1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/02(水) 21:26:07.32 ID:+ZQzybRQ0
ステージで猫たちが踊る
それぞれ特色がある3匹の猫たち
所狭しと駆け回り、綺麗な鳴き声で魅了する
観客たちから声援が上がり、猫たちが答える
この猫たちのお披露目会は盛況のようだ
こういう場所にはいつもあの男がいるのだが……
どうやら、あの男はいないようだ
このまま何事もなければ良いのだが……
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1478089566
それぞれ特色がある3匹の猫たち
所狭しと駆け回り、綺麗な鳴き声で魅了する
観客たちから声援が上がり、猫たちが答える
この猫たちのお披露目会は盛況のようだ
こういう場所にはいつもあの男がいるのだが……
どうやら、あの男はいないようだ
このまま何事もなければ良いのだが……
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引用元: ・【モバマスSS】汚い猫を見つけたので虐待することにした 3匹目!
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 06 Love∞Destiny
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歌: 佐久間まゆ(CV:牧野由依)、北条加蓮(CV:渕上舞)、小日向美穂(CV:津田美波)、多田李衣菜(CV:青木瑠璃子)、緒方智絵里(CV:大空直美)
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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/02(水) 21:32:43.57 ID:+ZQzybRQ0
「ふぅ……あ、プロデューサー」
ステージから下がった猫の1匹が男に声をかける
綺麗な猫の顔に比べ、何とも下卑た顔の男だ
「お疲れさま、アーニャ」
この男の辞書に『労う』と言う言葉があったことに驚いた
いや、きっと演技に違いない
言葉巧みに騙し、猫を虐待する、そう断言できる
ステージから下がった猫の1匹が男に声をかける
綺麗な猫の顔に比べ、何とも下卑た顔の男だ
「お疲れさま、アーニャ」
この男の辞書に『労う』と言う言葉があったことに驚いた
いや、きっと演技に違いない
言葉巧みに騙し、猫を虐待する、そう断言できる
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/02(水) 21:39:37.31 ID:+ZQzybRQ0
「キラキラ、してましたか?」
猫耳をふわりと揺らし、猫がほほ笑む
「ああ、とてもキラキラしてた。衣装も似合ってる」
白を基調として、フリルと装飾がほどこされているが上品に纏められている
「にゃんにゃんにゃんの、新しい衣装です」
とんっとジャンプをすると、スカートが舞う
この男の前で、刺激するようなことはしないほうが良いと思うのだが……
猫耳をふわりと揺らし、猫がほほ笑む
「ああ、とてもキラキラしてた。衣装も似合ってる」
白を基調として、フリルと装飾がほどこされているが上品に纏められている
「にゃんにゃんにゃんの、新しい衣装です」
とんっとジャンプをすると、スカートが舞う
この男の前で、刺激するようなことはしないほうが良いと思うのだが……
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/02(水) 21:46:08.64 ID:+ZQzybRQ0
男の目が細められ、妖しい光を放つ
「あ、ドリンクが……」
手から滑り落ちたドリンクが床に落ちるまでに
猫の衣装はびしょ濡れになっていた
「ハラショォォォ!」
男が汚い怒声を上げる
それと同時に、猫をがしりと捕まえる
「あ、ドリンクが……」
手から滑り落ちたドリンクが床に落ちるまでに
猫の衣装はびしょ濡れになっていた
「ハラショォォォ!」
男が汚い怒声を上げる
それと同時に、猫をがしりと捕まえる
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/02(水) 21:53:01.74 ID:+ZQzybRQ0
「プロデューサー? 降ろしてくれますか?」
猫が異変を察して、にゃあにゃあと鳴き声をあげる、が遅い
「心配いらないからねぇぇぇ!」
とてつもない剛腕でしめつけられ、猫は身動きがとれない
「ニチェボー……悪くない、かもです」
この猫はロシアのハーフという話を聞いている
このままでは外交問題に発展してしまうのでは……
猫が異変を察して、にゃあにゃあと鳴き声をあげる、が遅い
「心配いらないからねぇぇぇ!」
とてつもない剛腕でしめつけられ、猫は身動きがとれない
「ニチェボー……悪くない、かもです」
この猫はロシアのハーフという話を聞いている
このままでは外交問題に発展してしまうのでは……
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/02(水) 22:01:34.67 ID:+ZQzybRQ0
「いらっしゃいませぇぇぇ!」
ああ、もう逃げられない……
「いらっしゃいました、です」
猫は混乱しているのだろう
ミチオール……流星のような速さでした、と可愛らしい声で鳴く
また今日も残虐な場面を見せられるのか……
何もできない自分に、とても歯がゆいと思った
ああ、もう逃げられない……
「いらっしゃいました、です」
猫は混乱しているのだろう
ミチオール……流星のような速さでした、と可愛らしい声で鳴く
また今日も残虐な場面を見せられるのか……
何もできない自分に、とても歯がゆいと思った
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/02(水) 22:14:03.56 ID:+ZQzybRQ0
「アーニャ、俺を信じてくれ」
男のアプローチがいつもと違う
猫よ、だまされてはいけない! この男は……
「ダー♪ 大丈夫、です」
もう私には止めることはできない
せめて……少しでも苦しまないようにと願う
しかしこの男、罪悪感というものがないのだろうか
男のアプローチがいつもと違う
猫よ、だまされてはいけない! この男は……
「ダー♪ 大丈夫、です」
もう私には止めることはできない
せめて……少しでも苦しまないようにと願う
しかしこの男、罪悪感というものがないのだろうか
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/02(水) 22:25:30.71 ID:+ZQzybRQ0
「ぬぎぬぎしましょうねぇぇぇ!」
うん、罪悪感などないのだろう
アイマスクをして、猫の衣装をはぎ取る
いつもながら恐ろしい技術だ……
猫は当然のごとく抵抗するが、まったく意味を成さない
穢れがない雪のような肌が露出するのに一分もかからなかった
「プロデューサー……大胆、ですね」
猫の悲鳴が上がるが、男は動じない
うん、罪悪感などないのだろう
アイマスクをして、猫の衣装をはぎ取る
いつもながら恐ろしい技術だ……
猫は当然のごとく抵抗するが、まったく意味を成さない
穢れがない雪のような肌が露出するのに一分もかからなかった
「プロデューサー……大胆、ですね」
猫の悲鳴が上がるが、男は動じない
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/02(水) 22:30:55.15 ID:+ZQzybRQ0
そして始まる熱湯責め
「んー♪ 気持ち良い、ですね」
雪のように白い肌が、真っ赤にただれていく
「日本では仲が良い人、一緒に入るですね♪」
男に洗脳されてしまったのだろう、猫が呟いた
しかし、今日は妙だ……男の責めが実にゆっくりしている
この猫に恨みでもあるのかと勘ぐってしまう
「んー♪ 気持ち良い、ですね」
雪のように白い肌が、真っ赤にただれていく
「日本では仲が良い人、一緒に入るですね♪」
男に洗脳されてしまったのだろう、猫が呟いた
しかし、今日は妙だ……男の責めが実にゆっくりしている
この猫に恨みでもあるのかと勘ぐってしまう
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/02(水) 22:36:00.22 ID:+ZQzybRQ0
真っ赤になった肌に薬品を塗り込んでいく
「んっ……優しい手つき、ですね」
力いっぱいこすり、猫も痛そうだ
白い肌に薄い傷がたくさんついていく
「は、あっ! ……くすぐったいです」
やはり今回はいつもと違う気がする
長く苦しめるような、そんな責めが続いている
「んっ……優しい手つき、ですね」
力いっぱいこすり、猫も痛そうだ
白い肌に薄い傷がたくさんついていく
「は、あっ! ……くすぐったいです」
やはり今回はいつもと違う気がする
長く苦しめるような、そんな責めが続いている
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/02(水) 22:49:13.54 ID:+ZQzybRQ0
薬品の後は決まって熱湯責め、当然のごとく猫が悲鳴を上げる
「すっきり、ですね♪」
このような猫の姿を見ても、微塵も動揺しない男
この男には感情が欠如しているのではないだろうか?
私の疑問にこの男は行動で示した、それも最悪の形で
神よ、御祈りを捧げるのでこの猫にどうか安寧を……
「すっきり、ですね♪」
このような猫の姿を見ても、微塵も動揺しない男
この男には感情が欠如しているのではないだろうか?
私の疑問にこの男は行動で示した、それも最悪の形で
神よ、御祈りを捧げるのでこの猫にどうか安寧を……
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/02(水) 22:54:22.19 ID:+ZQzybRQ0
熱湯責めを堪能した男が次にとる行動
もうパターン化しているといっても過言ではない
それは、筆舌に尽くしがたい毒責め
寸胴の中に入っているマグマのような色の物体
「喰らうんだよぉぉぉ!」
スプーンを使い、猫の口に無理やり詰め込んでいく
猫はたまったものではないだろう、ふぎゃあと悲鳴を上げる
「ボルシチですね、美味しいです♪」
もうパターン化しているといっても過言ではない
それは、筆舌に尽くしがたい毒責め
寸胴の中に入っているマグマのような色の物体
「喰らうんだよぉぉぉ!」
スプーンを使い、猫の口に無理やり詰め込んでいく
猫はたまったものではないだろう、ふぎゃあと悲鳴を上げる
「ボルシチですね、美味しいです♪」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/02(水) 23:00:00.18 ID:+ZQzybRQ0
毒責めの後、ぐったりしている猫を別室へと強引に運ぶ
「きゃあっ! アーニャ、重くないですか?」
次はどんな拷問が待っているのだろう……
自分が責められるわけではないのに、猫を心配してしまう
しかし、今回の猫はこの男に執拗に責められている気がする
それを察したのかどうか、男がにやりと笑う
相変わらず、いやらしい笑みで寒気がする
「きゃあっ! アーニャ、重くないですか?」
次はどんな拷問が待っているのだろう……
自分が責められるわけではないのに、猫を心配してしまう
しかし、今回の猫はこの男に執拗に責められている気がする
それを察したのかどうか、男がにやりと笑う
相変わらず、いやらしい笑みで寒気がする
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/02(水) 23:13:39.42 ID:+ZQzybRQ0
用意されていたのはマグマのように煮え立つ物体
それを猫に笑顔ですすめる男
惚れ惚れするような外道っぷりだ
猫はそれに逆らえず、ゆっくりと舐める
「ボルシチ、グランマの味がします」
この男の望みは何なのだ! 叶えてやるからどうか猫を……
「隠し味は愛情だよぉぉぉ!」
もうこの男の声は聞きたくない
それを猫に笑顔ですすめる男
惚れ惚れするような外道っぷりだ
猫はそれに逆らえず、ゆっくりと舐める
「ボルシチ、グランマの味がします」
この男の望みは何なのだ! 叶えてやるからどうか猫を……
「隠し味は愛情だよぉぉぉ!」
もうこの男の声は聞きたくない
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/02(水) 23:20:19.87 ID:+ZQzybRQ0
「ごちそうさまでした」
猫の恨めしそうな声が耳に響く
「おそまつさまでしたぁぁぁ!」
まだまだ猫は解放されない
力一杯放られて、別室に連れていかれる
毎度こんなものを見せられると感覚が麻痺してしまう……
猫の恨めしそうな声が耳に響く
「おそまつさまでしたぁぁぁ!」
まだまだ猫は解放されない
力一杯放られて、別室に連れていかれる
毎度こんなものを見せられると感覚が麻痺してしまう……
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/02(水) 23:24:43.23 ID:+ZQzybRQ0
そこは真っ暗の部屋
光も何もない、暗闇
「見てごらんよぉぉぉ!」
男の合図とともに閃光が走る
網膜が焼け付くような光
猫を失明するには十分な光量だろう
「わぁ、ズヴェズダ……たくさんの星、綺麗です♪」
未練たっぷりの猫の声が鼓膜にこびりつく
光も何もない、暗闇
「見てごらんよぉぉぉ!」
男の合図とともに閃光が走る
網膜が焼け付くような光
猫を失明するには十分な光量だろう
「わぁ、ズヴェズダ……たくさんの星、綺麗です♪」
未練たっぷりの猫の声が鼓膜にこびりつく
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/02(水) 23:27:40.61 ID:+ZQzybRQ0
「綺麗だねぇぇぇ!」
「静かに、ね?」
猫の精一杯の主張
「ウス……」
幸か不幸か、それが届く
この流れから行くと、猫の終わりが近い
ああ、いつまでこれを見届けなければいけないのだろうか……
「静かに、ね?」
猫の精一杯の主張
「ウス……」
幸か不幸か、それが届く
この流れから行くと、猫の終わりが近い
ああ、いつまでこれを見届けなければいけないのだろうか……
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/02(水) 23:30:10.28 ID:+ZQzybRQ0
「ふわぁ……」
猫の苦しそうな声
それを悪鬼羅刹のこの男が聞き逃すはずがない
「えいしゃぁぁぁ!」
鬼気迫る顔で猫を担ぐ
もう、この猫の運命は決まってしまった
恨むなら私ではなく、この男を恨んでくれ
猫の苦しそうな声
それを悪鬼羅刹のこの男が聞き逃すはずがない
「えいしゃぁぁぁ!」
鬼気迫る顔で猫を担ぐ
もう、この猫の運命は決まってしまった
恨むなら私ではなく、この男を恨んでくれ
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/02(水) 23:35:40.07 ID:+ZQzybRQ0
「プリヴェート……ごめんなさい、プロデューサー」
猫の弱弱しい声
それに男が力づくで答える
「きゃあ! ……ふわふわ、ですね」
ごつごつとした床に猫を放り投げる
神よ……この男に天罰を与えてくれまいか
こんな男を野放しにしていては、他の猫も安心できまい
猫の弱弱しい声
それに男が力づくで答える
「きゃあ! ……ふわふわ、ですね」
ごつごつとした床に猫を放り投げる
神よ……この男に天罰を与えてくれまいか
こんな男を野放しにしていては、他の猫も安心できまい
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/02(水) 23:42:47.48 ID:+ZQzybRQ0
「スパスィーバ……ありがとうプロデューサー、アーニャは貴方が……すぅ」
猫の最後の言葉
それを聞いて男が大きな笑い声を上げる
この男を止める術を誰か……
「アーニャ? 恒常も限定も引けなかったんだよなぁ……」
また意味不明な言葉を残して部屋を去る
残されたのは力尽きた猫
私はいつまで耐えればいいのだろうか……
おしまい
猫の最後の言葉
それを聞いて男が大きな笑い声を上げる
この男を止める術を誰か……
「アーニャ? 恒常も限定も引けなかったんだよなぁ……」
また意味不明な言葉を残して部屋を去る
残されたのは力尽きた猫
私はいつまで耐えればいいのだろうか……
おしまい
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