前回 提督「早霜を愛でたい」 早霜「えっ…!?」

2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/29(金) 12:38:57.38 ID:C3+lyW8C0

中庭にて―――

敷波「今日は暇だな~休日だ~♪」スキップ

敷波「ふんふふ~ん♪」スキップ

提督「ん、ご機嫌だな」

敷波「うぇえっ!?し、司令官っ!?」

敷波「お、おはよー……」恥ずかし…

提督「おはよ」

提督「ふむ」


引用元: 【艦これSS】敷波成分(シキナミン)不足の提督たちへ 


 

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3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/29(金) 12:39:40.30 ID:C3+lyW8C0

提督「今日はひまだなぁーきゅじつだぁー♪」スキップ

敷波「うぅ…やめてよぉ…//」カオマッカ

提督「てーとーく今日もかがやいてーる♪」ステップ

敷波「そんなこと言ってないよ!」くわっ

提督「そうか…」しゅん

敷波「あ…」

敷波「いや…でも…思ってなくは…ないかな、って」

提督「ホントか!?」

提督「やっほい!」

提督「みんなー聞いてくれ!!」

提督「敷波が俺を素敵だって思って――ゴもごもごも…」

敷波「なに大声でいってんのさっ///」口ふさぎー


4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/29(金) 12:40:41.97 ID:C3+lyW8C0

提督「んぐんぐ」ふさがれー

提督「ふぁなひてふださい…」

敷波「もう叫ばない?」

提督「」こくこく

敷波「じゃあ…」手放しー

提督「ぷはっ」

提督「殺されるところだった…」すぅはぁ…

敷波「大袈裟だなぁ」

提督「敷波の手に鼻息当ててはならんと必死だった…」

敷波「そんなこと気にしなくていいのに…」

提督「おっさんの鼻息だぞ?」

敷波「司令官のでしょ」

提督「同じだ」

敷波「とにかく、次からは気にしないでいいから」

提督「次があるのか…」


5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/29(金) 12:41:21.48 ID:C3+lyW8C0

敷波「司令官次第ね」

提督「よっしゃ頑張るぞ!」

敷波「ふさがれない方にだよね?」

提督「?」

敷波「いやいや」

提督「だって、敷波の手に鼻息当て放題なんだろ?」

敷波「きもちわるい」

提督「え…」

敷波「き も ち わ る い」

提督「」ぱりーん(心が砕ける音)

敷波「あ…」


6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/29(金) 12:42:00.58 ID:C3+lyW8C0

敷波「司令官?」

提督「ぶくぶくぶく」白目

敷波「しれいかーん!」ゆさゆさ

敷波「嘘だよーさっきのはウソ!」

提督「はっ!」

提督「俺は…一体…」

提督「ん…俺?」

敷波「司令官?」

提督「俺は…誰だ…?」

敷波「司令官…記憶が…」あわあわ


7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/29(金) 12:42:41.61 ID:C3+lyW8C0

提督「む。美少女」

敷波「ふぇ!?」

敷波「び、美少女って//」

提督「美少女よ教えてくれないか?」

敷波「な、なんなりと//」

提督「俺のどんなとこが好きかな?」

敷波「………」

敷波「…記憶がすぐ戻るところ」

提督「バレたかぁ」

敷波「ふんっ、アタシを騙そうなんて!」

敷波「司令官にはできないさ!」

提督(会ってからずっとからかっているんだけどね)


8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/29(金) 12:43:19.62 ID:C3+lyW8C0

提督「そりゃ残念!」

敷波「そりゃっ背負い投げ!」ぶんっ

提督「ぐほぁ!!」ドサッ

提督「え…なんで…急に…」

敷波「ふふん」ドヤッ

提督「いや…どや顔されても」

提督「てか…芝生がなければ即死だった…」

敷波「大袈裟だなぁ」

提督「いやいや」


9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/29(金) 12:44:02.89 ID:C3+lyW8C0

敷波「ところで司令官」

提督「なんだ」

敷波「外出許可欲しんだけど」

提督「え、あぁ」起き上がりー

提督「目的は?」

敷波「近所に新しくうどん屋できたよ!わーい!」

提督「わかった。出そう」

提督「ところでちゃんなみ」

敷波「…ちゃんなみ?」

提督「謝罪はないの?」

敷波「あ、敷波のことか…」

敷波「え?なんの…?」キョトン

提督「背負い投げぇ!」くわっ

敷波「なんの、背負い投げ返し!」ヒョイッ

提督「ぐはぁ!」ドサッ

敷波「さぁ司令官、準備して!」

提督「二度も…二度も投げられた…」

提督「親にも投げられたことないのに…ぐすっ」


10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/29(金) 12:46:08.73 ID:C3+lyW8C0

敷波「なにやってんのー?行かないの?」

提督「はい。行きます」むくり

敷波「司令官おごりね」ニコッ

提督「しょーがないなー」

提督「んじゃ、お店まで手繋いでよ?」ギュ

敷波「なっ!?」手繋ぎー

提督「ふふーん♪」

提督「やはり手はふさがれるよりも握るに限る」

敷波「もう!……べつにいいんだけどさ///」

提督「ほぉらスキップ、スキップ!」

敷波「ちょ、ちょっと!急かさないでよー!」


11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/29(金) 12:47:33.26 ID:C3+lyW8C0



うどん屋―――

提督「ズルッズルルルルッ」んぐんぐ

提督「ってか、なんで背負い投げしたの?」

敷波「ちゅるちゅる」んぐ

敷波「語感が似てたから?」

提督「そっかー…」

提督(『そりゃ残念』と『そりゃっ背負い投げ』…か)

提督「………」

提督「…似てないよね?」

敷波「ちゅるちゅる」しらーんぷり

提督「えぇ!?似てないよ―――もごもご」手押し当てられ―

敷波「しぃー、お店の中だよ?」口ふさぎー

提督「んふー!んふー!」鼻息

敷波「きもちわるい」





おわり