エレンの場合


ベルトルト「ねぇ、エレン。僕の印象ってどんな感じかな？」

エレン「ん？なんだよいきなり。」

ベルトルト「いいからいいから。」

エレン「そうだな…でかいのに立体起動上手いし、あんま目立たないのに成績もいいよな！」

ベルトルト「他に何かある？」

エレン「ライナーと常に一緒」

ベルトルト「」

エレン「お前ら、付き合ってんのか？」

ベルトルト「」

ミカサの場合


ベルトルト「エレンがあんなこと言うなんて…次はミカサだね。」

ベルトルト「おーい、ミカサー。」

ミカサ「？」

ベルトルト「ミカサ？」

ミカサ「…」

ベルトルト「…あれ、ミカサ？」

ミカサ「あの、ごめんなさい。名前を忘れてしまった…」

○○○○○「」

アルミンの場合


○○○○○「ミカサのせいで、名前が出なくなってしまった…。」

アルミン「ベルトルト？どうしたの？」

ベルトルト「アルミーーン!!!」ダキッ

アルミン「ちょ///ベルトルト、苦しいよ///」

ベルトルト「あ//ごめんごめん。あまりにも早く名前の回復ができて嬉しくてさ。そうだ、アルミン、僕に対するイメージを聞いてみたいんだけど…」

アルミン「ベルトルトのイメージ？うーん？…自分から前に出てくる感じではないけど、なんだろう…縁の下の力持ちみたいな感じかな？」

ベルトルト「アルミン」ウルウル

アルミン「あとはライナーと常に一緒だよね！付き合ってるわけじゃないんだよね？///」

ベルトルト「」

ジャン・マルコの場合


ベルトルト「まさかアルミンにも言われるなんて…」

ジャン「おう、ベルトルトじゃんかよ。」

マルコ「何かあった？」

ベルトルト「ジャン、マルコ…僕ってどんな風に見える？」

ジャン「どんな風って、でかいくせに立体起動はうめぇし、総合成績も俺より上位だしな。」

ベルトルト「エレンと同じこと言ってる(笑)」

ジャン「死に急ぎ野郎と同じだと！？」

マルコ「2人は似てるもんね(笑)」

ベルトルト「マルコは？」

マルコ「僕はやっぱベルユミが一番だと思うけど…」

ベルジャン「え？」

マルコ「あ、でもベルアニもいいしなー。ベルトルト、他の女の子たちと絡みが少ないからカップリングが少ないよねー」

ベルジャン「」

コニーの場合


ベルトルト「マルコってあんなキャラだったけ…次はコニーにしてみよう。」

コニー「おーいベルベルトー！」

ベルベルト「」

コニー「あれ、ベルモットだっけ？」

ベルモット「」

コニー「いや、ベルマーレ？」

ベルマーレ「」

サシャの場合


ベルマーレ「コニーだから、なんとなく予想はしてたけどさ…なんだよ…僕はサッカーチームかよ…」

サシャ「あれ？ベルトルト。暗い顔してますね～」

ベルトルト「サシャ、今日の夕食のパンあげるよ。」

サシャ「パァァン!!!!いいんですか!!!!!なにかわたしにして欲しいこととかありますか!!!!!??」

ベルトルト「サシャから見た僕ってどんな感じかな？」

サシャ「え？ベルトルトの印象ということですか？」

ベルトルト「そう。」

サシャ「大きいのに威圧感とか無くて、すごく優しいイメージというかんじですかね。」

ベルトルト「パンあげたから、言ってるとかじゃないよね？」

サシャ「わたしはそんな女じゃないですよ。素直な感想を言っただけですよ。」

ベルトルト「サシャ、明日の朝食の分もあげるね。」

サシャ「神ーーーーー!!!!!」

クリスタ・ユミルの場合


ベルトルト「サシャってあの食い意地さえなければ、可愛いのになぁ…って僕は何を考えてるんだ。」

ユミル「なんだ、ベルトルさん。芋女に惚れたのか？」

クリスタ「ちょっとユミル！ごめんね、ベルトルト。」

ベルトルト「いや、大丈夫だよ。やぁ、ユミル、クリスタ。」

クリスタ「考え事？」

ベルトルト「うん。僕の印象をみんなに聞いて回っているんだけど…」

ユミル「ベルトルさんの印象？あのゴリラの腰巾着だろ？」

クリスタ「ユミル!!!!」

ベルトルト「あはは…」

クリスタ「ごめんね…ベルトルトの印象かぁ。ライナーが強すぎて、影が薄いこともあるけど、ベルトルトもいいところたくさんあるよね」

ユミル「例えば？」

クリスタ「…えーっと…」

ユミル「例えば？」

クリスタ「すぐには思いつかないというか…」

ユミル「だから、例えば？」

クリスタ「うぅぅ…」涙目

ユミル「要するに無いってことだろ？」

ベルトルト「」

クリスタ「いや、違うの！いきなり聞かれたから、本当に思いつかないだけなの。無いとかじゃないの。ベルトルトにはベルトルトのいいところがきっとあるはずなの！ただ、それが今は思いつかないだけで、絶対に無いってわけじゃないの!!」あたふた

ユミル「(あたふたしてるクリスタきゃわわw)」

ベルトルト「(結婚したい)」

ミーナの場合


ベルトルト「サシャも可愛いけど、やっぱりクリスタかわいいな。」

ミーナ「ベルトルトー、今日はライナーと一緒じゃないの？」

ベルトルト「ミーナ。うん、今日は僕だけだよ。ライナーは特訓してるんじゃないかな。」

ミーナ「うわ～、ライナー凄いな～。わたしも見習おう。」

ベルトルト「自由時間まで特訓する必要はないとは思うけどなぁ…って、僕ってそんなにライナーと一緒にいるイメージかな？」アハハ

ミーナ「わたしが見るときはだいたい一緒だよ。やっぱライベルの需要もあるし、わたしは嬉しいけどww」

ベルトルト「oh…」

ミーナ「あ、でもベルアルなんかもありかな。あー、ベルエレとかもいいな…」

ミーナ「ライナーだとベルトルトは受けになっちゃうから、たまにはアルミンとかで攻めに回って欲しいし…。個人的にはエレンとかジャンとかと絡みが欲しいなって思ったりするんだけど…」

ミーナ「あ、でもNLならやっぱアニだよね！！」

ミーナ「アニとベルトルトって、凄くお似合いだって思うんだけど、やっぱ個人的にはライベル一択なんだよねー」

ミーナ「って、あれ？ベルトルト？ベルトルトーーー！」

アニの場合


ベルトルト「うん、ミーナってあんな子だってのはわかってたよ…」

ベルトルト「でも、まさかあそこまで言うなんて思わなかったよ…」

アニ「ベルトルト」

ベルトルト「アニ…」

アニ「その様子だと、ミーナに自分の印象を聞いて、最悪の展開を招いたね。」

ベルトルト「よくわかったね…」

アニ「あんたのことはよくわかってるつもりだけど？」

ベルトルト「アニ、僕ってどういうふうに見えるかな？」

アニ「はっきり言っていいの？」

ベルトルト「うん。」

アニ「じゃぁ、言うよ。わたしは戦士としてのあんたは嫌いだ。自分を抑えて、使命を果たさなきゃってずっと考えてるだろ？」

ベルトルト「…でも、それは仕方がないことじゃないか。」

アニ「仕方ないってなんだい！自分の考えなんて、全然無いじゃないか！だから、戦士のあんたは嫌いだ!!!」

ベルトルト「そっか…」

アニ「だけどね…兵士としてのあんたは好きだよ。」

ベルトルト「え？」

アニ「好きって言っても、友達としてね。」

ベルトルト「友達…としてね…」

アニ「深い意味はないよ。ただね、兵士としてのあんたはライナーの影にいつも隠れてるけど、凄く頼りになるんだ。それに兵士としてのあんたはすごく楽しそうに見える。」

ベルトルト「楽しそうか…本当は楽しんだらいけないのにね…」

アニ「だから、そういうとこが嫌いなの！使命があるからとか、戦士だからとか今のうちは少しでもいいから忘れなよ。」

ベルトルト「そうだね…その時になった時に考えればいいんだよね？」

アニ「そういうこと。楽しんでるあんたのほうが、わたしは嬉しいから…」

ベルトルト「ありがとう、アニ。」

アニ「別に。わたしは思っていることを言っただけだから。」

ベルトルト「それでも…ありがとう。」

アニ「うん…」

ライナーの場合


ベルトルト「なんか、アニのおかげで少し楽になったかも。そうだよね、その時にちゃんと考えればいいんだよね。」

ライナー「なんだ、嬉しそうじゃないか。」

ベルトルト「まぁね。ちょっと気持ちに余裕ができたような気がするよ。」

ライナー「どういうことだよ。詳しく聞かせろよー。」

ベルトルト「あとでね。ところで、ライナーから見た僕ってどんな風に見える？」

ライナー「どんな風に？」

ベルトルト「うん」

ライナー「…」

ベルトルト「…」

ライナー「…」

ベルトルト「…」

ライナー「/////」照

ベルトルト「え!?」

ライナー「だって、ベルトルトがいきなり聞くから…///」

ベルトルト「いや、僕そんな変なこと聞いてないよ!?」

ライナー「どんな風に見えるって聞かれたら、言いにくいじゃないかー///」

ベルトルト「ライナーみたいなゴツい男が照れても、全然可愛くないからね!?どこにも需要ないからね!?」

ライナー「強いて言うなら、ミーナあたりかな。」

ベルトルト「ホントやめて！僕、違うから。」

ライナー「ベルトルトになら…攻められても…」

ベルトルト「いーやー!!!!!!!」ダッシュ

ライナー「あ、ベルトルト…行ってしまった…」


ベルトルト「…うん、ライナーとの関係、考え直そう…」

ENDです(笑)
結論として、ライナーはホモ←
で本編終了ですww
悔いはない!!

ってわけで、おまけをお楽しみください…

～おまけ～

ユミルの場合


ユミル「おーい、ベルトルさーん。」

ベルトルト「あれ、ユミル？どうしたんだい？」

ユミル「クリスタにベルトルさんをバカにしたの謝ってこいって言われてさぁ…」

ベルトルト「僕は全然気にしてないのに。」

ユミル「ちゃんと謝ってこないと部屋に入れてくれないんだよ…」

ベルトルト「あはは、厳しいねクリスタ。」

ユミル「あー…その…悪かったな…」

ベルトルト「いや、本当に気にしてないから。僕がライナーの影に隠れて、腰巾着なのは本当のことだしね。」

ユミル「いや…うん…悪かった…」

ベルトルト「もう謝らないでよ。そんなに謝るなら、僕の印象教えてよ。」

ユミル「ベルトルさんの印象ねぇ……変なこといっても笑わないか？」

ベルトルト「もちろん。ユミルは言いたいことはっきり言える人だし、変なことでも笑わないよ。」

ユミル「最初はな…あのゴリラ野郎の影に隠れてて、目立たないし、地味なやつだって思ってたんだ。」

ユミル「デカイのに、影薄いし、なんでこんなやつが兵士になろうなんて思ってんだろうとか考えてた。」

ユミル「でもさ、訓練の中で、食堂で、自由時間で、いつの間にかわたしはベルトルさんのことを見てることが多くなったんだ…」

ユミル「わたしはこんな見た目だしな…本当はクリスタやアニなんかだったら、ベルトルさんも喜んでくれたのかもしれない。」

ユミル「だけどさ…」


ベルトルト「…ユミル。その先は僕が言ってもいいかな？」

ベルトルト「ユミル…僕はね、誰とも関わらないように、友達なんか作らないようにしようって、ここに入るときに決めたんだ。」

ベルトルト「でもね、君や、クリスタ、エレン、ジャン、他のみんなと一緒にやってきたからかな、僕はいつの間にか友達ができていた。」

ベルトルト「いつか、別れる時がくるのに…」

ベルトルト「きっといつか別れの時がくる。だけどね、アニに言われたんだ。今を楽しもうって…」

ユミル「…」

ユミル「…」

ベルトルト「だからさ…僕の本当の気持ちを言うよ。」

『僕はユミルのこと好きだよ…』

ユミル「…」ウルウル

ベルトルト「君も泣いたりすることあるんだね。」

ユミル「うるさい。」ゴシゴシ

ベルトルト「あぁ、そんな風に擦ったら、泣いてたのがバレちゃうよ。」

ユミル「いいんだよ………ﾄﾞｳｾ、ｸﾘｽﾀﾆﾊ、ﾊﾞﾚﾃﾙﾝﾀﾞｼ」

ベルトルト「え？」

ユミル「なんでもない!!」

ベルトルト「ねぇ、ユミル…手繋いでもいいかな？」手

ユミル「いちいち聞くなよ！いいに決まってるだろ！」

ユミル「あのさ…ベルトルさん。いつか別れる時がくるとか、寂しいこと言わないでくれ…」

ベルトルト「…」

ユミル「いつか来る日のことはその時に決めろよ。今はこの時間を大切にしようぜ…」

ベルトルト「そうだね…」

いつかきっと僕はみんなを裏切らないといけないんだよね…


僕のしてきたことが許してもらえるわけがないのはわかっている。
でも、それでも…
一瞬でもいいから、
この幸せが…
ユミルと過ごすこの時間が…
少しでも長く続きますように…