2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:15:46.14 ID:EYgOU+9ao
千枝「プロデューサーさん、質問があります」

モバP「何だい?千枝ちゃん」

千枝「少し気になることがあるんです」

モバP「千枝ちゃんは、何が気になるのかな?」

千枝「4thアニバーサリーということは、モバマス内で4年経過した…ということですよね?」

引用元: 佐々木千枝「4thアニバーサリーということは、4年経過した…ということですよね?」 

 

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:17:07.02 ID:EYgOU+9ao
モバP「………」

千枝「例えば、凛さんなら19歳。11歳の千枝は……現在、15歳ということになりませんか?」

モバP「千枝ちゃん……君は勘が鋭いね」

千枝「えへへ♪褒められちゃいました」

モバP「その通りだよ。17歳だった卯月ちゃんは21歳、28歳だった早苗さんは32歳」

千枝「21歳、32歳…ですか」

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:18:20.16 ID:EYgOU+9ao
モバP「まぁ、何も問題はないよ」

モバP「それより、千枝ちゃん。君は自分の心配をしたほうが良いよ」

千枝「え?プロデューサーさん、それはどういう意味ですか?」

モバP「11歳から15歳になれば、肉体は大きく成長する……今から、千枝ちゃんは成長するんだよ」

千枝「……うっ!?胸が苦しい…!!」

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:20:00.75 ID:EYgOU+9ao
モバP「千枝ちゃんが時間の経過に気がついた。4年も経過していると、気がついてしまった」

千枝「ハァ…ハァ…体が……」

モバP「何年経過しても、アイドルが老いることのないモバマス時空だった」

千枝「体が…焼けるように熱い……熱い!」

モバP「そんな素敵で、とんでもなく万能で、ファンに都合の良い時空は……崩壊を迎える」

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:22:07.54 ID:EYgOU+9ao
千枝(15)「…こ…これが、15歳の体!服のサイズが合ってませんね」

パツン パツン


モバP「身長は165cm。バスト90、ウエスト57、ヒップ85…か」

千枝(15)「服のサイズが合ってませんね。苦しいです」

モバP「スリーサイズは、沙理奈ちゃんとほぼ同じか」

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:25:00.31 ID:EYgOU+9ao
千枝(15)「プロデューサーさん、千枝の体を見ただけでスリーサイズが分かるんですか!?」

モバP「そうだよ」

千枝(15)「ちょっと……その…●●●です」

モバP「ハハハッ!毎日、女の子を見ているからね!当然だよ」

千枝(15)「でも、まさか千枝が……沙理奈さんみたいになるなんて……」

モバP「千枝ちゃん発育がいいね。沙理奈ちゃんとブルーナポレオンで活動した成果かな?」

千枝(15)「千枝のお胸が大人…です」


ゆっさ ゆっさ

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:25:50.69 ID:EYgOU+9ao
―――


ありす(16)「私の体が突然、大きくなりました!」

モバP「ありすちゃんの身長は165cm。バスト79、ウエスト55、ヒップ82…凛ちゃんと大体、同じだね」

ありす(16)「これで!…これで…もう、子供ではありません!大人です」

モバP「おめでとう!ありすちゃん」

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:27:33.54 ID:EYgOU+9ao
ありす(16)「ふふっ…何時もお世話になっているお礼に、カフィーをご馳走しますよ」

モバP(随分と発音の良い『コーヒー』だね)

モバP「ええっ、本当かい?」

ありす(16)「大人ですからね。洒落た喫茶店でブラックコーヒーを飲みます」

モバP「お言葉に甘えようかな」

ありす(16)「いざ、喫茶店へ!」

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:28:18.06 ID:EYgOU+9ao

……

モバP「ありすちゃん、コーヒーご馳走さまでした」

ありす(16)「いえ、いいんです。それよりも、一杯500円のブラックコーヒーが苦かったです」

モバP「ハハハ。心配しなくても、その内に慣れるよ」

ありす(16)「そうでしょうか?」

モバP「そういうものさ」

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:29:13.40 ID:EYgOU+9ao
―――


ありす(16)「明日は、クリスマスです。サンタさんに会えるか、楽しみですね」

千枝(15)「サンタさん来るかなぁ…」

モバP「サンタさん?残念ながら君達に、サンタさんは来ないと思うよ」

ありす(16)「…え?」

千枝(15)「はぁ…やっぱり来ませんよね」

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:30:18.96 ID:EYgOU+9ao
モバP「サンタさんは子供にプレゼントを配るからね」

ありす(16)「私達では……」

千枝(15)「……駄目ですか」

モバP「それが……大人になる言う事なのかもしれないね」

ありす(16)「これが……大人」

千枝(15)「ちょっぴり、残念です」

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:31:20.08 ID:EYgOU+9ao
―――


瑞樹(??)「プロデューサーくーん」

モバP「川島さん、こんばんは」

瑞樹(??)「明日はクリスマスね」

モバP「そうですね……って、川島さんは28歳から若返ってませんか?」

瑞樹(17)「時を操る能力『時の反逆者』が使えるから、年齢なんて自由自在よ!」

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:33:53.35 ID:EYgOU+9ao
モバP「ハハハッ!流石、川島さんですね」

瑞樹(17)「でしょー?もっと褒めていいのよ?」

モバP「でも、精神年齢と肉体年齢のギャップはどうするんです?」

瑞樹(17)「ふふっ……私の心は永遠に少女なのよ。川島瑞樹は、死ぬまで川島瑞樹」

瑞樹(17)「川島瑞樹がある所に、川島瑞樹あり。だから、肉体が17歳になっても、精神と肉体のギャップが存在しないわ」

モバP「いやはや……川島さんには敵わないなぁ」

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:36:34.85 ID:EYgOU+9ao
瑞樹(17)「さぁ、プロデューサーくーん!生のJKと一緒にクリスマスを楽しみましょうか」

モバP「川島さん、生のJK17歳ライフを満喫中、悪いんですけど……」

瑞樹(17)「あら、他に用事?」

モバP「いえ、違うんです。川島さんの能力『時の反逆者』を使って、この世界の時間を元に戻してくれませんか?」

瑞樹(17)「あら、どうしてかしら?事務所の少女達は、『大人になれた』と歓喜しているんじゃないから?」

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:37:54.38 ID:EYgOU+9ao
瑞樹(17)「特に、ありすちゃんなんか喜んでいると思うんだけど……」

モバP「まだ、事務所の少女達はクリスマスを楽しみたいようなんです」

モバP「彼女達を、サンタさんに会わせてあげたいんです」

瑞樹(17)「まぁ…サンタクロースに会えるのは、子供だけだものね」

モバP「川島さん、お願いします」

瑞樹(17)「………」

モバP「お願いします!何とかなりませんか……?」

瑞樹(17)「………」

モバP「川島さんには、女子高生の役柄の仕事を必ず回しますから」

瑞樹(17)「わかったわ」

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:38:56.10 ID:EYgOU+9ao
モバP「本当ですか?ありがとうございます」

瑞樹(17)「モバマスの元の時間に戻せばイイのよね?」

モバP「はい」

瑞樹(17)「時間を戻せば、ありすちゃんは12歳、千枝ちゃんは11歳になるわ…事務所の皆の年齢も元通り、いいかしら?」

モバP「構いません。川島さん、お願いします」

瑞樹(17)「はぁー…プロデューサー君の頼みなら、しょうがないっか……オホン」

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:41:57.89 ID:EYgOU+9ao
瑞樹(17)「時の魔法使い、マジカル☆ミズキ……さぁ、プロデューサー君も一緒に!」

モバP「え?…な、何ですかそれ……」

瑞樹(17)「ドラ○ンボールの元気玉みたいなノリよ。プロデューサー君も叫ぶの」

モバP「今のJKは元気球を知らないような…気がしますけど」

瑞樹(17)「ほらほら、早くー!ミズキ、やめちゃうぞ☆

モバP「わかりました!時の魔法使い、マジカル☆ミズキ!」

瑞樹(17)「もっと大きな声で!!全然、パワーが足りないわよ!!」

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:44:11.15 ID:EYgOU+9ao
モバP「時の魔法使いぃぃいいいいいいいい!!マジカル☆ミズキキィィイイイイイイイイイ!!!」

瑞樹(17)「にょわー☆ みんなハピハピしてるぅ?マジカルしてるぅ?」

モバP「にょわー☆ みんなハピハピしてるぅ?マジカルしてるぅ?」

瑞樹(17)「マジカルみずきんだにぃ☆みずきんのまほうだにぃ☆」

モバP「マジカルみずきんだにぃ☆みずきんのまほうだにぃ☆」


ぐにゃああ


瑞樹(17)「魔法成功ね」

モバP「ありがとうございます!」

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:44:59.56 ID:EYgOU+9ao

……

翌朝

チュンチュン…


橘家

ありす(12)「ZZZ……なぜ、私だけ…むにゃむにゃ……バスト79、ウエスト55、ヒップ82なんですか…ZZZ」

ありす(12)「ZZZ……ハッ!…サンタさんは!?」

ありす(12)「ああっ―――!?サンタさんからのプレゼントが…!!」

ありす(12)「サンタさん、来てくれたんですね。ありがとうございます」

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:46:43.22 ID:EYgOU+9ao
佐々木家

千枝(11)「ZZZ……千枝はバスト90、ウエスト57、ヒップ85……大人……ZZZ」

千枝(11)「ZZZ……ふぁっ~……あ!サンタさん!?」

千枝(11)「やった―――!!サンタさんからプレゼント!」

千枝(11)「もう、千枝はサンタさんに会えないと思ったけど……来てくれました!」

24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:47:39.61 ID:EYgOU+9ao
モバP家

モバP「ZZZ……マジカル☆ミズキ……にょわーはぴはぴ……ZZZ」

モバP「ZZZ………うわあっ!……ハァハァ……な……何だ、夢か」

モバP「ありすちゃんと千枝ちゃんは、クリスマスを楽しんでくれているかなぁ」

瑞樹(17)「大丈夫。彼女達も、きっと楽しんでいるわ」

モバP「川島さん、昨夜はプレゼントの配布を手伝って頂いてありがとうございます」

瑞樹(17)「17歳だもの。睡眠時間を削っても、それぐらいヘッチャラよ」

25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:48:50.15 ID:EYgOU+9ao
モバP「ところで、何で川島さんは17歳のままなんです?」

瑞樹(17)「いやーその……しばらく、17歳で楽しもうと思ったのよね」

モバP「意味がわかりませんけど…あ、アレ?何をするんですか…やめてください」


さすさすっ

瑞樹(17)「私の時を操る能力『時の反逆者』で時間をストップさせて、強引にしても……いいんだけれど」

モバP「………強引ッ!?」

26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:52:02.05 ID:EYgOU+9ao
瑞樹(17)「私は、どこかの緑のアシスタントとは違って、悪魔でも鬼でもないわ」

瑞樹(17)「ノーマルか強引か。選んでいいのよ、プロデューサー君」

モバP「じ、じゃあ……あああああああああああああ!!!!タンスの陰に、まゆが居る!?」

瑞樹(17)「え?!まさか…ッ!!」

モバP「川島さんが気を取られた隙に逃げ」


ぐにゃああ


モバP「…ぐっ!…ああ!」

瑞樹(17)「わかるわ。わかるわ……プロデューサー君は強引なのが好みなのね」

27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/06(日) 22:59:47.85 ID:EYgOU+9ao
モバP「体が……うご……かない」

瑞樹(17)「さぁさぁ、四つん這いになりましょう、ね?」

モバP「アッ―――!!」

まゆ(ベッドの下に居るけど……出るタイミングを失いました……はぁー…)

まゆ(●●●●しますねぇ…ハァハァ)

まゆ(プロデューサーさんの  声を聞きながら…ハァハァ…体が熱い、熱いですよぉぉぉおおおお!!!)

モバP「うっ!」

瑞樹(17)「……ッ!」

まゆ「あああああプロデューサーさんプロデューサーさん●●ます●●ますまゆがいきましゅううううう摩周湖ぉおおおおお」」

モバP「今…変な声が……聞こえたような」

瑞樹(17)「多分、気のせいよ」


おわり