1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/02(木) 22:21:59.98 ID:Z8yM4vy90
橘「……」フキフキ
橘「よし!あとは整理すれば……!」
美也「もーう、にぃに!どうしてにぃにの部屋なのにみゃーも手伝わないといけないの?」
橘「ごめんごめん、でも一人じゃ間に合いそうになかったし……」
美也「まったく、こーんな良い妹が居るんだから、にぃには感謝しなよ!!」
橘「はいはい……美也を産んでくれた両親に感謝するよ」
美也「そこはみゃーに感謝する所でしょ!」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/02(木) 22:23:13.94 ID:Z8yM4vy90
橘「わかったわかった、掃除が終わったらな」
美也「ていうかさ、なんで急に大掃除なの?」
橘「……」ギクッ
橘「あ、あはははは!よーし頑張るぞ美也ー!」
美也「あ!ねぇにぃに!みゃーに教えてよー!!!」
―
―――
―――――
橘「ふー……これで完璧だね」
美也「やーっと終わったよ……」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/02(木) 22:25:57.84 ID:Z8yM4vy90
橘「美也、部屋の掃除ありがとな」
美也「にしししししし!それでどうして急に大掃除なの?」
橘「あー……えっとだな……」
美也「?」
橘「今日はー……絢辻さんが家に泊まりに来るんだ」
美也「…………」
美也「はぁ!?なぁーにそれ!?にぃにの彼女が泊まりに来るから大掃除してたの!?」
橘「だ、騙して悪かった!ごめん、美也!」
美也「もーう知らないんだから!ばかにぃに!にぃになんて底無し沼で溺れちゃえ!」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/02(木) 22:29:34.52 ID:Z8yM4vy90
バタン!
橘「……はぁ、後でまんま肉まんあげれば美也の機嫌も直るよな」
橘「それにしても、絢辻さんも急だよな……」
橘「『今日、あなたの家に泊まりに行くから』なんて言われて、びっくりだよ」
橘「……絢辻さんとお泊りか」
ピンポーン
橘「あ、絢辻さんかな?思ったより早いな……」
―
―――
―――――
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/02(木) 22:32:29.38 ID:Z8yM4vy90
ピンポーン…ピンポーンピンピンピンピン……
橘「この鳴らし方は確実に絢辻さんだな……」
ガチャッ
絢辻「遅い、1回目で出なさいよ」
橘「む、無茶言わないでよ絢辻さん……」
絢辻「……ふふっ、上がってもいい?」
橘「も、勿論!今僕の部屋に案内するよ」
絢辻「それじゃ、お邪魔します」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/02(木) 22:37:02.17 ID:Z8yM4vy90
橘「ここが僕の部屋だよ、絢辻さん」
絢辻「へぇー、思ってたより随分綺麗じゃない」
橘「そ、そうかな?」
橘(直前に美也と大掃除をしたなんて口が裂けても言えないよ……)
橘「……あれ?そういえば絢辻さん、荷物は?」
絢辻「え?財布だけよ?」
橘「……?泊まるんじゃないの?」
絢辻「泊まるに決まってるでしょ?さっき電話で話したじゃない」
橘「……下着とかどうするの?」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/02(木) 22:41:31.65 ID:Z8yM4vy90
絢辻「橘君の下着を借りればいいかなって思ったんだけど……」
橘「…………」
橘「え、えぇ!?あ、絢辻さんが僕のパンツを!?」
絢辻「……だ、ダメかな?」
橘「と、とんでもない!むしろ洗濯しないで家宝にしたいくらいだよ!!」
絢辻「……橘君?」ギロッ
橘「あ、あっはっはっはっは!!!・……でもブラは流石に無いよ?」
橘「美也のだって小さいと思うし……」
絢辻「別に、1日くらい付け無くてもいいわよ」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/02(木) 22:44:54.14 ID:Z8yM4vy90
橘「そ、そっか……」
橘(……って、夜はずっと ブラで過ごす気なのか!?)
絢辻「あ、本棚見てもいい?」
橘「う、うん……」
橘(お宝本はもう違う場所に隠したから、大丈夫だよな……)
絢辻「……ふーん、ねぇ、これって面白い?分厚くて読み応えがありそうなんだけど」
橘「あ、僕は好きだよその小説……でも絢辻さん、そういうジャンルも読むの?」
絢辻「私は面白ければなんでも読むわ、じゃー読ませてもらうわよ」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/02(木) 22:48:32.56 ID:Z8yM4vy90
―
――
――――
絢辻「…………」ペラッ
橘(な、なんか緊張するな……それより絢辻さんだよ)
橘(絢辻さんが準備もしないでうちに泊まりに来るかな……)
橘(今日だって急に言われたし……絢辻さんなら前日かもっと前に言うと思うんだけど……)
絢辻「……あなたが選んだ本にしては、中々面白いわね」
橘「気に入ったの?」
絢辻「えぇ、たまにはこういう小説もいいかも……」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/02(木) 22:51:40.12 ID:Z8yM4vy90
橘「へぇー……なんか以外だね……」
絢辻「『生きている相手ならば、たとえ神でも殺してみせる』……この台詞、気に入ったわ」
橘「ははは、僕は絢辻さんなら神様だって殺せると思うよ?」
絢辻「……どういう意味かしら?返答次第で怒るわよ?」
橘「ご、ごめんなさい……」
絢辻「だーめ、こっちに来なさい」
橘「うぅ……」
絢辻「横になる」
橘「はい……って横?」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/02(木) 22:55:05.82 ID:Z8yM4vy90
絢辻「……よいしょ」
橘「え……あ、絢辻さん?」
絢辻「何よ?別に嫌ならどいてもいいけど」
橘「い、嫌じゃないです!!」
橘(ど、どういうことだ……!?絢辻さんが膝枕なんて……!)
橘(や、柔らかくていい香りだ……!)
絢辻「……か、感想」
橘「え?」
綾辻「か、感想を言いなさいよ」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/02(木) 22:59:40.70 ID:Z8yM4vy90
橘「あ、うん……ほど良く柔らかくて、絢辻さんの香りがして気持ちいいよ」
橘「それに、絢辻さんの程良い腿とジーパンが合わさって天に…」
絢辻「そ、そこまで聞いて無い!!」
橘「えぇ!?絢辻さんが感想を言えって言うから……」
絢辻「ば、罰としてもう少しこのままでいなさい」
橘「う、うん……」
―
――
――――
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/02(木) 23:04:16.25 ID:Z8yM4vy90
橘「えっと……絢辻さん」
絢辻「何?」
橘「僕としてはずっとこうして居たいんだけど、そろそろ晩御飯だね」
絢辻「あ、もうこんな時間?」
橘「今日は、その……親が居ないんだよね、あははは……」
絢辻「そう、なら私が作ってもいい?」
橘「え、絢辻さん料理できるの!?」
絢辻「りょ、料理くらいできるわよ!」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/02(木) 23:08:30.46 ID:Z8yM4vy90
橘「という事は今日は絢辻さんの手料理か……」
絢辻「あまり期待しないほうがいいわよ、料理なんて基本の基本しかできないし」
橘「ううん、それでも楽しみだよ」
絢辻「そ、そう……それじゃー台所借りても良い?」
橘「あ、うん!今案内するよ」
―
―――
―――――
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/02(木) 23:11:46.49 ID:Z8yM4vy90
絢辻「……」
橘「何か作れるかな?足りなかったら僕が買ってくるけど」
絢辻「そうね……妹さんも入れて3人分だから……」
絢辻「カレーがベストかもね、材料も冷蔵庫にあるし簡単よ?」
橘「カレーか……うん、じゃーカレーを作ろうか」
絢辻「あなたはあっちのこたつで座ってても良いわよ?」
橘「僕も手伝うよ、絢辻さん一人に作らせるのは流石に悪いしね」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/02(木) 23:15:29.51 ID:Z8yM4vy90
絢辻「……」トン トン
橘(じゃがいもの皮剥くのって意外と面白いな……)
絢辻「……」ウルウル
橘「あ、絢辻さん!?どうしたの!?」
絢辻「う、うるさいわね!この玉ねぎのせいよ!」
橘「そ、そっか……でも泣いてる絢辻さんも中々……」
絢辻「…………橘君、玉ねぎみたいにさ・れ・た・い?」ストン!!
橘「……すいません」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/02(木) 23:20:41.60 ID:Z8yM4vy90
絢辻「……さて、後は煮込んで終わりね」
橘「すごいな……絢辻さん、ほんとに料理出来たんだね」
絢辻「カレーなんて材料を入れて煮込むだけなんだから、簡単よ」
橘「僕も後で練習しようかな……」
絢辻「あなたは料理の勉強より他にやる事がたくさんあるでしょ?」
橘「はい……」
絢辻「そ、それに……それくらいだったら毎日私が……」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/02(木) 23:24:37.08 ID:Z8yM4vy90
ガラッ
美也「にぃにー、ご飯どうするのー?」
絢辻「……!お邪魔してるよ、美也ちゃん」ニコッ
橘(うわぁ……猫被るのうまい……流石絢辻さん)
美也「あ、どうも……」
橘「美也、今カレーが出来るからもうちょっと待ってろよ」
美也「へぇー、隠し味入れようよ?絶対おいしくなるって!」
橘「ダメだ!美也が隠し味を入れておいしくなった覚えなんて、一度もないだろ!」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/02(木) 23:30:41.13 ID:Z8yM4vy90
橘(あと美也、絢辻さんが来てるんだからにぃにじゃなくてお兄ちゃんだろ?)コソコソ
美也(あ、そうだった……)
絢辻「ふふ、『にぃに』って呼ばせてあげたら?にぃに♪」
橘「……!」
橘(あ、絢辻さんのにぃに……!すごい破壊力だ……!)
美也「……何よ、鼻の下伸ばしてさ」
橘「え?あ、ほ、ほら!そろそろカレーが出来るし準備しよう!」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/02(木) 23:36:00.97 ID:Z8yM4vy90
―
――
――――
橘「はぁー、お腹一杯だよ……」
美也「食べた食べた……」
絢辻「ふふっ、それじゃー片付けるわね」
橘「あ、僕も手伝うよ」
美也「それじゃー二人とも、えっちぃ事はしちゃだめだよ?」
橘「こ、こら!美也!」
美也「にしし!じゃあ美也部屋に戻るね?」
――
――――
橘「はぁー、お腹一杯だよ……」
美也「食べた食べた……」
絢辻「ふふっ、それじゃー片付けるわね」
橘「あ、僕も手伝うよ」
美也「それじゃー二人とも、えっちぃ事はしちゃだめだよ?」
橘「こ、こら!美也!」
美也「にしし!じゃあ美也部屋に戻るね?」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/02(木) 23:41:40.36 ID:Z8yM4vy90
絢辻「……はぁ」
橘「まったく、美也の奴……」
絢辻「ふふ、美也ちゃん、可愛い妹だと思うけど?」
橘「そうかな……もう少し静かになればもっとマシになるんだけど……」
絢辻「私は美也ちゃんが少し、羨ましいな……」
橘「え?」
絢辻「なんでもないわ、早く洗い物を済ましちゃいましょ?」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/02(木) 23:48:30.87 ID:Z8yM4vy90
―
――
――――
橘「さて、お風呂沸かしたけど……絢辻さん、先入る?」
絢辻「橘君が先に入って、私、もう少し小説読みたいし」
橘「いいの?僕が先で」
絢辻「うん、いいから入ってきなさいよ」
橘「わかった、それじゃー入ってくるね」
ガチャッ
絢辻「……さて、私も準備しようかな」
――
――――
橘「さて、お風呂沸かしたけど……絢辻さん、先入る?」
絢辻「橘君が先に入って、私、もう少し小説読みたいし」
橘「いいの?僕が先で」
絢辻「うん、いいから入ってきなさいよ」
橘「わかった、それじゃー入ってくるね」
ガチャッ
絢辻「……さて、私も準備しようかな」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 00:13:16.67 ID:M1MjGpd70
橘「……」
橘「……絢辻さん、今日はどこで寝るんだろ」
橘「もしかして……僕と……」
橘「ま、待て……確か今日は絢辻さん ブラだったよな……」
橘「……」
絢辻『橘君』
橘「うわああああ!!!」
ガララッ
絢辻「ど、どうしたの!?」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 00:20:03.64 ID:M1MjGpd70
橘「あ、いや!絢辻さん!?」
橘(ば、ばばばばばバスタオル1枚!?この間はスク水だったのに!)
絢辻「はぁ……大声出すから驚いたじゃない!」
橘「ご、ごめんなさい……ていうかどうしてここに……?」
絢辻「……き、今日のお詫びよ!」
橘「お詫び?」
絢辻「……そう、今日は突然泊まるなんて言って迷惑掛けたお詫び」
橘「迷惑だなんて……」
絢辻「ほら、前向いてなさい?背中流すわよ」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 00:23:37.38 ID:M1MjGpd70
橘「……」ドキドキ
絢辻「……強くない?」ゴシゴシ
橘「う、うん……平気だよ」
絢辻「…………」ゴシゴシ
橘「あ、絢辻さん……今日何かあったの?」
絢辻「え……?」
橘「準備もしないで突然泊まりにきたりさ、絢辻さんらしくないなって思って……」
絢辻「…………親と喧嘩したのよ」
橘「喧嘩?」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 00:27:27.29 ID:M1MjGpd70
絢辻「最初は些細な事だったんだけど……どんどん悪化しちゃって」
橘「そ、そっか……電話とかはしなくていいの?」
絢辻「い、いいの!明日には帰る予定だし……」ゴシゴシ
橘「あんまりお母さんとお父さんを心配させちゃダメだよ?」
絢辻「いいのよ、あんな親……よし、終わり」
橘「つ、次は僕が絢辻さんの背中を洗うよ」
絢辻「え!?……じゃ、じゃあお願いしようかしら……」
橘「えぇ!?いいの!?」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 00:31:33.13 ID:M1MjGpd70
絢辻「ほら、はやくしなさいよ……」
橘「う、うん……」
橘(あ、絢辻さんのお尻だ……桃みたいで綺麗だな……)
絢辻「……ちょ、ちょっと!早く洗いなさいよ!」
橘「ご、ごめん……今洗うよ」ゴシゴシ
絢辻「ん……」
橘「い、痛くない?」ゴシゴシ
絢辻「……もう少し強くてもいいわ」
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 00:34:26.08 ID:M1MjGpd70
橘「……」ゴシゴシ
絢辻「……」
橘「よし、次は前だね」
絢辻「……ふん!」
ドガッ
橘「いたっ!冗談だよ絢辻さん!」
絢辻「自業自得よ」
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 00:38:24.75 ID:M1MjGpd70
チャポン
橘「……」
絢辻「……何か喋りなさいよ」
橘「な、何か喋りなさいって言われても……」
橘(あ、絢辻さんと一緒に浴槽に入ってるんだぞ!?)
橘(緊張してそれどころじゃないよ!!!)
絢辻「……ね、ねぇ……今日はありがと」
橘「え……?」
橘「……」
絢辻「……何か喋りなさいよ」
橘「な、何か喋りなさいって言われても……」
橘(あ、絢辻さんと一緒に浴槽に入ってるんだぞ!?)
橘(緊張してそれどころじゃないよ!!!)
絢辻「……ね、ねぇ……今日はありがと」
橘「え……?」
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 00:42:32.39 ID:M1MjGpd70
絢辻「その……さっきまで何も聞かないで、泊めてくれて」
橘「あ、うん……」
絢辻「……い、今ならなんでも言う事を聞くわよ」
橘「え?」
絢辻「……あ、あなたにお礼がしたいの!」
橘「お礼だなんて……困った時はお互い様だよ」
絢辻「いいから!早く言いなさい!」
橘「そうだなー…………」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 00:47:30.15 ID:M1MjGpd70
橘「じゃあさ……」
絢辻「……い、言っておくけど変な事言ったら殴るからね!」
橘「ははは、僕は絢辻さんの前で変な事を言えるほど度胸は無いよ……」
絢辻「……で、なにしてほしいの?」
橘「……絢辻さん、あと2年経ったら、僕と結婚してよ」
絢辻「え?」
橘「ずっと一緒に居てほしいんだ」
絢辻「……」
橘「……絢辻さん?」
114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 00:50:05.27 ID:M1MjGpd70
絢辻「……え?」
橘「あ、絢辻さん!鼻血、鼻血!!」
絢辻「え?嘘……」
橘「わー!早く上がってティッシュだよ!」
―
――
――――
橘「ふー……どうなるかと思ったよ」
絢辻「わ、悪かったわね……ごめんなさい」
橘「いいっていいって、風呂も綺麗にした事だし」
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 00:56:43.47 ID:M1MjGpd70
橘「さて、絢辻さんの鼻血も止まったし、そろそろ寝ようか?」
絢辻「そ、そうね……もう10時……」
橘「あ……絢辻さん、どこで寝る?」
絢辻「あなたが良ければだけど……一緒に寝たいな」
橘「……う、うん……それじゃー寝ようか」
カチッ
絢辻「へ、変な所触らないでよ?」
橘「わ、わかってるって……」
121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 01:01:44.91 ID:M1MjGpd70
橘「……」ドキドキ
絢辻「……」
橘(う、うう……背中合わせとは言え、絢辻さんが隣で寝てるのか……)
橘(お、落ち着け……落ち着け橘純一……!)
絢辻「……ねぇ、さっきの返事だけど」
橘「え?あ、うん」
絢辻「私も橘君と同じ気持ちだから……橘君が20歳になったら、夫婦になりましょ」
橘「い、いいの……?」
絢辻「なんでも聞くって言ったでしょ?」
123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/03(金) 01:04:58.98 ID:M1MjGpd70
橘「……うん、おやすみ、詞」
絢辻「……おやすみなさい」
チュッ
―――――私の未来の旦那さん。
END
コメントする
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。