2: ◆vSr2v0ytw2 2016/10/28(金) 23:14:53.37 ID:wua7+JN0o

陽乃「んふふ~」ギュー

いろは「むむむ」ギュー

めぐり「ご、ごめんね?」

八幡「まぁ…はい」

八幡(俺の右側に抱きついてるいろはすと左側に抱きついてる陽乃さん、それを見ているめぐり先輩)

八幡(なんだこれ)

引用元: 八幡「外骨格組がかわいい」 


 

 
3: ◆vSr2v0ytw2 2016/10/28(金) 23:15:20.52 ID:wua7+JN0o

八幡(なーんでちょっと早く部室に来た日に限って面倒くさいことになるんですか教えてやくめでしょ)

八幡「何してんすかアンタら、ほら雪ノ下とか来るんで」

陽乃「今日は雪乃ちゃん休みなんだ~♪」

八幡「由比ケ浜が来るかもしれないんで」

陽乃「今日は結衣ちゃんお友達とカラオケ行くんだって~♪」

八幡「えぇ…」

陽乃「ああ勘違いして欲しくないんだけど、TwitterだよTwitter、ほら」

八幡「『カラオケなうヾ(*´∀`*)ノ』…煽ってんのかコイツ」

いろは「先輩!ちょっとはこっち見てくださいよ!」

八幡「んだよ…」

いろは「かわいい後輩がこんなにアピールしてるじゃないですかぁ!」

陽乃「八幡は私とおはなししたいんだよ」

いろは「ぐぬぬ」

八幡「…」

4: ◆vSr2v0ytw2 2016/10/28(金) 23:15:47.68 ID:wua7+JN0o

めぐり「ほら陽さんもいろはちゃんもやめなよ~比企谷くん困ってるよ?」

八幡(貴女が癒し)

陽乃「困ってる?」

八幡「はい」

陽乃「じゃあ離してあげなーい」

八幡「…」

いろは「先輩!私には!私には聞かないんですか!?」

八幡「耳元で大声出すな…」

めぐり「陽さんもいろはちゃんも~」

八幡(この人あれだ、優しすぎて何も出来ないタイプの人だ)

5: ◆vSr2v0ytw2 2016/10/28(金) 23:16:14.51 ID:wua7+JN0o

八幡「あの…僕帰りたい…」

いろは「」ギュー

陽乃「」ギュー

めぐり「」オロオロ

八幡「あの…」

静「不純異性交遊の臭い!!」バァン

八幡「救世主(メシア)!!!!」

静「うぉっ」

八幡「マジで…マジでアンタ先生っすよ…マジリスペクトっすよ…」

静「うん…ちょっとびっくりして落ち着いたけど…どうした?いくら払った?」

八幡「聞かなかったことにしますね、ええ…かくかくしかじか」

6: ◆vSr2v0ytw2 2016/10/28(金) 23:16:45.05 ID:wua7+JN0o

静「まるまるうまうま…めぐり!お前陽乃にアルコールはダメだって言っただろう!」

めぐり「でも陽さんがウイスキーボンボン持ってきて…」

静「陽乃は…おい、陽乃!」

陽乃「何?」

いろは「先輩!当ててますよ!どうですか!」ペタッペタッ

八幡「うん、当たってないな…当てるものがないからな…」

陽乃「あ~ずるい!私も当てる!」モニンモニン

八幡「あ^~」

静「仕方ないな…陽乃、一色」

陽乃「何よぅ?」

いろは「なんでしょうか?」

静「少し眠ってろ」トトン

八幡(ありえない速さの手刀、俺でなきゃ見逃しちゃうね)

陽乃「くぇ」

いろは「きゅぅ」

めぐり「さすがですね」

7: ◆vSr2v0ytw2 2016/10/28(金) 23:17:14.38 ID:wua7+JN0o

八幡「離れないんですけど…」

静「ええい面倒くさい、そのへんに寝かせておけ」

八幡「よ」

静「あ」

めぐり「あ」

振りほどかれた二人は重力に従って倒れていき

陽乃「お゙」ゴズン

いろは「え゙」ゴズン

床に頭を打ち付けた

静「最低…」

めぐり「あ、あはは」

八幡「不可抗力ですよ不可抗力」

8: ◆vSr2v0ytw2 2016/10/28(金) 23:17:43.44 ID:wua7+JN0o

陽乃「」Q...

いろは「」Q...

八幡「この二人ってそんな漫画みたいにお酒弱いんですか?」

静「一色もそうだとは思わなんだ…」

めぐり「陽さんは除菌用のアルコールの臭いで酔っ払うからね~」

八幡「ああ、だから常にあのテンション…」

静「アイツは底知れないんじゃなくてただ酔っ払ってるだけなんだ、優しくしてやってくれ」

八幡(なんか可哀想になってきた)

八幡(というか実の姉が酔っぱらいの雪ノ下(妹)の明日はどっちだ)

めぐり「恥ずかしいからって口止めされてたんだけどね~…」

八幡「いやまぁ別に…酔っ払いの相手は慣れてるんで…」チラッ

静「すまぬ」

めぐり「えっ」

―end―

9: ◆vSr2v0ytw2 2016/10/28(金) 23:18:11.63 ID:wua7+JN0o


めぐり「いや何もオチてないんですけど…」

静「チッ」

めぐり「ええ…比企谷くん、平塚先生とどういう関係なの?」

八幡「友達」

静「うむ、あまりに友人がいないので見かねてな、最近はスマブラXで遊んでいる」

めぐり「いや、ええ…」

八幡「よく言いますよ…先生も職場に友人いないからって声かけてきたんじゃないですか…」

静「それは言わない約束だろうハッチー」

八幡「人前でそれはやめてよしずさん」

10: ◆vSr2v0ytw2 2016/10/28(金) 23:18:39.71 ID:wua7+JN0o

めぐり「あだ名で…あ、じゃあ今度私たちも行っていいですか?」

静「構わんが…」

めぐり「陽さんは、あんな感じなので部下とかシンパはいるんですけど、友達っていないんですよ」

八幡「めぐり先輩は…」

めぐり「……いろはちゃんもあんな感じだから、信頼できる人って大切だと思うんだ」

八幡(一番闇深いのこの人だろ、なんだよ今の沈黙)

静「子供を導くのも大人の役目だ、いいだろう、遠慮せずにいつでも来い」

めぐり「やったぁ!この二人も喜びますよ」

陽乃「zzz」

いろは「zzz」

八幡「アホみたいな寝顔しやがって…」

静「ふ、お前がベッドで見せる…あ」

めぐり「え」

八幡「ちょ」

―シン・エンド―