2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/14(日) 14:32:25.46 ID:Za4a9cuF0
ちひろ「プロデューサーさん?」
P「なんですか?」
ちひろ「はいっ♪どうぞ」スッ
P「どうも………あの、これって……」
ちひろ「チョコレートです♪今日はバレンタインなので」
P「……あぁ!そういえば今日ってバレンタインでしたね。すっかり忘れてましたよ、あはは……」
P(俺は今、嘘を付いている)
P(今日この日を一体どれだけ待ち望んだことか!)
P(アイドルのプロデューサーになればアイドル達から……ふふふ)
P「なんですか?」
ちひろ「はいっ♪どうぞ」スッ
P「どうも………あの、これって……」
ちひろ「チョコレートです♪今日はバレンタインなので」
P「……あぁ!そういえば今日ってバレンタインでしたね。すっかり忘れてましたよ、あはは……」
P(俺は今、嘘を付いている)
P(今日この日を一体どれだけ待ち望んだことか!)
P(アイドルのプロデューサーになればアイドル達から……ふふふ)
引用元: ・凛「私のチョコは……」
リスアニ! Vol.23.1 「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版IV (MーON! ANNEX)
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3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/14(日) 14:35:06.61 ID:Za4a9cuF0
ガチャ
ちひろ「あ!早速誰か来たみたいですね」
P「え、えぇ」
NG「「「おはようございま~(ー)す」」」
P「おぉ!みんなおはよう」
ちひろ「みなさん、おはようございます♪」
P「みんな今日は早いな、仕事までまだ少し時間あるぞ?」
卯月「今日は、プロデューサーさんに渡したいものがあって。今日は早起きしちゃいました♪」
P「渡したいもの?俺にか?」
卯月「はい♪」
卯月「どうぞ♪ハッピーバレンタインです♪」
P「ん?これは………チョコ、くれるのか?俺に」
卯月「はい♪今日はバレンタインデーですから。プロデューサーさんのために頑張って作ったんです♪」
P「そうか、ありがとうな?卯月!すごく嬉しいよ」ナデナデ
卯月「えへへ♪喜んでもらえて嬉しいです///」
ちひろ「あ!早速誰か来たみたいですね」
P「え、えぇ」
NG「「「おはようございま~(ー)す」」」
P「おぉ!みんなおはよう」
ちひろ「みなさん、おはようございます♪」
P「みんな今日は早いな、仕事までまだ少し時間あるぞ?」
卯月「今日は、プロデューサーさんに渡したいものがあって。今日は早起きしちゃいました♪」
P「渡したいもの?俺にか?」
卯月「はい♪」
卯月「どうぞ♪ハッピーバレンタインです♪」
P「ん?これは………チョコ、くれるのか?俺に」
卯月「はい♪今日はバレンタインデーですから。プロデューサーさんのために頑張って作ったんです♪」
P「そうか、ありがとうな?卯月!すごく嬉しいよ」ナデナデ
卯月「えへへ♪喜んでもらえて嬉しいです///」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/14(日) 14:37:58.41 ID:Za4a9cuF0
未央「プロデューサー、これは私から」
P「おぉ!未央もくれるのか」
未央「私のチョコはあまあまだからねぇ~」
P「そうなのか、俺甘いの大好きなんだよ」
未央「へぇ~?初耳だよぉ、プロデューサーいつもコーヒーばっか飲んでるし」
卯月「お菓子とかあまり食べませんよね?」
P「それとこれとは別なんだよ。苦いお菓子とかってどうも苦手でな」
凛(!)
未央「なにそれ?変なの」
P「そうかぁ?あははっ。いやぁでも、ホント苦手でな、抹茶味とかホントダメでな」
P「チョコだってビターすら、って感じで」
卯月「そうなんですかぁ」
未央「じゃあもし、私が苦いお菓子を作って渡したら、食べてくれなかった?」
P「まさか。わざわざ手作りしてくれたんなら、なんでも嬉しいし、おいしく食べさせてもらうよ」
卯月「さすがプロデューサーさんです♪」
未央「よっ!モテない男はつらいねぇ」
P「いやぁそれほどでm…って、それ嫌味かよ!」
P「おぉ!未央もくれるのか」
未央「私のチョコはあまあまだからねぇ~」
P「そうなのか、俺甘いの大好きなんだよ」
未央「へぇ~?初耳だよぉ、プロデューサーいつもコーヒーばっか飲んでるし」
卯月「お菓子とかあまり食べませんよね?」
P「それとこれとは別なんだよ。苦いお菓子とかってどうも苦手でな」
凛(!)
未央「なにそれ?変なの」
P「そうかぁ?あははっ。いやぁでも、ホント苦手でな、抹茶味とかホントダメでな」
P「チョコだってビターすら、って感じで」
卯月「そうなんですかぁ」
未央「じゃあもし、私が苦いお菓子を作って渡したら、食べてくれなかった?」
P「まさか。わざわざ手作りしてくれたんなら、なんでも嬉しいし、おいしく食べさせてもらうよ」
卯月「さすがプロデューサーさんです♪」
未央「よっ!モテない男はつらいねぇ」
P「いやぁそれほどでm…って、それ嫌味かよ!」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/14(日) 14:38:48.86 ID:Za4a9cuF0
卯月「ふふっ………あ!そういえば、凛ちゃん」
凛「え!?な、なに?」
卯月「凛ちゃんはプロデューサーさんにチョk」
凛「あぁ!?そうだプロデューサー!もう行かないとまずいんじゃない?」
P「えっ、あぁでも、まだ少し余裕が……」
凛「道混んでるかもしれないしさ!たまには早めに現場入りするのも悪くないと思うよ!?」
P「そ、そうだな。じゃあちょっと車出してくる」
凛「うん!?じゃあ外で待ってるから~、アハハハ(;´∀`)」
未央「なんか変じゃない?」コソコソ
卯月「は、はい。どうしちゃったんでしょうかぁ」
凛「え!?な、なに?」
卯月「凛ちゃんはプロデューサーさんにチョk」
凛「あぁ!?そうだプロデューサー!もう行かないとまずいんじゃない?」
P「えっ、あぁでも、まだ少し余裕が……」
凛「道混んでるかもしれないしさ!たまには早めに現場入りするのも悪くないと思うよ!?」
P「そ、そうだな。じゃあちょっと車出してくる」
凛「うん!?じゃあ外で待ってるから~、アハハハ(;´∀`)」
未央「なんか変じゃない?」コソコソ
卯月「は、はい。どうしちゃったんでしょうかぁ」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/14(日) 14:39:30.68 ID:Za4a9cuF0
(楽屋)
未央「私、ちょっとプロデューサーのところ行ってくるね?」
卯月「わかりました」
ガチャ
卯月「………………」
凛「………………」
卯月「……凛ちゃん?」
凛「な、なに?卯月」
卯月「その………プロデューサーさんにチョコ、渡さないんですか?」
凛「えっ!?あ、いや……その、私は別に…」
卯月「なにか、理由があるんですよね?だって凛ちゃん、あんなに張り切ってたじゃないですか」
凛「卯月………」
卯月「よっかたら、相談してくれませんか?」
卯月「困ってることがあったら、一緒に解決しましょう♪」
凛「卯月……………」
未央「私、ちょっとプロデューサーのところ行ってくるね?」
卯月「わかりました」
ガチャ
卯月「………………」
凛「………………」
卯月「……凛ちゃん?」
凛「な、なに?卯月」
卯月「その………プロデューサーさんにチョコ、渡さないんですか?」
凛「えっ!?あ、いや……その、私は別に…」
卯月「なにか、理由があるんですよね?だって凛ちゃん、あんなに張り切ってたじゃないですか」
凛「卯月………」
卯月「よっかたら、相談してくれませんか?」
卯月「困ってることがあったら、一緒に解決しましょう♪」
凛「卯月……………」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/14(日) 14:42:08.10 ID:Za4a9cuF0
凛「……プロデューサーさ、未央がチョコ渡したとき言ってたじゃん」
凛「苦いお菓子が苦手って」
卯月「そういえば……言ってましたね」
凛「私も渡そうと思ってたんだよ?結構上手に出来たと思うし」
卯月「じゃあなんで」
凛「……私がつくったのダークチョコレートなんだもん!」
卯月「……え?」
凛「苦手なものあげたって困るだけだろうし」
凛「私どうしたらいいか」
卯月「もしかして、そんなことで悩んでたんですか?」
凛「えっ、ひどい……」ジワッ
卯月「あわわ!そ、そういう意味で言ったんじゃなくってですね?」
凛「え?」
卯月「プロデューサーさん言ってましたよね、わざわざ作ってくれたのが嬉しいって」
凛「う、うん」
卯月「プロデューサーさん、きっと凛ちゃんがくれなくって残念がってると思いますよ?」
(卯月妄想)
P「一体何をしたって言うんだ………………|||」ズーン
凛「苦いお菓子が苦手って」
卯月「そういえば……言ってましたね」
凛「私も渡そうと思ってたんだよ?結構上手に出来たと思うし」
卯月「じゃあなんで」
凛「……私がつくったのダークチョコレートなんだもん!」
卯月「……え?」
凛「苦手なものあげたって困るだけだろうし」
凛「私どうしたらいいか」
卯月「もしかして、そんなことで悩んでたんですか?」
凛「えっ、ひどい……」ジワッ
卯月「あわわ!そ、そういう意味で言ったんじゃなくってですね?」
凛「え?」
卯月「プロデューサーさん言ってましたよね、わざわざ作ってくれたのが嬉しいって」
凛「う、うん」
卯月「プロデューサーさん、きっと凛ちゃんがくれなくって残念がってると思いますよ?」
(卯月妄想)
P「一体何をしたって言うんだ………………|||」ズーン
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/14(日) 14:42:45.40 ID:Za4a9cuF0
卯月「プロデューサーさんは優しい人ですから、どんなものでもきっと喜んでくれると思いますよ♪」
凛「そうかなぁ……」
卯月「心配しすぎですよ。思い切って渡しちゃえばいいんです♪」
凛「…………わかった。ちょっと行ってくるね」
卯月「はいっ、応援してます♪」
凛「ありがと」ダッ
凛「そうかなぁ……」
卯月「心配しすぎですよ。思い切って渡しちゃえばいいんです♪」
凛「…………わかった。ちょっと行ってくるね」
卯月「はいっ、応援してます♪」
凛「ありがと」ダッ
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/14(日) 14:43:53.02 ID:Za4a9cuF0
(通路)
未央「そういうことがあって……」
P「なるほど……」
凛(居た!)
凛「プ、プロデューサー!」
P「ん?おぉ!凛か、どうしたんだ?」
凛「その……プロデューサーに……話があって」
P「話?話ってなんだ?」
凛「その……」
未央「あぁ…私……ちょっと席外すね」
P「あ、あぁ」
未央「そういうことがあって……」
P「なるほど……」
凛(居た!)
凛「プ、プロデューサー!」
P「ん?おぉ!凛か、どうしたんだ?」
凛「その……プロデューサーに……話があって」
P「話?話ってなんだ?」
凛「その……」
未央「あぁ…私……ちょっと席外すね」
P「あ、あぁ」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/14(日) 14:45:09.66 ID:Za4a9cuF0
P「それで話って?」
凛「う、うん。その………これ、なんだけど」
P「これって……チョコじゃないか、どうしたんだ?」
凛「これさ、本当は渡そうと思ったんだけど」
P「あぁ………失敗しちゃったとか?」
凛「ううん。たださ………これ、ダークチョコレートなんだ」
P「……そういうことか」
凛「うん。朝言ってたじゃん、苦手だって」
P「う~ん、言っちゃってたな」
凛「………なんかごめん」
P「なんで凛が謝るんだよ」
凛「……なんでだろ、よくわかんない」
凛「う、うん。その………これ、なんだけど」
P「これって……チョコじゃないか、どうしたんだ?」
凛「これさ、本当は渡そうと思ったんだけど」
P「あぁ………失敗しちゃったとか?」
凛「ううん。たださ………これ、ダークチョコレートなんだ」
P「……そういうことか」
凛「うん。朝言ってたじゃん、苦手だって」
P「う~ん、言っちゃってたな」
凛「………なんかごめん」
P「なんで凛が謝るんだよ」
凛「……なんでだろ、よくわかんない」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/14(日) 14:46:00.98 ID:Za4a9cuF0
P「凛………そのチョコ、よかったらくれないかな?」
凛「え?これ?」
P「あぁ。凛が折角作ってくれたんだろ?食べないなんて勿体無いよ」
凛「でも!プロデューサー苦手なんでしょ?ならっ」
P「いや、俺が食べたいんだ。だから、な?」
凛「………なら、はい」スッ
P「ありがとう」
凛「無理して食べなくていいからね?」
P「男には無理してもやらないといけないことがあるんだよ」パクッ
凛「あっ」
P「…………苦い」
凛「だから言ったじゃん。無理しないでって」
P「いやぁでも、うん。おいしいよ。一生懸命作ってくれた思いは伝わった」
凛「そんなんじゃ全然伝わらないよ」ボソ
P「え?」
凛「え?これ?」
P「あぁ。凛が折角作ってくれたんだろ?食べないなんて勿体無いよ」
凛「でも!プロデューサー苦手なんでしょ?ならっ」
P「いや、俺が食べたいんだ。だから、な?」
凛「………なら、はい」スッ
P「ありがとう」
凛「無理して食べなくていいからね?」
P「男には無理してもやらないといけないことがあるんだよ」パクッ
凛「あっ」
P「…………苦い」
凛「だから言ったじゃん。無理しないでって」
P「いやぁでも、うん。おいしいよ。一生懸命作ってくれた思いは伝わった」
凛「そんなんじゃ全然伝わらないよ」ボソ
P「え?」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/14(日) 14:47:14.23 ID:Za4a9cuF0
凛「…………ねぇ、プロデューサー」
P「なんだ?」
凛「そのチョコ、ちょっと貸して」
P「え?あ、あぁ」
凛「あと、目も瞑って」
P「いいけど、なにするんだ?」
凛「いいから」
P「あ、あぁ」
凛「…………」パリッ
P(?チョコでも食べてるのか?)
凛「目…開けていいよ」
P「一体なにしてたんだy…ムグッ!」
P(チョコが口の中に!)
凛「…ン……プハッ………」
P「…………」ポカーン
凛「こえで少しは甘くなったよね///」
凛「残りは好きにしていいから。じゃあ行くね?」
P「……!?えぇ…あ、ちょ…………」
凛「あぁそれと」クルッ
P「?」
凛「ホワイトデー、期待してるから」
P「なんだ?」
凛「そのチョコ、ちょっと貸して」
P「え?あ、あぁ」
凛「あと、目も瞑って」
P「いいけど、なにするんだ?」
凛「いいから」
P「あ、あぁ」
凛「…………」パリッ
P(?チョコでも食べてるのか?)
凛「目…開けていいよ」
P「一体なにしてたんだy…ムグッ!」
P(チョコが口の中に!)
凛「…ン……プハッ………」
P「…………」ポカーン
凛「こえで少しは甘くなったよね///」
凛「残りは好きにしていいから。じゃあ行くね?」
P「……!?えぇ…あ、ちょ…………」
凛「あぁそれと」クルッ
P「?」
凛「ホワイトデー、期待してるから」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/14(日) 14:48:15.46 ID:Za4a9cuF0
P「………………」パリッ
P「…………苦いな」
卯月「あ!凛ちゃん、どうでしたか?」
凛「うん、うまくいった♪」
卯月「凛ちゃん、口にチョコが付いてますよ?」
凛「あぁうん」フキフキ
卯月「なんか嬉しそうですけど、何かあったんですか?」
凛「そう?」
凛「まぁ……チョコっとね♪」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/14(日) 14:48:57.38 ID:Za4a9cuF0
おわり
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