1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 20:41:57.41 ID:394cEvxBP
パチンコ沼決戦1週間前
坂崎「ただいま・・・」
カイジ「おう・・・おっちゃん・・・」
坂崎「今日も誰もうっとらんかったよ・・・沼・・・」
カイジ「そりゃ、そうだろう・・・そう簡単に手は出せない・・・あれは・・・」
坂崎「フーッ・・・まぁ・・・適当にお菓子でも・・・ほれ・・・」
カイジ「ああ・・・ん・・・?」
坂崎「どうしたの・・・?」
カイジ「これ・・・」
坂崎「え・・・?たけのこの里だけど・・・?」
坂崎「ただいま・・・」
カイジ「おう・・・おっちゃん・・・」
坂崎「今日も誰もうっとらんかったよ・・・沼・・・」
カイジ「そりゃ、そうだろう・・・そう簡単に手は出せない・・・あれは・・・」
坂崎「フーッ・・・まぁ・・・適当にお菓子でも・・・ほれ・・・」
カイジ「ああ・・・ん・・・?」
坂崎「どうしたの・・・?」
カイジ「これ・・・」
坂崎「え・・・?たけのこの里だけど・・・?」
賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編(10) (ヤンマガKCスペシャル)
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3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 20:44:22.21 ID:394cEvxBP
坂崎「カイジ君・・・嫌い・・・?チョコとか・・・」
カイジ「いや・・・甘いものは好きだけど・・・」
坂崎「じゃあ、ほれ・・・遠慮せず・・・」
カイジ「え・・・?おっちゃん、まさか・・・たけのこ派なわけ・・・?」
坂崎「・・・は・・・?」
カイジ「たけのこ派なのかって聞いてんだよ・・・おっちゃん・・・」
坂崎「たけのこ派って・・・どういうこと・・・?」
カイジ「は・・・?」
カイジ「(何も知らねぇのかよっ・・・!おい・・・!)」
カイジ「いや・・・甘いものは好きだけど・・・」
坂崎「じゃあ、ほれ・・・遠慮せず・・・」
カイジ「え・・・?おっちゃん、まさか・・・たけのこ派なわけ・・・?」
坂崎「・・・は・・・?」
カイジ「たけのこ派なのかって聞いてんだよ・・・おっちゃん・・・」
坂崎「たけのこ派って・・・どういうこと・・・?」
カイジ「は・・・?」
カイジ「(何も知らねぇのかよっ・・・!おい・・・!)」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 20:46:57.71 ID:394cEvxBP
カイジ「聞き方変えるけど・・・」
カイジ「きのこの山・・・知ってるよな・・・」
坂崎「ああ・・・そりゃ・・・」
カイジ「どっちが好きだ・・・?」
坂崎「え・・・?」
カイジ「きのこの山とたけのこの里・・・どっちが好きかって・・・聞いてんだよっ・・・!」
坂崎「(は・・・?何・・・キレてるの・・・?)」
カイジ「どうなんだよっ・・・!おいっ・・・!」
坂崎「ちょ、ちょっとちょっと・・・落ち着けって・・・カイジ君・・・!」
カイジ「きのこの山・・・知ってるよな・・・」
坂崎「ああ・・・そりゃ・・・」
カイジ「どっちが好きだ・・・?」
坂崎「え・・・?」
カイジ「きのこの山とたけのこの里・・・どっちが好きかって・・・聞いてんだよっ・・・!」
坂崎「(は・・・?何・・・キレてるの・・・?)」
カイジ「どうなんだよっ・・・!おいっ・・・!」
坂崎「ちょ、ちょっとちょっと・・・落ち着けって・・・カイジ君・・・!」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 20:49:15.63 ID:394cEvxBP
坂崎「・・・わ、ワシは・・・たけのこが好きだけど・・・」
カイジ「・・・!!」
坂崎「え・・・?」
カイジ「あっ・・・あっ・・・」
坂崎「カ、カイジ君・・・?」
カイジ「なんでっ・・・!なんでそうなるかなぁ・・・!もぉ~っ・・・・・・!!」
坂崎「え・・・?え・・・?」
カイジ「分かってない・・・!何も分かってないっ・・・!おっちゃん・・・!」
カイジ「・・・!!」
坂崎「え・・・?」
カイジ「あっ・・・あっ・・・」
坂崎「カ、カイジ君・・・?」
カイジ「なんでっ・・・!なんでそうなるかなぁ・・・!もぉ~っ・・・・・・!!」
坂崎「え・・・?え・・・?」
カイジ「分かってない・・・!何も分かってないっ・・・!おっちゃん・・・!」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 20:51:18.98 ID:394cEvxBP
坂崎「分かるって・・・何が・・・?」
カイジ「見えてない・・・!見えてないんだっ・・・!物事の本質・・・重要な部分が・・・!」
坂崎「おいおいっ・・・大げさすぎっ・・・」
カイジ「そんなんじゃ当然だろっ・・・!負けて・・・!
当然だっ・・・!あのときの敗北はっ・・・!」
坂崎「や、やめろっ・・・!その話は・・・忘れようっ・・・!」
カイジ「うるせぇんだよっ・・・!たけのこ厨っ・・・!」
坂崎「お、おいっ・・・!」
カイジ「見えてない・・・!見えてないんだっ・・・!物事の本質・・・重要な部分が・・・!」
坂崎「おいおいっ・・・大げさすぎっ・・・」
カイジ「そんなんじゃ当然だろっ・・・!負けて・・・!
当然だっ・・・!あのときの敗北はっ・・・!」
坂崎「や、やめろっ・・・!その話は・・・忘れようっ・・・!」
カイジ「うるせぇんだよっ・・・!たけのこ厨っ・・・!」
坂崎「お、おいっ・・・!」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 20:54:56.74 ID:394cEvxBP
ガチャ・・・
遠藤「どうした、騒がしいな・・・?」
坂崎「え、遠藤はん・・・!」
カイジ「え、遠藤さんっ・・・!丁度良かった・・・!」
遠藤「は・・・?どうした、カイジ・・・?」
カイジ「見てくれっ・・・!コレを・・・」
遠藤「ん・・・?たけのこの里・・・?これがどうした・・・?」
カイジ「どうしたもこうしたもねぇっ・・・!」
遠藤「どうした、騒がしいな・・・?」
坂崎「え、遠藤はん・・・!」
カイジ「え、遠藤さんっ・・・!丁度良かった・・・!」
遠藤「は・・・?どうした、カイジ・・・?」
カイジ「見てくれっ・・・!コレを・・・」
遠藤「ん・・・?たけのこの里・・・?これがどうした・・・?」
カイジ「どうしたもこうしたもねぇっ・・・!」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 20:56:59.55 ID:394cEvxBP
カイジ「遠藤さん・・・!あんたはどうなんだっ・・・!」
遠藤「おいおいっ・・・!見えねぇぞ、話が・・・」
カイジ「あんたはどうなんだ・・・!きのこなのか・・・たけのこか・・・」
遠藤「・・・」
カイジ「遠藤さんっ・・・!」
遠藤「・・・ああ、なるほど・・・」
カイジ「・・・え・・・?」
遠藤「フフ・・・クックックッ・・・!」
カイジ「は・・・?何・・・?」
遠藤「そういうことか・・・!カイジっ・・・!クククッ・・・!」
遠藤「おいおいっ・・・!見えねぇぞ、話が・・・」
カイジ「あんたはどうなんだ・・・!きのこなのか・・・たけのこか・・・」
遠藤「・・・」
カイジ「遠藤さんっ・・・!」
遠藤「・・・ああ、なるほど・・・」
カイジ「・・・え・・・?」
遠藤「フフ・・・クックックッ・・・!」
カイジ「は・・・?何・・・?」
遠藤「そういうことか・・・!カイジっ・・・!クククッ・・・!」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 20:59:37.25 ID:394cEvxBP
遠藤「残念だなカイジ・・・・!お前だけ・・・お前だけだよっ・・・!」
カイジ「は・・・?」
遠藤「きのこ派・・・!お前だけさ・・・!そんな軟派・・・愚図・・・下劣な輩は・・・!」
カイジ「・・・・・・・えっ・・・・・・?」
遠藤「たけのこ派だよ・・・!俺も・・・!」
カイジ「・・・・・・・」ぐにゃぁ~・・・
立木「その時、カイジに電流走る!
絶望!仲間に裏切られ、谷底に突き落とされるような絶望!!
力なくへたり込むカイジ!あざ笑う遠藤!忘れられる坂崎!」
カイジ「・・・う、嘘だ・・・」
カイジ「は・・・?」
遠藤「きのこ派・・・!お前だけさ・・・!そんな軟派・・・愚図・・・下劣な輩は・・・!」
カイジ「・・・・・・・えっ・・・・・・?」
遠藤「たけのこ派だよ・・・!俺も・・・!」
カイジ「・・・・・・・」ぐにゃぁ~・・・
立木「その時、カイジに電流走る!
絶望!仲間に裏切られ、谷底に突き落とされるような絶望!!
力なくへたり込むカイジ!あざ笑う遠藤!忘れられる坂崎!」
カイジ「・・・う、嘘だ・・・」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:02:21.38 ID:394cEvxBP
カイジ「俺は・・・し・・・信じない・・・」ダッ
ガチャッ バタン
坂崎「あ・・・!カイジ君・・・!」
遠藤「クククッ・・・!カッカッカッ・・・!」
~~~
カイジ「はぁ・・・」
カイジ「(何か飛び出してきちゃったけど・・・どうしよ・・・)」
カイジ「・・・5スロでも打と・・・」
ガチャッ バタン
坂崎「あ・・・!カイジ君・・・!」
遠藤「クククッ・・・!カッカッカッ・・・!」
~~~
カイジ「はぁ・・・」
カイジ「(何か飛び出してきちゃったけど・・・どうしよ・・・)」
カイジ「・・・5スロでも打と・・・」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:05:17.88 ID:394cEvxBP
~~~
カイジ「(終わっちゃったけど2000枚ちょっとか・・・悪くないな・・・流そう)」
店員「余り40枚どうされますか?」
カイジ「じゃあ、そこの・・・」
カイジ「そこの・・・」
カイジ「・・・」
カイジ「・・・え・・・?」
カイジ「(なんで・・・たけのこの里があるのに・・・きのこがないの・・・?)」
カイジ「・・・」
カイジ「・・・じゃ、じゃあ・・・ライターで・・・」
カイジ「(終わっちゃったけど2000枚ちょっとか・・・悪くないな・・・流そう)」
店員「余り40枚どうされますか?」
カイジ「じゃあ、そこの・・・」
カイジ「そこの・・・」
カイジ「・・・」
カイジ「・・・え・・・?」
カイジ「(なんで・・・たけのこの里があるのに・・・きのこがないの・・・?)」
カイジ「・・・」
カイジ「・・・じゃ、じゃあ・・・ライターで・・・」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:08:07.77 ID:394cEvxBP
カイジ「・・・ただいま・・・」
坂崎「ああ、おかえり・・・」
カイジ「・・・ほらっ・・・土産・・・!」
つビール
坂崎「おっ・・・悪いね・・・」
カイジ「・・・フーッ・・・遠藤さんは・・・?」
坂崎「帰ったで・・・さっき・・・」
カイジ「・・・そう・・・」
坂崎「・・・」
カイジ「(クソッ・・・!クソッ・・・!)」
坂崎「(カイジ君・・・)」
坂崎「ああ、おかえり・・・」
カイジ「・・・ほらっ・・・土産・・・!」
つビール
坂崎「おっ・・・悪いね・・・」
カイジ「・・・フーッ・・・遠藤さんは・・・?」
坂崎「帰ったで・・・さっき・・・」
カイジ「・・・そう・・・」
坂崎「・・・」
カイジ「(クソッ・・・!クソッ・・・!)」
坂崎「(カイジ君・・・)」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:11:06.76 ID:394cEvxBP
パチンコ勝負当日
一条「いらっしゃいませ・・・」
カイジ「いいのかよ・・・!問題児じゃねぇのか、俺は・・・」
一条「もう水に流しましたとも・・・あんなこと・・・」
一条「どうぞどうぞルーレットでもバカラでもお好きなものを・・・」
カイジ「・・・」
坂崎「カイジ君・・・?」
一条「・・・?」
カイジ「(一条・・・一応・・・確認しとくか・・・?)」
一条「いらっしゃいませ・・・」
カイジ「いいのかよ・・・!問題児じゃねぇのか、俺は・・・」
一条「もう水に流しましたとも・・・あんなこと・・・」
一条「どうぞどうぞルーレットでもバカラでもお好きなものを・・・」
カイジ「・・・」
坂崎「カイジ君・・・?」
一条「・・・?」
カイジ「(一条・・・一応・・・確認しとくか・・・?)」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:13:09.35 ID:394cEvxBP
カイジ「一条・・・」
一条「え・・・?」
カイジ「・・・これ、なんだかわかるか・・・・?」
つ【きのこの山】
一条「・・・?それがどうしました・・・?」
カイジ「お前・・・どっちだ・・・?」
一条「は・・・?」
カイジ「どっち派なんだって・・・聞いてんだよっ・・・!」
遠藤「・・・」
一条「・・・クク・・・そんなことですか・・・」
カイジ「え・・・?」
一条「え・・・?」
カイジ「・・・これ、なんだかわかるか・・・・?」
つ【きのこの山】
一条「・・・?それがどうしました・・・?」
カイジ「お前・・・どっちだ・・・?」
一条「は・・・?」
カイジ「どっち派なんだって・・・聞いてんだよっ・・・!」
遠藤「・・・」
一条「・・・クク・・・そんなことですか・・・」
カイジ「え・・・?」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:15:11.71 ID:394cEvxBP
一条「別に答えなくても良いでしょう・・・?」
カイジ「え・・・?」
一条「小汚い・・・きのこ厨の愚問になど・・・」
カイジ「・・・!」
カイジ「・・・て、てめぇっ・・・!一条っ・・・!」バッ
遠藤「や、やめろっ・・・!カイジっ・・!」ガバッ
一条「カカカ・・・!ダメさカイジ・・・!ダメダメ・・・!」
一条「いくらたけのこの人気が妬ましいからって・・・ダメさ・・・!暴力は・・・!」
カイジ「い、一条ぉ~・・・!」
一条「これだから野蛮なきのこ厨は・・・!カカカ・・・!」
カイジ「え・・・?」
一条「小汚い・・・きのこ厨の愚問になど・・・」
カイジ「・・・!」
カイジ「・・・て、てめぇっ・・・!一条っ・・・!」バッ
遠藤「や、やめろっ・・・!カイジっ・・!」ガバッ
一条「カカカ・・・!ダメさカイジ・・・!ダメダメ・・・!」
一条「いくらたけのこの人気が妬ましいからって・・・ダメさ・・・!暴力は・・・!」
カイジ「い、一条ぉ~・・・!」
一条「これだから野蛮なきのこ厨は・・・!カカカ・・・!」
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:18:19.77 ID:394cEvxBP
カイジ「這わせてやるぞ・・・!必ず・・・!」
カイジ「沼を打ちたい・・・!磁気チェックだっ・・・!早くしろっ・・・!」
村上「は、はい・・・!」
一条「(当たるはずがないっ・・・!あんな・・・地の底の野良犬・・・!
きのこ厨の野良犬がっ・・・!)」
一条「どうぞ・・・!カイジ様・・・!」
カイジ「・・・」ギュッ
坂崎「・・・カ、カイジ君・・・?」
カイジ「・・・こうしようぜ・・・一条・・・!」
一条「は・・・?」
カイジ「沼を打ちたい・・・!磁気チェックだっ・・・!早くしろっ・・・!」
村上「は、はい・・・!」
一条「(当たるはずがないっ・・・!あんな・・・地の底の野良犬・・・!
きのこ厨の野良犬がっ・・・!)」
一条「どうぞ・・・!カイジ様・・・!」
カイジ「・・・」ギュッ
坂崎「・・・カ、カイジ君・・・?」
カイジ「・・・こうしようぜ・・・一条・・・!」
一条「は・・・?」
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:21:26.11 ID:394cEvxBP
カイジ「この勝負・・・!この勝負で決まる・・・!
どちらかが地獄に落ち・・・もう一方が生き残る・・・!」
カイジ「俺が勝ったら・・・今日持ってきたきのこの山・・・!」
カイジ「お前に一つ残さず・・・食ってもらうっ・・・!」
村上「な・・・何を・・・!そんな無茶苦茶が通るかっ・・・!」
カイジ「だがもし俺が負けたら・・・!俺はたけのこの里・・・!その一箱を残さず食ってやる・・・!
どうだ・・・一条・・・!」
一条「・・・いいだろう・・・」
村上「て、店長・・・?」
一条「(負けるはずがないっ・・・!こんな野良犬・・・下種にっ・・・!)」
どちらかが地獄に落ち・・・もう一方が生き残る・・・!」
カイジ「俺が勝ったら・・・今日持ってきたきのこの山・・・!」
カイジ「お前に一つ残さず・・・食ってもらうっ・・・!」
村上「な・・・何を・・・!そんな無茶苦茶が通るかっ・・・!」
カイジ「だがもし俺が負けたら・・・!俺はたけのこの里・・・!その一箱を残さず食ってやる・・・!
どうだ・・・一条・・・!」
一条「・・・いいだろう・・・」
村上「て、店長・・・?」
一条「(負けるはずがないっ・・・!こんな野良犬・・・下種にっ・・・!)」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:24:24.49 ID:394cEvxBP
カイジ「いくぜ・・・!」
一条「(・・・バカがっ・・・!もう拾った金だっ・・・!それは・・・!)」
~その頃~
兵藤「制裁っ・・・!」
黒服「え・・・?」
兵藤「今・・・"きのこ"と口にしたお前・・・制裁っ・・・!」
黒服「そ、そんなっ・・・!私はそんな・・・!」
兵藤「いくら兄弟とはいえ・・・!あるのだ・・・禁忌・・・タブーは・・・!」
黒服「か、会長っ・・・!」
一条「(・・・バカがっ・・・!もう拾った金だっ・・・!それは・・・!)」
~その頃~
兵藤「制裁っ・・・!」
黒服「え・・・?」
兵藤「今・・・"きのこ"と口にしたお前・・・制裁っ・・・!」
黒服「そ、そんなっ・・・!私はそんな・・・!」
兵藤「いくら兄弟とはいえ・・・!あるのだ・・・禁忌・・・タブーは・・・!」
黒服「か、会長っ・・・!」
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:28:00.51 ID:394cEvxBP
勝負終盤
カイジ「ひ・・・引き分け・・・」
一条「あぁ・・・?」
カイジ「引き分けで手を打たないか・・・?」
一条「はぁ・・・?」
カイジ「ここに残っているのが・・・あと・・・100玉ちょっと・・・」
カイジ「これを換金して・・・地下行きは免れないが・・・!」
カイジ「せめて、あの・・・たけのこを食うのだけはっ・・・!」
一条「・・・クズ・・・!クズがっ・・・!」ドカッ
カイジ「ひっ・・・!」
カイジ「ひ・・・引き分け・・・」
一条「あぁ・・・?」
カイジ「引き分けで手を打たないか・・・?」
一条「はぁ・・・?」
カイジ「ここに残っているのが・・・あと・・・100玉ちょっと・・・」
カイジ「これを換金して・・・地下行きは免れないが・・・!」
カイジ「せめて、あの・・・たけのこを食うのだけはっ・・・!」
一条「・・・クズ・・・!クズがっ・・・!」ドカッ
カイジ「ひっ・・・!」
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:31:39.62 ID:394cEvxBP
カイジ「あっ・・・ああっ・・・!」ジャラジャラ
カイジ「(あ・・・!終わっ・・・!終わっちまうっ・・・!おわるっ・・・!)」
カイジ「た、弾・・・弾がっ・・・!」
カイジ「ひ・・・!ひっ・・・・!」
一条「カカカ・・・!」
カイジ「(い、嫌だっ・・・!地下も嫌だ・・・!たけのこも嫌だっ・・・!
ひ・・・!ひっ・・・!)」
カイジ「ま、まだだ・・・!まだ終わっ・・・!」
ビーッ ビーッ
カイジ「 」
カイジ「(あ・・・!終わっ・・・!終わっちまうっ・・・!おわるっ・・・!)」
カイジ「た、弾・・・弾がっ・・・!」
カイジ「ひ・・・!ひっ・・・・!」
一条「カカカ・・・!」
カイジ「(い、嫌だっ・・・!地下も嫌だ・・・!たけのこも嫌だっ・・・!
ひ・・・!ひっ・・・!)」
カイジ「ま、まだだ・・・!まだ終わっ・・・!」
ビーッ ビーッ
カイジ「 」
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:34:02.50 ID:394cEvxBP
カイジ「う、嘘だろ・・・これ・・・
ゆ、夢だ・・・夢に決まってる・・・」
一条「ところがどっこい・・・夢じゃありません・・・!
現実です・・・!これが現実っ・・・!」
カイジ「あ・・・」
一条「おいっ・・・!」
村上「はっ・・・!」
つ【たけのこの里】
一条「さぁ・・・食ってもらおうか・・・!敗者に・・・!」
カイジ「・・・!」ビクッ
カイジ「ひ・・・!ひいいっ・・・・!」
ゆ、夢だ・・・夢に決まってる・・・」
一条「ところがどっこい・・・夢じゃありません・・・!
現実です・・・!これが現実っ・・・!」
カイジ「あ・・・」
一条「おいっ・・・!」
村上「はっ・・・!」
つ【たけのこの里】
一条「さぁ・・・食ってもらおうか・・・!敗者に・・・!」
カイジ「・・・!」ビクッ
カイジ「ひ・・・!ひいいっ・・・・!」
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:37:18.87 ID:394cEvxBP
バサバサッ
カイジ「・・・え・・・?札束・・・?」
一条「だ、誰だっ・・・!」
坂崎「一条はん・・・あんた酷い人や・・・!」
~中略~
カイジ「いけっ・・・!押し込めっ・・・!もうハズレはねぇっ・・・!
ジャンプも必要ねぇ・・・!押し込むだけだっ・・・!」
一条「か、カイジいっ・・・!やめろぉ~っ・・・!」ポロポロ
カイジ「・・・え・・・?札束・・・?」
一条「だ、誰だっ・・・!」
坂崎「一条はん・・・あんた酷い人や・・・!」
~中略~
カイジ「いけっ・・・!押し込めっ・・・!もうハズレはねぇっ・・・!
ジャンプも必要ねぇ・・・!押し込むだけだっ・・・!」
一条「か、カイジいっ・・・!やめろぉ~っ・・・!」ポロポロ
117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:39:59.13 ID:394cEvxBP
カイジ「行けっ・・・!行っちまえっ・・・!」
一条「カ、カイジ・・・!ひ、引き分けで・・・!わかった、引き分けでいいっ・・・!」
カイジ「もう遅いっ・・・!愚図・・・!愚図なたけのこ厨めっ・・・!」
一条「か、カイジぃ~・・・!」
カイジ「(下すっ・・・!醜いたけのこ厨にっ・・・!天罰・・・天誅をっ・・・!)」
カイジ「いけぇ~っ・・・!」
グググッ・・・
コトン・・・
一条「・・・・・・・・・・・・・・・・・・え・・・・・・・・・・・・?」
キュイーン!キュインキュインキュイーン!
一条「カ、カイジ・・・!ひ、引き分けで・・・!わかった、引き分けでいいっ・・・!」
カイジ「もう遅いっ・・・!愚図・・・!愚図なたけのこ厨めっ・・・!」
一条「か、カイジぃ~・・・!」
カイジ「(下すっ・・・!醜いたけのこ厨にっ・・・!天罰・・・天誅をっ・・・!)」
カイジ「いけぇ~っ・・・!」
グググッ・・・
コトン・・・
一条「・・・・・・・・・・・・・・・・・・え・・・・・・・・・・・・?」
キュイーン!キュインキュインキュイーン!
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:43:19.77 ID:394cEvxBP
~中略~
カイジ「はっ・・・おっちゃん、頼むっ・・・」
坂崎「え・・・?ああ・・・」
一条「うっ・・・!うううっ・・・!」
カイジ「・・・一条・・・」
一条「ひっ・・・!か、カイジ・・・」
カイジ「忘れてねぇよなぁ・・・!あの賭け・・・!」
一条「ひ・・・ひいっ・・・!」
カイジ「食ってもらうぜ・・・!このきのこの山一箱・・・!」
カイジ「これ一箱・・・下の口でなっ・・・!」
一条「・・・・・・・・・・・」
一条「・・・・・・・・・えっ・・・・・・・・・?」
カイジ「はっ・・・おっちゃん、頼むっ・・・」
坂崎「え・・・?ああ・・・」
一条「うっ・・・!うううっ・・・!」
カイジ「・・・一条・・・」
一条「ひっ・・・!か、カイジ・・・」
カイジ「忘れてねぇよなぁ・・・!あの賭け・・・!」
一条「ひ・・・ひいっ・・・!」
カイジ「食ってもらうぜ・・・!このきのこの山一箱・・・!」
カイジ「これ一箱・・・下の口でなっ・・・!」
一条「・・・・・・・・・・・」
一条「・・・・・・・・・えっ・・・・・・・・・?」
133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:45:17.57 ID:394cEvxBP
一条「下の・・・え・・・?」
カイジ「ほらっ・・・!来いよ、一条・・・!」
一条「ひ、ひいっ・・・!」
~男子トイレ個室~
カイジ「・・・」
ガチャガチャ ズルッ
一条「ひゃっ」
カイジ「へぇ・・・結構立派じゃねぇか・・・一条・・・!」
一条「み、見るなっ・・・クズがっ・・・!」
カイジ「ほらっ・・・!来いよ、一条・・・!」
一条「ひ、ひいっ・・・!」
~男子トイレ個室~
カイジ「・・・」
ガチャガチャ ズルッ
一条「ひゃっ」
カイジ「へぇ・・・結構立派じゃねぇか・・・一条・・・!」
一条「み、見るなっ・・・クズがっ・・・!」
149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:47:47.35 ID:394cEvxBP
カイジ「クク・・・!じゃあ入れるぜ・・・!」
ズニュッ・・・
一条「ふえっ!? あ・・・!」
カイジ「良い声じゃねぇか・・・!オラッ・・・!」
グニュ
一条「ああっ!? や、やめ・・・!」
カイジ「よく味わえよっ・・・!たけのこ厨・・・!」
ズプッ
一条「あ、あぁ~・・・!!」
立木「狂気!まさに狂気の沙汰!
xxxにチョコレート菓子を付きこまれ、悶絶する一条!
その一条を見て悦ぶカイジ!
悪魔!悪魔の愉悦!」
ズニュッ・・・
一条「ふえっ!? あ・・・!」
カイジ「良い声じゃねぇか・・・!オラッ・・・!」
グニュ
一条「ああっ!? や、やめ・・・!」
カイジ「よく味わえよっ・・・!たけのこ厨・・・!」
ズプッ
一条「あ、あぁ~・・・!!」
立木「狂気!まさに狂気の沙汰!
xxxにチョコレート菓子を付きこまれ、悶絶する一条!
その一条を見て悦ぶカイジ!
悪魔!悪魔の愉悦!」
160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:49:49.36 ID:394cEvxBP
~中略~
カイジ「だって、俺、ヒーローだし・・・」
黒服「ああ、ほらっ・・・!」
カイジ「・・・え・・・?」
黒服「・・・三万ある・・・!合流してこいっ・・・!」
カイジ「え・・・これ・・・帝愛が・・・?」
黒服「帝愛じゃねぇっ・・・!俺がやるって行ってんだっ・・・!」
カイジ「あ・・・ありがとうございますっ・・・!やさしいおじさん・・・!
忘れません・・・!このご恩は一生っ・・・!」
黒服「行けっ・・・!いいからっ・・・!」
カイジ「だって、俺、ヒーローだし・・・」
黒服「ああ、ほらっ・・・!」
カイジ「・・・え・・・?」
黒服「・・・三万ある・・・!合流してこいっ・・・!」
カイジ「え・・・これ・・・帝愛が・・・?」
黒服「帝愛じゃねぇっ・・・!俺がやるって行ってんだっ・・・!」
カイジ「あ・・・ありがとうございますっ・・・!やさしいおじさん・・・!
忘れません・・・!このご恩は一生っ・・・!」
黒服「行けっ・・・!いいからっ・・・!」
165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:53:07.88 ID:394cEvxBP
モブ「らしくないことしますね・・・」
黒服「内緒だぞ・・・会長には・・・」
モブ「わかってます・・・」
黒服「・・・」
モブ「ところで黒服さんって・・・きのこ派でしたっけ・・・?
だからカイジを・・・?」
黒服「そんなんじゃねぇ・・・!菓子を食うのに・・・派閥も何もあっちゃいけねぇんだよ・・・本来・・・」
モブ「はぁ・・・」
黒服「・・・クソッ・・・俺は何を言ってるんだ・・・忘れろ、もう・・・!」
モブ「はい・・・」
黒服「内緒だぞ・・・会長には・・・」
モブ「わかってます・・・」
黒服「・・・」
モブ「ところで黒服さんって・・・きのこ派でしたっけ・・・?
だからカイジを・・・?」
黒服「そんなんじゃねぇ・・・!菓子を食うのに・・・派閥も何もあっちゃいけねぇんだよ・・・本来・・・」
モブ「はぁ・・・」
黒服「・・・クソッ・・・俺は何を言ってるんだ・・・忘れろ、もう・・・!」
モブ「はい・・・」
173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/28(土) 21:59:33.83 ID:394cEvxBP
三好「・・・ん・・・?あ、あれ・・・!」
後藤「カイジさん・・・!カイジさんだっ・・・!」
カイジ「みんなっ・・・!」
~~
三好「ところでカイジさん・・・」
カイジ「ん・・・?」
三好「その、カバンに出てるのって・・・もしかして・・・」
カイジ「ああ・・・きのこの山だけど・・・食うか・・・?」
後藤「・・・は・・・?」
三好「・・・え・・・?まさかカイジさん・・・きのこ厨なの・・・?」
カイジ「・・・・・・・・えっ・・・?」
┼ヽ -|r‐、. レ |
d⌒) ./| _ノ __ノ
後藤「カイジさん・・・!カイジさんだっ・・・!」
カイジ「みんなっ・・・!」
~~
三好「ところでカイジさん・・・」
カイジ「ん・・・?」
三好「その、カバンに出てるのって・・・もしかして・・・」
カイジ「ああ・・・きのこの山だけど・・・食うか・・・?」
後藤「・・・は・・・?」
三好「・・・え・・・?まさかカイジさん・・・きのこ厨なの・・・?」
カイジ「・・・・・・・・えっ・・・?」
┼ヽ -|r‐、. レ |
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