1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 21:13:35.72 ID:Xjsqz4j4o
モバP宅
カタカタカタカタ

モバP「何々…"ツンデレで気になる彼の気を引いちゃえ"?」




モバP「アホかな?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1445948015

引用元: モバP「ツンデレ?」 

 

2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 21:16:21.62 ID:Xjsqz4j4o
凛宅

マイク君『何々…"ツンデレで気になる彼の気を引いちゃえ"』

凛「ツンデレ…そういうのもあるのか!」

凛「でも、ツンデレって何?」

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 21:20:00.19 ID:Xjsqz4j4o
翌日
事務所
ガチャ
モバP「おはようございます!」

ちひろ「おはようございます。」

モバP「えーっと、今日はまず…早苗さんのレッスンからか…。」

ちひろ「あ、プロデューサーさん、ペン貸してもらえませんか、丁度インク切れちゃったみたいで。」

モバP「良いですよ、確か机の中に貰い物が大量に…。」ガラガラ

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 21:22:11.00 ID:Xjsqz4j4o
幼女の薄い本「」ドサドサドサドサ

モバP「」

ちひろ「」

ちひろ「ぷ、プロデューサーさん、これは…。」

モバP「ち、ちがっ「おはようございます!P君は来てるかなー?」」

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 21:25:13.36 ID:Xjsqz4j4o
早苗「おやおや?どうしたの二人して固まって。」

幼女の薄い本「」ドサー

早苗「…。」

モバP「さ、早苗さん、これは…。」

早苗「ちひろさん、今日はレッスンお休みにしてくれないかしら。それと、中学生以下の子供たちの送迎は今後大人組で割り振りましょう。」

ちひろ「は、はい。」

モバP「そそんな、俺は…。」

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 21:29:03.83 ID:Xjsqz4j4o
三日後
モバP「お、卯月、おはよう。」

卯月「あ、ぷ、プロデューサーさん、おはようございます!それじゃ!」タタタ

モバP「中学生以下はおろか、高校生より上も以前よりそっけなくなった…。」

モバP「最近はスケジュール立てと外回りしかやってねえ。」

モバP「くそ、誰が一体こんなことを…。」グスッ

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 21:31:15.08 ID:Xjsqz4j4o
凛「プロデューサーってば。」ヒョコッ

モバP「うおっ、り、凛か?」

凛「いきなり驚かないでよ。さっきから呼んでるのに。」

モバP「すまん、どうしたんだ。」

凛「こっちの台詞だよ。最近全然元気ないじゃん。」

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 21:34:45.35 ID:Xjsqz4j4o
モバP「凛は、あの噂を聞いてないのか?」

凛「…ああ、あのプロデューサーがロリコンって話?聞いたけど、信じるわけないじゃん。」

モバP「な、なんで…。他のみんなは信じてるのに。」

凛「普段のプロデューサー見てればわかるじゃん。別に普段から目で追ってるわけでもないけどね。」

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 21:36:43.50 ID:Xjsqz4j4o
モバP「り、凛…。」ジーン

凛「ほらほら、私もレッスンがあるんだから送ってよね。」

モバP「ああ!何でもしてやるさ!」

凛「ん?」

モバP「どうかしたか?」

凛「何でもないよ。」

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 21:39:57.60 ID:Xjsqz4j4o
一ヶ月後

モバP「誰もいない事務所、凛以外は相変わらずか…。」

ガチャ
凛「おはよう。プロデューサー、今日は誰も来てないの?」

モバP「おはよう。最近はみんな直行直帰が増えてきてな。二時間は誰も来ないよ。」

凛「へえ…そうなんだ。」

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 21:41:29.47 ID:Xjsqz4j4o
凛「プロデューサー、こっち向いて?」

モバP「ん?」クルリ

凛「」チュー

モバP「ムグ!?」

パシャリ



12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 21:44:30.08 ID:Xjsqz4j4o
凛「ふう…。」

モバP「り、凛!お前何を!」

凛「良いのかな?プロデューサー、そんな口聞いて。」スマホフリフリ

モバP「何をする気だ!」

凛「何もしないよ、大人しくしてくれてれば。写真をtwitterに載せたりとかね。」


14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 21:48:34.94 ID:Xjsqz4j4o
モバP「か、貸せ!」ガバッ

凛「…」プチプチ シュルルッ

ドタッ
ガバッ
パシャリ

モバP「こ、この体制は…。」

凛「あー、今からプロデューサーが私を●そうとしてるようにしか見えないね。」

モバP「し、しまった!一旦立ってこの体制を…。」

凛「逃さないよ、プロデューサー。」

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 21:51:39.55 ID:Xjsqz4j4o
ガシッ

モバP「あ、足をほどけ、凛!」ジタバタ

凛「駄目だよ。鍛えてるアイドルと男とはいえ事務仕事メインのプロデューサー、どっちが勝つか分かるでしょ?」ギュウウウウウウ

モバP「それでも、この体格差なら!」

凛「無駄だってば。」

サワサワ

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 21:54:48.65 ID:Xjsqz4j4o
モバP「ど、どこ触って…。」ビクンビクン

凛「力入らないでしょ?このまま大きくしちゃうよ?」サワサワ

モバP「う、動こうにも力が入らん…。これじゃ…。」

凛「このままだと一方的に最後までして、皆に見つかっちゃうね。そう。」





凛「詰んでるんだよ。」


20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/27(火) 22:04:37.81 ID:Xjsqz4j4o
二時間後

ガチャ
オハヨウゴザイマ…リ,リンチャン!プロデューサーサンナニヲ!
リンチャン,ダイジョウブ!?
グスッ,プロデューサーガイキナリ…

モバP「」



文香「その後、事務所のイメージと被害者の凛ちゃんの申し出から刑事事件にはならなかったものの、当然プロデューサーさんはプロダクションを辞めることになりました。」

文香「数ヵ月後、凛ちゃんも精神的なダメージからアイドルを引退することに。」

文香「それからしばらくすると、とある花屋さんの店先に10代の若い奥さんと目の死んだ婿養子が立つようになり、大層繁盛したそうです。」

文香「しかし同時に夜には近くの公園で男の悲鳴と女の媚声が聞こえて来るようになったそうな…。」