1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/05(木) 23:21:51.70 ID:t8Mnjqyt0
榛名「提督、おはようございます」ニコ

提督「おぉ榛名、おはよう」

榛名「もう5月だというのに、まだ朝は冷えますね」

提督「大体5度くらいか・・・風も強いからなおさら冷えるな」

榛名「はい、だから・・・」スッ

提督「!」

榛名「こうしていれば、提督も榛名も暖かいですね!」ギュッ



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引用元: 提督「翔鶴と榛名が能面みたいな顔をする」 


 

2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/05(木) 23:26:23.25 ID:t8Mnjqyt0
提督「お、おぅそうだな!」

提督「しかしだな、少し恥ずかしいから離れt」





榛名「提督」





榛名「本当は」





榛名「離れたくない」






榛名「そうですよね?」ニコ





提督「もももももももちろんだとも!」

榛名「えへへ・・・そうです、そうですとも!」ニコニコ

榛名「そうに決まっています!」ギュッ

提督「(ひいぃぃぃぃぃん!)」ガクガク


3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/05(木) 23:33:23.30 ID:t8Mnjqyt0
提督「(最近榛名がよく懐いてくれるようになったのは嬉しいんだが)」

提督「(少々強引なところがあるものだ・・・)」

提督「(うーむ・・・どうにかならないものか)」

榛名「提督、提督は今日は何をお食べになられますか?」

提督「ん? 今日はそうだな・・・これにしようかな?」

榛名「わぁ! 榛名もそれにしようとしていたんです!」

榛名「奇遇ですね!」

提督「は、はは・・・何だか毎日食べるものが一緒なような気g」





榛名「提督」ニコ





提督「ははははは早く食べよう! そうしよう!」

榛名「はい!」ニコニコ

提督「(目がイッちゃってるよぉ・・・!)」


4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/05(木) 23:41:01.93 ID:t8Mnjqyt0
提督「(うぅ・・・胃が痛い・・・)」

提督「(最近になって余計痛くなったぞ・・・)」

提督「(あまり食欲はないが、食べないともたないだろうしなぁ・・・)」

榛名「提督、食べないんですか?」

提督「ん? あ、いや、食べるぞ」パクパク





翔鶴「提督、おはようございます」





提督「」カタン

提督「お、おはよう翔鶴」

翔鶴「あ、提督もその定食にしたんですね」

翔鶴「私もこれが一番好きなんですよ」ニコ

提督「そ、そうか、ははは・・・」

翔鶴「それはそうと・・・」チラ

翔鶴「今日もご一緒なんですね」





翔鶴「榛名さんと」





榛名「・・・・・・」





提督「」ビクビク


5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/05(木) 23:47:09.59 ID:t8Mnjqyt0
榛名「・・・何か?」

翔鶴「いいえ、何も」

翔鶴「それでは提督、お隣失礼します」

榛名「は?」

翔鶴「あら、私は提督の秘書艦なのですから」

翔鶴「一緒に朝食を食べて何か問題でも?」

榛名「提督は榛名と一緒に食べているんです」

翔鶴「まぁまぁ・・・提督は榛名さんのものだけではないんですよ?」

翔鶴「うふふ・・・案外子供っぽいところがあるんですね」クスクス





翔鶴「随分と生意気な小便臭い生娘だこと」





榛名「は?」

翔鶴「は?」

提督「(また始まったぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!)」ギリギリ


7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/05(木) 23:54:56.10 ID:t8Mnjqyt0
榛名「翔鶴さん、随分と言葉遣いが酷いんですね」

翔鶴「そうなことはありませんよ?」

榛名「翔鶴さんこそ、のこのこと横から邪魔をする泥棒猫みたいなものですよ?」

翔鶴「まぁ! 人を泥棒猫扱いして・・・」

翔鶴「これだから戦艦風情は」ハッ

榛名「今・・・何て・・・?」ピクピク

翔鶴「戦艦など無用の長物と言ったんですよ」ニヤ

榛名「は?」

翔鶴「は?」

提督「ま、まぁまぁまぁまぁお前達! 少し落ち着こうじゃないか!」

提督「翔鶴、一緒に食べよう! 俺は嬉しいぞ!」

翔鶴「提督、私も嬉しいです!」ニコ

提督「榛名も良いだろ? な?」

榛名「・・・はい」

提督「(胃が痛いぃぃぃぃぃっ!!)」ギリギリ


8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/06(金) 00:01:04.19 ID:4vH2YnMX0


― 執務室 ―





提督「(あの二人に一体何があったというんだ・・・)」

提督「(どうして仲が悪いんだろうなぁ?)」

提督「(くっ・・・胃がひっくり返りそうなくらい痛いが)」

提督「(必ず原因はあるはずだ、ここは提督としてしっかり部下を管理しなくては)」

提督「(・・・・・・で)」チラ





榛名「・・・・・・」カキカキ

翔鶴「・・・・・・」カキカキ





提督「(HOLY MOTHERFUCKIN' SHIT!!!!)」ギリギリ


10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/06(金) 00:07:41.74 ID:4vH2YnMX0
翔鶴「榛名さん、何度も言っているはずです」

翔鶴「貴女は何故秘書艦でもないのに執務室にいるのですか?」

翔鶴「秘書艦は私がいれば十分です」

榛名「提督は榛名が手伝うと喜んでくれますよ?」

榛名「そうですよね?」

榛名「提督」ニコ

提督「おおおおおおぅ! ま、まぁまぁまぁ翔鶴!」

提督「榛名は実に優秀な娘だ! 榛名が好意で手伝ってくれているんだ!」

提督「お前の負担も軽くなって良いじゃないか!」

翔鶴「・・・私だけでは力不足と?」ギロ

提督「そ、そういうことではないさ! いつも助かっているよ、翔鶴!」

翔鶴「ふふ・・・ありがとうございます」ニコ

榛名「・・・・・・」


12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/06(金) 00:19:39.28 ID:4vH2YnMX0
榛名「提督、お茶をどうぞ」

提督「お、気が利くねぇ、いただくよ」

提督「・・・うん、榛名が淹れてくれるお茶はいつも美味しいね」

榛名「そ、そんな・・・///」

榛名「て、提督の茶葉(意味深)も・・・榛名に挿れてくれれば・・・///」モジモジ

提督「?」

翔鶴「提督」スッ

提督「ん? んんんん?」ビクッ

翔鶴「さすがは提督です、もうこんなに進んでいたんですか」

提督「あ、あぁ・・・それより何で抱きついt」

翔鶴「ふふ・・・提督って、結構肩幅が広い殿方なんですね」サワ

翔鶴「ご立派で素敵ですよ?」ニヤ

提督「ああああありがとうな、はは・・・」

提督「」チラ





榛名「≪●》 《●≫」





提督「(オレヲソンナメデミンナァァァァァァァッ!!)」ギリギリ


16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/06(金) 00:25:04.76 ID:4vH2YnMX0
提督「しょ、翔鶴! ここはパパッと終わらせようじゃないか!」

提督「だから早く席に戻っt」

翔鶴「パ、パパだなんて・・・提督、少々気が早いですよ///」

提督「(うるせぇっ!)」

翔鶴「じゃあ私も眉を剃ってお歯黒を塗らないといけませんね!///」

提督「(いつの時代だよぉぉぉっ!?)」

榛名「ふふ・・・ふふふふふ・・・!」

翔鶴「・・・何がおかしい」ギロ

提督「(もうやめてくれぇぇぇぇぇぇっ!!)」ギリギリ


17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/06(金) 00:38:40.59 ID:4vH2YnMX0
榛名「あっははははは!! だって榛名、あまりにもおかしいんです!」

榛名「翔鶴さんみたいな娼妓如きが、懐妊と夫婦の話だなんて・・・!」

榛名「あはははははは!!」

翔鶴「・・・この女狐」ビキビキ

榛名「苦海十年とは言いますが、運良く身請けでもされたんじゃないんですか?」

翔鶴「なんですって・・・?」ワナワナ

榛名「わぁっ! 榛名、怖いです!」

榛名「娼鶴さんはいつもイライラしています」

榛名「あ、お行水でしたか!」

榛名「年がら年中お行水だなんて、これでは提督にも愛想を尽かれて」

榛名「三行半を突き出されて終わりですね!」

榛名「榛名、大爆娼です!」ニヤニヤ

翔鶴「」ガリガリガリ

提督「(榛名! やめるんだ! 胃がぁぁぁぁぁぁっ!?)」ギリギリ


18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/06(金) 00:41:58.68 ID:4vH2YnMX0
提督「こここここら! 二人とも、もうすぐ遠征の娘達が帰ってくる」

提督「しっかりと笑顔で出迎えようじゃないか! な?」

翔鶴「・・・はい」

榛名「はい、提督!」ニコニコ

翔鶴「」ギロ

榛名「」ギロ

提督「(誰か助けてくれぇぇぇぇぇ!!)」ギリギリ


22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/06(金) 01:09:51.06 ID:4vH2YnMX0
提督「(もうこの状態が続いて2ヶ月だ・・・)」

提督「(どうにかしようにも、あの能面みたいな顔で見られると・・・!)」ゾワゾワ





榛名『提督』ジッ

翔鶴『何か?』ニコ





提督「(ひいぃぃぃぃぃっ!?)」ガクガク

提督「(その後の出撃も酷かったそうだ・・・)」





翔鶴『いいえ、確かにあれは私が撃ち堕としました』

榛名『違います! 榛名です!』

翔鶴『随分と強情なこと・・・あ、まぁ貴女の手柄にしても良いですよ?』

翔鶴『優秀な上司は自分の手柄を部下に譲るとも言いますし』ニヤ

榛名『・・・  メン空母』ボソ

翔鶴『・・・言ったな? 夜鷹戦艦』グイッ

榛名『やるんですか? あ?』グイッ

加賀『あ、あの・・・!』オロオロ

榛名翔鶴『は!?』ギロ

加賀『ひっ!?』チョロ





提督「(あの冷静な加賀が粗相をしたそうだ)」

提督「(帰投時に泣いていたから慰めたが・・・)」

提督「(このままでは他の娘達にも迷惑がかかるな・・・)」

提督「うぐっ!?」ズキズキ

提督「(い、痛みがいつもよりも激しいな・・・!)」ズキズキ


23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/06(金) 01:13:49.54 ID:4vH2YnMX0
提督「(考え込んでいたらもう夜だ)」

提督「(今日は早く寝よう・・・)」ゴソゴソ





翔鶴「ばぁ」ヌッ





提督「うわあぁぁぁぁぁぁっ!?」

提督「翔鶴! お前は一体ここで何をしている!?」

翔鶴「申し訳ございません、提督」

翔鶴「少々寝つきが良くなかったので、提督の温もりをと・・・///」モジモジ

提督「自分の部屋で寝なさい!」


24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/06(金) 01:19:11.31 ID:4vH2YnMX0
翔鶴「て、提督! 良いじゃないですか」

提督「君は秘書艦であって妻ではない!」

提督「第一男女七歳にして席を同じうせずというのに、一緒に床につこうなどと・・・!」

翔鶴「これからなるんですよ?///」ツンツン

提督「えぇい! ダメだダメだ!」





榛名「そうですよ、ダメですよ、提督は榛名と一緒に寝るんですよ?」バキバキバキッ





提督「ひぃっ!?」ビクッ

翔鶴「・・・出ましたねこの軒下戦艦」ギリッ


25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/06(金) 01:29:10.65 ID:4vH2YnMX0
榛名「うふふ・・・女郎空母らしく、夜這いですか」

榛名「一体どれほどの手練手管なんでしょうかね?」

榛名「ほらほら、早く橙籠を自分の後ろに置いたらどうですか?」ニヤニヤ

翔鶴「・・・張見世の中から長煙管で憲兵の袖でも引っ掛けていなさい、下女戦艦」

榛名「は?」

翔鶴「は?」

提督「だあぁぁぁぁぁもう!!」

榛名「」ビク

翔鶴「」ビク


26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/06(金) 01:35:47.90 ID:4vH2YnMX0
提督「お前達いい加減にしないか!」

提督「これから寝ようとしているときに!」

提督「どうしてこんなに騒ぐんだ!」

榛名「て、提督・・・?」

翔鶴「あ、あの・・・」

提督「大体お前達は普段から・・・・・・」

提督「・・・・・・」





提督「うぐっ!?」ガク

提督「おえぇぇぇぇっ!!」ビチャビチャ





榛名「提督!?」

翔鶴「ち、血が・・・!?」

提督「げほっ! げほっ!」ゴト

榛名「提督! 提督! 大丈夫ですか!?」オロオロ

翔鶴「だ、誰かぁ! 提督が!」オロオロ





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27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/06(金) 01:40:20.06 ID:4vH2YnMX0
金剛「・・・大分前からテイトクは十二指腸潰瘍になっていたみたいデース」

金剛「相当悪化していたみたいデスヨ?」

金剛「それもこれも、全部ユー達の所為ネ」

榛名「・・・・・・」

翔鶴「・・・・・・」

瑞鶴「あたし達が止めても言うこと聞かなかった挙句がこれよ」

瑞鶴「提督さん、ずっとストレスが溜まっていたんだよ?」

瑞鶴「もうこれに懲りたら、大人しく仲直りしてよね!」

翔鶴「・・・わかったわ」シュン

榛名「はい・・・」シュン


28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/06(金) 01:48:57.81 ID:4vH2YnMX0
翔鶴「その・・・榛名さん」

翔鶴「色々と酷いことを言ってゴメンなさい・・・」

榛名「い、いえ・・・榛名も大人げなかったです」

榛名「同じ艦隊の仲間として、やり直しませんか?」

翔鶴「えぇ、もちろん」

翔鶴「仲良くしていきましょう」ニコ

榛名「はい!」ニコ





金剛「や、やっと一件落着デース・・・」

瑞鶴「提督さんの胃は無駄な犠牲にならずに済んだのね!」

金剛「後でテイトクのお見舞いに行きまショウ」

瑞鶴「そうね、仲直りの件の報告も土産にね」

瑞鶴金剛「ま、何はともあれ・・・・・・」





瑞鶴金剛「手のかかる姉(妹)ほど、可愛いものはない(デース)わよね!」ゲラゲラ















瑞鶴「は?」

金剛「Huh?」


29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/06(金) 02:06:19.52 ID:4vH2YnMX0
瑞鶴「ちょっと、南蛮人」

瑞鶴「あたしの翔鶴姉が一番可愛いに決まっているでしょ?」

金剛「面白いことを言いマスネ、このFlight-Deck Chestは」

金剛「ワタシの妹達の方が可愛いに決まってマース!」

瑞鶴「は?」

金剛「WHAT?」

瑞鶴「話の分からない戦艦ね、このカステラ女は」

金剛「You xxxxin' japanese xxx!」

金剛「Everyone who has an issue with your stinky pigtail should send their complaints to -
   I don't give a flying xxxx you were warned Kn-obber!!」

瑞鶴「なんですって!? ヘンリー・ヒュースケンと同じ最期を辿らせるわよ!?」

金剛「Lick my twat!! XXXKER!!」

瑞鶴「殺す殺す殺すぅっ!!」





比叡「」

霧島「」

加賀「」

赤城「」

山本五十六「」





― 終わり ―