1: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 21:36:14.08 ID:HUAnVRGr0
~櫻子の家~

櫻子「……すぴー」Zzz

ちなつ「……」カリカリ

櫻子「……いそべあげ……」Zzz

ちなつ「……」カリカリ

ちなつ「……」

櫻子「……」Zzz

ちなつ「……櫻子ちゃんもう寝ちゃってる」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1460205373

引用元: ちなつ「櫻子ちゃん……」 


 

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2: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 21:40:11.43 ID:HUAnVRGro
ちなつ「急に呼び出されたかと思えば」

櫻子『次のテストの勉強教えて!向日葵は用事があってダメだった!』

ちなつ「とか急にいいだして……」

櫻子「……」Zzz

ちなつ「全く櫻子ちゃん、こんなんで大丈夫なの?」

櫻子「……ひまわり……お茶」Zzz

ちなつ「……」

3: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 21:44:02.24 ID:HUAnVRGro
ちなつ「あーあ、こんなことなら櫻子ちゃんのこと断って、あかりちゃんとデートの練習でもすればよかった」

櫻子「……」Zzz

ちなつ「……」

ちなつ「櫻子ちゃん、いつもうるさいくせに寝てる時はかわいいのよね」

櫻子「……うぇへへ」Zzz

ちなつ「……」

ちなつ(櫻子ちゃん寝てるし、キスしてもバレないよね?)

ちなつ(まあ口にしたらさすがにやばいし、ほっぺにすればいっか)

4: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 21:47:12.89 ID:HUAnVRGro
ちなつ「……」ソーット

櫻子「……すぴー」Zzz

ちなつ「……」ソーット

櫻子「……」Zzz

ちなつ(あともう少し……)

櫻子「……」Zzz

ちなつ(あともうちょっと……)

櫻子「……」ゴロン

ちなつ(!?)

5: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 21:51:16.84 ID:HUAnVRGro
ちなつ「……」

櫻子「……むにゃあ」Zzz

ちなつ(口にしてしまった)orz

ちなつ(ま、まあこれは事故だからノーカンよノーカン!)

ちなつ(……くちびる柔らかかったなあ)

ちなつ(って、そうじゃなくって!私の本命は結衣先輩なんだから!)ブンブン

ちなつ「……顔が熱い」

6: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 21:55:22.20 ID:HUAnVRGro
~翌日~

ちなつ「ふぁあ~」

あかり「ちなつちゃん大丈夫?寝不足?」

ちなつ「まあそんなところ。ちょっと昨日考え事してて」

あかり「考え事って?」

ちなつ「いや、大したことじゃないから」

あかり「気になるよぉ」

ちなつ「あかりちゃんは気にしなくていいの」

あかり「うーん……ならいいけど」

ちなつ(こんなこと相談できるわけないじゃない)

7: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 22:01:45.01 ID:HUAnVRGro
~学校~

ガラガラ

ちなつ「おはよー」

櫻子「あ!ちなつちゃーん!」ダキッ

ちなつ「ちょ、櫻子ちゃん?!」

櫻子「昨日は勉強教えてくれてありがとね!」

ちなつ「ど、どういたしまして」

ちなつ(急に抱きついてこないでよ、びっくりするじゃない)

向日葵「ちょっと櫻子、吉川さんに教えて貰ったんですの?」

櫻子「うん!」

向日葵「まったく……これで自分から勉強すれば問題ありませんのに」

櫻子「なんだとー!」

ちなつ「……」

8: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 22:05:30.44 ID:HUAnVRGro
あかり「おはよー!先生に呼ばれて少し遅くなっちゃった!」

櫻子「あかりちゃん、おはよー!」ダキッ

ちなつ(あっ)

あかり「えへへ、おはよ、櫻子ちゃん」

ちなつ(そうだよね、櫻子ちゃんそういう子だもんね)

ちなつ(……でも)

向日葵「吉川さん?」

ちなつ「あ、ごめんね。どうしたの、向日葵ちゃん」

向日葵「さっきからぼーっとしてますけど大丈夫ですの?」

ちなつ「あ、いや、ちょっと寝不足でね」

向日葵「そういうことでしたの。授業中気をつけてくださいね」

ちなつ「う、うん、ありがとう」

9: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 22:09:07.96 ID:HUAnVRGro
~放課後~

櫻子「やっと授業終わったー!」

向日葵「まだ生徒会がありますわよ」

櫻子「わかってるってばー」

あかり「ちなつちゃん、ごらく部いこうか?」

ちなつ「……」ポケー

あかり「ちなつちゃん?」

ちなつ「あ、ごめんごめん。行こうか、あかりちゃん」

あかり「…ちなつちゃん、やっぱり大丈夫?」

ちなつ「大丈夫だよ。ほら、早くごらく部行こ?」

あかり「う、うん……」

10: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 22:12:27.93 ID:HUAnVRGro
櫻子「ちなつちゃん、ちょっと待った!」

ちなつ「へ?」

向日葵「いきなりどうしたんですの、櫻子ったら」

櫻子「いやー、今思い出したことがあってさあ」

櫻子「ちょっと違う場所で話したいから、いい?」

ちなつ「私は、別にいいけど」

櫻子「と言うわけだから、向日葵先行ってて?」

向日葵「はぁ、わかりましたわよ」

ちなつ「あかりちゃんも先行ってて?」

あかり「うん、わかったよぉ」

11: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 22:15:36.63 ID:HUAnVRGro
~空き教室~

ちなつ「で、どうしたの?」

櫻子「はいこれ!」

ちなつ「これ……最近できた遊園地のチケット?」

櫻子「そうそう!姉ちゃんがくれたんだけどさ、友達と一緒に行ってきなって」

ちなつ「でもなんで私に?」

櫻子「この前のお礼!」

ちなつ「な、なんだそう言うことね」

櫻子「ちなつちゃんいなかったらほんと大変だったからさあ」

ちなつ「本当は自分1人でやるものだけどね」

櫻子「えへへ」

12: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 22:19:32.84 ID:HUAnVRGro
櫻子「あ、日にちなんだけどさ、次の日曜日でいい?」

ちなつ「日曜日?まあ、その日は何も無いから別にいいけど」

櫻子「やったー!てなわけで日曜日よろしくねー!」ダッ

ちなつ「あ、ちょっと、櫻子ちゃん!」

ちなつ「もう、集合する場所とか時間とかどうするのよ……」

ちなつ「でもまあ、こう言うのも悪くないかな」

ちなつ「……とりあえず見た感じ、あの日キスしたのはバレてなさそうね」

13: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 22:23:37.45 ID:HUAnVRGro
~ごらく部~

ちなつ「こんにちは~」

結衣「あ、ちなつちゃん、こんにちは」

ちなつ「結衣先輩~!今日も大変でしたよ~!」

結衣「はいはい。ちなつちゃん、今日もお疲れ様」

ちなつ「あれ、ところであかりちゃんと京子先輩は?」

結衣「ああ、あの2人なら、お菓子買いに出かけてるよ」

ちなつ「そういうことですか(これは結衣先輩と2人でいられるチャンス!ありがとう!あかりちゃん!京子先輩!)」

14: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 22:27:31.70 ID:HUAnVRGro
結衣「そうだ、ちなつちゃん」

ちなつ「はい!なんでしょうか!」

結衣「これ映画のチケットなんだけど、ちなつちゃんも一緒にどうかなって」

ちなつ「結衣先輩と一緒に映画?!」

結衣「ちなつちゃんがよければいいんだけど」

ちなつ「はい!はい!是非とも!いつ行くんですか!」

結衣「次の日曜日にしようかなって」

ちなつ「はい、わかりました!次の日曜ですね!次の……にちよう?」

結衣「うん、大丈夫かな」

ちなつ「えーっと、次の日曜ですか……」

15: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 22:30:38.01 ID:HUAnVRGro
ちなつ(結衣先輩と映画デートできるのは最高っだけど……)

ちなつ(日曜はついさっき櫻子ちゃんと遊園地な行く約束しちゃったし……)

ちなつ(櫻子ちゃん断ったら悲しい顔するだろうなあ)

ちなつ(あの元気な櫻子ちゃんの悲しい顔……)

ちなつ「……はあ」

結衣「ちなつちゃん?」

ちなつ「すみません結衣先輩、その日は先約がありまして……」

結衣「わかった、ごめんね急に誘っちゃって」

ちなつ「あ、いえいえ、また機会があったらお願いします!」

ちなつ(……これでよかったのかな)

16: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 22:34:15.56 ID:HUAnVRGro
~ちなつの部屋~

ちなつ「ふぅ~」ドサッ

ちなつ「日曜に櫻子ちゃんと遊園地かあ」

ちなつ「……他の人から見たらデートに見えたりして」

ブルルル ブルルル

ちなつ「あ、櫻子ちゃんからメールだ」

『日曜は七森駅に8時集合ね!じゃ、よろしく!』

ちなつ「言われる前に気づくなんて、櫻子ちゃんにしては珍しいわね」

ちなつ「『わかった。こちらこそよろしくね』っと」ピッ

ちなつ「……日曜、楽しみだなあ」

17: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 22:38:00.20 ID:HUAnVRGro
【日曜日】
~七森駅~

ちなつ「8時5分……」

ちなつ「櫻子ちゃんまだ来てないし」

ちなつ「こっちは1時間も前から待ってるのに、誘ったほうは遅刻ってどういうことよ」

ちなつ「まったく、櫻子ちゃんはいつもこうなんだから」ハァ

ちなつ「これで寝坊とかだったらさすがに「おーい!」

ちなつ「!」

18: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 22:42:40.94 ID:HUAnVRGro
櫻子「ちなつちゃん、遅れてごめん」ゼェゼェ

ちなつ「もう櫻子ちゃん遅い!どんだけ待たされたと思ってるのよ!」

櫻子「ごめんごめん!昨日の夜、今日のこと考えてたら全然眠れなくって」

ちなつ「もう櫻子ちゃんってばぁ」

櫻子「……あれ、でも今って5分すぎじゃん。ちなつちゃんいつから待ってたの?」

ちなつ「そ、そんなことどうでもいいでしょ!早く行こ!」

櫻子「ほーい」

ちなつ(今日のことが楽しみで早く来たなんて、言えるわけないじゃない)

19: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 22:47:34.16 ID:HUAnVRGro
~7 Forest Park~

櫻子「着いたー!」

ちなつ「結構人がいるねー、さすが最近オープンした遊園地だわ」

櫻子「でしょー!ここは人気だからね!」エッヘン

ちなつ「なんで櫻子ちゃんが自慢してるのよ」

櫻子「まあまあ。それより、ちなつちゃん、まずジェットコースター行こうか!」

ちなつ「えっ、いきなり?」

櫻子「大丈夫だって!ほら早く早く!」

ちなつ「ちょ、櫻子ちゃん!急に引っ張らないで!」

20: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 22:51:32.38 ID:HUAnVRGro
ちなつ「楽しかったー!」

櫻子「でしょ!ちなつちゃん、こういうのは大丈夫そうだと思ったからね?」

ちなつ「いきなりはちょっとびっくりしたけど、ジェットコースターは好きだからね」

櫻子「よかった!じゃあ次はどうする?」

ちなつ「じゃあ次は……」

21: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 22:56:42.38 ID:HUAnVRGro
【お昼】

櫻子「ちなつちゃん!次はどうする?」

ちなつ「えーっと……」

グゥー

ちなつ「櫻子ちゃん?」

櫻子「いやー、つい腹の虫が」

ちなつ「もうお昼だし、そろそろお昼ご飯にしよっか。どこで食べる?」

櫻子「……実はさ、ちなつちゃん」

ちなつ「なに?」

22: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 23:03:02.79 ID:HUAnVRGro
…………

櫻子「実はお弁当作ってきたんだけどさ」

ちなつ「これ、櫻子ちゃんが作ったの?」

櫻子「ま、まあね、えへへ」

ちなつ(だから、あの時遅刻してきたのか……)

ちなつ「食べていい?」

櫻子「うん!」

ちなつ(見た目は普通だけど……)

ちなつ「いただきます」パクッ

23: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 23:09:07.45 ID:HUAnVRGro
櫻子「ど、どう?」

ちなつ「……おいしい」

ちなつ(さすが遅刻してきただけではある)

櫻子「本当!?」

ちなつ「櫻子ちゃんにしては上出来だと思うわ」

櫻子「ちなつちゃん、ありがとう!」

ちなつ(褒めたわけじゃないけどね)

ちなつ「ほら、櫻子ちゃんお腹すいてるんでしょ。早く食べなよ」

櫻子「はーい!」

24: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 23:13:41.15 ID:HUAnVRGro
【夕方】

ちなつ「そろそろ帰る時間になるけど櫻子ちゃんどうする?」

櫻子「……」

ちなつ「櫻子ちゃん?」

櫻子「あ、ごめんごめん、せっかくだし最後に観覧車乗ろ!ほら早く早く!」

ちなつ「もう、わかってるってばー!」

ちなつ(最後に観覧車かあ……)

ちなつ(いや、でも櫻子ちゃんがそんなこと考えてる訳ないじゃない!)ブンブン

ちなつ(観覧車が普通に1週したら終わり!それでいいのよチーナ!)

25: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 23:18:05.89 ID:HUAnVRGro
~観覧車~

ちなつ「うわあ、ここから高岡がキレイに見える!」

櫻子「……」

ちなつ「櫻子ちゃん?」

櫻子「……あのさ、ちなつちゃん」

ちなつ「ん?どうしたの?」

櫻子「話したいことがあるんだけどさ」

ちなつ「……へ?」

26: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 23:23:20.74 ID:HUAnVRGro
櫻子「なんと言うかさ、えーっと、その……」モジモジ

ちなつ(櫻子ちゃん、何もじもじしてるの?え、これってもしかして)

櫻子「あーもう!めんどくさい!」

櫻子「ちなつちゃん!」

ちなつ「ひ、ひゃい!」

櫻子「私は!大室櫻子は!」

27: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 23:27:00.90 ID:HUAnVRGro







櫻子「ちなつちゃんが大好きだああああああああああ」







28: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 23:31:17.65 ID:HUAnVRGro
櫻子「はぁ……はぁ……」

ちなつ「……えーっと、もしかして『Love』のほう?」

櫻子「……うん」

ちなつ「……」

ちなつ(え、ちょっと待って、私櫻子ちゃんに告白されたの?え?)

ちなつ(いや、そんな訳なくて、でもさっき告白されたし)

櫻子「……それで、返事は?」

ちなつ「へ、へんじ?」

櫻子「うん……」

29: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 23:36:35.35 ID:HUAnVRGro
ちなつ(返事……)

ちなつ(私は櫻子ちゃんに告白された。しかも、この前寝てる時にこっそりキスしちゃったし)

ちなつ(で、でも!私が好きなのは結衣先輩だし……なんて答えたら……)

櫻子「ち、ちなつちゃん!」

ちなつ「へ?」

櫻子「迷惑だったよね。あはは、さっきのことは無かったことにしといて」

ちなつ「いや、そうじゃなくて!」

櫻子「私はもう気にしないからさ。今日はごめんね」

ちなつ「櫻子ちゃん……」

30: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 23:39:58.47 ID:HUAnVRGro
ちなつ(櫻子ちゃんが落ち込んでる……)

ちなつ(確かにこのまま曖昧にしたほうがいいのかもしれないけど)

ちなつ(でも違う!今はこうじゃダメよ!)

ちなつ「櫻子ちゃん!」

櫻子「?!」

ちなつ「答えを言うわ」

櫻子「だから私は別に」

ちなつ「いいから聞く!」

櫻子「は、はい!」

31: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 23:44:41.97 ID:HUAnVRGro
ちなつ「私ね、他に好きな人がいるの」

ちなつ「だから櫻子ちゃんの告白には答えられないかな」

櫻子「……」

ちなつ「って、昔の私なら思ってたかもね」

櫻子「…!」

ちなつ「でもね、今の櫻子ちゃんの告白聞いたら、好きがなんなのかよくわからなくなっちゃって」

ちなつ「だから……どれぐらいになるかわからないけど、ちゃんとした答えが出るまで時間が欲しいかなって」

32: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 23:51:55.63 ID:HUAnVRGro
櫻子「ちなつちゃんのことまだ諦めなくていいの?」

ちなつ「そう、そういうこと」

櫻子「うぅ……ちなつちゃあああああああん!」ダキッ

ちなつ「ちょっと、もう櫻子ちゃんってば」

櫻子「だって!だって!」グスッ

ちなつ「もう……」ナデナデ

ちなつ(櫻子ちゃんの髪さらさらしてるし、いい匂いするわね)

ちなつ(それに抱きついてきたせいで、胸がドキドキしてたのが強調されてきたし)

ちなつ(これは時間の問題かな……)

33: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/09(土) 23:58:08.11 ID:HUAnVRGro
【数ヶ月後】

ちなつ「ごめんね、櫻子ちゃん急に呼び出しちゃって」

櫻子「ううん、ちょうど暇だったし」

ちなつ「生徒会の仕事は?」

櫻子「な、なんのことかな?」

ちなつ「どうせ、向日葵ちゃんに押し付けてきたんでしょ」

櫻子「ぐぬぬ……」

ちなつ「まったくもう」クスッ

34: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/10(日) 00:01:11.51 ID:DbQU414go
ちなつ「あ、櫻子ちゃん、ちょっと目を瞑ってて」

櫻子「うん、わかった」

櫻子「で、ちなつちゃん、どうしたの?」

ちなつ「……」



櫻子「?!」

ちなつ「ようやく見つけたよ」



ちなつ「……私の答えがね」

35: ◆2tw7Ji6IluEW 2016/04/10(日) 00:01:54.45 ID:DbQU414go
これでおしまいです
前例がないカプなので苦労しました、ありがとうございました