1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 19:24:06.64 ID:GnVniWa/0
花子「本当だし。この香ばしさたまらないし」
撫子「私も初めて食べてみたけどなかなかいけるねこれ」
櫻子「ねーちゃんおかわり!」
撫子「はいはい、たんと食べな」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1461493446
撫子「私も初めて食べてみたけどなかなかいけるねこれ」
櫻子「ねーちゃんおかわり!」
撫子「はいはい、たんと食べな」
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引用元: ・櫻子「向日葵おいしいなぁ」モグモグ
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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 19:25:26.46 ID:GnVniWa/0
櫻子「いやぁ、最初に向日葵が入ってるって聞いたときは少しぎょっとしたけど」
花子「スパイスとしては素晴らしいし。また作ってよ撫子お姉ちゃん」
撫子「今度花子にも作り方教えてあげるよ。これ自体は隠し味に使ってるだけだから」
花子「おおっ!」
櫻子「ちょっ、私にも教えろよ!」
撫子「……アンタ教えたところで作れんの?」
櫻子「馬鹿にすんなっ!」
花子「スパイスとしては素晴らしいし。また作ってよ撫子お姉ちゃん」
撫子「今度花子にも作り方教えてあげるよ。これ自体は隠し味に使ってるだけだから」
花子「おおっ!」
櫻子「ちょっ、私にも教えろよ!」
撫子「……アンタ教えたところで作れんの?」
櫻子「馬鹿にすんなっ!」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 19:26:35.71 ID:GnVniWa/0
撫子「これいろいろ応用できそうだね」
櫻子「今度カレーにも入れてみようかな」
花子「櫻子が使うと隠し味にすらならないくらいの量を投入しそうだし」
櫻子「え?ダメなの?」
撫子「……櫻子は使うの禁止ね」
櫻子「ええっ!?なんで!」
花子「数にも限りがあるんだから当然だし」
櫻子「今度カレーにも入れてみようかな」
花子「櫻子が使うと隠し味にすらならないくらいの量を投入しそうだし」
櫻子「え?ダメなの?」
撫子「……櫻子は使うの禁止ね」
櫻子「ええっ!?なんで!」
花子「数にも限りがあるんだから当然だし」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 19:27:14.93 ID:GnVniWa/0
櫻子「ぶー……」
撫子「普通のカレーもちゃんと焦がさず作れるようになったら使わせてあげるから」
花子「それにそんな毎日食べるようなものでもないし」
櫻子「へっへーんだ。どうせ私は不器用ですよ」
花子「花子たちだって最初から料理なんてできたわけじゃないんだし、櫻子もいつかできるようになるし」
櫻子「妹から慰められてる……」
撫子「普通のカレーもちゃんと焦がさず作れるようになったら使わせてあげるから」
花子「それにそんな毎日食べるようなものでもないし」
櫻子「へっへーんだ。どうせ私は不器用ですよ」
花子「花子たちだって最初から料理なんてできたわけじゃないんだし、櫻子もいつかできるようになるし」
櫻子「妹から慰められてる……」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 19:29:38.82 ID:GnVniWa/0
櫻子「ごちそうさまー!」
花子「美味しかったし」
撫子「喜んでもらえて何よりだよ」
花子「ちょっとだけ残っちゃったし」
撫子「じゃあ、明日のお弁当にでも入れようかな」
櫻子「おお!いいね!」
櫻子「向日葵あとどれくらい残ってるの?」
撫子「今日初めて使ったからまだまだ全然残ってるよ」
花子「また食べたいし!」
撫子「わかった、また作ってあげるよ」
櫻子「やったぁ!」
花子「美味しかったし」
撫子「喜んでもらえて何よりだよ」
花子「ちょっとだけ残っちゃったし」
撫子「じゃあ、明日のお弁当にでも入れようかな」
櫻子「おお!いいね!」
櫻子「向日葵あとどれくらい残ってるの?」
撫子「今日初めて使ったからまだまだ全然残ってるよ」
花子「また食べたいし!」
撫子「わかった、また作ってあげるよ」
櫻子「やったぁ!」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 19:30:53.41 ID:GnVniWa/0
撫子「あ、そうだ。今日はデザートがあるんだ」
花子「わっ、おいしそう!」
櫻子「これねーちゃんが作ったの?」
撫子「暇だったし、私が食べたかったからついでに」
花子「ありがとうだし!いただきます!」
花子「わっ、おいしそう!」
櫻子「これねーちゃんが作ったの?」
撫子「暇だったし、私が食べたかったからついでに」
花子「ありがとうだし!いただきます!」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 19:31:34.80 ID:GnVniWa/0
櫻子「おお、なんか不思議な甘さ……」
花子「食べたことあるような気がするし……キャラメル?……違うなぁ」
撫子「ふふ、当ててみる?」
花子「あ、やっぱり何か使ってるんだし?」
櫻子「うーん……あ、わかった!楓だ!」
撫子「櫻子正解」
花子「……あ、あー!なるほど!確かにこの甘さは……」
櫻子「わっははー!櫻子ちゃんの勝ち!」
花子「ぐ、ぐぬぬ……」
花子「食べたことあるような気がするし……キャラメル?……違うなぁ」
撫子「ふふ、当ててみる?」
花子「あ、やっぱり何か使ってるんだし?」
櫻子「うーん……あ、わかった!楓だ!」
撫子「櫻子正解」
花子「……あ、あー!なるほど!確かにこの甘さは……」
櫻子「わっははー!櫻子ちゃんの勝ち!」
花子「ぐ、ぐぬぬ……」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 19:32:13.38 ID:GnVniWa/0
撫子「櫻子の方がわかるのは意外だったね」
櫻子「何回も食べたことあるしね~」
花子「悔しいし……」
櫻子「これが年の功というやつだよ」
花子「たった5歳差だし!」
櫻子「何回も食べたことあるしね~」
花子「悔しいし……」
櫻子「これが年の功というやつだよ」
花子「たった5歳差だし!」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 19:34:50.75 ID:GnVniWa/0
櫻子「ねーちゃんおかわり!」
撫子「デザートにおかわりがあるわけないでしょ」
櫻子「ええ、そんなぁ…」
花子「でもこれ病みつきになるし」
撫子「これもまた作ってあげるよ」
花子「やった!」
櫻子「楓はまだあるの?」
撫子「滅多に使わないし、保存もきくしね。まだまだ使えるよ」
櫻子「そっかー!じゃあカレーに……」
花子・撫子「「それはやめろ(し)」」
櫻子「はい」
撫子「デザートにおかわりがあるわけないでしょ」
櫻子「ええ、そんなぁ…」
花子「でもこれ病みつきになるし」
撫子「これもまた作ってあげるよ」
花子「やった!」
櫻子「楓はまだあるの?」
撫子「滅多に使わないし、保存もきくしね。まだまだ使えるよ」
櫻子「そっかー!じゃあカレーに……」
花子・撫子「「それはやめろ(し)」」
櫻子「はい」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 19:35:32.60 ID:GnVniWa/0
ピンポーン
花子「誰か来たし」
撫子「櫻子ー、出てー」
櫻子「ほいほーいっと」
ガチャリ
向日葵「こんばんわ。夜分遅くにごめんなさい」
楓「こんばんわ、なのー」
櫻子「あー、向日葵、楓!どうしたの」
花子「誰か来たし」
撫子「櫻子ー、出てー」
櫻子「ほいほーいっと」
ガチャリ
向日葵「こんばんわ。夜分遅くにごめんなさい」
楓「こんばんわ、なのー」
櫻子「あー、向日葵、楓!どうしたの」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 19:36:52.42 ID:GnVniWa/0
向日葵「ちょっと夕飯が余ってしまったので、おすそわけに来たんですの」
櫻子「おっ、気がきくなー。上がって上がって」
楓「お邪魔しますなのー」
花子「あ、楓だし」
撫子「あ、ひま子。またおすそわけに来てくれたの?ありがとう」
向日葵「あら、お食事中でしたか……お邪魔しましたね、申し訳ありませんでした」
櫻子「気にしなくていいよー、それよりもさ、向日葵も食ってけよー!今日のねーちゃんの料理すげー美味しいから!」
向日葵「え、いいんですの?」
櫻子「いつもいろいろくれるお礼!ほらほら、口開けろー」
向日葵「ちょっ……自分で食べますわ!」
櫻子「おっ、気がきくなー。上がって上がって」
楓「お邪魔しますなのー」
花子「あ、楓だし」
撫子「あ、ひま子。またおすそわけに来てくれたの?ありがとう」
向日葵「あら、お食事中でしたか……お邪魔しましたね、申し訳ありませんでした」
櫻子「気にしなくていいよー、それよりもさ、向日葵も食ってけよー!今日のねーちゃんの料理すげー美味しいから!」
向日葵「え、いいんですの?」
櫻子「いつもいろいろくれるお礼!ほらほら、口開けろー」
向日葵「ちょっ……自分で食べますわ!」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 19:37:33.90 ID:GnVniWa/0
向日葵「……あら、美味しい。今まで食べたことのない味ですわ」
撫子「それね、隠し味にひまわりの種を使ってるんだよ」
向日葵「ひまわりの種……?それって食べれますの!?」
撫子「栄養価も高いし、クセのない味だし、なかなかおすすめだよ」
楓「おいしい!でもどこかで食べたような……」
花子「メイプルシロップを使ってるんだし。ホットケーキ以外ではあまり使わないから、なんだか不思議な感じがするし」
楓「メイプルシロップかぁ!楓もこんなの作りたい!」
花子「今度一緒に撫子お姉ちゃんから教えてもらうし」
楓「うん!」
撫子「それね、隠し味にひまわりの種を使ってるんだよ」
向日葵「ひまわりの種……?それって食べれますの!?」
撫子「栄養価も高いし、クセのない味だし、なかなかおすすめだよ」
楓「おいしい!でもどこかで食べたような……」
花子「メイプルシロップを使ってるんだし。ホットケーキ以外ではあまり使わないから、なんだか不思議な感じがするし」
楓「メイプルシロップかぁ!楓もこんなの作りたい!」
花子「今度一緒に撫子お姉ちゃんから教えてもらうし」
楓「うん!」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 19:39:09.79 ID:GnVniWa/0
向日葵「なるほど、向日葵の種なんてハムスターの餌にしか使い道がないと思ってましたわ」
撫子「使い方次第では、食べられないものなんてないからね」
向日葵「本当にそうですわね、ありがとうございます。このレシピ、今度試してみますわ」
撫子「お役に立てたなら嬉しいよ」
櫻子「で、結局向日葵は何持ってきてくれたわけ?」
向日葵「ああ、そうでしたわね」
櫻子「私の晩御飯あげたんだから、それ相応の貢物じゃないと許さないぞ!」
撫子「作ったの私なんだけどな……」
向日葵「はいはい……ええとですね、貰い物なので、大変恐縮なのですが……」
向日葵「馬刺しを持ってきましたの。みなさんで召し上がってくださいな」
撫子「使い方次第では、食べられないものなんてないからね」
向日葵「本当にそうですわね、ありがとうございます。このレシピ、今度試してみますわ」
撫子「お役に立てたなら嬉しいよ」
櫻子「で、結局向日葵は何持ってきてくれたわけ?」
向日葵「ああ、そうでしたわね」
櫻子「私の晩御飯あげたんだから、それ相応の貢物じゃないと許さないぞ!」
撫子「作ったの私なんだけどな……」
向日葵「はいはい……ええとですね、貰い物なので、大変恐縮なのですが……」
向日葵「馬刺しを持ってきましたの。みなさんで召し上がってくださいな」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/24(日) 19:40:09.43 ID:GnVniWa/0
おわり
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