1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 00:12:29.39 ID:zWTE1BPS0
※宮永姉妹が色々な咲キャラと絡んだりするSS
舞台は東京として、咲は白糸台に通っている設定。その他色々なキャラが在校しています
時間軸はインターハイ後ですが、時の流れは適当です
咲ちゃんがメインになるかも?
主は多治比さんが好きです(ビジュアル的に)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1459696349
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3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 00:14:57.93 ID:zWTE1BPS0
・〈朝〉
照「咲、おはよう」
咲「お姉ちゃん、もうお昼だよ。いくら夏休みだからってダラケすぎは良くないよ」
照「咲だってさっき起きたばかりのはず」
咲「へっ?」
照「寝癖…ついてる」ナデ
咲「こ、これはっ//」
照「ふふん、まだまだ甘いね」
咲「も、もー!」
照「……剱谷の人のマネ?」
咲「違うよっ!」プンスカ
照「咲、おはよう」
咲「お姉ちゃん、もうお昼だよ。いくら夏休みだからってダラケすぎは良くないよ」
照「咲だってさっき起きたばかりのはず」
咲「へっ?」
照「寝癖…ついてる」ナデ
咲「こ、これはっ//」
照「ふふん、まだまだ甘いね」
咲「も、もー!」
照「……剱谷の人のマネ?」
咲「違うよっ!」プンスカ
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 00:16:39.46 ID:zWTE1BPS0
照「冗談。今日はどこか行く?」
咲「んー、本屋さん付き合ってもらってもいい?」
照「ん、分かった。じゃあ帰りに夜ご飯食べて帰ってこよう」
咲「え、今12時で、お昼食べて1時半に行くとしても夜ご飯まで随分時間あるよ?」
照「咲、私たちが本屋さんに行くとどうなるか分かってるはず」
咲「……そうだったね。いつの間にか3時間経ってたとかザラにあるね」
照「そういう事。」
咲「じゃあお昼ご飯作っちゃうから身支度してきてくれるかな?」
照「ん、いつも悪いね」
咲「それは言わない約束でしょ」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 00:21:17.62 ID:zWTE1BPS0
照「オムライスだ」
咲「うん。卵使っちゃいたかったからね」
照「なんて出来た妹…結婚しよう」
咲「なに馬鹿なこと言ってるのお姉ちゃん」
照「もう少し照れてくれてもよくない?」
咲「照だけに?」
照「」
照「……あ、テレビ見て」
咲「ん?あ、健夜さんだ」
咲「うん。卵使っちゃいたかったからね」
照「なんて出来た妹…結婚しよう」
咲「なに馬鹿なこと言ってるのお姉ちゃん」
照「もう少し照れてくれてもよくない?」
咲「照だけに?」
照「」
照「……あ、テレビ見て」
咲「ん?あ、健夜さんだ」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 00:22:19.84 ID:zWTE1BPS0
照「CSの麻雀チャンネルにしたらやってた」
咲「再放送かな。他は知らないプロの人だね」
健夜『ツモ 4000オール』
照「うん、相変わらず怖いね」
咲「怖いとか言ったらダメだよ。せめて不気味にしてあげて」
照「更に酷くなってない?」
咲「そうかな」
照「うん」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 00:23:57.48 ID:zWTE1BPS0
咲「お姉ちゃん、準備できた?」
照「うん、大丈夫」
咲「じゃあ行こっか」
照「新刊結構出てるみたいだから楽しみ」ワクワク
咲「読むのは良いけど、対局中に読むのはやめてよ?」
照「えー」
咲「えーじゃないよ。この前なんて、ツモった牌を栞代わりに本に挟んだ挙句」
『あれ、ツモった牌どこいった?』
咲「とかやってたじゃん。」
照「うっ」
咲「私が恥ずかしかったんだからね?」
照「面目ない」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 13:12:30.15 ID:zWTE1BPS0
・〈本屋〉
咲「ねえお姉ちゃん、これ見て」スッ
照「ん?なになに…………ふふっ」
『野依プロによる☆口下手改善講座☆』
咲「こんなにタイトルの前半と後半でミスマッチな本見たことないよ……」
照「こ、これは多分そういうネタなんじゃないの?」
咲「そうなのかな。…まあ、逆に気になるよね」
照「買うの?」
咲「まさか」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 13:47:58.26 ID:zWTE1BPS0
「あれ、咲さんじゃないですか」
「照先輩もいるじぇ!」
咲「え?」
照「あれ、和に優希」
和「どうも、お二人共」ペコ
優希「奇遇だじぇ!」
咲「ゆ、優希ちゃん。本屋さんに居るなんてどこか体調でも悪いの!?」
優希「がーん!」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 13:49:39.71 ID:zWTE1BPS0
和「咲さん…確かに、私も咲さんの立場なら確実にそれを疑いますが、そういう訳ではありません」
優希「のどちゃんまったくフォローになってないじぇ…」
照「フォローする気もなかったと思うけど」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
咲「へぇ~、夏期講習…………って、優希ちゃん本当に大丈夫?病気なんじゃ…」
優希「咲ちゃんさっきから酷いじぇ!」
咲「あはは、ごめんごめん」
照「というか、優希が自分から行きたいと行ったんじゃなくて和が強制的に……でしょ?」
優希「さすが先輩はよくわかってるじぇ…」
優希「のどちゃんまったくフォローになってないじぇ…」
照「フォローする気もなかったと思うけど」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
咲「へぇ~、夏期講習…………って、優希ちゃん本当に大丈夫?病気なんじゃ…」
優希「咲ちゃんさっきから酷いじぇ!」
咲「あはは、ごめんごめん」
照「というか、優希が自分から行きたいと行ったんじゃなくて和が強制的に……でしょ?」
優希「さすが先輩はよくわかってるじぇ…」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 13:51:20.66 ID:zWTE1BPS0
和「優希が赤点ばかり取るからです!国語の漢字で、平和をピンフと読んだ時は眩暈がしましたよ!」
優希「あ、あれはもう忘れてよ~!!///」
咲(私も間違えたことあるなんて言えない)
照(え、ピンフって読まないの?)
和「という訳なので、私たちはそろそろ行きますね」
咲「あ、うん!頑張ってね」
照「今度家に来るといい。(咲が)タコス作ってあげる」
咲「え」
優希「ほんとか!?よぉし!!俄然やる気出てきたじぇー!」
和「さ、咲さん!そ、その時は私も行って良いでしょうか!?」
咲「え、あ、うん!勿論だよ」ニコ
和「ありがとうございます!!」パァ
和「それでは、また!」
照「頑張って」フリフリ
優希「あ、あれはもう忘れてよ~!!///」
咲(私も間違えたことあるなんて言えない)
照(え、ピンフって読まないの?)
和「という訳なので、私たちはそろそろ行きますね」
咲「あ、うん!頑張ってね」
照「今度家に来るといい。(咲が)タコス作ってあげる」
咲「え」
優希「ほんとか!?よぉし!!俄然やる気出てきたじぇー!」
和「さ、咲さん!そ、その時は私も行って良いでしょうか!?」
咲「え、あ、うん!勿論だよ」ニコ
和「ありがとうございます!!」パァ
和「それでは、また!」
照「頑張って」フリフリ
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 14:06:27.36 ID:zWTE1BPS0
・〈ファミレス〉
店員「いらっしゃいませー」
照「禁煙2人で」
店員「かしこまりました」
咲「お腹ペコペコだよ」
照「たくさん食べよう」
「おろ?おーい!宮永姉妹じゃね?」
咲 照「??」キョロキョロ
「ちょっ、詠ちゃん声大きいって!」
着物「別に良くねー?おーい!こっちこっち!」フリフリ
咲「うわ、詠さん……」
照「小鍜治プロも…」
詠「ちょっ、なんか反応悪くないー?」
健夜「毎回そんな声で呼んでたらそりゃ嫌われるよ…」
詠「わっかんねー!こんな美少女雀士に目付けられてるとか誇っていい事っしょー?」
照「三尋木プロ、小鍜治プロこんな所で奇遇ですね」
詠「まあまあ挨拶は良いからさ、一緒しようぜー?」
店員「いらっしゃいませー」
照「禁煙2人で」
店員「かしこまりました」
咲「お腹ペコペコだよ」
照「たくさん食べよう」
「おろ?おーい!宮永姉妹じゃね?」
咲 照「??」キョロキョロ
「ちょっ、詠ちゃん声大きいって!」
着物「別に良くねー?おーい!こっちこっち!」フリフリ
咲「うわ、詠さん……」
照「小鍜治プロも…」
詠「ちょっ、なんか反応悪くないー?」
健夜「毎回そんな声で呼んでたらそりゃ嫌われるよ…」
詠「わっかんねー!こんな美少女雀士に目付けられてるとか誇っていい事っしょー?」
照「三尋木プロ、小鍜治プロこんな所で奇遇ですね」
詠「まあまあ挨拶は良いからさ、一緒しようぜー?」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 14:11:07.48 ID:zWTE1BPS0
咲「いいんですか?」
健夜「うん、私は大丈夫だよ」
詠「ささっ、妹ちゃんはこっちねー」
咲「いえ私は健夜さんの隣で」
詠「えぇ~…」
健夜「ふふん」ドヤァ
咲「うわぁ…今の顔ムカつくなぁ」
健夜「!?」
照「咲、声に出てるよ」
咲「あ」
詠「相変わらずだねぇ」ケラケラ
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 15:32:13.72 ID:zWTE1BPS0
健夜「お母さんは元気?」
咲「どうですかね」
照「連絡も寄越さないほど、元気に麻雀してると思う」
詠「あっはっは、連絡来ないんだねぃ」
健夜「大丈夫?寂しくない?」
咲「子供扱いしないでくれません?」
詠「なあなあ照ちゃん」ヒソヒソ
照「?」
詠「なんで妹ちゃんってあんなに健夜さんに厳しいん?」ヒソヒソ
照「なんか、絶対腹黒いくせにそれを巧妙に隠してるから気に入らないとかなんとか」
健夜「咲ちゃん、これ食べる?」
咲「アラサーになるとやっぱり胃もたれが気になりますか」
健夜「まだアラサーだよっ!!」
咲「まあ貰います」アーン
健夜(でも貰うんだ……)ヒョイ
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 18:34:46.96 ID:zWTE1BPS0
健夜「そうそう、明日の部活だけど少し楽しみにしてると良いかも」
咲 照「???」
詠「お、やっと話がついたんですか?」
健夜「うん。遅くなっちゃったけどね」
咲「なんですか?亦野先輩がまた金目鯛釣ってきてくれたとかですか?」
照「金目鯛!!!」ガタッ
健夜「いや、ちがっ」
照「金目鯛……咲、金目鯛!!」
咲「うん、貰ったら煮付けにしてあげるね」
照「やった……っっ!!」
健夜「あー…うん、まあ楽しみにしててね」
健夜(ごめん誠子ちゃん)
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 18:42:45.61 ID:zWTE1BPS0
照「あれ?明日の部活って、明日小鍜治プロのコーチの日でしたっけ?」
健夜「照ちゃん…そろそろ小鍜治プロじゃなくて健夜って呼んで?」
照「小鍜治プロは小鍜治プロですから」
咲「諦めてくださいよ健夜さん」
健夜「まあいっか。で、その話なんだけど……本当は明日発表なんだけど2人には教えてあげるね?」
健夜「明日から私が白糸台の専属コーチになります。よろしくお願いします」
咲「げっマジですか」
詠「うっはー!元世界2位が専属コーチとかまじやっべー!世界2位!世界2位!」キャッキャ
照「え゛……まさかそれが明日を楽しみにする理由……?」
咲「金目鯛が……」
健夜「違うよ!もう一つ、メイン的な物があるけど、これはさすがに明日のお楽しみね」
照「金目の可能性残ってた」パアッ
咲「良かったねお姉ちゃん」
詠(この2人そんなに金目鯛好きなんかね?)
健夜(私の専属の話が金目鯛に負けた……)
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 18:50:44.23 ID:zWTE1BPS0
・〈家路〉
咲「すっかりご馳走になっちゃったね」
照「美味しかった」
咲「んー、それにしても明日何があるんだろうね?」
照「え、金目鯛じゃないの?」
咲「えっ」
照「えっ」
咲(お姉ちゃん、本当に信じてたんだ…)
照「誠子は出来るヤツだと信じてた」
咲「……お姉ちゃん、多分亦野先輩は金目鯛なんて釣ってないよ」
照「」
咲「……」
照「」
咲「……その代わり、明日の帰りに金目鯛買って帰ろっか」
照「ほんと!?」
咲「うん」ニコ
照「咲大好き」ギュー
咲「ちょっ、こんな所で恥ずかしいよ」
照「これに免じて誠子が釣ってきてなくてもお咎めなしにしてやろう」フンス
咲(先輩、一つ貸しですよ)
咲「すっかりご馳走になっちゃったね」
照「美味しかった」
咲「んー、それにしても明日何があるんだろうね?」
照「え、金目鯛じゃないの?」
咲「えっ」
照「えっ」
咲(お姉ちゃん、本当に信じてたんだ…)
照「誠子は出来るヤツだと信じてた」
咲「……お姉ちゃん、多分亦野先輩は金目鯛なんて釣ってないよ」
照「」
咲「……」
照「」
咲「……その代わり、明日の帰りに金目鯛買って帰ろっか」
照「ほんと!?」
咲「うん」ニコ
照「咲大好き」ギュー
咲「ちょっ、こんな所で恥ずかしいよ」
照「これに免じて誠子が釣ってきてなくてもお咎めなしにしてやろう」フンス
咲(先輩、一つ貸しですよ)
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 19:02:54.10 ID:zWTE1BPS0
・〈集結〉
咲「おはようございます」ガララ
淡「サッキーおっそい!」
咲「え、まだ朝のミーティングの15分前だけど」
淡「私より咲に来なきゃ遅刻だよ!」
菫「ほう……?いい事を聞いた」
淡「げっ、スミレ!!!」
菫「遅刻常習犯のお前が言うようになったじゃないか?」
淡「あ、あはははー…(サッキー助けて!)」チラッ
淡(っていないー!!!音もなく消えたよ!!)
菫「ミーティングまで時間もあるし丁度いい機会だ。今までの遅刻の反省文、溜まってたよな?」
淡「あわわわわわわわわわわわ」
菫「喜べ、2度と遅刻出来ないようしっかり反省させてやる」ガシッ
淡「ちょっ、引っ張らないでーーー!!」ズルズル
淡「誰助けてええええええええええ!!!」
バタンッ!!
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 19:14:30.51 ID:zWTE1BPS0
尭深「咲ちゃん、おはよう」
咲「おはようございます」
尭深「そろそろ来る頃だと思って、はい」スッ
咲「お茶、いつも有難うございます」
誠子「よっ咲、おはよう」
咲「おはようございます……」ジーッ
誠子「な、なんだ?ジロジロ見て」
咲「いえ、金目鯛持ってないなと思いまして」
尭深「ぶーっ!!!」
誠子「はぁ!?金目鯛!?って、尭深お茶!吹き出すなよ!」
尭深「ご、ごめんね」フルフル
誠子「金目鯛ってなんだよ咲」
咲「いえ、何でもないです忘れてください」お茶ズズー
誠子「なんだんだ一体……」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 19:25:17.22 ID:zWTE1BPS0
菫「まったく淡のやつは…」ハァ
咲「お疲れ様です」
菫「そうだ宮永」
咲「はい?」
菫「おはよう」
咲「あ、おはようございます」
菫「そして照が居ないようだが……?」
咲「そうだ、聞いてくださいよ…今朝……」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 19:26:31.96 ID:zWTE1BPS0
咲「お姉ちゃん!早く起きなさい!」グググ
照「夏休みなのに早起きしなきゃいけないなんておかしい……」グググ
咲「それは同感だけど今日は部活でしょ!」グググググ
照「遅れていくからまだ寝れる…っ!」グググ
咲「ダメだってば……っ!!」グググ
照「私は寝る…これは譲れない……っっ!!」ググググ
咲「もう……だからあんなテレビ見ると怖くて寝れなくなるから見ない方が良いって言ったのに…」ハァ
照「怖くない…怖くなかったけどなんか眠れなかっただけ…」
咲「弱ったなぁ…遅刻しちゃうよ」
照「……」グー
咲「寝てるし…」
咲「迷惑だし、この手は使いたくなかったけど……」つ携帯電話
咲「…あ、もしもし和ちゃん?お願いがあるんだけど」
照「夏休みなのに早起きしなきゃいけないなんておかしい……」グググ
咲「それは同感だけど今日は部活でしょ!」グググググ
照「遅れていくからまだ寝れる…っ!」グググ
咲「ダメだってば……っ!!」グググ
照「私は寝る…これは譲れない……っっ!!」ググググ
咲「もう……だからあんなテレビ見ると怖くて寝れなくなるから見ない方が良いって言ったのに…」ハァ
照「怖くない…怖くなかったけどなんか眠れなかっただけ…」
咲「弱ったなぁ…遅刻しちゃうよ」
照「……」グー
咲「寝てるし…」
咲「迷惑だし、この手は使いたくなかったけど……」つ携帯電話
咲「…あ、もしもし和ちゃん?お願いがあるんだけど」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/04(月) 19:33:09.00 ID:zWTE1BPS0
菫「和。咲の中学からの友達で百合ケ丘高校の生徒だったか」
咲「はい。和ちゃんに頼んだのでそろそろ来ると思うんですけど……」
ガチャッ
照「……おはよう」ブスッ
菫「噂をすれば、か」クス
照「咲、もう和は呼ばないと約束したはず」
咲「自業自得でしょ!それにそんな約束してないよ」
照「おかげで酷い目にあった。まるで鬼姑」
咲「遅刻するよりは良かったでしょ」
照「遅刻の方がマシ」
菫「おいインハイチャンプ……」ハァ
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