1: パロディ 2016/07/08(金) 21:16:42.84 ID:VVX6g7HC0
凛「……どうも、皆様こんばんは」
未央「…………」
凛「今日は、皆様に悲しいお知らせがございます……」
奈緒「…………」
加蓮「…………」
凛「私達と一緒に一年目からシンデレラガールズを支えてくださった、島村卯月がですね……」
凛「えー、本日をもって卒業ということになってしまいました……」
未央「…………」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1467980202
引用元: ・卯月「卒業 ~さようなら島村卯月~」
アイドルマスター シンデレラガールズ 島村卯月 ニュージェネレーションVer. (1/8スケール PVC塗装済み完成品)
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3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 21:21:23.15 ID:VVX6g7HC0
未央「まあ、あの……今回限りでということで、ちょっと信じられませんが……」
凛「真相はね、本人の口から直接ということで……」
奈緒「…………」
凛「島村卯月さん、どうぞ」
スタスタ
今日限りでシンデレラガールズを卒業する
島村卯月「……」
加蓮「プフッ……」
凛「真相はね、本人の口から直接ということで……」
奈緒「…………」
凛「島村卯月さん、どうぞ」
スタスタ
今日限りでシンデレラガールズを卒業する
島村卯月「……」
加蓮「プフッ……」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 21:23:18.15 ID:VVX6g7HC0
凛「……お座りください」
ストン
卯月「…………」
凛「えー、あのですね。本人の口から直接、理由をということで……」
凛「説明していただきましょう」
卯月「…………」コクン
ストン
卯月「…………」
凛「えー、あのですね。本人の口から直接、理由をということで……」
凛「説明していただきましょう」
卯月「…………」コクン
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 21:30:07.17 ID:VVX6g7HC0
卯月「えっと、あの……何点か、あるんですけど……」
未央「…………」
卯月「私……シンデレラガールにね、選ばれたんです」
奈緒「ええ、まあ……それはおめでたいことだと思いますが」
卯月「シンデレラガールってね、ものすごい非凡じゃないですか」
凛「はい、まあ……」
卯月「私、もう普通なんて名乗れなくなったんですね」
奈緒「はい……え?」
未央「…………」
卯月「私……シンデレラガールにね、選ばれたんです」
奈緒「ええ、まあ……それはおめでたいことだと思いますが」
卯月「シンデレラガールってね、ものすごい非凡じゃないですか」
凛「はい、まあ……」
卯月「私、もう普通なんて名乗れなくなったんですね」
奈緒「はい……え?」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 21:30:54.24 ID:VVX6g7HC0
卯月「…………」
未央「あー……こうなるとね、もう島村さんダメなんです。カラに閉じこもっちゃって……」
奈緒「はあ……え?」
凛「自分の中のね、こう……」
卯月「…………」
奈緒「…………」
未央「あー……こうなるとね、もう島村さんダメなんです。カラに閉じこもっちゃって……」
奈緒「はあ……え?」
凛「自分の中のね、こう……」
卯月「…………」
奈緒「…………」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 21:35:31.47 ID:VVX6g7HC0
凛「……まあ、ね。これまで色々なことがありましたけれども」
未央「…………」
卯月「…………」
凛「卯月にね、お別れの言葉と花束の贈呈をということで……」
凛「まずはですね、えー……彼女を五年に渡ってプロデュースしてきました」
凛「担当プロデューサーのモバPさんからお別れのご挨拶をいただきましょう」
卯月「…………」コクン
未央「…………」
卯月「…………」
凛「卯月にね、お別れの言葉と花束の贈呈をということで……」
凛「まずはですね、えー……彼女を五年に渡ってプロデュースしてきました」
凛「担当プロデューサーのモバPさんからお別れのご挨拶をいただきましょう」
卯月「…………」コクン
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 21:37:13.82 ID:VVX6g7HC0
スタスタ・・・
モバP(以下P)「……」ペコリ
卯月「…………」ペコリ
P「えー、先日ですね。社長から呼び出されまして……」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 21:41:07.19 ID:VVX6g7HC0
P「『おいモバP。お前、なんで出世しないか分かるか?』と、そう言われました」
卯月「…………」
P「『分かりません』私は、そうハッキリ言いました」
卯月「…………」
P「そしたらですね、社長のデスクに紙が置いてありまして……」
P「『島村卯月』……と書いてあったんです」
卯月「」
卯月「…………」
P「『分かりません』私は、そうハッキリ言いました」
卯月「…………」
P「そしたらですね、社長のデスクに紙が置いてありまして……」
P「『島村卯月』……と書いてあったんです」
卯月「」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 21:44:10.66 ID:VVX6g7HC0
P「『あっ、コレかぁ……』と」
未央「ンフッ」
凛「グッ…ククク…」
P「『コイツのせいで俺は今まで出世出来なかったのかぁ……』って」
卯月「」
未央「ンフッ」
凛「グッ…ククク…」
P「『コイツのせいで俺は今まで出世出来なかったのかぁ……』って」
卯月「」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 21:49:41.45 ID:VVX6g7HC0
P「社長は仰いました……『なあモバP、俺は個人として島村卯月を外したいんじゃない』と」
P「『CGプロダクション全体として島村卯月を外したいんだ』……そう言ったんです」
卯月「」
凛「グ、ククク……」
未央「ングッ……」プルプル
P「これで、ようやく私の憑きものも落ちた感じがします」
P「どうもありがとうございました」ペコリ
卯月「……ありがとうございます」アクシュ
グイッ
ガサガサ・・・
P「……」ペコリ
卯月「……」アクシュ・・・
P「『CGプロダクション全体として島村卯月を外したいんだ』……そう言ったんです」
卯月「」
凛「グ、ククク……」
未央「ングッ……」プルプル
P「これで、ようやく私の憑きものも落ちた感じがします」
P「どうもありがとうございました」ペコリ
卯月「……ありがとうございます」アクシュ
グイッ
ガサガサ・・・
P「……」ペコリ
卯月「……」アクシュ・・・
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 21:52:53.68 ID:VVX6g7HC0
卯月「」
未央「…………」
凛「えー、それではですね。我々も一言ずつということで……」
凛「花束を贈りつつ……ですね。まずは奈緒と加蓮から……」
未央「…………」
凛「えー、それではですね。我々も一言ずつということで……」
凛「花束を贈りつつ……ですね。まずは奈緒と加蓮から……」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 21:57:17.14 ID:VVX6g7HC0
卯月「…………」
ペコリ
奈緒「えー、島村は……あたしらより少し先輩なのかな?」
卯月「」
奈緒「と言っても、あたしはほとんど同期みたいなもんで……加蓮が後輩か」
卯月「」シマムラッテ・・・
ペコリ
奈緒「えー、島村は……あたしらより少し先輩なのかな?」
卯月「」
奈緒「と言っても、あたしはほとんど同期みたいなもんで……加蓮が後輩か」
卯月「」シマムラッテ・・・
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 22:00:42.87 ID:VVX6g7HC0
奈緒「まあ、あの……凛と仲良くなれたのも島村のおかげってのは多少あるとは思ってるし」
奈緒「別にね? うん、やめても全然連絡とかしてくれて構わないし……」
卯月「」
奈緒「あたしは、さ。今まで通り普通に付き合っていっても良いとは思ってる。お疲れさん」
グイッ
卯月「……」
奈緒「別にね? うん、やめても全然連絡とかしてくれて構わないし……」
卯月「」
奈緒「あたしは、さ。今まで通り普通に付き合っていっても良いとは思ってる。お疲れさん」
グイッ
卯月「……」
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 22:04:23.12 ID:VVX6g7HC0
奈緒「ほら、加蓮」
加蓮「ああ、私はいい。何も無いし」
卯月「!?」
奈緒「いや、ほら最後だしさ……」
加蓮「何も無いんだってば本当に……」
奈緒「最後なんだから、加蓮」
加蓮「いや、だから……」
奈緒「加蓮、ほら」
加蓮「思い出が何一つ無いの!!!!」
卯月「」
加蓮「ああ、私はいい。何も無いし」
卯月「!?」
奈緒「いや、ほら最後だしさ……」
加蓮「何も無いんだってば本当に……」
奈緒「最後なんだから、加蓮」
加蓮「いや、だから……」
奈緒「加蓮、ほら」
加蓮「思い出が何一つ無いの!!!!」
卯月「」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 22:06:47.72 ID:VVX6g7HC0
奈緒「うん、お疲れ」
加蓮「お疲れ」
グイッ
卯月「」
加蓮「お疲れ」
グイッ
卯月「」
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 22:10:32.51 ID:VVX6g7HC0
卯月「」
卯月「」
凛「えー、っと……じゃあ私達からもね。花束とお別れを……」
凛「まあ、とは言ってもね。私は卯月とは事務所か現場でしか会うことが無いし」
卯月「!?」
凛「卒業するんなら、もう二度と会えないと思うから……お元気で」
グイッ
卯月「」
凛「じゃあ、未央」
卯月「」
凛「えー、っと……じゃあ私達からもね。花束とお別れを……」
凛「まあ、とは言ってもね。私は卯月とは事務所か現場でしか会うことが無いし」
卯月「!?」
凛「卒業するんなら、もう二度と会えないと思うから……お元気で」
グイッ
卯月「」
凛「じゃあ、未央」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 22:13:59.48 ID:VVX6g7HC0
未央「えー……私はね。あのー、しまむーとは親しくさせていただいてたんですけども……」
卯月「……」コクン
未央「まあ、卒業するにあたってね。ニュージェネもやっぱり三人体制でやっていきたいし……」
卯月「……?」
未央「ちょっとプロデューサーとも話し合ってさ。後任を探してたんだけども……ね」
卯月「!?」
卯月「……」コクン
未央「まあ、卒業するにあたってね。ニュージェネもやっぱり三人体制でやっていきたいし……」
卯月「……?」
未央「ちょっとプロデューサーとも話し合ってさ。後任を探してたんだけども……ね」
卯月「!?」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 22:16:53.19 ID:VVX6g7HC0
未央「それで……まあ、ね。急にガラッと変わるのもアレだからさ……」
未央「一応……しまむらの社長さんがOKしてくれてる、ってことだから」
卯月「」
未央「まあ、そういうことで」
グイィッ!
ガサガサガサ!
卯月「」
未央「一応……しまむらの社長さんがOKしてくれてる、ってことだから」
卯月「」
未央「まあ、そういうことで」
グイィッ!
ガサガサガサ!
卯月「」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 22:20:06.52 ID:VVX6g7HC0
卯月「…………」ペコリ
島村卯月からのお別れの言葉
卯月「………………グスッ」
卯月「……コンナ……」
奈緒「声小っさ……」
加蓮「ンフッ」
島村卯月からのお別れの言葉
卯月「………………グスッ」
卯月「……コンナ……」
奈緒「声小っさ……」
加蓮「ンフッ」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 22:25:22.72 ID:VVX6g7HC0
卯月「コンナ…………」
卯月「こんないっぱいの花束に…………誰が囲まれると思いますか…………?」
凛「グクッ・・・」
未央「プ…フフッ…」
卯月「いつもね……グスッ、三人で、ニュージェネレーションとして………グスッ………」
卯月「ヒグッ…………エグッ……」
卯月「………………」
卯月「エグッ………………」
奈緒「エフッ」
加蓮「ンフフン」
卯月「こんないっぱいの花束に…………誰が囲まれると思いますか…………?」
凛「グクッ・・・」
未央「プ…フフッ…」
卯月「いつもね……グスッ、三人で、ニュージェネレーションとして………グスッ………」
卯月「ヒグッ…………エグッ……」
卯月「………………」
卯月「エグッ………………」
奈緒「エフッ」
加蓮「ンフフン」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 22:31:09.30 ID:VVX6g7HC0
卯月「ヒグッエグッ……ヒググ」
卯月「ヒグッエグッり゛んぢゃんとも゛ね、エグッどもだぢいじょうの関係になれだどおも゛っだのに」
卯月「な゛れだどねヒグッおもっだのにねっエグッエグッごべんだざい」
卯月「ヒグッヒグッ……ヴェェェェエエエエ」
凛「グッ…ククククククク…」プルプル
未央「ンハハハハ」
奈緒「……ッ」プルプル
加蓮「グッ」
卯月「ヒグッエグッり゛んぢゃんとも゛ね、エグッどもだぢいじょうの関係になれだどおも゛っだのに」
卯月「な゛れだどねヒグッおもっだのにねっエグッエグッごべんだざい」
卯月「ヒグッヒグッ……ヴェェェェエエエエ」
凛「グッ…ククククククク…」プルプル
未央「ンハハハハ」
奈緒「……ッ」プルプル
加蓮「グッ」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 22:35:15.22 ID:VVX6g7HC0
卯月「ヒック、グスッ、ウェエエエェェェエエエエエ」エッグエッグ
凛「グッ……えー島村卯月さん、お疲れさまでしたー!」
「「「お疲れさまでしたー!」」」
卯月「グズッ……ヴェェェエエエエエェェェエエエ……!!」スタタタタタ
スタタタタタタ・・・
凛「グッ……えー島村卯月さん、お疲れさまでしたー!」
「「「お疲れさまでしたー!」」」
卯月「グズッ……ヴェェェエエエエエェェェエエエ……!!」スタタタタタ
スタタタタタタ・・・
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 22:37:10.41 ID:VVX6g7HC0
未央「…………」
奈緒「…………」
加蓮「…………」
凛「えー……というワケでね。私達も引き上げようか……」
未央「……だね」
奈緒「引き上げかぁ」
加蓮「ふぅ…………」
「ちょっと待ったあああああああああああああああああ!!!!!!」
奈緒「…………」
加蓮「…………」
凛「えー……というワケでね。私達も引き上げようか……」
未央「……だね」
奈緒「引き上げかぁ」
加蓮「ふぅ…………」
「ちょっと待ったあああああああああああああああああ!!!!!!」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 22:42:13.88 ID:VVX6g7HC0
「しまむーはぁ!! シンデレアガールズをやめへんでえええええええええええええええ!!!!!!!!!」
バサァッ!!
卯月(CG衣装)「びっくりしましたかっ!!」
卯月「実は!!!!」
卯月「全部ドッキリだったんですよおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 22:49:58.29 ID:VVX6g7HC0
卯月「しまむーは! シンデラガールズを!!」
卯月「やめへんでぇ~!!」
~♪
『お願い!シンデレラ』
しまむーは やめへんで 夢は夢で終われない
動き始めてる 輝く日のために
エヴリデイ どんなときも しまむーは やめへんで
ピンチもサバイバルも しまむーやめへん
やめへん しまむらパッション くじけ心 更新
私に出来ることだけを 重ねて
魔法が解けない様に リアルなスキル 巡るミラクル 信じてる
ニュージェネ やめへんで しまむーはまだやめへんで
叶えるよ 星に願いをかけたなら
しまむーは やめへんで まだまだ小さいけど
光り始めてる 輝く日のために
卯月「やめへんでぇ~!!」
~♪
『お願い!シンデレラ』
しまむーは やめへんで 夢は夢で終われない
動き始めてる 輝く日のために
エヴリデイ どんなときも しまむーは やめへんで
ピンチもサバイバルも しまむーやめへん
やめへん しまむらパッション くじけ心 更新
私に出来ることだけを 重ねて
魔法が解けない様に リアルなスキル 巡るミラクル 信じてる
ニュージェネ やめへんで しまむーはまだやめへんで
叶えるよ 星に願いをかけたなら
しまむーは やめへんで まだまだ小さいけど
光り始めてる 輝く日のために
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/08(金) 22:51:39.02 ID:VVX6g7HC0
~♪
卯月「……」ドヤァ
凛「はい、そういうことでね」
加蓮「お疲れー」
奈緒「っはぁー、腹痛い」
未央「やっぱこういうカタい感じ無理だよ私さー」
卯月「」
終了
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