吉良「!」グイ
キンブリー「」スカッ
キンブリー「!?」クルッ
吉良「・・・助かったぞキラークイーン・・・」フウ
キンブリー「・・・私に見えないところから察するに、霊的なものなのですか?スタンドとは」
吉良「否定はしないな」
キンブリー「そうですか・・・ふむ」
キンブリー「(霊的なものとはいえ・・・どうやら実体はあるようですね・・・)」
310 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/14(土) 14:17:44 ID:uNvGRPtc
ス…
サ…
キンブリー「(普通であれば殺すべき相手ですが・・・彼は軍人ではない!つまり、口を割ることがたやすい!)」
吉良「(普通なら殺すべき相手だが・・・奴は人間だ!簡単に口を割ることができる!)」
キンブリー「(死なない程度に・・・)」パン
吉良「(殺さない程度に・・・)」スッ…
キンブリー「(痛めつける!)」バチチッ
吉良「(攻撃を加える!)」グッ
カチッ
ドン
311 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/14(土) 14:22:02 ID:uNvGRPtc
キンブリー「くっ!」バッ
キンブリー「(後ろの壁を爆破するとは・・・霊とは厄介なものですね)」ダッ
吉良「!」
キンブリー「(障害物のある部屋に場所を移さなければ・・・!)」
中尉「」ドン
キンブリー「!」
ビシュッ
キンブリー「・・・何のつもりですか、リザ・ホークアイ中尉」
中尉「・・・」チャキ
312 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/14(土) 14:23:01 ID:uNvGRPtc
中尉「ホムンクルス側には何としても全滅してもらわなければいけませんからね・・・」チャッ
キンブリー「・・・へえ?」パアン
中尉「!」
大佐「」パン
バチバチッ
ドゴオオ
キンブリー「!」
吉良「・・・壁?」
ズズ…ン…
313 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/14(土) 14:24:33 ID:uNvGRPtc
ジョニイ「うっわDioだ」パカパカ
Dio「人に向かってなんだその態度は・・・ん?ディアボロ?」
ディアボロ「ああ・・・それよりもDio、大問題だ」
Dio「あ?」
ディアボロ「実はな、貴様らが倒したホムンクルスが生き返ったんだ」
Dio「・・・は?」
ディアボロ「プッチが戦ったというデブホムンクルスは倒したが・・・残りの2人はどこにいるかわからん」
Dio「・・・そうか」 ズズ…ン…
一同「!?」
Dio「ッ!」ダッ
ディアボロ「あ、おい・・・」
314 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/14(土) 17:00:59 ID:uNvGRPtc
コオーン…
キンブリー「・・・壁で私を囲い、閉じ込めましたか・・・」
キンブリー「この程度、壁を爆破すればなんてこと・・・」スッ
吉良「」カチッ
キンブリー「!」
ドガン
大佐「!」
中尉「!?」
キンブリー「くッ!」
315 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/14(土) 17:36:18 ID:uNvGRPtc
キンブリー「馬鹿な・・・ッ!実体があるのではなかったのか!?」
キンブリー「(マスタング大佐の作った壁を通り抜け・・・私の後ろの壁を爆破したというのか!)」ギリ
吉良「・・・言い忘れていたが・・・」
吉良「スタンドは物体をすり抜けることも、触ることも可能でね」スッ
キンブリー「・・・・・・面白い!ますます興味深い!」パアン
キンブリー「まずはこの壁を破壊しなければなりませんねえ」バチッ
ズドオオン
吉良「・・・」
キンブリー「フフッ」
316 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/14(土) 17:37:56 ID:uNvGRPtc
カツカツカツ…
プッチ「確かここを右に・・・」
DIO「頼むぞプッチ・・・君だけがここの設計を知っているんだからな」
プッチ「ああ・・・ん?」
ラース「・・・君は、確か先日グラトニーと戦った者だね?そして左の君は先ほど私と戦った・・・」カツカツ
DIO「・・・貴様も生き返ったのか」ザッ
プッチ「DIO・・・ここは私がやる」
DIO「何?」
ラース「ほう」
317 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/16(月) 15:13:17 ID:jQSvVUGs
プッチ「君の話より・・・こいつは若返っている」
ラース「・・・」
プッチ「DIO、君は年を取ったこいつと戦って苦戦したんだったね?もしかしたら負けるかもしれない」
DIO「しかしプッチ!」
プッチ「いいから。それに・・・後ろにもホムンクルスは来ているようだし」
DIO「!」クル
スロウス「めんどくせえ・・・次はこいつか・・・?」ポリポリ
DIO「・・・」
ギリ
318 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/16(月) 15:22:38 ID:jQSvVUGs
バッ バッ
シュバッ
キンブリー「・・・」バヒュッ
キンブリー「(速い・・・が軍人ほどではない)」パアン バチッ
吉良「チッ」ドム
カチッ
キンブリー「うッ」バン ドン
キンブリー「」ダッ
吉良「!」
キンブリー「もらった!」
319 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/16(月) 15:32:23 ID:jQSvVUGs
ガッ
キンブリー「何・・・!?」ギリギリ
吉良「・・・キラークイーン・・・!」
キラークイーン「」ギギギ
キラークイーン「・・・」バキッ… ミシ…
キンブリー「・・・これがスタンドの力、というのですか!」
吉良「そのとおりだ・・・ついでに言うと、お前の腕を爆弾にさせてもらったよ」
キンブリー「・・・!」ギリ
吉良「フン」スッ
キンブリー「・・・」ニイ
320 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/16(月) 15:34:08 ID:jQSvVUGs
キンブリー「・・・あなた、このままいけば勝てると思っているんでしょう」
吉良「・・・?そうだが?」
キンブリー「それは大きな間違いです。・・・これが何かわかりますかねえ?」
カロッ
吉良「(・・・カーズが以前話していた・・・エイジャの赤石、か?)」
中尉「・・・賢者の石!」
大佐「何!?」
キンブリー「その通りですねえ。さて、この石の力を使えば・・・どんなことが可能だと思いますか?」
吉良「なッ・・・」
バチッ
321 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/16(月) 15:38:42 ID:jQSvVUGs
ズガァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアン
アア…ン…ン…
吉良「・・・」パラ…
中尉「う・・・」ガラ
大佐「む・・・!」グググ
キンブリー「・・・皆生かしてありますよ・・・まあ、情報を吐かせて殺しますけどね」ザッ
大佐「させるか!」パチン
キンブリー「!」
バッ
ゴウ
322 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/16(月) 15:40:50 ID:jQSvVUGs
モクモク…
大佐「・・・」
ブワッ
キンブリー「・・・視力を失っても攻撃は割と正確ですね」ケホッ
大佐「くッ・・・!」
キンブリー「」ダン バチッ
ドゴオオン
大佐「ぐあああッ!」
ドサッ
キンブリー「・・・フフッ」
323 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/16(月) 16:56:12 ID:jQSvVUGs
パコッ… パラパラ…
ガラ
キンブリー「!」
吉良「・・・」グググ
グググググ
吉良「・・・」
カチッ
キンブリー「なッ!」カッ
ドオン
324 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/16(月) 16:59:46 ID:jQSvVUGs
オ…ン…
キンブリー「ぐあああああああーーーーーーーーーーーーーーーッ!?」ブシュウウウウウウウウウウウウウウ
キンブリー「ぐううううううううううううう!!ああああああああああああああああああああああ!!」ドサッ
キンブリー「ぐあああああああああああッ!ああああああああああッ!」
吉良「男の手にはもともと興味はないが・・・貴様の手は美しくなかったのでな・・・躊躇なく爆破できた。手を使えなければ錬金術も使えまい」
キンブリー「ぐ・・・フフッ・・・なるほど・・・ぐぶッ」ゲボオ
ボタタッ
キンブリー「ハア・・・ハア・・・」
キンブリー「ですが、なぜ錬金術は手のみでしか行えないと・・・思ったのですか?」グググ
325 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/16(月) 17:05:22 ID:jQSvVUGs
吉良「何!?」
キンブリー「ぐッ・・・うッ・・・」グググ
ゴロン
キンブリー「う・・・くっ・・・」ググググググ
吉良「!」
ググググ
吉良「キ、キラークイーン、脚を爆破し・・・」
キンブリー「遅い!」ダン
バチバチッ
326 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/16(月) 17:25:17 ID:jQSvVUGs
ガッ
大佐「させん!」パアン
キンブリー「!」
キンブリー「(手合わせ練成・・・炎じゃないのかッ!)」
バチバチッ
グオオオオオオオオオオ
大佐「爆発は塞がせてもらう!」ドドドドドドドドドドドド
キンブリー「くッ・・・柱をッ!」
キンブリー「(ぐッ・・・邪魔だッ!)」
327 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/16(月) 17:41:11 ID:jQSvVUGs
キンブリー「くうッ!脚で・・・!」ババババババババババ
バチチチチチチチチチッ
ドガッドグアアアアアアアアアアアアン
大佐「・・・」シュウウウウウウ
キンブリー「まさか・・・あなたが首を突っ込んでくるとは・・・くッ」ガク
大佐「脚1本でよく頑張ったと言いたいところだが・・・腕を爆破されているんだ、諦めろ。まあその前に情報を吐いてから死んでもらう」スッ
キンブリー「・・・軍人は情報を何としても吐かないように訓練されていることぐらい・・・あなたはよく知っているでしょう?」
大佐「なら、貴様の忍耐の限界を突破するまで拷問にかけるのみだ」パチン
キンブリー「ぐッあッ!」ボウ
328 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/16(月) 17:43:22 ID:jQSvVUGs
ボウ ゴウ
キンブリー「」ギリ プシュウウウウウウウ…
大佐「・・・まだ吐かないか」キュッ
吉良「こいつはもう期待できない。わたしが始末しよう」
キンブリー「・・・軍人は、どんな時も敵に情報を漏らさない。漏らす危険性があるなら、仲間であろうと自分であろうと抹殺するのみ」
吉良「・・・?」
キンブリー「・・・というわけで、私とあなた方を同時に爆殺することといたしましたよ」ニヤ
中尉「なっ・・・」
キンブリー「」バン
バチッ
329 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/16(月) 17:45:24 ID:jQSvVUGs
キンブリー「あなたは私とよく似ています・・・」クル
吉良「!」
キンブリー「軍人と民間人、立場は違いますが、私とあなたは同じにおいがします」バチバチバチ
吉良「・・・」バチバチ
キンブリー「平気で殺人を犯している・・・もっとも、殺人を楽しんでいるかどうかは分かりませんが・・・」
キンブリー「同類同士・・・ここでケリをつけませんか?」バチバチバチバチ
吉良「・・・!」
シュルル
カッ
ズドオオオオオオオオオオオオオンン
330 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/16(月) 18:15:27 ID:jQSvVUGs
中尉「ッ・・・!」
大佐「・・・」
大・中「・・・ん?」
Dio「・・・危ないところだったな、吉良」シュル
吉良「ああ・・・助かったぞDio」フウ
中尉「・・・!?」
大佐「何だ・・・どうなっているんだ中尉?」
中尉「わ、わかりません・・・」
Dio「・・・ああ~・・・」ポリポリ
331 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/17(火) 21:15:01 ID:TE72sVcI
中尉「・・・へえ」
大佐「なるほど・・・それにしてもタイミングがいいな」
吉良「・・・!」
吉良「おい、お前本物だろうな?」ズイ
Dio「・・・は?」
大佐「なるほど、エンヴィーか」ヨッコイセ
Dio「え?おい・・・」アセアセ
吉良「よし、少し質問に答えてもらおう」
マズファニーノシュミニツイテダガ…
332 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/17(火) 22:04:35 ID:TE72sVcI
吉良「・・・本物だな」
Dio「ファニーが聞いてたら再起不能になったろうな・・・」
カーズ「」ザッ
Dio「!」
カーズ「・・・ム?吉良とDioか」ザッ
Dio「カーズ?」
吉良「・・・お前も本物なんだろうな」
カーズ「当然だろう。吉良よ」
吉良「・・・」
333 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/17(火) 22:07:15 ID:TE72sVcI
カーズ「どうした?吉良」
吉良「・・・お前」
カーズ「む?」
吉良「お前が作った、吸血鬼を作り上げる道具は?」
カーズ「・・・は?」
Dio「・・・!」
吉良「即答できなくてはいけない質問ではないのか・・・!?」
カーズ?「・・・チッ、バレたんなら仕方ないねえ」ズズズ
エンヴィー「そ、このエンヴィーの・・・変化した姿だったんだよ」ズズズ
エンヴィー「さあて、誰がこのエンヴィーと殺りあうのかな?」
334 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/17(火) 22:12:22 ID:TE72sVcI
カーズ「ほほう、このカーズに化けるとは相当度胸のある下等生物と見たぞ・・・知能の方はそんなにないようだがな」カツ カツ
Dio「!」
エンヴィー「!」
エンヴィー「・・・あ?」クル
カーズ「フン」ガシャン
ラスト「あら・・・お客さんが多いみたいねエンヴィー」ザッ
カーズ「ム?」
エンヴィー「ああ、ラスト!手伝ってくんないかな?」
ラスト「いいわよ」シャッ
Dio「・・・」
335 :コバトン:2013/12/17(火) 22:48:01 ID:5VEa4c9g
すげ~面白い期待
336 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/17(火) 22:59:06 ID:TE72sVcI
Dio「吉良、お前は休んでいていいぞ。あの腹出し野郎はこのDioがやろう」
吉良「言われなくても。さっきの奴との闘いで両脚が折れたからな・・・」ググ
カーズ「・・・ふむ、ならこのカーズはこいつを相手にしよう」ザッ
ラスト「・・・」ニヤ
エンヴィー「へえ?じゃあやろうよ!そこの網みたいなお兄さんさぁ!」ニイ
Dio「なんであろうと・・・必ずクセというものがある。それを見つければ、貴様はたやすく倒せる」
Dio「クセは直せない。宿命のようにな」グンッ…
ダッ
エンヴィー「」ダッ
337 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/17(火) 23:01:04 ID:TE72sVcI
Dio「」ビュン
エンヴィー「うおッ!」グン
スカア
エンヴィー「へへッ」ヴォッ
Dio「!?腕が伸b」ズガアン
エンヴィー「ひゃはは、これでラストを倒せたっていうのォ?」ギリギリ
Dio「・・・」グググ
Dio「(DIOから聞いた奴は・・・波紋で腕を伸ばせると聞いた)」
Dio「(こいつは理屈が根本から違うッ!)」
338 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/17(火) 23:06:33 ID:TE72sVcI
エンヴィー「あはははははは!」メキッ…メキ
Dio「・・・!」ギギギ
Dio「いい気になるなよマヌケが・・・」メリメリメリ
エンヴィー「!?」
Dio「KUAAAAAAAAAAAA・・・」グググググ
エンヴィー「(なんだ!?人間の力じゃねえ!)」グググ
ガブッ
ブチイイイイイイイイーーーー
エンヴィー「がッ!?」
339 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/17(火) 23:24:34 ID:TE72sVcI
Dio「KUAAAAAAAAA!」バッ
エンヴィー「(なんだこの跳躍は!?)」ササッ
Dio「」ブン
エンヴィー「ぐッ!」ズバア
エンヴィー「てめ・・・」ズバッ
エンヴィー「うッ!」バキイ
エンヴィー「がッ!」ボコオ
Dio「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!」ビュン
エンヴィー「くッ」グル
ガスッ
エンヴィー「・・・チイ!」
341 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 15:59:11 ID:e7Kw3Kz2
ラスト「」ヒュッ
カーズ「あッ」サッ キイン
バラッ
カーズ「・・・!」バラバラ
ラスト「せっかくの刀も台無しみたいね」フフ
カーズ「・・・それはどうかな?」ズズズズズ
ラスト「!」ズズズ
ズズ…
カーズ「再生能力は貴様らゴミどもより上でな」シャキン
ラスト「・・・へえ?」ダッ
342 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 16:04:58 ID:e7Kw3Kz2
ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウンン
ラスト「!」
カーズ「ひとつ教えてやろう・・・我が流法は光」
カーズ「なぜ刀なのに鋼ではないのか・・・わかるか?」
ブン
ラスト「くッ!」スパッ
ラスト「(いきなり切れ味が増した・・・!?それに、刃が光を放っている!)」
カーズ「フッ」シャキン
カーズ「無限の谷底へェェ・・・溶けて流れ落ちろォォォオオオ!」ダッ
343 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 16:07:09 ID:e7Kw3Kz2
Dio「WRYYYYYY!!」ヒュン
エンヴィー「うッ・・・」バキイ
エンヴィー「調子に乗りすぎだ!」ブン
ズオッ
Dio「ぐッ!」ドグウッ
エンヴィー「あんた・・・リーマンやマスタングみたいなド派手な能力は持ってないんだろ?」ザッ
エンヴィー「へへっ・・・負ける要素がないねェ」ペロ
Dio「・・・」
エンヴィー「」シャキイン
Dio「(腕が刀になった・・・変身能力か?)」
344 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 16:09:10 ID:e7Kw3Kz2
エンヴィー「」シュルル…
ダッ
Dio「(腕が伸縮自在な以上・・・前後で避けるのはよくないな)」ギリ
Dio「フン!」タッ
エンヴィー「!」
エンヴィー「(上に避けたか!)」タンッ
Dio「!」
エンヴィー「切り殺してやるよ!」ヒュン
Dio「ぐっ」サッ
ガキイイイイン
345 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 16:12:14 ID:e7Kw3Kz2
エンブィー「チッ・・・」シュッ
ガキン カアン
エンヴィー「(にしてもでかい鉤爪だな・・・かなり広い範囲カバーできるだろうな)」ギイン
エンヴィー「ちょっと窒息してもらうぜ?」シュルッ
Dio「!」バシイ
Dio「(これは・・・!ヘビか・・・!)」グググ
エンヴィー「さて、殺りやすくなった」シャキイ
Dio「・・・!」グググググ
エンヴィー「」ニイ
グググググググ
346 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 16:14:25 ID:e7Kw3Kz2
スパア
ラスト「く・・・!」バチバチ
ラスト「何故・・・!?単に斬られただけよりも、遥かに!遥かにダメージを受けている!」
カーズ「・・・波紋だ」
ラスト「・・・は?」
カーズ「波紋の呼吸によって、体内にエネルギーを作り出す東洋の術だ。普通の波紋であればレンガや石を破壊するのが可能な程度だが・・・」
カーズ「このカーズの波紋はちと強すぎてな、生物の体を気化させる程だ・・・この波紋を我が輝彩滑刀に流していただというわけだ」チャッ
ラスト「・・・」ギリ
カーズ「さて、続きを楽しもうではないか」ペロ
347 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 16:28:00 ID:e7Kw3Kz2
ドガァァアアアアン
中尉「ッ!」
吉良「・・・どっちが先に落ちた!?」
シュウウウウウウウウ…
エンヴィー「フー・・・」ガラッ パキ
エンヴィー「なんとか賢者の石の浪費を抑えられたな・・・クッションに使えてよかったよ」
エンヴィー「ねえ?」
Dio「ぐッ・・・!」ギリギリ
エンヴィー「」ニヤニヤ グググ
Dio「ッ・・・」メリメリ
348 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 16:53:38 ID:e7Kw3Kz2
Dio「KUAA・・・」メリメリ
エンヴィー「・・・ん?」
Dio「KUAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」ズズズ
エンヴィー「!」
ガブッ
バキバキ グシャア
エンヴィー「こ、こいつ!」バッ
エンヴィー「」ザザッ
エンヴィー「正真正銘の恐竜になりやがった・・・!」バチバチ
Dio「ウシャアアアーーーーー!!!」
349 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 16:58:03 ID:e7Kw3Kz2
Dio「」ダッ
エンヴィー「ぐッ!」ガブッ
メキメキ…バキッ
エンヴィー「くッ!」バッ バチバチ シャキン
エンヴィー「!」
ドゴオ
エンヴィー「ぐあッ!」
エンヴィー「(人間より遥かに強い蹴り・・・!くそったれ!)」ドザザッ
エンヴィー「げぼッ・・・仕方ねえ・・・」ギロ
350 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 17:00:45 ID:e7Kw3Kz2
エンヴィー「糞が・・・人間無勢が見下してんじゃねぇ!!!」ズズズ
Dio「!」ズズズズズ
エンヴィー「これが・・・このエンヴィー様の真の姿さッ!てめえは爆弾攻撃や錬金術なんか使えねえー・・・」ズズズ
エンヴィー「だったらァ!」ズッ!
エンヴィー「体格のでかい方が圧倒的に有利なんだよ!!」ドォーン
Dio「・・・」
エンヴィー「くたばれ」ズン
Dio「」ダッ
エンヴィー「」ブン
351 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 17:03:56 ID:e7Kw3Kz2
ズバアッ
ラスト「うッ・・・!」バチバチ シュウウウウウウ
ラスト「(どれだけ斬っても刺しても・・・!すぐに再生する!)」シパッ ズバッ
ラスト「(一方で・・・こっちの再生能力は波紋という未知の能力で妨げられている・・・)」
ラスト「(これから・・・負けるのね・・・決定的に)」ズバア
カーズ「さて、本当の調理はこれからだ」パカパカッ
ラスト「!」
カーズ「俺の血管針を刺し込んで貴様の体を内側から・・・グツグツのシチューにしてくれよう」ニュルニュル
シュバッ
ラスト「ぐッ・・・!」ザクザクザク
352 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 17:07:17 ID:e7Kw3Kz2
ザクザクザクッ
ラスト「あッ・・・!」
カーズ「そしてェエッ!」ゴポッ
ゴボゴボゴボ
ジュウウウウウウ
ラスト「(再生が・・・!追いつかない・・・!)」ジュウウウウウウウウ…
ラスト「ぐああああああっ・・・くあああっ・・・!」
カーズ「ンン~・・・いい声だ!実にいい響きだ・・・その絶叫を・・・聞きたかったぞォ!」ドッ
カーズ「血液量を倍増だッ!RRRRRRRRRRYYYYYYYYYYEEEEEEEEEE!」
ラスト「あぁああぁぁぁあぁあああぁあぁぁあぁあぁああぁあぁあああぁあぁ!」
353 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 17:09:21 ID:e7Kw3Kz2
Dio「WRYYY・・・」バッ
スタッ
エンヴィー「何ッ!」
エンヴィー「こいつ・・・!尾に乗りやがった!」
Dio「一般的に『ラプトル』と呼ばれるタイプの恐竜はな・・・お前みたいなデカブツよりもすばしこいんだよ!」グンッ…
ダッ
エンヴィー「!」
エンヴィー「(眼を狙ってくるか!)」
エンヴィー「」ニタア
354 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 17:11:55 ID:e7Kw3Kz2
エンヴィー「だがッ!」ガパア
Dio「!」
吉良「」ゾク
エンヴィー「どんなに素早くとも!どんなに小回りが利いても!空中で進行方向を変えることは不可能だ!」グアアアア
Dio「しまっ・・・!」グアアアアア
吉良「Dioッ!」
中尉「・・・!」
エンヴィー「ひゃはははははははァ!」
…
ガンッ
355 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 17:34:38 ID:e7Kw3Kz2
ラスト「ぁあ・・・ぁ・・・」シュウウウウ
カーズ「これが賢者の石か・・・エイジャの赤石によく似ているな」シュウウ…
カーズ「もしかすると・・・これを取り込めばさらなる進化も可能かもしれんな・・・」
ラスト「フフッ」バチッ
カーズ「!?」
ラスト「お仲間さんから聞かなかったかしら?ホムンクルスは、賢者の石が核なのよッ!」バチバチ ズズズ
ビュッ
カーズ「なッ・・・」
ザクッ
356 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 17:40:02 ID:e7Kw3Kz2
エンヴィー「さて、あの男を殺せたところで・・・」ギロ
中尉「!」
エンヴィー「お宅らにも死んでもらおうかなァ」ズイ
吉良「・・・クソカスめ・・・!」ギリ
エンヴィー「中尉にはバカみたいに撃たれまくった借りが。大佐にはむごたらしく焼き殺された借りが。そしてそこの男には何度も爆殺された借りがある」
エンヴィー「これで生かして帰すかって言われるとねェ~・・・?」
大佐「・・・」
エンヴィー「死ね」グオッ
大佐「・・・!」
357 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 17:41:54 ID:e7Kw3Kz2
スウ…
パチン
エンヴィー「うぎゃッ!?」ドゴウ
大佐「貴様を殺し切ることは不可能かもしれんが・・・応援が来るまで貴様の攻撃は防がせてもらうぞ!」
エンヴィー「くッ・・・」ギッ
大佐「」パチン
エンヴィー「うぎゃああああああああああああああああああああああ!」ゴウ
大佐「その反応だと、大方目玉に当たったな?蘇っても眼球内の水分を沸騰させられるとは・・・ついてないな!エンヴィー!」パチン
エンヴィー「あああああああああああああああああああ!」ドウ
358 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 17:47:33 ID:e7Kw3Kz2
ラスト「(勝ったッ!)」
ラスト「フフ・・・フフフ・・・」バチバチ
カーズ「・・・フン!くだらんなァ~!」
ラスト「!」
カーズ「貴様、『この生物にも核はあるはず・・・脳を貫けば勝てる!』と思っていたんだろうが・・・残念だったなァ!」ブン
ズバア
ラスト「そん・・・な・・・!」ドサッ
カーズ「このカーズはァ!1つでも細胞が残っていれば何事もなかったかのように復活し!相手をとり殺す!どこを攻撃しようとも・・・細胞全てを消し飛ばさなければ意味がないのだァ!」
ラスト「・・・!」
カーズ「フハハハハハハハハハァ!」ブン
359 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 17:50:59 ID:e7Kw3Kz2
パチン ゴウ
パチン ゴウ
大佐「まだ倒れないか!」パチン
エンヴィー「うぐッ!」ゴウ
エンヴィー「チイ・・・」
バキン
エンヴィー「!?」ボロ…
ゴトッ
中尉「エンヴィーの歯が!?」
エンヴィー「・・・!」バチバチ
360 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 18:02:50 ID:e7Kw3Kz2
Dio「お前が俺を飲み込むとき!」
Dio「アゴを前に突き出して飲み込んだから助かったぜ!」ズバッ
エンヴィー「!」ブシュッ
エンヴィー「・・・!」
Dio「下アゴに激突したおかげで俺は飲み込まれず、逆に体のなかにまんまと侵入できたってわけだッ!」バリバリイ
Dio「てめえの口の中を何回何十回も荒らしまくって、殺してやるぜッ!」ガブッ
ベリベリベリッ
エンヴィー「うおおおおおおおおおッ!てめえ!」ダラア…
Dio「おっとォ!飲み込もうってか!?そうはいかねえぜッ!」ダッ
361 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 21:12:32 ID:e7Kw3Kz2
Dio「口の中は、鼻・眼・耳と、実にさまざまな場所へと繋がっている!体の各所を荒らさせてもらう!」シュバッ
エンヴィー「ぐッ・・・うッ・・・!」ビシュッ ズバッ
ブシュウウウウウウウ
ボタボタ
大佐「よし!畳み掛けるぞッ!」パチン
中尉「」ジャカ ダンダンダン
吉良「」カチッ
ズドオオン
エンヴィー「うぐッ・・・!」グラア
362 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 21:13:14 ID:e7Kw3Kz2
グラアアアー…
ドオオオオオオオン
中尉「倒れたッ!」
吉良「Dioは無事か!?」
ズババッ
バキィン
Dio「・・・ああ、なんとかな」ズルッ
大佐「あとの始末は私と中尉でやる。任せてくれ」キュッ
エンヴィー「う・・・」バチバチ
363 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 21:14:25 ID:e7Kw3Kz2
エンヴィー「ハハ・・・」
エンヴィー「スカーに代わる新たな復讐鬼の誕生だねえ、大佐」シュルルルルル…
大佐「・・・」
エンヴィー「この間はさあ、エドワード・エルリックに救われたけどさあ、今度はどうなのかなぁー・・・」シュルル…
エンヴィー「1人でなんとかなるの?気持ちを抑えられるの?どうなの?どうなの?ねえ・・・どうなのさあ?」
大佐「・・・!」
エンヴィー「ククッ・・・ねえ?」
吉良「やかましいぞエンヴィー」カチッ
ドン
エンヴィー「うあああああああああああああああああああああ!」
364 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 22:54:14 ID:e7Kw3Kz2
エンヴィー「ぐ・・・フッ・・・がッ・・・」
エンヴィー「・・・そっちの男にしても・・・」グググ
エンヴィー「・・・それで大佐をかばったつもりなのォ?」
エンヴィー「出会って間もない相手をかばうの?それに、それで本当にかばえてるのォ?」
吉良「・・・もういい、わたしが吹き飛ばす。このサイズになったらもう楽だ」
エンヴィー「へえ?それでもいいよ?やってみなよ!」
エンヴィー「やってみなよ!ねえどうしたのさ?やってみなy」
Dio「」ドスッ
Dio「敵の作戦にとらわれるな」ザッ
365 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 22:57:49 ID:e7Kw3Kz2
シュウウウウウウウウウウ…
カーズ「そっちも終わったか」ザッ
Dio「ああ、カーズ。吉良の脚を治してくれ」
カーズ「ああ」
Dio「それと・・・大佐の目も治せるか?」
カーズ「?」
大佐「・・・気持ちは嬉しいが、おそらく無理だ。心理に視力を奪われたんだ、おそらく治せない」
Dio「・・・そうか」
カーズ「よし、治すぞ」スッ
366 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/19(木) 23:23:56 ID:e7Kw3Kz2
ラース「・・・」カツ カツ カツ
ラース「貴様も背後に変な物が憑いているな・・・どうやらそこの黄色いのとは違うようだ」
プッチ「貴様・・・スタンドが見えるというのか?」
ラース「ふむ、それもスタンドなのかね。スタンドというのは、実に数多くの種類があるようだな」チャッ
プッチ「・・・」
ラース「では、始めようかね」
ダッ
ダッ
プッチ「(メイド・イン・ヘブン!)」
367 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/20(金) 16:41:37 ID:2DwL9xNQ
スロウス「めんどくせえ・・・」ブン
DIO「!」
グンッ…
タッ
スカア
スロウス「あ?」
DIO「フン」ボッ
ドグシャア
368 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/20(金) 16:42:46 ID:2DwL9xNQ
スロウス「ぐ・・・」バチバチ
DIO「・・・ただ殺すだけではもったいないな。とるに足らんホムンクルスどもよ、支配してやるぞ!」スタッ クル
DIO「!」
スロウス「」ダン
DIO「速ッ・・・」
ドゴオオオオン
プッチ「DIO!?」
ラース「どこを見ている!」ヒュン
プッチ「うおッ!」ヒョイ
369 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/20(金) 23:18:06 ID:2DwL9xNQ
プッチ「(速い!まだこの程度の加速では・・・完全には対応できん!)」シュバッ ビッ
ラース「(ふむ・・・なかなか速いな!)」ヒュヒュッ…
ピシイッ
シャッ
プッチ「うッ」ビシュッ
タラッ
プッチ「・・・!」ダラダラ
ラース「遅い!」グアッ
ザクウゥッ
370 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/20(金) 23:19:28 ID:2DwL9xNQ
ブシュッ
プッチ「ぐッ・・・」ビクッ
プッチ「う・・・肩が・・・!?」ピクッピクッ
ラース「その様子だと、肩の筋肉を断ち切ったようだな・・・だがまだ戦えるだろう?」チャッ
ラース「さあどうした?まだ左足が機能停止しただけだぞ?かかってこい。スタンドを出せ!能力を見せろ!床を踏みしめて立ち上がれ!スタンドと共に反撃しろ!」
プッチ「・・・!」ギリ
ラース「フフ・・・続けたまえ!」シャキン
プッチ「」ダッ
ラース「」ダッ
371 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/20(金) 23:24:05 ID:2DwL9xNQ
ラース「(軽い!体が軽い!)」シュシュシュ
プッチ「うッ」ピッ
ラース「(身体能力が全盛期の頃に戻っている!)」ヒュウン
プッチ「ぐッ」シパア
ラース「(輝かしい・・・過去へ!戻っている!)」
ラース「(これも父上が引いたレールの上だろうが・・・そんなことは構わん!)」ク…
ラース「目の前の敵と、正々堂々と闘い、倒す!それだけが満足感よ!」ブン
プッチ「くうッ!」ビシュッ
プッチ「(あと少しで気管を・・・!ここまで追い詰められるとは!)」
372 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/20(金) 23:28:44 ID:2DwL9xNQ
シュウウウウ…
スロウス「外れ、たか」ガラガラ
DIO「直接衝突したわけでもないのにこの痛み・・・!ソニックブームというのを聞いたことはあるが、まさかそれなのか!?」
DIO「(・・・しかし、音速を突破するような速度は、自分でもコントロールできないよう・・・いや、待てよ)」
DIO「(あのブレーキをかけるような動き、俺の横を通り過ぎた瞬間から始まっていた・・・音速を超える速度だ、そのままぶつかれば奴自身も死亡するはず・・・)」
DIO「(あいつ・・・壁だけではなく、事前に減速していたというのか!)」
DIO「凄まじいテクニックだ・・・この技術、向上すればまずいことになる・・・!」
スロウス「」グンッ
ダッ
DIO「ぐっ・・・時よ止まれ!」
373 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/20(金) 23:30:40 ID:2DwL9xNQ
ピタッ
DIO「・・・さすがに我が時に入門する程ではないか。フフッ」グッ
DIO「スタンドのパワーを全開だッ!無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」ドゴオオオ
DIO「フフ・・・そして時は動き出す」
スロウス「!?」ドグシャアアア
ズドン ゴロッ ズン・・・
DIO「さて、グチャグチャの面を拝見するとしよう・・・」グイ
DIO「・・・!」
DIO「さっきの・・・あれは・・・!」
374 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 13:48:30 ID:/GKdrBJA
プッチ「(加速は現在進行形でしている・・・もうじきこの男はついてこられなくなる・・・!それまでの辛抱だ!)」ニヤ
プッチ「(それにしても・・・なぜ脚に疲れがたまらない?もう長い間走り回っているのだが)」
プッチ「(もうかれこれ・・・人間でいえば数日は経過しているのだが・・・疲れも眠気もない・・・)」
ラース「・・・」
ラース「・・・君は何か勘違いをしているようだね?」ヒュン
プッチ「?」
ラース「走る速度よりも蹴る速度の方が遥かに速いことくらい・・・知っているだろう?」シュッ
グオッ
プッチ「!」
375 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 13:52:08 ID:/GKdrBJA
いまさらですが>>365の「心理」は「真理」でした。
シュウウウウウウウウウウ…
カーズ「そっちも終わったか」ザッ
Dio「ああ、カーズ。吉良の脚を治してくれ」
カーズ「ああ」
Dio「それと・・・大佐の目も治せるか?」
カーズ「?」
大佐「・・・気持ちは嬉しいが、おそらく無理だ。真理に視力を奪われたんだ、おそらく治せない」
Dio「・・・そうか」
カーズ「よし、治すぞ」スッ
376 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 13:55:30 ID:/GKdrBJA
ドゴオッ
プッチ「ぐ・・・」ドッ
ズザザザッ
プッチ「あ・・・」グラ
プッチ「ごぼッ!」ブシュウウウウウウウウ
プッチ「お・・・」タラ
ヨロ…
ラース「」シャキイ
プッチ「!」
377 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 13:58:26 ID:/GKdrBJA
ズバッ
プッチ「うぐッ」ブシュッ
ラース「」ヒュン
プッチ「うッ」ピシュッ
ラース「」ブン
プッチ「ごッ」ドグッ
ラース「もう終わりかね?」クル
バッ
プッチ「(回し蹴り!?)」
ズガアン
378 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 14:02:04 ID:/GKdrBJA
DIO「こいつ・・・!再生していやがる・・・!」
DIO(すると・・・やはりあれは再生していたのか!)
DIO(しかし・・・あの男は再生なぞしなかったな・・・)
バチバチ グググ
スロウス「あ、あ~・・・」ユラリ
DIO「動き出す前に仕留めるしかないか・・・!」バッ
DIO「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYY!」バッ
スロウス「!?」カッキィィーン
DIO「ちょいとでもこのDIOに敵うとでも思ったかマヌケがッ!」バコッ
バキイイイイン
379 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 14:04:19 ID:/GKdrBJA
スロウス「ぐっ・・・」バチバチバチ
DIO「無駄ッ!」ドグチア
スロウス「ぐッ!」ゴブッ
DIO「いずれ再生もできなくなるだろう・・・それまでこのDIOが嬲り殺してくれよう!感謝して死ね!」ギパァ
スロウス「・・・!?」
DIO「空裂眼刺驚!」バッ
スロウス「ぐおッ」ズキュウウウウン
DIO「WRYYYYYYYY!」
バキイ ドゴオ グシャア ベギ ドゴン
380 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 14:12:53 ID:/GKdrBJA
ズガアアン…
ラース「ヌッ・・・ぐッ・・・!」グググ
ラース「な・・・!?」グググ
プッチ「むう・・・!」グググ
ラース「・・・これは!オートメイルか!」バッ タッ
プッチ「ドイツ軍に作ってもらった特別製の義手だ。デブホムンクルスに消されたのが右腕でよかった」
ラース「・・・グラトニーか」
プッチ「(・・・奴の刀に当たらないように攻撃を当てられれば!)」ダッ
ラース「!」
381 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 14:17:15 ID:/GKdrBJA
プッチ「その一瞬が!命取りだったな!」バッ
ラース「くっ」ダッ
ガシイ
ググググ…
グッ
パキイイン
ラース「・・・!握力で剣が!」
プッチ「もらった!」ブン
ラース「!」
382 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 14:19:45 ID:/GKdrBJA
スロウス「く・・・」バチバチ
DIO「ハア・・・ハア・・・」ガク
DIO(吸血鬼の体力が・・・なくなるとはッ!)
スロウス「」グググ ムク
DIO「う・・・」グググ ヨロ
スロウス「・・・ぶっ、殺して、やる」ズン
ダッ
DIO「ぐ・・・!」
ドガアアアアンッ
383 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 14:21:11 ID:/GKdrBJA
DIO「ぐッ!」ドガン
プシュウウウウ…
スロウス「・・・」クル ガラガラ
DIO「なんとか潰されることは防げた・・・だが、体の再生がまだだッ!」グググ
スロウス「」ズン… ズン…
DIO「ザ・ワールドォ・・・!」
ピタッ
DIO「い・・・今のうちに・・・再生をッ!再生をいそげッ!」グググ
384 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 17:22:28 ID:/GKdrBJA
DIO「承太郎と戦ってから・・・停止時間が長くなっていて助かったッ!12秒以内になんとか再生を・・・!」ズズズ
DIO「あと・・・もう少し!もう少しで・・・治る・・・!」
ズズズズズ
DIO「・・・!まずい・・・!時が動き出す・・・!」
DIO「う・・・お・・・!」
DIO「・・・!」
ズズズズズ
チュッ
DIO「・・・!」
385 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 17:25:17 ID:/GKdrBJA
DIO「治ったぞッ!」バンッ
スロウス「」ダッ
DIO「」バッ
ビュン
ズガアアアアアアン
DIO「フン!」スタッ
スロウス「・・・あ?」ガラガラ
DIO「WRYYYYYY!これで形勢逆転だッ!」ダッ
ダダダダダダダ
386 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 17:33:01 ID:/GKdrBJA
DIO「・・・」
DIO「(凍った部分は・・・再生できないのか?)」
DIO「」ニヤ
DIO「全身を凍らせて粉砕してやるッ!」カキイイイイイン
スロウス「!?」カキイイイン
DIO「クックックッ・・・ぶっ壊れよォ!」ググググ
スロウス「なッ」
DIO「最も残酷な死を送ろう!」グッ
バッカァァァアアアアアン
387 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 17:33:45 ID:/GKdrBJA
ザクッ
ビシュウウウウウウウ
ラース「な・・・なんだ!?」
プッチ「」ニヤ ブン
ラース「ぬッ」サッ
ヴォン
チッ
ラース「・・・!」
ブシュウウウウウウウ
ラース「(かすった部位から血が・・・!?)」
388 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 17:35:16 ID:/GKdrBJA
ブシュウウウウウウウウウウ…
ラース「・・・」
ラース「(傷跡から察するに刃物ではないな・・・となると)」
ラース「・・・まさかとは思うが」
ラース「指で私の体を削り取ったのか?」ドクドク
プッチ「正解だ」
プッチ「普通なら到底不可能だが、時の加速と義手のパワーが相まって・・・こんなことも可能になった」ジャキン
ラース「・・・!」
指の力、4325kg/cm2!サンタナのパワーの約5倍!!
389 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 17:35:58 ID:/GKdrBJA
一方ヴァニラ達
ゴオオオオオオオオオオ…
ヴァニラ「しかしこんなに速いとは・・・予定していたよりもずっと早く着きそうだな」
SPW「最新鋭の飛行機だからな・・・5時くらいには東京に着く」
テレンス「それにしても・・・さっきからプッチさんの仕業か知らんが、時が加速しまくっている。日焼け止めがあってよかったな」
ヴァニラ「少しヒリヒリするがな」
ワムウ「もともと柱の男用にカーズ様が開発したものだからな、吸血鬼の肌まで考えていない」
エシディシ「まあないよかいいだろ」
ヴァニラ「まあ・・・」
390 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 17:36:35 ID:/GKdrBJA
SPW「一応確認しとくがよお、東京に着いたら東京支部で少し拾う人間がいるからな」
サンタナ「・・・誰だ?ツェペリ家か」
SPW「ツェペリ家は今一家で修行中だとかで無理だ。拾うのは音石とかDIOんとこの息子とかだな・・・後少し、杜王町のスタンド使いも何人か拾うぞ」
ヴァニラ「ほう」
ヌケサク「(狭くなりそうだな・・・)」
ヌケサク「ところで今はどこ上空を?」
SPW「今は・・・トルコのエルズルム上空だな」
エシディシ「もうすぐイランに入るのか・・・」
ゴオオオオオオオオオオオオ…
391 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 17:37:12 ID:/GKdrBJA
DIO「どうやら全身の凍結は失敗したようだな・・・だが賢者の石が見えているぞッ!」バッ
ガシッ
シュウウウウウウウ…
DIO「とうとう手に入れたぞッ!これが賢者の石かッ!」
DIO「(この石を使えば・・・さらに我がザ・ワールドを進化させられるかもしれぬ!いや、カーズのように究極生命体に・・・!?)」ニヤニヤ
DIO「ム?」ズモモ
ゴオッ
DIO「ぐッ!?」ドガア
DIO「(こッこれは・・・ホムンクルスの手!?)」グググ
スロウス「やっと、つかま、えた」メシメシメシ
392 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 17:39:34 ID:/GKdrBJA
DIO「ごッ・・・」グググ
メキメキ ベギィ
DIO「ぐっ・・・あっ・・・!」メシメシ
DIO「(なんて力だッ!)」
スロウス「」グオッ
DIO「がッ!」ダアン
スロウス「」ググググ
DIO「(落ち着け・・・呼吸ができなくとも死にはしない・・・)」ガシッ
スロウス「!」
393 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 17:40:59 ID:/GKdrBJA
ラース「くッ・・・」ピッ ブシュ
ラース「(一旦距離を置こう)」バッ
スタッ
プッチ「・・・」コキッ
ラース「・・・君は、呼吸法というものを知っているかね?」
プッチ「・・・は?」
ラース「私はかつて、強さを求めてシン国の呼吸法にたどり着いた」
プッチ「・・・」
ラース「私は年老いて呼吸法を使えなくなっていたんだがね・・・能力が昔に戻ったことで思い出したよ」
394 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 17:42:02 ID:/GKdrBJA
ラース「その呼吸法は仙道とも呼ばれ、体内にエネルギーを作り出すものだそうだ」
プッチ「・・・まさか」
プッチ「波紋か!?」
ラース「君たちはそう呼ぶのかね」
コオオオオオオオオオオオオオ…
ラース「」ダッ
プッチ「くっ」
ラース「仙道エネルギーを床に流す!」バチッ
バリバリ
395 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 17:53:22 ID:/GKdrBJA
プッチ「ぐッ!」バリバリィ
プッチ「(意識が・・・!)」
プッチ「(とびそうだッ!!)」グッ
ラース「ふむ。」
ラース「今の君は速い。私より速いかも知れぬな。だが・・・仙道の前には無力なようだな」
プッチ「・・・」フラフラ
ラース「狩らせてもらうよ」ダッ
プッチ「うッ・・・!」
396 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 17:58:09 ID:/GKdrBJA
DIO「スペースリパー・・・」シワアア…
スロウス「!」
DIO「スティンギーアイズ!」ギパァ
スロウス「うッ」
ズバッ
スロウス「ぐお・・・ぐあああ・・・!」パッ
DIO「よし」ストッ
DIO「散々叩きのめしてくれた礼を・・・しようではないか!」ダッ
DIO「ザ・ワールド!時よ止まれ!」
ズキュウウウウン
397 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 17:59:38 ID:/GKdrBJA
DIO「WRYYYYYYYY・・・」グンッ…
ダッ
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」ドゴドゴドゴドゴ
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」ドゴドゴドゴドゴ
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」ドゴドゴドゴドゴ
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」ドゴドゴドゴドゴ
DIO「無駄無駄無駄無駄・・・無駄ァ!」ドゴオ
DIO「(徹底的に!叩き付ける!)」バッ
DIO「チェック・メイトだッ!」
グッ
398 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 18:04:58 ID:/GKdrBJA
スロウス「ッ!」
ヒュヒュヒュン
ザクザクザクザクザクザクザク
スロウス「うお・・・あああああッ!?」
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!」ドゴドゴドゴドゴ
スロウス「ぎゃッ・・・!」
DIO「気化冷凍法!」ス
スロウス「うぐ」
カッキィィイイーン
DIO「再生を防ぐために凍らせてもらったぞ」
399 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 18:08:04 ID:/GKdrBJA
ビシィッ…
スロウス「」ビキッ
スロウス「・・・」
パキピキ パキ
DIO「うまく体が砕けたものだ。おかげで賢者の石を破壊できそうだ」スッ
DIO「気化冷凍法・・・使える技だ」
DIO「あのかませ犬みたいに下手なことはせず、静かにくたばってくれよ・・・」ボッ
バッカアアアアアン
スロウス「・・・!」バラアッ…
400 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/21(土) 18:09:01 ID:/GKdrBJA
ゴン バラッ パラ…
DIO「・・・」ヒョイ
クッ
ペキン
パラパラ…
スロウス「・・・」シュウウウウウウウウ…
DIO「さて、終わったか・・・」クル
DIO「今いくぞ、プッチ!」
ダッ
401 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 11:37:43 ID:KeYdIfTE
ズバッ
プッチ「あッ・・・」ブシュッ
プッチ「(これが・・・波紋の力か・・・!)」キイン ピシュッ
プッチ「(これまでだな・・・)」
ラース「仙道エネルギーは直に触れていれば金属にも流れる」ガシィ
ラース「さよならだ」バリバリィ
プッチ「・・・!」
フッ
グラッ
402 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 11:39:04 ID:KeYdIfTE
DIO「」バッ
ラース「!」
ドゴオ
ラース「ぐッ・・・むう!」ズザザザザ
DIO「プッチ・・・!」グイ ドッ
ラース「・・・逃がすか!」グン
ラース「!?」ガク
ラース「(あの指の攻撃が脚にきていたというのか・・・!)」
DIO「」ダッ
ラース「・・・」
403 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 11:41:30 ID:KeYdIfTE
Dio「・・・この音は」
中尉「?」
Dio「・・・!」バッ
ガシャ
バリー「うおッ!?」ガシャッ
Dio「やはり貴様か鎧ッ!」ガキッ
メリメリ
バリー「ああ・・・?って大佐!?」
大佐「その声は・・・バリーか?」
404 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 11:46:05 ID:KeYdIfTE
大佐「・・・こいつは味方だ、Dio」
Dio「・・・本当か?いきなり斬りかかってくるから敵かと」ポリポリ
バリー「人間っぽくなかったから合成獣かと」ガシャガシャ
大佐「・・・まあもともとホムンクルスの手下だったからな。だが今は我々の仲間だ。」
中尉「そうだ・・・これから4人で行動しない?その方が心強いわ」
大佐「そうだな。無論、2人がよければだが」
バリー「俺は構わねえぜ?」
Dio「こいつが斬りかかってこないならいい」
大佐「なら決定だな」
405 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 11:47:34 ID:KeYdIfTE
DIO「・・・」カツカツカツ
カーズ「お、牛骨ラーメン。・・・ん?プッチはどうかしたのか?」
DIO「やかましい。・・・プッチはホムンクルスと戦って負けた。相手は貴様やこのDIOが対戦した剣術使いだ」
カーズ「・・・奴は速かったが、メイド・イン・ヘブン程ではなかっただろう」
DIO「どういう訳か奴の身体能力は全盛期まで戻っていたそうだ。それに、波紋も使っていた」
カーズ「何?」
DIO「荒木荘で波紋に耐性があるのは貴様だけだ。頼んだぞ」ス…
カーズ「・・・」
カーズ「ハア・・・」
406 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 11:48:57 ID:KeYdIfTE
バリー「ひゃははッ!楽しいねえ!」ザクッ ズバッ
人形兵「」ドサドサ ボトトッ
Dio「うるさいぞ。騒ぐのはその辺にしておけ」メキメキ ポイ
バリー「はいはい・・・あ?」
大佐「!」
バリー「・・・なんかいるな」
Dio「・・・」スッ
バッ
バッ
407 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 11:50:04 ID:KeYdIfTE
吉良「・・・Dioか」スッ
Dio「吉良か・・・偵察、ご苦労だったな」
吉良「ああ・・・」
Dio「何か情報はつかんだのか?」
吉良「別に・・・そういえば人形兵が何百匹も行進していたな。1人じゃ埒が開かないから来てくれ」
Dio「へえ・・・どっちの方向だ?」
吉良「こっちだ。・・・その鎧は仲間か?」
バリー「オレはバリーってモンだよ。ヨロシクガハハ」
大佐「行こうか」
408 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 11:54:19 ID:KeYdIfTE
ソノヨロイハナカマカ? バリーッテモンダヨ ヨロシクガハハ イコウカ
タタタ…
…
プライド「・・・どうやら人形兵の後を追跡しているようですね」
お父様「人形兵どもを防衛のため呼び寄せたのが間違いか」
プライド「追っ手はラースに始末させておくよう言いつけておきました」
お父様「うむ。それにしても、これだけの実力者集団だ、1000万の賢者の石では物足りんな」
お父様「近隣に莫大な人口を抱える国家がある。賢者の石になってもらおう」
ドン
409 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 11:56:51 ID:KeYdIfTE
ゴゴゴゴゴ…
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ディアボロ「!」
ジョルノ「どうしました?」
ディアボロ「・・・なんでもない」
ディアボロ「(今のエネルギーは・・・?高速で西へ移動していったが)」
ジョリーン「・・・?」
410 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 12:05:51 ID:KeYdIfTE
メローネ「(眠い・・・)」
エシディシ「・・・そろそろ日本海か・・・ん?」
SPW「どうした?」
エシディシ「ここ・・・北京だよな?」
SPW「ああ」
エシディシ「凄い燃えてるんだが・・・」
SPW「何!?」ガタッ
リゾット「!?」
イルーゾォ「は!?」
SPW「・・・!」
411 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 12:07:36 ID:KeYdIfTE
メラメラ パキパキ
ドカン ボム
ヴァニラ「何が・・・!」
ブチャラティ「SPWさん、どういうことだ!?」バアン ダダダ
ミスタ「なんで街が燃えてんだよ!?」ダダッ
ナランチャ「おい!?」グイイ
SPW「俺にも・・・俺にもさっぱり分からねえ・・・!」ギリッ
ギアッチョ「普通に考えて、これもホムンクルスの影響だろうな・・・」
ブチャラティ「隣国にまで影響を及ぼすのか・・・!」
ワムウ「!」
412 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 12:10:04 ID:KeYdIfTE
ワムウ「・・・住民ががいないぞ」
リゾット「・・・は?」
ギアッチョ「どういうことだよオイ?」
エシディシ「確かにいないようだな・・・この国全域に人間の存在を感じられん」
ヴァニラ「・・・13億人が一気に死に絶えるとはどういうことだ?そんなに攻撃可能範囲が広いのか・・・?」
ナランチャ「しかもこんなに広範囲・・・」
サンタナ「・・・死んだわけではない。どうやら、人間ではない何かに変換されてどこかへ移動させられたようだ」
ブラフォード「・・・なんだと?」
ワンチェン「?」
413 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 12:13:40 ID:KeYdIfTE
ドン… ドン… ドン… ドン…
ドン ドン ドン ドン
ドンッ ドンッ ドンッ ドンッ
ドン
お父様「フッ・・・」
お父様「この世界は、我々の世界とは違い、何億何十億という人間がいるようだ・・・」
お父様「このすべてを賢者の石にした時、私は神を超えた存在となる!」
プライド「・・・」ニイ
お父様「人間どもに、正しい絶望を与える!」
お父様「まずは!この施設に入り込んだ敵どもを皆殺しだッ!」
415 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 17:32:33 ID:KeYdIfTE
シュトロハイム「映像コンタクト開始」
ドイツ軍人1「はッ!」ピピピ
ヴォン…
シュトロハイム「調査終了です。現在ミサイルを発射できる発射台はありません。」
ヒトラー「ふむ。手土産は?」
シュトロハイム「第7研究所のミサイル開発に携わる研究者37名を全員抹殺しました。研究所は爆破、証拠は残っていません」
ヒトラー「上出来だ」
シュトロハイム「身に余るお言葉。これより帰還いたします」ペコ
ヒトラー「フフッ・・・。では」ピッ
ザー…
416 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 17:34:22 ID:KeYdIfTE
ギイ…
シュトロハイム「・・・全軍、東京へ向かうぞ。ハッキングの方は?」キッ
ドイツ軍人1「ジョセフ・ジョースターのtwitter、侵入成功です」ガタッ
ドイツ軍人2「mixiも侵入成功!」
ドイツ軍人3「Lineも今押さえました」
シュトロハイム「ふむ。・・・して、JOJOの現在地は?」
ドイツ軍人2「東京都万代田区永畑町一丁目7番1号、北緯35度40分東経139度44分。現在は閉鎖された元博物館にいます」
シュトロハイム「よし、そこの監視システムにアクセスしろ。私はSPW財団東京支部に連絡を取る」ガチャ
ピッピッ
417 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 17:35:50 ID:KeYdIfTE
とおるるるるるるるるるるるん♪
老SPW「はい、こちらSPW財団東京支部」ガチャ
シュトロハイム「スピードワゴォン!現在、北朝鮮からそちらへ向かっているところだ。装甲車を・・・そうだな、60台程度用意しろ」
老SPW「・・・そんなに大艦隊なのか」
シュトロハイム「俺も中将に昇格したからなァ。よろしく頼むぞ」ガチャ
ツー ツー
老SPW「ハア・・・」
老ジョセフ「まあいいじゃろSPW。面白そうじゃしの」
老SPW「・・・お前は老人になっても変わらないな、JOJO」
418 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 17:37:53 ID:KeYdIfTE
ラース「・・・」
ラース「(あれか?プライドの言った追っ手とは)」ス…
Dio「・・・何かついてきているぞ」タタタ
中尉「ええ・・・おそらくラース・・・」タタタ
ラース「」ダッ
吉良「動いたッ!」
Dio「!」
Dio「(速い!)」
ラース「」シャキン
419 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 17:39:26 ID:KeYdIfTE
ラース「」ヒュン
Dio「うおッ」ピシュッ
Dio「(くそ!間に合えッ!)」シュルルッ
吉良「!」グイ
中尉「!」グッ
大佐「!?」シュッ
ドドドッ
ラース「何!?」キキッ
吉良「・・・二度もDioに助けられるとはな」
ラース「・・・」ガンッ
420 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 17:42:56 ID:KeYdIfTE
ラース「ふむ・・・」ジャッ
ラース「なかなかの反射神経と見た」チャッ
吉良「・・・」
ラース「では近距離から、全力で始末させてもらおう」チャキ…
大佐「・・・!」
ラース「」ヒュ
ガッ
ラース「!?」
ギッ
421 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 17:44:51 ID:KeYdIfTE
ギギギギギギ
ラース「・・・」
カーズ「よくも・・・よくもこのカーズの食料達に手を出してくれたな」ググググ
ラース「・・・!」グググ
吉良「カーズ!」
カーズ「話を聞いたところ、どうやら身体能力が上がっているらしいな?それに波紋も使えると聞いたが」パッ
ラース「・・・」ズザザッ
カーズ「だがまあ、そんなことはどうでもいい。重要なのは・・・このカーズの所有物を傷物にしたことだ」ガシャン
ラース「・・・」シャキイン
カーズ「今回は以前のように手を抜いたりはせん。究極の力を見せてやろう」ダッ
422 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 19:29:12 ID:KeYdIfTE
キ カン キキィン
ラース「ヌウウウ!」シュバッ
カーズ「ハアアア!」ブン
ギイイイン カアン キン
吉良「・・・今のうちに、行くぞ!」
Dio「頼んだぞカーズ!」ダッ
カーズ「任せろッ!」ガイン
中尉「行きますよ、大佐!」グイ
大佐「あ、ああ」タタッ
ガキィィイイン キィィィン カアアン
423 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 19:36:31 ID:KeYdIfTE
エド「!」カツカツ
エド「・・・」カツカツ
グリード1「・・・」カツカツ
エド「・・・グリード?」
グリード1「!」クル
グリード1「てめえは・・・あの時の国家錬金術師か!」バッ
エド「話があるんだ。・・・こっち側についてもらえねえかな」
グリード1「・・・」
グリード1「・・・はあ?」ス…
424 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 19:37:03 ID:KeYdIfTE
グリード1「おーいおい、正気か?なんでホムンクルスのこの俺が、人間なんかに裏切って仲間にならないといけねえんだよォ?」
エド「・・・お前、記憶どこまであるんだ?」
グリード1「お前の師匠と戦って逃げたところまでだな」
エド「・・・うん」
エド「・・・」
エド「・・・その後のことを教えてやろうか?」
グリード1「ああ?」
エド「デビルズネストはな、ラースに皆殺しにされたんだよ」
グリード1「!?」
425 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 19:37:35 ID:KeYdIfTE
エド「マーテルはアルの中に入れて逃がそうとしたんだけど、彼女も殺されたよ」
グリード1「・・・嘘をつくんじゃあねえ!」ガッ
エド「嘘じゃねえ!」
エド「デビルズネストが壊滅した後、お前はホムンクルスどもに捕まって、お父様に殺されたんだよ!魂をリセットされたんだ!」ダン
グリード1「・・・!」ギリッ
エド「連中はお前の敵なんだ!こっちに来いよ」
エド「少なくとも・・・戦況を見るに優勢なのはこっちだ」
エド「こっちには、プライドと直接戦って勝てるような仲間もいる!」
グリード1「・・・」
426 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 19:38:06 ID:KeYdIfTE
グリード1「・・・」ハア
グリード1「てめえを、信じてみるか」ポン
エド「・・・!」
エド「そりゃよかったよ。こっちだって戦力は欲しいし」バンバン
グリード1「ただし!俺が上でてめえが下だ」
エド「それぐらいならいいぜ?こちとら慣れっこだ」
グリード1「・・・もしてめえの言うことが本当なら、親父殿を殴り殺してでも吐かせねえとな」
グリード2「「もし」じゃねえよ。ここに証人がいらあ」
グリード1「!」
427 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 19:39:11 ID:KeYdIfTE
吉良「・・・午前4時か」
Dio「時計なんか見てても意味ないだろ」
吉良「まあそうだが・・・ん?」
バリー「お?どうした、あんちゃん」
金歯医者「あれえ・・・」
金歯医者「もしかしてマスタング大佐かい?」
大佐「その声は・・・」
金歯医者「降りてこい」パチン
バッ
吉良「!」
428 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 20:24:28 ID:KeYdIfTE
ザザン
中尉「・・・これは!」
金歯医者「そういえば、もう2人にはおなじみだねえ・・・」
Dio「まさか・・・人形兵か!?」
金歯医者「いや・・・フフッ。知らないのか?」
金歯医者「キング・ブラッドレイになっていたかもしれない男達だよ」
吉良「キング・・・ブラッドレイ?」シャッ
大佐「ラース・・・剣術使いのホムンクルスのことだ」
Dio「・・・なっていたかもしれない、とは?」
金歯医者「・・・」ニヤアア
429 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 20:25:13 ID:KeYdIfTE
金歯医者「キング・ブラッドレイは、人間に賢者の石を注入してホムンクルスにしたものだ。土台には人間が必要だ」
金歯医者「人間は大抵、賢者の石を拒絶して死亡する。だから、何十人もの土台が必要だったのさ・・・」
金歯医者「だが、キング・ブラッドレイはわずか12番目にして王になった。だから、それ以降の候補者は無駄になった。」
金歯医者「彼らは、そのキング・ブラッドレイになりえなかった余り物だ。・・・もちろん、戦闘訓練は積んである」
金歯医者「並大抵の格闘家に引けを取らない強さだよ」ニヤ
Dio「・・・」
金歯医者「殺せ」
バッ
吉良「・・・!」
430 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 20:25:50 ID:KeYdIfTE
ラース「(速い!この前戦ったときは本当に手を抜いていたというのか!)」キイン
カーズ「(速い!このカーズが本気を出さなければいけないだとッ!?)」カキィィイイン
ラ・カ「(だが・・・)」
ラ・カ「(負ける要素はない!)」
キイイイイン
ラース「(スピードは全くの互角・・・仙道エネルギーを流す!)」
コオオオオオオオオ
バチチッ
カーズ「!」
431 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 21:46:59 ID:KeYdIfTE
バリッ
ラース「!」
カーズ「波紋か・・・どうやら話は本当のようだなァ」
ラース「(・・・!?なぜ効かない!?)」
カーズ「残念だったな。既に波紋は克服した」ヒュン
ラース「くッ!」バッ
カキィィィイイン
カーズ「フン」ブウウウウウン
ラース「!」
スパア
432 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 21:52:33 ID:KeYdIfTE
ラース「ぐおおッ!」バッ
ピッ
ブシュウウウウウウウ
ラース「ぐむッ・・・」ゴシッ
ラース「!」
ラース「(ま、まずい!このパターンは・・・)」
カーズ「もらったァ!」ブン
ラース「しまッ・・・」
ドゴオ
433 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 21:54:22 ID:KeYdIfTE
ドン バン シャキィン ズバッ
中尉「Dioさん、吉良さん!大佐の護衛をお願いします!バリーはあの医者を!」ドン ドン
吉良「ああ」カチッ ドム
バリー「チィッ!」ズバアア
Dio「しっかし、やべえ剣術使いだな!」ガキイイン ザクッ
吉良「こういう時こそ、スケアリーモンスターの使いどころではないのか」ドゴオン
Dio「それもそうか」
Dio「人形兵にやったみたいに・・・恐竜にして潰し合いだ」
中尉「・・・?」
438 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 22:03:38 ID:KeYdIfTE
ラース「ぐおおッ」ヒルルルルル…
ドサッ
カーズ「山吹色の波紋疾走だ・・・む?」
ラース「ぐッ・・・ふッ・・・く・・・」ムク
カーズ「!」
カーズ「波紋傷が・・・収縮している!?」
ラース「肉体を蒸発させる程の仙道エネルギーとは恐れ入った・・・が、こちらもただでやられはしないのだよ」
ラース「身体能力が昔に戻り、忘れていた仙道エネルギーの生成を、完全に思い出せた!」
ラース「何度も言おう。ただではやられんよ」チャキ…
カーズ「・・・」
439 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 22:04:54 ID:KeYdIfTE
カーズ「そうか」シュルル
ラース「!?」
ラース「(血管・・・!?)」
カーズ「怪焔王の流法!」バシュシュシュシュ
ラース「くっ」ヒュ
スパパパパパパパパパパ
カーズ「ほう・・・折れた刀で対応できるとはな・・・しかし、いつまで続く?」
ラース「ぐ・・・!」
カーズ「続くか?続くか?ツゥ・ヅゥ・クウ・カア?フフフフ・・・」
440 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/22(日) 22:09:50 ID:KeYdIfTE
16号「ぐおっ・・・あっあっおっ・・・!」
21号「うああ・・・ぎッ・・・!」
恐竜「KUAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」
恐竜「ウシャアアアアアアアアアアアーーーーッ!!!」
ザクッ ブチイイ
32号「ッ・・・!」ブン ブン カブッ
32号「ぎゃああああああああああああああああああーーーーーッ!」ガツガツ バキ モグ
Dio「」ニヤニヤ
中尉「」ゾク
441 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/23(月) 15:13:57 ID:CRTbeChc
45号「」バッ
中尉「!」
バリー「お、おい!危ねえッ!」
Dio「くッ」ブン
45号「あッ」ズバッ
ドサッ
Dio「よそ見するな!」
中尉「え、ええ・・・」
大佐「・・・」
442 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/23(月) 15:18:35 ID:CRTbeChc
恐竜「GUAAAAAAAAAA!」バッ
19号「」ヒュン
恐竜「ガ」ズバッ
ドサッ ボトッ
吉良「首を切り落とした!?恐竜の身体能力に対応できるのかッ!」
19号「」ダッ
吉良「キラークイー・・・」
19号「」ヒュッ
スパア
443 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/23(月) 15:27:49 ID:CRTbeChc
ブシュッ
吉良「ぐッ・・・」ドクドク
Dio「吉良!」
中尉「くッ」バンバンバン
19号「ごォッ・・・!」バンバンバンバン
フラァ
バタアアン
Dio「大丈夫か!?動脈は切れてないか!?」
吉良「おそらくな・・・油断するとまだ来るぞ!」
444 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/23(月) 15:29:10 ID:CRTbeChc
26号「!」
バリー「ヒャッハー!」ズバ
26号「ッ!」ブン
バリー「おっと!」ガッキィィイイン
バリー「当てても無駄無駄ァ!」ブン
26号「」バッ
ストッ
バリー「へへッ・・・やるねえ」ガシャッ
バリー「楽しめそうだぜ!」
445 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/23(月) 15:34:57 ID:CRTbeChc
恐竜「キシャアアアアアアアア」ザクッ
22号「ぐ・・・」ブシュウウウウウウウウウウウ
22号「ぁッ」ドサッ ドクドク
バリー「大分終わってきたな」ギイン カアン
17号「」ヒュッ
バリー「おォっと」ガッ
バリー「もうお前らは・・・詰んでんだよッ!」ドゴオ
17号「ぐ・・・!」ガガッ
吉良「・・・」ニヤ
446 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/23(月) 15:41:34 ID:CRTbeChc
人形兵「ウアアアアアアアアッ!!」バッ
フー「・・・やたら数の多い人形だな。やっと片付いたか」シャキン ドサッ
バッカニア「全くだな爺さん。・・・さっさと本軍に合流しねえとな」ガイン ドサア
フー「しかし・・・どうもおかしいのお」
バッカニア「・・・何が?」
フー「でかい気・・・おそらくブラッドレイじゃな。それが圧倒的に押されておる」
バッカニア「・・・相手は?ホムンクルス同士の仲間割れか?」
フー「いや。相手はホムンクルスよりもでかい気・・・プライドと同じくらいの気を持っておる。プライドと同格の気を持つホムンクルスは親玉以外におるまい」
バッカニア「・・・」
447 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/23(月) 15:46:47 ID:CRTbeChc
カーズ「最終流法、渾楔颯!」ヒュウン
ズバアアアアアアアア
ラース「うがああああああああああああああああッ!」ズババババババババッ
ラース「うあッ」ドサッ
ラース「う・・・」
コオオオオオオ…
カーズ「怒りがあるとはいえ・・・このカーズ、痛めつけてから殺すのが好きでな」
カーズ「今の風も・・出力をかなり抑えておいた」
カーズ「楽しんで殺す。それだけだ」
ラース「・・・!」
448 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/23(月) 15:51:48 ID:CRTbeChc
ラース「ヌウッ!」バシュッ
カーズ「ぐおッ!?」バキイ
ラース「(やれるだけやってやる!)」ドゴオ バキイ
カーズ「(やはり速い・・・!だが、見切れないことも、防御できないこともない)」バシイ
ラース「!」
カーズ「図に乗るんじゃあない・・・」ス
カーズ「下等生物が」ギロ
ラース「(この男・・・!)」
449 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/23(月) 16:46:22 ID:CRTbeChc
カチッ
ズドオオン
吉良「・・・終わったな。恐竜のおかげで大分楽だった」
Dio「刀で恐竜を切り殺すとは思わなかったな・・・人間離れにも程があるだろうにな。さて、お医者さん?」
金歯医者「あ・・・あ・・・」ガクガク
吉良「1つ質問に答えてもらおう。貴様のボスはどこにいる?」
金歯医者「い・・・言うものか!貴様らのような汚らしい愚図どもに・・・」
吉良「そうか」カチッ
ドン
金歯医者「ぐぎゃッ!?」
450 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/23(月) 16:47:41 ID:CRTbeChc
金歯医者「うご・・・!」ジタバタ
吉良「やたらと目立つ金歯を爆弾にさせてもらった。爆発力は抑えてあるから、歯が何本か吹き飛んだだけだろう?」
バリー「まあ多少口の中も焼けただろうな」
金歯医者「・・・!」
吉良「さて、ボスはどこだ?あとはそいつの性格、能力とかを吐いてもらおうか。」
Dio「お仲間の情報でもいいぞ?」
金歯医者「・・・あのお方は、ノーモーションで錬金術が使える・・・。核分裂に核融合、まさに神となったお方だ」
金歯医者「残るホムンクルスはプライド・・・子供の入れ物に入った影の姿をしたホムンクルスだ。どんな防壁も奴には・・・」
吉良「そうか・・・ふむ」
451 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/23(月) 16:50:30 ID:CRTbeChc
吉良「よしバリー、こいつの手首足首をへし折っておけ」
金歯医者「なっ」
バリー「俺はどっちかってと、斬る方がいいんだがなあ・・・」ガシャッ
吉良「斬ったら大量出血で死ぬだろう。こいつには死をも超える痛みを与えておきたくてな」
バリー「・・・へえ?」
吉良「私の仲間も、仗助という男に死以上の苦しみを与えられた。そのはけ口ということもあるが・・・」
吉良「こいつは人間だ。このまま生かしておいても何もできんだろう。まあ殺す理由はないがホムンクルスの仲間だ。最低でも死と同じ苦しみを与えなければな」
バリー「そうかい。んじゃ」スッ
Dio「(いつからチョコラータみたいな性格になったんだ吉良)」
452 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/23(月) 16:53:44 ID:CRTbeChc
ラース「(このままやられ続けていては・・・!だが武器はない。どうする・・・!)」バッ
カーズ「(奴も少しずつ、波紋による回復が追い付かなくなっている・・・フフッ、圧倒的不利だな)」シュッ
ラース「(ここは一旦退却を・・・!)」ザッ
カーズ「!」
ニヤ
カーズ「かかったなアホが!」シュルゥ
ラース「!?」
カーズ「血管針を床に仕込んでいたのだッ!500度の沸騰血をブチ撒けてやるッ!」
バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ
453 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/23(月) 16:55:15 ID:CRTbeChc
DIO「・・・ディアボロか」
ディアボロ「入口は・・・見つかってないよな」ハア
ジョセフ「・・・もうクタクタだぜ」
承太郎「広すぎるだろこの建物」
ジョリーン「建物が広い・・・というよりも、複雑なのよ。ホムンクルスが改造したんだと思うわ」
ジョルノ「・・・錬金術という奴ですか」
ジョニイ「錬金術で壁や部屋をつくったと?」
ディアボロ「なるほど・・・厄介な能力だ」
DIO「ふむ・・・」
454 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/23(月) 16:58:01 ID:CRTbeChc
ジャバアアアアアアアアアアアアア
ラース「ぐッ・・・おおおおおおおおおおおお・・・!おおおおおおおお・・・!」
ラース「(仙道をフルに使わなければ・・・!)」バチバチ ジュウウウ
ラース「!」
カーズ「輝彩滑刀!」ズバア
ラース「うぐうッ!」
カーズ「終わりだ」ヒュン
ラース「ぬうッ!」
ヌプン
455 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/23(月) 16:59:35 ID:CRTbeChc
ラース「なッ・・・!?」ズブズブ
ラース「体が・・・!?何が・・・」ズブズブ
カーズ「食事の時間だ」ペロ
ラース「何が・・・!いったい何が・・・!」ズブズブ
ラース「ッ・・・!・・・!!・・・」
ラース(・・・フッ・・・・よく分からんが、死ぬのだな。これから)
カーズ「・・・」
ラース「・・・フフッ」ズブブ…
ラース「・・・」ヌプ…
スウ…
456 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/23(月) 22:37:56 ID:CRTbeChc
カーズ「・・・」
カーズ「・・・ワムウも」
カーズ「ワムウもこの男のように散っていったのか?」
カーズ「エシディシも。サンタナも」
カーズ「・・・」
カーズ「・・・このカーズのみが、卑劣な手を使った末に敗北したのか・・・」
カーズ「・・・」グッ
カーズ「頂点は常に1人・・・残る下等生物は2匹だ、このカーズが惨殺処刑してくれる!」バッ
457 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/23(月) 23:00:37 ID:CRTbeChc
エド「北国用オートメイルのままにしておいてよかったかもしれねえな」コキコキ
グリード1「・・・なんか違うのか?」
エド「北国用オートメイルは、炭素繊維がたっぷり含まれてるんだよ。丁度お前の炭素硬化みたいな感じで、頑丈なんだよ」
グリード1「俺のパクりか」
エド「違うっての。炭素繊維が多いから軽くて扱いやすいし・・・まあパンチも軽くなるのが問題かな。身長も伸びやすくなるっぽい」
グリード2「そーいやお前伸長気にしてたな」
ランファン「確かに」コクリ
グリード1「そうなのか」
エド「うっせ!」
458 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/23(月) 23:01:33 ID:CRTbeChc
プライド「・・・ふむ」
プライド「・・・どうやらグリードが裏切ったようです。その上、リン・ヤオの体を乗っ取ったグリードも向こうにいます」
お父様「グリードが2人、か。どうなっているのだ?」
プライド「何にせよ、敵が増えたことに変わりありません。始末します」
お父様「うむ。人形兵もそろそろ到着する頃だろう」
ガチャン
ウィーン
人形兵「ウー・・・」ゾロゾロ
プライド「・・・噂をすれば、ですね」
459 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 07:44:21 ID:ScqurRY6
SPW「到着だ」ゴオオオオオオオ…
オオオオオオオオオオオオオオオオオ…
ウウ…ウン…
ガチャッ
SPW「よし、お前らは先に行っていてくれ。俺はさっき言った連中を拾ってくる」タタタッ
エシディシ「・・・じゃあ行くか」
ヴァニラ「ああ」スッ
ブラフォード「」パキポキ
SPW「(さて・・・)」
460 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 07:45:33 ID:ScqurRY6
プライド「」ズズッ
ランファン「!!」
エド「どうした、ランファン」
ランファン「ホムンクルスがいる!」バッ
グリード2「!」
グリード1「ラースか!?プライドか!?」ジャッ
エド「・・・!」グッ
プライド「気付かれてしまいましたか」ズズズ
プライド「裏切ったのですね、グリード」
461 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 07:46:34 ID:ScqurRY6
グリード1「そりゃあまあ、所有物を全員斬り殺されて、溶岩風呂に入れられたんじゃあな」
プライド「(・・・隣のグリードが喋ったか)」
グリード2「にしてもあんたがわざわざ出てくるとはな・・・どうした?あとのホムンクルスは全滅かァ?」
プライド「ラースも先ほどやられましたよ。残るホムンクルスは私だけです」
グパァ…
グリード1「(やべえなこりゃあ・・・光源を塞いで本体をぶっ叩かねえと)」
グリード2「(本体がどこにあるかわからねえんじゃ、話になんねえぜ!)」
プライド「私のエネルギー源になってもらいますよ、グリード」
ズズズズズズズ
462 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 07:47:49 ID:ScqurRY6
プライド「」シュッ
グリード1「うお・・・!」
ジャキッ
ドン ドン ドン
ブシュ バシュ ビシュ
プライド「!?」
シュル…
プライド「何ですか・・・あなたは?」ギロ バチバチ
大統領「私はアメリカ合衆国第23代大統領ファニー・ヴァレンタインだ。以後お見知りおきを」ジャコォ
463 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 12:27:06 ID:ScqurRY6
ドンドンドン
プライド「銃弾ごとき、避けられないとでも思っていたのですか」シャシャシャ
大統領「!」
プライド「私に刃向った罰・・・と考えてください」バシュシュッ
グリード2「おいクルクル巻き毛ェ!そいつの攻撃はどんな防御でも止められねえぞ!逃げ・・・」
大統領「ほう」
ガキイイイイイン
プライド「!?」
一同「!?」
大統領「」ニヤ
464 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 12:27:41 ID:ScqurRY6
プライド「なっ・・・なぜ攻撃が通らない!」ガッ ガッ
大統領「ふむ・・・先に戦ったホムンクルスとは大分違うな。そこの人たち、少しコイツについて教えてくれないか?」ガアアン
グリード1「あ、ああ・・・」
グリード1「そいつは一番最初に作られた、親父殿を除けば一番強いホムンクルスだ。伸縮自在で、どんな防壁も簡単に破壊する」
大統領「ほおう」
グリード2「そいつの体は影だ。閃光弾とかを使えば、しばらくは行動できない。光源を塞いで暗闇にしても同じだ」
大統領「・・・つまりは、影を消す要領で行けばいいんだな?」
エド「ああ!」
プライド「・・・無駄話は終わりましたか?」
バシュッ
465 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 12:28:34 ID:ScqurRY6
エド「うおッ!」バッ
ガキィィイイン
プライド「!」
プライド「・・・そういえば特別製のオートメイルでしたか」
エド「へへッ、逃げるまではなんとか抵抗させてもらうぜッ!」ガキィィイン
グリード2「ああ!こんな野郎相手に勝てるわけがねえからな!」カアアン
プライド「くッ・・・ですが、シン国の小娘には対抗策はない!」
バッ
ランファン「・・・」スッ
466 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 12:29:33 ID:ScqurRY6
ランファン「はあッ!」ヒュ
ガッ
ギギギギギギギギギギギギギ
プライド「!」
ランファン「確かに、直接攻撃を受けたなら刃物は簡単に壊れる!だが、側面から押し付ければ壊れることはない!」ギギギギギ
プライド「・・・その方法なら、一度に2度以上の攻撃は対応できない!」シュッ
グオオオオッ
ランファン「・・・!」
ドッ
467 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 12:30:26 ID:ScqurRY6
グリード2「・・・」ググググ
ランファン「・・・」
プライド「おやグリード・・・とは言ってもリン・ヤオの方ですか。力勝負で、兄である私に勝つ気ですか?」グググ
グリード2「チイ・・・!」グググ
プライド「さあ2発目3発目が行きますよ」シュッ ヒュッ
グリード2「ぐほあッ!」ドドッ
ランファン「うッ!」ドサッ
グリード2「がッ!」ドサッ
エド「グリード!ランファン!」
468 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 12:31:16 ID:ScqurRY6
プライド「エドワード・エルリック」
プライド「あなたも人のことを心配する暇があるのですか?」シャッ
エド「!」
プライド「以前のあなたは、人柱として重宝すべき物でした。しかし、今は違う」
プライド「つまり、あなたの命を奪ってもいいということですよ」シュシュシュ
エド「(やべえ・・・!こんな奴に本気を出されたら・・・!)」
エド「くッ」パアン
バリバリバリ
ドゴオ ドゴゴン
469 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 12:32:36 ID:ScqurRY6
プライド「・・・」
ピピピッ
ズババッ
プライド「不完全な壁ですね」バラバラ
エド「」パアン
プライド「!」
エド「てめえを撃退できるまで攻撃してやるよ!」バチバチ
プライド「機関銃ッ!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
470 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 12:34:25 ID:ScqurRY6
ランファン「うッ・・・!」スパア
ビシュ バシュ ピッ
ランファン「対応できない・・・!」ビッ
グリード2「(やべえ・・・今はエドに関心がいっているからいいが、こいつはその気になれば炭素硬化を突破できる!エドが死んだら・・・)」
グリード2「(終わりだ!)」
サッ
ランファン「く・・・!・・・ん?」
グリード2「・・・あ?」
ニヤ
471 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 12:38:20 ID:ScqurRY6
プライド「無駄です」シュルル
エド「!」
プライド「足元に目がいっていませんでしたね」シュッ グイ
エド「うおおッ!」ダン
プライド「」バシュッ
エド「!」
グオオッ
エド「・・・くそ・・・!」
シャッ
エド「!?」
472 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 12:39:23 ID:ScqurRY6
ガキィィイイイイイイイン
プライド「なっ!?」
エド「!?」
グリード1「巻き毛が・・・何人も・・・!?」
大統領2「Dirty deeds done dirt cheap」
大統領9「全て私だ」
エド「・・・!」
大統領18「我々がコイツをやる!お前たちは早く避難しろ!」ジャカ
グリード2「あ、ああ・・・」
グリード1「行くぞ!」タタッ
473 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 22:01:30 ID:ScqurRY6
大統領13「」ジャキッ
ジャキジャキジャキッ
ドンドン ダン バキュン ズドン バンバン
プライド「・・・!一斉射撃ですか!」ピッ バシュッ
プライド「ですがこの程度・・・!」バチバチ バキュン
大統領11「(ホムンクルスの再生能力で害悪がはじかれる・・・防御はできるが攻撃はほぼ不可能か)」バン ドンドンドン ズギュン
大統領5「まだまだ!」ジャコオ
ビシュッ ボッ
プライド「くッ・・・」ピシュゥン バシュッ
ズズ…
474 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 22:02:32 ID:ScqurRY6
シュルル…
バッ
大統領26「!」
ギュルルルル
ギュッ
グググググググググググググ…
大統領32「(締め付ける攻撃か・・・まあ意味ないがな)」
大統領25「フフッ」
プライド「・・・!」ギリギリギリ
475 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 22:05:00 ID:ScqurRY6
大統領15「(かと言ってこっちも悠長していられないな・・・本体を叩かない以上倒せないようだ)」
プライド「・・・」
プライド「・・・本体を攻撃しようと思っているのですか?」
一同「!」
プライド「無駄です。私の本体はここより1500m地下にありますので」ズズ…
シャッ
ガアアアン
プライド「この薄壁、今に突破して差し上げますよ」グググググ
大統領23「(絶対に不可能なのに・・・なんだ?この威圧感は・・・!?)」
476 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 22:09:37 ID:ScqurRY6
シュッ シュッ
ギィン ガアン
大統領29「・・・泥仕合だな」ガァァアアアン
プライド「・・・!あなた方下等生物の人間ごときに、そのような言葉を吐かれるなど・・・!」ズズズ
プライド「!」ピクッ
大統領4「・・・?」
プライド「くッ・・・あなた方、いえあなたとの闘いは中断します。私の本体のすぐそばに、あなたのお仲間が来てしまった」
大統領「!」
プライド「それでは」シュルル
バッ
大統領「・・・」
477 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 22:27:57 ID:ScqurRY6
ドクン
ビドー「ッ!?」パチッ
ビドー「う・・・あ、あれ?」
ビドー「生き・・・てる!?」ガバ
サワ…
ビドー「痛ッ!」ビリッ
ビドー「(そうか・・・首を斬られて・・・)」
ビドー「あれは・・・ロア達か・・・」ゴソゴソ
ビドー「・・・グリードさんのところへ!」
478 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 22:30:28 ID:ScqurRY6
ギュンッ
ズズズズズ
プライド「さて」ズズッ
プライド「あなた方が1番乗りですか」ギン
Dio「人形兵たちが弱すぎたんでな」ザッ
プライド「へえ?・・・おや、大佐まで来たのですか」
大佐「・・・フン」
吉良「そこにいる金髪がお父様か?」
プライド「・・・父上を倒そうなどとは・・・寝言は寝て言ってもらえると幸いです」ズズ…
Dio「・・・!」
479 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 22:33:18 ID:ScqurRY6
バリー「・・・!」ガッシャガッシャガッシャガッシャ
大佐『君には、人形兵をすべてひきつけてもらいたい・・・何、倒す必要はない。逃げればいい』
バリー「ったくよお・・・俺一人に人形兵数百体を任せるなっての!」ガシャガシャ
人形兵「ウルオー!グラアー!!」ズドドドドドド
バリー「しかも意外と速え!」ガシャガシャ
バリー「チイ・・・やるっきゃねえか!」キキッ
ガシャッ
バリー「来るならこいってんだガリガリ野郎!」シャキン
ヒュッ
ダッ
480 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 22:35:41 ID:ScqurRY6
Dio「来るぞッ!」
バババッ
プライド「・・・」シュルル…
中尉「」ジャカ
ダンダンダン
Dio「WRYYYY・・・」メキメキメキ
Dio「KUAAAAAAAAAAAAAA!」ガシャッ
大佐「」キュッ
吉良「」サッ
プライド「(・・・一気に攻め込むつもりですか)」
481 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 22:39:05 ID:ScqurRY6
大佐「」パチン
ドゴウ
プライド「・・・くッ」
Dio「」バッ
プライド「!」
Dio「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYY!」ヒュッ
プライド「」バシュッ
カシィィイイーン
バラッ
Dio「!」
482 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 22:39:53 ID:ScqurRY6
バラバラ
Dio「(鉤爪が・・・!)」
プライド「」ギロッ
シュ…
Dio「!」
バシュシュッ
Dio「うおッ・・・!」カキキキン
ボロッ
Dio「~ッ!」バラバラ
プライド「」ヒュッ
483 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 22:40:24 ID:ScqurRY6
パチン
ゴウ
プライド「!?」
大佐「・・・間一髪だったな、Dio」
プライド「(馬鹿な・・・!まるで目が見えているかのようにッ!)」
大佐「」パチン パチン
ゴウ ドゴウ
プライド「ぐ・・・!」
プライド「足元です!」シュッ
大佐「!」
484 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 22:40:56 ID:ScqurRY6
中尉「」ドキュン バキュン ズギュン
プツッ
シュウウウウ…
大佐「助かったぞ!」
中尉「あまりでしゃばらないでください、無能なんですから」ジャカッ
ダンダンダン
プライド「くッ・・・!」
プライド「・・・!」シュウウウウ…
吉良「」バッ
プライド「!?」
485 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 22:41:27 ID:ScqurRY6
吉良「」カチッ
プライド「な・・・」
カッ
ドゴオオオオオン
シュウウウウウウウウ…
大佐「・・・やったか!?」
シュウウウウ…
プライド「いいえ」ザッ
プライド「キンブリーとの対決を見て理解できましたよ・・・あなたは、触れた物を爆弾にする能力を持つ」ケフ
プライド「ですがそれは・・・入れ物であるこの体まで一度に爆弾化はできないようですね」
486 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 22:41:58 ID:ScqurRY6
吉良「」ダッ
プライド「」シャッ
大佐「」パチン
プライド「!」
ゴウ
プライド「(・・・!閃光弾並みの光・・・!)」
吉良「」シャッ
プライド「!!」
吉良「つかまえたぞ」
492 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 23:41:35 ID:ScqurRY6
バッカニア「・・・ん?」キュッ
フー「どうしたんじゃ?」
バッカニア「ア、アームストロング少将閣下!?」
オリヴィエ「・・・バッカニア!?生きていたのか!?」
バッカニア「どういうわけだかわかりませんが・・・意識を失ったら、いきなり東洋風の家屋に・・・」
フー「わしもじゃ」
オリヴィエ「シン国の・・・とにかく、味方は多い方がいい。共に行動してもらえないか?」
少佐「・・・」
バッカニア「もちろんです」
フー「別に構わんよ」
イズミ「じゃ、行こっか」パキポキ
493 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 23:42:52 ID:ScqurRY6
プライド「・・・」
プライド「・・・下です」ニコ
吉良「!?」バッ ヒュ…
ザクッ
吉良「がッ・・・!」ギリィッ
ボタタッ
プライド「」ニヤ
Dio「吉良・・・!」ダッ
プライド「」ヒュッ
494 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 23:43:39 ID:ScqurRY6
Dio「ぐッ」ヒョイイ
Dio「」グン
ダッ
プライド「!」
Dio「キシャアアアアアアアアアアーーーッ!」ブン
プライド「くッ」シュルルルル
バンッ
Dio「・・・!」グググ
Dio「KUAAAAAAAAAAAAAA・・・!」ググググググ
プライド「どうです?突破できないでしょう」ニヤニヤ グググググ
495 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/24(火) 23:44:47 ID:ScqurRY6
中尉「」バンバンバン
プライド「!」
プライド「うッ・・・!当たっては・・・!」シュル…
Dio「うおッ」ドサッ
プライド「!」
大佐「」パチン
プライド「ぐッ」ゴウ
プライド「・・・」シュウウウウウウウ…
吉良「」カチッ
プライド「!」ドオオン
496 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/25(水) 22:12:57 ID:DxTF0xdA
プライド「うあッ!」ドサッ
プライド「ぐ・・・!」バチバチバチ
Dio「」ガシャッ バッ
大佐「」キュッ バッ
中尉「」ジャキィ バッ
吉良「」スッ バッ
ダダダダダダダダ
プライド「・・・!」
プライド「足元ががら空きですよ、みなさん!」シュルルルルルルル
一同「!!!」
497 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/25(水) 22:48:16 ID:DxTF0xdA
シュルシュルシュル
バシィ
プライド「ふう・・・これで終わりですね」グイッ
大佐「ぬッ!?」グルッ
Dio「うおッ」グリン
プライド「上から落とされるのがいいですか?心臓を貫かれるのがいいですか?それとも、絞殺されますか?」ググググググ
中尉「(大部高く持ち上げられている・・・!)」ジタバタ
吉良「(・・・10mくらいは持ち上げられているな)」
グググググ
プライド「」ニヤニヤ
498 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/25(水) 22:49:52 ID:DxTF0xdA
キィィィイイイイイイイイン…
シュトロハイム「あと数分で着くぞ!まァだ侵入できんのかァ!?」
ドイツ軍人4「セキュリティが固すぎます!」
ドイツ軍人1「突破にはまだ時間が・・・」
シュトロハイム「くッ・・・!」ガタッ
シュトロハイム「どけ!これでも昔はアメリカやイギリスのセキュリティをいとも簡単に破っていた男だッ!」バッ
ドイツ軍人5「シュ、シュトロハイム中将・・・」
シュトロハイム「こんななまっちょろいド低能セキュリティ、20秒で突破してくれるわ・・・!」カタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタ
シュトロハイム「くッ・・・!」
499 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/25(水) 22:50:47 ID:DxTF0xdA
バリー「あァらよっとォ!」ズバ
人形兵「ウアアアア・・・」ゾロゾロ
バリー「にしても多いんだよド腐れがァ!」ヒュン ズバズバッ
ドササッ
人形兵「ルウウ・・・」
バリー「(・・・このままじゃやられる!死んだら地獄の底で恨んでやるぜ大佐の野郎!)」ガシャッ
人形兵「クアアア・・・」ゾロゾロ
バリー「!?」クル
バリー「(ウソだろ!?背後からも・・・!)」
500 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/25(水) 22:51:49 ID:DxTF0xdA
人形兵「ウアアアーッ!」ダダッ
バリー「く・・・」チャ…
バッ
バリー「!?」
ヒュン
人形兵「ぐげ」ズバッ
ブシュウウウウウウウ
バリー「・・・!」
オリヴィエ「何をしている!鎧!」ザッ
バリー「あんたは・・・!」
501 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 11:15:02 ID:UsCi.I9M
プライド「・・・」ニヤニヤ
吉良「・・・キラークイーン」カチッ
プライド「!」クルッ
プライド「(まさか!霊はノーモーションで動かせるというのか!?)」
ボム
吉良「」グルッ
吉良「(頭から落ちるのを防げば・・・死にはしないはずだ!)」
プライド「ぐッ・・・!」シュル
バシュシュシュシュ
吉良「!」
502 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 11:22:40 ID:UsCi.I9M
プライド「そうはさせない!」ヒュヒュン
グオッ
吉良「(まず・・・!)」
シュインッ
大佐「」パチン
プライド「!」
ゴオッ
プライド「なッ・・・!」
ボッ
503 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 11:29:13 ID:UsCi.I9M
シュウウウウウウウウ…
プライド「・・・貴様!」
吉良「ぐッ」ダン
吉良「うッ・・・」ググ
吉良「(・・・骨は折れてない、か。運がいい!この吉良吉影に運は味方してくれているッ!)」グッ
プライド「まずは貴方から始末します!」シュバッ
吉良「」カチッ
ズドン
プライド「!」
504 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 11:29:59 ID:UsCi.I9M
プライド「地面を爆破して攻撃を防ぎましたか・・・」
パチン
プライド「!」
ドゴオッ
プライド「く・・・ッ!」
プライド「(まるで目が見えているかのような攻撃・・・!一体どうやってピンポイントに炎を当てている!?)」
プライド「(それよりも・・・後ろの男に注意ですか)」
吉良「」バッ
プライド「」シャッ
吉良「!」
505 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 11:34:09 ID:UsCi.I9M
カタカタ ポポンッ
シュトロハイム「侵入成功ォォォオオオ!」ヴヴン
カチッ
シュトロハイム「・・・ふむ、この白い人形のような連中が敵か・・・。今戦っているのはディアボロだな」カチッ
シュトロハイム「この死体は・・・?敵か味方わからんな」
ドイツ軍人4「ホムンクルスには剣術使いがいた様です。折れた剣が散らばっていることから、敵かと思われますが」
シュトロハイム「なるほど・・・戦況はこちらが優勢と見ていいようだな」
ドイツ軍人7「シュトロハイム中将!東京支部に到着しました!」
シュトロハイム「分かった!まずは吉良邸に出向き、ホーエンハイム氏を保護!数名を吉良邸に配置し、残る大隊は奴らの牙城に攻め込むぞォォォオオオ!」
一同「はッ!」バッ
506 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 11:37:17 ID:UsCi.I9M
ス…
中尉「」バキュン バキュン バキュン
プライド「!」ビシュ ボッ ズビッ
ピタッ
プライド「(しまった・・・マスタング大佐やこの男に気を取られ、束縛が十分ではなかった・・・!拳銃の取り出しを許してしまった!)」ギリ
Dio「どこ見てんだ?影野郎」
プライド「!?」
バッ
Dio「力が緩くなってたからな・・・軽く脱出できたぜ」シャキン
プライド「・・・!」
507 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 11:39:12 ID:UsCi.I9M
Dio「」グンッ ダッ
ダダダダダダダ
プライド「・・・まずい!」シャシャシャッ
Dio「チィ!」キィン カアン ゴッ
Dio「」ダダダダダ
プライド「くっ」シュババババババ
Dio「WRYYYYYYYYYYYYY!」ダッ
クルン
プライド「!」
Dio「」スタッ ズザザッ
508 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 11:40:03 ID:UsCi.I9M
プライド「」ズズズ…
大佐「無駄な抵抗はやめろ!」パチン
プライド「!」ドゴウ
プライド「ぶッ・・・!」
Dio「KUAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」ヒュッ
プライド「!」
ザクッ
プライド「」
Dio「」ニヤ
509 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 11:43:23 ID:UsCi.I9M
プライド「・・・何ですか?その満面の笑みは?」ズズズ
Dio「!?」
プライド「生憎・・・あなたが攻撃したのは本体ではありません。ただの「入れ物」です」
Dio「・・・!」
プライド「」ズズズズ
Dio「くッ!」
ブン
ガッ
プライド「無駄ですね」ズズズズズ…
中尉「(影で防壁を・・・!強度を自由に変化できるというの!?)」
510 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 11:49:37 ID:UsCi.I9M
オリヴィエ「ぶった斬ってしまえ!!!」ズバア
バッカニア「うらあああああああああああああ!!」ガィィィイイイイイン ズドババア
少佐「フウンヌウウウウ!」ズドバゴオオン
ジグ「ヌオオオオオオオ!」バギィィィイイイイ
イズミ「ぶっ飛びなァ!」パアン バチッ
ズドゴオオン
フー「フン!」スパア キィン
バリー「(うっひょお、こりゃすげえ!)」
バリー「(へへッ、捨てる大佐あれば拾う少将ありだぜ!)」ズバッ
511 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 11:50:42 ID:UsCi.I9M
プライド「」ヒュッ
Dio「うッ」ダッ
プライド「遅い!」
グオッ
ザクザクザクッ
Dio「げぼォ!?」ボタタッ
プライド「さすがは恐竜、急所を外しましたか。ですが・・・」ピュン
プライド「その傷ではもう動くのは困難でしょう」ズズズズズ…
Dio「チイ・・・!」フラ フラ
512 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 11:56:29 ID:UsCi.I9M
プライド「(この男を死なせるわけにはいかない・・・だからマスタング大佐やそこの男はうかつに攻撃できない。攻撃すればこの男も巻き添えをくらいますからね)」
プライド「(唯一攻撃できるのは中尉だけですが・・・私がこの男を壁に使うことを懸念し、こちらも攻撃できない)」
プライド「(つまり・・・ずっと私のターンです)」ズズズ
吉良「・・・」スッ
プライド「!」
プライド「(・・・ハッタリですね。攻撃できるはずがない)」
吉良「」カチッ
ドドドン
プライド「!?」グアッ
513 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 12:04:44 ID:UsCi.I9M
プライド「うッ・・・!」ドサッ
Dio「うおッ!」バッ
Dio「危ねえな・・・おい」タタッ ヨロッ
吉良「すまんな」
プライド「(まさか、爆弾化する範囲を調節できるというのですか!?)」
中尉「」ジャカ ジャカ
プライド「!」
ドンドンドンドンドンドンドンドドンドン
プライド「」キキキキン
プライド「・・・」イライラ
514 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 12:06:08 ID:UsCi.I9M
プライド「」バシュシュシュッ
中尉「!」
大佐「」パチン
プライド「何ッ!」
ゴウ
大佐「大切な部下に・・・手を出さないでもらいたいな」シュウウウウウ…
プライド「(・・・おかしい。なぜあんなにもピンポイントで攻撃を当てられる?)」
プライド「まさかとは思いますが・・・視力が戻ったというのですか?」
大佐「そのまさかだよ」
プライド「・・・!」
515 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 12:12:19 ID:UsCi.I9M
カーズ『どうやら治らないようだな・・・』パリパリ
大佐『いや、いいんだ』
吉良『ふむ・・・あ、猫草!ちょっとアレを・・・』ゴソゴソ
大佐『?』
吉良『これで治るかもしれない』スッ
中尉『・・・これは?』
吉良『トラサルディーというイタリア料理店の店長に作ってもらった弁当だ。患部を癒すことが可能らしい』
吉良『猫草が必死に保護していたから、腐ってはないと思うが・・・』
大佐『・・・ふむ』パコ
パク
516 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 12:13:55 ID:UsCi.I9M
大佐『こ、これは!?』ギギギギ
中尉『大佐!?』
大佐『眼球が・・・!』
吉良『・・・どうやら治っているようだな・・・』
中尉『これで!?』
大佐『む・・・』グググ
大佐『見える・・・物が見えるぞ!』グッ
中尉『!』
Dio『よし、じゃあ行くか!』
517 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 12:15:15 ID:UsCi.I9M
大佐「・・・と、いうわけだセリム君」
プライド「・・・厄介ですね。国家錬金術師の中で最も危険視すべきなのは、あなたですから!」ヒュヒュヒュン
大佐「」パチチン
ゴアッ
シュウウウウウウウウウウウウウ…
プライド「・・・」バッ シュシュシュシュシュシュ
パチン
ゴウ
プライド「」ニヤ シュウウウウウウウ…
大佐「!」
518 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 12:18:17 ID:UsCi.I9M
クイッ
ズズズッ
プライド「後ろですよ、大佐」ニタア
大佐「!なっ・・・!」バッ
ヒュン
大佐「・・・!」
中尉「大佐!」
グアアッ
ドォーン
519 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 12:23:55 ID:UsCi.I9M
大佐「(脚を・・・動かせ・・・)」
大佐「(体を・・・貫かれる・・・その前に!)」グン
大佐「」ダッ
ギュン
グサッ
大佐「!!!」
ブシュウウウウ
プライド「なかなか素早いですね・・・ですが、左手の手袋は封じさせてもらいましたよ」
大佐「・・・!」
プライド「そして」
520 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 12:26:49 ID:UsCi.I9M
ザクッ
大佐「・・・!」ギギギ ドクドク
吉良「・・・」ギリギリ
プライド「肘を貫かせていただきました。これで右腕はほぼ使えないでしょうし、血で手袋も濡れて使えなくなりました」ニコニコ
大佐「・・・!」
大佐「ぐッ!」ズボッ
プライド「さて、あなたには武器になってもらいますよ」スルスル
大佐「・・・!?」
プライド「フフッ」ヒュッ
521 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 18:24:38 ID:UsCi.I9M
ブン
大佐「なッ・・・」
プライド「ハンマー代わりに丁度いいです」ヒュン
中尉「!」
中尉「くッ」ダッ
スカア
グオッ
Dio「なッ!?」
バギャアアアア
吉良「ディ、Dio!?」
522 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 18:49:58 ID:UsCi.I9M
ホーエンハイム「・・・どうやら激しいようだな・・・ん?」ファンファン>
ホーエンハイム「サイレン?・・・何の騒ぎだ?見てみるか」ムク
タタタ
ホーエンハイム「・・・!こ、これは!?」バァーン
ホーエンハイム「庭に何十台もの車が・・・!」
ガチャッ
バッ
ホーエンハイム「何を話しているんだ・・・?」
サッ
ダダダッ
ホーエンハイム「!乗り込んでくる!」
523 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 18:52:22 ID:UsCi.I9M
ダダダダダ
ガラガラ
バアン
ドイツ軍人7「ホーエンハイム氏はいるか!?」ザッ
ホーエンハイム「・・・1階に下りるか・・・」タンタンタン
ジャキジャキ
スッ
ホーエンハイム「・・・一応両手は挙げてみたよ。おたくらは、何なのかな?」
シュトロハイム「いいや。手など挙げなくても結構だ、ホーエンハイム氏」ザッ
ホーエンハイム「・・・!」
ホーエンハイム「俺を知っているのか・・・!」
524 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 18:53:57 ID:UsCi.I9M
シュルルン
大佐「」ゴトッ
Dio「」
プライド「これで残るは2人ですね・・・楽になりました」コキッ
中尉「・・・!」ジャキィ
ドン ドン ドン
プライド「・・・感情に流されては、銃も撃てませんよ」シパパパッ
プライド「ご覧の通り、弾丸キャッチです」ポロポロポロ
中尉「・・・!」ギリッ
吉良「」スッ
プライド「!」
525 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 18:56:16 ID:UsCi.I9M
プライド「させない!」シュッ
グオオオッ
吉良「かかったな!」シャッ バッ
プライド「!?」
プライド「(石!?爆弾か!)」ササッ
吉良「」カチッ
カッ
プライド「!?」
プライド「まさk」
ズゴォォォォオオオオオン
526 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 18:58:05 ID:UsCi.I9M
シュトロハイム「我々はドイツ軍だ。もっとも、そちら側の世界にドイツが存在するかどうかは分からんがな」
ホーエンハイム「・・・何が目的かな?俺を人質にとるか?それとも殺害か?」
シュトロハイム「フッ・・・安心しろ。我々は貴方を保護しに来たのだ」
ホーエンハイム「?」
シュトロハイム「ここに数名の誇り高きドイツ軍人を配置し、残る大隊でホムンクルスの牙城に攻め込む」
ホーエンハイム「!ということは味方なのか!?」
シュトロハイム「そうなるな」
ホーエンハイム「ハハッ・・・しかし、なぜ?」
シュトロハイム「・・・」ニィ
527 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 19:00:07 ID:UsCi.I9M
シュトロハイム「まあ・・・」
シュトロハイム「JOJOから応援を要請されたというのが第1の理由だ」
ホーエンハイム「ほう」
シュトロハイム「そして第2の理由・・・連中を放っておけば、ドイツ第3帝国の再建も危ぶまれる」
ホーエンハイム「・・・」
シュトロハイム「そして第3の理由だ。ナチス・ドイツを知っていれば、わかるだろうがな」
ホーエンハイム「・・・」
ホーエンハイム「・・・知らないんだ。説明してくれるかな」
シュトロハイム「」ニタア
528 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 19:00:49 ID:UsCi.I9M
シュトロハイム「私は戦争が好きだからだ。戦争が大好きだからだ!」
シュトロハイム「殲滅戦が好きだ。電撃戦が好きだ。打撃戦が好きだ。防衛戦が好きだ。包囲戦が好きだ。突破戦が好きだ。退却戦が好きだ。掃討戦が好きだ。撤退戦が好きだ。局地戦が好きだ!」
シュトロハイム「平原で!街道で!塹壕で!草原で!凍土で!砂漠で!海上で!空中で!泥中で!湿原で!この地上で行われる、ありとあらゆる戦争行動が大好きだッ!」
シュトロハイム「戦列をならべた砲兵の一斉発射が、轟音と共に敵陣を吹き飛ばすのが好きだ!空中高く放り上げられた敵兵が、効力射でばらばらになった時など心がおどる!」
シュトロハイム「戦車兵の操るティーゲルの88mmが敵戦車を撃破するのが好きだ!悲鳴を上げて燃えさかる戦車から飛び出してきた敵兵を、MGでなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだったのだ!」
シュトロハイム「銃剣先をそろえた歩兵の横隊が、敵の戦列を蹂躙するのが好きだ!恐慌状態の新兵が既に息絶えた敵兵を、何度も、何度も刺突している様など感動すら覚える!」
シュトロハイム「このシュトロハイムは戦争を地獄の様な戦争を望んでいる!鉄風雷火の限りを尽くし、三千世界の鴉を殺す嵐の様な闘争を!望む!!」
シュトロハイム「・・・それが最大の理由だ。どォうかね!ホーエンハイム氏ィ!」
ホーエンハイム「・・・」
529 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 19:40:10 ID:UsCi.I9M
ホーエンハイム「(恐ろしいな・・・この男)」
ホーエンハイム「(数々の地獄を乗り越えてきたようだ・・・親近感すら覚えるよ。凶悪だが実に心強い!)」
ホーエンハイム「いいだろう。気に入った!」スッ
シュトロハイム「」ニヤ
ガシッ
シュトロハイム「そうと決まれば、出発だ。我々を知らず我が物顔で暴れている蛙どもを叩き起こそう。髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思い知らせよう」ザッ
シュトロハイム「連中に真の絶望の味を!我々の軍靴の音を連中の脳裏にしかと刻み込んでやろうではないか!」ザッザッザッザッ
シュトロハイム「征くぞ諸君」
ザッザッザッザッザッザッザッザッ
シュトロハイム「天と地のはざまには奴らの哲学では思いもよらない事があることを悟らせてやる」
530 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 19:47:31 ID:UsCi.I9M
プライド「ぐ・・・!」パラ… パラ
プライド「(石は陽動!地面をあらかじめ爆弾にしておき、石に関心を向けさせ、爆破したのか!)」シュルル
吉良「」ニヤ
プライド「ですが!ホムンクルスをなめないでいただきたい!」シュルルル
吉良「」バッ
プライド「!?」
吉良「猫草ッ!」
ドン
プライド「何か来るッ!?」サッ
531 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 19:49:33 ID:UsCi.I9M
シィーン
プライド「・・・?」
プライド「何だったん・・・」
ドガン
プライド「ッ!?」
プライド「(何もないところが爆発した・・・!?)」
吉良「」ニヤ
プライド「(考えられるのは、空中の浮遊ゴミか空気を爆弾化した・・・どちらにせよ厄介ですね)」
吉良「(この技の利点は、数秒おきに爆弾を作れる点ッ!このホムンクルスをも倒せる!)」
532 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 19:52:55 ID:UsCi.I9M
プライド「・・・」ドオン ボガン
プライド「(しかし・・・霊が守護霊のようなものであるならば、本体からそう遠く離れることはできないはず)」
プライド「(キンブリーの戦いを見て分かったのは・・・霊が触れた物体が爆弾になるということ。つまり、空中の浮遊ゴミなどを爆弾にすることはできない・・と思いますが)」
プライド「(もし空気を爆弾にしているのであれば・・・おそらく空気砲のようなもので空気を押し出し、その空気の塊を爆弾化しているのでしょう)」
プライド「(ならば、空気の流れをよめば回避も可能ですね)」ズズッ
吉良「」ドォン
プライド「(・・・来たッ!)」ダッ
スカア
吉良「!」
533 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 19:55:46 ID:UsCi.I9M
ボム
プライド「なるほど。常に前方に注意しなければならないという制約は生まれますが・・・これならあなたの攻撃も受け付けない!」ダダッ
吉良「くうッ・・・」ギリ
吉良「(空気弾では駄目だ!かと言って、シアーハートアタックをしようにもホムンクルスの体温がわたしより低い可能性も・・・!)」ザザッ
プライド「遅いですよ!」シャシャシャッ
吉良「くッ・・・!」ザッ
吉良「なんてな」
プライド「!?」
吉良「見事に引っかかってくれたな。ホムンクルス!」タタッ
プライド「・・・まさか!」
カッ
ズゴォォォォオオオオオオオオン
534 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 19:57:05 ID:UsCi.I9M
サンタナ「この死骸は・・・?」クイ
ブチャラティ「敵兵の死体だろう。気味が悪いな・・・」
ポイッ バタッ
ギアッチョ「で?この後はどうすんだよ?」
リゾット「・・・小隊に分かれた方がいいだろうな」
ブラフォード「どのように分けるのだ?」
リゾット「3班に分ける。俺の考えたメンバーでいいか?」
エシディシ「何だっていいぜ、俺ァ」
リゾット「よし」
535 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 20:00:13 ID:UsCi.I9M
シュウウウウウウウウウウウウウウウウ…
吉良「く・・・わたしまで巻き込まれるとはな・・・」グググ
プライド「床を・・・爆弾にしていたというのですか・・・!」グググ
プライド「(そういえば、ノーモーションで霊を操ることができていた・・・くッ!賢者の石も限界がないわけではない!)」ギッ
吉良「(爆発力を最大にして爆破・・・これで終わると思っていたが、しぶといな)」
プライド「ぐ・・・」ググッ パラパラ
プライド「・・・」ガクッ フラ…
グッ
吉良「・・・」
536 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 20:05:01 ID:UsCi.I9M
プライド「計算外です。ここまで追い詰められるとは・・・」フラァ
プライド「ですが、貴方にとっても計算外だったみたいですね」シュルル
吉良「!なっ・・・!」
吉良「(足元を・・・ッ!)」
プライド「中尉も弾切れで手出してきません。さて、次はあなたに死んでもらいますかね」グイッ
吉良「ぐ・・・」ギギッ
プライド「力勝負で勝つ気ですか?無駄ですよ」ククク
吉良「・・・!」
537 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 20:10:53 ID:UsCi.I9M
大佐「む・・・!」ガクガク
大佐「セリムは・・・吉良に集中しているのか。・・・吉良には悪いが、今のうちに応急処置を・・・」パン
バチチッ
大佐「くッ・・・」ググ
大佐「(Dioは・・・よかった、生きていた。だが意識がないな・・・)」ゴソゴソ
パコッ
大佐「マッチを持ってきておいて助かった」シャッ
大佐「よそ見は禁物だ」シュッ…
ボウ
538 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 20:27:16 ID:UsCi.I9M
ゴオオッ
プライド「!?」
プライド「ぐッ!」ブワアッ
プライド「(この炎は・・・ですが、大佐は炎を出せない状態のはず!)」
大佐「私の発火能力の仕組みを知っているか?・・・空気中の酸素を調節して発火するというものだ。つまり、酸素を操ることが可能であれば、火をつけるだけで攻撃できる」
プライド「・・・」
大佐「今回私はマッチを4箱持ってきていてね。50回程度は貴様を焼けるぞ」パコ
プライド「・・・させない!」シュシュッ
大佐「」チッ
プライド「くうッ!」ゴウ
539 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 20:27:57 ID:UsCi.I9M
シュッ ゴウ シュッ ゴオウ
プライド「くう・・・!」ゴウ
プライド「(攻撃を当てようにも・・・下も横も炎で防がれる!攻撃のしようが・・・!)」
吉良「」ダダッ
プライド「!」
グルッ
大佐「」ニヤ
バッ
ガシュッ
プライド「!しまっ・・・」
ドゴオオオオオオオン
540 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 20:28:46 ID:UsCi.I9M
エシディシ「・・・あ?」フイ
イルーゾォ「どうしたんだエシディシ?」
エシディシ「今建物全体が揺れたような気がしたんだが・・・」
ギアッチョ「気のせいじゃあないのか?」カツカツ
ワンチェン「・・・いや、柱の男の感覚をなめてはいかんと思うぞ」
メローネ「まあそうかもだけどさ・・・」ポリポリ
メローネ「ん?」
人形兵「ウオー・・・ウアアー・・・」ゾロゾロ
イルーゾォ「さっきの死骸の奴らか・・・」
541 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 20:29:57 ID:UsCi.I9M
大佐「火力10倍だ。マッチ10本を同時に擦らせてもらったよ」ポイッ コトッ
大佐「もうさすがに終わっ・・・」シュル
大佐「!」
プライド「危ないところでしたよ、もう賢者の石も尽きそうです」シュルルルルルル
ヒュッ
大佐「うおッ・・・」ザクザクザク
ブシュッ
大佐「がッ」
プライド「食料になってもらいますよ」
大佐「・・・くッ!」
542 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 20:31:07 ID:UsCi.I9M
バババババ ロォオー ドンドン
人形兵「ウー・・・」ユラッ
リゾット「メタリカが効かない・・・!?まさかヘモグロビンがないのか!?」
ナランチャ「撃っても効果ねーぞ!」バババ
ミスタ「く・・・!」ダンダンダン
フーゴ「パープルヘイズも効かない!どうなってるんだこいつら!?」
ブチャラティ「(俺とアバッキオしか戦えないのか!これは苦しいぞ!)」ジィーッ バッ
アバッキオ「はあッ!」メギャッ
ドガッ バキィ
543 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 20:32:25 ID:UsCi.I9M
ワムウ「闘技、神砂嵐!」ドゴウ
ドサ ドサ ドサ
ヌケサク「うお・・・一瞬で」
サンタナ「手足がもげても行動できるとは、吸血鬼に匹敵する体力のようだ・・・食う以外に殺す方法はないのかもな」ズブズブ
ブラフォード「一応、顎を切り落とせば咬まれることはないぞ」シャキン
ヴァニラ「とりあえず空間ごと消してしまえばいいだろう。話を聞くに、核を破壊すればいいのだろう?」
テレンス「(私、来た意味あったのかな・・・)」
ヌケサク「早くDIO様に日焼け止めを渡さなくては・・・」
テレンス「今は5時12分だ。急がなければ太陽が出るぞ」
544 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 20:34:13 ID:UsCi.I9M
イルーゾォ「・・・鏡があってもなくても意味がないッ!強すぎるッ!」
ギアッチョ「何言ってんだお前」カキィーン
イルーゾォ「え」
ギアッチョ「余裕じゃねえか」ドゴオ バキッ
メローネ「本当だよ・・・核を取り出せばいいだけじゃないか」カタカタ
エシディシ「そのマヌケな面を焼いてやるッ!」ブジャアアアアアア
ワンチェン「首を切り落とせばそれまでッ!脳ミソすくいとってやるね!」ズバッ
シュババッ カキィイーン ピシッ
イルーゾォ「・・・」
545 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 20:35:44 ID:UsCi.I9M
アバッキオ「うぐッ」ガシィ
ブチャラティ「!」
人形兵「」ガパッ
ブチャラティ「アリィ!」ドゴオ
アバッキオ「・・・助かった、ありがとうブチャラティ」
ブチャラティ「アバッキオ、少し休んでいろ」シュッ…
ブチャラティ「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
ブチャラティ「アリーヴェ・・・デルチ!」ドッゴオオ
ボトボト
リゾット「おお!」
546 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 20:37:18 ID:UsCi.I9M
アバッキオ「らァ!」ベキャッ
人形兵「ぶぎッ」ドサッ
ナランチャ「銃が効かねえってんならよォォーーーーーッ!爆破してみるだけだぜェ~~~~ッ!!」ドゴオオオッ
人形兵「グギャアアアアアア」ボッ
シュウウウウウウウ
ナランチャ「よし!」
オバッキオ「よくやったナランチャ!」
リゾット「・・・爆弾は効果あるみたいだな」
ジャカッ
ミスタ「こっちの攻撃は効かねえからうらやましいぜ!」ダンダンダン
\シネ!/\モットデッカクシテヤルゼェーッ!/\アリアリアリアリ!アリーヴェデルチ!/
547 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 20:38:30 ID:UsCi.I9M
猫草「ニャッ!」ドン
グオオオッ
バキィッ
プライド「ッ!?」
吉良「」カチッ
プライド「ぐむッ!」ドゴオオン
吉良「くッ」ガシッ
大佐「ムオッ!?」ダダダ
吉良「一旦退くぞ!」ダダダダダダダ
548 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 20:40:10 ID:UsCi.I9M
シュトロハイム「着いたな」ザッ
シュトロハイム「よォーし!奴らの城にこれより突入するぞォ!」
一同「はッ!」バッ
シュトロハイム「我が軍がついに開発したァァァアアア・・・ラントクロイツァーP1500の出番だァァァアアアアッ!壁を打ち破れェェエエエイ!」バッ
ガシャン
ゴトン
一同「発射準備、完了!」
シュトロハイム「よし・・・撃てェェェエエッ!」
ズドォォォォオオオオオオオン
549 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 20:43:03 ID:UsCi.I9M
人形兵「ぎゅッ!?」ギュルギュルギュル
バゴオォッ
ジョリーン「ふう」ドゴォーン>
ジョルノ「お見事ですね。僕もゴールドエクスペリエンスレクイエムなら余裕なのですが」パチパチ
ジョニィ「言い訳してないで戦えよ」パカパカ
ジョルノ「いえいえ・・・ゴールドエクスペリエンスは戦闘向きのスタンドではないので」
ジョリーン「長いねスタンド名」
ジョニィ「まあ大統領の方が長いけど・・・」
ジョニィ「・・・それにしてもさっきから轟音がするなあ・・・」グビ
ジョリーン「うん・・・」
550 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/26(木) 20:44:56 ID:UsCi.I9M
吉良「」キキッ
吉良「このへんでいいだろう・・・まだ煙も上がっていて視界はよくない。・・・大佐、錬金術は使えるな?」
大佐「え?・・・ああ」
吉良「・・・少し考えがある」
大佐「どんなだ?」
吉良「あのホムンクルスを囲うように壁を練成してもらえないか?」
大佐「壁?」
吉良「ああ。そこから、砲弾を撃ち込めるような設計で」
大佐「ふむ・・・」
551 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 18:05:26 ID:IeDbE9JM
サスサス
大佐「・・・」
大佐「これは・・・強化コンクリートか。炭素繊維や鋼繊維が多く含まれているな・・・」サスッ
吉良「分かるのか?」
大佐「まあな。・・・ふむ、これならプライドの攻撃でも突破できないかもしれんな。まあ念には念を入れるか」パン
バチッ ビリビリ
吉良「・・・」
大佐「じゃあ始めるか。うちの部下が危ういしな」バッ
パアン
552 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 18:06:03 ID:IeDbE9JM
中尉「くッ」シピッ
中尉「(銃が使えなければこんなにも・・・こんなにも非力だなんて!)」バキィ
プライド「面白いですね、下等生物が踊り狂う様は」シュッ
中尉「!」
プライド「ですがそろそろ」
中尉「あッ・・・!」ズバッ
ヨロッ
プライド「終わりにしますかね」ズズズズズ…
中尉「」ダッ
プライド「フフッ」
バチッ
553 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 18:08:19 ID:IeDbE9JM
プライド「!」ドゴゴゴゴゴゴゴゴ…
プライド「これは!?」ゴゴゴゴゴゴ…
お父様「・・・壁か?」ゴゴゴゴゴ…
プライド「このままでは・・・光を塞がれる!」シュッ
ガキッ
プライド「・・・何?」ガッ ゴッ
プライド「・・・!」ゴギン
大佐「繊維補強コンクリートだからな。もちろん、その上から炭素でコーティングも施したが」ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
プライド「く・・・!」ギリギリ
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…ゴゴ…ン…
554 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 18:09:22 ID:IeDbE9JM
大佐「フー・・・」ペチペチ
中尉「・・・どうなったのですか!?」ヨロ
吉良「なんとか閉じ込めたところだ。この後大事をとって殺すところだ」
中尉「・・・」
大佐「手筈通り頼むぞ、吉良」ザッ ザッ
大佐「」パン
ダン
バチバチバチ
ゴグン…
ドドドン
555 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 18:09:53 ID:IeDbE9JM
スライサー「来たか・・・」チャッ
ワムウ「?」
ヴァニラ「何者だ?」
スライサー「私はナンバー48、スライサーだ。もともとは死刑囚で・・・魂を鎧に定着させられたのさ」ガポッ
ヌケサク「カラだと!?」
スライサー「フフ・・・この血印を破壊すれば君たちの勝ちだ」
サンタナ「弱点をわざわざ教えるというのか・・・」
スライサー「負ける気がしないからな」ガポ
スライサー「さて、殺し合いといこうか」シャキィン
556 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 18:10:24 ID:IeDbE9JM
ペタ ペタ ペタ
ビドー「ハア・・・グリードさん・・・どこに・・・」ペタ ペタ
人形兵「ウゥー・・・」
ビドー「!?」
ビドー「に、にんぎょ・・・」
人形兵「ウアアアアアアアッ!!」バッ
人形兵「クルァァァアアアアーーーッ!!」ダッ
ビドー「ヒ・・・ヒィィイイイーーーッ!!」
ガッ
ビドー「あ・・・ああああああああああああああああああああああ!!!」ググググググ
557 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 18:10:56 ID:IeDbE9JM
ワムウ「俺が行こう」ザッ
スライサー「ほう・・・上質な筋肉・・・さぞ楽しめそうだな」ガシャ
ワムウ「魂を定着させたと言ったな?その血印・・・破壊させてもらうぞ」バッ
スライサー「フン・・・どうくるかな?」
ワムウ「闘技・・・」ググググ
サンタナ「」ゾク
ワムウ「神砂嵐ッ!」
ドゴオオオオオオオオ
スライサー「!?」
558 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 18:11:27 ID:IeDbE9JM
コン
プライド「・・・厚さ2mはありそうですね」コンコン
バチバチ
プライド「!」クル
ゴグン…
プライド「・・・何が!?」
ドドドン
プライド「うッ」ドゴオ ドガガン ズゴン
プライド「・・・爆弾ではない!?」
バチバチ…
プライド「・・・!」
559 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 18:11:59 ID:IeDbE9JM
プライド「くッ!」ズガアアン ドゴオオン
プライド「(ただのコンクリートの塊を発射しているだけか)」
プライド「(爆弾になると爆風も考えないといけないので面倒でしたが・・・これでも)」
プライド「逃げ続けるにも限界が・・・!」
バチバチ
プライド「!?」キキッ
ドドドドドドドドドドドド
プライド「(小型の弾丸で攻撃しますか・・・!)」ビシュ バシュ ドシュッ
プライド「く・・・!」
ダッ
560 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 18:12:31 ID:IeDbE9JM
ザッザッザッザッザッザッザッザッ
シュトロハイム「止まれェェェエエエエエい!」
ザッ
シュトロハイム「どうやら粗方終わっているようだな・・・」ゲシ
シュトロハイム「よォーし!最上階から地下室まで、くまなく敵を捜索するのだァ!見敵必殺!」
一同「見敵必殺!」バッ
シュトロハイム「うむ!ただし、敵もJOJOが応援をよこす程の者だ!3班合同で行動し、安全は確保しておけェい!」
一同「はッ!」バッ
シュトロハイム「では・・・行動開始ィィィイイイイイ!」
ダダダダダダダ…
561 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 18:17:24 ID:IeDbE9JM
ドイツ軍人2「あ・・・シュトロハイム中将!」
シュトロハイム「・・・ん?」
ドイツ軍人2「中将は、どの班と行動するのですか?」
シュトロハイム「・・・貴様は、我が偉大なるゲルマン民族の科学をなめておるのか?」
ドイツ軍人2「」ゾクッ
ドイツ軍人2「い、いえ・・・そのようなことは・・・決して・・・!」ガクガク
シュトロハイム「ならよい」ザッ
シュトロハイム「質問の答えだ。このシュトロハイムは、単独で行動し敵を殲滅するのみ。スターリングラードの地獄のようにな・・・」ニヤ… グググ
シュトロハイム「分かったら、早く隊に戻らんか」
ドイツ軍人2「は、はい!」タタタタタ…
562 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 18:19:12 ID:IeDbE9JM
プライド「・・・人間ごときが!」バチバチ
ガガガガガガガガガガ
プライド「くッ!」ビシュッ ビュッ
プライド「」ダッ
スタッ
ゴグン
プライド「!」
ダッ
プライド「ッ・・・!」ドゴァァアアン
プライド「解決策は・・・!」ギリッ
563 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 18:22:45 ID:IeDbE9JM
左腕を関節ごと右回転!右腕を関節ごと左回転!
けっこう実戦慣れしていたスライサーも拳が一瞬巨大に見えるほどの回転圧力にはビビった!
そのふたつの拳の間に生じる真空状態の圧倒的破壊空間は、まさに!歯車的砂嵐の小宇宙!!
スライサー「ぐおおおおおおおおおおッ!?」メキメキ バキィ
スライサー「ぐふッ!」ドガン ポロポロ
ワムウ「これが神砂嵐だ・・・」
スライサー「く・・・」ピシピシ パキ グググ
ワムウ「ん?」
スライサー「まだまだァ!」グン
ダッ
ヒュッ
564 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 18:23:33 ID:IeDbE9JM
ワムウ「」ブン
スライサー「ぶッ」ガコォォォオオオン
ゴン ガン ゴロッ…
ガシャア
ヌケサク「ケケケ・・・首だけになっちまったなァ!ぶっ殺させてもらうぜェ!」グイ
スライサー「・・・」
ヌケサク「俺様に臆したか?ケケケケケ!」
スライサー「・・・実に愚かだな。相手が勝ち誇った時、既にそいつは敗北している」
ヌケサク「・・・は?」
スライサー「なぜ私の本体が頭だけだと思っていた?」
ヌケサク「!?」
565 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 18:24:42 ID:IeDbE9JM
プッチ「む・・・」
DIO「気付いたか」
プッチ「DIO・・・?」
DIO「ああ・・・立てるか?」ス…
プッチ「テッ・・・く・・・」ヨロヨロ
ゴリさん「大丈夫なのか旦那?」
DIO「この程度でへたばるプッチではない」
ハインケル「だといいが」
プッチ「・・・ダリウスにハインケル・・・だったか?」
ゴリさん「!」
ハインケル「覚えていてくれてたのか」
566 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 18:30:12 ID:IeDbE9JM
吉良「そろそろいいだろう」スッ
サワ…
吉良「終わらせよう。ホムンクルス」
プライド「・・・!?」
ス…
カチッ
ドン
プライド「!」
プライド「うッ・・・」ズザア
567 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 18:45:26 ID:IeDbE9JM
プライド「ぐッ・・・!床が・・・!」
プライド「(だがこのおかげで光が・・・!)」
ニヤ
プライド「ツメが甘いですね。吉良!」シュルルルッ
ス…
吉良「フッ」カチ
プライド「なッ・・・」
カッ
ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン
569 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 20:05:00 ID:IeDbE9JM
ゴゴゴゴゴゴゴ
承太郎「ッ!」グラッ
仗助「何だ!?」
ズズ…ン…
定助「・・・!?」
承太郎「何かが・・・爆発したのか?さっきからやたらでかい音が鳴るが」パンパン
定助「さあ?とにかく、仲間の攻撃が敵の攻撃かわからない以上は・・・」
仗助「まあな・・・」
承太郎「・・・」
570 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 20:07:27 ID:IeDbE9JM
モクモク
プライド「あ・・・ああ・・・・・・あ・・・」シュウウウウウウ…
プライド「(賢者の石が・・・尽き・・・)」フラッ
バタッ
吉良「・・・」
プライド「く・・・あ・・・」シュウウウウ
大佐「・・・」
プライド「ち・・・父・・・上・・・」ボロッ
ボロボロ
シュウウウウウウウウ…
571 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 20:08:36 ID:IeDbE9JM
シュウウウウウ…
中尉「・・・銃弾の予備パックがありました」パコッ
チャッ チャッ チャッ チャッ…
ジャキッ
大佐「・・・さて、いよいよ本丸を倒すぞ。マッチも底をつきそうだから、もっぱら普通の練成の攻撃になるが」キュム
猫草「キシャアアア・・・」
吉良「・・・フウ」
吉良「誰と闘ったとしても、わたしは負けんがね」ドギュン
お父様「・・・フン」
572 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 20:32:38 ID:IeDbE9JM
Dio「く・・・」ヨロ
吉良「Dio!」
Dio「何が・・・あった?なぜ・・・照明が消えている?」
吉良「・・・は?」
Dio「真っ暗で・・・何も見えん・・・プライドの仕業か・・・?」
Dio「明かり・・・明かりは・・・」フラ
中尉「・・・!」
大佐「まさか・・・視力を失ったのか!?」
吉良「!?」
573 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 20:33:21 ID:IeDbE9JM
大佐「彼は、プライドに振り回された私と衝突して倒れた」
大佐「その際、脳震盪が起きていたのではないか?脳震盪は、一時的な失明をもたらすと聞く」
吉良「なるほど・・・」
Dio「・・・感心している場合か!」
吉良「だがどうする?荷物を増やすわけにはいかんぞ」
Dio「・・・情けないが、どうやら俺らが荷物になっても心配ないようだぞ?」フラ
吉良「?」
Dio「応援が・・・すぐそこまで来ている」ニヤ
ドガアアアアアアン
一同「!?」
574 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 20:33:53 ID:IeDbE9JM
オリヴィエ「ここか?連中の本丸は」パラ…パラ
フー「初めての対面じゃな」パキポキ
イズミ「こっちは数日ぶりね」パタパタ
お父様「・・・」
バッカニア「さあ、やろうぜホムンクルス」ガシャン
バリー「へへッ、裏切らせてもらうぜェ!」シャキン
お父様「どいつもこいつも・・・人間の寿命は短い。死に急ぐこともあるまいに・・・」
バリー「ヘッ!先にあんたを地獄に送ってやるぜ!」ダッ
一同「」ダッ
お父様「・・・ほう」
576 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 20:52:30 ID:IeDbE9JM
スライサー「終わりだ、貴様は」
ガシャ
ヌケサク「!」
ヒュッ
ヌケサク「ぎッ!」ズバアッ
ヌケサク「ば、馬鹿なッ!」
ドサッ
ガランガラン
スライサー「言っていなかったがね・・・殺人鬼スライサーは兄弟なのだよ」
ガシャ…
テレンス「・・・!」ギリ
577 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 20:55:10 ID:IeDbE9JM
ブラフォード「卑怯な・・・!」
スライサー弟「闘いに卑怯なんてものはないな。戦争だって、敵軍に奇襲攻撃をかけたり・・・一般市民を爆撃したりしているじゃないか」
スライサー兄「闘いと戦争を区別して考えるのか?どちらも殺し合いだ、境界線は曖昧だろう」
ワムウ「・・・!」
サンタナ「虫唾が走る・・・!」ギリ
スライサー弟「カスが・・・激昂するな」シャキン
スライサー弟「ふむ・・・ヒビ割れのせいでうまく動けないが・・・さて、誰から殺そうか、兄者」
スライサー兄「そうだな・・・まずはそこの剣を持った長髪の男にするか」
スライサー弟「了解♪」
ダッ
ブラフォード「くッ!」シャキン
578 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 20:55:45 ID:IeDbE9JM
キィン カキン シュキィィイイン
ブラフォード「・・・」ズザザ
スライサー弟「フン・・・退いたか」ガシャ
ブラフォード「」グンッ…
ダッ
スライサー弟「!」
スライサー弟「(ジャンプしつつ、剣を体の後ろに・・・!右手で振り下ろしてくるか!?左手か!?いや、足ということもありうる!)」
ブラフォード「」フワッ
シャキン
スライサー弟「何ッ!?髪の毛!?」
ヒュン
579 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 21:12:15 ID:IeDbE9JM
スライサー弟「くッ」ガキッ
バキィィィイイイイン
スライサー弟「あッ・・・」
ブラフォード「・・・血印が出てきたようだな」スタッ
スライサー弟「貴様・・・!」
ヒュッ
ガオン
スライサー弟「なッ!?」
スライサー兄「!?」
580 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 21:13:49 ID:IeDbE9JM
ブロロロロロロロ…
SPW「まさかウンガロがスタンド使えなくなってるとはな・・・」
ウンガロ「使えないんじゃなくて使わないんだよ。漫画について研究してるうちに漫画やアニメが好きになっちまって・・・娯楽で人を傷つけるのはどうかと思って」
花京院「なるほど」
康一「なんて漫画ですか?」
ウンガロ「ワンパンマン」
ヴェルサス「あー・・・ボロスかっこいいよな」
リキエル「どっちかと言えばメルザルガルドの方が好きだな」
SPW「俺はモブサイコ100の方が好きなんだがなあ・・・」クチャクチャ
億泰「最近の盛り上がりは異常だよな」
露伴「そうだな。あの少年の実力はどれくらいなんだろうな」
581 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 21:14:39 ID:IeDbE9JM
SPW「・・・にしても由花子は連れてこなくてよかったのか?」
露伴「プッツン由花子を?馬鹿言え、あほの億泰がいるだけで手一杯なのに」
康一「ちょ、先生」
億泰「てめえ先生よォ~!言い方ってもんが・・・」ガタッ
花京院「まあまあ少し落ち着いて」
露伴「セーフティロックをかけさせてもらった」シャッ
億泰「うぐ・・・!」
露伴「お前は頭が悪いからな。攻撃まで時間がありすぎだ。喧嘩するなら口よりも先に手を動かせ」
億泰「・・・」ストン
露伴「・・・ところで、何で和解したとはいえ殺人鬼と一緒に行かなくちゃあいけないんだ?」
582 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 21:36:25 ID:IeDbE9JM
アンジェロ「こっちだって自分を岩にしやがった奴の仲間と一緒に行きたくねえよ!ムカつくぜェ~!」ガタッ
エニグマ「こっちは本にされた挙句、図書館に勝手に寄贈されたんだぞ!?この苦しみがわかるのかよ!?」
音石「俺はこいつ等とは違って改心したろ!?今はジョセフ・ジョースターの介護も手伝ってんだぞ!?」
三人「ぶッ殺すぞてめえ!」
露伴「全然改心してないな音石・・・第一、和解しても奥底には憎しみがある物だろう」
康一「まあ否定はしませんが・・・」
三人「おい」
SPW「そんなことより、もうすぐ敵のアジトだぜ!」
リキエル「もうか・・・」
康一「」ドギュン
イギー「」クチャクチャ
583 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 21:37:47 ID:IeDbE9JM
スライサー弟「何だ今のは!?」
スライサー兄「(危ない・・・!あと数センチ弟が右にいれば、血印を消されて死んでいた・・・!)」ゾク
スライサー弟「!」グラ
スライサー弟「(まずい・・・バランスが!)」グラア…
スライサー兄「なッ」
スライサー弟「(倒れ・・・!)」
ガオン
スライサー兄「!!??」
584 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 21:38:40 ID:IeDbE9JM
スライサー弟「」ガシャアアアン
スライサー兄「・・・は?」
スライサー兄「お、おい・・・」
スライサー弟「」
スライサー兄「おい・・・!」
テレンス「うまくいったな」
ワムウ「何度見ても恐ろしいな」
ヴァニラ「まあな」バッ
スライサー兄「・・・!」ギロ
ヴァニラ「・・・」
585 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/27(金) 21:39:31 ID:IeDbE9JM
スライサー兄「貴様らァ・・・!」
サンタナ「」ヒョイ
スライサー兄「!」
スライサー兄「ちょ・・・やめろ!やめろ!やめてくれ!やめてえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!」
サンタナ「」ツウ…
スライサー「ぎゃああああぁあぁあぁあぁああぁあぁぁぁあぁあぁああぁぁあぁあぁあぁあぁあぁああぁあぁぁぁあぁあああぁあぁああぁーーーーーーーッ!」
ブツッ…
サンタナ「・・・死んだな」ポイッ
ゴトッ
ヴァニラ「早くDIO様のところへ・・・」
586 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 13:42:51 ID:BvmYZ02A
大佐「フン!」シュッ ボッ
お父様「」バチチッ
ズゴゴン
ドゴウ
…シュウウウウウウウウ
吉良「(ノーモーションで練成を!?)」
フー「(化け物め!)」バッ
ヒュヒュヒュ
お父様「・・・」ガキキン
バラバラ
フー「バリアーか!」ギリ
587 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 13:43:49 ID:BvmYZ02A
お父様「」バチチッ
シャキィン
バッカニア「!槍が地面から!」
ドシュシュシュシュッ
フー「ヌウゥ!」バッ
キキキキキキン
バラッ
ボト カン ゴトッ
バッカニア「いいぞ爺さん!」
フー「フッ」
588 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 13:44:19 ID:BvmYZ02A
フー「」ダッ
ブン
お父様「」ガキィィィン
バッカニア「うらああああ!」ブン
お父様「」ドガガガガガガガガガ
オリヴィエ「フン!」ヒュッ
お父様「・・・」キィィィン
お父様「うっとおしいぞ・・・この下等生物が」
少佐「!」
589 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 13:45:12 ID:BvmYZ02A
お父様「」バチバチッ
カッ
吉良「!?」
フー「な・・・何じゃこの光は!?」
大佐「うぐ・・・!?」
オリヴィエ「チッ」
フワッ
シグ「な・・・」
ドゴオオオオオオオン
590 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 13:46:02 ID:BvmYZ02A
大佐「むぐ・・・!」グググ
Dio「何・・・」ガラガラ
お父様「・・・」ザッ
お父様「もろいな。人間というのは」ザッ
中尉「」ジャキィ
ドンドンドン
お父様「無駄だ」キンキンキン
お父様「・・・さて、こちらも新しい駒が欲しかったところでな」ス…
少佐「・・・!」
お父様「私の駒は人形兵を除き全滅した。なので、諸君らに新たな駒になってもらいたいのだがな」
中尉「・・・」ギリギリ
591 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 13:47:05 ID:BvmYZ02A
お父様「今からでもよい。この中で、私に忠誠を誓える者はおらぬか?」
一同「・・・」
お父様「・・・いない、か。では仕方がない」
お父様「死んでもらおう」
吉良「させるか!」カチッ
ズドドドドン
お父様「ムオッ!」ブワッ
吉良「空気弾!」ドン
お父様「!」
592 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 13:49:28 ID:BvmYZ02A
お父様「ぐむうッ!」バゴオオン
お父様「く・・・!?」バチバチ
吉良「(そうか、あいつのバリアは、ラブトレインのように自身への攻撃をすべて自動で弾くわけではないのか・・・)」
吉良「(おそらく、あいつが認識した攻撃のみを弾くんだろう・・・いちいちバリアを張ったり消したりしているのか)」
少佐「おい君!奴への攻撃は君が先頭に立って行ってくれ!」
吉良「・・・え?」
少佐「君の攻撃を奴は防げていない!我々の攻撃ははじかれるからな・・・君は本体を直接攻撃し、我々はバリアを攻撃して賢者の石の残機を削る!」ガアン
ダン
バチバチッ
少佐「頼むぞ!」ドドドン
593 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 13:50:01 ID:BvmYZ02A
ガアアアアアアンン
お父様「(今警戒すべきはあのドクロの男。後は取るに足らん)」
大佐「」パアン
ダン
バチチッ
大佐「ブリッグズの戦車を真似させてもらった!」ズン
ドオン
お父様「・・・無意味だな」ガゴオオオオオン
フー「一気に畳み掛けるぞ!」
中尉「吉良さん、お願いします!」
吉良「(何でこんなことに・・・)」
594 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 13:50:50 ID:BvmYZ02A
人形兵「ウルー・・・」
シュトロハイム「我がナチスの科学力はァァァアアアア世界一ィィィイイイイッ!」
シュトロハイム「おれの体はァァアアアアアアアーーッ!我がゲルマン民族の最高知能の結晶であり誇りであるゥゥウウウ!つまりッ!すべての人間を越えたのだァアアアアアアアアアアアア!!」バッ
シュトロハイム「1分間に3000発の鉄甲弾を発射可能ッ!30mmの鉄板を貫通できる重機関砲だッ!一発一発の弾丸がァァアアアおまえの体を削り取るゥゥウウウ!」ガシャコン
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
人形兵「ブギャッ」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
人形兵「イデエ・・・」ヨロヨロ
シュトロハイム「さらにさらにィ!サンタナのパワーを基準にイイイイイイイ・・・このシュトロハイムの腕の力は作られておるのだアアアア!!」カション
シュトロハイム「貴様の体をアァーーーーッルミ缶を潰すように、グシャグシャの残骸にしてくれるわッ!」バッ
バキィ メキメキメキメキ
グシャア
595 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 13:52:33 ID:BvmYZ02A
シュトロハイム「フィーーーーーーーーッヤッハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」ドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ジョセフ「うひ~・・・シュトロハイムの野郎、派手に暴れてんなあ」コソコソ
ジョナサン「ジョセフ、彼はいつもあんな感じなのかい?」ヒソヒソ
ジョセフ「ああ。いつもだけど、戦闘中はさらに磨きがかかってる」
ジョナサン「・・・まるでスピードワゴンみたいだ」
ジョセフ「スピードワゴンの爺さんに失礼じゃね」
シュトロハイム「世界一ィィィイイイイイイイイ!」ドドドドドドドド
ジョナサン「まあ彼に任せておけば安心だね。僕らは隠れておこう」ドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…
596 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 13:54:09 ID:BvmYZ02A
猫草「キシャア!」ドン
お父様「ムウ!」ドゴオオン
吉良「」カチ
お父様「ぐッ」ズドドドドン
お父様「」スタッ
お父様「(どういう訳だ・・・全く見えん!)」ドゴオン
シグ「フン!」ドゴドゴオ
お父様「・・・」
お父様「ヌウ・・・!」
シグ「!」
597 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 13:54:48 ID:BvmYZ02A
バッ
ガシィ
シグ「なッ」ギギギ
お父様「邪魔だ」メキメキ
ブン
シグ「うおおッ!?」ギュオッ
中尉「!」
ズガアアアアアアアアアアン
ガラガラ
イズミ「あんた!」
オリヴィエ「あんな遠くまで人を片腕で投げ飛ばすとは・・・!」ギリ
598 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 13:55:34 ID:BvmYZ02A
大佐「」パアン
少佐「」ガアン
イズミ「」パン
バチバチバチッ
お父様「!」
少佐「重火器で一斉攻撃だ!」ガコン
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
お父様「・・・」ドゴオオン バガアアン
お父様「(この連中は問題ない。問題なのはあの男だ)」ズゴオオオオン
お父様「さて・・・」ギン
599 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 13:57:34 ID:BvmYZ02A
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ズドドドドッ…
ドイツ軍人16「何だこいつ・・・銃が効かないッ!」カチカチ
人形兵「キョエエエ・・・」
ドイツ軍人21「ドイツ軍人はうろたえないッ!アメ から奪い取ったランチャーの出番だろうッ!」
ドイツ軍人24「そうだッ!銃は効かなくとも、ランチャーなら一撃よッ!」ガション
クイッ
人形兵「グピッ」ズドオオオオン
ドイツ軍人24「やったぞッ!」グッ
ドイツ軍人18「よし!皆銃を捨てろッ!奴らに通用するのはランチャーのみッ!」
600 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 13:58:39 ID:BvmYZ02A
お父様「諸君。君たちは、7人のホムンクルスがどこから生まれたか理解しているかね?」
大佐「・・・?」
お父様「私があの7人を作った。つまり、あの7人の能力は全て私も持っているというわけだ」
中尉「・・・!」
お父様「この最強の目をもってすれば、そこの男!貴様の攻撃の仕組みなど簡単に見抜けるぞ」ギン
吉良「なッ」
お父様「ほおう・・・猫のような姿をした人間がいるな。これがプライドの言っていた「霊」か?」
お父様「体内に異様な植物がいるな・・・フフ、攻撃してみろ!貴様のトリックを見抜いてやろう!」
吉良「・・・」
601 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 22:09:33 ID:BvmYZ02A
フー「させるものかッ!」ヒュッ
キィィィィイイイイン
お父様「・・・うっとおしいな」
大佐「クッ」パン バチッ
ドゴオオオオオオオオン
少佐「フウン!」ガアン バチッ
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ガゴオオン ガアアアアン ドゴオオン
お父様「・・・貴様ら虫けらには用はないのだよ」バリッ
ビシビシ ゴガン
一同「(地割れッ・・・!?)」バッ
スタタッ
602 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 22:14:14 ID:BvmYZ02A
大佐「バリアで炎は防げても、熱までは防げないはず!」シュッ
お父様「!」
大佐「蒸し焼きだッ!」ドゴウ
少佐「大佐!手伝います!」ガアン
バチバチ
ドゴゴゴゴ…
お父様「(なるほど、包んで炎が逃げないようにしたか)」
ゴウ
お父様「よく考えたが・・・小賢しい」バチッ
ドグアッ
一同「!」
603 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 22:15:45 ID:BvmYZ02A
オリヴィエ「くッ!」ブワッ
フー「・・・錬金術が全く効いておらんぞ!壁もかき消された!」
バッカニア「・・・」
ダッ
お父様「む?」
バッカニア「・・・だったら!肉弾戦をォ!挑むまでェ!」
オリヴィエ「・・・!やけになるなバッカニア・・・」
ブン
ガィィィィィイイイイイイイイイ
バッカニア「うらああああああ!」ギギギギギギギギ
お父様「・・・」
604 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 22:19:37 ID:BvmYZ02A
フー「」バッ
お父様「!」
フー「」シャッ フッ
キィン カィン カキィィイイン
バッカニア「うらァ!」ゴィィィイイイイイン
バリー「うらァ!」キィィィイイイイン
お父様「・・・邪魔だッ!」バリバリ
バッカニア「ぐおッ」ドゴオ
フー「ぶッ」ゴスウ
ヒルルルルルルルルル…
二人「がッ」ドサドサッ
お父様「・・・」
605 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 22:22:56 ID:BvmYZ02A
大佐「く・・・」パン
お父様「」バチッ
大佐「ぐおおッ!?」ドグアアアッ
少佐「大・・・」
バリッ
少佐「くおッ!」ブワッ
バリー「え・・・」ブワッ
ギュン
ドカアアアアン
ドサッ バラバラ
オリヴィエ「(馬鹿な・・・壁まで優に200mは離れているぞッ!)」
606 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 22:30:17 ID:BvmYZ02A
吉良「(やむを得ん!)」ドン
お父様「!」
お父様「・・・ほう」ガアアアアン
吉良「なッ」
お父様「これが貴様のトリックか・・・空気を圧縮して発射し、同時にそれを霊で触って爆弾化。スイッチで爆破するというわけだな・・・」
お父様「ここまでわかれば、もう1つの攻撃も楽にわかる。霊で床を触り、床を爆弾にしたのだろう。爆弾化させる範囲を調節できるとはな」
吉良「(こいつ・・・!)」
お父様「さて、どうするかね?」
オリヴィエ「・・・」ギリッ
607 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 22:35:34 ID:BvmYZ02A
オリヴィエ「く・・・」ガシャッ
お父様「」バリッ
オリヴィエ「うあッ!」ドゴオオオオン
フー「ヌ・・・」ムク
トッ
フー「・・・ッ!」
お父様「吹き飛べ」グン
フー「ぐおおおおおおおおッ」ギュン
ズガガガガガガガガガガガ
シュウウウウ…
吉良「・・・!」
608 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 22:36:29 ID:BvmYZ02A
バッカニア「うお・・・」ムク
ピトッ
お父様「グリードの炭素硬化の真似ごとか・・・」グググ
バッカニア「(なんだ!?軽く指で押さえられているだけなのに・・・!立てねえ・・・!)」グググググググ
お父様「だが脆いな」ピッ
バカアアアン
バッカニア「・・・!」
お父様「失せろ」バリッ
ズゴン ギュオッ
バキィィィイイイイ
バッカニア「あばッ」ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオン
609 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 22:40:19 ID:BvmYZ02A
吉良「く・・・」カチ
お父様「む」サッ
ズドドォォオオオオオン
お父様「攻撃を察知できていれば警戒する必要もないな」
吉良「・・・」ギリ
お父様「貴様は弱すぎた」
ス…
吉良「・・・?」
お父様「しかし、ラストを1度殺し、エンヴィーも殺し、私も傷つけられたからな・・・本気で消し飛ばしてやろう」
ゴウ
610 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/28(土) 22:44:10 ID:BvmYZ02A
吉良「な・・・」
ゴッ
ドゴゴォォォォオオオオオオオオンン
シュウウウウウウウウウ…
お父様「(死んだか)」バッ
ス…
お父様「さて、ゴミ共を抹消するとしよう」バリッ
バチバチバチ
ズゴン
お父様「・・・」ゴゴゴゴ
ドドドドドドドドドドドドドドドド
611 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 14:40:41 ID:FYirpDJs
SPW「ついた」キキッ
リキエル「・・・」ガチャ
露伴「この建物か」
SPW「ああ。全員既にこの建物の中に突入した。敵はあとプライドとかいう奴とお父様だ」
億泰「しっかしでけえなあ~SPW財団の施設か?」
SPW「違う。こりゃあDIOの部下が改築した建物だ」
アンジェロ「・・・」バタン
音石「早いとこ行こうぜ」
SPW「俺も同行させてもらうぜ。・・・なに、武器の扱いには慣れてらあ」ガコン
SPW「よっと・・・このハンマーを持ってくぜ」パシ
露伴「よし。じゃあ行こうか」
612 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 14:41:27 ID:FYirpDJs
シュウウウウウウウ…
カーズ「やけに騒がしいと思えば・・・無様だな吉良」
吉良「カーズ・・・!?」ガラッ
カーズ「この程度の攻撃も防げないとは・・・俺がこなければ死んでいたな」
吉良「・・・」
カーズ「あとの連中は無事だ。・・・おそらく」コオオオオオオ
吉良「そうか」
カーズ「どれ・・・」パリパリパリ
吉良「・・・助かった」
カーズ「・・・それよりも屋上に上がっていった奴のことに集中しろ」
613 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 14:42:02 ID:FYirpDJs
パリパリッ
シグ「む・・・?」
カーズ「よし、治ったな」
シグ「お、お主は・・・?」
カーズ「・・・この男の仲間だ」クイ
シグ「・・・」
イズミ「ソイツの言うことは本当だよ。信じな」
シグ「ふむ・・・」
Dio「・・・で、どうする?上に上がっていったんだr・・・」
ドゴン
一同「!!!」
614 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 14:42:53 ID:FYirpDJs
DIO「・・・何だ?今の音は・・・」
ゴリさん「上の階だ」
プッチ「・・・」
ハインケル「まずは屋上に行ってみるべきだな」
DIO「ちょっと待て、紫外線は・・・」
ヴァニラ「DIO様ッ!」タタタタ
DIO「ヴァニラ!」
ヴァニラ「日焼け止めをお持ちしました!」サッ
DIO「ほう・・・気が利くな」
ヌケサク「では行きますかDIO様」
615 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 14:43:47 ID:FYirpDJs
オオオオオオオオオオオ…
お父様「夜明けか・・・」
タタタタタタタタ
お父様「む?」
ドイツ軍人3「貴様ッ!動くな!」ガシャッ
ドイツ軍人1「少しでも妙な動きをすれば!このドイツ軍精鋭部隊がッ!米軍のSMAWを改造した新型ランチャーで貴様の体を完膚なきまでに玉砕するッ!」
お父様「・・・呆れる・・・。どうやら人間は「退化」したようだな」
ドイツ軍人5「貴様何をごちゃごちゃと・・・」
お父様「撃ってみるがよい。その貧弱な銃を・・・」
ドイツ軍人6「ぬ・・・」ガチャッ
ドドドドドドドドドドドドドドドド
616 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 14:44:23 ID:FYirpDJs
ドドドドドドドドドドドドド
ドイツ軍人4「これだけの一斉砲撃を受けて生きていられるわけがなかろうッ!」ドドドドドドド
ドイツ軍人7「い・・・いや・・・そうでもなさそうだぞ・・・」ドドドドド
ドイツ軍人1「おッ・・・おかしいぞ!手ごたえがまるで・・・まるでないッ!?」ドドドドドドドド
ドイツ軍人2「バッ・・・バカな!弾が全て弾かれるゥゥゥウウウウ!?」ドドドド
お父様「弱い・・・弱すぎるぞ」
スッ
ボッ
ドイツ軍人6「へ・・・」
ドグアォォォォオオオオオオン
シュウウウウウウウウウウウウウウウ…
617 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 14:45:18 ID:FYirpDJs
バタン
お父様「む」
エド「てめえ・・・!」グググ
大統領「・・・貴様がこれをやらかしたのか」クイ
お父様「・・・そうだが」
大統領「そうか」バッ
大統領「(こいつを放っておけば日本が滅び、ロシアや中国を封じ込めることができなくなる!それどころか、我が国もいずれ滅ぼされる可能性もある・・・)」
大統領「Dirty deeds done dirt cheap」バッ
ズラッ
お父様「!」
618 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 14:46:35 ID:FYirpDJs
一同「我が祖国のため、貴様には死んでもらう」ジャキジャキジャキ
ドドドドン
お父様「・・・」ピシュン キイイン
大統領7「・・・バリアかッ!」
グリード2「大丈夫だ。そのまま攻撃しろ」
大統領3「しかしそれは意味がないだろう・・・」
グリード1「奴のバリアは、体内の賢者の石を消費して作られている。つまり、あのバリアを攻撃しまくれば、その分奴の賢者の石も減る!」
グリード2「賢者の石が尽きれば、奴は体内の「神」を抑えきれなくなって消滅するってわけだ」
大統領2「よく分からんが・・・攻撃すればいいのだな?」
大統領9「(しかし・・・害悪が到達しない以上私たちは無力だ・・・くッ)」
619 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 14:47:15 ID:FYirpDJs
バタン
ダダダ
DIO「ファ、ファニー!?」
プッチ「あれが「お父様」か!?」
ゴリさん「そうだ、あいつだ!」ギリ
エド「ゴリさん!」クル
ハインケル「よう」
ヴァニラ「・・・どうやらバリアを張っているようですね」
DIO「ではとっととバリアを破るぞッ!」ダッ
プッチ「ああ!」ダッ
620 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 14:48:05 ID:FYirpDJs
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!」ドゴドゴドゴドゴドゴ
プッチ「フン!」ドガアッ
大統領「」バキュン
ヌケサク「シイッ!」バキッ
DIO「(・・・これだけ攻撃をしても破れないとは・・・!)」
ワムウ「闘技!神砂嵐!」ゴウ
グワアアアアアアアアアア
お父様「・・・」ゴオオオオオオオオオオ
お父様「・・・ほう。面白い技を使うな」
ワムウ「・・・!」ギリ
621 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 22:31:28 ID:FYirpDJs
サンタナ「この原始人がッ!」ヒュッ
お父様「!」
ベトベチャッ
お父様「(・・・この肉片・・・妙に引っかかるな・・・)」
お父様「(この違和感・・・まさか賢者の石のエネルギーを吸収しているのか?)」
ズズズズ ベチョッ ベタ
お父様「(しかし・・・この程度の肉片なら問題はない)」
お父様「一気にかき消し・・・」
ガオン
お父様「!?」
622 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:07:32 ID:FYirpDJs
お父様「なッ・・・!」シュウウウウウウ
お父様「(これは!?)」
ガオン
お父様「ッ!」
バチバチバチ
エド「・・・!」
お父様「この私の頭を一瞬にしてかき消すとは・・・!」バチバチ
DIO「!」
DIO「(頭を消されても生きていられるのか・・・!ひょっとしてカーズ並みか・・・!?)」
お父様「・・・」
623 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:08:28 ID:FYirpDJs
ガオン
お父様「くッ・・・」バチバチ
お父様「今ので見切ったぞ」ギン
ヴァニラ「!」
グイン
ゴオオッ
お父様「・・・」
バガアアアアアアアアアアン
一同「!?」
624 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:09:00 ID:FYirpDJs
シュウウウウウウウウウウウ
お父様「・・・見切ったと言っただろう?」
ヴァニラ「・・・!?」
ヴァニラ「(馬鹿な!私の暗黒空間はスタンド使いにも察知できないというのに・・・!)」
お父様「少しは冷や汗をかかされたかな」ス…
DIO「!」
DIO「ザ・ワールド!時よ止まれッ!」ドギュウウウン
お父様「」ピタッ
DIO「(今のうちに殺す!)」ダダッ
625 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:09:55 ID:FYirpDJs
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
DIO「(10秒の間にできるだけ拳を叩き込んでやるッ!)」ドゴドゴドゴドゴ
DIO「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYーーーーーーーッ!」ドグシャアア
DIO「そして時は動き出す!」ダッ
お父様「ぐむおぉおッ!?」バグオオオオ
DIO「ぎッ!」ガイイイイイイン
お父様「ヌッ・・・!」ドガッ ゴッ ゴロゴロゴロ
DIO「うぐッ」ゴガン バキィ ズザザ
DIO「(・・・時が動くと同時にバリアが張られたのか・・・!)」グググ
626 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:10:43 ID:FYirpDJs
カーズ「よし・・・準備はできたか?」バサッ
大佐「ああ」
Dio「目も元に戻ったしな」
カーズ「では行くぞ。普通なら1500mなぞ5秒で飛べるんだが・・・この人数だと20秒くらいかかるな」バサ
吉良「(充分早いだろうに)」
バサッ
バサバサバサバサバサバサ
バリー「おお・・・」
ドンッ
ギュン
627 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:11:17 ID:FYirpDJs
バッカニア「しかし・・・奴は「神」になった存在だぞ。こっちの世界に来てパワーアップしていることだって・・・」
カーズ「・・・「神」か」
クスッ
カーズ「フフ・・・「神」はこの世に1人で十分だ。そしてその「神」とは・・・」
カーズ「このカーズのことだッ!」ドン
Dio「・・・だといいがな」
カーズ「頂点は常に1人、このカーズだ。奴は「神」と名乗って自分に酔い狂ったただのカスだ」
カーズ「どちらが真の頂点か・・・答えは目に見えている」ギュオオオオオオオ
628 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:12:07 ID:FYirpDJs
お父様「く・・・」バチバチ ズズズ
DIO「(しかし・・・時止めを連続して行うことは不可能だ・・・)」ギリ
お父様「爆散しろ」ス…
DIO「!」
プッチ「DIO、あぶn・・・」
ドン
一同「ッ!!」
グオオオオオオオオオ
ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
629 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:13:43 ID:FYirpDJs
お父様「ぐ・・・」ガクッ
お父様「(さっきから何が・・・!)」
カーズ「」ヒュ
お父様「うッ・・・!?」
ズバアッ
お父様「お・・・!」
エド「体を・・・真っ二つに!?」
カーズ「頂点は・・・常に1人ッ!」ボッ
お父様「!」ガシイ
カーズ「貴様の賢者の石を・・・もらうぞ!」
630 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:15:25 ID:FYirpDJs
>>628の続き
お父様「ん?」
カーズ「・・・なぜ2度も同じ攻撃を受けなくてはならないのだ・・・」バサッ
お父様「貴様は・・・」
カーズ「感謝して死ね」バサア
ヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュ
お父様「!」ガキィン キイン シュキィィイイン
パラパラ
お父様「・・・ほう」
カーズ「(バリアーか・・・)」
お父様「・・・」
631 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:16:06 ID:FYirpDJs
カーズ「地面を伝わる波紋ッ!」ドゴオ バチチチッ
お父様「ぐッ!?」ビリッ
カーズ「RRRRRYYYYYEEEEE!」ヒュルッ ブン
お父様「!」
ドゴオオオ
お父様「(腕をタコに・・・!?エンヴィーと同じ能力かッ!)」
カーズ「」コオオオオオオオ…
お父様「!」
バリッ
632 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:18:38 ID:FYirpDJs
お父様「ぐ・・・」ガクッ
お父様「(さっきから何が・・・!)」
カーズ「」ヒュ
お父様「うッ・・・!?」
ズバアッ
お父様「お・・・!」
エド「体を・・・真っ二つに!?」
カーズ「頂点は・・・常に1人ッ!」ボッ
お父様「!」ガシイ
カーズ「貴様の賢者の石を・・・もらうぞ!」
633 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:19:23 ID:FYirpDJs
ズズズズズズズズ
お父様「な・・・!」ズズズズ
カーズ「フフン」ニヤニヤ ズズズ
お父様「」ニヤ
ズズ…ズ
ドドドドドドドドド
カーズ「!」
カーズ「(馬鹿な・・・逆にこっちの力を吸い取られているッ!)」ドドドドド
カーズ「ヌウウウ・・・!」グググググ
DIO「カーズ!」
634 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:22:59 ID:FYirpDJs
お父様「(しかし・・・これから先も次々と屋上に上がってきそうだな)」ドドド
お父様「(早く建物を潰して皆殺しに・・・)」
グリード1「」ダッ
お父様「!?」
グリード1「エドから聞いたぜ!てめえ、バリアを解除しねえと賢者の石を吸収できねえそうだな!」ズブッ
お父様「貴様・・・グリードォ!」
グリード2「俺も一緒だぜ親父殿!」ドゴオ
お父様「なッ」
グリード2「先日はパワー負けしたが、3対1なら負ける気がしねえなあ!」ズズズズズズズズ
お父様「ぐ、ぬう・・・!」ズズズズズ
635 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:24:05 ID:FYirpDJs
DIO「今のうちに攻めるぞプッチ!」ダッ
プッチ「ああ!」ダッ
お父様「!」
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!」ドグシャアア
プッチ「お前は磔刑だァーーーーーーッ!!!」バキィィィイ
お父様「ぐおおおーーーッ!」バチバチ
吉良「空気弾!」
猫草「ニャン!」ドオン
お父様「ぐッ!」ドガアアアン
お父様「(まずい・・・!)」
636 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:24:53 ID:FYirpDJs
Dio「KUAAAAAAAA!」ベリベリィィイイイ
シグ「フン!」ドゴオ
フー「やッ!」ズババッ
エド「オラァ!」バキイイイ
バッカニア「ヌウ!」バガアアアアン
ハインケル「ウガアアアアアア!」バゴオ
ゴリさん「ウラアアアアアア!」バグウ
お父様「(こんな・・・こんな下等生物にッ!)」ベキィ
DIO「貧弱貧弱ゥゥゥウウウ!」ドゴオオオオ
プッチ「(さすがはドイツ軍!よくなじむ!)」ベギャアッ
お父様「このクズどもが・・・皆殺しだッ!」
637 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:25:30 ID:FYirpDJs
バチバチチッ
ドガン バキバキッ
カーズ「なッ・・・!?」グラッ
お父様「人間は脆い。この建物を破壊すれば、簡単に皆死ぬ」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
DIO「貴様・・・!」ダッ
お父様「」ズボボッ
グリード2「ッ!」
DIO「無駄ァ!」ブン
ガイイイイイイン
お父様「・・・本当に無駄になったな」ニヤ
638 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:26:21 ID:FYirpDJs
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
ブチャラティ「!?」ドガアアン
アバッキオ「・・・日本には地震というものがあるそうだが・・・」グラグラグラ
リゾット「これは違う!上から衝撃が来ている!」ピシッ
ナランチャ「な・・・なんかやばくねーか?」ピキッ メキイ
ミスタ「・・・!」ギリ ピシピシ
バゴオ
フーゴ「オイオイやばいぞ!」ドゴッ
ブチャラティ「開けジッパー!」シャーッ
ブチャラティ「こっちだ!」ダダダ
639 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:27:22 ID:FYirpDJs
シュトロハイム「世界一・・・ん?」ドゴゴゴゴゴゴ…
ジョナサン「!?」バキイ
ジョセフ「な・・・何だァ~!?壁が割れてるぜェ~!」ピシピシ バギ
シュトロハイム「何だこれは!どうなっているのだァァァアアアア!?」
ドイツ軍人18「シュトロハイム中将!これは一体!?」ダダダ
シュトロハイム「お、お前たち!」ゴゴゴゴゴゴ
ドイツ軍人22「謎の轟音を探りに屋上へ向かう際、この異様な振動に襲われました!」バキン
ドイツ軍人43「1・2・3班以外のシュトロハイム隊は全員集まっています!」ゴゴゴゴゴ
シュトロハイム「そ、そうか!」ホッ
バガン
ジョナサン「まずい!天井がッ!」
640 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:29:52 ID:FYirpDJs
ドン ゴガン
エシディシ「おいおい老朽化か?」ポリポリ ドゴン
ギアッチョ「悠長なこと言ってる場合かボケがッ!」
エシディシ「そんなこと言われてもなあ・・・血管針で大抵の瓦礫は防げるし」ヒョイヒョイ
メローネ「おかげで助かってるよ」
ワンチェン「にしても鏡の中に逃げるとはねー・・・」
ギアッチョ「鏡割ってやろうかな」
バガアアアアアアア
エシディシ「!」
ギアッチョ「うおッでけえ!」
ズウウウウウウン…
641 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:30:26 ID:FYirpDJs
SPW「何だ!?一体何が起こっている!?」グラグラ ミシィ
ウンガロ「・・・!?」ピキパキ
花京院「地震・・・!?」ビシッ バギィ
露伴「まずい!崩れる!」バゴオッ
康一「エコーズ!ACT2!」ドキュウウン
ボヨオオオオオン
露伴「ナイスだ康一君!」バイイイン ボヨオオオン
リキエル「だが・・・それだけでは防ぎきれん!」
バキ バゴオ
ボゴッ
SPW「!」
642 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:32:20 ID:FYirpDJs
花京院「ハイエロファントグリーン!」ドギュウウン
バシュバシュバシュ
花京院「これでなんとか瓦礫はしのげます!」
エニグマ「へえ・・・やるじゃん」
SPW「(なんだかわからねえが助かったぜ!)」
SPW「でもよ、丁度1階だし、脱出した方がいいんじゃねえか?」バゴッ
ヴェルサス「そうしよう」ダッ ズガアアン
一同「」ダッ
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
643 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:33:08 ID:FYirpDJs
DIO「・・・!」ギリッ ゴゴゴゴ ドガン バギ
エド「バリアを・・・張りやがった!」
お父様「ではさよならだ。諸君」ゴガン
大佐「く・・・」シュッ
ドゴウ
お父様「・・・無駄な悪あがきだ」シュウウウウ
ランファン「くッ」ダッ
バガン バキバキバキ
ガラ
ランファン「ッ!」
ドグアアアアアアアアアア…
644 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:34:51 ID:FYirpDJs
ズン
バギィ
ドグアッ
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…
SPW「うおッ!やべえぞ!」タタタタタタタ ビシビシィ
露伴「まずい・・・!」タタタタタ
露伴「(瓦礫なんてモンじゃない・・・!建物そのものが潰れているッ!)」
花京院「くッ」バシュ
シュルッ
SPW「あ?」バシイ
露伴「え?」バシ
花京院「」ニヤ
645 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:35:42 ID:FYirpDJs
花京院「先に脱出していてください!」ブン
SPW「ぅお」ギュン
露伴「うわッ!?」ヒュン
ドサドサッ
SPW「いッてえ・・・まさか花京院・・・こうやって全員助け出す気じゃ」
露伴「!」
SPW「やめろ花京院!お前が間に合わなくなるかもしれねえ!」
花京院「それでも・・・全員が死ぬよりはいい!」ヒュン
アンジェロ「うおッ」ドザア
バギッ
ズガアアアアアアアアアアアアアア…
646 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/29(日) 23:36:43 ID:FYirpDJs
老SPW「なッ・・・何だ!?」
老ジョセフ「どうした?」
老SPW「・・・NASAとSPW財団が連携しているのは知っているな?」
老ジョセフ「ああ」
老SPW「この映像を見ろッ!NASAの衛星がひろった映像じゃあ!」ドォーン
老ジョセフ「・・・爆破解体か?にしても派手じゃのう・・・」
老SPW「違う!この建物はDIOの部下、ヴァニラ・アイスが改造した元美術館だッ!」
老ジョセフ「な・・・そういえば、承太郎や若いころのワシが行ったのって・・・」
老SPW「そう、この建物!この建物で何かが!何かが起きているのだッ!」バァーン
老ジョセフ「・・・ッ!!!」
648 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 10:31:09 ID:BK21oPGY
パラ…パラ… ガラ
大佐「な・・・」グググ
お父様「動くな」ス…
大佐「!」
お父様「最初に目についたのが君だったのでな」
大佐「・・・!」
お父様「人質になってもらおう。少しでも変な動きをすれば、脳を潰すぞ」
大佐「・・・」ギリ
お父様「立て」
大佐「・・・」グググ
スク
649 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 10:32:36 ID:BK21oPGY
お父様「それでよい。・・・まあ他に生き残りがいるとは限らんが」
カーズ「いるんだな、それが」バサッ
お父様「!?」バッ
大佐「」ニイ
プッチ「大佐には囮になってもらってたのだよ。で、他はカーズに担ぎあげられて空中に・・・ってわけだ」
カーズ「建物には波紋を流しておいた。丸1日は呼吸が続くように崩れさせた」
お父様「・・・!」ギリギリ
DIO「次に貴様は、「しかし・・・瓦礫から脱出できるはずがない!」という!」
お父様「 しかし・・・瓦礫から脱出できるはずがない! ・・・ハッ!?」
吉良「脱出できなければそれまでということだ。連中は貴様が思っている以上にしぶとい!」
650 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 10:33:28 ID:BK21oPGY
ジィーーーッ
お父様「!」
ブチャラティ「よし、外に出たぞ!」タッ
ナランチャ「いや~便利だな~・・・スティッキィ・フィンガーズは」バッ
リゾット「ふう」トッ
ミスタ「へへ・・・お、あれが親玉か?」ジャカ
お父様「・・・!」
シュトロハイム「世界一ィィィイイイ!」ドゴオッ
お父様「!」クルッ
ジョセフ「助かったぜシュトロハイム!」
ジョナサン「すごい人と知り合いだねジョセフは」パラ
お父様「・・・」ギリ
651 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 10:34:54 ID:BK21oPGY
ドロ…
お父様「?」
ドロドロ ボコボコッ ドゥルッ
バッ
エシディシ「フウ~・・・やっと外に出たな」スタッ
ギアッチョ「コンクリートを融かして脱出か・・・熱すぎるぞ」カキィィーン タッ
ワンチェン「まあいいだろうそんなこと」ストッ
メローネ「さて・・・もういいよイルーゾォ」
お父様「・・・」スッ
エシディシ「おっと・・・やる気か?」シュルルル…
ギアッチョ「ムカつく面しやがってよォ~・・・!」ピキピキ パキ
652 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 10:35:39 ID:BK21oPGY
オ…ラオ…オ…オラ…ラ…
オラオ…ラオラオ…オ…
お父様「?」
オラオラオラオラオラ…オラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
お父様「!」
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!」ドゴオオ
ジョリーン「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!」ドゴオオ
DIO「承太郎ッ!」
承太郎「・・・てめーはこの空条承太郎が・・・直々にぶちのめす!」ザッ
653 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 10:38:50 ID:BK21oPGY
ジョルノ「フウ」ストッ
ディアボロ「まさか承太郎に助けられるとは・・・」スタッ \ガンバレ,ガンバルンダスローダンサー!/
カーズ「これで聞いた限りの駒はそろったな」バサッ
スタ
DIO「」ダッ
お父様「!」
ダダダダダダダダダダダダ
DIO「ザ・ワールド!時よ止まれ!」ダダダダ ドキュウウン
DIO「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!」ダン
654 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 10:39:57 ID:BK21oPGY
DIO「無駄無駄ァ!」ベキイ
DIO「瓦礫だッ!」ブン
ドゴオ
DIO「貧弱貧弱WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴォ
DIO「そして時は動き出すッ!」タッ
お父様「ぐぶう!?」バキグシャアアアア
DIO「一斉攻撃だッ!スタンドのパワーを全開・・・」
お父様「く・・・」バアンッ
ギュン
DIO「がッ!?」ドゴオ バキイ
655 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 10:43:27 ID:BK21oPGY
DIO「ぐ・・・」ググググ
プッチ「DIO!?」タタタ
DIO「(瞬時にバリアを張り、瓦礫の破片を吹き飛ばしたか!あばらの5,6本はへし折れたッ!)」
プッチ「く・・・メイド・イン・ヘブン!」ギュン
吉良「空気弾!」ドオン
カーズ「真空竜巻ッ!」ギュオッ
お父様「・・・」ガキイイン バゴオオン ビュバッ
お父様「」クンッ
プッチ「うぐッ!」グアッ
ドオオオオオオン
656 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 10:44:04 ID:BK21oPGY
シュウウウウウウウウ…
お父様「!」
カーズ「輝彩滑刀!」ブン
ガギィィィイイイイン
お父様「ヌウ・・・!」
カーズ「・・・」
シュル
お父様「!」
カーズ「タコだッ!」シュルルルルル
お父様「ぐおッ」バシイ
カーズ「波紋疾走!」
657 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 10:44:58 ID:BK21oPGY
お父様「ぐあああああッ!?」バリバリバリ
カーズ「直に波紋を受けたな。このカーズの波紋はJOJOの数百倍!人間の波紋戦士とは比べ物にならん・・・無論、ホムンクルスでもな!」ダッ
お父様「(再生能力でギリギリカバーできるレベルか・・・!)」バチバチ
お父様「!」
カーズ「カラッパだ!」ブン
お父様「ぐおおッ!?」ズバ バキィィィイイン
カーズ「カラッパの鋏・・・そのスピードは目視できぬ!このカーズの鋏は、そのカラッパのスピードを遥かに上回る!」
お父様「・・・!」
カーズ「首から下の再生には時間がかかるようだな!脳を破壊してくれるッ!」グオオオオオオ
お父様「ッ!」
658 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 10:46:00 ID:BK21oPGY
カーズ「山吹色の波紋疾走!」グオオオオオ
ドガアアアアアアアン
カーズ「・・・」
カーズ「!」
お父様「私には残念ながら核はないのだよ・・・強いて言えば、残り11億2731万9812個の賢者の石が核だ!」バチバチ
カーズ「な・・・!?」
お父様「油断したな。ここからは私のターンだ」
バチッ
カーズ「!しまっ・・・」ヒュッ
カーズ「ぐおああああああああああーーーーッ!!!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
お父様「」ニヤ
659 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 10:46:59 ID:BK21oPGY
カーズ「ガフッ」ドチャア
バリー「オラァ!」ブン
フー「フン!」ヒュッ
お父様「」ガイイイイイイン
キン カアン ガイン ギイン パキャア
カーズ「ヌウ・・・」グググ
カーズ「くッ」ダッ
ズザサーッ
吉良「カーズ!大丈夫か・・・」
カーズ「俺はいいが、奴らは・・・!」
吉良「いや、問題ないぞカーズ」
660 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 10:48:00 ID:BK21oPGY
吉良「全員あの金髪から離れろッ!」
お父様「!」
チラ
お父様「(しまった!地面を爆弾にされていたのか!)」
お父様「させるものかッ!」バチッ
ヒュッ
吉良「いいや!限界だ!押すね!」カチ
お父様「くッ!」ズドドォォォォオオオオオオン
お父様「(間一髪でバリアが間に合った・・・!)」
661 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 10:52:54 ID:BK21oPGY
Dio「」ヒュッ
お父様「!」
ズバッ
お父様「ぐ・・・!」グラ
ランファン「」ピッ ブン
お父様「!」ズバッ
吉良「」カチッ
バゴオオオオオン
お父様「・・・」シュウウウウウ…
大統領「」ダッ
お父様「!」
662 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 10:54:06 ID:BK21oPGY
大統領「フン!」グイッ
ガンッ
お父様「・・・?」
大統領「バリアを突破できる攻撃は数少ない・・・バリアに勝てるのはバリアだけだッ!」ギン
お父様「・・・!」
大統領「D4Cのバリアと貴様のバリア!正義と悪!どちらのバリアが正しいか決着をつけてやろう!」グググググ
お父様「ヌウ・・・」
お父様「(このままではどんどん賢者の石を消費していく・・・!この国の国民すべてを賢者の石にして補・・・)」
大統領「」ググググ
お父様「く・・・!」
663 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 10:54:47 ID:BK21oPGY
バアアアアアアアアアン
お父様「なッ」ズザザ
大統領「」ニヤ
ディアボロ「」シャッ
お父様「!」
ドゴオ
お父様「うぐッ・・・」
DIO「無駄ァ!」バキャッ
承太郎「」ヒュッ
お父様「!」
664 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 10:55:20 ID:BK21oPGY
承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」ドゴドゴドゴドゴ
ジョリーン「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」ドゴドゴドゴドゴ
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」ドゴドゴドゴドゴ
ジョルノ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」ドゴドゴドゴドゴ
お父様「ぐおッ・・・ヌウウウウウウウウウ!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ
お父様「失せろ!」バチッ
四人「うッ」ドガアアン
スタタッ
お父様「・・・」
ザンパノ「うらあッ!」バシュシュシュシュシュ
お父様「・・・」
665 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 10:56:26 ID:BK21oPGY
キキキキン
バラバラ
ザンパノ「・・・」
お父様「一瞬でも隙を与えたのが間違いだったな・・・一気に吹き飛ばしてやる」ゴウ
ドン
ザンパノ「く・・・!」グオオオオオオオ
バッカニア「やば・・・」ダッ
バッ
ザンパノ「!?」
オリヴィエ「バッカニアッ!?」
ドガアアアアアアアアアアアアアアアアン
666 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 11:00:48 ID:BK21oPGY
シュウウウウウウウ…
オリヴィエ「・・・!」
少佐「・・・肉片が・・・霧散して・・・」ガク
エド「オートメイルまで木端微塵になってやがる・・・!」ギリ
ザンパノ「」ガクッ
ジェルソ「ザンパノ!?」
ハインケル「ザンパノもかなり火傷してるな・・・戦線離脱させた方がいい」
大佐「その方が賢明だな・・・少佐!」
少佐「は、はい」
大佐「畳み掛けるぞ」
パアン
667 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 11:02:58 ID:BK21oPGY
一方、DIO様らぶらぶ同好会本部 もといDIOの館
ンドゥール「DIO様は無事だろうか・・・」カチャカチャ
ホルホース「そりゃ時を止めるスタンドなんだから負けるはずがないだろ・・・承太郎以外には」
ケニーG「だといいが・・・」ゴクゴク
エンヤ婆「・・・あんたのところのボスは心配じゃないのかい?」
フェルディナンド「ああ・・・まあ・・・」ゴク
リンゴォ「ラブトレインを突破できる奴なんていませんし・・・」
ブラックモア「え・・・ジョニィ・ジョーs」
フェルディナンド「黙ってろ」
ブラックモア「すいませェん・・・」
668 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 17:48:49 ID:BK21oPGY
とおるるるるるるるるるるるん♪とおるるるるるるるるるるるん♪
ジャイロ「もしもし・・・あ、ホットパンツ?」
ホットパンツ「ねえジャイロ、ジョニィのツイート見た?トリッシュちゃんと一緒に今見てるんだけど」
ジャイロ「ジョニィがツイッター使うわけないだろ・・・2ヶ月に1回つぶやくかどうかだろ」
ホットパンツ「・・・「仲間が1人死んだなう。Dioが代わりになればよかった」ってつぶやいてるけど」
ジャイロ「・・・え?」
トリッシュ「ホントよホント!見てみれば?」
ジャイロ「本当だな・・・なんだこりゃ、なんかのビームの写真か?」
ホットパンツ「結構やばい状況なんじゃないの?ジョニィ達・・・」
トリッシュ「うん・・・」
ジャイロ「・・・」
669 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 17:49:51 ID:BK21oPGY
ツェペリ「電話は終わったかの?」
ジャイロ「・・・これを見てくれ」スッ
シーザー「・・・ん?」
ツェペリ「何じゃ?」
ジャイロ「敵の攻撃だそうだ。今のところ死んだのは1人だけのようだが・・・」
シーザー「・・・本当だ、JOJOも同じようなことをつぶやいてる」スッ スッ
ツェペリ「おや・・・わしのLINEにもジョジョから結構着信が・・・」
ツェペリ「・・・間に合わないとは思うが、今から日本に行こう。結果がどうであれ・・・あるがまま受け入れよう」
シーザー「(・・・リサリサ先生や師範代たちにも連絡すべきだな・・・スージーQには伏せておくか・・・?)」
670 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 17:50:34 ID:BK21oPGY
バチッ ゴグン
ギュオッ
ドガアアアアアアアアアン
お父様「・・・」シュウウウウ
少佐「フン!」ガアン
エド「」パアン
イズミ「」パアン
バチチチチチッ
ドドドドドドドドドドドドドド
お父様「・・・!」
ズドオオオオオン バガアアアアン カィィィイイイン
お父様「・・・」
671 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 21:32:35 ID:BK21oPGY
お父様「図に乗るな」キュイイイイイイイイイン
大佐「!?」
吉良「ば・・・爆弾か!?」
お父様「惜しいな。核融合爆弾、太陽だ」コオオオオオオオ
カーズ「な・・・」ズズッ
お父様「今ここで解き放ってやろう」
DIO「(あんなものが爆発したら・・・!)」
DIO「ザ・ワールド!時よ止まれェいッ!」
お父様「」ピタッ
DIO「スタンドのパワーを全開だッ!」ダダダ
ブン
672 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 21:34:02 ID:BK21oPGY
DIO「無駄・・・」ガッ
DIO「!?」
DIO「こいつ・・・バリアを張っていやがった!」グググ
DIO「ぐ・・・無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!」ドゴドゴドゴ
DIO「だ・・・駄目かあッ!」ズザザッ
DIO「時が動き出す・・・」ギリギリ
パッ
お父様「・・・ん?」
お父様「気のせいか」ズズズズズ
お父様「(今警戒しておくのはドクロの男ただ1人ッ!それ意外は取るに足らぬ雑魚どもよ!)」
673 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 21:34:46 ID:BK21oPGY
大統領5「」ガアアアアアアン
お父様「む?」
大統領13「貴様のバリアは我々のバリアよりも弱いことは立証済み!集中砲火してしまえばそれまでだッ!」保障OK
お父様「貴様ら・・・!」グググ
大統領「」ニヤ
バアアアアアアアン
お父様「ぐッ!」
ポシュッ
エド「太陽が消えた!?」
大佐「叩くなら今だッ!」
プッチ「」ダダッ
674 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 21:35:50 ID:BK21oPGY
プッチ「」ヒュッ
お父様「!」
ビシュッ
お父様「バッ・・・バカな!かすっただけで・・・肉が!?」
プッチ「」ヒュン ヒュッ バッ ブン
お父様「ぐあッ・・・」ビシュッ ブシュッ ブチュッ バチュ
プッチ「崖に激突して死ぬツバメがいるそうだ・・・そのツバメは得てして他のツバメよりもとても上手にエサを捕獲したりするのだが・・・」
プッチ「宙返りの角度の危険の限界を親ツバメから教わっていないため、つい無謀な角度で飛行してしまう。だがその親は教えないのではなくそのまた親から教わっていないので教えられないのだ・・・」
プッチ「貴様らホムンクルスは簡単に死ぬ者が多く、なぜそうなのか気づいてさえもいない」
プッチ「貴様の子供は皆死んだ。今からお前も死ぬ」シャッ
お父様「ほう」タッ
675 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 21:37:02 ID:BK21oPGY
プッチ「!?」スカッ
お父様「どうやら義手のようだが・・・人間の身体能力で勝てるとでも思ったか?」ストッ
プッチ「な・・・」ギギギ
Dio「義手の上に・・・立ちやがった!」
お父様「」バチッ
プッチ「!」
お父様「貴様ら下等生物よりも遥か上位に位置する神に対する反逆・・・死んで詫びるがよい」
ギュン
ザクッ
DIO「プッチ!」
プッチ「がぼッ・・・!」
ボタタッ
676 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 21:41:02 ID:BK21oPGY
プッチ「うご・・・」バタッ
DIO「・・・!」
大統領「(義手から突起が・・・喉を突いたか・・・!)」
お父様「せっかくだ。賢者の石になってもらおう」ス…
プッチ「ごぶッ・・・」ダラダラ
お父様「感謝して三途の川を渡るがよい・・・」
DIO「チッ・・・」グン
ギュン
DIO「!」
ディアボロ「!」
677 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 21:42:23 ID:BK21oPGY
ズバッ
お父様「!?」
ボトッ
お父様「手首が・・・!?」バチバチバチ
お父様「・・・貴様か」バチチ…
Dio「KUAAAAAAAA・・・」シャキン
プッチ「Dio・・・か?ごふッ」ドクドク
Dio「カーズ!プッチが危ない!早く波紋で治せ!」
カーズ「ああ!」ダッ
お父様「!させるものかッ!」バチッ
ドゴッ
ディアボロ「柱がッ!」
678 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 21:43:09 ID:BK21oPGY
カーズ「切り刻んでやろう!」ヒュヒュヒュ
スパパパパパパパッ
お父様「!」
お父様「(剣の腕はラース以上かッ!)」
カーズ「Dio!その突起をへし折れイ!」
Dio「だが・・・突起を抜けば逆に!」
カーズ「波紋で治す!いいからとっとと折れイッ!」
Dio「くッ・・・」ガシ
ミシミシ
ボキン
カーズ「サティポロジアビートル!」シュルルル
679 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 21:44:30 ID:BK21oPGY
お父様「く・・・まとめて始末してくれる!」バチッ
大佐「させるかッ!」カシュッ
お父様「!」ドゴウ
お父様「その程度の攻撃が・・・何だ!」バチチッ
ギアッチョ「クソがッ!」ダッ
シャアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ
お父様「!?地面を・・・滑走している!?」
ギアッチョ「カーズの野郎の邪魔をさせるなッ!総攻撃だボケがッ!」ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
ジョナサン「luckとpluckの剣で斬るッ!」シャキン ブンッ
シュトロハイム「わァァァアアがナチスの科学力はァァァアアアアア世界一ィィィイイイイ!」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ナランチャ「バリアで効かねえってんならよォォーーーーーッ!バリアを破ってみるだけだぜェ~~~~ッ!!」ドドドドン
680 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 21:45:10 ID:BK21oPGY
ドグアアアアアン ボガァァァアアン
ビドー「ハア・・・ハア・・グリードさんッ!」タタタ
グリード1「あ?」クル
グリード1「!?ビドー!?」
グリード1「生きてたのかおま・・・」
ビドー「大変でしたよ!人形兵に追いかけられるわ、建物は崩落するわで・・・」
グリード1「ハハ・・・そりゃあよかった!」バンバン
ビドー「へへ・・・」
グリード1「じゃ、ちょっと休んでろ。終わったら一緒に帰ろうぜ」ピッ
ビドー「はいッ!」
ボラーレヴィーアッ! ドドドドドドド
681 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 21:46:21 ID:BK21oPGY
カーズ「」コオオオオオオ…
パリパリ
プッチ「う・・・おお・・・!」パリパリ
カーズ「よし・・・治ったぞ」
Dio「・・・あんなに深く刺さっていたのにな」
カーズ「人間レベルの波紋でも、粉砕骨折程度なら軽く治せるからな・・・」
Dio「粉砕骨折程度って・・・」
カーズ「人間は不便だな。このような傷、普通なら3秒で治るのに」
プッチ「貴様と人間を一緒にするんじゃあない」
カーズ「しかし・・・俺から見たら五感を失ったくらいにキツいぞ」
Dio「そんなに?」
682 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 21:47:08 ID:BK21oPGY
お父様「く・・・ハエどもが・・・!」\クラッカーヴォレイ!/\アリアリアリアリ!/\テガラヲタテルハ,コノオレサマダ!/
ヴァン
お父様「!?」
定助「12m54cm先・・・お前のバリアを奪った・・・」
お父様「なッ・・・!?」
ジョルノ「助かりました!」
お父様「!」
ジョルノ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!」
お父様「ぐっ・・・ムウウ!」
ジョセフ「どこを見てんだあ?テメエの相手はこのジョセフ・ジョースター様だぜッ!」
ドヒャオオオン
683 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 21:48:35 ID:BK21oPGY
ジョセフ「波紋、クラッカーヴォレイ!」ドガンッ
お父様「ヌッ・・・!?」ビリビリ
お父様「(かなり弱いが・・・これはあの長髪が使っていた技と同じか!)」ビリビリ
ジョセフ「そしてさらにッ!」ガシャッ ジャコオ
お父様「!?」
ザンパノ「い・・・いきなりトンプソン機関銃を・・・」
ジェルソ「ぶっ放したァーーーーーーーーッ!!!」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ジョセフ「へへッ」ドドドドドドドドッ
ジョセフ「ん?」シーン
ジョセフ「あ、あれ?」カチカチ
684 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 21:49:41 ID:BK21oPGY
お父様「弾切れかッ!」ダッ
ジョセフ「う、うおおッ!?」
シュトロハイム「JOJOォーーーーーーーッ!」ガシャッ
中尉「くッ!」ドン
ヒュン
お父様「ぬッ!」バキュン
お父様「・・・」
ギロッ
ジョセフ「へへ、まーたよそ見ィ?いけないねェ~・・・そんなだから下等生物の人間に負けるんだよォ!」
お父様「!」
685 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 21:50:59 ID:BK21oPGY
お父様「貴様・・・いつの間に手榴弾を!」
ジョセフ「背中に突き刺しても気付かない程激昂してたのォ~?」
お父様「くッ」バシッ
ジョセフ「」ニヤ
お父様「!」
ジョセフ「よく見ろよ・・・飛んで行った手榴弾を!」
お父様「な・・・あれは・・・ピン!?」
ジョセフ「逃げるんだよォーッ!」ダッ
お父様「貴様ァ・・・!」カッ
ドォォォオオオオオン
686 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 21:52:12 ID:BK21oPGY
モクモク シュウウウウウウウウウウウウ
お父様「く・・・」グググ
お父様「・・・ヌウ」グッ
お父様「(賢者の石の消費が・・・)」バチバチ
ジョリーン「ストーンフリー!」バシュウ
お父様「!」シュルルルルルルル
バシイ
お父様「む・・・!?」グルグルグルグルグルグル
ジョリーン「再起不能にさせてもらう!」グイ
ジョリーン「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァーーーッ!」
お父様「・・・ッ!」ドガアアアン
687 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 21:54:05 ID:BK21oPGY
ミスタ「徹底的に追い打ちをかけるぜッ!」ジャカッ ドンドンドンドン
ブチャラティ「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ!アリーヴェデルチ!」ババババババ
ナランチャ「ボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラ!ボラーレヴィーア!」ドドドドドド
ジョルノ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!無駄無駄無駄無駄ァ!」ドゴドゴドゴドゴ
お父様「ぐお・・・ッ!」ドドドド
ナランチャ「もっとでっかくしてやるぜェ~!」グオオオン
ドグォォォオオオン
お父様「ぬう~ッ!」ブグワアッ
お父様「がッ」ドザア
お父様「・・・!」グググ
688 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 21:54:56 ID:BK21oPGY
ジョナサン「」バッ
お父様「!」
ジョナサン「山吹色の波紋疾走!」グオッ
お父様「」ガアアアアアアアアン
ジョナサン「バリアがッ!?」
お父様「消えろ!」バチッ
グンッ
ジョナサン「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおーーーッ!?」ドゴォォオ
グオオオオオッ… ヒルルルルルルルルルルル…
ジョナサン「ぶッ」ドガン
689 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 21:55:43 ID:BK21oPGY
DIO「ジョジョ・・・!?」ガラ
お父様「貴様らは私を本気で怒らせた・・・」バチッ
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
フー「何故だ!?何故上に・・・」
オリヴィエ「・・・!」
お父様「先ほどは失敗したが・・・今度こそ!今度こそ太陽で貴様らを消す!」グオオオオオオオオオ
カーズ「また太陽・・・!でかい!でかすぎる!」
メローネ「直径7mはあるな・・・」ゴクッ
DIO「く・・・日焼け止めを通過して紫外線が・・・!」シュウウウウウウウウ…
サンタナ「チ・・・」
お父様「」ニヤ
690 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 21:57:17 ID:BK21oPGY
グオオオオオオオ…
お父様「フフ・・・見せしめにこの大陸を消し飛ばしてやろう」
承太郎「・・・!」
エド「チクショウ・・・!」
DIO「う・・・」ブスブス シュウウウウウ…
ヴァニラ「DIO様・・・!」シュウウウウウウ…
お父様「」クンッ
ヒュオッ
シュトロハイム「・・・上に!?」
お父様「貴様らカスどもの恐れおののく顔を見るのもよかろう・・・ここに戻ってくるまで約30分だ・・・フフフ。どこへでも逃げるがよい!」
SPW「・・・」
691 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 21:58:08 ID:BK21oPGY
SPW「・・・なんだありゃあ・・・柱?」
リキエル「あの柱の上に親分がいる・・・のか?」
露伴「そうだろうな・・・ACT3で柱を倒そうか?」
SPW「いや・・・さっき打ち上がった火球が怪しいぜ・・・あれがおそらく、また地面に落ちて炸裂するんだろうぜ・・・」
花京院「そうですか・・・」
ウンガロ「俺たちはどうすることもできねえ・・・!」ギリ
リキエル「ん・・・おい、なんか飛んでるぞ」ガラ
ヴェルサス「え?」
リキエル「あの黒いの・・・」
SPW「ん~?ちょっと双眼鏡で・・・」ガシャッ
SPW「なッ・・・あれはカーズ!」
692 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 22:00:43 ID:BK21oPGY
カーズ「この位置は奴から死角ッ!」グオオオオオオオオ
カーズ「もらったァーーーッ!!!」ガシイ
お父様「なッ!!??」
カーズ「(この速度なら・・・大気圏外で太陽に追いつけるはず!)」
お父様「(ぐ・・・どれだけのスピードを出しているッ!?このままでは太陽に追いつく・・・!)」
お父様「私はここで死ぬわけには、いかないッ!」グググ
カーズ「・・・」
カーズ「フッ・・・貧弱貧弱!その程度でこのカーズから逃げられるかーーーッ!」
カーズ「(宇宙ッ!前のように体内の空気を出さなければ凍ることはないッ!この俺は宇宙をも克服したぞッ!JOJOォーーーッ!)」
693 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 22:04:05 ID:BK21oPGY
フー「・・・」
エシディシ「カーズの奴、大丈夫かな・・・」ポリポリ
Dio「さあな・・・」
グリード1「・・・なあエド、お父様を倒して、それからどうする?」
エド「え?」
グリード2「そうだぜ、元の世界に戻らねえといけねえよなあ」
吉良「それなら、カーズがパラレルワールドに行ける装置を作ってるからそれを使ったらどうだ?」
エド「そんなもんがあるのか!?」ガタ
吉良「こっちも別世界へ行ったことがあってね・・・その時奴が作ったんだ」
エド「よし・・・なら助かった!」グッ
694 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 22:05:38 ID:BK21oPGY
カーズ「追いついたぞッ!」
お父様「く・・・そんなッ!私はッ!私はッ!こんなところで!こんなところでこんな奴にィッ!」
カーズ「永遠にさよならだッ!ホムンクルスウウウッ!」グオッ
ブンッ
お父様「うぐおああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」
カーズ「(逃げるッ!)」バッ
カッ
キュドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンン
………ゴオオオオオオオオオオオッ
カーズ「ヌウ・・・!衝撃波がッ!」
カーズ「逃げ切れるか!?」
695 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 22:06:33 ID:BK21oPGY
SPW「え?」ブウウウウン…キュインキュインキュイン ピュウウン…
SPW「あ・・・」
露伴「どうした?」
SPW「俺の・・・俺のタブレットが・・・」カシャカシャ
ウンガロ「どうなってるんだ?」
億泰「電池切れじゃねーのか?」
SPW「いや・・・違う・・・」カシャッ
康一「そういえば・・・大気圏外で核爆発が起こると電子機器が使えなくなるって・・・」
ヴェルサス「核爆発?」
アンジェロ「あの火球が・・・核爆弾?」
一同「・・・」
696 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 22:11:46 ID:BK21oPGY
カーズ「ハア・・・」バサバサ スタッ
ガクガク フラフラ
DIO「お、おい大丈夫か」ポスッ
ディアボロ「何があった?」
カーズ「あの太陽にホムンクルスをぶち込んできた・・・ハア・・・ああ・・・」グッタリ
大統領「無茶苦茶するなお前・・・」
プッチ「寝かせてあげよう・・・」
DIO「ああ・・・」ゴトッ
ディアボロ「太陽に直撃したのなら・・・もう賢者の石も残ってないだろうな」
大統領「おそらく・・・」
697 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 22:14:03 ID:BK21oPGY
ヒルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル
一同「!?」
ドガアアアアアアアアアアン
シュウウウウウウウウウ…
ブチャラティ「何だ!?」
ガラッ
お父様「ぐ・・・フウ~・・・」ガラッ
パラパラ
DIO「な・・・」
お父様「危なかった・・・賢者の石がもう・・・真理を抑えていられる限界に近い・・・!」
プッチ「・・・!」
バリー「チイ・・・!」
698 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 22:15:16 ID:BK21oPGY
プッチ「DIO、攻撃しよう」ヒソヒソ
DIO「え?」
ディアボロ「真理を抑えていられる限界・・・確か、奴は真理を抑えきれなくなって消滅したんだったよな?」ヒソヒソ
大統領「最後の賢者の石を・・・消そうというのか」
吉良「よし・・・じゃあ一気に仕留めるぞ」
Dio「のった」
6人「殺るぞ」
グンッ…
ダッ
お父様「!?」
699 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 22:16:10 ID:BK21oPGY
DIO「最高にハイって奴だ!」ベッキャアア
お父様「ぐぶッ・・・!」
ディアボロ「帝王はこのディアボロだッ!」ドグシャア
お父様「・・・っぴ!」
プッチ「貴様は試練の内にも入らん!」ベグオッ
お父様「はがッ・・・!」
大統領「全て私だッ!」ドゴドゴドゴドゴ
お父様「ぎッ・・・!」グラア
Dio「KUAAAAAAAAAAAAAAAAA!」ズバア
お父様「はッ・・・」
吉良「シアーハートアタック!」
お父様「ぐおあああああああああああああああああああ!」ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン
700 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 22:16:52 ID:BK21oPGY
お父様「く・・・」
ズオッ
お父様「!」
お父様「(真理・・・!)」
お父様「や・・・め・・・!」ガシ ガシッ
グアッ
エド「・・・」
お父様「うっ・・・あっ・・・」グググググ
お父様「ぐあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」ズズズズズズ
スパアーン
701 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 22:18:22 ID:BK21oPGY
お父様「ハッ」
お父様「(白い空間・・・扉・・・ここは・・・!)」
真理「また来たか、フラスコの中の小人」
お父様「!」
お父様「・・・やっと」
お父様「やっと・・・ここから解放されたのに・・・!いやだ・・・いやだ・・・もう戻りたくない・・・!」
お父様「そんな・・・こんなことが・・・!」ギイイイイイイイイイ…
お父様「いやだ・・・いやだ・・・!いやだ!」スルッ… スルスル…
お父様「いやだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」ガシガシィ
お父様「そんなああああああああああ!あんまりだあああああああああああああああああ!いいいいいいいいいやああああああああああだあああああああああああああああああああ!」グイイイイイイイイイイイ
バダアアアアアアアアアアン
702 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 22:19:27 ID:BK21oPGY
ヒュウウウウウウウウウウウウウウウウ…
エド「・・・消えた」
大佐「勝っ・・・たのか」
中尉「・・・」ドッ
少佐「・・・姉上」
オリヴィエ「バッカニアのことだろう。気にするな。元の世界でバッカニアの死は聞いた・・・それよりも、奴の死にバッカニア貢献したのが大きい・・・」
少佐「・・・」
ハインケル「・・・じゃあ、帰るか。エド・・・」
エド「ああ・・・」
エド「そうだな」
703 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 22:20:16 ID:BK21oPGY
シーザー「おいJOJO!」
ジョセフ「シ、シーザー!?」
シュトロハイム「ほう・・・日本に来たのか?」
リサリサ「JOJOのツイートを見て駆けつけたのよ」ザッ
シュトロハイム「リサリサまで・・・」
メッシーナ「俺たちもいるぞ」ズイ
ロギンス「で、勝ったんだな?」
ジョセフ「おうよ!」
シーザー「ならよかった」
老SPW「頑張ったな、JOJO」
704 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 22:22:29 ID:BK21oPGY
ポルナレフ「承太郎!」ダダッ
承・花「ポルナレフ!?」
ポルナレフ「お、花京院も一緒だったのか?」
アブドゥル「あそこに居るシーザーや、ジョースターさんから連絡を受けてな」クイ
老ジョセフ「どんな感じの敵だったんじゃ?」ナデナデ
イギー「クー・・・」
花京院「ホムンクルスという敵・・・だったそうです。僕はあまり戦わなかったのですが・・・」
承太郎「建物が崩落して避難したそうだ」
老ジョセフ「そりゃ賢明じゃな。そうするべきじゃ」
承太郎「カーズの奴が波紋流してなかったらやばかったぜ」
老ジョセフ「う・・・カーズか」
705 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 22:23:45 ID:BK21oPGY
エルメェス「ジョリーン!」
ジョリーン「エルメェス!?それにF・Fまで」
F・F「いや~・・・トリッシュちゃんやホットパンツちゃんから話を聞いたら心配になってさ」
ジョリーン「へえ~!・・・あれ、アナスイは?」
エルメェス「さっきあんたの父さんにボコられてたよ」
F・F「顔面グシャってww」
ジョリーン「ハハ・・・予想できるわ」
エルメェス「またまたあ」
キャッキャッ
エンポリオ「(承太郎さん今回はあまり強く殴ってないな・・・疲れたのかな)」
706 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 22:25:00 ID:BK21oPGY
仗助「まさかお前らが来るなんてな」キシシ
康一「建物の崩落に巻き込まれて、来た意味なかったよ・・・」
露伴「でも、康一君見事だったよ!瓦礫をACT2で防ぐとは!」
康一「いえ、花京院さんがいなければ全滅でした・・・ん?」
四人「」ゾクッ
由花子「よくやったわね康一君・・・ところで、ねえ露伴先生?プッツン由花子ですって?ミキタカを盗聴器にして仕込んでたから知ってるわよ」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ミキタカ「やぁ」パッ
億泰「ミキタカァァァアアアア!!!」
露伴「・・・逃げるぞ康一君ッ!」ガシイ ダダダダダダダ
仗助「(露伴の野郎・・・)」
707 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 22:25:30 ID:BK21oPGY
シュトロハイム「帰ったぞッ!」バッ
吉良「(私の家なのに・・・)」
イズミ「帰りましたよホーエンハイ・・・ん?」
ホーエンハイム「」
シュトロハイム「・・・ホーエンハイム?」
ドイツ軍人156「それが・・・どうやらお亡くなりになったようで・・・」
シュトロハイム「何ィ!?」
ドイツ軍人147「もともと弱っていたようです・・・」
エド「・・・!」
サワッ
エド「・・・クソ親父・・・」ブワッ
708 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 22:28:23 ID:BK21oPGY
スカー「・・・では、失礼をおかけしました」ペコ
カーズ「まだ疲れてるのだ・・・」
大統領「仕方ないだろう、お前以外に機械を操作できる奴がいないのだから」
プッチ「向こうの世界にオーパーツを置いていくわけにはいかないし・・・送りは頼んだぞ」
イズミ「まあよろしく」
カーズ「・・・」ゲンナリ
エド「それじゃあ・・・ありがとうございました」
吉良「ああ・・・それじゃあ」
カーズ「」フウ…
ポチ
709 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 22:31:15 ID:BK21oPGY
ヴヴヴヴヴウ…
少佐「・・・今転送されているのですかな?」
カーズ「ああ」
ゴリさん「へえ・・・すげえなあ」
ハインケル「こんな風に科学が発展した世界を・・・死ぬ前にもう1度見てみたいもんだな」
エド「・・・そうだな」
カーズ「じゃあ、この世界とはさよならだ」
大佐「さて・・・帰ったらいろいろと仕事があって面倒だな」
中尉「サボらないでくださいね」
大佐「もちろんだ。次期大総統になるのは私だからな」
オリヴィエ「・・・ほう?」
シャイーン
710 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 22:34:13 ID:BK21oPGY
バリー「ひぇー・・・生き残ったぜ!」
エド「・・・ついた。お、練成陣は残ってるな」トッ
大佐「さて、鋼の。弟を取り戻すんじゃなかったか?」
エド「・・・」
中尉「」コクッ
エド「・・・ああ」
リン「行ってこい、エド!」
ハインケル「取り戻して来いよ!」
エド「ああ!」
エド「ちょっと行ってくるわ!」パアン
エド「鋼の錬金術師、最後の練成にな!」バチバチバチバチッ
711 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 22:35:00 ID:BK21oPGY
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…
真理「・・・」
真理「来るか」ニヤア
ザッ ザッ
エド「・・・」ザッ
真理「・・・」クル
エド「・・・」
真理「通行料は持ってきたか?賢者の石か?」
エド「・・・」
エド「」スッ
ニイ
712 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 22:35:34 ID:BK21oPGY
シャイーン
カーズ「・・・疲れたな」
カーズ「帰ったぞ・・・」ガチャ
吉良「ああカーズ。全員出かけるからな、家にいるなら留守番頼む」
カーズ「・・・どこへ行くのだ」
吉良「DIOは息子達やジョナサンと一緒にラグビーの観戦・・・Dioとファニーはジョニィ達と飲みに行ったそうだ」
吉良「プッチは教会、ディアボロはパッショーネのメンバー達に土下座しに行った。私は自宅に戻って掃除と墓参りだ」
カーズ「掃除?」
吉良「ドイツ軍人どもが土足で畳の上を歩き回ったからな」
713 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/12/31(火) 22:36:31 ID:BK21oPGY
吉良「・・・というわけだ。どうする?」
カーズ「・・・エシディシ達のところへ行ってみる。サンタナとはろくに会ってないからな」
吉良「なら、鍵をかけておかないとな・・・はい、出た出た」
カーズ「え・・・少し寝かせてくれないのか」
吉良「早く行け。エシディシ達のところで寝ればいいだろう」
カーズ「それもそうだが・・・あ、吉良」
吉良「ん?」ガチャリ
カーズ「エシディシ達なら貴様の家に上がってくつろいでいるはずだぞ」
吉良「え・・・」
完
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