1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/24(水) 21:26:01 ID:hbBRg1VE
コナン「何だよこれ? 博士、俺は光彦が爆発四散するスイッチを頼んだんだぜ!痴呆症かよ!」

阿笠「すまんのう、でもこれも使いようによっては楽しめるかも知れんぞ?」

コナン「うーん、でもどう使えばいいんだ?」

阿笠「簡単じゃよ、体育の授業中に使えば滑稽じゃぞ?」

コナン「そうだな。サンキュー博士! これで光彦の奴を貶めてやるぜ!」タッ

阿笠「くれぐれも悪用するんじゃあないぞー!」


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2 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/24(水) 21:30:21 ID:hbBRg1VE
阿笠「……」



阿笠「……新一は行ったぞ、光彦君」

光彦「博士、ありがとうございます。」

阿笠「それと頼まれていたスイッチじゃ」

光彦「コナン君が爆発四散するスイッチですね。勿論テストは済んでますよね?」

阿笠「安心せい、昨日元太君で試してみたわい、あれはR-18Gの映画が生易しく見えるわい。」

阿笠「……無論システムは新一を対象に戻しておる、気が向いたときに押せばええぞ」

光彦「おや? 『くれぐれも悪用するんじゃあないぞー』と僕には言わないんですね」

阿笠「……言った所で無駄じゃろうて。わしは光彦君の求めるものを全て渡した、だから灰原君は……」

光彦「まだですよ博士、まだ一つ足りない。」

阿笠「なんじゃと! これ以上わしから何を___」

バキューン

光彦「あなたの命ですよ、博士。」

光彦「数々のssで奪われた僕の命、償ってもらいますよコナン君!」 


3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/24(水) 21:33:46 ID:hbBRg1VE


~学校~


歩美「コナン君おはよー」

コナン「うーす、あれ歩美ちゃん、光彦はまだ来てねーのか?」

歩美「うん、もうすぐ授業始まっちゃうのに……」

コナン「仕方ねー奴だな。」


光彦「すみません、遅れました!」 

4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/24(水) 21:37:27 ID:hbBRg1VE

コナン「バーロー、遅刻寸前だぞ。」

歩美「光彦君お寝坊ー?」

光彦「はい、ちょっと目覚ましの電池が切れちゃったみたいで……」

コナン「ったくどうしようもねぇな」

光彦「すいません、少年探偵団失格ですね」ハハハ

コナン「気をつけろよ」

歩美「そうだよ、光彦くんが休んだら皆心配しちゃうよ」

光彦「あははは」

光彦「…………」 

5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/24(水) 21:40:40 ID:hbBRg1VE
光彦「……そういえば今日元太君はお休みですか?」

コナン「この時間になってもこねぇってことはそうかもな」

歩美「心配だね、後でお見舞いに行こうよ!」

コナン「うな重でも持っていきゃあすぐ元気になるだろ」


先生「……皆さん、今日は悲しいお知らせがあります」

先生「昨日、小嶋君が亡くなりました。」

コナン「!?」

歩美「え、そんな、元太君が、嘘……」

光彦「! そんな元太君が……」

光彦「……くっwww」 

6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/24(水) 21:42:43 ID:hbBRg1VE
光彦「アハハハハハハハハハハハハハ!!」

コナン「何笑ってんだよ光彦!」

歩美「そうだよ!元太君が死んじゃったんだよ!」

光彦「何笑ってんだ光彦!だってwww元太君が死んじゃったんだよ!wwwだって、アハハハハハハハ!」

光彦「今まで僕を散々酷い目に合わしておいて、元太君が死んだだけでその反応www まるで普通の名探偵コナンじゃあないですか!」

コナン「……光彦?」

歩美「光彦君、怖い……」

先生「円谷君!いい加減にしなさい!」

光彦「黙れ!!」 


7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/24(水) 21:49:02 ID:hbBRg1VE

光彦「今までの恨み、今ここで晴らしてやる!」

光彦「うおおおおおおっ!」ポチッ


コナン「うわらば!!」グッパオーン!!


歩美「きゃあああああああああ!!」

先生「きゃああああああああああ!!」

モブ「ひぃぃぃぃぃぃぃ!!」

光彦「うるさいですよ、こうなりたくないなら黙ってください」

シーン 



9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/24(水) 21:53:43 ID:hbBRg1VE
歩美「……ねぇ、どうしちゃったの光彦君、いつもの光彦君じゃあないみたい」

光彦「僕もです、皆さんいつもの皆さんでないみたいです、偽善者の面を被りやがって!」

光彦「……はぁ気分爽快です」

先生「……円谷君、あなたに一体何があったの?」

光彦「……何があったですって! よくもぬけぬけと……」


「バーロー、まだ気がつかねぇのか?」 



11 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/24(水) 21:59:58 ID:hbBRg1VE

光彦「この声は……! うぐっ!」

バシッ

コナン「江戸川コナン、探偵さ」

光彦「なんでコナン君が生きているんです!? さっきのスイッチで死んだはずじゃあ!?」

コナン「ああ、死んださ……まともな俺がな」

光彦「どういうことです!?」

コナン「教えてやるよ、ここは……」


コナン「ここはマジキチスレじゃあないんだよ。」 

12 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/24(水) 22:07:49 ID:hbBRg1VE
光彦「!?」

コナン「博士は死ぬ寸前にお前を別の時空に飛ばしたんだ、そこはいつものマジキチスレじゃあないキチンとした世界。」

コナン「だけどお前はここをマジキチスレだと思い込んでたんだ。だから皆の反応がいつもと違っただろ?」

________________

コナン「バーロー、遅刻寸前だぞ。」

歩美「光彦君お寝坊ー?」

光彦「はい、ちょっと目覚ましの電池が切れちゃったみたいで……」

コナン「ったくどうしようもねぇな」

光彦「すいません、少年探偵団失格ですね」ハハハ

コナン「気をつけろよ」

歩美「そうだよ、光彦くんが休んだら皆心配しちゃうよ」


コナン「……光彦?」

歩美「光彦君、怖い……」

________________

光彦「ハッ!」 



14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/24(水) 22:16:59 ID:hbBRg1VE
光彦「ハッ!」

光彦「で、でも元太君は!? 木っ端微塵になって死んだはずじゃあ!?」

コナン「誰が木っ端微塵になって死んだって言った? 先生、元太はどう死んだんだっけ?」

先生「あ、えっ、強盗に刺されて、そのまま息をひきとったわ」

光彦「そ、そんな……」

コナン「終わりだ光彦。……お前は一生刑務所暮らし、もしくは死刑だな。未成年?知ったことかよ」 

15 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/24(水) 22:22:26 ID:hbBRg1VE
光彦「そんな、嘘だ、嘘だ…………」

コナン「だが、一つだけ助かる方法がある。……試すか? 光彦。」

光彦「……」コクン

コナン「そうか、ならこのスイッチを押すんだ」

光彦「こう、ですか……?」ポチッ

コナン「ああ、それでいいぜ」ニヤッ 

16 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/24(水) 22:23:03 ID:hbBRg1VE

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17 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/07/24(水) 22:32:51 ID:hbBRg1VE

阿笠「できたぞ新一。光彦君が爆発四散するスイッチじゃ」

コナン「サンキュー博士! これで光彦の奴を貶めてやるぜ!」タッ

阿笠「くれぐれも悪用するんじゃあないぞー!」



光彦「ぎゃああああああっ!!」ゴッパオーン!


コナン「光彦ーwwwwwww」

元太「光彦の破片うな重みてぇwww」

服部「せやけど工藤wwwww あの坊ちゃんが酷い目に遭うのばっかはワンパターンやないかwwww?」

コナン「あ?何言ってんだよ服部! ワンパターンじゃなくて様式美だよwww」

服部「さよかwww」

コナン「くぅ~、やっぱコナンssはこうじゃなきゃ駄目だぜwwwwww」


完