3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/23(火) 23:06:51.52 ID:hxpW6ilm0



~お散歩中~


高森藍子「未央ちゃん、こちらです」


本田未央「おー・・・なんか森の中にありそうな店だね」


藍子「私も最近見つけたんですけど、この雰囲気が好きでよく通う様になりました」


未央「うんうん、あーちゃんにはこんなお店が似合うよねー」


藍子「そ、そうですか?」


未央「うん!なんか、森に住む可愛い妖精さんみたい」


藍子「えっ・・・も、もうっ!未央ちゃん、からかわないで下さい!」


未央「えー、からかってなんかないのにー」



引用元: 本田未央「むむ・・・難しい」高森藍子「ふふふ・・・」【デレステSS】 


 

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/23(火) 23:07:21.59 ID:hxpW6ilm0



藍子「・・・あの、未央ちゃん」


未央「ん?なーに?」


藍子「未央ちゃんはこういうお店、どうですか?」


未央「え?」


藍子「えっと、いつも元気いっぱいな未央ちゃんはこのお店、あまり好まないかも知れないなって思って・・・」


未央「そんな事ないって、私だってのんびりしたい時もあるし、あーちゃんと一緒なら尚更だよ」


藍子「そ・・・そうですか」


未央「あーちゃん、素敵なお店に誘ってくれてありがとう」ニコッ


藍子「・・・はい、こちらこそありがとうございます」


藍子「それじゃ、そろそろ入りましょうか」


未央「うん、そだね」


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5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/23(火) 23:08:12.26 ID:hxpW6ilm0



~カフェ内~


未央「おー・・・中に入ると木の香りが心地良いねー」


藍子「ふふふ、私もこの香り、好きです」


未央「うんうん、すごく安らげる気がするよ~」


未央「それと・・・なんかいろんな色の紐とかビーズとかが置いてあるね?」


藍子「このお店ではお茶をしながら好きなアクセサリーを作る事が出来るんですよ」


未央「え!?そうなの!?」


藍子「はい・・・その、よければ、未央ちゃんも一緒に作りませんか?」


未央「んー、私、こういうのやった事無いけど大丈夫かな?」


藍子「やってみると結構簡単ですよ?私も教えますから、ね?」


未央「ふむ、そこまで言われちゃやらない訳にはいきませんな、あーちゃん、教えてちょーだい!」


藍子「ふふふ・・・はい、まかせてください」



6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/23(火) 23:08:46.73 ID:hxpW6ilm0



藍子「とりあえず、簡単に出来るのは・・・好きな紐にすきなビーズを入れて作るネックレスとかブレスレットとかどうですか?」


未央「ふむ・・・確かにそれなら簡単そうだね・・・でもすごくいろんな種類のビーズがあるから迷うな~」


藍子「あまり深く考えずにビーズを入れていくと、意外と綺麗な物が作れますよ」


未央「なるほど・・・よし!それじゃやってみよう!」



7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/23(火) 23:09:33.36 ID:hxpW6ilm0



~アクセサリー作り開始~



未央「むむ・・・ここはこのビーズか・・・いや、こっちかな・・・」


藍子「♪~~♪~~」スッスッ


未央「ねぇねぇあーちゃ・・・って早っ!?」


藍子「え?」


未央「すごいねあーちゃん、そのネックレスほとんど完成してない?」


藍子「ふふ、慣れるとこれくらいはすぐに出来ますよ」


未央「むむむ・・・私なんてブレスレットなのにまだ半分も出来てないよ」


藍子「未央ちゃんって意外と繊細なんですね、もっとパパッと作っちゃうかと思いました」


未央「む、私だってこういうのはちゃんとした綺麗なブレスレット作りたいもん、それに・・・」


藍子「それに?」


未央「い、いや、なんでもないよ」


藍子「?」



8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/23(火) 23:10:03.28 ID:hxpW6ilm0



未央「え、えっと、それでね、あーちゃん、ここからどんなビーズ入れていったら綺麗になるかな?」


藍子「んー、そうですね・・・これとかどうでしょうか?」


未央「なるほど、良いね、じゃあ、後これも入れていけば・・・・・・


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9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/23(火) 23:10:37.92 ID:hxpW6ilm0



~数時間後~


未央「ふー!!出来たー!!」


藍子「お疲れ様です」


未央「もうこんな時間かー、やっぱ集中すると時間が早く感じるねー」


藍子「ふふ、未央ちゃん何回もやり直したりしてましたから」


未央「あはは、おかげでブレスレット1個しか作れなかったよ・・・」


藍子「でもそのブレスレット、すごく綺麗ですよ」


未央「ホント?ありがとう、頑張った甲斐があったよ」


10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/23(火) 23:11:13.51 ID:hxpW6ilm0



未央「いやー、あーちゃんもすごいね!私が1個作ってる間にブレスレット3個、ネックレス1個作ってるんだもん」


藍子「私は、よく作ってますから・・・未央ちゃんも慣れたらすぐ上手になりますよ」


未央「んー、あーちゃんみたいに上手くなれるかなー?」


藍子「えと・・・だから、その・・・また、一緒に、ここに来てくれますか?」


未央「もちろん!いつでも誘ってね!」


藍子「・・・はい、ありがとうございます」



11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/23(火) 23:11:45.54 ID:hxpW6ilm0



未央「さて、というわけで」


藍子「?」


未央「このブレスレットはあーちゃんにプレゼントします」


藍子「え!?そ、そんな、せっかく作ったのに」


未央「だからだよ、このブレスレットはあーちゃんに似合うように花柄のビーズとか工夫して作ったんだから」


未央「だから是非、受け取ってほしいなー」


藍子「未央ちゃん・・・はい、ありがとうございます」



12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/23(火) 23:12:17.88 ID:hxpW6ilm0



藍子「えと、それじゃ、私からも、このネックレスを」スッ


未央「え?いいの?そのネックレスすごく綺麗なのに」


藍子「その・・・私も、このネックレスは未央ちゃんに似合うように星をイメージして作った自信作ですから」


藍子「今日一緒に来てくれたお礼も兼ねて・・・受け取ってください」


未央「あーちゃん・・・ありがとう!大切にするね!」



13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/23(火) 23:12:43.43 ID:hxpW6ilm0



未央「さて、もう日も暮れてきたし、そろそろ帰ろっか?」


藍子「そうですね・・・未央ちゃん」


未央「何?」


藍子「今日はすごく楽しかったです」


未央「うん、私も楽しかったよ」


藍子「ふふふ、また、来ましょうね」


未央「うん!」




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14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/23(火) 23:13:13.74 ID:hxpW6ilm0



~翌日、事務所~


未央「おっはよーございまーす!!」


島村卯月「未央ちゃん、おはようございます!」


渋谷凛「おはよう・・・未央、そのネックレスは・・・」


未央「あ?これ?」


卯月「わーすごく綺麗なネックレスですね!どこかで買ったんですか?」


未央「んっふっふー、これはねー・・・



15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/23(火) 23:13:41.10 ID:hxpW6ilm0



~別の部屋~



藍子「おはようございます」


相葉夕美「藍子ちゃんおはよう!・・・あれ?」


藍子「どうしましたか?」


夕美「そのブレスレット、すごく綺麗だね!どこで見つけたの?」


藍子「ふふ、これはですね・・・



16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/23(火) 23:14:07.81 ID:hxpW6ilm0









未央藍子「「大切な友達からもらった宝物だよ(です)」」