1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 00:16:02.64 ID:qaiq0wyn0
やよい「ぷろ…あなた、朝ですよ。起きてください」

P「ん…おはよう、やよい」

やよい「えへへ、おはようございます」

P「おはようのキス…」

やよい「うぅ……しょうがないですね…///」

チュッ

やよい「朝食出来てますから、早く来てください…///」
 

引用元: P「やよいと結婚した」 


 

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5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 00:26:24.41 ID:qaiq0wyn0
やよい「うぅ~、二度寝しちゃ駄目ですよぉー」

P「眠い…折角の休みなんだ、もう少し寝させてくれ」

やよい「もう10時ですよ?寝すぎかなーって…」

P「昨日やよいが寝させてくれなかったから仕方無いだろ」

やよい「ぁ、あれはっ!プロデューサーが…///」

P「あなた、だろ?」

やよい「あ、あなたが焦らすから…///」

P「まったく、やよいは●●●な子だ」

やよい「ぅ…///」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 00:31:34.10 ID:qaiq0wyn0
P「一緒に二度寝してくれるなら許してあげるよ」

やよい「…わかりました…」

やよい「…朝食冷めちゃいます…」

P「まあ、やよいが折角作ってくれたから朝食は食べるかな」

やよい「あ…ありがとうございます」

P「やよいはいい子だな…」ナデナデ

やよい「えへへ…///」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 00:39:53.17 ID:qaiq0wyn0
P「旨い、やよいの料理は世界一だよ」

やよい「そんな、ほめすぎです…」

P「いやいや、昔から料理してただけあって美味しいよ」

やよい「えへへ…」

P「やよい、あーん、してくれ」

やよい「やっぱりまだ恥ずかしいです…」

P「俺は新婚って感じで楽しいけどな」

やよい「私も…楽しいですけどぉ…///」

P「じゃあ、しようよ」

やよい「…はい、ぁ、あーん…///」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 00:48:02.27 ID:qaiq0wyn0
P「モグモグ…うん、やよいの味がする」

やよい「もう…///」

-朝食後-

P「じゃあ、もう一度ベッドにいこっか」

やよい「仕方無いですね…」

P「やよいだって眠くなったんじゃない」

やよい「そ、そんなことないですっ」

P「やよいは分かりやすいなぁ」

やよい「う…」

P「昨夜は凄かったもんな」

やよい「あぅ…///」カァァ

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 00:55:46.37 ID:qaiq0wyn0
-ベッド-

P「やよいはあったかいなぁ」ギュッ

やよい「あなたも、あったかいです…」ギュッ

P「いい匂いもするし…やっぱり我慢できなくなっちゃうよ…」ムニュ

やよい「ひゃあっ!?」

やよい「あ、あなたっ、朝からはメッ!ですっ///」

P「ご、ごめん……やよいに怒られちゃった…」

やよい「あ、あの…」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 01:04:52.60 ID:qaiq0wyn0
P「…怒ってるよな?ごめんな、やよいのこと考えなくて…」

やよい「い、いえ!その…」

P「…」

やよい「するなら…夜に、ですよ…?///」

P「」ズキュュン

やよい「夜に、いっぱいしましょう?……ね?」

P「」コクコク

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 01:12:17.13 ID:qaiq0wyn0
P「くそ…やよいには勝てないよ…」

やよい「あなたばっかりずるいですから…次は私から攻めちゃいます…」

P「やよいは●●●な子だ…」

やよい「あなたのせいです…///」

P「まあ、この話はもういいから、寝よっか」

やよい「はい…」ギュッ


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36: 遅くてごめんなさい 2012/03/09(金) 01:18:02.99 ID:qaiq0wyn0
12:00

やよい「あなた…起きてください」

P「ん…」

やよい「もうお昼ですよ、昼食の支度しないと…」

P「買い物いこっか」

やよい「はい!何が食べたいですか?」

P「そうだな…やよいの料理ならなんでも美味しいからな…」

やよい「もう///」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 01:26:27.05 ID:qaiq0wyn0
やよい「うーん、じゃあ…やきそばはどうですか?」

P「おっ、さすがやよいさん、俺もいま言おうとしたところだ」

やよい「じゃあ決まりですね!」

-スーパー-

やよい「うわぁー!卵がお買い得ですー」

P「やよいは昔から変わらないな」

やよい「えへへ、買い物するときになるとワクワクしちゃうんですよ。安い物が買えるとルンルーン♪ってなっちゃって!」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 01:33:46.75 ID:qaiq0wyn0
やよい「あっ、もやしも安いです!」

P「もやしって便利だよな」

やよい「はい、何にでも合うんですよ!安いし美味しいし、主婦の味方です!」

P「あっ、このキャベツも安いんじゃないか?」

やよい「いえ…それはそんなに安くないかなーって」

P「そうなのか?」

やよい「はい、レタスも高いです…最近野菜の値段が上がって困ります…」

P「やよいは賢いなあ」

やよい「そ、そんなことないですよー」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 01:47:33.64 ID:qaiq0wyn0
子供「あっ、やよいお姉ちゃん!?」

やよい「ん…?」

子供「あのときは遊んでくれてありがと!」

P「誰だ?」

やよい「…あっ、もしかして生っすかの時の子かな?」

子供「えへへ」

やよい「いい子にしてた?」

子供「うん!……ところでとなりのお兄さんだれ?」

P「俺は、やよいの夫だよ」

子供「おっと?」

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 01:56:13.44 ID:qaiq0wyn0
P「君のお母さんに当たる人がやよいで、そのお父さんが俺ってこと」

子供「じゃあお兄さんもパパなの?」

P「まあ将来はそうなるかな」

やよい「///」

子供「ふーん、あ!僕もういかなきゃ、じゃあねお姉ちゃん!」

やよい「じゃあね、ばいばーい!」



P「子供ってかわいいな」

やよい「えへへ、そうですね」

P「俺たちにも欲しいな」

やよい「そうですね…///」

P「その為に、いっぱいしないとな?」

やよい「もう…やっぱり●●●です…///」

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 02:03:28.00 ID:qaiq0wyn0
-帰宅-

やよい「昼食すぐに作りますね」

P「手伝おうか?」

やよい「大丈夫です、すぐに終わりますから」

P「そうか?」

やよい「はい、任せてください」

P「分かったよ」ナデナデ

やよい「ん…///」

-昼食中-

P「はい、あーん」

やよい「あーん…///」パクッ

やよい「あなた、はい、あーん」

P「あーん…」パクッ

以下ループ

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 02:10:40.26 ID:qaiq0wyn0
-昼食後-

P「ごちそうさま」

やよい「後かたづけしてきますね」

P「手伝うよ、それくらいさせてくれよ…な?」

やよい「えへへ、ありがとうございます」

-皿洗い中-

P「冷たいな…やよいは大丈夫なのか?」

やよい「慣れてますから」

P「やよいは偉いなあ」

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 02:14:21.12 ID:qaiq0wyn0
やよい「…」ギュッ

P「や、やよい?」

やよい「暖かいですか?」

P「ああ、暖かいよ。ありがとな」

やよい「えへへ…」

P「よし、皿洗い頑張るか!」

やよい「もう終わっちゃいました…」

P「あら」

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 02:23:29.79 ID:qaiq0wyn0
P「しかし午後はする事がないな…」

やよい「休みですもんね…」

P「……映画でも見に行こっか」

やよい「はい、分かりました、行きましょう!」

-映画館-

アナタ・・・スキ・・

モウオマエヲハナサナイ・・

P(さっきからやよいとずっと手を握ってるが…)

やよい「」ドキドキ

P(かわいい)

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 02:30:10.53 ID:qaiq0wyn0
アン・・・モット・・・

スキダ・・・

ギシギシ

やよい「///」カァァ

P(このシーンは気まずい…)

やよい「///」ドキドキ

P(やよいが指を絡めてくるんだが…)

やよい「///」ギュゥッ

-そして-

P「いやーラストはよかったな!」

やよい「そうですね…///」

P(恋愛物はやよいには刺激が強いのか?…かわいい)

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 02:37:46.50 ID:qaiq0wyn0
P「今晩は外食するか」

やよい「えっ、いいんですか?」

P「ああ、たまにはいいだろ?」

やよい「じゃあ…お言葉に甘えて…」

-レストラン-

やよい「うわぁー、おいしいです!」

P「よかった、喜んでくれたようで」

やよい「でもお高いんでしょう?」

P「値段は気にするなよ」

やよい「でも…」

P「いいから!」

やよい「はい…」

P(値段を気にする癖が抜けないな…まあやよいらしいからいいけど)

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 03:03:42.42 ID:qaiq0wyn0
-帰宅-

やよい「今日は楽しかったです」

P「なんかデートみたいだったな」

やよい「そうですね…///」

P「これからもデートできるといいな」

やよい「はい…でも、私はプロデューサーと一緒にいるだけでいいかなーって」

P「あなた、だろ?」

やよい「いいんです、プロデューサーはプロデューサーですからっ」ニコッ

P「そんな笑顔で言われたら何も言い返せない…」

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 03:09:11.71 ID:qaiq0wyn0
P「今夜もしていいのか…?」

やよい「あなたがしたいなら…いくらでも……///」

P「無理しなくていいぞ?」

やよい「無理なんかじゃないです!…私も…その………したい、です…///」

P「やよい…」ギュッ

やよい「ふぁ…」

ドサッ

P「好きだ…」チュッ

やよい「んちゅ……んっ……」

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 03:14:55.50 ID:qaiq0wyn0
やよい「ぷはぁっ……いきなり押し倒すなんてずるいです…」

P「我慢できなくなっちゃってな…」

やよい「もう…昨日もしたのに、しょうがない人ですね…」

P「今夜もいっぱい   よくなろうな…」

やよい「…はい…プロデューサー……」


こうして俺達の熱い夜は更けていくのだった


一日目END

132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 08:58:34.72 ID:aSzMz5/y0
やよい「えっと…あなたのためにプレゼントを贈りたいんです!協力してください!」

春香「………」

千早「………」

美希「へー、やよいってプロデューサーのこと普段からあなたなんて呼んでるんだ~」

やよい「へっ!?あっ!えっと…ご、ごめんなさい…」

春香「あっ!違うよやよい!別に責めてなんてないから!」

千早「でも私たちの前でプロデューサーのことをあなたって呼ぶのは日本語としてもおかしいわよね」

春香「ちょっと千早ちゃん!」

やよい「うぅ…」

みたいな皆にいびられながらもプロデューサーにプレゼント贈る感じで誰か

134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 09:06:30.71 ID:aSzMz5/y0
春香「でもプロデューサーさんに贈り物か…」

千早「難題ね」

美希「うーん…ミキも渡していいよね?やよい?」

やよい「えっ…あ、はい、そのほうがあな…プロデューサーも喜ぶと思います」

千早「そう、それじゃあ遠慮なく明日にでも渡しましょうかしら」

美希「?…千早さん、何で今日じゃないの?」

春香「うーん、美希には分かんないかな~」

美希「?」

やよい「……ごめんなさい」

139: 昼まで暇潰そうと思ったんだけど邪魔だったら言って 2012/03/09(金) 09:13:30.90 ID:aSzMz5/y0
美希「うーん…絶対プロデューサーだってミキから誕生日にプレゼントもらったほうが喜ぶと思うのー!」

春香「ワガママ言わないでよ、美希」

やよい「ご、ごめんなさい美希さん!………今日は二人っきりって約束したんです…」

美希「むー…納得してないけど認めてあげるの」

春香「美希、えらいえらい」

美希「春香に褒めてもらったってうれしくなんかないの~」

千早「それで、どんなプレゼントを贈ろうと思ってるの?」

やよい「えっ…えーっと…まだ…」

春香「そっか、じゃあ最初はデパート辺りを攻めに行こうか?」

やよい「はいっ!」

140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 09:19:26.41 ID:aSzMz5/y0
デパート
春香「そういえば美希って、プロデューサーさんのことハニーって呼ばなくなったね」

美希「む、それくらいミキだってちゃんとわきまえてるの!」

春香「そっかー、美希もちゃんと大人になってるんだね~」ナデナデ

美希「春香に撫でられたって嬉しくなんかないのー!」


やよい「そういえば千早さんはプレゼントもう決めました?」

千早「私は歌しかないから……近いうちに出すアルバムを贈ろうかと思ってるけど…」

やよい「そうなんですか!きっとプロデューサーも喜ぶと思います!」

千早「ふふ、そうだといいわね」

141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 09:26:19.12 ID:aSzMz5/y0
デパート、地下1階
春香「いわゆるデパ地下って呼ばれてるところだね」

千早「……今夜の夕飯買って帰ろうかしら」

美希「うわー!すごいよやよい!おいしそうなのがいっぱいなのー!」

やよい「そうですね美希さん!うっうー!とってもおいしそうですー!…あっ!」

春香「?どうかしたの?」

やよい「い、いえ…この口癖…中々直らなくて……困ってるんです」

春香「どうして?可愛いのに」

やよい「で、でも!お嫁さんが…うっうー…なんて言ってたら恥ずかしいと思うじゃないですか…」

春香「あはははは、気にしすぎだって」

千早「春香の言うとおりよ、プロデューサーがそんなこと気にする人じゃないってことは一番分かってるのはアナタでしょ?」

やよい「そ、そうでしょうか…うぅ…」

美希「ねぇねぇやよい!あっち行ってみるのー!早く早くー!」

やよい「うっうー…」

142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 09:32:07.38 ID:aSzMz5/y0
デパート、2階、紳士服売り場
春香「中々目ぼしいもの見つからなかったね」

千早「食べ物ならこの娘が作るから問題ないわよ、ね?」

やよい「で、でも…私が作るよりもおいしそうでしたよ」

春香「もう!お嫁さんがそんな弱気なこと言ってたらこれからやっていけないよぉ!」

やよい「そ、そうですね!うっうー!頑張りまーす!」

春香「うんうん、その調子その調子」

千早「それじゃあ次は服かしら」

美希「プロデューサーさんってそういうの興味なさそーなの」

春香「うーん…でもあの服を選ぶセンスを持っていて興味がないわけないし…」

千早「とりあえず見に行きましょう?ね?」

143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 09:37:30.33 ID:aSzMz5/y0
春香「はぁ~、すごい量だねー…アイドル活動が忙しくてこういう所最近来なかったけどこんなに…」

美希「春香おばさんっぽいの~」

春香「ちょ、ちょっと!まだ私おばさんじゃないもん!」

美希「ぽいって言ったの~…まさか春香、その歳でもうシワがシワシワ~…」

春香「もう!美希は黙ってて!」

千早「貴女も黙りなさい春香、こんなところで騒いでたら私たちがアイドルだってバレるかもしれないでしょ」

春香「あっ…ご、ごめんなさい」

美希「……ごめんなさいなの」

千早「よろしい…ってあの娘は?」


やよい「これも!あっ!これも!……ど、どうしよう…いっぱい似合いそうなのがあって困りました…うぅ…」

144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 09:44:34.63 ID:aSzMz5/y0
デパート、屋上、休憩広場
春香「はーい、お昼ご飯買ってきたよー」

千早「ありがと、後でお金返すわ」

春香「いいよいいよ」

美希「じゃあ遠慮なくいただいちゃうのー!」

春香「美希はもう少し感謝の心を学んだほうがいいわね」

美希「えー、ミキだけ扱いがなんだか違うのー」

やよい「………」

春香「ほらやよい、元気だして、焼きそばとたこ焼き…どっちがいい?」

やよい「…じゃあ焼きそばください」

千早「そんなに落ち込まなくても大丈夫よ、まだ時間はあるじゃない」

やよい「でも…私全然選べてないです…お嫁さん失格です」

美希「じゃあミキがプロデューサーさんのお嫁さんに立候補しちゃうのー!」

春香「こら美希、大丈夫だってやよい、千早ちゃんの言うとおりまだ時間あるから、ね?」

やよい「……はい」

151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 10:27:05.05 ID:aSzMz5/y0
デパート、4階、小物売り場
やよい「んー…んー…」

美希「ねぇ見てみて春香ー!これすっごい可愛いのぉー!」

春香「えー…どうかなぁ…」

美希「このカエルの置物ミキはプレゼントするのー!」


千早「元気ねあの娘たちは…どう?何か良い物見つかった?」

やよい「ダメです…いい物がいっぱいでどれを買えばいいのか全然分かりません…」

千早「……そう」

やよい「……やっぱり貧乏な家で育った私が一丁前にプレゼントなんて…」

千早「…そんな弱気なこと言いながらプレゼント選んだって、本当にいい物は見つけられないわよ」

やよい「………そうですね、ありがとうございます千早さん!うっうー!頑張ってプロデューサーのプレゼント見つけまーす!」

千早「うん、その調子よ、頑張って」

153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 10:33:33.83 ID:aSzMz5/y0
夕方
美希「うぅ…眠いのぉ…」

千早「ほらちゃんと自分で歩きなさい美希」

美希「助けてなのー…春香ぁ…春香だけがミキに優しいのぉ…」

春香「だぁめ、千早ちゃんの言うとおり、美希には足があるんだからちゃんと歩きなさい」

美希「うぇ……やよいぃ…」

やよい「………」ドキドキ

美希「……もうダメなのぉ~」

千早「それで、ちゃんと選べたの?」

やよい「はい…で、でも喜んでくれるでしょうか…」ドキドキ

春香「プロデューサーさんならやよいちゃんがくれる贈り物なら何でも喜ぶと思うよ」

千早「確かに、あの人なら誰から何をもらおうとも喜びそうね」

やよい「それじゃあダメなんです……私はプロデューサーが本っ当に欲しい物をあげたいので…」

春香「そっか、じゃあそのプレゼントがプロデューサーさんの欲しい物だったらいいね」

やよい「………はい、私はそう信じています」ドキドキ

154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 10:38:08.12 ID:aSzMz5/y0
自宅
やよい「た、ただいま~」

P「ん?お帰り、やよい」

やよい「は、はい…ご飯作っちゃいますね」

P「ああ、頼むよ」

やよい「はい…」ドキドキ

やよい(うぅ~…どのタイミングで渡せばいいんでしょうかぁ…)


やよい「そ、それじゃあ頂きましょうか!」

P「?何でこんなに豪勢なんだ?やよい、今日は何かの記念日だったか?」

やよい「はい…大切な記念日です…だから……あ、あなた!」

P「ん?何だ?」


やよい「誕生日おめでとうございます…これ……どうぞ!」ドキドキ

155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 10:41:57.81 ID:aSzMz5/y0
P「おぉ!そっか!今日誕生日だったか…ありがとう、やよい、うれしいよ」

やよい「い、いえ…」

やよい(えへへ、自分の誕生日忘れちゃうのもプロデューサーらしいなぁ…)

P「じゃあこれ、開けてもいいか?」

やよい「…ど、どうぞ!」ドキドキ


P「指輪かぁ…へぇ、キレイだ」

やよい「ほ、本当ですか!?」

P「うん、オレンジ色で……うん、まるでやよいだな」

やよい「…そ、そうですか…えへへ……後、えっと…」ゴソゴソ

P「?」

やよい「これ…」スッ…

P「青い指輪?」

156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 10:44:40.90 ID:aSzMz5/y0
やよい「こ、これで!」スッ…

やよい「私とあなたは…いつも繋がってます!」

P「………うん、そうだな」スッ…

P「俺たちはずっと一緒だな」

やよい「……あの…一つ聞いてもいいですか?」

P「ん?ああ、いいよ」

やよい「えっと…このプレゼント…うれしかったですか?」

P「うん、うれしかったよ」

やよい「心からですか!?」

P「?こ、心からだよ?」

やよい「絶対に絶対ですか!?神に誓って本当ですか!?」

P「…あ、ああ、本当にうれしかったよ」

やよい「っ!?…あ、あなたっ!」ダキッ!

P「う、うわっ!?どうしたやよい!?」

157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 10:49:58.68 ID:aSzMz5/y0
やよい「私…不安だったんです…」

P「不安?どうして…?」

やよい「あ、あなたが…何を買えば本当に喜んでくれるか…全然わかんなくて…」

P「…何言ってるんだよ、やよいがくれたものは何でもうれしいよ」

やよい「それじゃダメなんです!」

P「!?」

やよい「私は…あなたが本当に…もらって心からうれしいものを贈りたかったんです…」

P「……そっか」

やよい「でも…いっぱい迷っちゃいました…春香さんたちにいっぱい助けてもらいました…」

P「………」

やよい「私…それくらい…まだあなたのことを分かっていなかったんです……私…あなたのお嫁さん失格です…」

P「やよい…」

160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 10:57:26.94 ID:aSzMz5/y0
やよい「ごめんなさい…夫のことを分かっていないお嫁さんなんて…」

P「はぁ…でもやよいはちゃんと見つけてくれただろ?俺が本当に欲しかった物」

やよい「……はい」

P「だったらやよいは正真正銘、俺の嫁さんだよ、世界で一番大事な俺のお嫁さんだよ」

やよい「あ、あなたぁ…」ポロポロ…

P「でもまだ俺のことをちゃんと分かってなかったのかあ~、それは少しショックだったなぁ~」

やよい「あっ…ご、ごめんなさい…」

P「よし、それじゃあ今度の三連休は予定空けておくから、二度目の新婚旅行にでも行こうか?やよい?」

やよい「えっ…で、でも…」

P「俺のことを知りたいならもっと一緒にいたほうがいいだろ?それに旅行って行ったほうが社長から休みも取れやすいしな」

やよい「じゃ、じゃあ…行きます!絶対の絶対に行きます!」

P「そっか、じゃあほら食べようぜ、折角作ってくれたのが冷めちゃうからな」

やよい「はいっ!」

やよい(私…もっとあなたのことが知りたいです…もっと触れ合いたいです…それくらい大好きです、私だけのプロデューサー)

えんど

242: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 19:01:53.93 ID:qaiq0wyn0
~ある日の風景7+~

やよい「あの…あなた」モジモジ

P「どうした?」

やよい「えっと…もう一度、あなたのこと、お兄ちゃんって呼んでみたくて…」

P「結婚してるのに?」

やよい「うぅ…駄目でしょうか?」

P「まあ、やよいが呼びたいなら構わないよ」

243: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 19:04:51.95 ID:qaiq0wyn0
やよい「じ、じゃあ…」

やよい「ぉ…お兄ちゃん」

P「な、なんだやよい」

やよい「ぅぁ…凄く恥ずかしいかも…」カァァ

P「こっちも何か…照れくさい…」

やよい「えへへ…お兄ちゃん…」ギュッ

P「うお……何かに目覚めちゃいそうだよ…」

245: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 19:08:29.24 ID:qaiq0wyn0
やよい「お兄ちゃん…好き…」

P「俺もやよいのこと、好きだよ」ナデナデ

やよい「ん…ぁ…///」

P「まだまだ子供だなぁ」

やよい「ち、違うもん!もう立派な奥さんだもん!」

P「こんなに甘えんぼさんなのにか?」

やよい「うぅ…お兄ちゃんのいじわる…」

246: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/09(金) 19:13:32.34 ID:qaiq0wyn0
やよい「えいっ」ガバッ

P「うおっ!」

ドサッ

やよい「お兄ちゃん、ドキドキしてます…」

P「そりゃ、こんな可愛くて、こんな歳の子にお兄ちゃんなんて言われたらな…」

やよい「えへへ…ここ…●くなっちゃってるよ?」

P「あの…これはだな…」

やよい「奥さんにお兄ちゃんって言われて、興 しちゃった…?」

やよい「お兄ちゃん…私が治してあげるね…?」


END