3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 20:03:54.13 ID:24ucU4Rc0
七咲「せ~んぱい、おはようございます」

橘「・・・」

七咲「あれ?聞こえなかったんですか?先輩おはようございます」

橘「・・・」

引用元: 橘「七咲を限界まで無視してみる」 


 

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7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 20:07:41.93 ID:24ucU4Rc0
梨穂子「じゅんいち~、おはよう」モグモグ

純一「おう、おはよう。また食べながら来てるのか」

梨穂子「えへへ、ちょっと寝坊しちゃって」

七咲「・・・」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 20:13:11.24 ID:24ucU4Rc0
梅原「おっす、大将!それに、桜井さんと、えっと後輩の七咲さんだったっけ。おはよう」

純一「おう、おはよう」

梨穂子「梅原くんおはよー」モグモグ

七咲「あ、梅原先輩おはようございます」シュン

梅原「あれ?七咲さんどうしたの?元気ないね」

橘「おい、梅原、時間ないし急ごうよ」

梅原「え、あ、分かったよ大将。」

七咲「・・・」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 20:18:35.82 ID:24ucU4Rc0
キーンコーンカーンコーン

美也「紗江ちゃん、逢ちゃん、おはよー。にししし。」

中多「あ、美也ちゃん、おはよう」

七咲「・・・おはよう」

美也「逢ちゃん、どうしたの?」

七咲「ううん、なんでもない。さ、次は視聴覚室だから急ごう」

中多・美也「・・・?」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 20:23:27.90 ID:24ucU4Rc0
同じ休み時間

棚町「よっ!お二人さんおはよう!」

梅原「おう、おはよう」

橘「やあ、薫、おはよう」シュン

棚町「あれ~?純一、なんか元気ないじゃ~ん。どうしたどうした~」ハムッ

橘「・・・」

梅原「お、おい、大将、どうしちまったんだ!?」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 20:29:30.96 ID:24ucU4Rc0
視聴覚室へ急ぐ3人。森島先輩と塚原先輩と出会う

塚原「お、七咲、おはよう。次は移動教室みたいね」

七咲「あ、え、えっと、塚原先輩おはようございます」モジモジペコリ

森島「どうしちゃったの?いつもみたいに元気ないわね~」

塚原「うん?七咲、何かあったのか?」

七咲「な、な、なんでもありません!急いでるので失礼します!」ウルウル

美也「ちょ、ちょっと、逢ちゃん、教室ここだよ!」

七咲「・・・」ダッ

塚原「七咲・・・」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 20:34:57.61 ID:24ucU4Rc0
昼休み

桜井「よぉし、今日もパンを買いに行きますか~」ルンルン

桜井「あ、純一だ~。お~い、じゅんいち~。」

橘「ぶつぶつ・・・」

桜井「純一、どうしたの?パン買わないの?」

橘「・・・!?ああ、梨穂子か。どうしたんだ?」

桜井「へんなのー。今日の純一なんか変だよ。朝もおかしかったし」プンプン

橘「梨穂子・・・。いや、なんでもないんだ」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 20:39:15.59 ID:24ucU4Rc0
1-Bの教室。昼休み

美也「いっただったきまーす。にししし」

中多「いただきます。わぁ、美也ちゃんのお弁当おいしそう!」

美也「いいでしょ~。にしししし」

七咲「ごちそうさま」

美也「へぇ!?逢ちゃん、もう食べないの??」

七咲「うん、お腹いっぱいなんだ」

美也「今日部活でしょ?大丈夫?なんか朝から変だったよ?」

中多「私達でできることあったら何でもするから、言ってね」

七咲「・・・ありがとう」ウルウル

美也「悪いやつがいたら、みゃーがぶっとばしてあげるね!にしししし!」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 20:45:21.53 ID:24ucU4Rc0
放課後。プールサイド

塚原「ピッ!はい、じゃあ小休止しましょう」

森島「ひびきちゃん!」ピョコリ

塚原「ちょっ、はるか、まだ部活中よ」

森島「いいじゃない、可愛い可愛い響ちゃんと、後輩ちゃんを見に来たんだもの。ね、七咲さん」

七咲「・・・。あ、こんにちわ、森島先輩」

森島「わぁお、嫌われちゃったかしら」

塚原「で、わざわざ邪魔しにきた理由は何かしら?」

森島「まぁまぁ、怒らないでよ響ちゃん。部活終わったら3人でお買い物行かないかなって」

七咲「すみませんが、私はそんなきぶ・・・」

森島「よし、決定ね!また終わった頃に来るわね」

塚原・七咲「ハァ・・・」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 20:52:03.49 ID:24ucU4Rc0
部活終了後

塚原「・・・以上のことを注意して明日からまた頑張りましょう。今日はこれまで」

七咲 イソイソ 「キャッ!?」

森島「わぁお、可愛い子猫ちゃんと正面衝突ね。さ、行きましょう」

七咲「だから、私は・・・」

森島「おねがぁい、先輩最後のお願いだと思って!」

塚原「それ、先週も使ったでしょ!すまない、七咲、こうなったはるかは頑固なんだ。付き合ったくれないか?」

七咲「・・・。わかりました」ペコリ

森島「そうこなくっちゃ!ほら、二人とも急いで着替えるのよ」ウズウズ

橘「・・・」ジーッ

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 20:59:18.96 ID:24ucU4Rc0
商店街

森島「逢ちゃん、次はあのお店行きましょう」

七咲「あ、はい、ちょっと待ってください」

森島「もう、置いてっちゃうわよ」キャッキャ

塚原「まったく、はるかは強引なんだから・・・(少しは七咲のことを元気づけようとしてくれてるのかしら?)」

森島「さ、みんなでプリクラ撮るわよ~。ほら、響ちゃん、笑って笑って。恐いぞ~。七咲さんも可愛い顔なんだから笑って」

プリクラ「3,2,1・・・パシャッ!」

森島「わぁお、可愛く撮れてるわね!明日、橘くんに見せびらかしちゃお」

七咲 ビクッ!


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 21:02:15.91 ID:24ucU4Rc0
塚原「ちょっ、はるか!何言ってんの」

森島「ごめんなさい」シュン

塚原「あのさ、七咲、何かあったの?今日ずっと元気なかったし、橘君のことで悩んでいるんでしょう?」

七咲「つ、塚原先輩!」シクシク

森島「わぁお、響ちゃん泣かせちゃったわね」

塚原「とりあえず、あの喫茶店に入りましょう」

橘 「・・・」ジーッ

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 21:07:38.62 ID:24ucU4Rc0
カランカラン。喫茶店

塚原「何があったか、話してくれる?」

森島「ストロベリーショートケーキとアップルティーお願いします」

七咲「あの・・・」モジモジ

森島「響ちゃんはチョコレートケーキでいいわね、七咲さんはフルーツタルトが美味しいわ」

塚原「はるか・・・(どこまで天然なのかしら)」

七咲「橘先輩が・・・」

塚原「ゆっくりでいいよ。私たちは時間あるから」

七咲「私、どうしていいか分からないんです。先輩が、先輩が・・・うぅ・・・」シクシク

森島「わぁお、また響ちゃんが泣かせたわね」

ビシッ!

塚原「はるか、いいかげんにしなさい」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 21:18:10.62 ID:24ucU4Rc0
店員(棚町)「ご注文お持ちしました~(あれ?あれはたしか純一と仲の良い先輩と、彼女の後輩だったっけ?)」

七咲「ヒック、最近、先輩が、先輩が冷たいんです」

森島「それは許せないわね」

七咲「この1ヶ月くらい挨拶でも普通の会話でも全部無視されるんです。私、特に悪いことをしたつもりはないんですけど」

塚原「なるほど。橘くん自体は私達と接してる感じは以前と変わらないんだけどね。はるかは何か変わったことある?」

森島「んー、そうねぇ、たしかに最近の橘くんは元気なかったわね」

七咲・塚原「えっ!?」

森島「なんていうか、思いつめてるって感じ?so,badね」

塚原「・・・(たまに妙にするどいわね)」

七咲「橘先輩、何か悩んでいるのでしょうか?」

塚原「分からないけど、それとなく私達も聞いておきましょう」

店員(棚町)「純一が悩み事?なにかしら・・・」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 21:24:53.85 ID:24ucU4Rc0
七咲「あの、今日はお二人とも話を聞いていただいてありがとうございました」ペコリ

塚原「七咲、橘くんは抜けてるけど悪い人じゃないと思う。きっと何か理由があるはずよ」

森島「フルーツタルト美味しかったわね!また食べに行きましょうね」

塚原「こらっ。とにかく、何かあったらまた私達に話してね」

七咲「はい、美味しい物食べて元気でました。またよろしくおねがいします」ペコリペコリ

森島「かわいいわぁ。響ちゃん、やっぱり逢ちゃんを妹に・・・」

ビシッ!

塚原「それじゃ、また明日」

七咲「さようなら」タッタッタッ

橘「・・・」ジーッ

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 21:28:43.53 ID:24ucU4Rc0
橘「ただいま~」

美也「あ、にぃに、おかえりー。遅かったね~」スリスリ

橘「なんだよ、くっつくなよ」

美也「にしししし。兄妹"愛"ですよ」

橘 ビクッ!

美也「ん?にぃに、どうしたの?」

橘「う、うるさい。部屋にいるからご飯になったら呼んでくれ」ダッ

橘「くそ、くそう・・・」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 21:36:05.16 ID:24ucU4Rc0
プルルルル、プルルルル

美也「はい、はい、ちょっとお待ちくださ~い。にぃに~、電話だよ~」

橘「もしもし、橘です」

棚町「よっ!今いいかな?純一、何か悩んでる?」

橘「え、い、いきなりなんだよ」

棚町「ほらほら~言ってみなさいよ~。今日、私がバイトしてるところに七咲さんだっけ?彼女が先輩たちと来てたのよ」

棚町「はっきりは聞こえなかったけど、純一の名前と、七咲さんの泣き声が聞こえてさ。もしかしたらと思って」

橘「・・・くれ。」

棚町「え?何?」

橘「ほっといてくれ!」ガチャン

美也 ビビクッ!

棚町「何よ、もう・・・」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 21:41:44.28 ID:24ucU4Rc0
美也「にぃに、恐い!そんなにぃに嫌い!もう、こないで」シクシク

橘「美也・・・」

一方、棚町家

棚町「これは何かあるわね」

梅原「大将、どうだった?」

棚町「ほっといてくれって、いきなり切られたわ。やっぱり何か隠してる」

梅原「たしかに最近上の空だったもんなぁ」

梨穂子「今日は二人ともごめんねー。私一人じゃ恐くて」

棚町「ああ、気にしないで。様子がおかしいのに気づいたのは桜井さんだし。私達も気になってたから」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 21:53:52.92 ID:24ucU4Rc0
七咲家

七咲「今日は楽しかったな。塚原先輩達のおかげで少し元気でた」

プルルルル、プルルルル

七咲「はい、七咲です。あ、美也ちゃん。どうしたの?泣いてるの?」

美也「逢ちゃん、にぃに嫌い。やなやつ」

七咲「え、ちょ、どうしたの?落ち着いて話してくれる?(先輩、まさか美也ちゃんにもひどいことを・・・)」

美也「うぅ、ひっく、さっきね、みゃーがね、にぃにのこと変だって言ったら、怒ってたの」シクシク

七咲「美也ちゃん、私が言うのもなんだけど、先輩は優しい人だよ。きっと何か理由があると思うの」

美也「ひっく、うん、うん。みゃーね、二人とも好きなの。だから、二人仲良くしてほしいの」

七咲「美也ちゃん・・・。あのね、今から、先輩に電話かわってもらえないかな?」

美也「大丈夫なの?いいの?」

美也「にぃに!電話・・・。いいからかわるの!!」

橘「ったく、なんだよいきなり。もしもし」

七咲「・・・・・・。もしもし、先輩ですか?」

橘 ビクッ 「・・・・・・・・。」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 21:58:33.56 ID:24ucU4Rc0
七咲「先輩、元気ですか?私は毎日楽しいです。先輩と毎日学校で会えてますよね」

橘「・・・」

七咲「でも、最近、先輩が元気無くって心配です。私じゃ頼りないですか?」

橘「・・・・・・・」

七咲「先輩は優しい人です。きっと理由があると思うんです。私、先輩のこと好きですよ」

橘「・・・・・・・・・・な」

七咲「え?なんですか?今、名前呼んでくれたんですか?先輩、先輩!!」

ガチャン!

ツー、ツー、ツー

橘「部屋、戻る」

美也「にぃに!」

七咲「せんぱい・・・」うっすらと頬から涙が流れる

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 22:03:05.03 ID:24ucU4Rc0
翌朝

梅原「おっす、大将、今日も元気か?」

棚町「純一おはよう!なんかしけた顔してるわね~」

梨穂子「じゅんいち~おはよう、パン食べる?」

橘「みんな、おはよう!梨穂子、太るぞ」

梨穂子「そんなことないよぉ。最近ダイエットしてるもん」

七咲「あ、先輩、おはようございます、昨日は電話すみませんでした」

橘「・・・」スタスタ

七咲「あ・・・」

棚町(イライラ)

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 22:07:31.30 ID:24ucU4Rc0
棚町「ちょっと待ちなよ純一。あんたちゃんと挨拶しなさいよ」

橘「どうしたんだ、薫、そんな怖い顔して」

棚町「ごまかさないで。七咲さんに挨拶しなさいよ」

橘「薫、頼むから行く手を遮らないでくれ」

七咲「あ、えっと、棚町先輩、いいんです、気にしないでください」

棚町「いや、でも・・・」

七咲「お願いします」ペコリ

棚町「・・・分かったわ。純一、あんたやっぱり変よ」

橘「さ、今日のお昼はなんだろうな。梨穂子、今日はお前も一緒に食べよう」

梨穂子「ふぇ、え!?」

橘「さ、みんな遅刻するよ。急ごう」ダッ

美也「にぃに・・・。行こう、逢ちゃん」

中多「逢ちゃん」ピタ

七咲「ありがとう、大丈夫だから」

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 22:19:27.52 ID:24ucU4Rc0
昼休み

橘「よし、みんなご飯食べようか」

七咲「せんぱい、私も一緒に食べていいですか?」

橘「・・・」

棚町「せっかくだし、一緒に食べよう。いいわよね、純一」

橘「・・・」

棚町「それにしても、今日は暑いわねぇ。水泳部だとこういう時はいいわね」

七咲「そうですね、でも泳いでると暑くなってきますよ」

棚町「ああ、それじゃ意味ないわね」

梅原「棚町さんは、いつでも暑そうだよね」

棚町「なにそれ、どういう意味よ!私はいつでもクールガールでしょうが!」

田中「薫ったら、すでに熱くなってるじゃない」

七咲「先輩たちおもしろいですね」

橘「・・・。ごめん、別で食べてくるわ」

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 22:21:35.87 ID:24ucU4Rc0
棚町「ちょっ、純一、待ちなさいよ~」

橘 スタスタ

屋上

橘「そろそろ、許してくれないかな・・・?もう、十分だろう?」

橘「たしかに僕は君に悪いことをしたかもしれない。でも、七咲は関係ないじゃないか」

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 22:31:28.92 ID:24ucU4Rc0
森島「わぁお、なんかすごい所に出くわしたようね」ソワソワ

橘「七咲はいい子なんだ。彼女は今も我慢してる。色々言いたいことあるのに、じっと我慢してくれてる」

橘「だから、そろそろ解放してあげてくれ」

謎「・・・」

森島「誰かしら、よく見えないわ・・・」

橘「これ以上は僕も耐えられない」

謎「・・・」

森島「ダメね、もう一人の声が聞こえないわ」

橘「分かったよ、言い過ぎた。もう少し、もう少しでいいんだな。約束してくれ」ダッ

森島「うーん、なんだか恐いわね」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 22:35:34.24 ID:24ucU4Rc0
橘さん、猛然とダッシュ

ドン

七咲「きゃっ、危ない。あ、先輩・・・。どうしたんですか、こんなに急いで」

橘「・・・」プイ

七咲「せんぱい、甘えていいですか?今、誰も見てませんし」

橘「・・・」

七咲「じゃあ、お言葉に甘えて。えい!先輩って暖かいですね」スリスリ

橘「・・・邪魔だ」バッ

七咲「せんぱい・・・」シュン

梅原「おう、大将、何急いでるんだ?」

橘「あ、梅原、いやぁ、ちょっと屋上で昼寝しすぎて慌てて起きたんだよ」

梅原「大将、頼むよ~。次の時間高橋先生なんだから」


74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 22:45:50.00 ID:24ucU4Rc0
放課後

七咲「せ~んぱい、今日は部活ないので一緒に帰りましょう」

橘「・・・」スクッ

七咲「じゃあ、私もついて行きます」トコトコ

七咲「今日は美也ちゃんが授業中寝言を言ってたんですよ。クラス中に聞こえちゃって大変でした」クスクス

七咲「郁夫は最近力が強っくて、相手するの大変なんです。先輩今度遊んであげてください」

七咲「腕、組みますね・・・」スルッ

橘「・・・」

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 22:51:44.38 ID:24ucU4Rc0
七咲「もう、着いちゃいましたね。先輩、また明日」

橘「・・・」ガチャ

美也「おかえりー。逢ちゃんと一緒だったんだね。にしししし」

橘「お腹すいたな」

美也「今日はね、みゃーが作ったんだよ!まんま肉まんカレー」

橘「ええ!?」

美也「にしししし、みゃー特性だよ!これ食べて元気だしてね、にぃに」

橘「余計凹みそうだな、トホホ」

深夜

橘 ゴソリ・・・

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 22:59:02.97 ID:24ucU4Rc0
一方、森島家

森島「なんか眠れないわね。響ちゃん呼んで深夜のお散歩デートでもどうかしら」

プルルル

塚原「もしもし、はるか、こんな遅くにどうしたの。えっ!?散歩!?はぁ、仕方ないわね」

20分後

森島「ごめんね、響ちゃん、なんか寝付けなかったの。近所の公園まで付き合って」トコトコ

塚原「あら、先客がいるわね。あれ?なにか見覚えがあるけど・・・、橘君!?」

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 23:05:33.67 ID:24ucU4Rc0
橘「こんばんわ。こんな時間に呼び出して一体何の用?」

橘「そろそろ許してくれるのかな」

森島「響ちゃん、誰と話してるのかしら?」ゴソゴソ

塚原「しっ!声が大きいよ。ヒャッ、何!?」

森島「うふん、響ちゃん、感じやすいのね~」ゴソゴソ

ビシッ!

塚原「こんな時に何やってるのよ!」


99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 23:35:11.16 ID:24ucU4Rc0
森島「誰と話してるのかしら・・・」

橘「今日で約束の一ヶ月です。これで僕は七咲とまたいつもの生活に戻れるんですね」

塚原「え?どういうこと・・・?」

橘「長かった。でも僕はやり遂げたんだ」

104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 23:41:31.36 ID:24ucU4Rc0
森島「え?1ヶ月?何、どういうことなの?響ちゃん」

塚原「しっ、相手が分からないからなんとも言えない」

橘「さあ、これで僕も七咲も幸せになれるのかな」

謎「・・・・・・・・・みゃー」

塚原「え?美也ちゃん?まさか、美也ちゃんにまで手を出そうというの!?」

森島「もう、我慢出来ないわ!行くわよ、響ちゃん!」ダッ!!

森島「さあ、観念なさい、橘君、そして、悪党!私達が相手よ!!」バッ!かっこいいポーズ∠( ゚д゚)/

塚原「え、えっと、その・・・、観念しなさい///」クネクネ

107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 23:47:30.15 ID:24ucU4Rc0
橘「せ、せんぱい!?ど、ど、どうしたんですか、こんな所で??」

森島「さあ、悪い奴はどいつかしら。橘君、私達が来たからもう安全よ!」

塚原「///」クネクネ

森島「あれ?誰もいない?逃げたのね!」

橘「ふ、二人とも落ち着いてください!」

ガサガサ ガサガサ

塚原「きゃあああああああああああああ」

森島「響ちゃん!」

109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 23:50:30.24 ID:24ucU4Rc0
塚原「きゃああああ・・・って、あれ?」

森島「あら・・・」



にゃー。



塚原・森島「・・・・・・・・・ねこ!?!?!?!?」

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 23:54:14.47 ID:24ucU4Rc0
橘「あちゃ~。先輩、大丈夫ですか?」

森島「ちょ、ちょっとどういうことなの橘君。わけが分らないわ」

塚原「ちゃんと説明してくれるかな?///」スリスリ

橘「すみませんでした・・・。ここまで大事になるとは思っていなくて」

115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/18(日) 23:59:19.53 ID:24ucU4Rc0
橘「ちょうど、1ヶ月ほど前だったと思います。駅前に、有名な占い師が東京から来てたって話題になりましたよね」

森島「ええ、たしか、池袋の父とかそんなんだったわね?」

橘「そうです。ちょうど七咲と付き合ってしばらくたった頃だし、軽い気持ちで占いしてみたんです」

塚原「池袋の父・・・?」

橘「そしたら、いきなり彼女がいることを当てられれて、このままでは君たちはいずれ別れる運命だと言われたんです」

森島「わぁお、それは恐いわね」

橘「どうすればいいか尋ねたら、1ヶ月間彼女にばれないようにこの猫を飼育しろって。そしたら彼女とはうまくいくって」

塚原「はぁ・・・(ほんと橘君って良い人すぎるというかなんというか)」

橘「僕、怖くなってそれで猫を引き取ったんです」

117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/19(月) 00:03:25.58 ID:qgVMX3Nq0
橘「それからは必死でした。匂いに気づかれないように、七咲がくっついてこないかとか、色々気をつけました」

森島「ふ~ん、で、彼女はすごく悲しんでたわよね」

橘「はい、分かってました。でも、会う度に池袋の父から脅されて、どうしようもなくて・・・」

塚原「橘君、あのね」

橘「はい?」

塚原「さっき、テレビでやってたんだけど、池袋の父、捕まったらしいわよ」

橘「そうなんですか・・・。って、えええええ!?」


121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/19(月) 00:09:55.11 ID:qgVMX3Nq0
七咲「先輩!」

橘「!?」

七咲「先輩!先輩!!」ダッ

橘「どうして、ここに?」

塚原「一応美也ちゃんと、七咲を呼んでおいたの。橘君を見つけた時にね」

七咲「どうして、どうして言ってくれなかったんですか。私、そんなことで嫌いになったりしませんよ」

橘「ごめんよ、七咲。1ヶ月だけ口を閉じれば解放されると思ったんだ。ほんとにごめ・・・」フニッ

七咲の暖かい唇の感触

七咲「今度そういう時は、1年でも10年でも、私が口を塞いであげますよ」

森島「わぁお」

美也「逢ちゃん大胆///」

塚原「さ、私たちは帰るわよ」

七咲「先輩、大好きです」チュッ