中庭にて―――
敷波「今日は暇だな~休日だ~♪」スキップ
敷波「ふんふふ~ん♪」スキップ
提督「ん、ご機嫌だな」
敷波「うぇえっ!?し、司令官っ!?」
敷波「お、おはよー……」恥ずかし…
提督「おはよ」
提督「ふむ」
引用元: ・【艦これSS】敷波成分(シキナミン)不足の提督たちへ
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/29(金) 12:39:40.30 ID:C3+lyW8C0
提督「今日はひまだなぁーきゅじつだぁー♪」スキップ
敷波「うぅ…やめてよぉ…//」カオマッカ
提督「てーとーく今日もかがやいてーる♪」ステップ
敷波「そんなこと言ってないよ!」くわっ
提督「そうか…」しゅん
敷波「あ…」
敷波「いや…でも…思ってなくは…ないかな、って」
提督「ホントか!?」
提督「やっほい!」
提督「みんなー聞いてくれ!!」
提督「敷波が俺を素敵だって思って――ゴもごもごも…」
敷波「なに大声でいってんのさっ///」口ふさぎー
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/29(金) 12:40:41.97 ID:C3+lyW8C0
提督「んぐんぐ」ふさがれー
提督「ふぁなひてふださい…」
敷波「もう叫ばない?」
提督「」こくこく
敷波「じゃあ…」手放しー
提督「ぷはっ」
提督「殺されるところだった…」すぅはぁ…
敷波「大袈裟だなぁ」
提督「敷波の手に鼻息当ててはならんと必死だった…」
敷波「そんなこと気にしなくていいのに…」
提督「おっさんの鼻息だぞ?」
敷波「司令官のでしょ」
提督「同じだ」
敷波「とにかく、次からは気にしないでいいから」
提督「次があるのか…」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/29(金) 12:41:21.48 ID:C3+lyW8C0
敷波「司令官次第ね」
提督「よっしゃ頑張るぞ!」
敷波「ふさがれない方にだよね?」
提督「?」
敷波「いやいや」
提督「だって、敷波の手に鼻息当て放題なんだろ?」
敷波「きもちわるい」
提督「え…」
敷波「き も ち わ る い」
提督「」ぱりーん(心が砕ける音)
敷波「あ…」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/29(金) 12:42:00.58 ID:C3+lyW8C0
敷波「司令官?」
提督「ぶくぶくぶく」白目
敷波「しれいかーん!」ゆさゆさ
敷波「嘘だよーさっきのはウソ!」
提督「はっ!」
提督「俺は…一体…」
提督「ん…俺?」
敷波「司令官?」
提督「俺は…誰だ…?」
敷波「司令官…記憶が…」あわあわ
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/29(金) 12:42:41.61 ID:C3+lyW8C0
提督「む。美少女」
敷波「ふぇ!?」
敷波「び、美少女って//」
提督「美少女よ教えてくれないか?」
敷波「な、なんなりと//」
提督「俺のどんなとこが好きかな?」
敷波「………」
敷波「…記憶がすぐ戻るところ」
提督「バレたかぁ」
敷波「ふんっ、アタシを騙そうなんて!」
敷波「司令官にはできないさ!」
提督(会ってからずっとからかっているんだけどね)
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/29(金) 12:43:19.62 ID:C3+lyW8C0
提督「そりゃ残念!」
敷波「そりゃっ背負い投げ!」ぶんっ
提督「ぐほぁ!!」ドサッ
提督「え…なんで…急に…」
敷波「ふふん」ドヤッ
提督「いや…どや顔されても」
提督「てか…芝生がなければ即死だった…」
敷波「大袈裟だなぁ」
提督「いやいや」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/29(金) 12:44:02.89 ID:C3+lyW8C0
敷波「ところで司令官」
提督「なんだ」
敷波「外出許可欲しんだけど」
提督「え、あぁ」起き上がりー
提督「目的は?」
敷波「近所に新しくうどん屋できたよ!わーい!」
提督「わかった。出そう」
提督「ところでちゃんなみ」
敷波「…ちゃんなみ?」
提督「謝罪はないの?」
敷波「あ、敷波のことか…」
敷波「え?なんの…?」キョトン
提督「背負い投げぇ!」くわっ
敷波「なんの、背負い投げ返し!」ヒョイッ
提督「ぐはぁ!」ドサッ
敷波「さぁ司令官、準備して!」
提督「二度も…二度も投げられた…」
提督「親にも投げられたことないのに…ぐすっ」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/29(金) 12:46:08.73 ID:C3+lyW8C0
敷波「なにやってんのー?行かないの?」
提督「はい。行きます」むくり
敷波「司令官おごりね」ニコッ
提督「しょーがないなー」
提督「んじゃ、お店まで手繋いでよ?」ギュ
敷波「なっ!?」手繋ぎー
提督「ふふーん♪」
提督「やはり手はふさがれるよりも握るに限る」
敷波「もう!……べつにいいんだけどさ///」
提督「ほぉらスキップ、スキップ!」
敷波「ちょ、ちょっと!急かさないでよー!」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/29(金) 12:47:33.26 ID:C3+lyW8C0
うどん屋―――
提督「ズルッズルルルルッ」んぐんぐ
提督「ってか、なんで背負い投げしたの?」
敷波「ちゅるちゅる」んぐ
敷波「語感が似てたから?」
提督「そっかー…」
提督(『そりゃ残念』と『そりゃっ背負い投げ』…か)
提督「………」
提督「…似てないよね?」
敷波「ちゅるちゅる」しらーんぷり
提督「えぇ!?似てないよ―――もごもご」手押し当てられ―
敷波「しぃー、お店の中だよ?」口ふさぎー
提督「んふー!んふー!」鼻息
敷波「きもちわるい」
おわり
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