほら、お前ら起きろ。俺はここまでしか送れないんだから」
友紀「うー、もう朝ー?」
菜々「菜々はぁ、じゅうななさいなんですよぉ……」
茄子「……はっ、おはようございます」
P「……楓さん、送って行ってもらえますか?」
楓「……」
P「楓さん?」
楓「……嫌、です」
P「えっ」
P「ほら、お前ら起きろ。俺はここまでしか送れないんだから」
友紀「うー、もう朝ー?」
菜々「菜々はぁ、じゅうななさいなんですよぉ……」
茄子「……はっ、おはようございます」
P「……楓さん、送って行ってもらえますか?」
楓「……」
P「楓さん?」
楓「……嫌、です」
P「えっ」
208: ミガサ 2013/06/26(水) 21:23:15.11 ID:MOmAO1G+0
茄子「あ、じゃあ私が送っていきますね~♪」
P「大丈夫か?茄子」
茄子「はい、酔いが冷めるのは早いんです」
P「じゃあ頼むよ」
茄子「はい~♪……あとは、ごゆっくり♪」
P「え?」
茄子「はいはい、二人共行きますよ~」
楓「……」
P「えーっと、楓さん。どうして嫌なんて言ったんですか?」
楓「……もっと」
P「え?」
楓「もっと……Pさんと、一緒にいたかったから」
P「大丈夫か?茄子」
茄子「はい、酔いが冷めるのは早いんです」
P「じゃあ頼むよ」
茄子「はい~♪……あとは、ごゆっくり♪」
P「え?」
茄子「はいはい、二人共行きますよ~」
楓「……」
P「えーっと、楓さん。どうして嫌なんて言ったんですか?」
楓「……もっと」
P「え?」
楓「もっと……Pさんと、一緒にいたかったから」
210: ミガサ 2013/06/26(水) 21:25:35.04 ID:MOmAO1G+0
P「―――っ」
楓「甘えていいって、言いました」ギュゥ
P「言い、ましたけど」
楓「だから今日は―――思いっきり、甘えさせてください」ボソッ
P「!?」ゾクゾクッ
楓「……なーんて」パッ
P「あ……」
楓「ふふっ、驚きました?」
P「……からかわないでくださいよ。本気になったらどうするんですか」
楓「本気になってもいいですよ?Pさんなら」
P「えっ」
楓「甘えていいって、言いました」ギュゥ
P「言い、ましたけど」
楓「だから今日は―――思いっきり、甘えさせてください」ボソッ
P「!?」ゾクゾクッ
楓「……なーんて」パッ
P「あ……」
楓「ふふっ、驚きました?」
P「……からかわないでくださいよ。本気になったらどうするんですか」
楓「本気になってもいいですよ?Pさんなら」
P「えっ」
211: ミガサ 2013/06/26(水) 21:29:37.49 ID:MOmAO1G+0
P「じょ、冗談ですよね?」
楓「冗談じゃ……ないですよ?」
P「……」
楓「ふふふっ、Pさんがその気になってくれるまで―――これで、我慢しておきます」チュッ
P「」
楓「顔、真っ赤ですよ?酔っ払ったみたい♪」
楓「Pさん……私、ダメな女でもいいかなって思います」
楓「だって……今日みたいに、Pさんに甘えられますから」
楓「だけど今度は……本気に、させちゃいますから♪」
次に喫茶店を訪れるアイドル >>+4
楓「冗談じゃ……ないですよ?」
P「……」
楓「ふふふっ、Pさんがその気になってくれるまで―――これで、我慢しておきます」チュッ
P「」
楓「顔、真っ赤ですよ?酔っ払ったみたい♪」
楓「Pさん……私、ダメな女でもいいかなって思います」
楓「だって……今日みたいに、Pさんに甘えられますから」
楓「だけど今度は……本気に、させちゃいますから♪」
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215: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/26(水) 21:30:40.19 ID:XqX3O3NRo
若葉 前
221: ミガサ 2013/06/26(水) 21:38:26.63 ID:MOmAO1G+0
―――女子寮 若葉の部屋―――
若葉「……」カチ カチ
若葉「……やっぱり、足りませんね……」
若葉「どこに行っちゃったのかな……ここの1ピース……」
若葉「お気に入りのパズルだったのにな……」
若葉「……」ポロポロ
若葉「あう、泣いちゃダメです。私はおねーさんなんですから」
若葉「ジグソーパズルが完成しないくらいで……泣いちゃ、ダメです」
若葉「……」カチ カチ
若葉「……やっぱり、足りませんね……」
若葉「どこに行っちゃったのかな……ここの1ピース……」
若葉「お気に入りのパズルだったのにな……」
若葉「……」ポロポロ
若葉「あう、泣いちゃダメです。私はおねーさんなんですから」
若葉「ジグソーパズルが完成しないくらいで……泣いちゃ、ダメです」
222: ミガサ 2013/06/26(水) 21:40:29.08 ID:MOmAO1G+0
―――事務所―――
若葉「あの~、ちひろさん」
ちひろ「なんですか?」
若葉「その……事務所に、ジグソーパズルのピースみたいなの……落ちてませんでしたか~?」
ちひろ「さぁ……あっても、業者さんが捨ててしまうんじゃないでしょうか」
若葉「そう、ですか……」
ちひろ「一応こっちでも探してみますね」
若葉「お願いします~」
若葉「……はぁ……」
若葉「あの~、ちひろさん」
ちひろ「なんですか?」
若葉「その……事務所に、ジグソーパズルのピースみたいなの……落ちてませんでしたか~?」
ちひろ「さぁ……あっても、業者さんが捨ててしまうんじゃないでしょうか」
若葉「そう、ですか……」
ちひろ「一応こっちでも探してみますね」
若葉「お願いします~」
若葉「……はぁ……」
223: ミガサ 2013/06/26(水) 21:46:49.42 ID:MOmAO1G+0
若葉「……新しいジグソーパズルを買いましょうかね~」
卯月「どうしたんですか?若葉さん」
若葉「あ、卯月ちゃん~……ジグソーパズルのピースをなくしちゃったんです~」
卯月「そうなんですか?!一緒に探しましょう!」
若葉「……もう、見つからないと思います」
卯月「そ、そんなの探してみないとわからないですよ!」
若葉「新しいの、買うから、いいん、です」ポロポロ
卯月「……若葉、さん?」
若葉「あれ、あれれ、おかしいですね~……わ、私はお姉さんだから、泣かない……て決め、たのに」
卯月「……若葉さん!待っててください!必ず、探し出しますから!!」タッタッタ
若葉「卯月ちゃん!?」
卯月「どうしたんですか?若葉さん」
若葉「あ、卯月ちゃん~……ジグソーパズルのピースをなくしちゃったんです~」
卯月「そうなんですか?!一緒に探しましょう!」
若葉「……もう、見つからないと思います」
卯月「そ、そんなの探してみないとわからないですよ!」
若葉「新しいの、買うから、いいん、です」ポロポロ
卯月「……若葉、さん?」
若葉「あれ、あれれ、おかしいですね~……わ、私はお姉さんだから、泣かない……て決め、たのに」
卯月「……若葉さん!待っててください!必ず、探し出しますから!!」タッタッタ
若葉「卯月ちゃん!?」
224: ミガサ 2013/06/26(水) 21:49:43.72 ID:MOmAO1G+0
凛『……うん、わかった。女子寮総出で探してみる』
未央『こっちは任せてー!』
卯月「うん、お願い二人共!」
若葉「あの~……一体何を?」
卯月「みんなに協力してもらって、探してもらうことにしたんです」
若葉「そんな、悪いですよ~」
卯月「諦めちゃダメです!」
若葉「……どうしてそこまでしてくれるんですか~?」
卯月「だって私達、仲間じゃないですか!」
未央『こっちは任せてー!』
卯月「うん、お願い二人共!」
若葉「あの~……一体何を?」
卯月「みんなに協力してもらって、探してもらうことにしたんです」
若葉「そんな、悪いですよ~」
卯月「諦めちゃダメです!」
若葉「……どうしてそこまでしてくれるんですか~?」
卯月「だって私達、仲間じゃないですか!」
229: ミガサ 2013/06/26(水) 21:53:06.85 ID:MOmAO1G+0
―――数時間後―――
凛『ごめん、それらしきものは見つからなかった……』
未央『こっちも……』
卯月「……そっか」
若葉「……だから見つからないって、言ったじゃないですか」
卯月「っ、だ、ダメです!ここで、Pさんなら、絶対、絶対諦めません!!」
若葉「Pさん……なら……」
卯月「で、でも、どうすれば……ああもう、大丈夫かな、出てくれるかな?」プルルルル
若葉「どこに、電話……」
卯月「Pさんのところです!!」
若葉「……へ?」
凛『ごめん、それらしきものは見つからなかった……』
未央『こっちも……』
卯月「……そっか」
若葉「……だから見つからないって、言ったじゃないですか」
卯月「っ、だ、ダメです!ここで、Pさんなら、絶対、絶対諦めません!!」
若葉「Pさん……なら……」
卯月「で、でも、どうすれば……ああもう、大丈夫かな、出てくれるかな?」プルルルル
若葉「どこに、電話……」
卯月「Pさんのところです!!」
若葉「……へ?」
230: ミガサ 2013/06/26(水) 21:55:25.29 ID:MOmAO1G+0
―――P喫茶店―――
P「……で、結局来たのか」
卯月「あはは……」
凛「Pさん、ミルクティー」
未央「あたしもー!」
卯月「なんでナチュラルに二人がいるの?!」
P「おんなじ考えだったみたいだぞ。お前ら全員」
若葉「……P、さん」
P「若葉、久しぶりだな。背、伸びたか?」ナデナデ
若葉「数週間程度で……伸びるわけ、ないもん……」
P「そっか」
P「……で、結局来たのか」
卯月「あはは……」
凛「Pさん、ミルクティー」
未央「あたしもー!」
卯月「なんでナチュラルに二人がいるの?!」
P「おんなじ考えだったみたいだぞ。お前ら全員」
若葉「……P、さん」
P「若葉、久しぶりだな。背、伸びたか?」ナデナデ
若葉「数週間程度で……伸びるわけ、ないもん……」
P「そっか」
231: ミガサ 2013/06/26(水) 21:58:45.69 ID:MOmAO1G+0
P「……ジグソーパズル?」
卯月「そうなんですよ!何か知りませんか?」
P「……待てよ」タッタッタ
若葉「……Pさん?」
P「これ、か?」スッ
若葉「……これ!これなの!」
卯月&凛&未央『ああ、やっぱり』
P「……お前らに俺がどう思われてるのか知りたいな」
卯月「えっと……何でも出来る人」
未央「なんだかんだでフラグを回収してくれる人」
凛「結婚相手」
若葉「えっ!?」
P「若葉、凛は気にしないでいいから」
卯月「そうなんですよ!何か知りませんか?」
P「……待てよ」タッタッタ
若葉「……Pさん?」
P「これ、か?」スッ
若葉「……これ!これなの!」
卯月&凛&未央『ああ、やっぱり』
P「……お前らに俺がどう思われてるのか知りたいな」
卯月「えっと……何でも出来る人」
未央「なんだかんだでフラグを回収してくれる人」
凛「結婚相手」
若葉「えっ!?」
P「若葉、凛は気にしないでいいから」
232: ミガサ 2013/06/26(水) 22:02:42.35 ID:MOmAO1G+0
卯月「で、どうして持ってたんですか?」
P「いや、プロデューサーを辞める直前に事務所内で見つけてな。見覚えのある模様だったから」
若葉「……P、さん……ありがとう、ございます」
P「忘れてた俺も悪い……それ、俺からのプレゼントだよな?」
若葉「……覚えて、たんですか?」
P「当たり前だろ。若葉と一緒に選んだジグソーパズだ」
若葉「そう、です」
P「また、新しいの買いに行こうな」
若葉「うんっ……!」
凛「デート……」
未央「そうだよね、アレ」
卯月「いいなー……」
P「いや、プロデューサーを辞める直前に事務所内で見つけてな。見覚えのある模様だったから」
若葉「……P、さん……ありがとう、ございます」
P「忘れてた俺も悪い……それ、俺からのプレゼントだよな?」
若葉「……覚えて、たんですか?」
P「当たり前だろ。若葉と一緒に選んだジグソーパズだ」
若葉「そう、です」
P「また、新しいの買いに行こうな」
若葉「うんっ……!」
凛「デート……」
未央「そうだよね、アレ」
卯月「いいなー……」
233: ミガサ 2013/06/26(水) 22:05:30.16 ID:MOmAO1G+0
若葉「あの……頭、撫でてください……」
P「え?」
若葉「……二度も言わせないの」
P「子供扱いは嫌なんじゃなかったか?」
若葉「……Pさんになら、いいかもしれない、です」
P「そっか」ナデナデ
若葉「んっ……あのね、お礼……したいの」
P「いいってお礼なんて―――」
若葉「んーっ」チュッ
凛&卯月&未央「」ガタッ!
P「……」
若葉「えへへ、私の初めて……あげるの」
P「え?」
若葉「……二度も言わせないの」
P「子供扱いは嫌なんじゃなかったか?」
若葉「……Pさんになら、いいかもしれない、です」
P「そっか」ナデナデ
若葉「んっ……あのね、お礼……したいの」
P「いいってお礼なんて―――」
若葉「んーっ」チュッ
凛&卯月&未央「」ガタッ!
P「……」
若葉「えへへ、私の初めて……あげるの」
234: ミガサ 2013/06/26(水) 22:09:56.80 ID:MOmAO1G+0
P「俺、そろそろマスクでもした方がいいのかな」
若葉「それじゃあかっこいい顔が見えないの……」
P「そ、そうか」
若葉「照れてます?」
P「まぁ、若葉は……お姉さん、だからな」
若葉「そうなんですよ。私はお姉さんなんです。だから、Pさん……」
若葉「今度、私と一緒にジグソーパズルを完成させてください……」
若葉「私の……心の中の恋心と、一緒に……♪」
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若葉「それじゃあかっこいい顔が見えないの……」
P「そ、そうか」
若葉「照れてます?」
P「まぁ、若葉は……お姉さん、だからな」
若葉「そうなんですよ。私はお姉さんなんです。だから、Pさん……」
若葉「今度、私と一緒にジグソーパズルを完成させてください……」
若葉「私の……心の中の恋心と、一緒に……♪」
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239: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/26(水) 22:11:06.97 ID:kncjyQAAO
櫂 前
245: ミガサ 2013/06/26(水) 22:16:52.23 ID:MOmAO1G+0
―――海―――
櫂「プハッ!」ザブン!
櫂「はあっ、はあっ……」
櫂「……うーん……」
櫂「泳いでも泳いでも……胸のつかえが取れないなー……」
櫂「こんなの初めてだよ……いつもは泳いだら、些細な事なんて忘れられるのに……」
櫂「……Pさん、今頃何してるのかな……」
櫂「プハッ!」ザブン!
櫂「はあっ、はあっ……」
櫂「……うーん……」
櫂「泳いでも泳いでも……胸のつかえが取れないなー……」
櫂「こんなの初めてだよ……いつもは泳いだら、些細な事なんて忘れられるのに……」
櫂「……Pさん、今頃何してるのかな……」
247: >>242 相葉ちゃんじゃないでしょうか? 2013/06/26(水) 22:22:35.00 ID:MOmAO1G+0
乃々「あの……」
櫂「あれ、乃々ちゃん。こんなところでどうしたの?」
乃々「散歩ですけど……」
櫂「そうなんだ?」
乃々「そういう櫂さんは……」
櫂「泳いでる」
乃々「いや、わかりますけど……」
櫂「そうだ、乃々ちゃんも泳ぐ?」
乃々「え、遠慮しておきます……」
櫂「あれ、乃々ちゃん。こんなところでどうしたの?」
乃々「散歩ですけど……」
櫂「そうなんだ?」
乃々「そういう櫂さんは……」
櫂「泳いでる」
乃々「いや、わかりますけど……」
櫂「そうだ、乃々ちゃんも泳ぐ?」
乃々「え、遠慮しておきます……」
248: ミガサ 2013/06/26(水) 22:25:24.98 ID:MOmAO1G+0
櫂「散歩コースなの?ここ」
乃々「いえ……気まぐれですけど……」
櫂「そっかぁ……もしかして、仕事から逃げてきたとか」
乃々「逃げる理由……ありませんし」
櫂「え?お仕事嫌だから逃げてたんじゃないの?」
乃々「それもありますけど……別の理由というか……」
櫂「何それ?教えて教えて!」
乃々「む、むーりぃ……」
櫂「いいじゃんいいじゃん。減るもんじゃあるまいし」
乃々「うう……い、言いたくないです」
乃々「いえ……気まぐれですけど……」
櫂「そっかぁ……もしかして、仕事から逃げてきたとか」
乃々「逃げる理由……ありませんし」
櫂「え?お仕事嫌だから逃げてたんじゃないの?」
乃々「それもありますけど……別の理由というか……」
櫂「何それ?教えて教えて!」
乃々「む、むーりぃ……」
櫂「いいじゃんいいじゃん。減るもんじゃあるまいし」
乃々「うう……い、言いたくないです」
249: ミガサ 2013/06/26(水) 22:30:36.24 ID:MOmAO1G+0
櫂「いいじゃんいいじゃ……っ?!」
乃々「ど、どうしたんですか?」
櫂「っ、っ?!」バシャバシャ
乃々「か、櫂さーん?だ、大丈夫ですか……?」
櫂「(や、やば……クラゲかなんかに足刺されたっ……?!)」
乃々「な、なんかヤバそうなんですけど……た、助け……あう……」
櫂「(やば、溺れるっ……!)」バシャバシャ
乃々「わ、私泳げませんし……そ、そうだ、P……さん!」プルルルル
P『おう、乃々か?どうし』
乃々『か、櫂さんが、海で溺れ』
P『二十秒で行く。待ってろ!』
乃々「え……」
乃々「ど、どうしたんですか?」
櫂「っ、っ?!」バシャバシャ
乃々「か、櫂さーん?だ、大丈夫ですか……?」
櫂「(や、やば……クラゲかなんかに足刺されたっ……?!)」
乃々「な、なんかヤバそうなんですけど……た、助け……あう……」
櫂「(やば、溺れるっ……!)」バシャバシャ
乃々「わ、私泳げませんし……そ、そうだ、P……さん!」プルルルル
P『おう、乃々か?どうし』
乃々『か、櫂さんが、海で溺れ』
P『二十秒で行く。待ってろ!』
乃々「え……」
250: ミガサ 2013/06/26(水) 22:33:29.92 ID:MOmAO1G+0
―――P喫茶店―――
櫂「……あれっ、ここ……」
乃々「Pさん!櫂さんが、目を覚ましましたけど」
P「そうか、よかった」
櫂「P、さん……?」
P「大丈夫か?気分はどうだ?」
櫂「大丈夫……あ、包帯も巻いてくれたんだね」
P「櫂が助かったのは乃々のおかげだ。感謝しろよ?」
櫂「うん、ありがと乃々ちゃん」
乃々「べ、別に……お礼とか……///」
P「……あー、えっとそれでだな……一つ、謝らなくったいけないことが」
櫂「何?……この喫茶店のこと?」
P「それもそうなんだが、えーっと、あれだ」
櫂「……あれっ、ここ……」
乃々「Pさん!櫂さんが、目を覚ましましたけど」
P「そうか、よかった」
櫂「P、さん……?」
P「大丈夫か?気分はどうだ?」
櫂「大丈夫……あ、包帯も巻いてくれたんだね」
P「櫂が助かったのは乃々のおかげだ。感謝しろよ?」
櫂「うん、ありがと乃々ちゃん」
乃々「べ、別に……お礼とか……///」
P「……あー、えっとそれでだな……一つ、謝らなくったいけないことが」
櫂「何?……この喫茶店のこと?」
P「それもそうなんだが、えーっと、あれだ」
251: ミガサ 2013/06/26(水) 22:37:08.40 ID:MOmAO1G+0
P「……人工、呼吸さ」
櫂「……えっ、もしかして……Pさん」
P「……すまんっ!乃々に頼みたかったんだが」
乃々「は、肺活量足りませんし……」
櫂「……そっかぁ……初めてはPさんにもらわれちゃったかぁ」
P「は、初めてだったのか?!す、すまない!」
櫂「ううん、別にいいよ。仕方ないよ」
P「そ、そうか」
櫂「でもー。責任、取って欲しいなー」
P「せ、責任か」
櫂「……えっ、もしかして……Pさん」
P「……すまんっ!乃々に頼みたかったんだが」
乃々「は、肺活量足りませんし……」
櫂「……そっかぁ……初めてはPさんにもらわれちゃったかぁ」
P「は、初めてだったのか?!す、すまない!」
櫂「ううん、別にいいよ。仕方ないよ」
P「そ、そうか」
櫂「でもー。責任、取って欲しいなー」
P「せ、責任か」
252: ミガサ 2013/06/26(水) 22:40:40.04 ID:MOmAO1G+0
櫂「うん、だから……今度一緒に泳ごうよ!」
P「……えっ、それでいいのか?」
櫂「あ、それならPさんに水着選んで欲しいな!」
P「お、俺に?俺のセンスなんてたかがしてれるぞ?」
櫂「Pさんのセンスを信じてるから大丈夫……ついでに乃々ちゃんも!」
乃々「えっ、いや、その」
櫂「いーからいーから!で、Pさん?」
P「出費が……ん、なんだ?」
櫂「また私が溺れたときは……助けてね?」
櫂「その時は、さ。また……人工呼吸、してもいいから♪」
P「……えっ、それでいいのか?」
櫂「あ、それならPさんに水着選んで欲しいな!」
P「お、俺に?俺のセンスなんてたかがしてれるぞ?」
櫂「Pさんのセンスを信じてるから大丈夫……ついでに乃々ちゃんも!」
乃々「えっ、いや、その」
櫂「いーからいーから!で、Pさん?」
P「出費が……ん、なんだ?」
櫂「また私が溺れたときは……助けてね?」
櫂「その時は、さ。また……人工呼吸、してもいいから♪」
253: ミガサ 2013/06/26(水) 22:42:14.92 ID:MOmAO1G+0
今日の営業はここまでで。
予定としてはこのスレは土曜辺りまで続けていきたいと思います。
それでは、またのご来店をお待ちしております。
明日の安価 >>+6
予定としてはこのスレは土曜辺りまで続けていきたいと思います。
それでは、またのご来店をお待ちしております。
明日の安価 >>+6
259: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/26(水) 22:44:27.69 ID:di5n5w2Eo
おつ
アーニャ 前
アーニャ 前
270: ミガサ 2013/06/27(木) 20:35:52.62 ID:GTHBIGIM0
アーニャ「星」
アーニャ「貴方は、星を見せてくれると言ってくれました」
アーニャ「そして、貴方は私に星を見せてくれました」
アーニャ「でもその時には既に……貴方は私の隣にはいませんでした」
アーニャ「……ヤー ハチュウ ティビャ ウヴィディチ」
アーニャ「また、会いたい―――」
アーニャ「貴方は、星を見せてくれると言ってくれました」
アーニャ「そして、貴方は私に星を見せてくれました」
アーニャ「でもその時には既に……貴方は私の隣にはいませんでした」
アーニャ「……ヤー ハチュウ ティビャ ウヴィディチ」
アーニャ「また、会いたい―――」
271: ミガサ 2013/06/27(木) 20:38:21.80 ID:GTHBIGIM0
監督「はいカットォ!いやー、お疲れ様、アナスタシアちゃん!」
アーニャ「ダー。お疲れ様でした」
監督「気持ち、凄く入ってたね。誰か思い浮かべてたりした?」
アーニャ「……いえ」
監督「そっか。でも良かった!ありがとね!」
アーニャ「ありがとうございます。……では、失礼します」
監督「ああ、それじゃあね」
アーニャ「ダー。お疲れ様でした」
監督「気持ち、凄く入ってたね。誰か思い浮かべてたりした?」
アーニャ「……いえ」
監督「そっか。でも良かった!ありがとね!」
アーニャ「ありがとうございます。……では、失礼します」
監督「ああ、それじゃあね」
272: ミガサ 2013/06/27(木) 20:42:38.62 ID:GTHBIGIM0
―――事務所―――
ちひろ「お疲れ様。アーニャちゃん」
アーニャ「ダー。お疲れ様でした」
ちひろ「総選挙で2位になってから、仕事一気に増えたけど大丈夫?」
アーニャ「ナルマーリナ。問題ありません」
ちひろ「そう、それじゃ次の仕事なんだけど―――」
アーニャ「……」
ちひろ「お疲れ様。アーニャちゃん」
アーニャ「ダー。お疲れ様でした」
ちひろ「総選挙で2位になってから、仕事一気に増えたけど大丈夫?」
アーニャ「ナルマーリナ。問題ありません」
ちひろ「そう、それじゃ次の仕事なんだけど―――」
アーニャ「……」
273: ミガサ 2013/06/27(木) 20:47:01.45 ID:GTHBIGIM0
アーニャ「……あの」
ちひろ「何かしら?」
アーニャ「プロデューサー……いえ、Pさんがどこにいるか、ちひろさんでもわかりませんか?」
ちひろ「……それは」
アーニャ「……イズヴィニーチェ。申し訳ありません」
ちひろ「あ、ううん。大丈夫よ」
ちひろ「(どうしようかしら……でも、アーニャちゃんだけ特別扱いも……)」
アーニャ「……すみません。少し、外出てきてもいいですか?」
ちひろ「え?あ、うん」
ちひろ「何かしら?」
アーニャ「プロデューサー……いえ、Pさんがどこにいるか、ちひろさんでもわかりませんか?」
ちひろ「……それは」
アーニャ「……イズヴィニーチェ。申し訳ありません」
ちひろ「あ、ううん。大丈夫よ」
ちひろ「(どうしようかしら……でも、アーニャちゃんだけ特別扱いも……)」
アーニャ「……すみません。少し、外出てきてもいいですか?」
ちひろ「え?あ、うん」
274: ミガサ 2013/06/27(木) 20:51:50.65 ID:GTHBIGIM0
―――事務所 屋上 夜―――
アーニャ「……あの日も」
アーニャ「こんなふうに、星が綺麗に見える夜でしたね」
アーニャ「一人、星を見ていた私に、話しかけてきた人」
アーニャ「……最初は、変質者かと思いましたよ」
アーニャ「ヤー ハチュウ ティビャ ウヴィディチ」
アーニャ「……また、会いたい……」
アーニャ「……あの日も」
アーニャ「こんなふうに、星が綺麗に見える夜でしたね」
アーニャ「一人、星を見ていた私に、話しかけてきた人」
アーニャ「……最初は、変質者かと思いましたよ」
アーニャ「ヤー ハチュウ ティビャ ウヴィディチ」
アーニャ「……また、会いたい……」
275: ミガサ 2013/06/27(木) 20:56:08.26 ID:GTHBIGIM0
ちひろ「アーニャちゃん」
アーニャ「……」
ちひろ「ここにいると、寒いわ」
アーニャ「……そう、ですね」
ちひろ「だから、ここに行って暖まってきなさい」
アーニャ「シトー エータ?なんですか、これは?」
ちひろ「ただのメモ帳よ。ただの、ね♪」
アーニャ「は、はい……」
ちひろ「それじゃ、明日の仕事には遅れないでね?(ま、いいか。苦労するのはPさんですし)」
アーニャ「わかっています。では、お疲れ様でした」
アーニャ「……」
ちひろ「ここにいると、寒いわ」
アーニャ「……そう、ですね」
ちひろ「だから、ここに行って暖まってきなさい」
アーニャ「シトー エータ?なんですか、これは?」
ちひろ「ただのメモ帳よ。ただの、ね♪」
アーニャ「は、はい……」
ちひろ「それじゃ、明日の仕事には遅れないでね?(ま、いいか。苦労するのはPさんですし)」
アーニャ「わかっています。では、お疲れ様でした」
276: ミガサ 2013/06/27(木) 21:00:19.56 ID:GTHBIGIM0
―――P喫茶店―――
カランカラーン
P「えっ、今日はもう閉店……」
アーニャ「あ……」
P「アー、ニャ?」
アーニャ「……はい」
P「どうして、ここに?」
アーニャ「……ちひろさんからもらった、ただのメモ帳に、地図が書いてありました」
P「……ちひろさんめ……」
アーニャ「その……あまり、ちひろさんを責めないでください」
P「わかってるよ。それより……今日はもう、出せるものも、何もないんだが」
アーニャ「そう、ですか……それなら―――」
カランカラーン
P「えっ、今日はもう閉店……」
アーニャ「あ……」
P「アー、ニャ?」
アーニャ「……はい」
P「どうして、ここに?」
アーニャ「……ちひろさんからもらった、ただのメモ帳に、地図が書いてありました」
P「……ちひろさんめ……」
アーニャ「その……あまり、ちひろさんを責めないでください」
P「わかってるよ。それより……今日はもう、出せるものも、何もないんだが」
アーニャ「そう、ですか……それなら―――」
277: ミガサ 2013/06/27(木) 21:05:00.25 ID:GTHBIGIM0
―――P喫茶店 屋根裏部屋―――
アーニャ「……驚きました」
P「そりゃな。俺もここに移ってから、ここに来たことはあまりないよ」
アーニャ「……掃除は」
P「掃除くらいはした……と思う」
アーニャ「……まぁ、いいです。それよりも……よく、見えますね」
P「俺もここからこんなに綺麗に星が見えるとは思わなかった」
アーニャ「そうですね……覚えていますか?」
P「何をだ?」
アーニャ「私を、スカウトしてくれた日の事」
P「当たり前だろ」
アーニャ「……驚きました」
P「そりゃな。俺もここに移ってから、ここに来たことはあまりないよ」
アーニャ「……掃除は」
P「掃除くらいはした……と思う」
アーニャ「……まぁ、いいです。それよりも……よく、見えますね」
P「俺もここからこんなに綺麗に星が見えるとは思わなかった」
アーニャ「そうですね……覚えていますか?」
P「何をだ?」
アーニャ「私を、スカウトしてくれた日の事」
P「当たり前だろ」
278: ミガサ 2013/06/27(木) 21:18:19.40 ID:GTHBIGIM0
アーニャ「いきなり私に話しかけてきて、警察に通報しようかと思いました」
P「無言で携帯を取り出されたときはビビったな」
アーニャ「その後、無理やりに私と一緒に天体観測を始めて」
P「自慢げに紹介した星座や星、アーニャは全部知ってたんだっけ」
アーニャ「プラーヴィリナ。むしろ私の方が知っていましたね」
P「それで、勉強してまた来るから、次の日も同じ場所で待っててくれって頼んだんだっけ」
アーニャ「そう、です。そして貴方は来てくれました」
P「その時、アイドルについて話したんだよな」
アーニャ「ええ。私を、なんて物好きな人だな、と思いました」
P「ティン!と来たからな」
アーニャ「なんですか、それ」
P「無言で携帯を取り出されたときはビビったな」
アーニャ「その後、無理やりに私と一緒に天体観測を始めて」
P「自慢げに紹介した星座や星、アーニャは全部知ってたんだっけ」
アーニャ「プラーヴィリナ。むしろ私の方が知っていましたね」
P「それで、勉強してまた来るから、次の日も同じ場所で待っててくれって頼んだんだっけ」
アーニャ「そう、です。そして貴方は来てくれました」
P「その時、アイドルについて話したんだよな」
アーニャ「ええ。私を、なんて物好きな人だな、と思いました」
P「ティン!と来たからな」
アーニャ「なんですか、それ」
279: ミガサ 2013/06/27(木) 21:26:34.81 ID:GTHBIGIM0
アーニャ「……シータ・アンドロメダェ」
P「なんだそれ?ロシア語か?」
アーニャ「違います。……星の名前、ですよ」
P「へぇ、そうなのか」
アーニャ「星言葉は、【異性を引き付ける魅力】」
P「買いかぶりすぎだよ」
アーニャ「いえ、私は……そんな貴方の魅力を短い間でも、見てきました」
アーニャ「貴方の魅力に引き付けられたからこそ……私も、アイドルとして、ここまで来れたのだと思います」
P「なんだそれ?ロシア語か?」
アーニャ「違います。……星の名前、ですよ」
P「へぇ、そうなのか」
アーニャ「星言葉は、【異性を引き付ける魅力】」
P「買いかぶりすぎだよ」
アーニャ「いえ、私は……そんな貴方の魅力を短い間でも、見てきました」
アーニャ「貴方の魅力に引き付けられたからこそ……私も、アイドルとして、ここまで来れたのだと思います」
280: ミガサ 2013/06/27(木) 21:36:03.12 ID:GTHBIGIM0
アーニャ「だからこそ―――私は貴方にお礼を言いたい」
P「お礼って……」
アーニャ「貴方と星を見て」
アーニャ「貴方と星をめざして」
アーニャ「……貴方と、星を掴んで」
アーニャ「貴方のおかげで、私は……皆さんの星に、なれたのだと思います」
アーニャ「スパシーバ バリショーエ、ヤーリュブリュー ティビャー。……本当にありがとう、ございました」
P「ちょ、何て言った?」
アーニャ「ふふっ、なんでもないですよ。ただ、ありがとう、と」
P「いやいやいや!絶対それだけじゃない!何か変な意味の言葉入れたか?!」
アーニャ「……さぁ、どうでしょうね?」
P「お礼って……」
アーニャ「貴方と星を見て」
アーニャ「貴方と星をめざして」
アーニャ「……貴方と、星を掴んで」
アーニャ「貴方のおかげで、私は……皆さんの星に、なれたのだと思います」
アーニャ「スパシーバ バリショーエ、ヤーリュブリュー ティビャー。……本当にありがとう、ございました」
P「ちょ、何て言った?」
アーニャ「ふふっ、なんでもないですよ。ただ、ありがとう、と」
P「いやいやいや!絶対それだけじゃない!何か変な意味の言葉入れたか?!」
アーニャ「……さぁ、どうでしょうね?」
281: ロシア語難しすぎ泣いた 2013/06/27(木) 21:47:56.41 ID:GTHBIGIM0
P「なんだよー。教えろよー」
アーニャ「嫌、です。それより、一緒に星を見ましょう?」
P「わかったよ。でもいつか教えてくれよ?」
アーニャ「時が来たら……ですね」
P「まぁ、気長に待ってるよ」
アーニャ「はい……」
アーニャ「……パダりー ムニェ スヴァユー リュボーフィ……なんて」
アーニャ「これからも、よろしくお願いします……Pさん」
次に喫茶店を訪れるアイドル >>+4
アーニャ「嫌、です。それより、一緒に星を見ましょう?」
P「わかったよ。でもいつか教えてくれよ?」
アーニャ「時が来たら……ですね」
P「まぁ、気長に待ってるよ」
アーニャ「はい……」
アーニャ「……パダりー ムニェ スヴァユー リュボーフィ……なんて」
アーニャ「これからも、よろしくお願いします……Pさん」
次に喫茶店を訪れるアイドル >>+4
285: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/27(木) 21:48:46.00 ID:P18dyDk2o
のあさん 前
既出なら蘭子 前
既出なら蘭子 前
292: ミガサ 2013/06/27(木) 21:54:38.83 ID:GTHBIGIM0
―――女子寮 のあの部屋―――
のあ「……」
のあ「……」
のあ「……この服を見てくれる人も……もう、いないのね」
のあ「……(ネコミミを付ける)」カポッ
のあ「……にゃあ」
のあ「……(ネコミミを床に叩きつける)」バンッ
のあ「……何をやっているのかしら、私は」
のあ「……」
のあ「……」
のあ「……この服を見てくれる人も……もう、いないのね」
のあ「……(ネコミミを付ける)」カポッ
のあ「……にゃあ」
のあ「……(ネコミミを床に叩きつける)」バンッ
のあ「……何をやっているのかしら、私は」
293: ミガサ 2013/06/27(木) 21:58:23.01 ID:GTHBIGIM0
―――事務所―――
のあ「お茶、どうぞ」
ちひろ「ありがとうございま……のあさん?!」
のあ「何かしら」
ちひろ「いや、その、メイド服……」
のあ「……恐らく、この服を着るのはこれが最後になるわ」
ちひろ「なんでそんな事を?」
のあ「……彼との思い出を、断ち切るためかしら」
ちひろ「は、はぁ」
のあ「最後に……思い出に浸ろうと思って」
ちひろ「そう、ですか」
のあ「お茶、どうぞ」
ちひろ「ありがとうございま……のあさん?!」
のあ「何かしら」
ちひろ「いや、その、メイド服……」
のあ「……恐らく、この服を着るのはこれが最後になるわ」
ちひろ「なんでそんな事を?」
のあ「……彼との思い出を、断ち切るためかしら」
ちひろ「は、はぁ」
のあ「最後に……思い出に浸ろうと思って」
ちひろ「そう、ですか」
295: ミガサ 2013/06/27(木) 22:01:45.28 ID:GTHBIGIM0
のあ「ここから彼がいなくなって、数週間が経ったわね」
ちひろ「そうですね……」
のあ「今では、何人もの子が彼なしでも頑張っているわ」
ちひろ「ええ、私も助かります」
のあ「時にちひろさん」
ちひろ「はい?」
のあ「……時々、アイドル達から【Pさん】やら【P喫茶店】やら聞こえてくるのだけど、それは気のせいかしら」
ちひろ「……」
のあ「ちひろさん?」
ちひろ「えっと、その」
のあ「ち・ひ・ろさん?」ズズイッ
ちひろ「あの、その」
ちひろ「そうですね……」
のあ「今では、何人もの子が彼なしでも頑張っているわ」
ちひろ「ええ、私も助かります」
のあ「時にちひろさん」
ちひろ「はい?」
のあ「……時々、アイドル達から【Pさん】やら【P喫茶店】やら聞こえてくるのだけど、それは気のせいかしら」
ちひろ「……」
のあ「ちひろさん?」
ちひろ「えっと、その」
のあ「ち・ひ・ろさん?」ズズイッ
ちひろ「あの、その」
296: ミガサ 2013/06/27(木) 22:03:31.94 ID:GTHBIGIM0
―――P喫茶店―――
カランカラーン
P「はい、いらっしゃ」
のあ「……」
P「い……?」
のあ「……」スタスタスタ
P「の、のあさん?」
のあ「ふっ」バチーン!
P「へぶっ?!」
カランカラーン
P「はい、いらっしゃ」
のあ「……」
P「い……?」
のあ「……」スタスタスタ
P「の、のあさん?」
のあ「ふっ」バチーン!
P「へぶっ?!」
298: ミガサ 2013/06/27(木) 22:06:48.47 ID:GTHBIGIM0
P「えっ?えっ?」
のあ「……」ベチン バチン
P「痛いっ!?え、何?!なんなのこれ?!」
のあ「思い知ったかしら」
P「な、何を……?」
のあ「一人置いていかれた、私の思いを」
P「え?」
のあ「……」ギュウ
P「ちょ、えっ?!」
のあ「……寂しかった、わ」
P「のあ、さん……」
のあ「……」ベチン バチン
P「痛いっ!?え、何?!なんなのこれ?!」
のあ「思い知ったかしら」
P「な、何を……?」
のあ「一人置いていかれた、私の思いを」
P「え?」
のあ「……」ギュウ
P「ちょ、えっ?!」
のあ「……寂しかった、わ」
P「のあ、さん……」
299: ミガサ 2013/06/27(木) 22:09:56.70 ID:GTHBIGIM0
のあ「……他の子達には、話していたそうね」
P「いや、それは俺じゃなく……どちらかといえば、ちひろさんや他のアイドル達が……」
のあ「言い訳はいらないわ。なんで私に教えてくれなかったのかしら」
P「その、特別扱いはよくないかなーって」
のあ「幸子には言ったそうね」
のあ「その上、幸子と雪美をウェイトレスとして雇っているそうじゃない」
P「いや、その、あの」
のあ「……」ジトー
P「……すみませんでした」
P「いや、それは俺じゃなく……どちらかといえば、ちひろさんや他のアイドル達が……」
のあ「言い訳はいらないわ。なんで私に教えてくれなかったのかしら」
P「その、特別扱いはよくないかなーって」
のあ「幸子には言ったそうね」
のあ「その上、幸子と雪美をウェイトレスとして雇っているそうじゃない」
P「いや、その、あの」
のあ「……」ジトー
P「……すみませんでした」
300: ミガサ 2013/06/27(木) 22:14:10.38 ID:GTHBIGIM0
のあ「許して欲しいなら、条件があるわ」
P「なんでしょう」
のあ「私をウェイトレスとして雇いなさい」
P「はい……はい?」
のあ「私を、ウェイトレスとして雇いなさい」
P「いや、あの、のあさん?」
のあ「……」スッ
P「ちょ、無言で手を振り上げるのはやめてください?!」
のあ「……私も、寂しかったのよ」
P「それはさっき文字通り痛いほどわかりました」
のあ「だから、ここで働くことにするわ」
P「なんでそうなるんでしょう」
のあ「……それを言わせるの?」
P「え?」
P「なんでしょう」
のあ「私をウェイトレスとして雇いなさい」
P「はい……はい?」
のあ「私を、ウェイトレスとして雇いなさい」
P「いや、あの、のあさん?」
のあ「……」スッ
P「ちょ、無言で手を振り上げるのはやめてください?!」
のあ「……私も、寂しかったのよ」
P「それはさっき文字通り痛いほどわかりました」
のあ「だから、ここで働くことにするわ」
P「なんでそうなるんでしょう」
のあ「……それを言わせるの?」
P「え?」
301: ミガサ 2013/06/27(木) 22:17:08.31 ID:GTHBIGIM0
のあ「……」
P「……すみません、わかりません」
のあ「……貴方と少しでも一緒にいたいから、よ」
P「……ええええ!?」
のあ「そんなに驚くことかしら」
P「いや、のあさんってそういう事言う人だったかなと」
のあ「今回のことで身にしみたのよ」
のあ「別れは、必ずやってくるわ」
のあ「だから、伝えたい時に、伝えたいことを、真っ直ぐ伝えたほうがいいって」
P「……そう、ですか」
P「……すみません、わかりません」
のあ「……貴方と少しでも一緒にいたいから、よ」
P「……ええええ!?」
のあ「そんなに驚くことかしら」
P「いや、のあさんってそういう事言う人だったかなと」
のあ「今回のことで身にしみたのよ」
のあ「別れは、必ずやってくるわ」
のあ「だから、伝えたい時に、伝えたいことを、真っ直ぐ伝えたほうがいいって」
P「……そう、ですか」
302: ミガサ 2013/06/27(木) 22:20:09.92 ID:GTHBIGIM0
のあ「それで、雇ってくれるのかしら?」
P「……わかりましたよ。こちらもそう言われてはお手上げです」
のあ「そう……ありがとう」
P「いえ……元はといえば、俺のせいですし」
のあ「そうだ。伝えたいことが、あと一つ」
P「なんでしょうか」
のあ「……私は、ずっと一緒にいたいと思うくらい……あなたが、好きよ」
のあ「それだけは覚えておいて?……マイ、マスター」
P「……わかりましたよ。こちらもそう言われてはお手上げです」
のあ「そう……ありがとう」
P「いえ……元はといえば、俺のせいですし」
のあ「そうだ。伝えたいことが、あと一つ」
P「なんでしょうか」
のあ「……私は、ずっと一緒にいたいと思うくらい……あなたが、好きよ」
のあ「それだけは覚えておいて?……マイ、マスター」
303: ミガサ 2013/06/27(木) 22:21:51.62 ID:GTHBIGIM0
では、明日の最初の子の安価を。 >>+5
308: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/27(木) 22:22:39.19 ID:pElBdrsjo
志保 前
318: ミガサ 2013/06/28(金) 20:45:21.66 ID:QH8h1M/20
―――P喫茶店―――
P「新しいウェイトレスののあさんだ」
のあ「よろしく……幸子、雪美」
幸子「……」
雪美「次は……Paが来るかなと思った……」
P「そうしたかったらしいが、ウェイトレスが出来そうなPaが出てこないとの事でな」
のあ「神の意思ね……」
幸子「そ、それよりも!また増やすんですか?!」
P「まぁ、人手は多い方がいいだろ?」
P「新しいウェイトレスののあさんだ」
のあ「よろしく……幸子、雪美」
幸子「……」
雪美「次は……Paが来るかなと思った……」
P「そうしたかったらしいが、ウェイトレスが出来そうなPaが出てこないとの事でな」
のあ「神の意思ね……」
幸子「そ、それよりも!また増やすんですか?!」
P「まぁ、人手は多い方がいいだろ?」
319: ミガサ 2013/06/28(金) 20:47:39.49 ID:QH8h1M/20
幸子「そうですけど……ちゃんと接客できるんですか?のあさんに」
P「……そういやお前らの接客態度を見たことがなかったな。俺はいつも仕入れとかで忙しいし」
幸子「ふふーん!可愛いボクには何をやらせても完璧なんですよ!」
雪美「……楽勝……」
のあ「問題ないわね」
P「ふむ、この際だ。お前ら全員の接客を俺に見せてみてくれないか?」
幸子「え?ま、まぁ、Pさんが望むならいいですけど……」
雪美「……わかった……」
のあ「了解したわ」
P「……そういやお前らの接客態度を見たことがなかったな。俺はいつも仕入れとかで忙しいし」
幸子「ふふーん!可愛いボクには何をやらせても完璧なんですよ!」
雪美「……楽勝……」
のあ「問題ないわね」
P「ふむ、この際だ。お前ら全員の接客を俺に見せてみてくれないか?」
幸子「え?ま、まぁ、Pさんが望むならいいですけど……」
雪美「……わかった……」
のあ「了解したわ」
320: ミガサ 2013/06/28(金) 20:49:54.21 ID:QH8h1M/20
―――幸子編―――
P「すみません」
幸子「はいなんでしょうか」
P「サンドイッチセットをお願いします(思ったより普通だな)」
幸子「かしこまりました。少々お待ちください」スタスタ
P「(この分なら幸子は問題なさそうだな)」
幸子「こちら、サンドイッチセットになります」
P「ありがとう」
幸子「ごゆっくりどうぞ」
P「ああ、そうさせてもら―――」
幸子「まぁ、カワイイボクのウェイトレス姿が見れただけでも、この店に来た価値はあると思いますよ」ドヤァ
P「」
P「すみません」
幸子「はいなんでしょうか」
P「サンドイッチセットをお願いします(思ったより普通だな)」
幸子「かしこまりました。少々お待ちください」スタスタ
P「(この分なら幸子は問題なさそうだな)」
幸子「こちら、サンドイッチセットになります」
P「ありがとう」
幸子「ごゆっくりどうぞ」
P「ああ、そうさせてもら―――」
幸子「まぁ、カワイイボクのウェイトレス姿が見れただけでも、この店に来た価値はあると思いますよ」ドヤァ
P「」
321: ミガサ 2013/06/28(金) 20:51:40.98 ID:QH8h1M/20
P「はい、アウトー」
幸子「えっ、何がですか?」
P「一言余計だよお前……」
幸子「だってボクのウェイトレス姿ですよ?サンドイッチセットよりも、きっと価値が―――」
P「わかった。わかったから、次は雪美の接客を見てみよう。きっと参考になるはずだ」
幸子「……わかりました」
幸子「えっ、何がですか?」
P「一言余計だよお前……」
幸子「だってボクのウェイトレス姿ですよ?サンドイッチセットよりも、きっと価値が―――」
P「わかった。わかったから、次は雪美の接客を見てみよう。きっと参考になるはずだ」
幸子「……わかりました」
323: ミガサ 2013/06/28(金) 20:53:35.07 ID:QH8h1M/20
―――雪美編―――
雪美「いらっしゃい……ませ」
P「おお、随分と可愛らしいウェイトレスさんだね。マスターの子供か何かかい?」
雪美「違い……ます」
P「そうなのか。じゃあ、もしかして孫とか―――」
雪美「私は……ここのマスターの……愛人、です」
P「」
雪美「いらっしゃい……ませ」
P「おお、随分と可愛らしいウェイトレスさんだね。マスターの子供か何かかい?」
雪美「違い……ます」
P「そうなのか。じゃあ、もしかして孫とか―――」
雪美「私は……ここのマスターの……愛人、です」
P「」
326: ミガサ 2013/06/28(金) 20:55:03.43 ID:QH8h1M/20
P「雪美」
雪美「何……?」
P「お前はどこでそういう言葉を覚えてくるんだ?」
雪美「昼ドラ……」
P「そうか……今後、見ないようにしようか」
雪美「面白い……のに」
P「のあさーん!のあさんだけが頼りですよー!!」
雪美「何……?」
P「お前はどこでそういう言葉を覚えてくるんだ?」
雪美「昼ドラ……」
P「そうか……今後、見ないようにしようか」
雪美「面白い……のに」
P「のあさーん!のあさんだけが頼りですよー!!」
328: ミガサ 2013/06/28(金) 21:00:16.10 ID:QH8h1M/20
―――のあ編―――
P「すみませーん」
のあ「いらっしゃいませ♪のあにゃんだにゃん☆(真顔)」
―――終了―――
P「全滅じゃねぇか!!」
幸子「何がですか。この僕の完璧な接客のどこがダメなんですか!」
雪美「結婚相手……のが……よかった?」
のあ「……(本当は普通にできるけど)」
P「こうなったら助っ人を呼ぶしかないか……」
P「すみませーん」
のあ「いらっしゃいませ♪のあにゃんだにゃん☆(真顔)」
―――終了―――
P「全滅じゃねぇか!!」
幸子「何がですか。この僕の完璧な接客のどこがダメなんですか!」
雪美「結婚相手……のが……よかった?」
のあ「……(本当は普通にできるけど)」
P「こうなったら助っ人を呼ぶしかないか……」
330: ミガサ 2013/06/28(金) 21:03:54.19 ID:QH8h1M/20
―――数分後―――
志保「こんにちはー!お久しぶりです、Pさん♪」
P「おう、元気にしてたか志保」
志保「はい!あ、でも食べてくれる人がいなくなったので、ちょっと料理の腕は落ちちゃいましたけど……」
P「そっか……まぁ、よかったら今度、お菓子作ってきてくれよ」
志保「はい♪えっと、それで今日は……」
P「このダメウェイトレス三人娘を教育して欲しい」
幸子「酷くないですか?!」
雪美「……よろしくお願いします」ペコリ
のあ「……(やっぱりボケた方がいいのかしら)」
志保「わっかりました!私にお任せ下さい!」
志保「こんにちはー!お久しぶりです、Pさん♪」
P「おう、元気にしてたか志保」
志保「はい!あ、でも食べてくれる人がいなくなったので、ちょっと料理の腕は落ちちゃいましたけど……」
P「そっか……まぁ、よかったら今度、お菓子作ってきてくれよ」
志保「はい♪えっと、それで今日は……」
P「このダメウェイトレス三人娘を教育して欲しい」
幸子「酷くないですか?!」
雪美「……よろしくお願いします」ペコリ
のあ「……(やっぱりボケた方がいいのかしら)」
志保「わっかりました!私にお任せ下さい!」
331: ミガサ 2013/06/28(金) 21:06:32.22 ID:QH8h1M/20
―――少女修行中―――
志保「幸子ちゃん!ウェイトレスたるもの、謙虚であれ!例え外見を褒められても、調子に乗らない!」
幸子「は、はいっ」
志保「雪美ちゃん!ウェイトレスたるもの、自分の情報を無闇に晒さない!いつ、どこで、誰が、何を狙っているかはわからないんだから!」
雪美「いえっさー……」
志保「のあさん!……は、ええと……真面目にやってください」
のあ「わかったわ」
志保「幸子ちゃん!ウェイトレスたるもの、謙虚であれ!例え外見を褒められても、調子に乗らない!」
幸子「は、はいっ」
志保「雪美ちゃん!ウェイトレスたるもの、自分の情報を無闇に晒さない!いつ、どこで、誰が、何を狙っているかはわからないんだから!」
雪美「いえっさー……」
志保「のあさん!……は、ええと……真面目にやってください」
のあ「わかったわ」
332: ミガサ 2013/06/28(金) 21:11:33.73 ID:QH8h1M/20
P「それにしても志保。流石、元ウェイトレスだな」
志保「そうですか?ありがとうございます♪」
P「正直助かるよ。客足、あまり上がらなくてさ」
志保「Pさんみたいな素敵なマスターがいるんなら、この喫茶店なんてあっという間に繁盛しますよ♪」
P「そ、そうか。ありがとう」
志保「あ、でも来たお客さんをアイドルに勧誘とかしてませんよね?」ジトーッ
P「いや、それはしてないぞ」
志保「……どーだか」
P「そんなに信用ないか俺」
志保「ウェイトレスとして働いてた私をスカウトしたくらいですからね」
P「……まぁ、ティン!と来たんだよ」
志保「そうですか?ありがとうございます♪」
P「正直助かるよ。客足、あまり上がらなくてさ」
志保「Pさんみたいな素敵なマスターがいるんなら、この喫茶店なんてあっという間に繁盛しますよ♪」
P「そ、そうか。ありがとう」
志保「あ、でも来たお客さんをアイドルに勧誘とかしてませんよね?」ジトーッ
P「いや、それはしてないぞ」
志保「……どーだか」
P「そんなに信用ないか俺」
志保「ウェイトレスとして働いてた私をスカウトしたくらいですからね」
P「……まぁ、ティン!と来たんだよ」
333: ミガサ 2013/06/28(金) 21:13:39.87 ID:QH8h1M/20
志保「出ました、お得意のティン!発言」
P「しょうがないだろ。言い表せない感覚なんだから」
志保「まぁ、そのおかげで今の私がいるんですけど……」
P「そうだ。この前イベントやったんだって?」
志保「あ、知ってるんですか?!バリ島に行ってきたんですよ~♪」
P「ついにそこまで行ったか……そうそう、衣装、よく似合ってた」
志保「ありがとうございます♪」
P「しょうがないだろ。言い表せない感覚なんだから」
志保「まぁ、そのおかげで今の私がいるんですけど……」
P「そうだ。この前イベントやったんだって?」
志保「あ、知ってるんですか?!バリ島に行ってきたんですよ~♪」
P「ついにそこまで行ったか……そうそう、衣装、よく似合ってた」
志保「ありがとうございます♪」
334: ミガサ 2013/06/28(金) 21:17:39.28 ID:QH8h1M/20
志保「ね、Pさん」
P「なんだ?」
志保「私を雇ってみる気は、ないですか?」
P「ないな」
志保「どうしてですか?」
P「ウェイトレスとしてじゃなく、今、アイドルとしての志保が一番輝いてるから」
志保「……全くもう、調子いいんですから」
幸子「すみませーん!志保さーん!」
志保「はいはい今行きます……でもですね。Pさん」
P「ん?」
志保「Pさん専用のウェイトレスのお誘いなら、私はいつでもウェルカムですよ♪」
志保「その時は人生のパートナーとしても、精一杯ご奉仕させていただきますからね、Pさん♪」
次に訪れるアイドル >>+5
P「なんだ?」
志保「私を雇ってみる気は、ないですか?」
P「ないな」
志保「どうしてですか?」
P「ウェイトレスとしてじゃなく、今、アイドルとしての志保が一番輝いてるから」
志保「……全くもう、調子いいんですから」
幸子「すみませーん!志保さーん!」
志保「はいはい今行きます……でもですね。Pさん」
P「ん?」
志保「Pさん専用のウェイトレスのお誘いなら、私はいつでもウェルカムですよ♪」
志保「その時は人生のパートナーとしても、精一杯ご奉仕させていただきますからね、Pさん♪」
次に訪れるアイドル >>+5
339: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/28(金) 21:23:27.67 ID:mShttHfEo
由愛 前
343: ミガサ 2013/06/28(金) 21:30:16.81 ID:QH8h1M/20
―――事務所―――
由愛「……」カキカキ
ちひろ「ん?」
由愛「……」カキカキ
ちひろ「(由愛ちゃんが絵を描いてるの久しぶりに見たわね……何を描いてるのかしら)」
ちひろ「……」ソッ
由愛「……」カキカキ
ちひろ「ひっ?!」
由愛「……」カキカキ
ちひろ「(ま、真っ黒な紙を更に黒で塗りつぶしてる……!)」
由愛「……」カキカキ
ちひろ「ん?」
由愛「……」カキカキ
ちひろ「(由愛ちゃんが絵を描いてるの久しぶりに見たわね……何を描いてるのかしら)」
ちひろ「……」ソッ
由愛「……」カキカキ
ちひろ「ひっ?!」
由愛「……」カキカキ
ちひろ「(ま、真っ黒な紙を更に黒で塗りつぶしてる……!)」
344: ミガサ 2013/06/28(金) 21:32:29.73 ID:QH8h1M/20
由愛「……」ピタッ
ちひろ「(と、止まった……)」
由愛「……」クシャクシャ ポイッ
ちひろ「(丸めて投げ捨てた……?)」
由愛「……」カキカキ
ちひろ「(また新しいページを黒く……って、あの真っ黒な紙は元々真っ白だったの!?)」
由愛「……」カキカキ
ちひろ「(ど、どうしよう、由愛ちゃんが……)」
ちひろ「(と、止まった……)」
由愛「……」クシャクシャ ポイッ
ちひろ「(丸めて投げ捨てた……?)」
由愛「……」カキカキ
ちひろ「(また新しいページを黒く……って、あの真っ黒な紙は元々真っ白だったの!?)」
由愛「……」カキカキ
ちひろ「(ど、どうしよう、由愛ちゃんが……)」
346: ミガサ 2013/06/28(金) 21:36:11.15 ID:QH8h1M/20
きらり「おっはようだにぃ☆」ガチャッ
ちひろ「お、おはようきらりちゃん」
きらり「おっすおっす!」
ちひろ「その……由愛ちゃんは絵を描いてるみたいなの。そっとしておいてね?」
きらり「そうなの?どんな絵を書いてるのか、きらり気になゆー!」バッ
ちひろ「あ!」
由愛「あっ……」
きらり「……真っ黒だにぃ」
由愛「……」
きらり「由愛ちゃん……」
ちひろ「お、おはようきらりちゃん」
きらり「おっすおっす!」
ちひろ「その……由愛ちゃんは絵を描いてるみたいなの。そっとしておいてね?」
きらり「そうなの?どんな絵を書いてるのか、きらり気になゆー!」バッ
ちひろ「あ!」
由愛「あっ……」
きらり「……真っ黒だにぃ」
由愛「……」
きらり「由愛ちゃん……」
347: ミガサ 2013/06/28(金) 21:40:55.47 ID:QH8h1M/20
きらり「……由愛ちゃん!外でお絵かきしよう?」ガシッ
由愛「えっ、あっ」
きらり「ちひろさん、由愛ちゃん借りてくにぃ☆」
ちひろ「あ、う、うん」
きらり「うきゃー!お絵かきなんて久しぶり☆うまく描けるかなー?」
由愛「あ、あの、きらりさん?」
きらり「出発だにぃ☆」ドドドドドド
由愛「っ、きゃ、きゃあああああ?!」
由愛「えっ、あっ」
きらり「ちひろさん、由愛ちゃん借りてくにぃ☆」
ちひろ「あ、う、うん」
きらり「うきゃー!お絵かきなんて久しぶり☆うまく描けるかなー?」
由愛「あ、あの、きらりさん?」
きらり「出発だにぃ☆」ドドドドドド
由愛「っ、きゃ、きゃあああああ?!」
348: ミガサ 2013/06/28(金) 21:43:53.46 ID:QH8h1M/20
―――P喫茶店―――
ガランガラーン!
きらり「とうちゃーく☆」
由愛「あうあう……」
P「おいきらり、もう少し静かに……ゆ、由愛、大丈夫か?!」
由愛「うーん、うーん……」
P「きらり、これは」
きらり「……由愛ちゃんの、傍にいてあげてください」ニコッ
P「お前……」
きらり「それじゃあ、きらりは帰るにぃ☆Pちゃん、バイバーイ!」ドドドド
ガランガラーン!
きらり「とうちゃーく☆」
由愛「あうあう……」
P「おいきらり、もう少し静かに……ゆ、由愛、大丈夫か?!」
由愛「うーん、うーん……」
P「きらり、これは」
きらり「……由愛ちゃんの、傍にいてあげてください」ニコッ
P「お前……」
きらり「それじゃあ、きらりは帰るにぃ☆Pちゃん、バイバーイ!」ドドドド
349: ミガサ 2013/06/28(金) 21:47:46.48 ID:QH8h1M/20
由愛「……はっ」
P「起きたか由愛」
由愛「P、さん」
P「ほら、ホットミルクだ。飲むと落ち着くぞ」
由愛「ありがとう、ございます……」
由愛「……あったかい……」
由愛「あった……かいです……」ポロポロ
P「由愛……」
P「起きたか由愛」
由愛「P、さん」
P「ほら、ホットミルクだ。飲むと落ち着くぞ」
由愛「ありがとう、ございます……」
由愛「……あったかい……」
由愛「あった……かいです……」ポロポロ
P「由愛……」
350: ミガサ 2013/06/28(金) 21:52:59.95 ID:QH8h1M/20
由愛「Pさんがいなくなって……私……頭の中、真っ黒で」
由愛「何を書いても、真っ黒になって」
由愛「……怖かった……怖かった、です、P、さん」
P「そっか……怖かったのか、由愛」ギュゥ
由愛「ふぁ……」
P「大丈夫だ。俺はここにいるから……傍に、いるから……」
由愛「はい……はい……っ」
由愛「何を書いても、真っ黒になって」
由愛「……怖かった……怖かった、です、P、さん」
P「そっか……怖かったのか、由愛」ギュゥ
由愛「ふぁ……」
P「大丈夫だ。俺はここにいるから……傍に、いるから……」
由愛「はい……はい……っ」
351: ミガサ 2013/06/28(金) 21:55:57.50 ID:QH8h1M/20
由愛「……P、さん」
P「なんだ?」
由愛「えへへ……呼んでみただけです」
P「そっか……由愛」
由愛「なんですか?」
P「呼んでみただけ」
由愛「えへへ……」
P「はははっ」
P「なんだ?」
由愛「えへへ……呼んでみただけです」
P「そっか……由愛」
由愛「なんですか?」
P「呼んでみただけ」
由愛「えへへ……」
P「はははっ」
352: ミガサ 2013/06/28(金) 21:59:05.88 ID:QH8h1M/20
由愛「Pさんの絵……描いても、いいですか?」
P「ん?おう、いいぞ」
由愛「じゃあ……いつも通りに……仕事してください」
P「動いてていいのか?」
由愛「はい……そのままのPさんが、描きたいです」
P「わかった。じゃあ軽めの食べ物見繕ってくるからな」
由愛「ありがとうございます……」
P「ん?おう、いいぞ」
由愛「じゃあ……いつも通りに……仕事してください」
P「動いてていいのか?」
由愛「はい……そのままのPさんが、描きたいです」
P「わかった。じゃあ軽めの食べ物見繕ってくるからな」
由愛「ありがとうございます……」
353: ミガサ 2013/06/28(金) 22:06:09.88 ID:QH8h1M/20
―――数十分後―――
由愛「できました……どうぞ」
P「もらっていいのか?」
由愛「Pさんのために……書きましたから」
P「そうか。じゃあありがたく……ん?」
由愛「どうか……しました?」
P「いや、ここにいるの、由愛か?……一緒に働いてるように見えるんだが」
由愛「えっと……それは……」
由愛「私の今の……一生懸命の……気持ち、です」
由愛「Pさんとずっとずっと一緒にいたいって……そんな、気持ちを……込めました」
由愛「だから……これからも……一緒です……♪」
次に喫茶店を訪れるアイドル >>+2
由愛「できました……どうぞ」
P「もらっていいのか?」
由愛「Pさんのために……書きましたから」
P「そうか。じゃあありがたく……ん?」
由愛「どうか……しました?」
P「いや、ここにいるの、由愛か?……一緒に働いてるように見えるんだが」
由愛「えっと……それは……」
由愛「私の今の……一生懸命の……気持ち、です」
由愛「Pさんとずっとずっと一緒にいたいって……そんな、気持ちを……込めました」
由愛「だから……これからも……一緒です……♪」
次に喫茶店を訪れるアイドル >>+2
355: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/28(金) 22:06:34.02 ID:C06H+PjAO
かな子 前
357: ミガサ 2013/06/28(金) 22:18:43.19 ID:QH8h1M/20
―――事務所―――
かな子「おはよう……ございます」
ちひろ「おはようかな子ちゃ……また痩せた?」
かな子「えへへ、最近食欲でなくて」
ちひろ「そう……ちゃんと食べないとダメよ?」
かな子「はい……あ、昨日は2kgも痩せたんですよ!」
ちひろ「そ、そうなの……」
かな子「おはよう……ございます」
ちひろ「おはようかな子ちゃ……また痩せた?」
かな子「えへへ、最近食欲でなくて」
ちひろ「そう……ちゃんと食べないとダメよ?」
かな子「はい……あ、昨日は2kgも痩せたんですよ!」
ちひろ「そ、そうなの……」
360: ミガサ 2013/06/28(金) 22:21:14.39 ID:QH8h1M/20
かな子「あ、えっと……今日のお弁当なんですけど」
ちひろ「どうしたの?」
かな子「その……食べなくても、いいですか?」
ちひろ「えっ……」
かな子「あ、えと、ウィ○ーインゼリーをコンビニで買ってきたので……」
ちひろ「わかったわ。じゃあみくちゃんに渡しておく」
かな子「ありがとうございます……」
ちひろ「どうしたの?」
かな子「その……食べなくても、いいですか?」
ちひろ「えっ……」
かな子「あ、えと、ウィ○ーインゼリーをコンビニで買ってきたので……」
ちひろ「わかったわ。じゃあみくちゃんに渡しておく」
かな子「ありがとうございます……」
361: ミガサ 2013/06/28(金) 22:25:50.47 ID:QH8h1M/20
かな子「……」チューチュー
ちひろ「……」
かな子「ぷはっ、どうしました?」
ちひろ「あ、いえ、なんでも……」
あずき「こんにっちはー!」
ちひろ「あ、あずきちゃんいらっしゃい」
あずき「かな子ちゃんもおっはよー!」
かな子「おはよう、あずきさん……」
あずき「……むむっ?」
ちひろ「……」
かな子「ぷはっ、どうしました?」
ちひろ「あ、いえ、なんでも……」
あずき「こんにっちはー!」
ちひろ「あ、あずきちゃんいらっしゃい」
あずき「かな子ちゃんもおっはよー!」
かな子「おはよう、あずきさん……」
あずき「……むむっ?」
362: ミガサ 2013/06/28(金) 22:33:20.65 ID:QH8h1M/20
ミス、かな子のが年上だった……以下敬称変更
あずき「かな子さん、痩せました?」
かな子「あ、わかる……?」
あずき「いや、まぁ……それだけ痩せれば」
かな子「あはは、そっか。そんなに痩せちゃったんだ……私」
あずき「……ちひろさんちひろさん」
ちひろ「何かしら?」
あずき「これは、かなーり……やばいんじゃないですかね?」
ちひろ「そうね……」
あずき「……はっ!閃いた!」
ちひろ「えっ?」
あずき「今回のプロジェクト名は―――ズバリ!ハッピー・バイキング!さ、準備を始めるよー!」
あずき「かな子さん、痩せました?」
かな子「あ、わかる……?」
あずき「いや、まぁ……それだけ痩せれば」
かな子「あはは、そっか。そんなに痩せちゃったんだ……私」
あずき「……ちひろさんちひろさん」
ちひろ「何かしら?」
あずき「これは、かなーり……やばいんじゃないですかね?」
ちひろ「そうね……」
あずき「……はっ!閃いた!」
ちひろ「えっ?」
あずき「今回のプロジェクト名は―――ズバリ!ハッピー・バイキング!さ、準備を始めるよー!」
363: ミガサ 2013/06/28(金) 22:36:18.74 ID:QH8h1M/20
―――女子寮 かな子の部屋―――
かな子「……あれ、手紙?」
かな子「……バイキング・パーティーのお知らせ……?」
かな子「場所は……P、喫茶店?」
かな子「……ち、違う、よね……名前が一緒なだけ、で……」
かな子「……」
かな子「……行ってみよう……かな」
かな子「……あれ、手紙?」
かな子「……バイキング・パーティーのお知らせ……?」
かな子「場所は……P、喫茶店?」
かな子「……ち、違う、よね……名前が一緒なだけ、で……」
かな子「……」
かな子「……行ってみよう……かな」
365: ミガサ 2013/06/28(金) 22:41:40.96 ID:QH8h1M/20
―――P喫茶店―――
カランカラーン
かな子「こ、ここ……だよね?」
パァンパァン!
かな子「!?」
あずき「ようこそ、ハッピー・バイキングへ!」
幸子「い、いらっしゃいませかな子さん」
雪美「……いらっしゃいませ」
のあ「ようこそ、こちらへどうぞ」
かな子「え?え?あう?」ストンッ
カランカラーン
かな子「こ、ここ……だよね?」
パァンパァン!
かな子「!?」
あずき「ようこそ、ハッピー・バイキングへ!」
幸子「い、いらっしゃいませかな子さん」
雪美「……いらっしゃいませ」
のあ「ようこそ、こちらへどうぞ」
かな子「え?え?あう?」ストンッ
366: ミガサ 2013/06/28(金) 22:45:57.77 ID:QH8h1M/20
P「いらっしゃい、かな子」
かな子「Pさん!?」
あずき「今回のハッピー・バイキングには、普通のバイキングとは違う点がございます!」
かな子「えっ、あっ、うっ?」
あずき「なんと……出てきた料理を全て!Pさんにあーんで食べさせてもらえます!」
かな子「……へ?えええええええ?!」
幸子「……ずるい」
雪美「羨ましい……」
のあ「……(無言で料理作り中)」トントントン
P「……そうやったほうが、かな子も食べるからって」
かな子「そ、そう……なん、ですか?」
P「いやなんで疑問形なんだよ」
かな子「Pさん!?」
あずき「今回のハッピー・バイキングには、普通のバイキングとは違う点がございます!」
かな子「えっ、あっ、うっ?」
あずき「なんと……出てきた料理を全て!Pさんにあーんで食べさせてもらえます!」
かな子「……へ?えええええええ?!」
幸子「……ずるい」
雪美「羨ましい……」
のあ「……(無言で料理作り中)」トントントン
P「……そうやったほうが、かな子も食べるからって」
かな子「そ、そう……なん、ですか?」
P「いやなんで疑問形なんだよ」
368: ミガサ 2013/06/28(金) 22:49:17.68 ID:QH8h1M/20
のあ「……」ドンッ!
P「うおっ……す、凄い量だな」
かな子「こ、こんなに食べられま」グゥ~
かな子「……」
P「……」
P「とりあえず……食うか?」
かな子「はい……」
P「ほら、あーん」
かな子「うぇっ!?い、いいですよぉ!」
P「いや、こうしないとダメってあずきが……」
あずき「にやにや」
P「うおっ……す、凄い量だな」
かな子「こ、こんなに食べられま」グゥ~
かな子「……」
P「……」
P「とりあえず……食うか?」
かな子「はい……」
P「ほら、あーん」
かな子「うぇっ!?い、いいですよぉ!」
P「いや、こうしないとダメってあずきが……」
あずき「にやにや」
369: ミガサ 2013/06/28(金) 22:53:00.30 ID:QH8h1M/20
かな子「あう……えっと……あーん///」
かな子「……美味しい、です……///」
P「ほら、次は何が食べたい?」
かな子「じゃ、じゃあこの……ハンバーグを……」
P「ほら、あーん」
かな子「あーん……///」
あずき「えへへ……これで、みんな幸せだねっ♪」
のあ「……(まな板に包丁を叩きつける)」ドンドンドンドンドン!
幸子「ひっ、の、のあさん。食材、食材乗ってません!」
雪美「……」ドンドンドンドン!
幸子「こっちも!?」
かな子「……美味しい、です……///」
P「ほら、次は何が食べたい?」
かな子「じゃ、じゃあこの……ハンバーグを……」
P「ほら、あーん」
かな子「あーん……///」
あずき「えへへ……これで、みんな幸せだねっ♪」
のあ「……(まな板に包丁を叩きつける)」ドンドンドンドンドン!
幸子「ひっ、の、のあさん。食材、食材乗ってません!」
雪美「……」ドンドンドンドン!
幸子「こっちも!?」
370: ミガサ 2013/06/28(金) 22:55:56.31 ID:QH8h1M/20
かな子「その……Pさんも、食べたいものないですか?」
P「えっ、俺は……じゃあ、これとか」
かな子「あ、あーん」
P「えっ」
かな子「あーん、です!口を開けてください///」
P「あ、あーん」
かな子「ど、どうぞ」
P「……うん、美味しい」
かな子「えへへ……よかったです///」
のあ「……」
雪美「……」
幸子「む、無言でオーブンを見つめるのやめてください……」
P「えっ、俺は……じゃあ、これとか」
かな子「あ、あーん」
P「えっ」
かな子「あーん、です!口を開けてください///」
P「あ、あーん」
かな子「ど、どうぞ」
P「……うん、美味しい」
かな子「えへへ……よかったです///」
のあ「……」
雪美「……」
幸子「む、無言でオーブンを見つめるのやめてください……」
372: ミガサ 2013/06/28(金) 23:00:07.68 ID:QH8h1M/20
かな子「P、さん」
P「なんだ?」
かな子「私……これなら……いくらでも、食べられると思います」
P「そっか。よかった」
かな子「Pさん、私」
かな子「これからも、貴方の隣で甘い夢を見ても、いいですか?」
かな子「その代わり……私からも、たっくさん、Pさんに甘い夢を見せてあげますから!」
次の日、かな子の体重が元の体重+【ピー】キロ増えたのは言うまでもない
P「なんだ?」
かな子「私……これなら……いくらでも、食べられると思います」
P「そっか。よかった」
かな子「Pさん、私」
かな子「これからも、貴方の隣で甘い夢を見ても、いいですか?」
かな子「その代わり……私からも、たっくさん、Pさんに甘い夢を見せてあげますから!」
次の日、かな子の体重が元の体重+【ピー】キロ増えたのは言うまでもない
373: ミガサ 2013/06/28(金) 23:01:22.33 ID:QH8h1M/20
明日、最初に喫茶店を訪れるアイドル >>+6
379: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/28(金) 23:03:52.89 ID:UYZ4fSA2o
小春ちゃん 前
388: ミガサ 2013/06/29(土) 16:57:37.38 ID:AG2hbkHf0
―――夜 女子寮 小春の部屋―――
小春「ヒョウ君」
ヒョウ「?」
小春「小春、もうお姫様には慣れないみたいなんです」
ヒョウ「……」
小春「王子様がいなくなったら、お姫様はお姫様でいられなくなっちゃうんです」
ヒョウ「」ブンブン
小春「ふふっ、ヒョウ君は優しいですね……でも、小春はもう……ダメみたいなんです」
ヒョウ「……」
小春「……ヒョウ君、小春は……」zzz
ヒョウ「……」
小春「ヒョウ君」
ヒョウ「?」
小春「小春、もうお姫様には慣れないみたいなんです」
ヒョウ「……」
小春「王子様がいなくなったら、お姫様はお姫様でいられなくなっちゃうんです」
ヒョウ「」ブンブン
小春「ふふっ、ヒョウ君は優しいですね……でも、小春はもう……ダメみたいなんです」
ヒョウ「……」
小春「……ヒョウ君、小春は……」zzz
ヒョウ「……」
389: ミガサ 2013/06/29(土) 17:00:20.28 ID:AG2hbkHf0
―――事務所―――
ヒョウ「……」キョロキョロ
ちひろ「あらヒョウ君。小春ちゃんは?」
ヒョウ「……」プイッ
ちひろ「扉の方……ああ、レッスンですか」
ヒョウ「……」コクッ
ちひろ「おれで、ヒョウ君はここでお留守番ですか」
ヒョウ「……」ブンブンッ
ちひろ「え?違う?」
ヒョウ「……」ピョイーン!
ちひろ「きゃっ!?わ、私の机何かに飛び乗ってどうしたんですか?!」
ヒョウ「……」キョロキョロ
ちひろ「あらヒョウ君。小春ちゃんは?」
ヒョウ「……」プイッ
ちひろ「扉の方……ああ、レッスンですか」
ヒョウ「……」コクッ
ちひろ「おれで、ヒョウ君はここでお留守番ですか」
ヒョウ「……」ブンブンッ
ちひろ「え?違う?」
ヒョウ「……」ピョイーン!
ちひろ「きゃっ!?わ、私の机何かに飛び乗ってどうしたんですか?!」
390: ミガサ 2013/06/29(土) 17:05:37.60 ID:AG2hbkHf0
ヒョウ「……」キョロキョロ
ちひろ「ヒョウ君?」
ヒョウ「……!」バッ
ちひろ「ちょ、あ、あああ!書類が!」
ヒョウ「……」ガサガサ ガサガサ
ちひろ「だ、ダメですよヒョウ君!書類が」
ヒョウ「……」ピタッ
ちひろ「止まった……?」
ヒョウ「……」モグモグ
ちひろ「?!な、何を食べたんですかヒョウ君?!」
ヒョウ「……」ピョイーン スススススッ
ちひろ「ちょ、ヒョウ君ー?!」
ちひろ「ヒョウ君?」
ヒョウ「……!」バッ
ちひろ「ちょ、あ、あああ!書類が!」
ヒョウ「……」ガサガサ ガサガサ
ちひろ「だ、ダメですよヒョウ君!書類が」
ヒョウ「……」ピタッ
ちひろ「止まった……?」
ヒョウ「……」モグモグ
ちひろ「?!な、何を食べたんですかヒョウ君?!」
ヒョウ「……」ピョイーン スススススッ
ちひろ「ちょ、ヒョウ君ー?!」
391: ミガサ 2013/06/29(土) 17:08:16.72 ID:AG2hbkHf0
―――レッスン場―――
ヒョウ「……」
小春「あ、ヒョウ君……どうしたんですか?」
ヒョウ「……」ウェッ
小春「ひょ、ヒョウ君?!紙なんて吐き出してどうし……」
ヒョウ「……」チョイチョイ
小春「え?この紙を見ろ……?」
ヒョウ「……」コクッ
小春「……ちょっと読みづらいですけど……地図?」
ヒョウ「……」チョイチョイ
小春「ここに……行ってみるの?」
ヒョウ「……」コクッ
ヒョウ「……」
小春「あ、ヒョウ君……どうしたんですか?」
ヒョウ「……」ウェッ
小春「ひょ、ヒョウ君?!紙なんて吐き出してどうし……」
ヒョウ「……」チョイチョイ
小春「え?この紙を見ろ……?」
ヒョウ「……」コクッ
小春「……ちょっと読みづらいですけど……地図?」
ヒョウ「……」チョイチョイ
小春「ここに……行ってみるの?」
ヒョウ「……」コクッ
392: ミガサ 2013/06/29(土) 17:11:11.78 ID:AG2hbkHf0
―――P喫茶店―――
カランカラーン
P「いらっしゃ―――」
ヒョウ「……」ピョーン ガジガジ
P「ぎゃああああああ!!!」
小春「ひょ、ヒョウ君?!だ、ダメです!!」
ヒョウ「……」ガジガジガジガジ
P「いててててて!ちょ、お、俺、なにか悪いことしたか?!」
ヒョウ「……」パッ コクッ
P「……え?」
小春「あ……P、さん……」
P「小春……」
カランカラーン
P「いらっしゃ―――」
ヒョウ「……」ピョーン ガジガジ
P「ぎゃああああああ!!!」
小春「ひょ、ヒョウ君?!だ、ダメです!!」
ヒョウ「……」ガジガジガジガジ
P「いててててて!ちょ、お、俺、なにか悪いことしたか?!」
ヒョウ「……」パッ コクッ
P「……え?」
小春「あ……P、さん……」
P「小春……」
393: ミガサ 2013/06/29(土) 17:14:40.39 ID:AG2hbkHf0
小春「ヒョウ君……もしかして……教えて、くれたの?」
ヒョウ「……」コクッ
P「……そっか……俺、小春を……」
ヒョウ「……」プイッ
小春「反省したか?ですって……」
P「……ああ、ごめんな小春……あと、ありがとう、ヒョウ君」
ヒョウ「……」フンス
小春「……ふふっ」
P「……はははっ」
ヒョウ「……」ニコッ
ヒョウ「……」コクッ
P「……そっか……俺、小春を……」
ヒョウ「……」プイッ
小春「反省したか?ですって……」
P「……ああ、ごめんな小春……あと、ありがとう、ヒョウ君」
ヒョウ「……」フンス
小春「……ふふっ」
P「……はははっ」
ヒョウ「……」ニコッ
396: ミガサ 2013/06/29(土) 17:17:44.02 ID:AG2hbkHf0
P「そっか……小春に負担かけちゃってたか」
小春「いえいえ……でもこうやって、ヒョウ君がまた会わせてくれましたから~」
ヒョウ「……」zzz
P「改めてありがとな、ヒョウ君」ナデナデ
ヒョウ「……」ニコッ
P「あと……ごめんな、小春」
小春「私はもういいんです~……その……王子様と……」
P「ん?」
小春「ななな、なんでもないです~」
小春「いえいえ……でもこうやって、ヒョウ君がまた会わせてくれましたから~」
ヒョウ「……」zzz
P「改めてありがとな、ヒョウ君」ナデナデ
ヒョウ「……」ニコッ
P「あと……ごめんな、小春」
小春「私はもういいんです~……その……王子様と……」
P「ん?」
小春「ななな、なんでもないです~」
401: ミガサ 2013/06/29(土) 17:20:56.46 ID:AG2hbkHf0
P「そっか……じゃあ俺は紅茶持ってくるから」スタスタ
小春「……ヒョウ君は王子様とお姫様を繋いでくれる……運命の糸だったんですね~」
P「小春ー。ミルクティー飲めるか?」
小春「はいー!」
小春「あ……Pさん!」
小春「私、もう一度、お姫様めざして歩いていけそうです~」
小春「それで……もしも、本当のお姫様になれた時は……王子様として、私をもらってくれますか~?」
ヒョウ「……(俺も一緒にな!)」ニコッ
次に喫茶店を訪れるアイドル >>+4
小春「……ヒョウ君は王子様とお姫様を繋いでくれる……運命の糸だったんですね~」
P「小春ー。ミルクティー飲めるか?」
小春「はいー!」
小春「あ……Pさん!」
小春「私、もう一度、お姫様めざして歩いていけそうです~」
小春「それで……もしも、本当のお姫様になれた時は……王子様として、私をもらってくれますか~?」
ヒョウ「……(俺も一緒にな!)」ニコッ
次に喫茶店を訪れるアイドル >>+4
405: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/29(土) 17:24:24.32 ID:aSv7lbTJo
奈緒 前
410: ミガサ 2013/06/29(土) 17:38:28.03 ID:AG2hbkHf0
―――レッスン場―――
トレーナー「はいっ!ワン、ツー!」
凛「はっ、はっ」
加蓮「はっ、ふっ」
奈緒「……っ」
トレーナー「じゃあ今日はここまで!明日は休みだし、しっかり休むこと!」
凛「ふぅ……やっと終わった」
加蓮「お疲れ様、二人共」
奈緒「おう……お疲れさん」
412: ミガサ 2013/06/29(土) 17:40:25.20 ID:AG2hbkHf0
加蓮「明日はみんなオフだっけ?みんなで出かけない?」
凛「うん、いいよ」
奈緒「あっ……ごめん、あたしは……」
加蓮「そっか……じゃあお出かけやめよっか」
凛「そうだね」
奈緒「悪い……」
加蓮「いいよいいよ」
奈緒「それじゃ、あたし帰るから……」
凛「うん、じゃあね、奈緒」
加蓮「ばいばい、奈緒」
奈緒「おう」
凛「うん、いいよ」
奈緒「あっ……ごめん、あたしは……」
加蓮「そっか……じゃあお出かけやめよっか」
凛「そうだね」
奈緒「悪い……」
加蓮「いいよいいよ」
奈緒「それじゃ、あたし帰るから……」
凛「うん、じゃあね、奈緒」
加蓮「ばいばい、奈緒」
奈緒「おう」
413: ミガサ 2013/06/29(土) 17:42:03.76 ID:AG2hbkHf0
凛「……ね、加蓮」
加蓮「うん、私達だけ……ずるいよね」
凛「明日はなんとしてでも、奈緒を連れ出さないとね」
加蓮「そうだね……っていうか、アレを本当にやるの?」
凛「うん」
加蓮「本当に……?」
凛「うん」
加蓮「……うう、わかったわよ……」
凛「それじゃ、明日の予定なんだけど―――」
加蓮「うん、私達だけ……ずるいよね」
凛「明日はなんとしてでも、奈緒を連れ出さないとね」
加蓮「そうだね……っていうか、アレを本当にやるの?」
凛「うん」
加蓮「本当に……?」
凛「うん」
加蓮「……うう、わかったわよ……」
凛「それじゃ、明日の予定なんだけど―――」
414: ミガサ 2013/06/29(土) 17:44:31.20 ID:AG2hbkHf0
―――女子寮 奈緒の部屋―――
奈緒「……Pさん……」
奈緒「あたしをトップアイドルにしてくれるって……言ったのに……」
奈緒「……嘘つき」グスッ
奈緒「……大、嫌い」ポロポロ
キャアアアアア!
奈緒「っ?!ひ、悲鳴?!」
奈緒「そ、外から……なんだ……?」バッ
奈緒「……Pさん……」
奈緒「あたしをトップアイドルにしてくれるって……言ったのに……」
奈緒「……嘘つき」グスッ
奈緒「……大、嫌い」ポロポロ
キャアアアアア!
奈緒「っ?!ひ、悲鳴?!」
奈緒「そ、外から……なんだ……?」バッ
415: ミガサ 2013/06/29(土) 17:46:58.68 ID:AG2hbkHf0
―――女子寮前―――
愛海「ふはははははは!!」ウィーンウィーン
菜々「きゃー!きゃー!」
奈緒「……何してんの」
愛海「この晶葉さんに作ってもらったパワードスーツOPの前に、胸のガード等無意味なりぃぃぃぃ!!」
菜々「誰か助けてくださーい!」
奈緒「いや、だから……」
???「そこまでよ!!」
奈緒「!?」
愛海「ふはははははは!!」ウィーンウィーン
菜々「きゃー!きゃー!」
奈緒「……何してんの」
愛海「この晶葉さんに作ってもらったパワードスーツOPの前に、胸のガード等無意味なりぃぃぃぃ!!」
菜々「誰か助けてくださーい!」
奈緒「いや、だから……」
???「そこまでよ!!」
奈緒「!?」
417: ミガサ 2013/06/29(土) 17:54:14.64 ID:AG2hbkHf0
加蓮「や、闇を切り裂く正義の光!」
凛「弱気を助け、悪を挫く!」
加蓮「ま、魔法少女☆メイデン!」
凛「同じく魔法少女☆ヴァルキリー!」
加蓮&凛『乙女の助け聞きて、ただいま推参!』
奈緒「」アゼン
加蓮「ほ、星に代わって」
凛「殲滅よ♪」
奈緒「……いやいやいやいや!!何してんの二人共?!」
凛「弱気を助け、悪を挫く!」
加蓮「ま、魔法少女☆メイデン!」
凛「同じく魔法少女☆ヴァルキリー!」
加蓮&凛『乙女の助け聞きて、ただいま推参!』
奈緒「」アゼン
加蓮「ほ、星に代わって」
凛「殲滅よ♪」
奈緒「……いやいやいやいや!!何してんの二人共?!」
420: ミガサ 2013/06/29(土) 17:56:25.68 ID:AG2hbkHf0
加蓮「な……そ、そこの少女!今すぐ逃げなさい!」
奈緒「いやいや!あれ愛海だから!あと何その衣装の懲りよう!!」
凛「奈緒、さっさと逃げて」
奈緒「正体隠す気ないよね?!今あたしの事名前で呼んだよね?!」
愛海「ふふふふふ、空から二つのOPが……」
奈緒「愛海!目がマジだから!!」
菜々「あ、お疲れ様でしたー」
奈緒「帰っちゃうの?!いいの?!ねぇ!!」
奈緒「いやいや!あれ愛海だから!あと何その衣装の懲りよう!!」
凛「奈緒、さっさと逃げて」
奈緒「正体隠す気ないよね?!今あたしの事名前で呼んだよね?!」
愛海「ふふふふふ、空から二つのOPが……」
奈緒「愛海!目がマジだから!!」
菜々「あ、お疲れ様でしたー」
奈緒「帰っちゃうの?!いいの?!ねぇ!!」
422: ミガサ 2013/06/29(土) 17:59:41.54 ID:AG2hbkHf0
加蓮「く、くらえ!スター・シャワー!」キラキラキラ
愛海「あ^~心が浄化される^~」
奈緒「なんか加蓮の後ろにクラリスさんが見えるんだけど?!」
凛「……ダークネス・デスサイズ(物理)」
愛海「え、ちょ、いったああああああ!?」
奈緒「本気で痛がってんじゃん!!しかも正義の味方の技じゃないよねそれ?!」
愛海「くそぅ……こうなったら……」ウィーン
奈緒「へ?」
愛海「こいつのOPがどうなってもいいのかー!!」ウィンウィンウィン
奈緒「きゃあああああ?!」
愛海「あ^~心が浄化される^~」
奈緒「なんか加蓮の後ろにクラリスさんが見えるんだけど?!」
凛「……ダークネス・デスサイズ(物理)」
愛海「え、ちょ、いったああああああ!?」
奈緒「本気で痛がってんじゃん!!しかも正義の味方の技じゃないよねそれ?!」
愛海「くそぅ……こうなったら……」ウィーン
奈緒「へ?」
愛海「こいつのOPがどうなってもいいのかー!!」ウィンウィンウィン
奈緒「きゃあああああ?!」
424: ミガサ 2013/06/29(土) 18:03:06.66 ID:AG2hbkHf0
凛「くっ、卑怯な」
加蓮「……凛、あのさ」
凛「何も言わないで。何か言ったら恥ずかしさで死ぬ」
加蓮「……卑怯者め!堂々と戦え!!」
愛海「ふふふふふ、さーて、もみもみしましょうねー?」グニャングニャン
奈緒「手の動きが○○?!ちょ、マジでやる気か?!え、う、うわああああああ?!」
???「イーナーズーマー」
愛海「えっ?」
P「キィィィィィィク!!!」ドゴシャァ
愛海「えっ!?そ、そんな演出聞いてnぶべらああああああ!!」ズザアアアアア
奈緒「……へっ?」
P「……お怪我はありませんか、お嬢様?」
奈緒「……P、さん……?」
加蓮「……凛、あのさ」
凛「何も言わないで。何か言ったら恥ずかしさで死ぬ」
加蓮「……卑怯者め!堂々と戦え!!」
愛海「ふふふふふ、さーて、もみもみしましょうねー?」グニャングニャン
奈緒「手の動きが○○?!ちょ、マジでやる気か?!え、う、うわああああああ?!」
???「イーナーズーマー」
愛海「えっ?」
P「キィィィィィィク!!!」ドゴシャァ
愛海「えっ!?そ、そんな演出聞いてnぶべらああああああ!!」ズザアアアアア
奈緒「……へっ?」
P「……お怪我はありませんか、お嬢様?」
奈緒「……P、さん……?」
425: ミガサ 2013/06/29(土) 18:04:44.15 ID:AG2hbkHf0
奈緒「本当に、Pさんなのか……?」
P「貴方のP、お迎えにあがりました」
奈緒「……」
P「……(あれっ、これは)」
奈緒「……」ギュゥゥ
P「えっ!?」
愛海「」
菜々「うわー。これ結構本気でやりましたねー……」
P「貴方のP、お迎えにあがりました」
奈緒「……」
P「……(あれっ、これは)」
奈緒「……」ギュゥゥ
P「えっ!?」
愛海「」
菜々「うわー。これ結構本気でやりましたねー……」
427: ミガサ 2013/06/29(土) 18:07:50.04 ID:AG2hbkHf0
奈緒「……馬鹿」
P「お、おう」
奈緒「……心配、したんだからな」
P「……おう」
奈緒「……もう……どっかに……行かないで?」ウルウル
P「」
奈緒「……えへへっ、P、さん♪」
P「」
凛「ね、加蓮。あのPさん殴っていいかな」
加蓮「落ち着いて。そのダークネス・デスサイズ(物理)をしまって」
P「お、おう」
奈緒「……心配、したんだからな」
P「……おう」
奈緒「……もう……どっかに……行かないで?」ウルウル
P「」
奈緒「……えへへっ、P、さん♪」
P「」
凛「ね、加蓮。あのPさん殴っていいかな」
加蓮「落ち着いて。そのダークネス・デスサイズ(物理)をしまって」
428: ミガサ 2013/06/29(土) 18:10:33.26 ID:AG2hbkHf0
―――数分後 P喫茶店―――
奈緒「うあああああああ!!!あたし、何やってんだああああああああ!!!」
P「にやにや」
凛「にやにや」
加蓮「にやにや」
奈緒「馬鹿!Pさんの馬鹿!凛と加蓮の馬鹿!!」ナミダメ
P「素直な奈緒、凄い可愛かったぞ」
奈緒「~っ!もうPさんなんて知らない!!」
凛「とか言っておいて」
加蓮「数日後にはまたここに来る奈緒でした」
奈緒「もー!!!」
奈緒「うあああああああ!!!あたし、何やってんだああああああああ!!!」
P「にやにや」
凛「にやにや」
加蓮「にやにや」
奈緒「馬鹿!Pさんの馬鹿!凛と加蓮の馬鹿!!」ナミダメ
P「素直な奈緒、凄い可愛かったぞ」
奈緒「~っ!もうPさんなんて知らない!!」
凛「とか言っておいて」
加蓮「数日後にはまたここに来る奈緒でした」
奈緒「もー!!!」
429: ミガサ 2013/06/29(土) 18:14:46.23 ID:AG2hbkHf0
奈緒「……来てやるけどよ」ボソッ
P「本当か?」
奈緒「ああ……って!!Pさんはそこで寝てろっ!!」ゴスッ
P「ごぶっ」
奈緒「ああ、もう……い、一度しか言わねぇからな」
奈緒「た、助けてくれてありがとう……え、えっと」
奈緒「だいす……だいす……っ……大嫌いだっ、馬鹿っ!」
尚、台本担当:神崎蘭子
次に喫茶店を訪れるアイドル >>+5
P「本当か?」
奈緒「ああ……って!!Pさんはそこで寝てろっ!!」ゴスッ
P「ごぶっ」
奈緒「ああ、もう……い、一度しか言わねぇからな」
奈緒「た、助けてくれてありがとう……え、えっと」
奈緒「だいす……だいす……っ……大嫌いだっ、馬鹿っ!」
尚、台本担当:神崎蘭子
次に喫茶店を訪れるアイドル >>+5
434: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/29(土) 18:21:12.78 ID:UcMbyIaYo
珠ちゃん 前
蘭子ちゃん・・・ww
蘭子ちゃん・・・ww
439: ミガサ 2013/06/29(土) 18:30:45.67 ID:AG2hbkHf0
―――女子寮前 早朝―――
珠美「49……50っ!」ブンッ
珠美「ふっ、ふっ……」
珠美「……この後は……うん、瞑想の時間」
珠美「……瞑想は、やめておこう……邪念を持ってたら、意味ないから……」
珠美「……P殿」ポロッ
珠美「っ、つ、強い女剣士は……泣かないのです……!」ゴシゴシ
珠美「か、顔を洗ってこなくては!」タッタッタ
珠美「49……50っ!」ブンッ
珠美「ふっ、ふっ……」
珠美「……この後は……うん、瞑想の時間」
珠美「……瞑想は、やめておこう……邪念を持ってたら、意味ないから……」
珠美「……P殿」ポロッ
珠美「っ、つ、強い女剣士は……泣かないのです……!」ゴシゴシ
珠美「か、顔を洗ってこなくては!」タッタッタ
440: ミガサ 2013/06/29(土) 18:38:52.33 ID:AG2hbkHf0
―――レッスン場―――
珠美「……よ、よろしくお願いします」
のあ「こちらこそ、今日はよろしくお願いするわ」
珠美「(うう、なんかのあさんって怖いんですよね……)」
のあ「(今日はイヌミミかしら……)」
マストレ「今日は合同レッスンだ、気合入れていけよ」
珠美「お、押忍!」
のあ「了承したわ」
珠美「……よ、よろしくお願いします」
のあ「こちらこそ、今日はよろしくお願いするわ」
珠美「(うう、なんかのあさんって怖いんですよね……)」
のあ「(今日はイヌミミかしら……)」
マストレ「今日は合同レッスンだ、気合入れていけよ」
珠美「お、押忍!」
のあ「了承したわ」
441: ミガサ 2013/06/29(土) 18:42:09.12 ID:AG2hbkHf0
―――数時間後―――
珠美「はっ、はっ」
のあ「……お疲れ様」スッ
珠美「あ、ありがとうございます……」
のあ「……珠美」
珠美「は、はい?」ゴクゴク
のあ「貴方の中の、強さとは何?」
珠美「えっ……」
のあ「私が思う強さは……決して、泣かない事ではないと思うわ」
珠美「……もしかして、朝の、見てたんですか?」
のあ「……ええ」
珠美「はっ、はっ」
のあ「……お疲れ様」スッ
珠美「あ、ありがとうございます……」
のあ「……珠美」
珠美「は、はい?」ゴクゴク
のあ「貴方の中の、強さとは何?」
珠美「えっ……」
のあ「私が思う強さは……決して、泣かない事ではないと思うわ」
珠美「……もしかして、朝の、見てたんですか?」
のあ「……ええ」
442: ミガサ 2013/06/29(土) 18:45:01.80 ID:AG2hbkHf0
珠美「情けない、ですよね……私……」
のあ「……いいえ。情けなくないわ」
のあ「私が思う、強さは」
のあ「泣きたい時には、好きなだけ泣いて」
のあ「笑いたい時には、思いっきり笑える」
のあ「そんな当たり前の事を、受け入れることができる……そんな事だと思うわ」
珠美「のあ殿……」
のあ「だから……」スッ
珠美「こ、これは?」
のあ「……このレッスンが終わったら、来て」スタスタ
珠美「の、のあ殿?!」
のあ「……いいえ。情けなくないわ」
のあ「私が思う、強さは」
のあ「泣きたい時には、好きなだけ泣いて」
のあ「笑いたい時には、思いっきり笑える」
のあ「そんな当たり前の事を、受け入れることができる……そんな事だと思うわ」
珠美「のあ殿……」
のあ「だから……」スッ
珠美「こ、これは?」
のあ「……このレッスンが終わったら、来て」スタスタ
珠美「の、のあ殿?!」
443: ミガサ 2013/06/29(土) 18:49:06.85 ID:AG2hbkHf0
―――P喫茶店―――
珠美「結局……のあ殿はあの後何も言ってくださらなかった……」
珠美「ここ、ですよね」
カランカラーン
珠美「す、すみませーん」
P「いらっしゃい」
珠美「……は?」
P「今日は珠美か。相変わらずちっちゃいな」ワシワシ
珠美「……へ?へ?」
P「おい、どうしたんだよ」
珠美「P殿が、なぜここに?」
珠美「結局……のあ殿はあの後何も言ってくださらなかった……」
珠美「ここ、ですよね」
カランカラーン
珠美「す、すみませーん」
P「いらっしゃい」
珠美「……は?」
P「今日は珠美か。相変わらずちっちゃいな」ワシワシ
珠美「……へ?へ?」
P「おい、どうしたんだよ」
珠美「P殿が、なぜここに?」
444: ミガサ 2013/06/29(土) 18:51:29.06 ID:AG2hbkHf0
P「そりゃ、俺の店だからな」
珠美「……み、店?」
P「おう、俺の店」
珠美「……え、えええええ?!」
P「なんだ知らなかったのか」
珠美「し、知りませんよそんな事!ど、どうして」
珠美「どうして……珠美に、教えてくれなかったのですか……?」ポロポロ
P「珠美、お前」
珠美「はっ!」ゴシゴシ
珠美「泣いて、ません、珠美は、泣いてなど」
P「……いいんだ、珠美」ギュッ
珠美「P、殿?」
珠美「……み、店?」
P「おう、俺の店」
珠美「……え、えええええ?!」
P「なんだ知らなかったのか」
珠美「し、知りませんよそんな事!ど、どうして」
珠美「どうして……珠美に、教えてくれなかったのですか……?」ポロポロ
P「珠美、お前」
珠美「はっ!」ゴシゴシ
珠美「泣いて、ません、珠美は、泣いてなど」
P「……いいんだ、珠美」ギュッ
珠美「P、殿?」
445: ミガサ 2013/06/29(土) 18:55:50.24 ID:AG2hbkHf0
P「泣いてもいいんだ」
珠美「しかし、珠美はっ!強く、凛々しい、女、戦士に」
P「そんな女戦士だって、必ず泣いた事はある。一度も泣かなかった奴なんていないさ」
P「泣いて、泣いて、泣き崩れて……そこから、また、強くなっていくんだよ」
P「だから……今は、泣いていいんだ。珠美」
珠美「P、殿」
珠美「うぐ、ぐす、うわああああああん!!P殿、P殿おおおお!!」
P「よしよし……」ナデナデ
珠美「しかし、珠美はっ!強く、凛々しい、女、戦士に」
P「そんな女戦士だって、必ず泣いた事はある。一度も泣かなかった奴なんていないさ」
P「泣いて、泣いて、泣き崩れて……そこから、また、強くなっていくんだよ」
P「だから……今は、泣いていいんだ。珠美」
珠美「P、殿」
珠美「うぐ、ぐす、うわああああああん!!P殿、P殿おおおお!!」
P「よしよし……」ナデナデ
446: ミガサ 2013/06/29(土) 18:58:12.08 ID:AG2hbkHf0
珠美「元はと言えば、P殿が悪いんですからね」
P「はいはい」
珠美「珠美は心配で心配で」
P「……なぁ、あのさ」
珠美「なんですか」
P「いつまで俺の膝に座ってるの?」
珠美「きょ、今日くらいは……いいでしょう……別に」プイッ
P「……ま、そうだな」ナデナデ
珠美「にゃっ、きゅ、急に撫でるのはやめてください……」
P「はいはい」
珠美「珠美は心配で心配で」
P「……なぁ、あのさ」
珠美「なんですか」
P「いつまで俺の膝に座ってるの?」
珠美「きょ、今日くらいは……いいでしょう……別に」プイッ
P「……ま、そうだな」ナデナデ
珠美「にゃっ、きゅ、急に撫でるのはやめてください……」
447: ミガサ 2013/06/29(土) 19:01:17.83 ID:AG2hbkHf0
珠美「P殿」
P「なんだ?」
珠美「珠美は、強くなれるでしょうか」
P「……ああ、きっとな」
珠美「もしも、もしもまた、こうやって珠美が何かに負けそうになった時は……」
珠美「今日のように、隣にいて、珠美を励ましてくれますか……?」
珠美「P殿が隣にいてくれれば……珠美は、どこまでも、強くなれますから!」
次に喫茶店を訪れるアイドル >>+4
このスレ最後の安価
P「なんだ?」
珠美「珠美は、強くなれるでしょうか」
P「……ああ、きっとな」
珠美「もしも、もしもまた、こうやって珠美が何かに負けそうになった時は……」
珠美「今日のように、隣にいて、珠美を励ましてくれますか……?」
珠美「P殿が隣にいてくれれば……珠美は、どこまでも、強くなれますから!」
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このスレ最後の安価
451: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/29(土) 19:02:21.26 ID:uLq/KGRko
珠ちゃんかわいいな
早苗さん 前
早苗さん 前
452: ミガサ 2013/06/29(土) 19:10:36.24 ID:AG2hbkHf0
―――女子寮 早苗の部屋―――
早苗「何よぉ、P君の馬鹿……」ゴクッゴクッ
早苗「勝手にスカウトしてきて、勝手にいなくなって」ゴキュッ
早苗「馬鹿馬鹿馬鹿……」
楓「……あの」
早苗「ごめん!もーちょいだけ、もーちょいだけ愚痴聞いて!」
楓「はい……」
早苗「あー。お酒、勝手に飲んでいいから」
楓「ありがとうございます……」
早苗「何よぉ、P君の馬鹿……」ゴクッゴクッ
早苗「勝手にスカウトしてきて、勝手にいなくなって」ゴキュッ
早苗「馬鹿馬鹿馬鹿……」
楓「……あの」
早苗「ごめん!もーちょいだけ、もーちょいだけ愚痴聞いて!」
楓「はい……」
早苗「あー。お酒、勝手に飲んでいいから」
楓「ありがとうございます……」
453: ミガサ 2013/06/29(土) 19:13:29.12 ID:AG2hbkHf0
早苗「そう、それでP君は―――」
楓「はい」
早苗「それでもうさ―――」
楓「はい」
早苗「P君の、馬鹿、馬鹿、馬鹿ぁ!こんないい女、もう出会えないわよぉ!!」
楓「そうですね……」
早苗「聞いてるー?」
楓「聞いてますよ(明日の夕飯……)」
早苗「それでそれで―――」
楓「……」
楓「はい」
早苗「それでもうさ―――」
楓「はい」
早苗「P君の、馬鹿、馬鹿、馬鹿ぁ!こんないい女、もう出会えないわよぉ!!」
楓「そうですね……」
早苗「聞いてるー?」
楓「聞いてますよ(明日の夕飯……)」
早苗「それでそれで―――」
楓「……」
454: ミガサ 2013/06/29(土) 19:16:44.04 ID:AG2hbkHf0
早苗「うー、なんだか眠くなってきた……」
楓「寝てもいいですよ」
早苗「でも、まだ昼間だし……」
楓「大丈夫です。少し経ったら起こしますから」
早苗「そう……?じゃあお願い」
楓「はい」
早苗「……」zzz
楓「……ふふっ、いい事思いついちゃいました」
楓「もしもし……Pさんですか?」
楓「寝てもいいですよ」
早苗「でも、まだ昼間だし……」
楓「大丈夫です。少し経ったら起こしますから」
早苗「そう……?じゃあお願い」
楓「はい」
早苗「……」zzz
楓「……ふふっ、いい事思いついちゃいました」
楓「もしもし……Pさんですか?」
455: ミガサ 2013/06/29(土) 19:19:30.39 ID:AG2hbkHf0
―――P喫茶店―――
早苗「……んん……」
P「おはようございます、早苗さん」
早苗「うん、P君、おはよー」
P「これ味噌汁です」
早苗「ありがとー……」ズズズッ
早苗「……」
早苗「P君?!」
P「え?はい」
早苗「……んん……」
P「おはようございます、早苗さん」
早苗「うん、P君、おはよー」
P「これ味噌汁です」
早苗「ありがとー……」ズズズッ
早苗「……」
早苗「P君?!」
P「え?はい」
456: ミガサ 2013/06/29(土) 19:22:40.68 ID:AG2hbkHf0
早苗「えっ、これ、夢?夢なの?」
P「夢じゃないですよ」
早苗「だ、だって、P君が、そこにいて、そこにいるのが、P君で」
P「はい」
早苗「P、君が……えぐっ」
P「えっ」
早苗「Pくうううううん!!」ギュムッ
P「うわぁ?!早苗さんそれやばいです!いろんな意味で!!」
早苗「夢でもいいや、もう……」ギュゥゥゥゥ
P「さ、早苗、さん」
P「夢じゃないですよ」
早苗「だ、だって、P君が、そこにいて、そこにいるのが、P君で」
P「はい」
早苗「P、君が……えぐっ」
P「えっ」
早苗「Pくうううううん!!」ギュムッ
P「うわぁ?!早苗さんそれやばいです!いろんな意味で!!」
早苗「夢でもいいや、もう……」ギュゥゥゥゥ
P「さ、早苗、さん」
457: ミガサ 2013/06/29(土) 19:25:06.44 ID:AG2hbkHf0
早苗「……P君」
P「な、なんですか?」
早苗「私、P君の事、大好きだったのよ」
P「……はい?」
早苗「P君がいなくなって、すぐわかった」
早苗「私、P君が好きだからこの事務所にいたんだって」
P「早苗、さん」
早苗「……今、二人きりじゃない?」
P「そう、ですんむっ?!」
早苗「んっ……」
P「な、なんですか?」
早苗「私、P君の事、大好きだったのよ」
P「……はい?」
早苗「P君がいなくなって、すぐわかった」
早苗「私、P君が好きだからこの事務所にいたんだって」
P「早苗、さん」
早苗「……今、二人きりじゃない?」
P「そう、ですんむっ?!」
早苗「んっ……」
459: ミガサ 2013/06/29(土) 19:27:38.79 ID:AG2hbkHf0
P「早苗、さ」
早苗「いいから、ほら」ドサッ
P「ちょ?!な、何を」
早苗「……いいから、私に任せて」
P「いや、あの」
早苗「覚悟決めたから……私の始めて……あげるよ」
P「」
『ダメええええええええええ!!!!』
早苗「?!」
早苗「いいから、ほら」ドサッ
P「ちょ?!な、何を」
早苗「……いいから、私に任せて」
P「いや、あの」
早苗「覚悟決めたから……私の始めて……あげるよ」
P「」
『ダメええええええええええ!!!!』
早苗「?!」
460: ミガサ 2013/06/29(土) 19:30:20.73 ID:AG2hbkHf0
幸子「な、なななななな!何してるんですか早苗さん!!」
雪美「抜けがけ……許さない」
のあ「……(真顔でスタンガン準備)」
P「お、お前らいたのか」
楓「私もいますよ♪」
P「楓さん!?帰ったんじゃ」
早苗「……むぅ、もう少しだったのになぁ」
幸子「も、ももも、もう少しって何がですか!!」
早苗「そりゃあ……ねぇ?」
雪美「……」
のあ「雪美、違うわ。ここを押すの」バチバチ
雪美「抜けがけ……許さない」
のあ「……(真顔でスタンガン準備)」
P「お、お前らいたのか」
楓「私もいますよ♪」
P「楓さん!?帰ったんじゃ」
早苗「……むぅ、もう少しだったのになぁ」
幸子「も、ももも、もう少しって何がですか!!」
早苗「そりゃあ……ねぇ?」
雪美「……」
のあ「雪美、違うわ。ここを押すの」バチバチ
462: ミガサ 2013/06/29(土) 19:34:43.64 ID:AG2hbkHf0
楓「早苗さん、ずるいですよ」
早苗「じゃあ楓さんも交じる?」
楓「あ、それなら♪」
P「それなら♪じゃないですよ!楓さんも悪ノリしない!」
楓「悪ノリじゃないですよ?」
P「えっ」
幸子「……強力なライバルが、更に二人も」
雪美「……」バチバチ
のあ「そうよ」バチバチ
早苗「じゃあ楓さんも交じる?」
楓「あ、それなら♪」
P「それなら♪じゃないですよ!楓さんも悪ノリしない!」
楓「悪ノリじゃないですよ?」
P「えっ」
幸子「……強力なライバルが、更に二人も」
雪美「……」バチバチ
のあ「そうよ」バチバチ
464: ミガサ 2013/06/29(土) 19:37:30.80 ID:AG2hbkHf0
早苗「あははっ、ね、P君」
P「な、なんですか」
早苗「あたし、本気だから」
P「えっ」
早苗「私の心を逮捕した罰、ね?大切なものを盗んで行きました、なんていいセリフ残してくれたわよね」
早苗「私の大切な物はP君に盗まれちゃったみたいだから……だからもう、私の大切な物全部、P君にあげる!」
早苗「覚悟しててね……P君♪」
おわり
P「な、なんですか」
早苗「あたし、本気だから」
P「えっ」
早苗「私の心を逮捕した罰、ね?大切なものを盗んで行きました、なんていいセリフ残してくれたわよね」
早苗「私の大切な物はP君に盗まれちゃったみたいだから……だからもう、私の大切な物全部、P君にあげる!」
早苗「覚悟しててね……P君♪」
おわり
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