33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 00:25:47.88 ID:LmmwvbgvO
見崎「榊原君」

榊原「ん?どうしたの見崎」

見崎「聞きたいことがあるの」

榊原「何?」

見崎「榊原君は……」

榊原「うん」


見崎「胸は大きいか小さい、どっちが好き?」

女子「」ガタッ

引用元: 恒一「小椋さんが胸パット入れて登校してきた…」 


 

 
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 00:29:51.45 ID:LmmwvbgvO
榊原「え!? い、いきなりどうしたの?」

見崎「いいから答えて」

榊原「いや、でも…恥ずかしいし…」

見崎「いいから」ジー

榊原「わ、分かったから見つめるのはやめてよ…」

見崎「どっち」

榊原「…うーん」

赤沢(大きい方って言って恒一君!)

小椋(小さい方…)


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 00:34:08.15 ID:LmmwvbgvO
榊原「強いて言えば、大きく方が好きかな……」テレッ

見崎「…」

赤沢(やったわ! これで恒一君は私のものに!)

小椋(…)

榊原「み、見崎? どうして黙ってるの?」

見崎「しらない」プイッ

榊原「何で起こってんだろ…」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 00:38:31.92 ID:LmmwvbgvO
翌日

榊原「おはよう」

勅使河原「おっす、サカキ! あれ? 見崎はどうしたんだ?」

榊原「いや、なんか知らないけど昨日からずっと無視されてるんだ…」

勅使河原「サカキ……それは流石に酷いぞ……」

榊原「はぁ……訳が分からないよ」

綾野「おはよーこういっちゃん♪」ムギュ

榊原「あ、綾野さん!?」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 00:44:48.13 ID:LmmwvbgvO
榊原「ちょ、ちょっと離れてよ…」///

綾野「そんなこと言ってー、ホントは嬉しいんでしょ? ほれほれ♪」ムニュムニュ

榊原「う、うぅ」///

ガラッ

赤沢「おはよ…って何してるのよ、彩!」
綾野「こういっちゃんに抱きついてるだけだよー」ギュー

赤沢「離れなさいよ! ほら、恒一君も何とか言って!」

榊原「いや、言っても意味なかったから…」///

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 00:49:48.45 ID:LmmwvbgvO
綾野「ふふっ♪」ギュー

赤沢「…あっそ…そっちがそうくるならこっちだって!」ムギュ

榊原「!?」///

綾野「あ、泉美駄目だよー。こういっちゃんに抱きついていいのは私だけ!」ムニュ

赤沢「そ、そんなこと知らないわよ!私は恒一君のためにやってあげてるだけだから!」/// ムニュムニュ

榊原「」///

勅使河原「なんだこれ」

望月「両手に花だね」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 00:56:38.63 ID:LmmwvbgvO
榊原(やばい…理性が保てないよ…)///

ガラッ

見崎「おはy…」

見崎「…」ジー

榊原「み、見崎…」

見崎「…最低」

榊原「ち、違うんだ見崎! これは不可抗力というか、なんというか!」

赤沢「ちょっとそんな言い方しないでよ!」ムニュムニュ

綾野「そうだよー、こういっちゃんだって喜んでたくせに」ムニュ

榊原「うっ」///

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 01:01:27.44 ID:LmmwvbgvO
見崎「…」キッ

バシッ

榊原「へぶっ!?」

見崎「もうしらない」プイッ

榊原「そ、そんな…」

赤沢「大丈夫、恒一君?」ムニュ

綾野「こういっちゃん痛くない?」ムニュ

榊原「う、うん大丈夫」///


見崎「」イラッ

ベシッ

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 01:06:10.45 ID:LmmwvbgvO
榊原「……うん、2人共とりあえず離れてくれるかな」ヒリヒリ

赤沢「なんか、ごめんなさい…」

綾野「ごめんね、こういっちゃん…」

榊原「…いいよ、気にしてないから…」ヒリヒリ

ガラッ

小椋「お、おはよう!」タユン

榊原「あ、小椋さん、おはよう」

赤沢、綾野、見崎「!?」

勅使河原「あ、あれは…」

望月「ダウト」

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 01:13:53.36 ID:LmmwvbgvO
榊原「ちょっと遅かったね、なんかあったの?」

小椋「う、ううん、別に!」タユン

赤沢「詰めてたわね」ヒソヒソ

綾野「詰めてたから遅れたんだよね」ヒソヒソ

榊原「そう? ならいいけど」

小椋「うん」

小椋(あ、あれ?)

赤沢「恒一君まさかのスルーね」ヒソヒソ

綾野「気づいてはいるよね?」ヒソヒソ

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 01:21:55.07 ID:LmmwvbgvO
小椋「と、ところで榊原君!」タユン

榊原「ん? どうしたの?」

小椋「な、なんか気づかない?」/// タユンタユン

赤沢「自分から言ったわよ」ヒソヒソ

綾野「恥ずかしがるならやめとけばいいのに…」ヒソヒソ

榊原「? あぁ、ははっ。面白いボケだね」

小椋「え?」

榊原「その胸、ウケ狙いでしょ? 」

小椋「」

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 01:27:31.53 ID:LmmwvbgvO
榊原「そんな自虐混じりの体をはったボケ、僕には無理だなぁ」

小椋「うぅ…」グスッ

赤沢「恒一君、鬼過ぎない?」ボソボソ

綾野「ちょっと由美が可哀想に思えてきたよ…」ボソボソ

榊原「小椋さん?」

小椋「ひ、酷いよ…榊原君…」グスッ

榊原「え、え?」アセアセ

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 01:36:41.84 ID:LmmwvbgvO
小椋「わ、私は恒一君が大きい方が好きって言うから…頑張ったのに」グスッ

榊原「小椋さん…」

赤沢「あれ? 何か嫌な予感」ボソッ

榊原「…いいよ」ボソッ

小椋「…え?」グスッ

榊原「小椋さんはそんなこと気にしなくてもいいんだよ」

榊原「確かに僕は大きい方が好きだよ。でも胸だけで全て決めるわけないじゃないか」

榊原「そんなことして無理に頑張らなくても」

榊原「僕はそのままの小椋さんが一番好きだよ」ニコッ

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 01:44:33.39 ID:LmmwvbgvO
小椋「榊原君…」///

赤沢、綾野「」

榊原「ははっ、なんか照れくさいな…」テレッ

小椋「嬉しい!」ダキッ

榊原「わ!? お、小椋さん?」

小椋「わ、私も榊原君が一番好きっ!」///

榊原「え…」

小椋「だ、だから付き合ってください!」///

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 01:46:34.58 ID:LmmwvbgvO
榊原「……」



榊原「…ご、ごめん。僕、見崎と付き合ってるから、それは無理だよ…」

小椋「」

81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 01:51:50.87 ID:LmmwvbgvO
見崎「」///

勅使河原「あー、やっぱりかよ。もっと早く言えよ…」

望月「まぁ、順当だよね」


ガシッ

小椋「…」

榊原「お、小椋さん?」

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 01:56:28.68 ID:LmmwvbgvO
小椋「……許さないからね」ボソッ

榊原「ひっ!?」ゾクッ


ガラガラッ ピシャン!


勅使河原「お、おい。出て行ったぞ……大丈夫かよ、サカキ……」

榊原「う、うん…」

榊原(…小椋さん凄い目をしてた…あんな目を見たたの初めてだよ……)

望月「ていうか、もうすぐ先生来るのにどうするの、これ…」

赤沢、綾野「」

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 02:02:30.49 ID:LmmwvbgvO
放課後


榊原「…」

榊原(結局、小椋さんはあのまま帰ってこなかった……ちょっと心配だな…)

勅使河原「おーい、サカキ! 一緒に帰ろうぜ!」

見崎「駄目、榊原君は私と帰るの」

勅使河原「別にいいじゃねーかよ、サカキとったりなんてしないからよ」

見崎「駄目」

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 02:05:56.00 ID:LmmwvbgvO
榊原「…」

見崎「榊原君、聞いてる?」

榊原「え!? な、何?」

見崎「……私と一緒に帰るの」ガシッ

榊原「あ、うん」

勅使河原「ちっ、仕方ねーな……またなサカキ!」

望月「またね、榊原君」

榊原「うん、また明日」ノシ

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 02:12:10.57 ID:LmmwvbgvO
帰り道


榊原「……ごめんね、見崎」

見崎「何のこと?」

榊原「朝のこと……だよ」

見崎「…」

榊原「勘違いしないでね、どんなことがあっても」

榊原「僕が恋愛対象として好きなのは見崎だけだから」///

見崎「…」/// コクリ

榊原「見崎…」///

見崎「榊原君…」///

チュッ

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 02:19:13.93 ID:LmmwvbgvO
自宅


ガチャ

榊原「ふぅ、ただいまー」

榊原(今日は疲れたな……一時はどうなるかと思ったけど……)

榊原「良かった……」

榊原(見崎の機嫌が良くなったし、き、キスも出来たし……)///




小椋「……何が良かったの?」

93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 02:25:05.76 ID:LmmwvbgvO
榊原「!?」

小椋「ねぇ、何が良かったの?」

榊原「え、え!? な、なんで僕の家に小椋さんが!?」

小椋「榊原君?」ガシッ

榊原「ひっ!?」ビクッ

小椋「答えて」

榊原「……っ」ビクビク

榊原「お、小椋さんには関係ないよ!」

小椋「ふぅん……そんなこと言っちゃうんだ……」

榊原「…」


96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 02:34:02.28 ID:LmmwvbgvO
小椋「…ねぇ…榊原君…」

榊原「な、何」



小椋「見崎さんとキス、どうだったの?」



榊原「!?」

小椋「そんなに良かったの?」

榊原「な、何で、知って……」

小椋「もう、駄目だなぁ、榊原君は……私以外の女にキスしちゃ駄目でしょ?」ギュッ

榊原「ひっ」ビクッ

小椋「ほら、お詫びにキスは?」///

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 02:42:14.44 ID:LmmwvbgvO
榊原「い、嫌だ……」

小椋「可愛いなぁ…榊原君は…」///

榊原「やめてよ…小椋さん…こんなの間違ってるよ……」

チュッ

榊原「!?」

小椋「榊原君に拒否権なんてないよ、黙って私に従ってればいいんだよ」

榊原「でも…こんなの…」

ガシッ

榊原「か、かはっ!?」

榊原(く、首が……)

小椋「もう、五月蠅いなぁ……黙ってよ」ギリギリ

榊原「お…ぐ……ら……さ…ん」


105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 02:49:14.03 ID:LmmwvbgvO
小椋「…ぁ…」スッ

榊原「かはっ、うぅ…」ハァーハァー

小椋「わ、私、何を…」

榊原「…お、小椋さん…」

小椋「大丈夫? 榊原君?」

榊原「な、なんとか…」ガクガク

小椋「ごめんね……でも、これで分かったよね」

榊原「?」

小椋「私に逆らったらどうなるか、ね?」
榊原「」

111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 03:01:24.92 ID:LmmwvbgvO
翌日

学校


榊原「…おはよう」

勅使河原「おっす、サカキ。どうした、元気ないな?」

榊原「…うん…色々あって」

勅使河原「…大丈夫か?」

榊原「大丈夫だよ、心配してくれてありがとう」

勅使河原「気楽に相談しろよ?俺たちは友達なんだからさ!」

榊原「うん…ありがとう…」

榊原(ごめん……勅使河原……)

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 03:07:16.30 ID:LmmwvbgvO
ガラッ

見崎「榊原君」

榊原「あ、おはよう見崎」

見崎「おはよう、じゃない。なんで先に学校行ったの?」

榊原「ご、ごめん…」

勅使河原「まぁまぁ、見崎。そんなに怒んなよ、サカキにだって1人になりたい時ぐらいあるんだろ」

見崎「勅使河原君には聞いてない」

勅使河原「ひでぇ…」

114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 03:11:39.00 ID:LmmwvbgvO
榊原「……」

見崎「榊原君?」

ガラッ

小椋「お、おはよう、榊原君!」

榊原「」ビクッ

榊原「お、おはよう」

勅使河原「お、小椋、元気になってんじゃねぇか」

小椋「……」

勅使河原「無視はやめてくれ…」

小椋「さ、榊原君!」

榊原「な、何?」

115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 03:15:51.02 ID:LmmwvbgvO
小椋「言いたいことがあるの…」///

榊原「うん……」

小椋「聞いてくれるかな…?」///

榊原「……」

小椋「わ、私は榊原君のことが誰よりも大好きです!」///

勅使河原「お、おい…またかよ……」

小椋「だから私と付き合ってくださいっ!」///

榊原「……」

116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 03:18:43.69 ID:LmmwvbgvO
榊原「……」

見崎(また無駄なことを)

榊原「……」

見崎「榊原君?」





榊原「……こちらこそ、よろしく」

見崎「」

小椋「ふふっ」///

119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 03:25:10.90 ID:LmmwvbgvO
見崎「え、え?」

榊原「そういうことだから……ごめん、見崎」

小椋「えへっ、ごめんね見崎さん」///


前日


小椋「榊原君」

榊原「…なに?」

小椋「私、明日もう一回告白するから」

榊原「……」

小椋「返事は分かってるよね?」

小椋「もう次はないからね?」

榊原「……」

チュッ

小椋「ね?」///

榊原「……」コクリ

122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 03:32:05.14 ID:LmmwvbgvO
小椋「よろしくね、榊原君♪」/// ギュッ

榊原「……うん」

勅使河原「おいおい、まじかよ…サカキ…」



見崎「……」


123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/12(木) 03:34:02.25 ID:LmmwvbgvO
自宅


ガチャ

榊原「はぁ…ただいま…」

榊原(疲れた……見崎には悪いことしちゃったけど……)

榊原「これで良いんだよね…」

榊原(考えたって仕方ない…しっかり寝て疲れをとろう…)




見崎「何がこれで良いの?」

榊原「」