1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 22:53:35.74 ID:Y/6YGjRy0
※一部キャラクターが崩壊してます。
>>10巻までのネタバレがあるかもしれません。


クリスタ「なんで、コニーは立体起動が得意なの?」
コニー 「感じろとしか言えん」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1372773215

引用元: アルミン「夢を買う」 

 

2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 22:54:20.82 ID:Y/6YGjRy0
クリスタ「やっぱり、狩猟民族の才能かな?」

コニー 「俺の家の先祖は、内地出身だ」

クリスタ「そうなの?」

コニー 「内地に居られなくなって、外に出てきたらしい」

クリスタ「なんで……あ」

クリスタ(これって、触れちゃいけない話よね?)

3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 22:54:51.83 ID:Y/6YGjRy0
コニー 「気にすんなよ」

クリスタ「ごめんね」

コニー 「俺の生まれるよりも、ずっと昔の話だ」

クリスタ「えっと、あのね、コニーの立体起動を見るとね、子供の頃の怪談を思いだすんだ」

コニー 「坊主頭の幽霊でも出るのかよ」

4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 22:55:25.17 ID:Y/6YGjRy0
クリスタ「ううん、バネ足ジャックって言う怪人」

コニー 「ああ、その話は、俺も知ってる」

クリスタ「コニーは、立体起動も小回りが利く移動の仕方だからかな。ピョンピョンって」

コニー 「バネ足男が、怖かったのか?」

5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 22:55:55.99 ID:Y/6YGjRy0
クリスタ「足にバネをつけて、人を驚かすっていうだけの怪人なのにね」

コニー 「俺の知ってる話と違うな」

クリスタ「そうなの?」

コニー 「俺の知ってるバネ足ジャックは、実在した快楽殺人者だった」

6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 22:56:30.57 ID:Y/6YGjRy0
クリスタ「それは、怖いね……」

コニー 「何人も刺して、殺して、バネ足で逃げた」

クリスタ「コニー?顔が怖いよ?」

コニー 「でも、ちゃんと掴まったんだ」

クリスタ「そうかぁ。よかったぁ」ホッ

7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 22:57:10.65 ID:Y/6YGjRy0
コニー 「新聞の見出しはこうだった」

 スプリンガー
”バネ足男、掴まる”


クリスタ「え?スプリ……え?」

8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 22:57:44.72 ID:Y/6YGjRy0
コニー 「クリスタって、平民じゃないよな」

クリスタ「な、何言ってるの?そんなわけ」

コニー 「肌のキメ細やかさ、質感が全然違う」

クリスタ「そ、そうなんだ」

9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 22:58:11.12 ID:Y/6YGjRy0
コニー 「時々、無性に、破壊衝動に襲われる」

クリスタ「もう、戻ろうよ……」

コニー 「綺麗なものや、美しいものを、滅茶苦茶にしたくなるんだ」

クリスタ「コニー、やめて、戻ろう。みんな心配するよ」

コニー 「あぁ、戻ろう。でも、戻るのは、俺だけだ」

10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 22:58:37.05 ID:Y/6YGjRy0
クリスタ「……何で、そんな……怖い顔するの?」

コニー 「感じろとしか言えん」

(おわり)

12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 22:59:15.01 ID:Y/6YGjRy0
(おわり)
(  )
( )
()
コニー 「という夢を見た」

クリスタ「怖い話やめて」

13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 22:59:47.85 ID:Y/6YGjRy0
コニー 「俺も怖かった。二度寝できなかった」

クリスタ「私も眠れなくなる」

コニー 「サシャなら悪い夢も食べてくれるんじゃないかと思った」

クリスタ「そうかも」

コニー 「頼んでみよう」

14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:00:24.68 ID:Y/6YGjRy0
クリスタ「サシャーちょっときてー」

サシャ 「なんですか?」

クリスタ「悪い夢を食べてください」

コニー 「二度寝できないから」

サシャ 「言ってる意味が分かりません」

15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:01:59.95 ID:Y/6YGjRy0
クリスタ「あのね、コニーがね、スプリンガーでね」

コニー 「クリスタが貴族だった!」

クリスタ「違うよ!?」

コニー 「それは、夢の話だった」

クリスタ「コニーが内地出身なの」

コニー 「違うよ!?」

サシャ 「埒が明きませんね。通訳を呼びましょう。アルミーン!」

16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:02:26.31 ID:Y/6YGjRy0
アルミン「どうしたんだい?」

クリスタ「あのねアルミン、コニーのご先祖様が、内地出身のスプリンガーなの」

コニー 「クリスタが平民じゃなくて、怖いから、サシャなら食べるかと思った」

アルミン「ふんふん」

サシャ 「分かるんですか?」

17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:03:07.76 ID:Y/6YGjRy0
アルミン「要約すると、怖い夢を見たから、
     サシャなら夢も食べてくれるんじゃないかと思ったみたい」

サシャ 「食べられるものなら、ありがたく頂きますけど、流石に夢は食べられないです」

コニー 「アルミン凄い」

クリスタ「頭いい」

18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:04:08.36 ID:Y/6YGjRy0
アルミン「夢を食べる動物はバクだね」

サシャ 「そんな動物がいるんですか?」

アルミン「空想上の動物だから、実在するわけではないよ」

クリスタ「なぁんだ」

コニー 「いないのかー」

19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:04:45.68 ID:Y/6YGjRy0
サシャ 「そんなに怖い夢だったんですか?」

クリスタ「怖いの大丈夫?」

サシャ 「怪談は好きですよ」

アルミン「じゃあ、コニーから夢を買ってみたらどうかな」

コニー 「夢って、買えるのか」

クリスタ「おいくらかしら?」

20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:05:22.84 ID:Y/6YGjRy0
サシャ 「どうやって売買するんですか?」

アルミン「何でもいいんだよ。ヘアピンと交換とか」

サシャ 「はぁ。コニーにヘアピンあげても使い道ないでしょうけど。どうぞ」

コニー 「まいどあり」

クリスタ「サシャは怖い夢みるの?」

アルミン「見るか分からないけど、夢の所有権はサシャに移ったよ」

21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:06:14.68 ID:Y/6YGjRy0
コニー 「俺、二度寝しても大丈夫か?」

アルミン「大丈夫だと思うよ」

クリスタ「私は?」

アルミン「元々、クリスタは怖い夢みてないから大丈夫だよ」

クリスタ「そうだった」

22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:07:03.72 ID:Y/6YGjRy0
サシャ 「じゃあ、今夜楽しみにしてみますね」

コニー 「本当に怖いからな!」

クリスタ「泣いちゃうよ?」

アルミン「もし見たら、明日教えてね」

23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:07:37.98 ID:Y/6YGjRy0
次の日

アルミン「怖い夢は見られた?」

サシャ 「いいえ、朝までグッスリでした」

アルミン「そんなもんだよね」

サシャ 「コニーとクリスタはどうしたんですか?」

24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:08:08.22 ID:Y/6YGjRy0
アルミン「開拓地に行ったよ」

サシャ 「え?」

アルミン「二人とも、訓練兵には向いてなかったんだよ」

サシャ 「でも、昨日まで普通にいましたよ?」

26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:08:48.86 ID:Y/6YGjRy0
アルミン「食糧事情もあるからね、食料を減らす方よりも増やす方に力を入れたいんだよ」

サシャ 「言ってることは分かりますが、それにしたって急ですよ」

アルミン「まぁまぁ、その代わりに今日は豪華なご飯がでるんだから」

サシャ 「これは、もしかしてお肉ですか!?」

27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:09:19.38 ID:Y/6YGjRy0
アルミン「大人数なら硬いパンと薄いスープだけど、少人数なら肉も出るんだ」

サシャ 「そういうことなら、悪い話ではないですねぇ」モグモグ

アルミン「そうだろう? コニーとクリスタも喜ぶよ」

サシャ 「……なんでその二人が?」

28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:09:47.76 ID:Y/6YGjRy0
アルミン「美味しいかい、サシャ?」

サシャ 「はぁ、美味しく頂いてますけど……アルミン?」

アルミン「どうしたんだい?」

サシャ 「これは、何のお肉ですか?」

30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:10:08.92 ID:Y/6YGjRy0
アルミン「コニーとクリスタも喜ぶよ」

サシャ 「あの、アルミン?」

アルミン「……サシャは、開拓地に行きたくないだろう?」

サシャ 「私もう、お肉、いらないです」

31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:10:54.14 ID:Y/6YGjRy0
アルミン「気に入らなかったの?」

サシャ 「いえ、何というか、お腹、いっぱいで」

アルミン「じゃあ仕方ないね」

サシャ 「ええ、済みませんけど」

32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:11:29.46 ID:Y/6YGjRy0
アルミン「コニーとクリスタも喜ぶよ」

サシャ 「え?」

(おわり)

33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:16:15.33 ID:Y/6YGjRy0
(おわり)
(  )
( )
()
サシャ 「という夢を見ました」

コニー 「ギャアアアアア!」

クリスタ「キャアアアア!」

アルミン「僕が悪役なの?」

34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:16:41.58 ID:Y/6YGjRy0
コニー 「アルミンの食人鬼!」

クリスタ「私、食べられちゃった……」シクシク

サシャ 「夢見が悪くて、今日は食欲ないです」

アルミン「まさか、本当に悪夢を見るなんてね」

35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:17:09.16 ID:Y/6YGjRy0
サシャ 「アルミーン、責任とって夢を買ってくださいよー」

アルミン「え、うーん。それなら、パンと交換で」

サシャ 「普段なら嬉しいんですけど、今日は食べ物は」ウプッ

アルミン「じゃあ、僕の胃薬と交換で」

サシャ 「ありがとうございます」

37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:17:40.04 ID:Y/6YGjRy0
クリスタ「今日は、アルミンが怖い夢みるの?」

アルミン「見なければ良いんだけどね」

コニー 「すげえ怖いぞ!」

クリスタ「泣いちゃうよ?」

サシャ 「心に来る恐怖でした」

38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:19:17.06 ID:Y/6YGjRy0
格闘訓練中

アルミン「だから、今日は寝るのがちょっと怖いかな」

ミカサ 「アルミン、私がその悪夢を買い取ろう」

アルミン「ええ、そんなの悪いよ。ミカサ」

39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:20:05.80 ID:Y/6YGjRy0
ミカサ 「構わない、代金としてアニとの訓練を設定しよう」

ミカサ (エレンも引き剥がせる。Win-Winの関係)

アルミン「それは……うん、ありがとう」

ミカサ 「じゃあ、アニを呼んでくる」スタスタ

40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:20:40.14 ID:Y/6YGjRy0
ジャン 「ミ、ミカサ、訓練相手がいないなら、俺とやらないか?」テレッ

ミカサ 「……」

ジャン 「いやなら、構わないんだが……」

ミカサ 「訓練相手は、既に決まっているので応えられない」

ジャン 「そ、そうか。悪かったな……」ガックリ

ミカサ 「その代わり、私の大事なものを買い取って欲しい」

41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:21:05.55 ID:Y/6YGjRy0
ジャン 「な、なにをだ!?何でも買うぜ!」

ミカサ 「代金として、立体起動をエレンに教えてあげて欲しい」

ジャン 「おう!いくらでも教えてやるよ!」ヒャホー

ミカサ 「ありがとう。今夜、楽しみに待っていて……」ニコッ

ジャン 「こ、今夜!?」

42: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:21:38.50 ID:Y/6YGjRy0
キース 「……」

ミカサ 「ええ、今夜、きっとあなたは悪夢を見るから」

ジャン 「え、夢?」

キース 「……」

ミカサ 「そう、買い取ってくれてありがとう」スタスタ

ジャン 「ハハッ、イイッテコトヨー」

43: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:22:15.55 ID:Y/6YGjRy0
キース 「面白い話をしているようだな」ギロリ

ジャン 「そ、そんなに面白い話では」ビクン

キース 「私がその夢を買い取ってやろう。代わりに、死ぬ寸前まで走って来て良いぞ」

ジャン 「そ、そんな……」

キース 「すぐに行って来い」

ジャン 「は、はっ!!」

ジャン (俺が何をしたってんだよ!?)


(おわり)

45: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:23:09.68 ID:Y/6YGjRy0
(おわり)
(   )
(  )
( )
()
キース「懐かしい、夢を見たな」

46: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:23:40.91 ID:Y/6YGjRy0
キース「あの頃から逸材揃いとハ言われていたが、中身はまだまだ子供だったな」フフフ

キース「悪夢というが、巨人の恐怖に怯える今こそが悪夢だろう」

キース「いよいよ今日が解散式だが、悪夢に打ち勝てるよう訓練は施した」

キース「人類に貢献して欲しい気持ちはあるが、何よりも若い命を散らさないで欲しいものだ」

47: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:24:10.61 ID:Y/6YGjRy0

コンコン

キース 「どうぞ」

ピクシス「失礼するよ」

キース 「こ、これは!ピクシス指令!?」

ピクシス「ああ、いいんだ。そのままでいい」

キース 「こんなところに、何故……?」

48: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:24:39.15 ID:Y/6YGjRy0
ピクシス「実は、君に伝えなければいけないことがある」

キース 「はっ!」

ピクシス「先ほど、超大型巨人が出現した」

キース 「なっ!?」

49: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:25:05.80 ID:Y/6YGjRy0
ピクシス「幸い、人類最強のリヴァイが近くにいたんでな、即座に駆逐された」

キース 「そ、それは、喜ばしい知らせです」

ピクシス「リヴァイが到着するまでの間、私が104期訓練兵に時間稼ぎを命じた」

キース 「……はっ」

50: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:26:01.91 ID:Y/6YGjRy0
ピクシス「その結果、主席のアッカーマン以下、104期訓練兵は、全滅した」

キース 「……私の、鍛え方が、足りませんでした」

ピクシス「いや、十分に鍛えてくれた、彼らは勇敢に戦い、そして勝利の礎になった」

キース 「もったいない、お言葉です」

51: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:26:36.33 ID:Y/6YGjRy0
ピクシス「訓練兵の家族へ遺品などを送る必要があるだろう。それだけ伝えに来た」

キース 「ご足労頂き、ありがとうございます」

ピクシス「命じた私が言うことではないが、あまり、気に病むな」

キース 「気に病むなど。人類は超大型巨人という悪夢から、ひとつ解放されたのです」

52: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:27:05.35 ID:Y/6YGjRy0
ピクシス「彼らの尊い犠牲の上でだ」

キース 「この犠牲は無駄ではありません。きっと喜びを口にするでしょう」

ピクシス「彼らには何らかの褒章を考えている。それでは失礼するよ」

キース 「はっ」

53: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:27:36.21 ID:Y/6YGjRy0
キース「……」

キース(何故、私は奴らをもっと鍛えてやらなかったのだ?)

キース(何故、人類最強はもっと近くに居なかったのだ?)

キース(何故、奴らが死なねばならなかった……)

54: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:28:10.80 ID:Y/6YGjRy0
キース(褒章など貰って喜ぶ遺族がいるものか)

キース(死体がどうやって喜びを語るというのだ)

キース(奴らの夢は、希望は、将来は、全て無駄だったのか)

キース(人は、無力だ……)

56: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:29:07.20 ID:Y/6YGjRy0
キース(年を取ったな)

キース(…少し……疲れたようだ)


(おわり)

57: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:42:19.94 ID:Y/6YGjRy0
(おわり)
(  )
( )
()
キース「はっ!? ……夢か」

キース「とんでもない、悪夢だった」

キース「いや、夢で良かった……!」

58: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:42:57.58 ID:Y/6YGjRy0


キース 「私は貴様らに謝罪をしなければならない」

コニー 「なんだ?」

クリスタ「ごめんなさい?」

キース 「今まで、鍛え方が足りかったようだ」

アルミン「え?」

59: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/02(火) 23:43:45.15 ID:Y/6YGjRy0
キース 「貴様らを巨人の餌にしてしまうのは本意ではない」

ジャン 「どういうことだよ……」

キース 「そういうわけで、本日から訓練量を一律3倍に増やす」


「「ええええええええええええええ」」


通常の三倍の訓練をこなす事になった訓練兵達は、ヘトヘトに疲れ果て
毎日ぐっすり眠ることが出来るようになり、怖い夢からも解放されました。


(おわり)