1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 14:30:00.02 ID:y6JJ1L8U0
赤沢「あふぅ…恒一くんの歯ブラシ//」ワッシワッシ
小椋(oh…)
小椋(oh…)
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6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 14:34:14.86 ID:y6JJ1L8U0
小椋(よもや先客がいようとは…遅れをとってしまったようね…)
赤沢「んん…恒一きゅんの味がするよぅ//」ワッシワッシ
赤沢「ふぅ…美味しかった」
赤沢「……虚しい。寝るか」
小椋(よ、よしっ、邪魔者は消えたわね)
赤沢「んん…恒一きゅんの味がするよぅ//」ワッシワッシ
赤沢「ふぅ…美味しかった」
赤沢「……虚しい。寝るか」
小椋(よ、よしっ、邪魔者は消えたわね)
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 14:43:32.51 ID:y6JJ1L8U0
小椋「洗濯機の中にまだ残ってるはず…」ガサゴソ
小椋「あった…恒一くんのパ …!!」
小椋「あれ?何か湿ってる…」
小椋「クンクン…この匂い…xxxxじゃないわね」
小椋「ま、まさか泉美のやつ…」
小椋「…いや、でも泉美は歯ブラシだけだったわよね…?」
小椋「一体誰が…」
小椋「あった…恒一くんのパ …!!」
小椋「あれ?何か湿ってる…」
小椋「クンクン…この匂い…xxxxじゃないわね」
小椋「ま、まさか泉美のやつ…」
小椋「…いや、でも泉美は歯ブラシだけだったわよね…?」
小椋「一体誰が…」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 14:49:30.90 ID:y6JJ1L8U0
小椋「この合宿所にいる女子は私、泉美、杉浦、綾野、見崎さん、怜子さんの6人」
小椋「私と泉美は省くとして、残り4人…その中に犯人がいるはず」
小椋「クソッ…せっかく楽しみにしてたのに…誰なのよ!」
杉浦「うるさいわねー。何なのよ」
小椋「杉浦」
小椋「私と泉美は省くとして、残り4人…その中に犯人がいるはず」
小椋「クソッ…せっかく楽しみにしてたのに…誰なのよ!」
杉浦「うるさいわねー。何なのよ」
小椋「杉浦」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 14:56:46.34 ID:y6JJ1L8U0
杉浦「え?恒一くんのパ に…?」
小椋「ええ。ひどいと思わない?」
杉浦「…て言うか、あんた何で恒一くんのパ なんか…」
小椋「それはそれとして、犯人をとっ捕まえなきゃ!」
杉浦「わかった、協力するわ」
綾野「何かあったの?」
小椋「綾野」
小椋「ええ。ひどいと思わない?」
杉浦「…て言うか、あんた何で恒一くんのパ なんか…」
小椋「それはそれとして、犯人をとっ捕まえなきゃ!」
杉浦「わかった、協力するわ」
綾野「何かあったの?」
小椋「綾野」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 15:02:32.62 ID:y6JJ1L8U0
綾野「あっ!これってこういっちゃんの歯ブラシ!?」
杉浦「みたいね」
綾野「んふふっ」ハムッ
杉浦「え…」
小椋「あ…」
綾野「はぁぁ…恒一くぅん//」ワッシワッシ
杉浦「うわ…」ドンビキ
小椋「あ、綾野、えっと…あのね、それ…」
杉浦「みたいね」
綾野「んふふっ」ハムッ
杉浦「え…」
小椋「あ…」
綾野「はぁぁ…恒一くぅん//」ワッシワッシ
杉浦「うわ…」ドンビキ
小椋「あ、綾野、えっと…あのね、それ…」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 15:05:30.63 ID:y6JJ1L8U0
綾野「んー?」ワッシワッシ
小椋「それ、さっき泉美も同じことしてたんだけど…」
杉浦「え…」
綾野「…え?…うげーっ!ぺっぺっ!」
小椋「ハァ。やっぱ皆考えることは同じか…」
杉浦「え…?」
綾野「最悪!泉美と キスした気分…オエッ!」
小椋「それ、さっき泉美も同じことしてたんだけど…」
杉浦「え…」
綾野「…え?…うげーっ!ぺっぺっ!」
小椋「ハァ。やっぱ皆考えることは同じか…」
杉浦「え…?」
綾野「最悪!泉美と キスした気分…オエッ!」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 15:08:27.53 ID:y6JJ1L8U0
綾野「えっ、こういっちゃんのパ に!?」
小椋「そう。何者かの愛 が付着してたのよ」
綾野「何それ許せない…」
小椋「でしょ?」
杉浦(頭が痛くなって来た…)
恒一「皆何してるの?」
小椋「恒一くん」
綾野「こういっっちゃん」
小椋「そう。何者かの愛 が付着してたのよ」
綾野「何それ許せない…」
小椋「でしょ?」
杉浦(頭が痛くなって来た…)
恒一「皆何してるの?」
小椋「恒一くん」
綾野「こういっっちゃん」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 15:11:46.38 ID:y6JJ1L8U0
恒一「さてと歯でも磨くか」
小椋「えっ?」
恒一「さっき見崎と怜子さんと3人でお菓子食べちゃったから」ワシワシ
綾野「…//」
小椋(クソッ!こんな事なら私もしゃぶっておけば良かった)
杉浦「oh…」
小椋「えっ?」
恒一「さっき見崎と怜子さんと3人でお菓子食べちゃったから」ワシワシ
綾野「…//」
小椋(クソッ!こんな事なら私もしゃぶっておけば良かった)
杉浦「oh…」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 15:21:59.25 ID:y6JJ1L8U0
恒一「ガラガラ、ペッ」
恒一「じゃあ僕は寝るね。おやすみ」
綾野「お、おやすみ//」
小椋「…」ソーッ
綾野「小椋さん、何恒一くんの歯ブラシに手伸ばしてるの?」
小椋「ギクッ」
サッ
小椋「!?」
鳴「ふふっ。これが榊原くんの歯ブラシかぁ」
小椋「見崎さん」
恒一「じゃあ僕は寝るね。おやすみ」
綾野「お、おやすみ//」
小椋「…」ソーッ
綾野「小椋さん、何恒一くんの歯ブラシに手伸ばしてるの?」
小椋「ギクッ」
サッ
小椋「!?」
鳴「ふふっ。これが榊原くんの歯ブラシかぁ」
小椋「見崎さん」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 15:26:37.70 ID:y6JJ1L8U0
綾野「あなたまさか…ずっとこの瞬間を待ってたんじゃ…」
鳴「当たり前でしょ」
小椋「くっ…」
鳴「あなたたちは手際が悪い。私を見習うべき」
綾野「うるさい!いいからその歯ブラシこっちに渡しなさいよ!」
鳴「やーだよ」ハムッ
小椋「!!」
綾野「あぁぁぁぁぁ…こういっちゃんの使いたて歯ブラシが……」
鳴「んー美味しい」ワッシワッシ
小椋「こ、この卑怯者!」
鳴「アッカンべー」
鳴「当たり前でしょ」
小椋「くっ…」
鳴「あなたたちは手際が悪い。私を見習うべき」
綾野「うるさい!いいからその歯ブラシこっちに渡しなさいよ!」
鳴「やーだよ」ハムッ
小椋「!!」
綾野「あぁぁぁぁぁ…こういっちゃんの使いたて歯ブラシが……」
鳴「んー美味しい」ワッシワッシ
小椋「こ、この卑怯者!」
鳴「アッカンべー」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 15:30:29.55 ID:y6JJ1L8U0
赤沢「うるさいわねー。何事?」
小椋「あ、泉美」
鳴「♪」ワシャワシャ チラッ
赤沢「ちょ、ちょっとそれ…」
鳴「…」ニヤッ
赤沢「何してんのよ見崎さん……サイテー…」
小椋(あんたもしてたでしょうが…)
綾野「さっき恒一くんが使ったばかりの歯ブラシを…」
赤沢「えっ」
小椋「あ、泉美」
鳴「♪」ワシャワシャ チラッ
赤沢「ちょ、ちょっとそれ…」
鳴「…」ニヤッ
赤沢「何してんのよ見崎さん……サイテー…」
小椋(あんたもしてたでしょうが…)
綾野「さっき恒一くんが使ったばかりの歯ブラシを…」
赤沢「えっ」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 15:33:22.12 ID:y6JJ1L8U0
鳴「ちなみに、私も榊原くんと同じ歯ブラシだから、こっそり交換しておく」
赤沢「えっ」
鳴「これで榊原くんは知らない内に私と キスする事になる」
小椋「ぐぬぬ」
綾野「そんな事より聞いてよ!こういっちゃんのパ に…」
赤沢「えぇ!?」
鳴「許せない」
赤沢「えっ」
鳴「これで榊原くんは知らない内に私と キスする事になる」
小椋「ぐぬぬ」
綾野「そんな事より聞いてよ!こういっちゃんのパ に…」
赤沢「えぇ!?」
鳴「許せない」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 15:40:19.80 ID:y6JJ1L8U0
赤沢「なるほどね…犯人はこの中にいる…」
杉浦「私は除外してよね?恒一くんに興味ないんだし」
赤沢「あんた…それ本気で言ってる?」
小椋「えっ、杉浦さん恒一に興味ないの?」
綾野「信じられない…そんな人いるんだ」
鳴「万死に値する」
杉浦「ひどい言われようね…」
杉浦「私は除外してよね?恒一くんに興味ないんだし」
赤沢「あんた…それ本気で言ってる?」
小椋「えっ、杉浦さん恒一に興味ないの?」
綾野「信じられない…そんな人いるんだ」
鳴「万死に値する」
杉浦「ひどい言われようね…」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 15:45:13.73 ID:y6JJ1L8U0
赤沢「とりあえず、戦利品出し合わない?」
杉浦「戦利品…?」
小椋「私は恒一くんのアンダーシャツ」
綾野「私は恒一くんのリップクリーム」
赤沢「へぇ…なかなかやるわね」
杉浦「いやいやいや…何よこれ」
赤沢「見崎さんは?」
見崎「榊原くんの着替え盗撮写真」
赤沢「ああ…隣の部屋だものね…」
見崎「赤沢さんは?」
赤沢「恒一くんが●●た後に使用したティッシュよ」
杉浦「戦利品…?」
小椋「私は恒一くんのアンダーシャツ」
綾野「私は恒一くんのリップクリーム」
赤沢「へぇ…なかなかやるわね」
杉浦「いやいやいや…何よこれ」
赤沢「見崎さんは?」
見崎「榊原くんの着替え盗撮写真」
赤沢「ああ…隣の部屋だものね…」
見崎「赤沢さんは?」
赤沢「恒一くんが●●た後に使用したティッシュよ」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 15:48:32.77 ID:y6JJ1L8U0
小椋「ちなみに、その時のお とか分かる?」
赤沢「そこまではさすがに…」
鳴「私、知ってるよ」
綾野「本当!?」
鳴「隣の部屋だから。聞こえてきたの」
赤沢「誰だったの?」
綾野「ゴクリ」
鳴「水野くんのお姉さん」
赤沢「そこまではさすがに…」
鳴「私、知ってるよ」
綾野「本当!?」
鳴「隣の部屋だから。聞こえてきたの」
赤沢「誰だったの?」
綾野「ゴクリ」
鳴「水野くんのお姉さん」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 15:53:30.82 ID:y6JJ1L8U0
赤沢「水野沙苗に1ポイント追加か…」カキカキ
鳴「ちなみに今のポイント順はどうなってるの?」
赤沢「1位は変わらず見崎鳴の172ポイントよ」
鳴「フッ…」
赤沢「2位は水野沙苗、159ポイント」
赤沢「3位は私で、157ポイント」
綾野「私は?」
赤沢「81ポイントで7位ね」
小椋「私は?」
赤沢「11位。45ポイントよ」
杉浦「何それ…●●●●の回数?ち、ちなみに…私もいたりするの?」
赤沢「あんたは2ポイント」
鳴「ちなみに今のポイント順はどうなってるの?」
赤沢「1位は変わらず見崎鳴の172ポイントよ」
鳴「フッ…」
赤沢「2位は水野沙苗、159ポイント」
赤沢「3位は私で、157ポイント」
綾野「私は?」
赤沢「81ポイントで7位ね」
小椋「私は?」
赤沢「11位。45ポイントよ」
杉浦「何それ…●●●●の回数?ち、ちなみに…私もいたりするの?」
赤沢「あんたは2ポイント」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 16:00:38.68 ID:y6JJ1L8U0
杉浦(少なっ……でも2回は私をお にしてくれてるんだ…//)
赤沢「ま、それはともかく」
小椋「犯人探しね!」
杉浦「どうやって探すのよ…」
鳴「…眠い」
赤沢「そうね。今日はもう寝ましょう」
小椋「ちょっと待って…綾野がいない!」
鳴「!」
赤沢「しまった…!」
赤沢「ま、それはともかく」
小椋「犯人探しね!」
杉浦「どうやって探すのよ…」
鳴「…眠い」
赤沢「そうね。今日はもう寝ましょう」
小椋「ちょっと待って…綾野がいない!」
鳴「!」
赤沢「しまった…!」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 16:03:22.40 ID:y6JJ1L8U0
赤沢「きっと恒一くんの部屋だわ!」
小椋「恒一くん救出作戦発令!」
鳴「これは厳戒令」
杉浦「えっ、それ私も参加しなきゃいけないの?」
ガラッ
赤沢「恒一くん!!」
小椋「恒一くん救出作戦発令!」
鳴「これは厳戒令」
杉浦「えっ、それ私も参加しなきゃいけないの?」
ガラッ
赤沢「恒一くん!!」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 16:08:13.70 ID:y6JJ1L8U0
恒一「zzz」
望月「榊原くん…//」
赤沢「望月…てめぇ…」
望月「ひっ!?」
鳴「望月くん…やはりあなた…」
小椋「恒一くんと同じ部屋なのをいい事に…」
赤沢「この野郎!この赤沢泉美が成敗してくれる!」
望月「うわー!」
杉浦「一本背負い…!?」
望月「榊原くん…//」
赤沢「望月…てめぇ…」
望月「ひっ!?」
鳴「望月くん…やはりあなた…」
小椋「恒一くんと同じ部屋なのをいい事に…」
赤沢「この野郎!この赤沢泉美が成敗してくれる!」
望月「うわー!」
杉浦「一本背負い…!?」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 16:15:13.59 ID:y6JJ1L8U0
赤沢「ふんっ…って何でアンタちゃっかり恒一くんに添い寝してるのよ!」
小椋「へ?」
鳴「これは殺すしかない」
小椋「お、落ち着いてよ」
望月「ずるいよ小椋さん!」
中尾「赤沢さん好きだ!」
鳴「覚悟」
小椋「ちょっと!包丁振り回さないでよ!」
赤沢「ったく…恒一くんが起きちゃうじゃない」
小椋「へ?」
鳴「これは殺すしかない」
小椋「お、落ち着いてよ」
望月「ずるいよ小椋さん!」
中尾「赤沢さん好きだ!」
鳴「覚悟」
小椋「ちょっと!包丁振り回さないでよ!」
赤沢「ったく…恒一くんが起きちゃうじゃない」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 16:21:49.54 ID:y6JJ1L8U0
恒一「んー?何か騒がしいなー」
赤沢「言わんこっちゃない」
恒一「ん?…え?何で小椋さんが僕の横に…」
小椋「お、おはよう恒一くん」
恒一「おはよう……え?」
望月「榊原くん気をつけて!そいつはビ だよ!」
小椋「テメェ望月ぶっ殺すぞ!」
鳴「殺されるのはあなたよ、小椋さん」
中尾「榊原てめぇ!」
赤沢「みんな夜中に騒ぐのはやめなさい」
赤沢「言わんこっちゃない」
恒一「ん?…え?何で小椋さんが僕の横に…」
小椋「お、おはよう恒一くん」
恒一「おはよう……え?」
望月「榊原くん気をつけて!そいつはビ だよ!」
小椋「テメェ望月ぶっ殺すぞ!」
鳴「殺されるのはあなたよ、小椋さん」
中尾「榊原てめぇ!」
赤沢「みんな夜中に騒ぐのはやめなさい」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 16:27:11.90 ID:y6JJ1L8U0
勅使河原「どうしたサカキ」
恒一「ごめん、今日だけお前の部屋で寝させてくれ」
勅使河原「別にいいけど…何かあったのか?」
恒一「…まぁ、色々とね」
恒一「ごめん、今日だけお前の部屋で寝させてくれ」
勅使河原「別にいいけど…何かあったのか?」
恒一「…まぁ、色々とね」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 16:37:37.57 ID:y6JJ1L8U0
コンコンッ コンコンッ
勅使河原「ん?誰か窓の外にいる…」
ガラララッ
綾野「やっほー」
勅使河原「綾野?何してんだお前?」
綾野「あんたに用はないから、早くこういっちゃんを出しなさい」
榊原「綾野さん…」
綾野「ほら、早くこっちに来て!靴はもう用意してあるから」
榊原「な、何だ?」
勅使河原「ん?誰か窓の外にいる…」
ガラララッ
綾野「やっほー」
勅使河原「綾野?何してんだお前?」
綾野「あんたに用はないから、早くこういっちゃんを出しなさい」
榊原「綾野さん…」
綾野「ほら、早くこっちに来て!靴はもう用意してあるから」
榊原「な、何だ?」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 16:40:28.70 ID:y6JJ1L8U0
綾野「盗んだバイクで走り出そうよ!」
榊原「えぇー?ゆく先も分からぬままに?」
綾野「そうよ。暗い夜の帳の中へね!」
榊原「誰にも縛られたくないとか思ってるの…?」
綾野「逃げ込んだこの夜に自由になれた気がするかもよ!?」
榊原「これが15の夜か…よし、行こう」
榊原「えぇー?ゆく先も分からぬままに?」
綾野「そうよ。暗い夜の帳の中へね!」
榊原「誰にも縛られたくないとか思ってるの…?」
綾野「逃げ込んだこの夜に自由になれた気がするかもよ!?」
榊原「これが15の夜か…よし、行こう」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 16:45:49.51 ID:y6JJ1L8U0
ブロロロロロッ ブォーーーーーーッ
赤沢「外がうるさいわね」
小椋「暴走族かしら?」
杉浦「ちょっと、あれよく見たら恒一氏と綾野氏じゃない!?」
鳴「…ぬかったか」
赤沢「彩…いないと思ってたら…そういう事だったか」
望月「僕らも追おう!」
赤沢「外がうるさいわね」
小椋「暴走族かしら?」
杉浦「ちょっと、あれよく見たら恒一氏と綾野氏じゃない!?」
鳴「…ぬかったか」
赤沢「彩…いないと思ってたら…そういう事だったか」
望月「僕らも追おう!」
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 16:50:58.55 ID:y6JJ1L8U0
恒一「綾野さん、どこに行くのさ?」
綾野「いいからいいからっ!それよりしっかり私に捕まってて、飛ばすから!」
恒一「う、うん!」ギュッ
綾野(あ…最高//)
恒一「こ、ここは…」
綾野「ホテルよ」
綾野「いいからいいからっ!それよりしっかり私に捕まってて、飛ばすから!」
恒一「う、うん!」ギュッ
綾野(あ…最高//)
恒一「こ、ここは…」
綾野「ホテルよ」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 16:57:36.72 ID:y6JJ1L8U0
綾野「恒一くん…私、今だけは悲しい歌聴きたくないよ」
恒一「逃れ逃れたどり着いたこの部屋でそんな事言われても…」
綾野「何もかも許された恋じゃないから、私たちまるで捨て猫みたいだね」
恒一「うん…。そしてこの部屋は落ち葉に埋もれた空き箱みたい……え?恋って何?」
綾野「だから恒一くんは子猫のような鳴き声で…」
恒一「ウーウーウー」
バンッ
鳴「軋むベッドの上で優しさ持ち寄らせないっ!」
恒一「見崎…それに皆…?」
赤沢「きつく体抱きしめあわせない!」
小椋「それから、また二人に目を閉じさせない!」
中尾「悲しい歌に愛がしらけてしまわぬようにな」
恒一「逃れ逃れたどり着いたこの部屋でそんな事言われても…」
綾野「何もかも許された恋じゃないから、私たちまるで捨て猫みたいだね」
恒一「うん…。そしてこの部屋は落ち葉に埋もれた空き箱みたい……え?恋って何?」
綾野「だから恒一くんは子猫のような鳴き声で…」
恒一「ウーウーウー」
バンッ
鳴「軋むベッドの上で優しさ持ち寄らせないっ!」
恒一「見崎…それに皆…?」
赤沢「きつく体抱きしめあわせない!」
小椋「それから、また二人に目を閉じさせない!」
中尾「悲しい歌に愛がしらけてしまわぬようにな」
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 17:02:02.35 ID:y6JJ1L8U0
赤沢「いけっ、なかお!はかいこうせんだ!」
中尾「うすっ!……できないっす!」
望月「ならぼくが、こういちくんのあなをほる!」
小椋「ヤメロ」
綾野「邪魔しないでよ!」
恒一「どういう事?状況が把握できない…」
中尾「うすっ!……できないっす!」
望月「ならぼくが、こういちくんのあなをほる!」
小椋「ヤメロ」
綾野「邪魔しないでよ!」
恒一「どういう事?状況が把握できない…」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 17:08:44.53 ID:y6JJ1L8U0
綾野「こういっちゃんは渡さない!」
赤沢「わがまま言うんじゃありません!」
鳴「榊原くんは私と結ばれる運命にある」
小椋「どさくさに紛れて何言ってるのよ!」
中尾「赤沢さん好きだ!」
望月「見崎さん、それは聞き捨てならないな!」
杉浦「もう私帰っていいかしら?」
恒一「みんな静にしてくれ!!」
シーン
赤沢「わがまま言うんじゃありません!」
鳴「榊原くんは私と結ばれる運命にある」
小椋「どさくさに紛れて何言ってるのよ!」
中尾「赤沢さん好きだ!」
望月「見崎さん、それは聞き捨てならないな!」
杉浦「もう私帰っていいかしら?」
恒一「みんな静にしてくれ!!」
シーン
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 17:23:49.23 ID:y6JJ1L8U0
恒一「校舎の影、芝生の上、吸い込まれる空…幻とリアルな気持ち感じていた」
赤沢「ごめん、ちょっと言ってる意味が良く分かんないんだけど」
中尾「チャイムが鳴り教室のいつもの席に座り、何に従い従うべきか考えていたってわけか…」
恒一「うん。ざわめく心、今僕にあるもの。意味無く思えてとまどっていたんだ」
鳴「榊原くん…」
勅使河原「放課後街をふらつき、俺たちは風の中で孤独を瞳に浮かべて寂しく歩いた」
中尾「ああ…。笑い声で溜め息の飽和して店で、ピンボールのハイスコア競い合ったっけな…」
赤沢「あなた達…その退屈な心も刺激さえあれば、何でも大げさに喋り続けたってことなの?」
恒一「あーああ」
中尾「あーあー」
赤沢「ごめん、ちょっと言ってる意味が良く分かんないんだけど」
中尾「チャイムが鳴り教室のいつもの席に座り、何に従い従うべきか考えていたってわけか…」
恒一「うん。ざわめく心、今僕にあるもの。意味無く思えてとまどっていたんだ」
鳴「榊原くん…」
勅使河原「放課後街をふらつき、俺たちは風の中で孤独を瞳に浮かべて寂しく歩いた」
中尾「ああ…。笑い声で溜め息の飽和して店で、ピンボールのハイスコア競い合ったっけな…」
赤沢「あなた達…その退屈な心も刺激さえあれば、何でも大げさに喋り続けたってことなの?」
恒一「あーああ」
中尾「あーあー」
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 17:28:03.17 ID:y6JJ1L8U0
勅使河原「行儀よく真面目なんて出来やしなかった!」
赤沢「だからって夜の校舎窓ガラス割っていいと思ってるの!?」
恒一「逆らい続けあがき続けた!早く自由になりたかった!!」
鳴「信じられぬ大人との争いの中で、許しあい一体何分かり合えたの?」
恒一「分かり合えなんかしなかったさ!うんざりしながらそれでも過ごした!」
勅使河原「でもなぁ…一つだけ分かったことがある…」
中尾「こーの支配からのっ!!」
恒一「卒業」
赤沢「だからって夜の校舎窓ガラス割っていいと思ってるの!?」
恒一「逆らい続けあがき続けた!早く自由になりたかった!!」
鳴「信じられぬ大人との争いの中で、許しあい一体何分かり合えたの?」
恒一「分かり合えなんかしなかったさ!うんざりしながらそれでも過ごした!」
勅使河原「でもなぁ…一つだけ分かったことがある…」
中尾「こーの支配からのっ!!」
恒一「卒業」
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 17:31:36.80 ID:y6JJ1L8U0
綾野「…というミュージカルを文化祭で皆にやってもらいます!」
赤沢「…」
恒一「…」
鳴「…」
小椋「…」
杉浦「…」
望月「…」
勅使河原「…」
中尾「…」
綾野「えっ?」
赤沢「…」
恒一「…」
鳴「…」
小椋「…」
杉浦「…」
望月「…」
勅使河原「…」
中尾「…」
綾野「えっ?」
121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 17:34:36.71 ID:y6JJ1L8U0
赤沢「…こんな意味の分からないお芝居できるわけないでしょうが!」
中尾「俺の役バカみたいじゃねーかよ!」
勅使河原「台詞覚えられねぇ!」
恒一「僕はここまでモテないけどなぁ」
綾野「えっ?」
恒一「えっ?」
中尾「俺の役バカみたいじゃねーかよ!」
勅使河原「台詞覚えられねぇ!」
恒一「僕はここまでモテないけどなぁ」
綾野「えっ?」
恒一「えっ?」
126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 17:39:14.85 ID:y6JJ1L8U0
赤沢「…それはさておき、この話、支離滅裂じゃない」
杉浦「途中から話の内容ぶっ飛んでるし。まぁ最初からぶっ飛んでるけど…」
鳴「起承転結がない」
小椋「ミュージカルとしてもちょっとね…」
中尾「俺がロミオで赤沢さんをジュリエットにしろ!」
望月「同性愛の話とかどうかな?」
勅使河原「走れメロンやろうぜ!」
恒一「シャイニングをミュージカルでやるって言うのはどうかな」
赤沢「ざ、斬新ね…」
綾野「そんな…徹夜して書き上げた大作だったのに…」
杉浦「途中から話の内容ぶっ飛んでるし。まぁ最初からぶっ飛んでるけど…」
鳴「起承転結がない」
小椋「ミュージカルとしてもちょっとね…」
中尾「俺がロミオで赤沢さんをジュリエットにしろ!」
望月「同性愛の話とかどうかな?」
勅使河原「走れメロンやろうぜ!」
恒一「シャイニングをミュージカルでやるって言うのはどうかな」
赤沢「ざ、斬新ね…」
綾野「そんな…徹夜して書き上げた大作だったのに…」
139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 18:37:46.89 ID:y6JJ1L8U0
鳴「現象とか、初恋とか、友情とか」
恒一「そういうの、全部ひっくるめて…」
鳴「たった一度の」
恒一・鳴「たった一度の、あの夏が始まる」
恒一「そういうの、全部ひっくるめて…」
鳴「たった一度の」
恒一・鳴「たった一度の、あの夏が始まる」
142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 18:41:27.55 ID:y6JJ1L8U0
恒一「映画?」
綾野「うんっ!演劇はやめて、映画にしようよ!」
赤沢「でも機材とか色々揃えないといけないんじゃない?」
綾野「まぁ何とかなるよ」
鳴「じゃあヒロイン役は私で」
赤沢「何勝手に決めてんのよ!」
中尾「ヒロインは赤沢さんがいいと思う!」
赤沢「あら、たまには良い事言うじゃない中尾くん」
中尾(そして主役は俺さ☆)
綾野「うんっ!演劇はやめて、映画にしようよ!」
赤沢「でも機材とか色々揃えないといけないんじゃない?」
綾野「まぁ何とかなるよ」
鳴「じゃあヒロイン役は私で」
赤沢「何勝手に決めてんのよ!」
中尾「ヒロインは赤沢さんがいいと思う!」
赤沢「あら、たまには良い事言うじゃない中尾くん」
中尾(そして主役は俺さ☆)
146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 18:46:41.23 ID:y6JJ1L8U0
小椋「まぁ、主役は恒一くんで決まりとして…」
杉浦「ヒロインをどうするかね…」
中尾「えっ!?」
赤沢「恒一くんは誰をヒロインにしたいの?」
恒一「え?いや…僕は別に誰でもいいけど。…ていうか僕が主役なのは確定なんだ…」
鳴「私こそふさわしいと思う」
小椋「私よ!」
望月「僕だよ」
杉浦「ヒロインをどうするかね…」
中尾「えっ!?」
赤沢「恒一くんは誰をヒロインにしたいの?」
恒一「え?いや…僕は別に誰でもいいけど。…ていうか僕が主役なのは確定なんだ…」
鳴「私こそふさわしいと思う」
小椋「私よ!」
望月「僕だよ」
150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 18:52:02.35 ID:y6JJ1L8U0
赤沢「はっきりしないさい恒一くん!誰がいいの!?」
鳴「榊原くん、私だよね?」
綾野「私よね?ね?」
中尾「榊原てめぇ!一発殴らせろ!」
恒一(困ったなぁ…)
ガラガラッ
多々良「忘れ物忘れ物~っと…」
多々良「…ん?皆何してるの?」
恒一「……じゃあ、多々良さんで」
赤沢「えっ」
多々良「ん?何が?」
鳴「榊原くん、私だよね?」
綾野「私よね?ね?」
中尾「榊原てめぇ!一発殴らせろ!」
恒一(困ったなぁ…)
ガラガラッ
多々良「忘れ物忘れ物~っと…」
多々良「…ん?皆何してるの?」
恒一「……じゃあ、多々良さんで」
赤沢「えっ」
多々良「ん?何が?」
153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 18:54:54.90 ID:y6JJ1L8U0
多々良「え?映画?ヒロイン?……私が?」
恒一「うん」
多々良「い、いいよ//」
鳴「赤沢さん、アイツ消したい」
赤沢「許可するわ」
杉浦「するなするな許可するな!」
恒一「うん」
多々良「い、いいよ//」
鳴「赤沢さん、アイツ消したい」
赤沢「許可するわ」
杉浦「するなするな許可するな!」
154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 18:59:13.65 ID:y6JJ1L8U0
多々良「えっと…じゃあどうすればいい?とりあえず、脱ぐ?//」
恒一「えっ」
杉浦「脱ぐ必要ないから…」
赤沢「ていうかまだ脚本すらないじゃない」
綾野「撮りながら考えて行こう」
小椋「ざっくりしてるわね…」
恒一「えっ」
杉浦「脱ぐ必要ないから…」
赤沢「ていうかまだ脚本すらないじゃない」
綾野「撮りながら考えて行こう」
小椋「ざっくりしてるわね…」
159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 19:05:35.36 ID:y6JJ1L8U0
綾野「どんな感じで進めて行こうか?ジャンルとか決めといた方がいいよね」
赤沢「無論、ラブストーリーよ」
鳴「異議なし」
中尾「カンフー映画がいい。アチョー!ホワーッ!」
小椋「私はサイコサスペンスがいいわ」
杉浦「ミヒャエル・ハネケみたいな映画は?」
望月「同性愛をモチーフにした淡く切ない男の友情なんてどうかな」
勅使河原「ダイ・ハードみたいにこう、ドガーンってなってガシャーンみたいなやつ撮ろうぜ!」
恒一「ホラーがいいなぁ。リングみたいな」
多々良「私、失楽園みたいなのがいい」
赤沢「無論、ラブストーリーよ」
鳴「異議なし」
中尾「カンフー映画がいい。アチョー!ホワーッ!」
小椋「私はサイコサスペンスがいいわ」
杉浦「ミヒャエル・ハネケみたいな映画は?」
望月「同性愛をモチーフにした淡く切ない男の友情なんてどうかな」
勅使河原「ダイ・ハードみたいにこう、ドガーンってなってガシャーンみたいなやつ撮ろうぜ!」
恒一「ホラーがいいなぁ。リングみたいな」
多々良「私、失楽園みたいなのがいい」
163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 19:10:14.38 ID:y6JJ1L8U0
赤沢「これじゃ埒があかないわね…」
鳴「そうだ、あの人に相談してみよう」
~図書室~
千曳「映画?」
赤沢「はい、何かいい案ください」
千曳「ふむ…映画ね…」
鳴「そうだ、あの人に相談してみよう」
~図書室~
千曳「映画?」
赤沢「はい、何かいい案ください」
千曳「ふむ…映画ね…」
178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 19:54:24.41 ID:y6JJ1L8U0
多々良「みんな行っちゃったね…」
恒一「うん…」
多々良「…何で私をヒロインに指名してくれたの?」
恒一「いや、それは…」
多々良「?」
恒一(たまたま教室に来たから、とは言えないよな…)
多々良「…ま、いいや」
恒一「はは…」
多々良「でも、ありがとう。私を選んでくれて」
恒一「え?」
多々良「すごい嬉しい//」
恒一「うん…」
多々良「…何で私をヒロインに指名してくれたの?」
恒一「いや、それは…」
多々良「?」
恒一(たまたま教室に来たから、とは言えないよな…)
多々良「…ま、いいや」
恒一「はは…」
多々良「でも、ありがとう。私を選んでくれて」
恒一「え?」
多々良「すごい嬉しい//」
181: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 19:59:12.86 ID:y6JJ1L8U0
赤沢「とりあえず、今日は解散しましょう」
杉浦「時間も時間だしね」
勅使河原「うーし、かえろかえろ!」
多々良「じゃあね榊原くん//」
恒一「うん、また明日ね」
鳴「…」
杉浦「時間も時間だしね」
勅使河原「うーし、かえろかえろ!」
多々良「じゃあね榊原くん//」
恒一「うん、また明日ね」
鳴「…」
184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 20:04:26.62 ID:y6JJ1L8U0
~多々良の部屋~
多々良「ふー…疲れた」バフッ
多々良「…榊原くん何で私を選んだのかな」
多々良「も、もしかして私のことを…//」
多々良「や、やだもぉ!私ったら!//」
多々良「榊原くん……こ、恒一くん…………恒一//」
多々良「やはぁ…//」ゴロゴロ
多々良「本当に私のこと好きだったらどうしよう…」
多々良「ふー…疲れた」バフッ
多々良「…榊原くん何で私を選んだのかな」
多々良「も、もしかして私のことを…//」
多々良「や、やだもぉ!私ったら!//」
多々良「榊原くん……こ、恒一くん…………恒一//」
多々良「やはぁ…//」ゴロゴロ
多々良「本当に私のこと好きだったらどうしよう…」
190: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 20:10:36.40 ID:y6JJ1L8U0
~その頃・喫茶店~
赤沢「こんな時間に呼び出して何?」
鳴「うん。多々良さんのことでね」
赤沢「…やはりか」
小椋「え?多々良ちゃんがどうかしたの?」
望月「まさか…あのメス!」ガタッ
綾野「落ち着いて望月くん」
鳴「そう、彼女もまた榊原くんに惚れた確立が高い」
赤沢「こんな時間に呼び出して何?」
鳴「うん。多々良さんのことでね」
赤沢「…やはりか」
小椋「え?多々良ちゃんがどうかしたの?」
望月「まさか…あのメス!」ガタッ
綾野「落ち着いて望月くん」
鳴「そう、彼女もまた榊原くんに惚れた確立が高い」
194: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 20:14:54.73 ID:y6JJ1L8U0
杉浦「惚れた?恵が?まさか…」
鳴「さっきの様子から察して、間違いないと思う」
望月「あいつ!」ガンガンッ
赤沢「つまり、多々良恵…彼女もまたSKLの仲間入りってわけね」
杉浦「SKL?」
小椋「榊原恒一ラヴァーズの略称よ」
綾野「早い話がファンクラブみたいなものよ。つまり、この集まりもそう」
杉浦「えっ、じゃあ何で私も呼び出されたの?」
鳴「さっきの様子から察して、間違いないと思う」
望月「あいつ!」ガンガンッ
赤沢「つまり、多々良恵…彼女もまたSKLの仲間入りってわけね」
杉浦「SKL?」
小椋「榊原恒一ラヴァーズの略称よ」
綾野「早い話がファンクラブみたいなものよ。つまり、この集まりもそう」
杉浦「えっ、じゃあ何で私も呼び出されたの?」
195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 20:17:10.88 ID:y6JJ1L8U0
赤沢「逆に惚れてないとか何なの?」
鳴「死ぬの?」
杉浦「えっ?」
綾野「いい?恒一くんの魅力はね…」
杉浦「あれから4時間半にわたって恒一くんの事を語られた…」
鳴「死ぬの?」
杉浦「えっ?」
綾野「いい?恒一くんの魅力はね…」
杉浦「あれから4時間半にわたって恒一くんの事を語られた…」
198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 20:24:22.79 ID:y6JJ1L8U0
~多々良の部屋~
多々良「…」ゴロゴロ
ぬいぐるみ『…』
多々良『多々良さん、いきなり呼び出しちゃってごめん』
多々良「別にいいよ、それで話って何?」
多々良『僕、多々良さんのことが…好きなんだ!』
多々良「え…」
多々良『だから君を相手役に選んだのさ!』
多々良「榊原くん…」
多々良『恒一って呼んでくれよ、恵…』
多々良「こ、恒一//」
多々良「やはぁっ!もぉ~!//」
多々良「…」ゴロゴロ
ぬいぐるみ『…』
多々良『多々良さん、いきなり呼び出しちゃってごめん』
多々良「別にいいよ、それで話って何?」
多々良『僕、多々良さんのことが…好きなんだ!』
多々良「え…」
多々良『だから君を相手役に選んだのさ!』
多々良「榊原くん…」
多々良『恒一って呼んでくれよ、恵…』
多々良「こ、恒一//」
多々良「やはぁっ!もぉ~!//」
201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 20:26:35.39 ID:y6JJ1L8U0
多々良「…恒一、今何してるのかなぁ」
多々良「そう言えば連絡網に…!」
多々良「えーと…あ、あった!恒一の住所!」
多々良「よし行くか」
多々良「そう言えば連絡網に…!」
多々良「えーと…あ、あった!恒一の住所!」
多々良「よし行くか」
206: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 20:30:25.15 ID:y6JJ1L8U0
多々良「あ、ここね!」
多々良「んー…来たのは良いけど、どうしよう?」
多々良「何も考えてなかった…」
多々良「…!2階の窓に見えるのって…恒一!//」
多々良「電柱に隠れて見ていよっと!~♪」
恒一「ん?誰かいるな…?暗くてよくわからないけど…」
多々良(あ、こっち見た…//)
多々良「んー…来たのは良いけど、どうしよう?」
多々良「何も考えてなかった…」
多々良「…!2階の窓に見えるのって…恒一!//」
多々良「電柱に隠れて見ていよっと!~♪」
恒一「ん?誰かいるな…?暗くてよくわからないけど…」
多々良(あ、こっち見た…//)
208: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 20:32:34.75 ID:y6JJ1L8U0
恒一「何か気味悪いなぁ…。もう寝よう」
多々良「あ、電気が消えた…」
多々良「…寝たのかな?」
多々良「ま、家の場所は把握したし…私もそろそろ家に戻ろうかな」
多々良「あ、電気が消えた…」
多々良「…寝たのかな?」
多々良「ま、家の場所は把握したし…私もそろそろ家に戻ろうかな」
210: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 20:36:49.72 ID:y6JJ1L8U0
~翌日~
恒一「行ってきます」
怜子「いってらっしゃい。気をつけてね」
ガララッ
多々良「おはよう…//」
恒一「えっ?」
多々良「ずっと待ってた//」
恒一「え…多々良さんが何で僕の家の前に?」
多々良「一緒に登校しようと思って。えへへ//」
恒一(か、かわいい……じゃなくて)
恒一「いつからここに?」
多々良「ん?んー……4時ぐらいかな」
恒一「行ってきます」
怜子「いってらっしゃい。気をつけてね」
ガララッ
多々良「おはよう…//」
恒一「えっ?」
多々良「ずっと待ってた//」
恒一「え…多々良さんが何で僕の家の前に?」
多々良「一緒に登校しようと思って。えへへ//」
恒一(か、かわいい……じゃなくて)
恒一「いつからここに?」
多々良「ん?んー……4時ぐらいかな」
215: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 20:41:00.86 ID:y6JJ1L8U0
恒一「は、早いね…」
多々良「そうかな?」
恒一「とりあえず…行こうか」
多々良「うんっ//」
恒一(何なんだこの子…)
多々良「榊原くん…手、つないでもいい?」
恒一「え…?」
多々良「うわぁ、榊原くんの手あったかいね」
恒一「そ、そう…」
鳴「…」
多々良「そうかな?」
恒一「とりあえず…行こうか」
多々良「うんっ//」
恒一(何なんだこの子…)
多々良「榊原くん…手、つないでもいい?」
恒一「え…?」
多々良「うわぁ、榊原くんの手あったかいね」
恒一「そ、そう…」
鳴「…」
219: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 20:47:19.96 ID:y6JJ1L8U0
赤沢「何ですって?多々良さんが!?」
鳴「うん」
小椋「先手を取られたか…」
赤沢「こうなるだろうって分かっていながら…くそっ!」
鳴「やっぱり多々良さんはSKLの中でも反乱分子だったみたい」
綾野「まさに掟破りね…」
杉浦「どうするの泉美」
赤沢「彼女にはSKLの決め事を教えておく必要があるわね…」
小椋「あっ、二人が来たみたいよ?」
鳴「うん」
小椋「先手を取られたか…」
赤沢「こうなるだろうって分かっていながら…くそっ!」
鳴「やっぱり多々良さんはSKLの中でも反乱分子だったみたい」
綾野「まさに掟破りね…」
杉浦「どうするの泉美」
赤沢「彼女にはSKLの決め事を教えておく必要があるわね…」
小椋「あっ、二人が来たみたいよ?」
221: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 20:49:12.80 ID:y6JJ1L8U0
ガラガラッ
多々良「榊原くん//」
榊原「た、多々良さん…もう手放してよ…」
赤沢「…」イラッ
鳴「…」ギリッ
望月「…」ガンガンッ
多々良「榊原くん//」
榊原「た、多々良さん…もう手放してよ…」
赤沢「…」イラッ
鳴「…」ギリッ
望月「…」ガンガンッ
225: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 20:58:45.90 ID:y6JJ1L8U0
赤沢「多々良さん、ちょっといいかしら?」
多々良「何?赤沢さん」
赤沢「あなた何か勘違いしてるみたいだけど、恒一くんとあまりイチャつかないでくれる?」
多々良「は?何言ってんの?」
鳴「SKLの掟は守って貰わなきゃ」
多々良「SKL…榊原恒一ラヴァーズ?」
杉浦(よく瞬時に理解できたわね…)
赤沢「とにかく抜け駆けは許さないから」
多々良「何言ってるの?榊原くんは…恒一は、私のことが好きなのよ?」
小椋「え…ウソでしょ?」
多々良「何?赤沢さん」
赤沢「あなた何か勘違いしてるみたいだけど、恒一くんとあまりイチャつかないでくれる?」
多々良「は?何言ってんの?」
鳴「SKLの掟は守って貰わなきゃ」
多々良「SKL…榊原恒一ラヴァーズ?」
杉浦(よく瞬時に理解できたわね…)
赤沢「とにかく抜け駆けは許さないから」
多々良「何言ってるの?榊原くんは…恒一は、私のことが好きなのよ?」
小椋「え…ウソでしょ?」
228: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 21:04:32.31 ID:y6JJ1L8U0
多々良「話が終わったなら、もう私席に戻るから」
赤沢「これは重症ね…」
鳴「危険すぎる」
綾野「こういっちゃんが取られるなんて嫌だよぉ!泉美ぃ!」
赤沢「よしよし…」
恒一「朝礼の前にトイレでも行っておくかな」
赤沢「これは重症ね…」
鳴「危険すぎる」
綾野「こういっちゃんが取られるなんて嫌だよぉ!泉美ぃ!」
赤沢「よしよし…」
恒一「朝礼の前にトイレでも行っておくかな」
233: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 21:09:35.15 ID:y6JJ1L8U0
恒一「…」
多々良「…」
恒一「あ、あのさ…」
多々良「ん?」
恒一「何でついてくるの?」
多々良「ダメ?」
恒一「…いや、トイレだし」
多々良「外で待ってるよ」
恒一「…ま、いいや」
多々良「…」
恒一「あ、あのさ…」
多々良「ん?」
恒一「何でついてくるの?」
多々良「ダメ?」
恒一「…いや、トイレだし」
多々良「外で待ってるよ」
恒一「…ま、いいや」
235: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 21:13:15.12 ID:y6JJ1L8U0
恒一「一時間目は美術か」
望月(よぉし、榊原くん描くぞぉ!)
赤沢「…」カキカキ
小椋「…」カキカキ
綾野「…」カキカキ
勅使河原「…何でお前らサカキの似顔絵書いてるんだ?」
多々良「榊原くーん、みてみて、これ。榊原くんを描いてみましたっ」
恒一「へ、へぇ…上手だね…」
鳴(私の方が上手)イライラ
望月(よぉし、榊原くん描くぞぉ!)
赤沢「…」カキカキ
小椋「…」カキカキ
綾野「…」カキカキ
勅使河原「…何でお前らサカキの似顔絵書いてるんだ?」
多々良「榊原くーん、みてみて、これ。榊原くんを描いてみましたっ」
恒一「へ、へぇ…上手だね…」
鳴(私の方が上手)イライラ
237: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 21:17:26.81 ID:y6JJ1L8U0
恒一「二時間目は国語か」
多々良「先生!教科書忘れちゃいました…」
先生「じゃあ隣の人に見せてもらえ」
多々良「榊原くんに見せてもらいます」トコトコ
先生「こらこら」
多々良「榊原くん、見せて?」
榊原「え…う、うん」
多々良「ふふっ//」
先生「仕方ない…榊原、頼んだぞ」
赤沢「…」イライラ
多々良「先生!教科書忘れちゃいました…」
先生「じゃあ隣の人に見せてもらえ」
多々良「榊原くんに見せてもらいます」トコトコ
先生「こらこら」
多々良「榊原くん、見せて?」
榊原「え…う、うん」
多々良「ふふっ//」
先生「仕方ない…榊原、頼んだぞ」
赤沢「…」イライラ
244: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 21:21:49.01 ID:y6JJ1L8U0
恒一「三時間目は社会か」
先生「じゃあ班になって調べてくれ」
多々良「んふふっ。榊原くんと同じ班♪」
恒一「いや多々良さんはあっちの班でしょ…?」
望月「そうだよ!自分の班に戻ってよ!」
多々良「恒一くん…望月くんがいじわる言う…」
恒一「望月くん、今日のところは我慢しよう」
望月「…」イライラ
先生「じゃあ班になって調べてくれ」
多々良「んふふっ。榊原くんと同じ班♪」
恒一「いや多々良さんはあっちの班でしょ…?」
望月「そうだよ!自分の班に戻ってよ!」
多々良「恒一くん…望月くんがいじわる言う…」
恒一「望月くん、今日のところは我慢しよう」
望月「…」イライラ
247: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 21:26:04.32 ID:y6JJ1L8U0
恒一「四時間目は体育か…」
勅使河原「サカキは見学か?」
恒一「うん」
多々良「私も見学なのっ!一緒だね♪」
恒一「そ、そうなんだ…」
多々良「一緒に見学しようね♪」
先生「次、綾野さん飛んで」
綾野「ええいっ!」ズサッ
多々良「あぁ…めまいが」
恒一「大丈夫?」
多々良「うん// ごめんね、抱きついちゃって」
綾野「…」イライラ
勅使河原「サカキは見学か?」
恒一「うん」
多々良「私も見学なのっ!一緒だね♪」
恒一「そ、そうなんだ…」
多々良「一緒に見学しようね♪」
先生「次、綾野さん飛んで」
綾野「ええいっ!」ズサッ
多々良「あぁ…めまいが」
恒一「大丈夫?」
多々良「うん// ごめんね、抱きついちゃって」
綾野「…」イライラ
250: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 21:29:11.79 ID:y6JJ1L8U0
恒一「放課後か…何か今日はやけに疲れたなぁ」
多々良「榊原くん」
恒一「何?」
多々良「好き」
恒一「……え?」
多々良「榊原くんのことが好き//」
恒一「多々良さん…」
「ちょっと待ったぁ!!」
多々良「榊原くん」
恒一「何?」
多々良「好き」
恒一「……え?」
多々良「榊原くんのことが好き//」
恒一「多々良さん…」
「ちょっと待ったぁ!!」
254: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 21:32:39.36 ID:y6JJ1L8U0
赤沢「いい加減にしなさいよ!」
恒一「赤沢さん」
鳴「この際だからはっきりしておきましょう」
恒一「見崎…何を?」
小椋「恒一くんが誰を好きなのか!」
恒一「えっ僕が?」
綾野「今ここで決着をつけてやる!」
望月「榊原くんは僕のものだ!」
杉浦「何で私までここに…」
多々良「面白い…まとめてかかって来なさい!」
恒一「赤沢さん」
鳴「この際だからはっきりしておきましょう」
恒一「見崎…何を?」
小椋「恒一くんが誰を好きなのか!」
恒一「えっ僕が?」
綾野「今ここで決着をつけてやる!」
望月「榊原くんは僕のものだ!」
杉浦「何で私までここに…」
多々良「面白い…まとめてかかって来なさい!」
257: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 21:34:45.96 ID:y6JJ1L8U0
赤沢「さぁ恒一くん、私たちの中から選びなさい」
恒一「えっ?」
杉浦(え、選ばれたらどうしよう…// それも悪くはないわね//)
恒一「僕は…僕の好きな人は……」
恒一「多々良さんかな」
恒一「えっ?」
杉浦(え、選ばれたらどうしよう…// それも悪くはないわね//)
恒一「僕は…僕の好きな人は……」
恒一「多々良さんかな」
263: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 21:37:02.97 ID:y6JJ1L8U0
赤沢「…フッ。分かったわ、恒一くん」
鳴「無念」
綾野「うわぁぁぁぁん!」
小椋「さよなら、私の初恋…」
望月「ちくしょう!ちくしょう!」
杉浦「なかなかお似合いだと思うわ」
多々良「榊原くん…私、信じてた//」
恒一「多々良さん…」
鳴「無念」
綾野「うわぁぁぁぁん!」
小椋「さよなら、私の初恋…」
望月「ちくしょう!ちくしょう!」
杉浦「なかなかお似合いだと思うわ」
多々良「榊原くん…私、信じてた//」
恒一「多々良さん…」
268: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 21:40:16.55 ID:y6JJ1L8U0
多々良「あれ…?どうしてだろ…嬉しいはずなのに、涙が出ちゃうよ…」
恒一「多々良さん」ギュッ
多々良「恒一…//」
恒一「恵…って呼んでもいい?」
多々良「いいよ?//」
赤沢「…幸せそうね、二人とも」
小椋「うん…悔しいけど、確かにお似合いかもね」
鳴「榊原くんが幸せなら、まぁいいかも」
恒一「多々良さん」ギュッ
多々良「恒一…//」
恒一「恵…って呼んでもいい?」
多々良「いいよ?//」
赤沢「…幸せそうね、二人とも」
小椋「うん…悔しいけど、確かにお似合いかもね」
鳴「榊原くんが幸せなら、まぁいいかも」
270: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/24(金) 21:44:17.35 ID:y6JJ1L8U0
~後日~
多々良「私は恒一の彼女なんだから、ヒロインやるのは私に決まってるでしょ!」
赤沢「映画の中ぐらい譲りなさいよ!」
多々良「嫌よ!大体もとから私がヒロインだったじゃない!」
鳴「配役の変更を求める」
多々良「恒一は誰にも渡さないんだから!たとえ映画であっても!いこ、恒一!」
恒一「あ、ちょ、ちょっと、引っ張るなよ恵っ」
多々良「さぁ行こう恒一、私たちの輝ける未来へ♪//」
恒一「うん、まだ見ぬ明日が僕らを呼んでる!」
完
多々良「私は恒一の彼女なんだから、ヒロインやるのは私に決まってるでしょ!」
赤沢「映画の中ぐらい譲りなさいよ!」
多々良「嫌よ!大体もとから私がヒロインだったじゃない!」
鳴「配役の変更を求める」
多々良「恒一は誰にも渡さないんだから!たとえ映画であっても!いこ、恒一!」
恒一「あ、ちょ、ちょっと、引っ張るなよ恵っ」
多々良「さぁ行こう恒一、私たちの輝ける未来へ♪//」
恒一「うん、まだ見ぬ明日が僕らを呼んでる!」
完
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