1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 00:49:39 ID:/U60t/o.
エリカ「どこですかぁ...?」

エリカ「...」

エリカ「...返事してくださいよ~?」

エリカ「何もシロガネ山まで来なくても...」

エリカ「...さあ、タマムシへ帰りましょう?」









エリカ「私のかわいいレッドさぁん?」 


 

3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 00:54:20 ID:/U60t/o.
エリカ「...レッドさぁん?」

エリカ「風邪、ひいちゃいますよ?」

エリカ「ねえレッドさぁん?」

エリカ「おうちに帰って温かいご飯でも食べましょう?」

エリカ「そうだ、レッドさんの大好きな玉子焼きもつけましょう!」

エリカ「そうです、玉子焼きですよ!」

エリカ「レッドさぁん?」

レッド「...」

エリカ「...」

エリカ「...そこの岩の後ろですね」クス 


4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 01:00:23 ID:/U60t/o.
レッド「!」ビク

エリカ「もう、かくれんぼじゃないんですよ?」

レッド「...」ガタガタ

エリカ「さあ、帰りましょう?」

エリカ「邪魔な者のいない、素晴らしい街へ、タマムシへ」

レッド「...」タッ..

エリカ「ど こ 行 く ん で す か ?」

レッド「!」ドサ!

エリカ「...もう、なんか喋って下さいよ?」ニコニコ

レッド「...」

エリカ「...も、もしかして風邪をひいてしまわれたのですか!?」 


5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 01:05:07 ID:/U60t/o.
エリカ「そ、それは大変ですわ!はやく帰りましょう!」

レッド「...」スッ

エリカ「ああ、心配なさらないで下さい、ピカたちはここに...」スッ

レッド「!?」アタフタ

エリカ「くすっ...レッドさんったら...あわてんぼうですね...」

レッド「...」

エリカ「大丈夫です、ピカたちはお返ししますわ」スッ

レッド「...」

エリカ「...モンジャラ」ボソ

レッド「!?」ギュルギュル!!

エリカ「...これなら温かいでしょう?」

エリカ「さあ、かえりましょう?」 

6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 01:08:47 ID:/U60t/o.
レッド「」

エリカ「さあ、参りましょうか...」

:::::

レッド「...」zzz

レッド「...」パチ

レッド「...」キョロキョロ

エリカ「おはようございます♪」ガラッ

レッド「」ビクッ 

7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 01:13:38 ID:/U60t/o.
エリカ「...ん?ここですか?私の屋敷ですよ」

レッド「...」ガクガク

エリカ「ピカたちは回復中ですわ、安心なさって下さい」

レッド「...」サッ

エリカ「あぁん、ダメですよ」シュルシュル!!!

レッド「...っ」ギュルギュル!!

エリカ「レッドさんは寝てなきゃダメです」

エリカ「だってレッドさんは私の...」 

8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 01:14:49 ID:/U60t/o.










エリカ「オニンギョウサンダカラ」 

9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 01:20:08 ID:/U60t/o.
:::::

レッド「...ッ!!!!」ガバッ!!!

レッド「...」ハアハア

レッド「...!」

ピカ「ピ,ピカァ...?」オドオド

レッド「...」ナデナデ

ピカ「♪~」

レッド「...」

..........サァン?

レッド「!」ゾクッ

.......ッドサ.ン

レッド「...」ガタガタ 

10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 01:25:40 ID:/U60t/o.
エリカ「レッドさん!!」

レッド「...っ!?」クルッ

エリカ「はぁ...はぁ...ここにいた...」

レッド「...!」スチャ

レッド「...!?」アタフタ

レッド「...ピカ?」ボソ

エリカ「...もう、心配したんですよ...」ウルウル

レッド「...?」

エリカ「連絡もくださらないんですもの...」コシコシ

レッド「...?」

エリカ「...レ、レッドさん?」コシコシ 

11 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 01:28:22 ID:/U60t/o.
レッド「...」

エリカ「...レッドさん?なにかありました?」

レッド「...............」

エリカ「や、やっぱいいです...」

レッド「...」ナデナデ

エリカ「...!」///

エリカ「レッドさん...」///

...ダメ

レッド「!?」

ソッチハ...



......ダメ 


12 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 01:32:59 ID:/U60t/o.
:::::

レッド「...ッ!?」ガバッ!!

カスミ「おぉ!!!?」ビクッ

レッド「...!」

カスミ「び、びっくりした...」

カスミ「...ってあんたねぇ!ちょっと状況を説明しなさいよ!!」

レッド「...?」

カスミ「はぁ...やっぱダメかぁ...」

カスミ「いい?レッドは今、yvgjfっjfhっjb...」

レッド「...?」

カスミ「gっっhjvjfyvkhvbkvgh....」ザザザ...

...スルナ

ジャマヲ...

...するな 

13 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 01:38:23 ID:/U60t/o.
:::::

レッド「...ッ!!」ガバッ!!!

エリカ「...くすっ」

レッド「...?」

エリカ「...木漏れ日の中でウトウトなさるなんて」

エリカ「ロマンチックなお方ですね...」

レッド「...?」

エリカ「...寝ぼけていらっしゃるの?」

エリカ「...意外な一面ですわね」クス

...カエセ

レッド「...!」

...カエセヨ

......サンヲ

...レッドサ... 

14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 01:42:49 ID:/U60t/o.
:::::

レッド「...!」ガバッ

イエロー「...」zzz

レッド「...」

イエロー「...んむぅ..」

レッド「...!」

イエロー「...あれ..レッドさん...起きてたんですか...」

レッド「...?」

イエロー「...あれ?まだ寝ぼけてます?」

レッド「...?」

イエロー「...レッドさん...お疲れですか?」

レッド「...」 

15 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 01:46:02 ID:/U60t/o.
レッド「...」コク

イエロー「...!」

イエロー「め、めずらしいですね!じゃ、じゃあ僕が肩でも揉んであげようかな~」

イエロー「...なんちゃって」

レッド「...」コク

イエロー「!...じゃ、じゃあ...」

レッド「...」 

16 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 01:47:29 ID:/U60t/o.












エリカ「 ミ ー ツ ケ タ 」 

17 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 01:52:33 ID:/U60t/o.
レッド「...!」ゾクッ

...ギシッ...ギシッ...ギシッ...

レッド「...」ガタガタ

...ギシッ...ギシッ...ギシッ...

レッド「...ッ!!」クルッ

グリーン「おいレッド!!」

レッド「!!」

グリーン「しっかりしろぉ!!」

レッド「グ,グリーン...」

グリーン「...ったく」 

18 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 01:59:47 ID:/U60t/o.
グリーン「お前が山に篭ってどれくらいだったかな...」

グリーン「お前は街に降りてきた」

グリーン「そこでお前はたくさんの人から迎えられ...」

グリーン「...とっても幸せそうだったんだ」

グリーン「思い出したか?」

レッド「...グリーン、一体何を...」

グリーン「...覚えてないのか...クソッ...もうそこまで...」

レッド「...?」 

19 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 02:03:12 ID:/U60t/o.
レッド(...)

レッド(...何だこれは)

レッド(...全く話の内容が掴めない)

レッド(...いろんなページが抜け落ちているみたいだ)

レッド(...誰だよ)

レッド(...そこにいるのは)

レッド(顔を...)

レッド(...顔を見せろ!!!!!!) 

21 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 02:07:51 ID:/U60t/o.

お前は...

なぜ、ポケモンと暮らすのか?

なぜ、強さを求めるのか?

答えは?真実は?意味は?

そもそも強さとは何か?

それはお前zjvyvgkjvjtbjh...

yhjhcっhvっjvjkjぶgvb

...

...ソンナノドウデモイイ

...ミテ

...ワタシヲミテ? 

22 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 02:12:06 ID:/U60t/o.
レッド「...」

エリカ「...」

レッド「...」

エリカ「...ねえ...レッド?」

レッド「...!」

エリカ「狂っているのはどっちでしょうか?」

エリカ「あなた...私?それともこの世界?」

エリカ「それとも他の人たち?」

エリカ「私には分かりません...」

エリカ「あなたは山に篭って...」

エリカ「何を...得ましたか?」 


23 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 02:18:18 ID:/U60t/o.
イエロー「僕はレッドさんに出会ってホントよかったよ...」

イエロー「レッドさんにはトキワの森で助けられて...」

イエロー「憧れて...ちょっぴり惚れちゃって...」ザザ...

カスミ「私だってオツキミ山でレッドに助けられて...」

カスミ「...ジムリーダーなのにね...アハハ...」

エリカ「...ええ、私も...ロケット団の実験の時には...」

エリカ「...私達はたくさんのあなたからもらっています...」

グリーン「じゃあ、お前はどうなんだ?」

... 

24 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 02:20:48 ID:/U60t/o.
レッド「...」

ピカ「チュウ?」

レッド「...」ナデナデ

ピカ「♪~」

レッド「...」

レッド「...オレノ」

レッド「...エタモノ」



オーキド「...立派になったな」 

25 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 02:21:53 ID:/U60t/o.



...グサッ 

26 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 02:24:04 ID:/U60t/o.
レッド「...」

レッド「...」

レッド「..俺の...」

レッド「...俺の..!」

レッド「俺の!!」

レッド「存在価値はっ!!!」







レッド「...どうして...だろうな...」 

27 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 02:26:25 ID:/U60t/o.
この世界の不思議な、不思議な生き物

ポケットモンスター

略してポケモン

ポケモンには多くの謎がある

だが、

人間にはそれ以前に、

解かねばならぬ謎が...

多すぎるのではないか? 


28 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 02:29:10 ID:/U60t/o.
アナタノ心ノ樹ハ、ワタシノモノ...






















エリカ「...そう、永遠にね」 

29 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/17(火) 02:30:02 ID:/U60t/o.
完結