2: ◆TDuorh6/aM 2016/10/23(日) 16:35:17.35 ID:Ff6NpCtXO
フレデリカ「ふんふんふふーん、フィロソフィアー」
肇「ふぅ…今日も疲れました」
朋「お疲れ様、って言いたいけど今日何かしてた?」
文香「今日は…一応、ラジオの収録を…」
肇「文香さんはずっと本読んでましたけれどね」
フレデリカ「杏ちゃんが居なかったから全然進まなかったんだー」
肇「…朋さんは、今日は何を?」
朋「あたしは、タロットカードを使った種も仕掛けもない手品教室よ」
引用元: ・フレデリカ「コミュ力向上JKごっこ」
アイドルマスター シンデレラガールズ 宮本フレデリカ タペストリー
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3: ◆TDuorh6/aM 2016/10/23(日) 16:36:10.54 ID:Ff6NpCtXO
肇「…」
朋「肇ちゃん、もしかして此奴もやべぇ奴みたいな視線はあたしでも傷付くわよ?」
肇「あ、すみません…つい癖で…」
フレデリカ「そんな肇ちゃんの為に!」
肇「結構です」
フレデリカ「…そんな肇ちゃんの
肇「ドリンク、何か持って来ましょうか?」
フレデリカ「…フレちゃんはレモンティーかなー…」
朋「せめて聞いてあげよ?!」
4: ◆TDuorh6/aM 2016/10/23(日) 16:37:17.30 ID:Ff6NpCtXO
肇「仕方ありませんね…」
フレデリカ「えっとねー、最近肇ちゃんが荒んでるでしょー?」
文香「…以前の様な潤いは、もはやどこにも…」
フレデリカ「しかし、かの者は未だ解に手を伸ばせぬまま…」
肇「つまり、JKっぽく振舞ってコミュ力を鍛えていこう、と…」
文香「…確かに、私にも必要なモノかもしれませんし…」
フレデリカ「そのために朋ちゃんを呼んだんだー」
朋「…杏ちゃん呼ばない?」
5: ◆TDuorh6/aM 2016/10/23(日) 16:37:54.45 ID:Ff6NpCtXO
肇「だからファミレスなんですね」
フレデリカ「いぇーす!女子高校生のアフタースクールパーリータイムはファミレスでドリンクバーだからねー」
朋「ここ女子高校生一人しかいないんだけど」
文香「…若さを僻む事はありません…朋さんには、朋さんの魅力が、きっと…」
フレデリカ「取り敢えずポテト頼んじゃおっか」
肇「全員コーヒーで大丈夫ですよね?」
朋「進んでるの?進んでないの?」
6: ◆TDuorh6/aM 2016/10/23(日) 16:38:43.72 ID:Ff6NpCtXO
フレデリカ「さてさてー、取り敢えずテーブルの上がJKっぽくなったねー」
肇「あ、でしたら英単語帳も置いておきますね」
文香「…では、私は夏目漱右のこころを…」
朋「え、じゃああたしはタロットカードかしら」
フレデリカ「いい感じに混沌としてきたし、じゃー始めよっか」
文香「…」
肇「文香さん、JKにとってポテトは冷めてからか本番ですよ」
文香「…分かってはいます…精神的向上心の無いモノは馬鹿ですからね」
朋「取り敢えず二人とも座らない?」
7: ◆TDuorh6/aM 2016/10/23(日) 16:56:36.07 ID:Ff6NpCtXO
朋「そう言えば、なんで杏ちゃんいないの?」
肇「プロデューサーさんとゲームセンターに行ってしまったからです」
朋「そっちの方がJKっぽくない?!」
肇「つまり朋さんは高校時代、学校の規則を破ってまでゲーセンに行く不良だった、と…」
朋「不良じゃなかったしそんな規則も無かったわよ?!」
文香「…何か注文しませんか?」
肇「ダメですよ文香さん、ポテトとドリンクバーだけで六時間は粘らないと」
文香「…」
朋「二人とも目が怖いし、フレデリカちゃんも何か喋ってよ」
9: ◆TDuorh6/aM 2016/10/23(日) 17:08:39.96 ID:Ff6NpCtXO
ピンポーン
肇「は?」
文香「…なにか?」
フレデリカ「じゃーフレちゃんも何か頼もっかなー」
文香「では、私は茄子の油味噌炒めを…」
朋「JKっぽさは?!」
肇「仕方ありませんね…鶏皮ポン酢で」
朋「あの」
肇「実際のJKなんてそんなものです」
11: ◆TDuorh6/aM 2016/10/23(日) 17:41:59.58 ID:Ff6NpCtXO
フレデリカ「ふんふんふふーん、麩」
朋「ざっつ!」
文香「…では、JKらしく雑談でも…」
肇「どうせ雑談しかしないじゃないですか」
フレデリカ「ふんふんふふーん、フリートーク」
肇「では、ライブについての反省会でも…」
文香「…では、私はホワイトスノウポエムノートの音読を…」
フレデリカ「その声、我が友文香氏ではないかなー?」
肇「では、私は山手線に撥ねられて怪我をしなければ」
朋「さりげない自殺志願やめない?」
12: ◆TDuorh6/aM 2016/10/23(日) 17:50:20.65 ID:Ff6NpCtXO
フレデリカ「じゃー大富豪やるー?」
肇「トランプ、持ち歩いてるんですか?」
朋「タロットカードならあるわよ?」
フレデリカ「じゃー朋ちゃんはハングドマンね」
朋「振り雑過ぎない?」
文香「…ハングドマン…忍耐、抑制…朋さんにぴったりですね」
朋「…愚者よりはマシね」
13: ◆TDuorh6/aM 2016/10/23(日) 17:55:16.04 ID:Ff6NpCtXO
フレデリカ「温泉巡りしたくない?」
肇「それはいいですが…あまり、纏まった休みが…」
文香「…でしたら、古書店巡りは…」
フレデリカ「あ、冷奴きたよー」
肇「あ、でしたら私はきつねうどんを…」
文香「…では、私は」
肇「文香さん、お財布は?」
文香「…問題イナフです」
朋「なさそうであるじゃない!いや無いんだけど!」
14: ◆TDuorh6/aM 2016/10/23(日) 17:59:32.83 ID:Ff6NpCtXO
フレデリカ「ところで何しようとしてたんだっけー?」
文香「…確か、肇さんの過去編を語る、と…」
肇「ちがったと思いますけど」
フレデリカ「過去は…振り返らない!ってかんじー?」
文香「…常に前だけを向いて生きているのでしょう…羨ましい限りです」
フレデリカ「若いっていいねー、流石JK」
朋「あ、戻ってきたわね」
15: ◆TDuorh6/aM 2016/10/23(日) 18:01:40.90 ID:Ff6NpCtXO
フレデリカ「肇ちゃん手持ちあるー?」
肇「まぁ、多少は…」
文香「…杏さんを呼びましょうか?」
肇「文香さんなら山手線に撥ねられても軽傷で済みそうですよね」
朋「物騒!」
フレデリカ「はー、ツッコミ欲しいねー」
朋「あれ?あたしは?」
肇「頑張って下さいね」
16: ◆TDuorh6/aM 2016/10/23(日) 18:04:08.90 ID:Ff6NpCtXO
フレデリカ「で、大富豪やるー?」
文香「…JKはありですか?」
肇「普通にジョーカーっていいません?」
フレデリカ「だよねー、ここに普通のJKはいないもん」
肇「フレデリカさん、虎と戯れる企画があるそうですよ?」
フレデリカ「フレちゃんまだ死にたくないかなー…」
朋「…発狂しそう…」
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