未央「「142's」もセクシー担当って居ないよね？」


幸子「「カワイイボクと142's」です！！というかボクのユニットにセクシー担当は必要ありません！」


幸子「とてもカワイイ輝子さんと小梅さん、そして世界で一番カワイイボクというカワイイが満載のユニットですからね！」


未央「うーむ、さっちんはブレないね、でもそういうとこ好きー」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


幸子「フフーン！！もっと褒めてもいいんですよ！！」


未央「あはは、うんうん、さっちんはホントカワイイねー」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

幸子「というか、未央さんが「セクシー担当」になるのは厳しいんじゃないですかね？」


未央「えー？そうー？これでもスタイルには自信あるんだけどなー」


幸子「まず、未央さんの髪型ではセクシーは似合わないと思うんですよ」


未央「あー・・・やっぱり外ハネでショートだと厳しいかね？」


幸子「そうですねー・・・どうしても「元気いっぱいな女の子」ってイメージが強すぎます」


未央「ふむ・・・ならば髪を伸ばしてみるかね」


幸子「いや・・・未央さんに長髪は・・・似合わないですね」


未央「このー、はっきり言ってくれるじゃないかさっちんよー」ｷﾞｭｳｳｳｳｳ


幸子「ふぎゃー！！」


未央「この、この！ホントカワイイなさっちんはー！！」ｷﾞｭｳｳｳｳｳ


幸子「未央さん！苦しいですってばー！！！」


未央「あはは、ごめんごめん、カワイイからつい」


幸子「そうですか！なら許しましょう！！」


未央「ありがとさっちん」

幸子「と、というかですね、ボクはカワイイですけどセクシーではないので、ボクに聞いても分からないと思いますよ」


未央「まあ、そうだよねー、今日セクシーな人って居たっけ？」


幸子「居るじゃないですか、ほら、あそこ」


未央「え？・・・あ！」




―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

？？「ふう・・・」ﾁｬﾎﾟﾝ


未央「まきのーん！！」ｻﾞﾊﾞｻﾞﾊﾞ


幸子「未央さん！ボクを担いで移動しないで下さい！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ


八神マキノ「あら？未央に幸子、どうしたの？」


未央「お願いまきのん！私にセクシーになる秘訣を教えて！！」


マキノ「セクシーになる秘訣・・・？」


幸子「えーと、実はですね・・・」

～さっちん、事情を説明～



マキノ「なるほどね・・・自分のユニットに新たな一面を出したいから、私にセクシーになる秘訣を教わりたいと・・・」


未央「うん、私、今まで皆にお世話になりっぱなしだから少しでも恩を返したくて・・・」


マキノ「そうね・・・私を頼ってくれるのは嬉しいのだけど・・・私もセクシーを自負している訳じゃないわよ」


幸子「いやいや、この前スパイ役で撮影してた時、すごいセクシーだったと思うんですが・・・」


マキノ「あらそう？そこまで意識したつもりはないのだけど」


未央「意識しないであんなに色気だせるんだからすごいよ！」


マキノ「まあ、最近そういうグラビア撮影の依頼もあるし、その時に勉強した事なら教えてもいいわよ」


未央「ホント！？ありがとう、まきのん！！」

マキノ「それじゃ・・・せっかく温泉に入ってるんだから、ここでちょっとポーズとってみましょうか」


未央「お願いします！！」


幸子「ま、まあ、ボクも参考にさせて頂きましょうかね・・・」


マキノ「例えば・・・少し背中を露出させて・・・」ﾊﾗ･･･


未央「わあ・・・」


幸子「き・・・綺麗な背中ですね・・・」


マキノ「ありがとう、それじゃ、例えば向こうに私を撮影しているカメラがあるとしましょう」


未央「えっと、それじゃ私達、カメラの方向から見させて頂きます」


幸子「えっと、よろしくお願いします」

マキノ「まず、カメラに私のうなじ、背、胸が写るように姿勢を調整して・・・」ﾓｿﾞﾓｿﾞ


未央「あわわ・・・」


マキノ「そして、視線は常にカメラに向ける、この時に大事なのは絶対に恥ずかしがらない事」


幸子「な、なるほど・・・」


マキノ「そうね・・・例えば、カメラを好きな男性だと思って、その男性を誘うように意識してみるといいかしら？」


未央「す、好きな男性を誘う！？」


マキノ「そう、好きな男性にしか見せない女の顔を作るとよりセクシーになると思うわ」


マキノ「こんな風にね」（ＳＲ【静寂のひととき】八神マキノ）


幸子「あわわ・・・」


未央「せ、セクシー・・・」

マキノ「まあ、こんな感じかしら、参考になった？」


未央「は、はい・・・」


幸子「勉強になりました・・・」


マキノ「それはよかったわ」


マキノ「もしまだ勉強したいのなら、温泉からあがった後も教えてあげるわよ」


未央「は、はい！是非お願いします！！」


幸子「ま、まあ、ボクも将来の為に勉強しておきましょう」


マキノ「ふふ・・・さて、それじゃそろそろ晩ご飯も出来る頃でしょうし、あがりましょうか」


未央「はーい、よーし！セクシーな未央ちゃん目指して頑張るぞー！！」




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～翌日、事務所～



渋谷凛「今日、未央が帰ってくるんだったっけ？」


島村卯月「そうですね、お土産楽しみです！」


日野茜「温泉良いですね！燃えますね！！」


高森藍子「ふふ、私達も今度温泉に行きたいですね」

ｶﾞﾁｬｯ




未央「・・・・・・」


茜「あ！未央ちゃん！」


藍子「未央ちゃん、お疲れ様」


卯月「温泉、どうでしたか？」


未央「・・・・・・」


凛「・・・未央？」

未央「ふふ・・・皆、ただいま、良い温泉だったわ」


凛卯茜藍「「「「！？！？！？！？！？！？！？」」」」

藍子「み、未央ちゃん？」


茜「ど、どうしたんですか？」


未央「あら？私はどうもしてないわよ？ふふ、変な２人」


藍子・茜「「！？」」

凛「・・・あんた、ホントに未央？」


未央「あら、いきなり酷いわ凛、正真正銘、本物の本田未央よ？」


凛「！？」


未央「それにしてもこの部屋少し暑いわね、暖房かけすぎじゃないかしら？」


卯月「え、えっと・・・暑いですか？温度下げてきますけど」


未央「ありがとう卯月、でも大丈夫よ、私が脱ぐから」ﾇｷﾞﾇｷﾞ


卯月「！？」

未央「ふー・・・すこし涼しくなったわ」


藍子「あ、あの・・・未央ちゃん」


未央「なーに？藍子」


藍子「え、えっと・・・胸が少し見えちゃってますよ・・・」


未央「あらごめんなさい、私のセクシーな所が出ちゃった」


茜「せ、セクシーですか！？」


未央「ええ、そうよ茜、ＮＧの、そしてＰＰのセクシー担当である私の天性の魅力と言ってもいいかしら？」


凛「未央・・・何を言ってるの・・・？」

未央「ふふ、凛、卯月、茜、藍子、これからもＮＧ、そしてＰＰ頑張っていきましょう」


未央「私もどんどんセクシーを極めていって、最高のユニットになる様に頑張るわ」


凛卯茜藍「「「「・・・・・・・・・」」」」


未央「あら？どうしたのかしら皆？」

凛卯茜藍「「「「お願いだからいつもの未央（ちゃん）に戻って（ください）！！！！！！！！」」」」