7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 13:40:47.22 ID:Nm5ktAXN0
P「メガネ取ってもブサイクだな」
律子「……」ウルッ
チュッ
P「泣くなよまだブサイクになるつもりか」
律子「うぅっ……じゃあキスしないで下さいよぉ」
律子「……」ウルッ
チュッ
P「泣くなよまだブサイクになるつもりか」
律子「うぅっ……じゃあキスしないで下さいよぉ」
THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 3 13 秋月律子
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12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 13:48:55.36 ID:Nm5ktAXN0
律子「おはようございまーす」 ガチャ
P「黙れブサイク臭いが移る」
律子「なっ……!?」
P「耳も遠いのか救いようが無いなブサイク」
律子「あ、朝からなんなんですかプロデューサー!?私が何か」
P「臭い喋るな」
律子「ッッ~~~~!!」
P「黙れブサイク臭いが移る」
律子「なっ……!?」
P「耳も遠いのか救いようが無いなブサイク」
律子「あ、朝からなんなんですかプロデューサー!?私が何か」
P「臭い喋るな」
律子「ッッ~~~~!!」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 13:54:07.17 ID:Nm5ktAXN0
春香「おはようございますー」 ガチャ
律子「うぅっ……ひぐっ……うぅ」
春香「え?律子さん?え?」
P「……おはよう春香」 カタカタカタカタ……
春香「プ、プロデューサー!何で律子さん泣いてるんですか?」
P「知らないよ」 カタカタカタカタ……
律子「うぅっ……ひぐっ……うぅ」
春香「え?律子さん?え?」
P「……おはよう春香」 カタカタカタカタ……
春香「プ、プロデューサー!何で律子さん泣いてるんですか?」
P「知らないよ」 カタカタカタカタ……
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 14:01:49.51 ID:Nm5ktAXN0
春香(この態度…プロデューサーが何かやったんだ)
春香「り、律子さんとりあえずお手洗い行こう?もうすぐみんなが……」
P「春香」
春香「!」 ビクゥッ
P「今日すぐに撮影だろ?余計な事しないでいいから」
春香「余計な事って……」 チラ
律子「うううぅぅ……」 シクシク
春香「り、律子さんとりあえずお手洗い行こう?もうすぐみんなが……」
P「春香」
春香「!」 ビクゥッ
P「今日すぐに撮影だろ?余計な事しないでいいから」
春香「余計な事って……」 チラ
律子「うううぅぅ……」 シクシク
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 14:42:40.26 ID:Nm5ktAXN0
女子トイレにて
春香「律子さん落ちついて?何があったの?」
律子「うぅ、ひぐっ……えぐ……プロ、プロデューサーが、ブサイクって、ぅぅぅ」
春香「え?ブサイクって律子さんのことを?本当の事とはいえ酷い……」
春香(でもいつもの律子さんなら怒って言い返しそうなものだけど……)
律子「ぅぅぅぅぅぅ……」 クズグズ
春香「律子さん落ちついて?何があったの?」
律子「うぅ、ひぐっ……えぐ……プロ、プロデューサーが、ブサイクって、ぅぅぅ」
春香「え?ブサイクって律子さんのことを?本当の事とはいえ酷い……」
春香(でもいつもの律子さんなら怒って言い返しそうなものだけど……)
律子「ぅぅぅぅぅぅ……」 クズグズ
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 14:49:42.97 ID:Nm5ktAXN0
ドンドンドン!
P「春香ッ!!いつまでブサイクに構ってるつもりだ!さっさと撮影言って来い!」
春香「ひっ!?は、ハイわかりましたすぐ出ます」
春香「律子さんごめんね?私行くね……」
シーン……
律子「おいブサイク」 ガチャ
律子「え?プ、プロデューサー?」
P「春香ッ!!いつまでブサイクに構ってるつもりだ!さっさと撮影言って来い!」
春香「ひっ!?は、ハイわかりましたすぐ出ます」
春香「律子さんごめんね?私行くね……」
シーン……
律子「おいブサイク」 ガチャ
律子「え?プ、プロデューサー?」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 15:11:48.96 ID:Ax1mJep80
律子「おはようございます」ガチャ
P「ようブサイク、おはよう」
律子「………」
P「どうした?ボーっとして」
律子「いいえ、なんでもありません」
律子「ふぅ…」
律子「慣れないわ」
P「ようブサイク、おはよう」
律子「………」
P「どうした?ボーっとして」
律子「いいえ、なんでもありません」
律子「ふぅ…」
律子「慣れないわ」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 15:15:10.82 ID:Ax1mJep80
小鳥「プロデューサーさん?そうやって女の子をいじめても、ろくなことはありませんよ?」
律子「小鳥さん…」
P「別にいじめてるわけじゃないですって」
小鳥「なら、何でそういう風に律子さんを呼ぶのですか」
P「本当のことじゃないですか」
小鳥「………」
律子「………」
ガチャ
おはようございまーす
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 15:18:50.36 ID:Ax1mJep80
P「春香たちも、おはよう」
春香「おはようございます、プロデューサーさん」
千早「今日もよろしくよろしくお願いします」
P「相変わらずお前達は可愛いなぁ…それに引き換え…」
テクテク
律子「…何ですか、プロデューサー?」
ヒョイ
律子「あ、ちょっとっ!」
P「メガネ取ってもブサイクだな」
律子「な…っ!」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 15:22:28.85 ID:Ax1mJep80
春香「ぷ、プロデューサーさんっ!」
P「ん?どうしたんだ春香」
春香「し、仕事ですよ、仕事!」
P「もうそんな時間か?まだ余裕は…」
千早「は、早く行ってリハーサルしましょう!」
P「おいおい、引っ張るなよ…小鳥さん、それからブサイク、行ってきます」
小鳥「はいはい、行ってらっしゃい」
バタン
律子「………」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 15:26:47.84 ID:Ax1mJep80
真「おはようございまーす!」
雪歩「プロデューサーたちが丁度お仕事に向かってました」
小鳥「おはよう、ちょっと早めに仕事に行ったのよ」
律子「………」
雪歩「律子さんもおはようございます」
真「律子、おはよう!」
律子「………」
真「(またプロデューサーに言われたのかな?)」
雪歩「(多分…だっていつも言ってるもん)」
小鳥(毎度毎度、空気が重たくなっちゃう…)
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 15:34:13.92 ID:Ax1mJep80
あずさ「おはようございます」
亜美真美「亜美真美さんじょ→!」
伊織「おはよう」
小鳥「みんなおはよう、亜美ちゃん真美ちゃんも元気ね」
亜美「もちろんだよピヨちゃん!」
真美「朝からテンションクライマックスだよ→!」
伊織「そこは抑えなさいよ」
伊織「それに引き換え…」
律子「…みんな来たわね、早速準備して」
伊織「(ちょっと!またなの!?)」
真「(どうやらそうみたい…)」
伊織「(まったく…冗談でも人を不機嫌にさせるのはやめて欲しいわ)」
律子「では竜宮小町、行ってきます」ガチャ
小鳥「行ってらっしゃい、気をつけてね」
バタン
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 15:40:03.45 ID:Ax1mJep80
小鳥「はぁ…」
真「プロデューサーと律子が揃うと、毎回空気が重くなりますね」
雪歩「プロデューサー、律子さんが嫌いなんだね」
小鳥「んー、そんなことないと思うけど…」
律子「忘れも」ガチャ
真「だって!嫌いでもない人に「ブサイク」なんていいませんよ!」
律子(入りづらいわね)
律子(…帰ってきてからでも良いか)バタン
雪歩「そうですよねぇ、私もブサイクって言われたら…うぅ」
小鳥「ゆ、雪歩ちゃんは大丈夫よ!」
真「そ、そうだよ、雪歩は可愛いよ!」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 15:44:09.42 ID:Ax1mJep80
雪歩「小鳥さん、真ちゃん…」
真「ところで、嫌いでもないなら何でプロデューサーは律子に酷いこと言うんですか?」
雪歩「私も気になります」
小鳥「そうねー…ちょっと昔の話をするわね」
―――
私がまだ小学生だったときのことなんだけどね
真「(ちょっと昔…?)」
雪歩「(ま、真ちゃん!)」
…ごほん、私は一人の男の子からいじめを受けていたわ
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 15:50:58.22 ID:Ax1mJep80
その子は何かしら私にちょっかいを出してきたの
「小鳥足遅いな!」「小鳥給食食べるの遅いな!」
「小鳥なのになんでピヨピヨ鳴かないんだよ」
真「うわー、居るんですねそういう男の子」
それでね、その子は4年間ずっと同じクラスだったんだけど
その子が親の仕事の関係で、引っ越すことになったの
私をいじめるとき意外はやさしい男の子だったわ…
クラスの子皆にお別れの手紙を書いて、お別れ会のときに皆に渡していったの
でも、そのとき私はもらうことは無かった
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 15:55:35.26 ID:Ax1mJep80
でも、家に帰るとその子からお手紙が来ててね…
「ずっといじわるしてごめんね、小鳥のこと好きだったよ」って…
―――
雪歩「わぁ、なんかドラマチックですね」
真「その子は、どうなったんですか?」
小鳥「私はその子のこと、ちょっと苦手だったから…」
真「まぁ、いじめられていれば普通そうなりますよね」
雪歩「どっちもかわいそうですぅ」
小鳥「その子に似てるのよ、プロデューサーの今が」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 16:00:06.21 ID:Ax1mJep80
真「けっこう子供なんですね、プロデューサーって」
小鳥「私が勝手に思ってることだから、なんともいえないけど」
小鳥「好きな子ができたこと無いんじゃないかしら」
雪歩「そうなんですか?」
小鳥「なんとなく、そう思うだけだけどね」
律子「…嫌いかぁ」
伊織「ちょっと、何ため息なんてついてんのよ」
亜美「大丈夫、疲れちゃった?」
律子「なんでもないわ、それより仕事よ!気を引き締めていきましょ」
伊織(律子が一番、引き締められてないじゃない)
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 16:09:41.56 ID:Ax1mJep80
P「おつかれ春香、千早」
春香「お疲れ様です、プロデューサーさん」
P「最近は波に乗ってきたからな、この調子で行こうな」
千早「そうですね、この調子でお願いします」
P「おう、じゃあ765プロに戻るか」
春香・千早「はい!」
律子「お疲れ様みんな…私の指示にミスがあったわね」
亜美「うー、ごめんね律っちゃん」
あずさ「亜美ちゃんのせいでも、律子さんのせいでもないわ」
伊織「そうよ、悪いのは律子…じゃなくてアイツなんだからっ!」
律子「…とりあえず戻りましょう」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 16:16:49.99 ID:Ax1mJep80
P「お、竜宮小町も今終わったところか?」
亜美「お疲れ兄ちゃん!今日はやばかったっぽいよ」
春香「ミスでもしちゃったの?」
伊織「亜美!」
P「伊織もお疲れ」
伊織「…ふん!」スタスタスタ
P「あれ、伊織のやつすごい機嫌悪いな」
千早「仕事で何かあったのでしょうか」
律子「…お疲れ様です」
春香「お疲れ様です、律子さん」
P「お疲れブサイク」
千早「………」イライラ
春香「(千早ちゃん、落ち着いて)」
千早「(幾らなんでも流石に耐えられないわ、春香)」
律子「行きましょう、みんな」
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 16:23:45.35 ID:Ax1mJep80
P「ただいま戻りました」ガチャ
小鳥「プロデューサーさんたちも、お疲れ様でした」
雪歩「お茶淹れました、どうぞ」
P「ありがとう雪歩」
真「(伊織、伊織?)」
伊織「(…何よ)」
真「(なんで伊織まで不機嫌になってるのさ)」
伊織「(…律子が指示ミスしたのよ)」
真「(え、あの律子が?)」
伊織「(最近は、アイツが特に酷く当たってるもの)」
真「(ああ…プロデューサーがねぇ)」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 16:28:00.46 ID:Ax1mJep80
春香「それじゃあ、お疲れ様でしたー」ガチャ
小鳥「みんな気をつけてねー」
バタン
P「千早と伊織は、一緒に帰らなくて良かったのか?」
千早「…」
P「千早?」
千早「プロデューサー」
P「どうした?」
千早「プロデューサーは、どうして律子にだけ酷いことを言うんですか?」
小鳥・伊織「!?」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 16:39:17.46 ID:Ax1mJep80
P「ひ、酷いこと?」
千早「そうです、女性に対して『ブサイク』なんて、信じられません」
P「そ、それは…」
伊織「アンタのせいで律子のコンディションが悪くなるの」
伊織「今まではそれだけだったけど、今日はめずらしく指示にミスがあったわ」
P「律子がミスを…」
小鳥「少なくとも、女性が聞いて喜ぶ言葉じゃありませんよ」
小鳥「嫌いだとしても、声に出して言う必要ないじゃないですか」
P「お、俺はそんな!」
P「…失礼します」ガチャ
バタン
伊織「逃げた!」
千早「プロデューサー…」
小鳥「これで少しは、マシになってくれると良いんですけど…」
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 16:45:28.21 ID:Ax1mJep80
「プロデューサーは、どうして律子にだけ酷いことを言うんですか?」
「アンタのせいで律子のコンディションが悪くなるの」
「少なくとも、女性が聞いて喜ぶ言葉じゃありませんよ」
P「俺のせい…かぁ」
P(俺だってわかんないよ…律子はブサイクなんかじゃないし)
P「もっと構って欲しいから…なんて言えるわけ無いか」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 16:49:46.38 ID:Ax1mJep80
律子「あー、失敗するなんて…」
律子「伊織たちに申し訳が立たないわね」
「ブサイク」
「メガネ取ってもブサイクだな」
律子「プロデューサーにあんなこと言われたから、なんて」
律子「そんなこと…言えるわけ無いじゃないの」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 16:57:33.36 ID:Ax1mJep80
ガチャ
P「おはようございます」
小鳥「プロデューサーさん、おはようございます」
響「遅いぞ、プロデューサー」
美希「ミキ達のほうが早く来るなんて、めずらしいの」
貴音「何か…あったのですか?」
P「今日は3人の仕事だったな…ごめんごめん、すぐに行こうか」
伊織「………」
P「じゃあ、行ってきます」ガチャ
律子「あ」
P「あ…」
律子「おはようございます」
P「お、おはよう…じゃあ」
バタン
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 17:15:50.53 ID:Ax1mJep80
伊織「律子、遅いじゃない!」
律子「ごめんなさい伊織、亜美とあずささんも」
あずさ「具合は大丈夫ですか?」
律子「ううん、別に病気とかそういうのじゃありませんから」
亜美「うあうあー、もう時間あまり無いよー!」
律子「不味いわね…急ぎましょ!」ガチャ
小鳥「行ってらっしゃい」
バタン
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 17:20:21.68 ID:Ax1mJep80
P「ご、ごめんなみんな…」
響「プロデューサー、あの指示じゃうまく動けないぞ?」
美希「プロデューサー、大丈夫?」
貴音「具合でも悪いのでしょうか?」
響「朝も遅くて、仕事のときも暗かったよね…何かあったの?」
P「ぐ、具合が悪いの…かもな」
美希「それなら、もっと早く言ってほしいな」
貴音「私達は構いませんから、少し休まれては如何でしょうか」
P「本当にスマン」
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 17:24:16.19 ID:Ax1mJep80
P「ふぅ…女々しいなぁ」
P「仕事に私情挟むなんて…」
P「俺、どうすれば良いのかなぁ」
律子「みんな、お疲れ様」
亜美「今日はバッチリ決めたよ→」
伊織「まぁ、当然よねっ」
あずさ「律子さんも、お疲れ様です」
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 17:29:34.21 ID:Ax1mJep80
律子「風邪引く前に、着替えましょう」
「はい」
律子「今日はなんとかうまくいったみたいね」
律子(プロデューサーにも言われてないし)
律子「こんな日が続くと良いのだけど…」
律子「ただいま戻りましたー」ガチャ
小鳥「お疲れ様、みんなは帰ったのかしら?」
律子「はい、送ってきました」
小鳥「そう、じゃあ私達も早く切り上げましょうか?」
律子「プロデューサーたちは?」
小鳥「先にみんな上がったわ」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 17:32:14.53 ID:Ax1mJep80
律子「…そうですか」
小鳥「あら、何か用事でもあったの?」
律子「いえ、そういうわけでは…」
律子「それじゃあ今日はもう上がりますね」
小鳥「うん、お疲れ様」
ガチャ バタン
小鳥「さてと…私も準備しなくちゃ」ピッ
差出人:P
件名:飲みに行きませんか?
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 17:36:49.54 ID:Ax1mJep80
ガラガラ
小鳥「えーっと、プロデューサーさんは…」
P「小鳥さーん!」
P「すみません、いきなり呼び出して」
小鳥「プロデューサーさんの方から誘っていただくのは珍しいですね」
P「そういえばそうですね」
P「それじゃ、飲みますか?」
小鳥「はい!」
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 17:41:02.47 ID:Ax1mJep80
二人「かんぱーい!」
P「ゴクッゴクッゴクッ…ぷはーっ!」
小鳥「一気にいきましたね」
P「今日は久しぶりなんで、飲みたいと思って…」
小鳥「それだけなんですか」
P「え、何か言いましたか?」
小鳥「いえいえ、何でも無いですよ…コクコクッ」
………
P「小鳥さぁん…俺、仕事で失敗しちゃいましたよぉ…」
小鳥「あらあら、何かあったんですか?」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 17:48:44.15 ID:Ax1mJep80
P「俺が指示ミスして…響たちに怒られて…」
P「具合が悪くないのに一人休んでぇ」
小鳥「そうだったんですか…」
P「最近もやもやすることが多くて」
小鳥「律子さんも、仕事でミスしましたからね」
P「俺ぇ…律子にぃ、ブサイクって」
小鳥「何で律子さんにそういうことを言うんですか?」
P「…分からないんです…嫌いじゃないのに…あんなこといって」
小鳥(やっぱり、不器用なのね)
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 17:55:15.51 ID:Ax1mJep80
小鳥「まぁまぁ、プロデューサーさんは不器用なんですよ」
P「俺がぁ?」
小鳥「律子さんのこと、どう思ってますか?」
P「仕事もできてぇ…きれいでぇ…可愛くてぇ…」
小鳥「おおぅ」
P「それからぁ…」
小鳥「好きなんですか?」
P「…それがぁ…わからないんです」
小鳥「もう十分に分かりますから!」
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 18:02:41.23 ID:Ax1mJep80
小鳥「プロデューサーさんは、律子さんのことが好きなんです」
P「好きなの…かなぁ」
小鳥「そうに決まってます!」
小鳥「いいですか、女の子に暴言とか吐いたら駄目です」
小鳥「そんなことしていたら、嫌われて相手にされなくなっちゃいますよ?」
P「うーぅ…」
ガラガラ
小鳥「今日は飲みすぎましたね…タクシー呼びましょうか?」
P「じ、事務所で…寝ますぅ」
小鳥「大丈夫ですか、プロデューサーさん」
P「大丈夫れすぅ」
小鳥(…まぁ、大丈夫かな)
小鳥「それじゃあ、お疲れ様でした」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 18:06:58.19 ID:Ax1mJep80
律子(私としたことが…また忘れて来ちゃった…)
律子(今日は流石に小鳥さんも帰っちゃっただろうから)
律子「明日朝一で、765プロに行かないと!」
朝
律子「おはようございまーす」ガチャ
律子「何このにおい…お酒!?」
P「うぅ…」
律子「プロデューサー!?」
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 18:14:50.49 ID:Ax1mJep80
P「痛っ!」
律子「大丈夫ですか、プロデューサー?」
P「…あ、頭痛い」
律子「お酒臭いですよ、昨日飲みましたね?」
P「水ぅ…」
律子「待っててくださいね」スタスタ
律子「はい、お水と胃腸薬です」
P「…んあー」
律子「じれったい…ほらっ、ちゃんと座って」
律子「はい口あけて上向いて、あーん!」
P「あ、あーん」
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 18:21:37.14 ID:Ax1mJep80
サラサラ…
P「フゴッ…フゴッ!」
律子「はい、お水です」
P「んぐっ…コクコク」
律子「換気しますね」
P「ぷはっ…」
P「ず、頭痛薬は?」
律子「頭痛は我慢してください。吐き気は無くなると思いますから」
P「…はい」
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 18:27:24.62 ID:Ax1mJep80
P「あれ、他のみんなは…?」
律子「まだ早朝で皆来てませんよ」
P「り…律子は何で居るんだ?」
律子「忘れ物を取りに来ただけです」
P「そ、そうか…」
P(…律子と二人)
律子(そういえばプロデューサー、律子って…)
律子「ぷ、プロデューサー?」
P「な、なんだ律子?」
114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 18:36:42.93 ID:Ax1mJep80
律子「いつもみたいに私のこと…その…『ブサイク』って言わないんですね」
P「ふぇっ!?…痛たたた」
律子「顔見るたびにプロデューサーにそう言われて…すごいショックですよ?」
P「あ、あれは…」
律子「私だって女ですからね…傷ついたりしますよ」
律子「それに…プロデューサーに言われるって思うと…」ゴニョゴニョ
P「え?」
律子「と、とにかくっ!」
P「痛っ!」キーン
律子「いくら、き、嫌いな相手だからって、そういう接し方をするのは大人らしくありません」
律子(流れで言ってしまったわ…)
P(な、何が起こったんだ…律子を嫌い?)
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 18:46:25.95 ID:Ax1mJep80
P「き、嫌い…?」
律子「多分、小鳥さんからお説教されたのでしょう?」
P「…確かにそうだけど」
律子「だから言ってこないわけですよね?」
P「は…はい」
律子「…はぁ、ならもう良いですかね」
律子「たとえ嫌いであろうと、仕事上のお付き合いはしてもらいますからね」
P「嫌いじゃないって」
律子「はいはい、分かってくれたのなら良いですって」
P「本当に嫌いじゃないから!…痛たた」
律子「じゃあ何なんですか?」
P「それはー…」
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 18:58:04.43 ID:Ax1mJep80
P「好き…だよ…?」
律子「っ!…無理してまでそういうこと言わないでください」
P「無理とかじゃないよ」
律子「ですがっ」
P「俺だって、わからないけど…その、律子に…もっと相手してもらいたい、というか…」
律子「だったら普通に言えば良いじゃないですか」
P「律子と話したいとかも…あんまり自分では分かってなくて」
律子「でも…言ってさえくれれば!」
律子「悩むことなんて無かったのにっ」
119: 屑Pに設定したせいで書きづらい 2012/03/10(土) 19:04:22.00 ID:Ax1mJep80
P「伊織から聞いたよ、仕事…ミスしたの」
P「お前のせいだって言われて…」
P「本当かどうか知らないけど…俺が律子不機嫌にさせてるんだって思ったら、情けなくなって」
P「そしたら仕事、ミスしちゃって」
P「本当にゴメン…」
律子「やめてくださいよ」
律子「もう…わかりましたから」
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 19:08:37.67 ID:Ax1mJep80
P「勝手かも知れないけど…俺は律子がその、好きだから」
P「できればこれから仲良くして欲しい…」
律子「…私、散々に言われてきたんですけど」
P「それは、ゴメンって言って許してもらえないだろうけど…」
律子「そうですね、許せません」
P「うっ…」
律子「だから、私もひとつお返しを考えましたよ」
P「お返しって?」
121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 19:14:52.99 ID:Ax1mJep80
真「おはようございます」ガチャ
P「おう真、雪歩もおはよう」
雪歩「おはようございます」
律子「それじゃあ私達は仕事に向かいますね」
小鳥「行ってらっしゃい、頑張ってね」
P「行ってらっしゃい」
律子「はい、ブサイクプロデューサー殿」
「!?」
123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/10(土) 19:16:12.09 ID:Ax1mJep80
〆 意味は察してくださると嬉しいです
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