1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 00:20:23 ID:bDexleSo

ペトラ「悔しい!!」


オルオ「気持ちは同じだ」


ペトラ「女型のやつ!許さない!!」


オルオ「あいつは危険だから 俺達がやるべきだった…のは間違いないんだが」 


 

進撃の巨人 1/8 リヴァイ
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2 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 00:23:39 ID:bDexleSo

エルド「しかしながら、俺達は…もう」


ペトラ「信じたくないけど」

グンタ「認めたくはないがな」


ペトラ「グンタの仇を取りたかった!!」


グンタ「俺は闘わずして…という事が腑に落ちないな」 


3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 00:27:03 ID:bDexleSo

エルド「俺達は死んでしまったんだな」


グンタ「実感は湧かないがな」


ペトラ「これって この世に未練があるから成仏できない…とか!?」


オルオ「女型をしとめられなかった事が未練だと言いたいのか?ペトラよ」 

4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 00:31:01 ID:bDexleSo

ペトラ「4人同時に ここにいるから そうじゃないの?」


グンタ「未練ならあるぞ 俺も闘いたかった…」


エルド「片目だけ回復させてた事に気づけなかった…」


オルオ「ペトラを守れなかった」


ペトラ「いや それは結構です」 

5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 00:33:52 ID:bDexleSo

ペトラ「私は 兵長に会いたかった///」


オルオ「女型への未練じゃねえのかよ!!」


オルオ「それなら俺も言ってやる!!」


オルオ「俺だって 兵長に会いたかった!!」 

6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 00:38:31 ID:bDexleSo

エルド「だからだろ?俺も兵長には報告したかった」

エルド「女型との闘いについて…な」


グンタ「俺は!!闘わずして死んだ事を 兵長に詫びたい」


ペトラ「だいぶ気にしてるね」


グンタ「お前らには この悔しさがわかるまい!」


エルド「まあまあ…だから俺達は 兵長の戻った 旧本部にいるんだろうな」


ペトラ「幽霊だけどね」 

7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 00:44:45 ID:bDexleSo

四人「「兵長~!!」」


―――― 


リヴァイ「なあ…」ゾクッ


エレン「はい…」 


リヴァイ「寒くねえか?」


エレン「? いや特には」


リヴァイ「ならいい…(背筋が寒くて仕方ねえ)」ゾクッ


エレン「リヴァイ兵長は…怪我を…されたので、熱を出されたのでは?」


エレン「俺のせいで…怪我を…」 

8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 00:52:11 ID:bDexleSo


エレン「俺があの時選択を間違えなければ…今頃は」

リヴァイ「言っただろう?結果は誰にも分からない…と」


エレン「…」


リヴァイ「今日は もう休め」 


エレン「すみません」


リヴァイ「俺も もう休む…早くクソして寝ろ」 


エレン「ハハッ…」 

10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 22:31:19 ID:bDexleSo

―― 

ペトラ「幽霊でも…兵長に 又会えて良かった」


オルオ「あのガキンチョ 兵長の側にいられて光栄だと思え!!」


グンタ「怪我をされているな…」


エルド「俺達が不甲斐ない為に!!クソッ」


ペトラ「ん?兵長 こんな夜中にどこに出られるのかしら?」


オルオ「裏庭みてえだな」 

11 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 22:34:21 ID:bDexleSo

カツカツカツ


リヴァイ「…」


リヴァイ「あいつらは…もう」


リヴァイ「…結果は誰にもわからない…だが」


リヴァイ「クソッ!」 

15 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 23:16:39 ID:bDexleSo

四人「「兵長~!!」」


ペトラ「兵長が私達の事を思って…」 ウルッ


エルド「兵長が感情を表に出されるのは珍しいな…」

グンタ「俺達と同じ悔しさを兵長もお持ちなんだろう…」


オルオ「俺があの時 クソ女型をしとめていたら!!」


ペトラ「でも…結果は誰にも分からない…正しい選択をする事は案外難しいから」


オルオ「ガキンチョにも同じ事を言っていたな」


ペトラ「うん」 

16 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 23:25:02 ID:bDexleSo

リヴァイ「…」 パサッ


ペトラ「あ…お花?」


エルド「俺達に…だろうな」

ペトラ「それに…花をたむけてられるのは…石碑…かな?」


グンタ「裏庭にあった石で 兵長が用意して下さったんだろう…」


ペトラ「兵長…私達の為に」 グスッ 

17 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 23:28:17 ID:bDexleSo

四人「「兵長~!!」」


リヴァイ「?」 ゾクッ


リヴァイ「夜風にあたったか…」


リヴァイ「…」 カッ カッ カッ 


ペトラ「…兵長が石碑に文字を刻まれてるね…」 グスッ 

18 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/02(月) 23:35:30 ID:bDexleSo

オルオ「俺の討伐数とかか?」


ペトラ「なんで わざわざオルオの討伐数を刻むのよ?あり得ない」 


エルド「お前らは 死んでも変わらないな」 ハハッ


グンタ「リヴァイ班の日常だな」


ペトラ「そういえば その『リヴァイ班』って通称」


ペトラ「私達が名付けたんだよね!!」 ドヤ顔 

22 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 17:01:02 ID:rzVy1ce.

――― 

特別作戦班 召集日


ペトラ『ええ!?オルオも選抜されたの!?』 イヤナ顔 


オルオ『俺以外に適任はいないと思うんだが?』


ペトラ『人選ミス…』


オルオ『俺の方が討伐数は上なんだが!!?』


ペトラ『討伐数だけでは 兵士の優劣は はかれない』


エルド『それは 俺が常々言っている事だな』クッ


ペトラ『拝借!』 アハハッ


オルオ『そこ!二人で和むんじゃねえよ』 

23 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 17:02:00 ID:rzVy1ce.

――― 

特別作戦班 召集日


ペトラ『ええ!?オルオも選抜されたの!?』 イヤナ顔 


オルオ『俺以外に適任はいないと思うんだが?』


ペトラ『人選ミス…』


オルオ『俺の方が討伐数は上なんだが!!?』


ペトラ『討伐数だけでは 兵士の優劣は はかれない』


エルド『それは 俺が常々言っている事だな』クッ


ペトラ『拝借!』 アハハッ


オルオ『そこ!二人で和むんじゃねえよ』 

25 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 18:12:00 ID:rzVy1ce.

グンタ『お前ら いつになく浮かれてるな』


ペトラ『それは、特別作戦班に選ばれて 嬉しいじゃない!!』


ペトラ『しかも リヴァイ兵士長に指名されたとあれば オルオが舞い上がるのも分からなくはないわ!』 

オルオ『俺は舞い上がってなど いないんだがっ!?』

エルド『いや…完全に舞い上がっているだろ?』


エルド『そのシャツは リヴァイ兵士長の真似だろ?』


オルオ『ギクッ!』 

26 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 18:20:06 ID:rzVy1ce.

ペトラ『しゃべり方も…本当にやめてくれない…?』

オルオ『急にテンションを下げて言うんじゃねえ、ペトラよ』 


グンタ『お前ら!ピクニックじゃねえんだぞ!!今日は召集日だ!!』


ペトラ『特別作戦班かぁ』

オルオ『リヴァイ兵士長が統率されるんだな』


ペトラ、オルオ『リヴァイ兵士長~』 ホワーン 


ペトラ、オルオ((憧れる!!))


ペトラ、オルオ((戦場で あの人に憧れない者はいない)) 

27 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 18:24:33 ID:rzVy1ce.

ペトラ『リヴァイ兵士長…特別作戦班かぁ』


ペトラ『ハッ! リヴァイ班という事ね!!』


オルオ『リヴァイ班…いい響きじゃねえか』 


エルド『通称 リヴァイ班な』


グンタ『それは 俺も賛成だな』 

28 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 18:29:12 ID:rzVy1ce.

ハンジ『何なに!?リヴァイ班だって!?』 ヒョイッ 


四人『うわぁぁぁ!!』 


ペトラ『ハンジさん!?急に!!ビックリしましたよ!!』

ハンジ『さっきから近くにいたんだけど 四人で話込んでたから』


ハンジ『ね?リヴァイ!』 

30 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 18:41:38 ID:rzVy1ce.

四人『リヴァイ兵士長!!!』ドンッ←敬礼


ハンジ『リヴァイ班かぁ…うん いいね!』


リヴァイ『班名に自分の な… 


ペトラ『そう思われますか!?(尊敬する)リヴァイ兵士長のお名前が入っていたら、指揮もあがります!!』


リヴァイ(いや…名前が入ってるのは恥ずかしいじゃねえか) 


エルド『我々も賛同してました』


リヴァイ(え…?)


オルオ『調査兵の精鋭…という事が 班の名前から読み取れますしね』


ペトラ『精鋭って自分で言うな』 


31 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 20:58:29 ID:rzVy1ce.

ハンジ『じゃあ これから宜しく!!リヴァイ班の皆さん!!』


四人『ハッ!!』ドンッ


リヴァイ(リヴァイ班…) 

32 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 21:08:08 ID:rzVy1ce.

――― 


ペトラ「リヴァイ班って名前をつけた時」


ペトラ「兵長 微妙な顔してたなぁ」


エルド「そうだったか?」


ペトラ「懐かしいなぁ…ほんの1ヶ月前の事なのに」


ペトラ「兵長に指名して頂いたのに…」


オルオ「俺は この身を捧げる覚悟で挑んだ…」


ペトラ「私もなんだけど?お父さんに手紙も出したんだった」 


エルド「お前ら 兵長の事を好きすぎるぞ」 ハハッ


エルド「まあ俺もだが」 

33 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 21:12:52 ID:rzVy1ce.

ペトラ「それを言うなら 全員 兵長が好きだと思う」


グンタ「ああ…兵長は人類の希望だ」


ペトラ「兵長 石碑に私達の名前書いてるね…」 チラッ


四人「「ウッ 兵長ぉぉぉ」」


オルオ「いかん!目から鼻水が!」 グスッ


ペトラ「オルオ…それ涙だし」 


オルオ「蔑むような目で見るんじゃねえ 冗談だ!」 

34 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 21:16:34 ID:rzVy1ce.

エルド「お前らは 死んでも変わらないな」 


ペトラ「ん?あれ?兵長…」

グンタ「まさか!!」


石碑『追悼』


ペトラ「追悼?」


オルオ「言うな!!ペトラ!!」 

35 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 21:19:21 ID:rzVy1ce.


ペトラ「兵長…字を間違え書かれてる?」


オルオ「言うんじゃねえ」


オルオ「きっと追討が正しいに決まってる!!」


オルオ「兵長が間違うはずねえだろうが!!」 



37 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 21:34:31 ID:rzVy1ce.

エルド「いや…追討と 書かれてるな」


オルオ「いや これは 兵長が俺達の代わりにだな」


オルオ「地のはてまで追ってでも 女型を討伐する という意味だな」


ペトラ(すごい 解釈)


ペトラ「なんか… 兵長…フフッ 」


ペトラ「場が和みました」


グンタ「そうだな」 ハハッ


エルド「追悼が 討伐か」


エルド「討伐…兵長らしいじゃないか」 

38 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 21:40:18 ID:rzVy1ce.

リヴァイ「?」


ペトラ「兵長…不甲斐ない部下でスミマセン」


ペトラ「でも…兵長なら 成し遂げられると思います」

エルド「ああ」


ペトラ「兵長 以前…亡くなった兵士の意思をついで」

ペトラ「必ず巨人を絶滅させる!と言ってました」


オルオ「俺達全員の意思をついでください!!」


四人「「兵長!!」」 

39 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 22:55:55 ID:rzVy1ce.

リヴァイ「約束しよう…俺は必ず…」


リヴァイ「巨人を絶滅させると!」


リヴァイ「お前らを誇りに思う」


リヴァイ「後の事は…俺に任せてくれ」


四人「「兵長ォォ!!」」 

40 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 23:01:23 ID:rzVy1ce.

ペトラ「あれ!? ねえ!!体が透けてきた!!」


グンタ「ああ…成仏するんだろうな」


ペトラ「最後に又兵長にお会いできて…」


ペトラ「兵長のお気持ちが痛いほど伝わった…」


オルオ「俺達が成し遂げられなかった事を」


オルオ「兵長が後に紡いでくださる」


エルド「人類の勝利を」


スウウウ… 

41 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 23:06:22 ID:rzVy1ce.

四人「兵長 ありがとうございました…」


スウウウ………


リヴァイ「…」


リヴァイ「久しく 夜空を眺める事なんて 無かったが」

リヴァイ「今日は星がよく見えるな…」


リヴァイ「今夜だけは…あいつらを偲んでいたい」


リヴァイ「…」 

42 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 23:09:33 ID:rzVy1ce.

――― 


エレン「おはようございます リヴァイ兵長」 ドンッ


リヴァイ「ああ」


エレン「寒気はどうですか?」


リヴァイ「問題ない」 

43 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 23:15:40 ID:rzVy1ce.

リヴァイ「今日は お前の同期の金髪のガキと…馴染みの女」


リヴァイ「エルヴィン達が来て 話し合いがある」


エレン「ハッ!!」 


エレン(同期の金髪のガキ?) 


エレン(アルミン…か?)


リヴァイ「しっかり腹ごしらえをしておけ」 

44 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 23:19:47 ID:rzVy1ce.

ペトラ「ねえ!!どういう事よ!!」


グンタ「本当に どうなっているんだか…」


ペトラ「成仏したんじゃないの!?」


エルド「昨夜 確かに俺達は消えたんだがな」


ペトラ「成仏できないの!? ん?オルオがいない!!」 

45 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/03(火) 23:23:47 ID:rzVy1ce.

エルド「1人だけ 成仏したか…」


ペトラ「なんでオルオだけ!!しかもオルオがっ!!」


オルオ「そんなに俺の名前を呼ぶなよ ペトラ」


オルオ「俺の女房を気どるには必要な手順をこなしてねえぞ?」


ペトラ「えぇぇ!? 消えたんだと思った」 

46 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 07:03:56 ID:4ULkykqI

エルド「全員揃いも揃ってこの世にいるとは」


四人「…」


エルド「この世に未練…」


ペトラ「私は この世界が平和になる時をみたい」


オルオ「巨人の絶滅だな」


グンタ「人間の勝利」


エルド「俺もだ…加えて言うなら 何故 女型の中身が人間と敵対してるのか…」

ペトラ「あっ!!私も知りたい!!」


エルド「謎が解き明かされる日を見たいな」 

47 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 07:08:51 ID:4ULkykqI

ペトラ「じゃあ 私達の願いがかなったら…成仏できるんじゃないかな」


エルド「恐らくは…俺達は この目で見たい」


エルド「世界が平和になる日を」


オルオ「調査兵の精鋭だからな…その気持ちが強いんじゃないか?」


ペトラ「自分で精鋭言うな」

グンタ「まあまあ いいじゃないか 焦る事はない」


グンタ「この世の平和を見届けから この世を去ろう」 

48 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 07:13:23 ID:4ULkykqI

エルド「四人でなら 寂しくないだろ?」 ハハッ 


ペトラ「あ!!私 早く成仏して生まれ変わらないと!」

エルド「何かあるのか?」


ペトラ「人生やり直して 兵長と結婚する為に!!」 メラメラ

グンタ「おい 結婚って…今 最速で生まれ変わったとして」


グンタ「その時 兵長何歳だよ(笑)」 

49 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 07:17:39 ID:4ULkykqI

ペトラ「年の差なんて関係ないんだから!」


オルオ「じゃあ俺も最速で女に生まれて…」


オルオ「兵長と結婚できるじゃねえか///」


三人「うぇぇぇぇ!!!!」


ペトラ「うっ オルオが女って!想像したじゃない!ウエッ」 


オルオ「次の人生は 兵長の右腕でなく 伴侶だな」


ペトラ「右腕でもないし…伴侶にはなれない」 

50 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 07:20:42 ID:4ULkykqI

オルオ「かわいそうな目で見るんじゃねえ!」


グンタ「お前ら…」


エルド「まあ こんな具合だ…四人でいても なかなか楽しいんじゃないか?」


ペトラ「まあ 死んだ絶望感はないかな」


ペトラ「悔しいけどね」


オルオ「ああ」 

51 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 07:23:54 ID:4ULkykqI

エルド「じゃあ決まりだな」

グンタ「ああ…この世界の先を見届けよう」


ペトラ「しばらくの間…リヴァイ班再結成ね。皆宜しく」 


オルオ「兵長気付いてねえな…俺達が側にいるって事を」 


エルド「気づくわけないだろ」


リヴァイ「?」 ゾクッ 

52 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 07:27:21 ID:4ULkykqI

リヴァイ(また寒気か?)


リヴァイ(でも嫌な感じはしないな)


リヴァイ(なんか あいつらがいるような) チラッ


四人「!?」


ペトラ「こっち見た!」


エルド「さすが人類最強…勘が鋭い」 


54 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 22:47:41 ID:4ULkykqI

リヴァイ「…」


リヴァイ「エレン 前にも言ったはずだ」


リヴァイ「結果は誰にも分からない…」


エレン「…」


リヴァイ「あいつらは 人類の為に最後まで戦った…」

リヴァイ「残された俺達にできる事は…」


リヴァイ「あいつらの意思を継いで 戦う事だと思う」

エレン「…」


リヴァイ「その為にも 力を蓄えて 戦いに備えろ」


リヴァイ「とりあえず 飯を食え、腹が減っては元もこもねえからな」


エレン(食欲…さすがに無かったな) 

55 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 22:51:17 ID:4ULkykqI

エレン(すみません 先輩達…俺が選択を間違えたから…)


エレン(必ず 先輩達の意思を継いで 巨人を駆逐します)


エレン「食べて 力をつけます!!」


リヴァイ「ああ」


四人「…」 

56 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 23:31:14 ID:4ULkykqI

ペトラ「そうよ エレン…悲しんでいる暇なんてないんだから」


ペトラ「前を向いて進んで欲しい」


オルオ「ガキンチョが いっちょまえに『俺のせいだ』とか思ってたら 許さねえぞ!」


ペトラ「エレンのせいじゃない 私達に力がなかったからよ」


エルド「エレンも憔悴しきってるな」


エルド「まあ 初めての壁外で…俺達が目の前でやられたからな」


エルド「でも奮起して欲しい」 

57 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 23:37:05 ID:4ULkykqI

グンタ「俺達の願いを 叶えてくれ」 


ペトラ「私達は見守るしかできないけど」


ペトラ「エレンの頑張りを見ているわ」


オルオ「仕方ねえな 俺も応援してやるか」


ペトラ「頑張って立ち直るのよ エレン」 


58 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 23:43:38 ID:4ULkykqI

エレン(先輩達に約束します!!)


リヴァイ(あいつらに誓おう…)


エレン、リヴァイ(必ず人類を勝利に導くと)



―――― 


女型捕獲作戦で くしくも戦死した四人が… 

人類が勝利する その日まで 『リヴァイ班』として 生き残った者達を見守り続けていく… 



おわり