2: ◆TDuorh6/aM 2016/10/30(日) 16:18:37.36 ID:9ZMHSbilO



フレデリカ「フンフンフフーン、フォトグラファー」


杏「随分しっかりとしたカメラ持って来たね。どっか行くの?」


フレデリカ「ふふーん、今日は色んな面白い写真撮ろうと思ってねー」


肇「写真、ですか…フレデリカさんでなければ素敵な趣味と褒めていました」


フレデリカ「最近肇ちゃん表情変えずに辛辣なこと言ってくるよねー…」


文香「…集合写真でも、撮るつもりですか?」


フレデリカ「それは一通り撮り終わってから最後に残しとこっかなー」


杏「オチは残しておかないとねー」



引用元: フレデリカ「きまぐれフォトグラファーごっこ」 


 

3: ◆TDuorh6/aM 2016/10/30(日) 16:19:17.19 ID:9ZMHSbilO



フレデリカ「じゃーまず肇ちゃん!面白い顔してー」


肇「杏ちゃん、パスです」


杏「杏もパスかなー」


文香「…肇さん、どうぞ」


フレデリカ「もうパス3回したから逃げられないよー」


肇「…仕方ありませんね…」


パシャッ!


フレデリカ「いぇーい、肇ちゃんのやれやれ顔ゲットー!」


肇「…どうぞ、次は杏ちゃんの番ですよ」


4: ◆TDuorh6/aM 2016/10/30(日) 16:19:49.17 ID:9ZMHSbilO



フレデリカ「はい杏ちゃん!ピースピース!」


杏「いぇい!杏だよ!」


肇「凄い営業スマイルですね」


フレデリカ「はい次文香ちゃんだよー」


杏「おい撮れよ」


文香「私は結構です…一人で写真を撮られるのはあまり…」


杏「ちょいちょいツイッターに自分の写真あげてるじゃん」


文香「あれは…食事に行ったとき、フレデリカさんに撮られてアップされたものなので…」


5: ◆TDuorh6/aM 2016/10/30(日) 16:26:57.32 ID:9ZMHSbilO



肇「文香さんって、言っては難ですが割とそういったアプリ使ってますよね」


フレデリカ「アタシが入れてあげたからねー」


杏「ところで、他にどんな写真撮ってあるの?」


フレデリカ「お、フレちゃんコレクション見ちゃう?」


文香「…確かに、少し興味はあります…フレデリカさんが、どの様な写真を撮るのか…」


肇「見せて頂いて大丈夫なんですか?変な写真ありません?」


フレデリカ「特にダメなのはないかなー。みんなが小ちゃくなった時の写真と事務所の極秘ファイルのくらい」


肇「小さくなった私の写真は消して下さい」


杏「じゃ、みてこっか」



6: ◆TDuorh6/aM 2016/10/30(日) 16:44:42.31 ID:9ZMHSbilO


フレデリカ「はい、まず一枚目ー!」


肇「破いていいですか?」


フレデリカ「アタシのコレクションだよ?!」


文香「これは…先日の田植えロケの時のですね…」


杏「肇ちゃんハデに転んでたもんねー」


肇「…はぁ」


フレデリカ「その直前のホワホワした表情もあるよー?」


肇「結構です」


杏「うわかわいいねー、ラインやってる?」


肇「なんですかそのノリは…」






7: ◆TDuorh6/aM 2016/10/30(日) 18:53:15.73 ID:+8hVYAug0


フレデリカ「あとねー、こないだの新衣装の肇ちゃんも」


杏「晴れ晴れした表情だね」


肇「なんで一緒に歌ってたはずのフレデリカさんが撮ってるんですか…」


文香「少し遠い写真な筈なのに…刺繍が、とてもはっきり写っていますね…」


フレデリカ「いいカメラだもん」


杏「ちなみに幾らくらいしたの?」


フレデリカ「貰い物だから分かんないかなー」



8: ◆TDuorh6/aM 2016/10/31(月) 19:19:15.04 ID:5VFt9PezO

フレデリカ「あとねー、お正月の杏ちゃんの写真もあるよー」


杏「やめろ」


文香「…これは…」


肇「最高の営業スマイルですね」


フレデリカ「すっごく可愛いよねー」


杏「うわー!見るな!呪われるよ!」


文香「…ひゅーひゅー?」


肇「自信持って下さいって」


杏「自信ない訳じゃないから、単に恥ずかしいだけだから」


フレデリカ「さらっとすごい発言」




9: ◆TDuorh6/aM 2016/10/31(月) 19:21:00.18 ID:5VFt9PezO


フレデリカ「あとねー、きらりちゃんに抱き上げられてはしゃいでるのも」


杏「駅近くの新しいカフェ」


フレデリカ「撮ってなかったみたい、ごめんねー」


杏「ふぅ…」


文香「…上乗せで焼肉ランチセット…肇さんが…」


フレデリカ「みてみて、可愛いでしょー」


杏・肇「おい!」



10: ◆TDuorh6/aM 2016/10/31(月) 19:23:30.35 ID:5VFt9PezO


肇「たしかに、とてもはしゃいでますね…」


杏「もうなるようになれ…」


フレデリカ「あとね、花畑で撮ったやつも」


肇「わぁ…」


文香「…まるで、妖精の様ですね…」


杏「可愛いでしょ!ね、ほら次いこ次」


フレデリカ「じゃー次は文香ちゃんね」


文香「…私の写真?食事以外であるのですか?」







11: ◆TDuorh6/aM 2016/10/31(月) 19:25:08.79 ID:5VFt9PezO

フレデリカ「まずはねー、本片付けてるのに何故か増えてる文香ちゃん」


肇「…んふっ」


杏「文香ちゃんらしいね」


文香「…いつのまに…」


フレデリカ「それからねー、お店の前で彷徨いてる文香ちゃん」


肇「んふっ」


杏「文香ちゃんらしいね」


文香「…いつのまに…」


フレデリカ「反応雑過ぎない?」




12: ◆TDuorh6/aM 2016/10/31(月) 19:26:51.46 ID:5VFt9PezO

杏「そーいえば、フレデリカちゃん本人のはないの?」


肇「たしかに…自撮りで溢れてそうなものですが…」


フレデリカ「このカメラで自分を撮るのはちょっと難しいかなー」


文香「…あ、では今こそ集合写真を…」


肇「他の二人も呼びます?」


杏「…いいよ、進まなくなりそうだし」


フレデリカ「代わりにナスとタロットカード写しとこっか」





13: ◆TDuorh6/aM 2016/10/31(月) 19:28:19.34 ID:5VFt9PezO


フレデリカ「にしてもカメラ持ってきてよかったー」


杏「そういえばいきなりだったけど、何かあったの?」


フレデリカ「何か面白いFないかなーって思ってたらね、写真家なんてどう?って」


肇「…フレデリカさん、フォトはPですよ?」


文香「…」


杏「……」


フレデリカ「…帰る」