1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/30(水) 21:21:46.85 ID:P9SPoSd+0
氏家むつみ「この間牛丼屋さんに行ったら人がいっぱいで入れなくて」

安部菜々「ゴノレゴですか!懐かしいですね~!」

むつみ「え?」

菜々「え?」

☆注意☆
このSSには以下の成分が含まれますのでご注意下さい。
・ウサミン式多段階墓穴掘削法
・Flashネタ
・書き溜め

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1480508506

引用元: 【モバマスSS】むつみ「そんなことより聞いてくださいよ菜々さん」 


 

2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/30(水) 21:25:03.72 ID:P9SPoSd+0
むつみ「あの……すみません、ごのれご、って何ですか?」

菜々「あぁっ!いや、えーとですね……」

菜々「そ、そう!ちょっと前までウサミン星で流行ってたFlashのことです!」

むつみ「フラッシュ?光るんですか?」

菜々「あっ、いや、その、ムービー!ムービー作品です!」

むつみ「へぇ~。ウサミン星ではそんな名前で呼ばれてるんですね!」

菜々「あ、あはは……」

菜々(ご、誤魔化せたかな……?)

むつみ「菜々さん、良かったらそのムービー作品、見せてもらえませんか?」

菜々「え゛っ!?」

菜々「えぇ、っと……どうして……?」

むつみ「だって、自分が知らないことが目の前にあるのに手を伸ばさないって勿体無いじゃないですか!」

むつみ「未知を探求するのも、一つの冒険です!」キラキラ

菜々「」

菜々(ど、どうしよう……こんなこと言われて断れない!)

菜々(だけどFlashなんて紹介しちゃったらどうなるか……!)

菜々「あのっ、その」

むつみ「はい!」ワクテカ

菜々「えっと、これは、その、ウサミン星の、その、機密事項、なので」

菜々「ごっ、ごめんなさぁぁぁぁぁぁぁい!」ダッ

むつみ「えっ!?菜々さん!?」

むつみ「……行っちゃった」



菜々(嗚呼、やってしまった……)ダダダダダダ

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/30(水) 21:27:02.76 ID:P9SPoSd+0
~別の日~

ガチャ

菜々「おはようございまーす」

三好紗南「あっ、菜々さん!おはようございます!」ゴソゴソ

菜々「あれっ、紗南ちゃん?まだ朝早いのにどうして事務所に?」

紗南「実は昨日家でやりたいゲームがあったんだけど、そのハードが事務所にあってプレイしてなくて」ゴソゴソ

菜々「紗南ちゃん、ゲーム好きですもんねぇ」

紗南「うん、ゲームはあたしの生きがいで……っと、あった!」ゴソッ

菜々「えっ、それメガdン゛ン゛ッ!」

紗南「えっ、菜々さんメガドライブ知ってるの!?」

菜々「いやいや知らないですよ!ナナはJKなので!」

紗南「なぁんだ、残念……」

菜々(実はソニックシリーズとかダイナマイトヘッディーとかやってたって絶対言えない)

紗南「よっと」パカッ

菜々「……何ですかそのソフト?」

菜々「なんかマイケル・ジャクソンらしき人物がパッケージに……」

紗南「これ?これは『マイケル・ジャクソンズ・ムーンウォーカー』って言ってマイケルが主人公のゲームなんだ」

菜々「へぇー、マイケルが主人公のゲームなんてあったんですねぇ」

菜々(言われてみれば当時のファミ通の吉田戦車の漫画でも描かれてたような)

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/30(水) 21:29:36.00 ID:P9SPoSd+0
菜々「面白そうですし、ちょっと横で見てて良いですか?」

紗南「もちろん!」

紗南「途中で代わりたくなったら言ってくれよな」

菜々「ありがとうございます♪」

紗南「よーっし、じゃあ電源オーン!」カチッ ブーン

デェェェェェェェェェェェン!!

紗南「あっ、2Pあったんだ……最初1Pで良い?」

菜々「えぇ、どうぞ」

デン♪デデデンデン♪デデデンデン♪デデデン♪デン♪

紗南「へー、BGMもマイケルなんだ。何だっけこの曲」

菜々(……ん?このマイケル、どこかで見覚えが……)

紗南「おっ、回った」カチッカチッ

菜々(この回る動きも見たことが……)

紗南「キックして……んふっ、帽子も投げられるんだ。面白いこれ」

菜々(キックに帽子投げ……!?)

菜々「……あーっ!」ガタッ

紗南「うわっ!?どうしたの!?」

菜々「これマイケル三部作のマイケルじゃないですか!うわー懐かしいですねー!」

紗南「マイケル三部作……?ってことはマイケルのゲームがあと2つもあるのか!?」

菜々「……ハッ!?」

菜々「あっいやいや違うんです!マイケル三部作っていうのはゲームのことじゃなくて」

菜々「昔、そういうFlashがあったんですよ。ファミコンオールスターにマイケルが混ざるのが」

紗南「ファミコンオールスターとマイケル!?なにそれ面白そう!」

紗南「……でもフラッシュって何?」

菜々「……あっ」

紗南「ねぇ、教えてよ!そのマイケル三部作ってやつ!」

菜々「」

菜々(あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!またやっちゃったあぁぁぁ!)

菜々「……ごっ、ごめんなさぁぁぁぁぁぁぁい!」ダッ

紗南「えっ、菜々さーん!?」

紗南「……仕方ない、自分で調べようかなぁ」



菜々(これで二回目ですか……)ダダダダダダ

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/30(水) 21:32:15.47 ID:P9SPoSd+0
~また別の日~

白坂小梅「菜々さん……」

菜々「ん?あら、小梅ちゃんじゃないですか。どうかしましたか?」

小梅「えっとね、私、色んな人からか、怪談を、聞いて回るってことを……してるんだけど……」

小梅「菜々さんにも、何か、教えてもらおうかと思って……」

菜々「怪談、ですか?」

小梅「うん、何か、知らないかな……?」

菜々「うーん、そうですねぇ……」



菜々(……)

菜々(あります)

菜々(最近のFlashテロで懐かしくなって、いくつかFlashを見返しました)

菜々(その中にあります)

菜々(……)

菜々(『赤い部屋』が)

菜々(当時このFlashを初めて見た時には肝を潰されたのを覚えています)

菜々(終わった後に実際にポップアップ出てくるのが最高に怖いんですよね……)

菜々(ですが……ポップアップ広告なんて単語、イマドキのJKは使いません)

菜々(でもそれ以外に思い当たる怪談なんてありません)

菜々(どうしましょうか……)

菜々(……ん)

菜々(スマホ……そうだ!)



菜々「……小梅ちゃん、確かスマホ使ってますよね?」

小梅「えっ、う、うん……」

菜々「公式じゃない、個人作成のアプリなんかを使ってると広告を煩わしく思うことありませんか?」

小梅「うん、そういうのは、すぐ消してる……」

菜々「消しますよね?でも、そんな広告の中には『絶対に消してはいけない』広告があるのは知っていますか?」

小梅「絶対に、消してはいけない……?」

菜々「ええ。消すと殺される、と噂される広告あるんです……」

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/30(水) 21:35:28.47 ID:P9SPoSd+0
菜々「……翌日、2人の少年が自室で死んでいるのが発見されました」

菜々「その部屋は、切られた動脈から溢れた血で真っ赤に染め上げられていたと言います」

菜々「そしてそのスマホには……!」

小梅「わぁ……!」キラキラ

菜々「なーんて……ナナも噂で聞いただけの話ですけど、気に入ってもらえましたか?」

小梅「うん……すっごく、面白かった……!」

菜々「良かった、ありがとうございます」

菜々(何とかポカせずに紹介できたみたいで良かったです)

小梅「あっ、でも……私、ちょっと、似てる怪談、知ってる」

菜々「似てる怪談……?」

小梅「うん……男の人が、2人……自分の部屋でし、死んじゃうやつ」

菜々「なるほど、さっきの怪談と同じですね」

小梅「でも、私の知ってる怪談では、2人の男の人が、使ってる物が違う……」

菜々(……ん?)

小梅「2人が使ってるのは……」





小梅「パソコン……」





菜々「……!?」サーッ

菜々(えっちょっと待って……!?)

菜々(もしかして小梅ちゃん、元の怪談知ってた……!?)ガクガク

小梅「それに、広告の内容も、ちょっと違う……」

菜々「え゛っ!?」ガクガク

小梅「だって本当の広告は……」

小梅「『赤い部屋』……』

菜々「ひぃっ!?」ガタッ

菜々(知ってた!?知ってたんですね!?)ガクガク

小梅「だけど、この怪談……凄い、古くて」

小梅「私が知らない単語も、あった」

菜々「そっ、そうですかぁ~!」ガクガク

小梅「もしかして……」

小梅「この怪談、知ってた……?」

菜々「」ガクガクガクガク

小梅「ねぇ、そうだよね?」

小梅「菜 々 さ ん」

菜々「」

菜々「……う」

菜々「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ダッ

小梅「うふふふ……♪」



菜々(怖い!やっぱり小梅ちゃん怖い!)ダダダダダダ

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/30(水) 21:37:56.02 ID:P9SPoSd+0
~そしてある日~

むつみ「そんなことより聞いてくださいよプロデューサーさん」

モバP「ん、むつみか。どうした?」

むつみ「私、この間近所の吉野家行ったんです」

むつみ「吉野家」

モバP「おう(二回言った……?)」

むつみ「そしたらなんか人がいっぱいで入れないんです」

モバP「ほう……(何か聞き覚えあるぞこれ)」

むつみ「で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて」

むつみ「百五十円引きとか書いてあるんです」

モバP「……(何だっけこれ)」

むつみ「もうね、アホかと。バカかと」

むつみ「お前らな、百五十円引き如きで普段来てない吉野家に来てんじゃねぇよ」

むつみ「ボケが」

モバP「!?」



菜々「この後小一時間問い詰められました」

おわり