2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/21(月) 18:09:34.92 ID:M/sQW3XK0



~事務所~


本田未央「ゆいゆい!はるにゃー!どうしたの!?」


渋谷凛「穏やかじゃないね」


島村卯月「2人とも!喧嘩はだめですよ!!」


上条春菜「け、喧嘩をしている訳では無いですよ!?ただちょーっと唯さんにも眼鏡を掛けてもらいたいと思いまして・・・」


大槻唯「もー!!春菜ちゃんしつこいよ!ゆいは嫌だって言ってるでしょー!!」


春菜「ど、どうしてですか!?この眼鏡、絶対唯ちゃんに似合いますよ!!」


唯「似合うとか似合わないとかどうでもいいの!!ゆいはつけないよ!!」



引用元: 大槻唯「やだってばー!!」上条春菜「そう言わずに!!」【モバマスSS】 

 

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/21(月) 18:10:00.19 ID:M/sQW3XK0



春菜「そ、そんなー・・・せっかく似合うと思ったんですけど・・・」


卯月「ゆ、唯ちゃん、ちょっとぐらい掛けてみてもいいと思いますよ・・・」


凛「というか、どうしてそんなに嫌がってるの?」


唯「嫌なのは嫌なの!!」


未央「んー?でも、ゆいゆいって変装した時、自分でもってる眼鏡掛けてるよね?」


未央「それだったら、別に他の眼鏡くらい掛けても・・・」


唯「そ、それは・・・とにかく、変装用の眼鏡以外はつけたくないの―!!」



4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/21(月) 18:10:30.70 ID:M/sQW3XK0



未央「・・・変装用の眼鏡以外掛けたくない?」


卯月「なにか特別な眼鏡なのでしょうか?」


春菜「そ、そんな・・・私が選ぶ眼鏡より良い眼鏡があるという事ですか!?」


凛「そういう事なのかな・・・」



5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/21(月) 18:10:57.83 ID:M/sQW3XK0



未央「・・・ん?ゆいゆいの変装用の眼鏡って確か・・・・・・あ!」


凛「未央?何かわかったの?」


未央「うん!・・・はるにゃー、ちょっとこっち来て」チョイチョイ


春菜「何ですか未央ちゃん?」


未央「実はねー・・・・・・」コショコショ


春菜「・・・・・・なるほど!そういう事ですね!」



6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/21(月) 18:11:57.68 ID:M/sQW3XK0



春菜「そういう事なら・・・確か、秘蔵眼鏡コレクションの中に・・・よし!ちょっと取りに行ってきます!!」タッタッタ


卯月「あ!春菜さん!?」


凛「未央?どういう事?」


未央「ふふふ、まあ見ててよ」


唯「もー、だから何持って来られてもゆいはつけないよ?」


未央「まあまあ、もし、はるにゃーが持っていたなら、ゆいゆいは欲しくなるんじゃないかな?」


唯「んー?」



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/21(月) 18:12:27.17 ID:M/sQW3XK0



春菜「お待たせしました!!唯さん!この眼鏡ならどうでしょう!?」バッ


唯「もー、だから、ゆいはつけないって・・・あー!!」


春菜「おや?さすが唯さん、もうお気付きですか?」


唯「そ、その眼鏡・・・その眼鏡は・・・」



8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/21(月) 18:13:11.71 ID:M/sQW3XK0



唯「ちなったんがつけてる眼鏡と同じモデルだ―!!!」


春菜「ご名答!!」



9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/21(月) 18:13:49.98 ID:M/sQW3XK0



凛「・・・ちなったん?」


未央「相川千夏さん、ほら、レッドバラードで眼鏡掛けてる人いるでしょ?」


卯月「あ!私知ってます!」


凛「ああ、千夏さん・・・でも、何で千夏さんのと同じモデルの眼鏡?」


未央「まあ簡単に言うと・・・ゆいゆい、千夏さんにゾッコンなんだ」


凛「ゾッコンって・・・」


卯月「えーと、つまり唯ちゃんは千夏さんが大好きって事ですか?」



10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/21(月) 18:14:29.59 ID:M/sQW3XK0



未央「うん、ゆいゆいってば千夏さんの事ばっか話すからねー」


未央「さっきの変装用の眼鏡も千夏さんからもらった眼鏡みたいでね、すごく大事にしてるみたい」


凛「そ、そうなんだ・・・なんか意外な組み合わせだね」



11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/21(月) 18:15:22.00 ID:M/sQW3XK0



唯「どうしてその眼鏡が!?ゆい、いろんな眼鏡屋さんで探したけど見つからなかったのにー!!」


春菜「ふふふ、確かにこのモデルはかなり希少で探すのに苦労しましたが、私のメガネットワークを甘く見ない事ですね!」


凛「メガネットワークって何?」


春菜「・・・唯さん、取引しませんか?」


唯「取引?」


春菜「もし、唯さんが、私がお勧めする眼鏡を掛けてくれて、尚且つ写真も撮らせて頂けるのであれば、この千夏さん愛用と同じモデルの眼鏡、唯さんにさしあげましょう」


春菜「そう悪くない条件だと思いますが?」


唯「え!?それだけでいいの!?わかった!眼鏡もつけるし、写真も撮って良いよー!」


春菜「・・・交渉成立ですね」クイッ


未央「で、でたー!!はるにゃーのメガネクイッポーズだー!!」


凛「未央、何言ってんの?」



12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/21(月) 18:16:05.76 ID:M/sQW3XK0



唯「で、でも、本当にそれだけでいいの?その眼鏡、すごく貴重なんでしょ?」


春菜「・・・確かに、またこれと同じ眼鏡を探しだすのはほぼ不可能でしょう」


春菜「しかし、この子も自分を欲している唯さんの耳、鼻の上に乗りたいと思っている事でしょう」


春菜「ですから、どうかこの子を大切にしてあげて下さい」


唯「・・・うん!ありがとう春菜ちゃん!!」


未央「うう・・・良い話だね・・・」グスグス


凛「・・・この子って・・・」


卯月「あ、あはは・・・」



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/21(月) 18:16:32.22 ID:M/sQW3XK0



唯「どう?この眼鏡似合うー?」


春菜「素晴らしいです!私の眼鏡選別眼に狂いはなかったですね!!」パシャパシャ


未央「おお・・・またはるにゃーが燃えている・・・」


凛「私達もかなり写真撮られたもんね・・・」


卯月「そうですね・・・」



14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/21(月) 18:17:06.43 ID:M/sQW3XK0



春菜「よーし!!それじゃ最後に5人で眼鏡を掛けて集合写真を撮りましょー!あ、スタッフさーん!カメラ、お願いしまーす!!」


凛「結局こうなるんだね・・・」


卯月「あはは・・・」


未央「ゆいゆい、よかったね、千夏さんとお揃いの眼鏡もらえて」


唯「うん!ちなったん驚いてくれるかなー?」ワクワク


春菜「それでは皆さん!撮りますよ―?」


4人「「「「はーい!!!!」」」」



15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/21(月) 18:17:32.61 ID:M/sQW3XK0



春菜「それでは【SnowWings】発売記念、そして私達5人の眼鏡着用を記念致しましてー!!」


春菜「1+1はー?」


全員「「「「「にー!!!!!」」」」」パシャッ


                                        終わり


16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/21(月) 18:18:10.46 ID:M/sQW3XK0


おまけ


~カフェ~


唯「ちなったーん!!おはよー!!」


相川千夏「・・・おはよう・・・その眼鏡・・・」


唯「えへへー、気づいちゃった?ちなったんとお揃いだよー!!」


千夏「・・・この眼鏡、結構古いモデルだからもう見つからないと思っていたのだけど・・・」


唯「ふふーん!春菜ちゃんに貰ったもんねー!」


千夏「春菜ちゃん?・・・ああ、【SnowWings】のユニット仲間だったわね」


唯「うん!」


17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/21(月) 18:18:44.27 ID:M/sQW3XK0



千夏「それで、春菜ちゃんとNGの皆とは上手く付き合ってるの?」


唯「えへへ、ゆい、5人ユニットって初めてだったけど、にぎやかで楽しいよ!」


千夏「そう、それはよかったわ」


唯「うん!・・・でも・・・」


千夏「でも?」


唯「ゆいはちなったんと一緒にユニット組みたいよー!!」


千夏「唯ちゃん・・・私とあなたじゃタイプが違いすぎて無理よ」


唯「むー!そんな事ないもん!」



18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/21(月) 18:19:21.50 ID:M/sQW3XK0



唯「よーし!こんどPちゃんにちなったんとユニット組ませろって言ってくるもんね」


千夏「唯ちゃん、あまりPさんを困らせたらダメよ」


唯「だってー!!」


千夏「もう・・・そうね、私からも少しだけ話してみましょうか」


唯「え!?ホント!?」


千夏「・・・私も、あなたと一緒に歌ってみたいとは思うしね」


唯「・・・ちなったーん!!!」ギュウウウ


千夏「こ、こら、やめなさい・・・」


唯「えへへー」



19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/21(月) 18:19:47.75 ID:M/sQW3XK0



唯「ねえねえ、ちなったん?」


千夏「・・・何?」


唯「いつか絶対、一緒に歌おうね!!」


千夏「・・・はいはい」