2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/05(日) 17:28:15.56 ID:O7b50qic0

P「はぁ……はぁ……」

ちひろ「んっ……もっと奥までください……!」

P「ごめんなさい……そろそろっ……」

ちひろ「ま、待って! 私ももう少しで……!」

P「ダ、ダメだ! もうっ!」



引用元: 若林智香「夜のプロデューサーさん」 


 

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/05(日) 17:29:16.91 ID:O7b50qic0

ガチャ



P「!?」

ちひろ「!?」



智香「フレー! フレー! プロデューサーさんっ!!」



P「と、智香!?」



智香「がんばれ! がんばれ! プロデューサーさんっ!!」




4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/05(日) 17:30:19.03 ID:O7b50qic0

P「ど、どうしてここに!?」

智香「えへへっ、応援に来ちゃいましたっ☆」

P「お、応援って……」

智香「ちひろさんの為にも、もう少しファイトですよっ!」

P「えぇ~……」

智香「安心してください! ふたりの為に精一杯応援しちゃいます!」



5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/05(日) 17:31:30.89 ID:O7b50qic0

智香「さぁ! 続きをどうぞっ!」

P「この状況で!?」

智香「続きをどうぞっ!!!!」

P「わ、わかったよ!」



P「あの……それじゃあ続きを……」

ちひろ「は、はい……」



智香「フレー! フレー! がんばれー☆」

智香「負けるな! 負けるな! プロデューサーさんっ!」



P「…………」

ちひろ「…………」



─────
───





6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/05(日) 17:35:56.07 ID:O7b50qic0

事務所



P「…………」カタカタ

ちひろ「…………」カタカタ



P「昨日のは一体何だったんだろう……」

ちひろ「私に聞かないでください……」

P「ですよね……」






7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/05(日) 17:37:31.10 ID:O7b50qic0

ガチャ



智香「おはようございますっ☆」



P「お、おはよう智香」

ちひろ「お、おはようございます……」




8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/05(日) 17:40:10.27 ID:O7b50qic0

智香「ふたりとも元気ないですね?」

P「当たり前だろ!?」

智香「?」

P「なんでキョトンとしてるの!?」




9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/05(日) 17:41:00.76 ID:O7b50qic0

P「智香」

智香「はい?」

P「昨日のは何だったんだ?」

智香「昨日?」

P「あ、いや……その……」チラッ

ちひろ「こっちを見ないでください……」

P「あの……その……夜の何というか……」




10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/05(日) 17:44:02.07 ID:O7b50qic0

P「ち、ちひろさんとの情事だよ!」

ちひろ「声が大きいです!」スパコーン

P「いてっ!」



智香「ああ! 昨日の夜のことですねっ!」

P「そ、そうそう」




11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/05(日) 17:46:33.01 ID:O7b50qic0

智香「聞こえたんです……」

P「聞こえた?」

智香「はい……ちひろさんの声が……」

ちひろ「わ、私ってそんなに声が大きかったかしら……」

智香「いえ、プロデューサーに対して『私もイケそうだから、もう少しだけがんばって!』という心の声がっ……!」

ちひろ「と、智香ちゃん!? 待って!!」




14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/05(日) 17:49:38.78 ID:O7b50qic0

P「つまり、その声に反応して……」

智香「はいっ! アタシ、がんばる人を応援したいんです!!」

P「ちょっとズレてる! というかエスパーかよ!」

裕子「?」

P「呼んでないから!」




15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/05(日) 17:51:14.98 ID:O7b50qic0

智香「プロデューサーさん……」

P「ん?」



智香「えっと、アタシ……ふたりには本当に感謝してるんです。ふたりのおかげでアイドルになれて……」

智香「それに……いつも応援して貰ってばっかりで……」



智香「だからっ……! ふたりに恩返しがしたいんですっ……!!」



P「智香……」

ちひろ「智香ちゃん……」




16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/05(日) 17:52:17.55 ID:O7b50qic0

P「ありがとう……こんなにも俺たちのことを……」

ちひろ「私……泣きそうだわ……」

智香「プロデューサーさん……ちひろさん……」




17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/05(日) 17:54:53.30 ID:O7b50qic0

P「ははっ、なんか湿っぽくなっちゃったな」

ちひろ「ふふっ、そうですね」



P「智香」

智香「はい?」



P「これからも、みんなで一緒に頑張っていこうな!」

智香「プロデューサーさんっ!」

P「そして、みんなにも、たくさんエールを送っていこう!!」

智香「はいっ! アタシのエールをみんなに届けちゃいますっ☆」



ちひろ「ふふっ、一件落着ですね!」



─────
───





18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/05(日) 17:58:49.00 ID:O7b50qic0

その日の夜



P「ちひろさん……ちひろさんっ……!」

ちひろ「んっ……プロデューサーさん……私っ!」

P「い、一緒に……」

ちひろ「ま、待ってください! そ、そこはっ! このままじゃ私が先に……!」

P「ちひろさんっ!!」

ちひろ「ダ、ダメ~!!」



ガチャ



P「!?」

ちひろ「!?」



智香「フレー! フレー! ちひろさんっ!!」






終わり