1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:00:18 ID:riGwhmxM
エレン「え?いや、普通だと思いますけど」(酒臭…)

リヴァイ「いんや、太い。太いよなハンジ」

ハンジ「う~ん?あぁ~?太い太いwwwww」ベロンベロン

エレン「…あの、酔ってますよね?」

リヴァイ「まーな、丁度よくな…気持ち良いぞ、お前も飲むか?」グビ

エレン「…いえ、結構です…」



 

 
3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:02:08 ID:riGwhmxM
エレン(会議したから後片付けよろしくと、団長に言われたから来ただけなのに…)

リヴァイ「ところでやっぱり、お前眉毛太くね?」

ハンジ「ふてぇwwwふてぇwww」ヒック

エレン(なぜ酔っ払いに眉毛を突っ込まれてるんだ?俺といえども失礼だろ!)
    
エレン(っていうか何で真昼間から飲んでんだこの人達)

エレン「そうですか?意識したことなかったので…」

エレン「まぁ、皆さんが言うなら太いのかもしれませn
リヴァイ「剃るか」

エレン「はぁ!?」 


4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:02:45 ID:riGwhmxM
リヴァイ「は?じゃねぇ、剃るぞ…お前の眉」グビグビ

ハンジ「いいね!面白そう!剃ろう剃ろう!」

ハンジ「なんか急に酔いが冷めたぞー♪」ヒック

エレン「い…いいです、結構です!今のままで!」

エレン「別に気に入ってない訳じゃないし」

リヴァイ「あぁ!テメェ何言ってんだ!」 

5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:03:34 ID:riGwhmxM
エレン「ほ、ほら!眉毛太い方が男らしいでしょ、だからs
リヴァイ「うるせえッ!兵士にだって身だしなみは必要だ」グビ

エレン(ん…あれ?何か…ウザいぞ?)

リヴァイ「だらしのない身だしなみは、人によっては不潔と見る事もある」

リヴァイ「集団行動において、一人の乱れは皆の乱れに繋がる」

リヴァイ「貴様の行動一つが、このリヴァイ班の評価に繋がる訳だ」

リヴァイ「俺の班での容姿の乱れは許さん!」グビー 

6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:05:04 ID:riGwhmxM
エレン「ウっ!うぅ…分かりました」

エレン(エルドさんの髭はいいのかよ…チクショウ…)

エレン「でも!兵長に剃られるのは嫌です!絶対に嫌です!」プルプル

リヴァイ「あ゛ぁ…?」

ハンジ「www超~拒否られてやんのwwww」

リヴァイ「削ぐぞクソメガネ」

ハンジ「じぁ~、ペトラ呼んで来よう♪ペトラならいいだろ?」

エレン「まぁ、ペトラさんなら安心ですね」ウルウル

リヴァイ「……」

モウイッポンアケルカ 

7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:05:42 ID:riGwhmxM
―数分後―

ハンジ「連れてきたよ~wwww」ヒック

リヴァイ「おう、入れ」

ペトラ「失礼しまーす」(酒臭…)

エレン「ぺぇ、ペトラさ゛ぁあああん!!」シクシク

ペトラ「エレン!聞いたわ、怖かったでしょう」ナデナデ

リヴァイ「おう、じゃあ早速始めてもらうか」

ペトラ「えぇ!?…ハ!はい…」 

8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:06:17 ID:riGwhmxM
エレン「ウゥ…どうしてこんな事に。クッソォ…」

ペトラ「…ごめんね、エレン。逆らえなくって」

エレン「いえ、ペトラさんが悪いんじゃありません」

エレン「全ては進む意思を嗤う豚(酔っ払い)のせい」ゴゴゴ…

ペトラ「???」(凄い渋った顔してるわ)

ペトラ「じ、じゃー始めるけど…大丈夫?」

エレン「覚悟は出来てます。人思いにやっちゃってください!」クワッ 

9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:07:14 ID:riGwhmxM
ペトラ「それじゃ、目に毛が入ると大変だから。目を閉じて顔を前に出して」

エレン「はい」スッ…

ペロラ(あら…お友達に悪人面なんて言われてたけど)

ペトラ(やぱっり整った顔してるわねぇ…可愛い)ウットリ

ペトラ「安心して、エレン。イケメンに仕上げてみせるわ」クス

エレン「お、お願いします」フルフル

ペトラ「では、失礼しま~す」 

10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:08:58 ID:riGwhmxM
ペトラ(キャ~///エ、エレンの顔が…ち、近い!近い///)

ペトラ(しかも、こんなキスを求めるみたいな表情で…恥ずかい~///)

ペトラ(こんなキレイな顔で攻められたら…私、私ッ///)ドキドキ


…トラ、オーイペトラ!ペトラサーン…


ペトラ「んちゅ~~~~」

ハンジ「ちょい!ペトラってば!」ガシッ

ペトラ「!?…ハッ!いったい私は何を!」 

11 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:10:16 ID:riGwhmxM
ハンジ「何って、思いっきりエレンにキスしようとしてたよぉww」

ペトラ「え!?」

ペトラ「あ…、ヤダ…ちょ!ち、違うのよエレンッ!///」アタフタ

エレン「???」

ハンジ「幼気な15歳の少年に…なんて事をww」

ハンジ「こんの!変 め~www」ニヘー

リヴァイ「 女だな」グビィ

ペトラ「ちが…へ、兵長までぇ!違うんです兵長~!うわぁぁぁん!!」 

12 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:12:28 ID:riGwhmxM
エレン(ペトラさん俺に何しようとしてたんだろ?)

エレン(ハンジさんが確かキ、キル?とか。眉毛の事かな?)

エレン「えーと…あの~、まだですか?目開けてもいいですか?」

ペトラ「ヒェ!?あ…あぁ!ご…ごめんね、そのままでいて」カァ///

リヴァイ「そう…だ…ぞぁ、エレンの言う通り早くしろ」ゴクゴク

ペトラ「ヒャイ!う゛ぅ…。それじゃ、今度こそ始めます」

エレン「は、はい!」プルプル 

13 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:13:19 ID:riGwhmxM
―十分後―

ペトラ「ふぅ~、完成!出来たわよエレン」

ハンジ「おぉ!終わったのかい!早く見せて!」ワクワク

リヴァイ「どれどれ」ヒック

ペトラ「さぁ、エレン…目を開けて」

エレン「はい」

14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:14:16 ID:riGwhmxM
ハンジ「おお!なんだこのコレジャナイ感!」

ペトラ「あら!なんだか男らしさ少しが抜けて、また可愛くなったわねぇ」ナデナデ

エレン「えー!酷いですよ、ペトラさん!」

エレン「イケメンにしてくれるって言ったのにぃ…」プンプン

ペトラ「え…!?あわわ!エレンごめんね!怒らないでー」アタフタ

エレン「…」プー

ペトラ「ごめ…、あ…あう゛ぅぅぅぅ…」シュン

エレン「…プッ……」 

15 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:14:58 ID:riGwhmxM
エレン「アハハッ!ぺトラさん、嘘ですよ、冗談です。…フフ…」

ペトラ「え…?怒って…ない?冗談?」

ぺトラ(エレンから眉間のシワが消えた)

エレン「はい!だって、失敗したわけじゃないんでしょう?」

エレン「まぁ、可愛いってのはちょっと頼りないみたいで嫌だけど」

エレン「似合ってない訳じゃないんですよね?」ニコ

ペトラ「も、もちろんよ!超~似合ってるわ!すっごく可愛い~…あっ…」

エレン「……いいですよ、別に」

16 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:15:46 ID:riGwhmxM
エレン「ぺトラさんに可愛いって言われるのは、悪い気がしないです…えへへ」テレ

ペトラ(ズッきゅ~~~んvvvた、たまらん!)

ペトラ「ってコラ、エレン!さっきはよくもからかってくれたわね!」

ぺトラ「罰として……可愛い可愛いの刑よ!!」ガバッ

ぺトラ「はぁぁ~ん///かっっっわあいいいっ///」ナデナデナデナデ

ペトラ「可愛いっ!エレン可愛い、エレンきゅんわいいぃぃ~♪」コネコネコネコネ

エレン「ちょ、やめっ…やめて!くすぐっ…ペトラさ~ん///」 

17 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:16:22 ID:riGwhmxM
モー、ペトラサンッテバ
ダーメ、コレハセンパイカラノバツナンダカラー♪

キャッキャウフフ


ハンジ「…なぁにこれぇ、この外野感」

ハンジ「あそこだけ空間の色が違う!こっちなんて…」チラ

リヴァイ「ハンジぃ゛、もう一本あ゛けるぞおおぉぉ!」ボカッ

ハンジ「ッつ…」(チッ、悪酔いしてやがる…このジジイ…)

ハンジ「ハァ…いいなー私もあっちに混ざろっかな」

リヴァイ「」グテ~ 

18 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:16:53 ID:riGwhmxM
ペトラ「ほーんと、エレンは可愛いなぁ…。…」

エレン「? ぺトラさん、どうかしましたか?」

ペトラ「…ね、ねぇエレン。その…もうちょっとだけいじってもいい?」

エレン「へ?いじる?」

ペトラ「うん、ちょっと楽しくなっちゃってね…」

ペトラ「ほら!ここってムサイ男ばっかでしょ、分隊長は研究ばっかりだし」

ペトラ「女性らしい楽しみなんて全然出来ないじゃない?」

ペトラ「だから…エレンの眉毛をいじってる最中、子供の時みたいに」

ペトラ「友達と化粧ごっこしてるみたいで楽しかったのよ…」カァー/// 

19 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:17:32 ID:riGwhmxM
ペトラ「エレンが嫌じゃなければ、もう少し…」

ペトラ「いじってもいいかなぁ?なーんて」モジモジ

ペトラ「あ!もちろんエレンが嫌ならしなi
エレン「別にいいですよ」

ペトラ「本当に!?」ガバッ

エレン「はい、いつもぺトラさんには良くしてもらってるし」

エレン「俺なんかでぺトラさんが楽しんでくれるなら」

ペトラ「俺なんかんなんて…そんな、とんでもないわ!エレンがいいよー!」ウルウル 

20 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:18:39 ID:riGwhmxM
ペトラ「わーい!じぁ~、早速お化粧道具とか他にも色々持ってくる!!」

エレン「それより鏡が見たいんですけど…」

ペトラ「ダ~メ、それは完成してからのお楽しみ」フフッ

ハンジ「ふむふむ、何やら面白そうな展開に」ヤットカイホウサレター

リヴァイ「う゛っぷ…」グテ~


―20分後―


ペトラ「さーて、出来たわよ」

21 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:19:10 ID:riGwhmxM
ハンジ「ブゥウウッwwスゲェwwクラブのママみてぇwww」

ペトラ「キャーーー///エレンったら美人さーん///」

エレン「えっ…えぇぇー…気持ち悪くないですか?コレ…」

ペトラ「んまっ!贅沢言っちゃって」ペシッ

ペトラ「まつげ立てて、マスカラを少し塗っただけなのに…」

ハンジ「エレン…恐ろしい子…!wwwブフォッwwww」

ペトラ「エレンは素材がいいから…あまり余計な事はしない方がいいわね~」ポー

ハンジ「本当だねー、あ!私ピン止め持ってるちょっと付けてみようよ!」 

22 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:19:53 ID:riGwhmxM
ペトラ「ふっふっふっ!実はエレンが可愛くなる事は予想済み」キラーン+

ペトラ「そして、なんとココに!一昨年の忘年会で使ったウィッグが!」ジャーン!

エレン「何故に!?」

ペトラ「エッヘン!この間班の荷物を整理してる時に見つけたのだ」フンス

ペトラ「エレンの髪の色と丁度同じくらいだから」

ペトラ「いつか付けて遊ぼうと思ってたんだ~、早くも出番到来!」

エレン「なんっすかソレ」モー

ペトラ「グダグダ言わない、ほら!早く早く!」 

23 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:20:38 ID:riGwhmxM
エレン「えっと…どうなんですかね?」

ハンジ「おお…、コレは一気に変わったね」


24 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:21:28 ID:riGwhmxM
エレン「凄く恥ずかしいですね///」

ハンジ「そうだサイド降ろしてみてよ」


25 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:22:03 ID:riGwhmxM
ペトラ「う~ん、どっちもいいわね」ヌフフ///

エレン「2人で楽しんでないで、俺にもいい加減見せてくださいよ」

エレン「自分がどうなってるのか不安です!鏡貸して下さい!!」

ペトラ「ハンジ分隊長はどっちがいいと思います?」

エレン「って聞いてない!!」ガーン 

26 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:23:59 ID:riGwhmxM
ハンジ「そうだねぇ…私はモミアゲかなー」

ペトラ「だって♪エレン。うん!可愛い可愛い!」ナデナデ

エレン「だって♪って…ん?」

リヴァイ「あ゛ぁ~…」ムクリ

ハンジ「げっ!復活した!」 

27 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:25:23 ID:riGwhmxM

ペトラ「あ、兵長♪見てくださいよ!」

ペトラ「エレンってば可愛くなったでしょう?自信作です!」エッヘン

エレン「自信作って…」ハァー

ハンジ「ちょっとペトラwwwこの酔っ払いに感想求めんの?www」

リヴァイ「ん゛っ?なんだ?お前エ゛レ゛ンかぁ?」ジー

エレン「は、はい!…ど、どうでしょうかね~…ハハ」 

28 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:26:25 ID:riGwhmxM

リヴァイ「……」ジー

エレン(ウッ!見てる…超見てるよ)タラー

エレン(なんで?やっぱキモいのか?やべぇ…超こえええ)ダラダラ

リヴァイ「……」ジー

エレン(いや、でも悪いことは何もしてない!落ち着け…俺!)ガチガチガチガチ

リヴァイ「」スッ

エレン「!?」ペタ… 

29 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:28:39 ID:riGwhmxM
ペトラ(兵長がエレンの顔に手を置いて!?)

ハンジ(顔を引き寄せ、ペタペタしてる…だと?)

リヴァイ「おい、エレンよ」ペタペタ



リヴァイ「お前美しいな」



ハンジ「へぁ゛!?」

エレン「はぁ!?」

ぺトラ「え?…あ、ああああぁぁ!?」 

30 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:29:20 ID:riGwhmxM
ペトラ(こここ、コレって世に言うボーイズr…キャーー///)

ペトラ(だ、ダメダメ!絶対そんなのダメぇ///っでも今のエレンは…キャー///)

ハンジ「うわー…マジか、気にかけているとは思っていたけd
リヴァイ「これは高く売れる」


ペトラ「」

ハンジ「」

エレン「は?」(何言ってんだ?このオッサン)


リヴァイ「は?」 

31 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:30:32 ID:riGwhmxM
ハンジ「ちょ……リヴァイってばwwそれ褒めてるつもり?それとも冗談?」

ハンジ「エレンかわいそーwww」

リヴァイ「あぁ?何言ってんだ?冗談なわけあるか」

リヴァイ「売るぞコイツ、地下で」

ペトエレ「「 」」

ハンジ「…はぁ~、まったく。この酔っ払いが」ヤレヤレ

ハンジ「水飲んで少しは酔いを覚ましたr
ボコォッ!!

ペトエレ「「!?!?!?」」 

32 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:32:59 ID:riGwhmxM
ガッシャーン!!!


エレン「ハンジさん!ハンジさんが殴られた!?」

リヴァイ「うるせぇえええええ!!」

リヴァイ「いいか!ただでさえ調査兵団は予算すくねぇんだ」

リヴァイ「金…金がねぇんだよおおおおおおおお!!」バァン!

リヴァイ「おい、エレン!テメェに掛かった金だってタダじゃねーんだぞ」

リヴァイ「命を助けて貰った恩を、体使って少しは返しやがれ!!」

エレン「ガーーン!!」 

33 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:33:38 ID:riGwhmxM
ペトラ「エレン!危険だわ!私の後ろへ!!」

リヴァイ「邪魔だどけ!」ドスッ

ペトラ「キャッ!?」

ハンジ「ペトラ!!」

ペトラ「私は大丈夫です!気を付けてエレン!」

ハンジ「クッソ…、人類最強()と呼ばれるまでになったとはいえ」


ハンジ「所詮魂はゴロツキのままだったか!」 

34 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:34:28 ID:riGwhmxM
エレン「す…好かれているとは思っていなかったけど」ジワァ

エレン「へ、へへ兵長が俺の事を…」

エレン「そんな風に思っていただなんて」ポロポロ

リヴァイ「ほぅ、エレンよ…お前は本当に泣き顔が良く似合うな」テク…テク…

エレン「い、…いや…こ、来ないで」グズグズ

ハンジ(これはヤバイ!このままでは…)


カチャンッ…


ハンジ(? 酒の空きビン……ッ!) 

35 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:35:06 ID:riGwhmxM
ハンジ(リヴァイは私に背を向けている!)

ハンジ(加えておの泥酔状態のこの状況!今の奴になら…)

ハンジ(私でも隙を作るくらいのダメージは与えられる!!)

エレン「ひッ…ヒッグ!い…ヤダぁ…く、来る…なぁ」ガタガタガタガタ

リヴァイ「おい、なぜ怖がる?お前の尊敬する兵長だr
ハンジ「背中がガラ空きだぜ!!こんの!クズがああああああ!!!」


パリーンッ!


リヴァイ「──ツッ!?」ヨロ 

36 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:35:43 ID:riGwhmxM
ペトラ「今よ!今のうちに!に、逃げてエレン!」

エレン「ひゃ…ひゃあああああああい!!」ダダダー

ハンジ「ハァ…ハァ…、ペトラ君も今の内に出て行くんだ!」

ペトラ「で、でも!ハンジ分たi
リヴァイ「ってーな」ゴゴゴゴゴゴゴ…

ペトラ「」ガクガクガクガク 

37 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:39:15 ID:riGwhmxM
リヴァイ「おい…商品が逃げちまったじゃねーか…」

リヴァイ「どうしてくれんだ?ゴルァ!あぁッ?」

ハンジ「何してる!ペトラ行け!早く行くんだぁああ!!」

ハンジ「私は大丈夫、知ってると思うけど…」

ハンジ「コイツの暴力には慣れっこさ」ニコ

ペトラ「……分隊長…」

ペトラ「ヴッウゥ…、ズ…ズミマジェエエエン」ダダダー 

38 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:41:37 ID:riGwhmxM
バタン…


ハンジ「それでいい…ぺトラ」

リヴァイ「……」シュコー…シュコー…

ハンジ「なぁ~に、若い後輩達を守れたんだ、安いもんさ」

リヴァイ「覚悟は出来てんだろうな…クソメガネ…」コーホー…コーホー…

ハンジ「フッ、いいぜ!」

ハンジ「かかってきな!クソチビ野郎おおおお!!」ファイティングポーズ 

39 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:42:14 ID:riGwhmxM
ペトラ「ごめんなさい、ごめんなさい…分隊長」ダダダー


ドッカーン!!!!


ペトラ「!?」ピタッ

ペトラ(この音は……もしかして、嘘…やだ)グズッ

ペトラ「ハ、ハンジさぁあああああああん!!」

ペトラ「うっ…うっ…ぅぅぅ…」ペタン 

40 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 06:43:05 ID:riGwhmxM
――――――――――


アルミン「う、ううぅ~~ん。疲れた~」セノービ

アルミン(人より体力が少ないから、こうして隠れて特訓してるけど)

アルミン(やっぱり一人でってのは、限界あるかなぁ?)

アルミン(誰かに一緒に付き合って貰おうか……ん?)

ガサ…ガサ…

アルミン(ヤバイ!誰か来た!…って何隠れてるんだ、僕)コソ 

45 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 17:23:55 ID:LHPJv.pM
ガサ…ガサ…


エレン「ハァ…ハァ…」

アルミン「!?」

エレン「……」キョロキョロ

エレン「…──!」ダダダー

アルミン(え、今の…いや、まさか…嘘だ)

アルミン(嘘だろ!そんなわけない!でも、今の人…どう見ても)

アルミン(……ミカサに伝えなくちゃ!) 

46 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 17:25:37 ID:LHPJv.pM

――――――――――


エレン「ハァ…ハァ…」

エレン(勢いで城を出て、随分遠くまで来てしまったけど)

エレン(…ここ何処だ?)

エレン「はぁ~~~」

エレン(俺って馬鹿だな、オルオさん達に助けを求めれば良かった)

エレン(いや…説明長くなりそうだし、これで良かったか)

エレン「しかしよく考えたら、行くとこなんてない…」 

48 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 17:26:24 ID:LHPJv.pM
エレン(城に戻っても…兵長の顔を見るのが怖い)

エレン(酔っていたとはいえ、あの眼は本気だった)

エレン(今帰っても、酔いが醒めてないとしたら…!)


エレン「ドナ・ドナ・ドーナ・ドーナ~♪仔牛を乗ーせーて~♪」


???「ちょっと、貴方大丈夫?」

エレン「ん?」

???「そんな所にしゃがみ込んで、具合でも悪いの?」

エレン「お、お前は!」 

49 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 17:27:06 ID:LHPJv.pM
エレン「クリスタ!クリスタじゃないか!!」

クリスタ「え…?えぇっと、貴方はー…ッ!?」

ユミル「お~い、クリスター。何してんだよ、そろそろ戻ろうぜぇ」

クリスタ「あ!ユミル。それがe
ユミル「んぁ?なんだコイツ?また人助けかよ、懲りねーなぁ」ヒラヒラ

ユミル「ふーん、なかなか可愛い顔してんじゃねぇ…か?」

ユミル「って…お前どこかで…」

エレン「おい!俺!俺だよ!エレンだ、エレン・イェーガーだ」

ユミル「」 

50 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 17:29:38 ID:LHPJv.pM
クリスタ「やっぱり!本当にエレンなの!?」パァァ!

エレン「え?なんだよ!ヒッデェなー、もう同期の顔を忘れt……アッ!」カオペタペタ

エレン「ち、違うんだ!クリスタ聞いてくれ!」アセアセ

エレン「この頭は、俺にそういう趣味があるんじゃない!」

エレン「コレにはちょっとした事情があってだな…」

クリスタ「違うの!私こそごめんなさい」アワワ

クリスタ「その、あまりにも違和感がないものだから…」

クリスタ「普通に女性だと思ってて、綺麗な人だなぁーって思って///」 

51 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 17:30:27 ID:LHPJv.pM
ユミル「だぁーー!ふざけんじゃねぇ!!」

ユミル「最ッ悪!少し可愛いと思ったら死に急ぎ野郎かよ、萎えるわー」ゲー

クリスタ「ユ、ユミルったら!気にしないでね」

エレン「いや、自分でもキモいとは思ってるよ」

クリスタ「そんな事ないよ!」

クリスタ「すっごく似合ってるよ!ビックリしちゃったもん」

エレン「ありがとう…でも気を遣わなくていいんだぜ」

エレン「クリスタは優しいな」ニコッ 

52 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 17:31:00 ID:LHPJv.pM
クリスタ「も、もぉ~!気遣ってなんてないよ。ほ、本当の事だし///」

クリスタ(うわぁ~///エレンに優しいって言われた、キャ~///)

ユミル「………」

ユミル「ところでエレン、お前どうしてこんな所いんだよ」

ユミル「特別班はどうした?クビになったかwww」

エレン「っるせーな!なってねぇよ!」ムー

エレン「っあ!それなんだけどよ、二人にちょっと頼みがあんだ」 


53 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 17:32:01 ID:LHPJv.pM
エレン「お前らが居るってことは、ここは調査兵団の施設の近くなのか?」

ユミル「ああ、そうだけど。関係あんのか?」

エレン(そんな遠くまで来てたのか)

エレン「うん…とりあえず、俺をそこまで連れてってくないか」

ユミル「? まぁいいか、私達もちょうど帰ると所だったし」

エレン「すまない、二人ともありがとう!」パアァァ

クリスタ「お、お礼を言われるような事じゃないよ」カァー///

ユミル「……?」 

54 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 17:33:00 ID:LHPJv.pM
ユミル「んじゃー早速行くか、此処からすぐちかk
クリスタ「エレン!こっちだよ!早く早く!」グイグイ

ユミル「え?クリスタ?何言ってんだよ、そっちは遠まわr
クリスタ「此処からはちょっと遠いの~♪」

クリスタ「迷っちゃうと大変だから、私にちゃんと着いて来てね」

エレン「ああ!おい、何やってんだユミル?置いてくぞ~」

クリスタ「おいてくぞ~♪」ニコニコ

ユミル「クリスタ?え?えっ?んっ?」 

58 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 21:18:51 ID:47DvlJSk
クリスタ(エレンには遠回りさせちゃって悪いけど)

クリスタ(せっかく久々に会えたんだから!!)

クリスタ(兵舎に帰ったら、どうせすぐに)

クリスタ(ミカサやアルミンに取られちゃう…!)

クリスタ(こんな機会滅多にないんだから、少しぐらい長くお話したいもん!)
     
クリスタ(訓練兵時代…エレンの周りには常に人が居て)

クリスタ(常に何かの話題で盛り上がっていた) 


60 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 21:26:24 ID:47DvlJSk
クリスタ(話題には入れない、話しかけようとしてもタイミングが合わない)
     
クリスタ(いつも私は、遠くから眺めているだけだった)
     
クリスタ(時折…馬の事で聞きたい事があると)

クリスタ(エレンに声をかけられる事があった)

クリスタ(その時だけが…彼との唯一の接点)

クリスタ(名前を呼ばれるだけで、心臓が止まりそうなくらい嬉しかったな!) 

61 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 21:29:09 ID:47DvlJSk
クリスタ(でもエレンからしたら、私なんて仲間の一人にすぎない…)

クリスタ(いいえ…沢山居た訓練生の、言葉を交わした事のある人間の一人で)

クリスタ(印象なんてほとんど無いのかもしれない)

クリスタ(そして私がモタモタしている内に、エレンは遠くへ行ってしまった)

クリスタ(そんなエレンが私の目の前に居て!)

クリスタ(名前を覚えていて!私を頼ってくれている!) 

62 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 21:33:47 ID:47DvlJSk
クリスタ(これは神様が与えてくれたチャンス!!)


スタ…


クリスタ(これを機にもっとお近づきになる!)


オーイ…イテ…スタ


クリスタ(班は違うけど、同じ調査兵団!

クリスタ(印象を強めれば何かあった時、私を頼って来てくれるかも///)

エレン「クリスタ!!」 

63 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 21:34:26 ID:47DvlJSk
クリスタ「へ?」

エレン「もぉー!ずっと呼んでんのにボーっとして」

ユミル「どうした具合でも悪いのか?」オロロ

クリスタ「え…な、なんでもないの。ごめんなさい…」

クリスタ(エレンに恥ずかしい所見せちゃった…)トホホ

エレン「よし!じゃー先を急ごうぜ!早く皆に会いたい!」

クリスタ「う、うん…」

ユミル「………」ジー 

64 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 21:42:20 ID:47DvlJSk

――――――――――


バァンッ!!


アルミン「ミカサ!ミカザァア゛アア!」

ミカサ「アルミン、どうしたの?そんなに慌てて」

アルミン「ミカサ!っとハンエスさん!?」

アルミン「何故ここに?」

ハンネス「ああ、ちょっと用事ついでにお前らの顔を見に来たぜぇ」

アルミン「そうなんだ…って!丁度いいや」 

65 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 21:43:08 ID:47DvlJSk
アルミン「二人とも大変なんだ!聞いて!聞いて!」アタフタ

ミカサ「ちょっと…アルミン落ち着いて、落ち着いて話して」

アルミン「う、うん…ハァ…ハァ…」

アルミン「僕、見たんだ。見ちゃったんだ…」

ミカ・ネス「「?」」

アルミン「見ちゃったんだ…カルラさんを!!」


ミカ・ネス「「………」」 


67 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 21:46:34 ID:47DvlJSk
ミカサ「……はぁー。こらっ、アルミン」コツンッ

ミカサ「もう何年も経ったとはいえ」

ミカサ「言っていい冗談と悪い冗談があるでしょう?」

ミカサ「貴方は頭のいい子、それくらい分かるはず…」

ミカサ「エレンがこの場にいなくて良かった」

ハンネス「そうだぞ…お前がそんなこと言うなんて、一体どうした?」

アルミン「違う!嘘じゃないよ!」 

68 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 21:50:33 ID:47DvlJSk
アルミン「本当に見たんだ!この目で…見たんだ」フルフル

ハンネス「嘘を言ってる様には見えねぇな…」

ハンネス「でも、カルラはもういない……」

ミカサ「…そうね、アルミンがそんな嘘を付くはずないものね」

ミカサ「怒ってごめんなさい、きっと見間違えたのね」ナデナデ

アルミン「………」

アルミン「そっか…そうだよね、僕こそ変な事言ってごめん」シュン 

69 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 21:52:07 ID:47DvlJSk
アルミン「でも本当にそっくりだったんだ!」

ミカサ「ええ、アルミンが見間違えちゃう程だもの」

ハンネス「でも興味湧いたな!」

ハンネス「アルミン!よーく思い出してみ…どんな人だった?」

アルミン「う、うん…。顔は間違いなくカルラさんだった」

アルミン「ただ、ちょっと気が強そうな感じで幼さもあったかも」 

70 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 21:53:40 ID:47DvlJSk
アルミン「あ、たしか背は高い感じだった…ミカサと同じくらい」

ミカサ「気が強そうで、私と同じくらいの身長か…」

アルミン「う~ん…。落ち着いて思い出したら、やっぱり全然うね」

アルミン「そういえば…その人、兵士服着てたんだよね…」

ミカサ「兵士服?」

ハンネス「兵士服か…確かに、一般人はここいらに居るわけねぇもんな」

ハンネス「でもこの辺にいたって事は、此処の奴だろ?」

ミカサ「そんな人が居たら私が見逃すはずはない」フンスッ 

71 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 21:56:51 ID:47DvlJSk
アルミン「ハンネスさんみたいに、用事で此処に来たのかも」

ハンネス「お前らが知らないだけで、カルラの親族だったり…とか?」

ミカサ「だったら大変!それこそ、一刻も早くその人を捜さなくては!」

ミカサ「今すぐ捜しに行こう!」ガタッ

アルミン「そうだね!見つけたらエレンきっと喜ぶかも!」ガタッ

ハンネス「ってお前ら!ちょっと待てよ、コラー!」 


73 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 22:21:59 ID:47DvlJSk

――――――――――


クリスタ「へぇー、特別班の人達って面白いんだね」

エレン「だろー!変人集団って、陰で言われるくらい濃いメンツなんだぜ」

ユミル「ヘッ、そう言うオメェーも今じゃその中の一人だろwww」

エレン「う、うるせぇ」

クリスタ「私は怖そうな人達ばかりだと思ってたなぁ」

エレン「ハハハ、それはリヴァイ兵長だけだってwww」

クリスタ「フフフ、エレンったら……今日はいい日だなぁ…」 

74 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 22:24:00 ID:47DvlJSk
エレン「ん?いきなりどうした?」

クリスタ「ねぇエレン…」

クリスタ「私たちって、訓練兵時代あんまり喋った事なかったよね?」

クリスタ(言ってしまったあああああ!)ジタバタ

エレン「え?まぁ…言われたらそうかもな、特別絡んではなかったな」シレ

クリスタ(うぅ、そんなハッキリ言われると…ちょっとショック)

クリスタ「だよね~…」トホホ 

75 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 22:27:24 ID:47DvlJSk
エレン「でも、俺はお前の事よく見てたよ」


クリスタ「へッ!?」カァー///

ユミル「ハァッ!?」

エレン「男子の間では、クリスタの話題がよく出たんだ」

エレン「クリスタは優しいとか女神だ~。っとか」

クリスタ(キャ~///コレって、エレンに褒められ……てる?) 

76 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 22:29:24 ID:47DvlJSk
エレン「でも俺、なかなかクリスタがどの子か覚えられなくて」

クリスタ(ガーン!!)

エレン「その度に教えてもらって、目を離したら忘れちゃうから」

エレン「頑張って覚えるように、一日見つめてる時期があったんだ」

クリスタ(クアァッ///…一日中だなんて///)

ユミル(こいつ…もしや真性の馬鹿なんじゃねーの…) 

77 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 23:00:14 ID:47DvlJSk
エレン「だから俺…皆の受け売りだけど」

エレン「クリスタの事詳しいんだぜ」ニカ

クリスタ(はぁ~ん///私もまだ少しだけど、エレンの事詳しいよおおお///)

クリスタ(私だってズゥーっと見てたも~ん♪)

クリスタ「そ、そうなんだ///わ私はエレンの事まだ…詳しく知らないかも」

クリスタ「だから、こうしてゆっくりお話出来て嬉しいなって」エヘヘ///

エレン「……俺の方こそ」 

78 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 23:03:52 ID:47DvlJSk
エレン「俺の方こそ、こんな身体になっちまったのに」

エレン「お前ら受け入れてくれてるじゃねぇか…」

エレン「今もこうして、迷った俺を助けてくれて」

エレン「今日だって、本当は怖かったんじゃないか?あんま無理するなy
クリスタ「そんな訳ないじゃない!!!!」

クリスタ「どうしてそんな事言うの?私、本当にエレンに会えて嬉しいよ!」

クリスタ「嘘じゃないよ!本当だよ!!」プルプル 

79 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 23:05:16 ID:47DvlJSk
ユミル「……」ジトー

エレン「う、分かった!分かったから。変な事言ってごめんごめん!」

エレン(ビックリした…、クリスタも怒鳴るんだな)ヒー

エレン「いやぁ~!クリスタは優しいから」

エレン「気遣ってくれてるのかなぁってな」ハハハ…

クリスタ「もぉ~、今のはあんまり嬉しくないなぁ」 

80 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/11(水) 23:19:00 ID:47DvlJSk
ユミル「テメェ言っとくが、私の嫁は同情で優しくなんてしねーよ」

エレン「悪かったって。ユミル、案外お前も優しいよな」

ユミル「ブゥーッ!?」

ユミル「何言ってんだテメェ!殴るぞ!!」カァー///

クリスタ「クスクス…」(もっと話したいな、話題イッパイ作らなきゃ)ルンルン♪


アルミン「あ!クリスター!」


クリスタ「」 

81 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 00:11:54 ID:YVXf7Ds2
アルミン「ここら辺で、焦茶の髪のじょせ…ッ!?」

アルミン「嘘……居た…」

クリスタ「嘘…」(何で居るの…)サー

エレン「アルミン!アルミンだー!久しぶりぃいいいい!」ダキー

アルミン「わ、わあ!?」カァ///

アルミン「あ…あの!どどどうして僕の名前を///」

ミカサ「アルミン!もしかしてその方が!」 

82 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 00:12:54 ID:YVXf7Ds2
アルミン「み、ミカサぁ~…助けt
エレン「ミカサッ!!」パァァァァ+

クリスタ(…また…なんで来ちゃうのおおおお!)ズーン

ミカサ「ッ!?…本当だったんだ」

ミカサ(本当にカルラおばさんにそっくり、しかし…)

ミカサ「何故、私の名前を知っている?」

エレン「え!」

エレン(やっぱりこの格好だと、ミカサでも分らないのか)ショボーン 

83 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 00:13:44 ID:YVXf7Ds2
ミカサ「っと言うところだったけど!エレン貴方だったのね!」ビシィ!

アルミン「え、えぇええええ!エレン!?」

エレン「うぅぅ、ミカサ~!」ギュウ

クリスタ(!?)

エレン「お前ならスグに分かってくれると信じてたぜぇ~」ウルウル

ミカサ「家族なので当然。エレンなら尚更///」エッヘン

クリスタ(わ、私だって、言われる前に分かったもん!) 

84 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 00:14:19 ID:YVXf7Ds2

エレン「アルミンは酷いな~…親友の顔を忘れるなんて」チラ

アルミン「な!そ、そんな格好してるのが悪いんだろ!!」

アルミン「っていうか!何でそんな格好してるんだよ」

アルミン「僕、変な勘違いしちゃったじゃないか///」モゴモゴ

エレン「変な勘違い?」

アルミン「そ、それは…」モジモジ

ミカサ「それはとりあえず、兵舎に戻ってから話そう」 

85 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 00:16:25 ID:YVXf7Ds2
ミカサ「エレンが何故此処に居るのか…」

ミカサ「何故そのような素晴らしい格好をしているのかも聞きたい」

エレン「俺も今、そっちに行こうとしてたんだ!」

エレン「へへへ…///お前等とずっと話したかったんだ!」ニカッ

ミカサ「私もゆっくりエレンと話したい。ね、アルミン」

アルミン「あはは~、そうだねー」(恥ずかしい事になったなぁ…)


ハズカシイコトッテナンダヨ
エ!アトデオイオイワカルヨ
フフフ 

86 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 00:17:02 ID:YVXf7Ds2
クリスタ(あーあ…あうぅぅ)

クリスタ(ほらね、分かってましたよ。どうせこうなる事は)ガックリ

クリスタ「………」


ペチャクチャペチャクチャ


クリスタ「……ハァ」ジー

ユミル「……クリスタ、どうした?急に元気が無くなったけど」

クリスタ「う、ううん!なんでもないよ!」

クリスタ「エレン、アルミンとミカサに会えて良かったね…」

ユミル「………」 

87 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 00:22:45 ID:YVXf7Ds2

――――――――――


エレン「えぇえええ!俺を母さんと間違えた!?」

エレン「ありえないだろ、それ」

クリスタ(エレンのお母様?)

アルミン「で、でも今見てもそっくりだと…思うよ」エヘヘ

エレン「なわけねぇだろ」

ミカサ「いいえ、アルミンの言う通り」 

88 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 00:23:25 ID:YVXf7Ds2
ミカサ「今のエレンはおばさんの生き写し」

ミカサ「私が言うのだから間違いない」フンス

ハンネス「ああ、始め見た時はたまげたぜ!」

ハンネス「スッゲー似てるぞ、化けるもんだな~」

エレン「ハンネスさんまで…て言うか何だよ、化けるって」ムカ
ミカサ「ところでエレン」

ミカサ「貴方の今の状況はどう言う事なのか、そろそろ話して」 

89 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 00:24:31 ID:YVXf7Ds2
ミカサ「貴方が此処に居るのは、私はとてもとても嬉しい」

ミカサ「それはもう、ずっと此処に居て欲しいくらい」

ミカサ「しかし…クソチビ率いる冷酷残忍な特別班が」

ミカサ「貴方に監視も付けないで、自由に外を歩かせるなんて考えられない」

エレン「ミカサ!残忍なんて失礼だろ、残忍なのは兵長だけだよ」シレ

ミカサ「まぁ…その外見に関しては、よくやったと言わざる負えない」コホン

ミカサ「とても素晴らしい」トロ~ン///

クリスタ(ハイハ~イ!私もそれには同感でーす///) 

91 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 00:26:41 ID:YVXf7Ds2
エレン「こ!この格好は、ちょっと遊んでて色々あったんだよ」

エレン「出歩けるのは……お、俺が頑張ってるから」

エレン「ご褒美に、きゅ、急遽外出許可が出たんだよ」アセアセ

アル・ネス・ユミ(((嘘付くの下手過ぎだろ…)))

ミカ・クリ((嘘付くの下手なエレンきゃわわ///))

アルミン「まぁ、そおいう事にしておくとして」

アルミン「頭は遊んでただけなら、戻しちゃえばよかったのに」 

92 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 00:27:41 ID:YVXf7Ds2
エレン「いいや、それはちょっと嫌なんだよ…」

エレン「そ、それより鏡かしてくれね?」

エレン「実は俺、まだこの頭になって鏡見てないんだ」

アルミン「そうなの?」

ミカサ「わかった、今持ってこよう」

エレン「か、母さんに似てるなんて、ちょっと気になるだろ///」 

94 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 00:34:18 ID:YVXf7Ds2
エレン「まぁ生き写しってのは、お前らの言い過ぎだろうけど」

ハンネス「いんや、腰抜かすぜ~www」

ミカサ「お待たせ、鏡持ってきた」

エレン「さんきゅーミカサ!どれどれ、どんな感じ」

アルミン「どう?かなり近いと思うんだけどなー」

アルミン「やっぱり自分は自分?」

エレン「………」 

95 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 00:35:52 ID:YVXf7Ds2
ハンネス「どうした?流石に自分の女装はキツかったか?www」

エレン「………」

エレン「……カ…サン」ポロ


一同「「「「「!?」」」」」


エレン「あ!?…お、俺何で……」ポロポロ

エレン「あれ?あれ?なんで…え?」ポロポロ

エレン「止まんね…なんだこれ、ちきしょう」グズグズ

ミカサ「エレン……貴方、もしかして」 

96 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 00:36:30 ID:YVXf7Ds2
クリスタ「え?え?どうしたのエレン!」オロオロ

アルミン「……きっと鏡を見た瞬間」

アルミン「あまりにも本人に似てるものだから、まるで生きたカルラさんが」

アルミン「今ここに、居るように思っちゃったのかもね」

クリスタ「生きた?カルラさん?」


アルミン「…エレンのお母さんは、もうこの世界には居ないんだ」


クリスタ「!?」 

97 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 00:37:09 ID:YVXf7Ds2
アルミン「……5年前のあの日…巨人に喰われた」

クリスタ「そ、そんな…」

エレン「クッソ…こんな、思い出して泣くなんて恥ずかしいな」グズグズ

ミカサ「……エレン…御免なさい」

ミカサ「軽はずみに、似てるなんて言ってしまって」

ミカサ「エレンはおばさんが大好きだったから」

ミカサ「当然喜んでくれるって、勘違いしてた」

ミカサ「貴方に悲しい思いをさせてしまうなんて、考えてもみなかった」 

98 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 00:38:57 ID:YVXf7Ds2
エレン「…って、何でお前が謝るんだよ」クシクシ

ミカサ「しかし……不謹慎かもしれないが、今この瞬間は」

ミカサ「エレンとおばさんが同時に居るみたいで、私は凄く嬉しい」テレテレ

アルミン「うん、エレン。僕もごめん」

アルミン「そしてミカサも言う通り」

アルミン「なんか僕も、カルラさんが居るみたいで嬉しいな」 

101 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 00:54:31 ID:YVXf7Ds2
アルミン「カルラさん、僕が両親を亡くした後」

アルミン「よくお母さん変わりだって、抱っこしてくれたよね」

アルミン「なんか、今のエレンを見てると…凄く落ち着く」ギュゥ

エレン「な、なんだよお前ら皆して///」

エレン「コラ!人をからかうんじゃない///」プンプン

ミカサ「フフフ、今のエレンはお母さん見たい」

エレン「なんだよ!じぁ母さんの真似でもするか?」ムー 

102 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 01:00:30 ID:YVXf7Ds2
アルミン「いいね!じゃー、今日は僕らは子供に戻って」

アルミン「カルラさんもといエレンに甘えちゃおうか、ミカサ?」ギュー

ミカサ「それは名案」ギュー

ハンネス「ハハハ、俺は流石に戻れないか…」

エレン「なんだそりゃ、しゃーねー!」

エレン「今日一日母さんになり切って見せるぜ!!」


サッソクダメジャナイカ
イ、イマカラダヨ 

103 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 01:05:37 ID:YVXf7Ds2
クリスタ「………」

クリスタ「……自室に帰ろっか」ボソ

ユミル「……いいのか?お前あいつの事s
クリスタ「ユミル!?なんでッ///」バッ!

ユミル「今日知ったけどバレバレだわ、次はいつ会えるのか分らねぇぞ」

クリスタ「……ううんいいよ、お邪魔しちゃいけない雰囲気だしね」

クリスタ「っと言うより、あんな話聞いてたら」

クリスタ「私なんかが此処に居るのは申し訳ないよ」 

104 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 01:07:11 ID:YVXf7Ds2
クリスタ「ソーとっ出て行こう」シー

ユミル「……ああ」

エレン「おい!どこ行くんだよお前ら!」

クリスタ「へ?」

エレン「お前らもこっち来いよ!」コイコイ

クリスタ「え、え!でも、私たち部外者だし」

エレン「部外者?何言ってんだ?」

エレン「今日お前、俺の事綺麗な人って言ってくれただろ…」 

105 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 01:09:38 ID:YVXf7Ds2
エレン「普段だったら全然嬉しくなかったけど」

エレン「今日はなんだか、母さんの事言ってくれたみたいで」

エレン「思い出したら嬉しくなっちゃったぜ」ヘヘヘ///

エレン「来いよ!今からお前達に、俺の母さんの自慢話してやるよ!」

エレン「それに今日の俺は一日母ちゃんだぜー!」

ユミル「何言ってんだか、しかも母親の自慢話って…とんだマザコンだな」アキレガオ

クリスタ「エレンのお母さんのお話…」

クリスタ「フフ…じゃ~お邪魔しちゃおっかな!ね、ユミル!」 

106 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 01:24:34 ID:YVXf7Ds2

――――――――――


コンコンッ


ミカサ「はい」

ペトラ「調査兵団特別作戦班!ペトラ・ラルです!」ビシッ

ペトラ「こちらにエレン・イェーガー新兵が居ると聞いて!」

エレン「あ、ペトラさんだ!」ガタッ

ペトラ「エレン!ちょ、ちょっとお邪魔します!」グイグイ

ペトラ「エレーン!探したわー、迎えに来たのよ」ギュー 

107 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 01:27:09 ID:YVXf7Ds2
ペトラ「城の周りを捜したけど、なかなか見つからなくて」

ペトラ「もう戻る気がないのかと、心配したんだから…」ギュー

ミカサ「<●> <●>」ジトー

クリスタ「………」ジトー

エレン「すみません俺自身、道に迷っちゃって」

ペトラ「ううん…あんな事になるなんて、私も思わなかったもの」

ペトラ「皆さん、エレンがお世話になったようで」

ミカサ(なんなのこの人、自分の物気どり…?) 

109 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 01:29:21 ID:YVXf7Ds2
ミカサ「いえ、私は家族なので当然の事をしたまで」

エレン「あの…それで兵長は?」

ペトラ「大丈夫よ!もうすっかり酔いも醒めて、今は反省してるみたい」

ペトラ「早くエレンを連れて来いって、謝りたいのかもよ」フフ

エレン「あの兵長がですか?プッw信じられませんww」

ミカサ「ちょっと待って…?」 

110 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 01:29:56 ID:YVXf7Ds2
ミカサ「エレン、あのチビに何かされた…の?」ゴゴゴゴゴゴ…

エレン「い、いや…あの」ギクッ

エレン「ちょっとしたトラブルがあっただけだよ」

ミカサ「トラ…ブル?やっぱり、何かされたのね…」サー

ミカサ「許さない…許さない。あのクソチビ…今すぐ削ぐ」ゴゴゴ…

アルミン「ちょ!ミカサ落ち着いて!」ガシッ

ミカサ「エレン、詳しく教えなさい!はぐらかさないで!!」ガシッ 

111 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 01:31:07 ID:YVXf7Ds2
エレン「ぺぺぺトラさん、帰りましょう!」

エレン「もももう夜も遅いですし!」ダラダラ

ペトラ「そそうねっ、そうしましょう!」(あの子怖い…)ガクガク

エレン「じゃ、じゃーなお前ら!またな!」スタコラ

ミカサ「アルミン放して!!」

ペトラ「お、お邪魔しました」サッサー

ミカサ「エレン待って!待ちなさい!」 

112 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 01:33:12 ID:YVXf7Ds2
バタン…


クリスタ「行っちゃった…」

アルミン「もぉー、ミカサが追い詰める所為で」

アルミン「エレン帰っちゃったじゃないか!!」

クリスタ「もっとエレンと…お話し出来ると思ったのに」チェー

ミカサ「あ、うぅ…ごめんなさ」シューン

ハンネス「まぁまぁ、お前らこれが最期って訳じゃ無いんだぜ!」

ハンエス「また会える、そうだろ?」 

113 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 01:33:53 ID:YVXf7Ds2
ミカ・アル「「うん!」」

ミカサ「それよりクリスタ、貴方先ほどエレンと話したかったっ…と」

ミカサ「言っていた様に聞こえたけど?」チラ

クリスタ(ギクゥ!)「え!そそそんな事言ってたかな~」スットボケ

ユミユ「恥ずかしがるなよクリスタ」

クリスタ「ゆ、ユミル!な、何言って!!」 

114 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 02:20:26 ID:YVXf7Ds2
ミカサ「ふ~ん、此処に居る皆とねぇ」ジトー

クリスタ「そ、そうなんだー!えへへ…」ダラダラ

ミカサ「そお、では親交を深める為に」

ミカサ「私の部屋に行って、じっくり話しましょう…クリスタ」

クリスタ「え!でででも、そろそろ夕飯の時間じゃないかなぁ」(イヤァ~!!)

ミカサ「夕食が終った後で、私の部屋に来ればいい」

クリスタ「で、でも!その後はお風呂が…」(ヒェエエエエ) 

115 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 02:22:34 ID:YVXf7Ds2
ミカサ「ふ~ん、此処に居る皆とねぇ」ジトー

クリスタ「そ、そうなんだー!えへへ…」ダラダラ

ミカサ「そお、では親交を深める為に」

ミカサ「私の部屋に行って、じっくり話しましょう…クリスタ」

クリスタ「え!でででも、そろそろ夕飯の時間じゃないかなぁ」(イヤァ~!!)

ミカサ「夕食が終った後で、私の部屋に来ればいい」

クリスタ「で、でも!その後はお風呂が…」(ヒェエエエエ) 

116 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 02:29:20 ID:YVXf7Ds2
ユミル「おいミカサ!私のクリスタをイジメんじゃねー!」

ミカサ「イジメ?何故?私がクリスタを苛めるなんてとんでもない」

ミカサ「巨人になる力を得た…今のエレンを貶め遠ざける人は多い」

ミカサ「でもクリスタは、興味を持って、友達になりたいと言ってくれた」

ミカサ「その言葉が偽りでないのなら、私はそれがとても嬉しい」

ミカサ「クリスタ、エレンの事が知りたいのでしょう?」 

117 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 02:31:23 ID:YVXf7Ds2
ミカサ「私がエレンの事を沢山教えてあげる」

ミカサ「もちろん、恥ずかしい事もね」フフ

クリスタ「はい!行きます!今すぐ行きます!!」

クリスタ(エレンの恥ずかしいところか~///)ドキドキ

ユミル(えぇー…)

アルミン「なんか、女子は盛り上がってるね」

ハンネス「そうだな…俺もそろそろ帰ろっかな」ヒラヒラ 


119 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 21:53:06 ID:QORvFH4k

――――――――――


ペトラ「その頭、崩さないでいてくれたのね」

エレン「はい、せっかくペトラさんがしてくれたのに、許可なく戻せませんよ」

エレン「ぺトラさん俺をいじってる時、凄く楽しそうだったし」

エレン「勝手に戻したら、悲しませちゃうと思って」

ペトラ「もう、エレンったら///」キュン

ペトラ「またするつもりだったから別によかったのに」テレテレ

エレン「え゛ぇ!?」 

120 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 22:06:02 ID:QORvFH4k
エレン「あんな事があったばっかりですよ」

ペトラ「えぇ~、ダメかなー?」

エレン「まぁ、いいですけど」ハァー

エレン「俺も、悪い事だけじゃなかったから。家族や同期にも会えたし」

エレン「いい思い出にも浸れたし、一瞬だけど…」


エレン「…ずっと会いたかった人に、会えた気がしました」


ペトラ「? 会いたかった人…?」ピクッ

ペトラ「あ!着いたわよ」 

121 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 22:27:39 ID:QORvFH4k
エレン「………」ブルッ

ペトラ「安心して。もう随分時間も経ってるし、醒めてるって言ったでしょ」

エレン「はい…、でも兵長のあの言葉が気になって」

エレン「酔ってたとはいえ、心のどこかでそう思ってないと…」

エレン「あの言葉は出てこないと思います…」

ペトラ「……エレン」

ペトラ「今すぐ信用しろなんて、難しいかもしれないけど」 

122 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 22:30:01 ID:QORvFH4k
ペトラ「兵長は本当に貴方を気にかけて居るのよ」

ペトラ「もう一度チャンスを頂戴、言い訳くらいさせたあげて」

エレン「チャンスなんて、何言ってんだすか」

エレン「どうせ行く所なんてないし、俺の命は兵長が握ってるんですよ」

エレン「嫌われていたなら、それはそれで…」

エレン「殺されない程度に、精々反抗してやりますよ!」ニカッ 

123 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 22:37:18 ID:QORvFH4k
ペトラ「エレンったら…」フフフ

ペトラ「じぁー、入るわよ。いいわね」

エレン「は、はい」ゴクッ



ガチャ



ハンジ「エレェエエエ~~~~ン!!」

ハンジ「やっと帰ってきた~!心配したよー!」ガバッ 

124 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 22:38:07 ID:QORvFH4k
ハンジ「どこ探しても居ないって言うから」

ハンジ「憲兵に誘拐されたかと思っちゃったよ~」

エレン「ハンジさん!その顔は!!」

ハンジ「え~ん酷いでしょ~、あの馬鹿のせいで」

ハンジ「可憐なお顔がアンパンマンになっちゃったよぉおお!」シクシク

ハンジ「後ろ向いてないで私に謝れよ~!謝れよ~!」

リヴァイ「……誰が可憐だ」ボソ 

125 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 22:42:32 ID:QORvFH4k
エレン(ヒィイイイ…居たよ…)ビクッ

グンタ「おう、エレン!お前…本当にエレンか?」ポンッ

エレン「わっ!グンタさん、エルドさん!」

エルド「こりゃ驚いたなぁ、一瞬カワイ子ちゃんが入って来たかと思ったのに」

エルド「ハンジ分隊長の一声で、度肝抜かれたぜ」トホホ

オルオ「フンっ、気色悪いガキだな…巨人のなるかと思えば」

オルオ「今度は見事に女になりやがるなんて、本当に気色悪いぜ」

ペトラ「それ、蔑んでんの?褒めてんの? 

126 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 22:47:56 ID:QORvFH4k
オルオ「おい!新兵如きが先輩達を、散々駆け回らせた事に対して」

オルオ「何かねぇのか?一言あるんじゃねぇのかぁ?」

ペトラ「オルオちょっと黙れ」

エレン「皆さん…お忙しい中迷惑掛けて、本当にすみませんでした」ペコリ

オルオ「フッ、まぁ許してy
エルヴィン「いいや、君が謝る事じゃないよ」

エレン「団長!」

ペトラ「オルオ死ね!!」 

127 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/12(木) 23:59:03 ID:QORvFH4k
エルヴィン「掃除を頼んだ私に非がある、まさか私が出て行ったあと」

エルヴィン「二人がハメを外し過ぎて、あんな事が起きたなんて」

エルヴィン「本当に申し訳なかったね、怖かったろう」ナデナデ

エレン「いえ…団長は関係ないにの」

エルヴィン「いやぁ~しかし、本当によく似合ってるね。美人さんだ!」

エレン「美人って……ペトラさんの腕が良かったんです」

ペトラ「まぁ、エレンったら」テレテレ 

128 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/13(金) 00:00:17 ID:fzz.iwXE
エルヴィン「性別を言われなきゃ、その体格でも男と気付くのは難しいよ」

エルヴィン「ずっとその格好で居て欲しいくらいだよ」ハハハ

エレン「な、何言ってんですか団長!」プン

エルヴィン「どおして?此処ももっと華やかになるのに」

ペトラ「うんうん♪」

エルヴィン「な?そうだろうリヴァイ」 

129 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/13(金) 00:02:32 ID:fzz.iwXE
エルヴィン「いい加減こっち来て、エレンに頭の一つでも下げたらどうだね」

リヴァイ「……チッ」ガタッ

エレン「へ、兵長…」ビクビク

リヴァイ「エレンよ…今日は悪かったな」

エレン「いえ…酔っていたのですから、仕方ないです」

ハンジ「おぉー!リヴァイが謝ったぞ!私にも謝れー!」

ペトラ「良かったねエレン!」パチパチパチ 

130 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/13(金) 00:06:25 ID:fzz.iwXE
エルヴィン「リヴァイ、それだけか?」

エルヴィン「酷い事を言ってしまったんだろ?」

ハンジ「そーだ!そーだぁ!エレン可哀想~、ドイヒ~www」

リヴァイ「……クソがっ」クッ

エレン「いいですよ!謝ってくれたんですから」

リヴァイ「………」

リヴァイ「おい、一度しか言わねぇぞ…よく聞けエレン」 

131 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/13(金) 00:11:26 ID:fzz.iwXE
リヴァイ「恩を返せなんて、せこい事言ってすまなかったな」

リヴァイ「その上、地下に…あんなきたねぇ場所に」

リヴァイ「お前を売り飛ばそうとしていたなんて…」

エレン「兵長…もう気にしないでくさい」

エレン「兵長が反省しているというお気持ちは伝わr
リヴァイ「お前みたいな上玉は、内地で出張ホステスとして」

リヴァイ「糞貴族共に高級品を貢がせ、巻上げるさせるべきだったよな」

エレン「………」 

132 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/13(金) 00:12:23 ID:fzz.iwXE
リヴァイ「なんて顔してんだテメェ?」

リヴァイ「なんだ?それとも内地に部屋でも借りて、キャバクラでも開くか?」

エレン(一体兵長は何の話しているだ?)

リヴァイ「それかお前ぐらいのべっぴんだったら」

リヴァイ「シーメール好きが寄って集って来るだろう」

リヴァイ「いっそソ  にするか?デ   がいいか?」 


134 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/13(金) 00:15:12 ID:fzz.iwXE
リヴァイ「安心しろ、奴ら貴族は地下の野郎どもより清潔だ」


ペトラ「」

ハンジ「」

野郎一同「「「」」」


エルヴィン「」ビキビキィ♯


リヴァイ「? 何だよ?」




リヴァイ「は?」

おわり